夕焼けをさがしに

2014年05月29日 14時51分34秒 | 日記
既報の通りですが……。




先日乗車したばかりの寝台特急「トワイライトエクスプレス」が、来春のダイヤ改定でその歴史に幕を下ろすこととなりました。一般にも広く人気のある臨時列車という位置づけもあり、従来のブルトレ廃止に比べると随分と早めの発表。2016年の北海道新幹線開業までは持つと思っていただけに、少々驚いているところです。
10月以降は運転日が増えるそうですが、やがて上り下り関わらずチケットも取りづらくなるのでしょうね。
「日本海」「きたぐに」と続いて、これでついに地元京都を発着する夜行列車が消えてしまいます。あの長い長い0番ホームから何処か遠いところへ旅立つこと自体が、いつも普通列車しか使わない私にとっては憧れでした。


気になるのは、今年の春に検査を通った編成。


列車ごと廃車となるのか、しばらくはクルーズトレインまでの繋ぎとしてツアーの臨時列車として走るのか、車両そのものの去就も気になるところです。

こうした廃止の報に接していつも思うことですが、自分が成長するにつれて行動範囲が広がり、また金銭的余裕も出てきた頃と同時に彼らが消え去っていくのがもどかしくてたまりません。「日本海」然り「あけぼの」然り、一度や二度でも乗れただけ良いのかもしれませんが、いま私と同じ思いを抱いている20代前半の若者はきっと多いはずです。

サンライズへ東京へ、トワイライトで京都へ

2014年05月25日 22時55分43秒 | 旅行記
週末は一筆書き切符+αで東京に行ってきました。


行きはいつものようにサンライズ(ノビノビ座席)を利用。
慣れた道のりですから、もう特記することは……。(笑)


東京では、上野の国立西洋美術館で「非日常からの呼び声――平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品展」を観た後、平野さんの講演会を聴講。
実は今回の東京行の目的はこれだけで手持ち無沙汰だったのですが、運良く在京の友達と落ち合うことが出来、


不忍池をぐるっと回り、旧岩崎邸を見学、


それから東大構内をぶらぶら散歩しました。
大学1回生の頃からの付き合いですから、もう6年目になります。言い換えれば人生の4分の1関わっていることになりますから、話していても不思議と気持ちが落ち着くもので、互いに慌ただしい日常に身を置いているからこそ、たまにこうして会うことの大切さを強く実感しました。

帰りは上越新幹線で越後湯沢まで北上。
駅前の温泉に浸かった後、在来線の最終を乗り継いで更に新潟県の新津まで。


ネカフェでの仮眠を経て、明け方の「トワイライトエクスプレス」で帰洛しました。
前回の乗車は実に20年前、ほとんど記憶にもありませんから、念願叶ってようやくの乗車です。それがこういう形になるとは思いもしませんでしたが(笑)、驚くことに新津からは私以外にももう1人乗客があり、その後の長岡でも2人が乗ってきたことから、本州内の利用も意外と特別なことではないのかもしれません。


サロンカーからは米どころ・新潟らしい水田の風景を望むことが出来ました。


寝台(Bコンパート)もきちんと利用。長岡発車後~福井到着前(グッズ販売終了の放送で目覚め、慌てて食堂車へ……)までぐっすり寝ていましたが、JR各社が寝台特急を豪華クルーズトレインへとシフトさせようとしている現在、庶民的な風情を残す開放式B寝台車に乗れるのも貴重な機会です。JR西日本の寝台客車も今やトワイライトだけになってしまいました。


ギャラリー多数だった敦賀での機関車交換。皆さんはもちろん北海道から利用されているのでしょう。(笑)




12:15、京都には定刻での到着でした。
ヒルネ乗車ならぬ二度寝乗車(?)、まるで白昼夢のようなひとときでしたが、やはり乗り換えなしで寝ながら帰ってこられるのはいいですね。疲れもほとんどなく、新津からでもこれだけ楽しかったのですから、次回は是非食堂車も利用して北海道へ、と思ったトワイライトエクスプレスでの帰洛でした。

京都22か6422

2014年05月18日 22時52分08秒 | バス関係
金曜日は59系統で大学入り。
この時期はもれなく修学旅行生御用達となるので第一に避ける系統なのですが(笑)、河原町今出川の交差点から現れたのは……


日野ブルーリボンのツーステ車、6422号車でした!(降車時に撮影)
同車は電気ディーゼルハイブリッドバスの「HIMR(ハイエムアール)」で、車体に貼られたハート型の低公害車ステッカーがそれを示しています。

ところで、6422と言えば……


旧幕時代(と言っても今年の話ですが)、以前の所属であった西賀茂営業所受け持ちの4系統での充当や、


ダイヤ改定直前に現在の梅津営業所へ転属した当初、203系統の早朝代走で同車に遭遇しています。

バスに注目し始めたのが最近、撮り始めたのはもっと最近のことですが、改定を跨いで記録すると思った以上に変化が生じたことを実感します。(整理券車ステッカーも隠したり剥がされたり……)
新幕も目に馴染んできたことですし、今後ますます数を減らしていくツーステ車をあらゆる場面で捉えていきたいものです。





新緑の盛り

2014年05月13日 01時29分28秒 | 日記

12日(日)は真如堂さんでお茶会がありました。
そのせいか、一日経った今も足が悲鳴を上げております。(笑)
こちらは紅葉のシーズンはもちろんのこと、春の青もみじも境内のモノトーンに映えてたいへん美しいところです。


点前の方は……一応、出来ました。(笑)
お昼前の席ということもあり、30人を超えるお客さんの前ではさすがに緊張しましたが、動きの少ない風炉点前だったからこそ落ち着いて出来たのかもしれません。


帰路、神楽岡通から如意ヶ岳方面を。
ほんとうに天気の良い週末でした。これからの時期、新緑を眺めつつ街歩き、ふらっと入った喫茶店で、とりあえずの「冷コー」といきたいところでございます。