澄んだ夜空に浮かぶ三日月

2010年11月10日 23時59分59秒 | 日記
さて、山を越えて水曜日です。
気温も下がってきましたが、日中はまだまだ乗り切れるレベル?
そうそう、心配していた来年度のオリターは無事に募集がされたようです。ホッとしました。


今日の2限は「京都地域論」。
三本木→木屋町と徐々にフィールドが南下し、今日はついに祗園。
夏目漱石と祗園の舞妓さんのエピソードについての内容だったのですが、当時の漱石の手紙や日記を読んでいるとなかなかおもしろい!
要約すると、「こんなことをしていると(正岡)子規も驚くだろう」とか、「自分が祗園で舞妓にモテたことを記しておいてくれ!」と高浜虚子にわざわざ頼んでいたり、ここ京都での漱石は、世間一般の漱石のイメージと全く異なります。
もっとも、漱石自身も後世になって大学の授業でこんなに大々的に扱われるとは思いもしなかったでしょう。
優れた日記は文学に成り得ると言うべきか。


さて、北近畿タンゴ鉄道のHPより。
http://ktr-tetsudo.jp/information/archives/010378.php
KTR線内完結の特急列車の愛称を新しく募集するそうです。

これはJRの特急「北近畿」が「こうのとり」に改称されることに合わせて行われる動きで、使用車両はエクスプローラーとディスカバリーの共通運用。
つまり、来春で廃止される「タンゴエクスプローラー」のKTR001系は来春のダイヤ改正以降もKTR線内では残ると見て良さそうです。
001系をKTR線内だけで走らせるのは宝の持ち腐れという感じもしますが、度重なる故障やバリアフリー面のことを考えると仕方ないのかもしれません。
しかし、ページを見ていると「大阪直通」の文言があるのが気になります。「文殊」共々大阪直通列車は廃止されるはずですが、何か代替となる列車を設けるのでしょうかね…?


写真は新大阪で発車を待つ「タンゴエクスプローラー1号」。
「タンゴディスカバリー」と路線を鞍替えして京都に来なくなってからは、随分と見る機会が減りました。