10月まとめ(鉄分少なめ、バス分多め)

2014年10月31日 23時59分59秒 | 日記
ハッピーハロウィン。
駆け込みですが、このままだとお蔵入りになってしまいそうな、10月に収めた写真の数々を……。


個人的に大きな出来事だと思うのは……「しまかぜ」京都発着便の運転開始!
実は初便を見に行っていました。新幹線との同時発車はテールが揃いませんでしたが、歴史ある近鉄特急の新たな幕開けを実見することが出来て良かったです。

バスではこちら。


以前の記事でも紹介しましたが、16日のダイヤ改定に伴い、花園駅裏を通る京都バスが早朝の1便を除いて経路変更のため見納めに。


経路変更後の様子がこちら。メインストリートの新丸太町通を直進するようになりました。
写っているのは奇しくも京都バスで唯一のブルーリボンツーステ・129号車です。

珍しい充当にも遭遇。


71系統でキュービックの6261号車です。
以前は同系統といえばキュービックのイメージがありましたが、今はたまにしか入りません。


続いて43系統でエアロスターの539号車。CNG車の充当実績はこれまでほとんどなかったところ、最近になって夕方の便で見かけるようになりました。
市バスでは放送装置の交換が進んでいることや、12月24日からのICカード対応に向けての準備が盛んにおこなわれていることから、その関係でこうしたイレギュラーな運用が生じているのかもしれません。

その他は……




疲れと誘惑から(謎)、京阪バスの「ダイレクトエクスプレス直Q京都号」を利用する機会がありました。
以前にもなんば行を利用したことがありますが、やはり快適そのものです。京阪間の「阪」側が京都に近い交野や枚方の場合、電車では着席機会が限られるうえに丹波橋での乗り換えも強いられますから、600円でリクライニングシートに確実に座ることの出来るこのバスが人気なのも頷けます。
9月から路線が拡大され、枚方営業所所属の元・京阪宇治交通の車両(下の写真です)が入るようになったのも特筆されましょう。

鉄分は少なめ、バスに偏った10月でしたが、どうにか後期の生活リズムも軌道に乗って安心しています。
大変なのは来月以降……上手く荒波に乗っていく術を身につけたいものです。

ツーステ三態

2014年10月23日 23時37分17秒 | バス関係
一段と寒くなりました。
昨日・今日と市バス一日乗車券を利用しての移動だったのですが、その合間にツーステップ車に多数遭遇しました。


まずは特13系統の6039。横大路営業所(阪急バス委託)の西工58MCです。
当ブログでは既に何度も取り上げていますが、この日も活発に動き回っていました。
ちょうど夕方のラッシュ時ということもあり、ツーステ車の面目躍如といったところでしょうか。


こちらはリアですが……快速205系統で6227。西賀茂営業所所属の日野ブルーリボンです。
快速205系統は九条営業所の路線ですが、実際の運行は西賀茂や梅津など様々な営業所が受け持っています。西賀茂といえば日野車を多く抱える営業所ですから、そのなかでもツーステの同車が入ると「アタリ」感があります。


続いてやって来たのは6076! 梅津営業所所属、市バスでは最後の一台となった94年式のいすゞキュービックです。
横大路の6036・6039と並んで人気の同車ですが、運用は基本的に平日の快速205系統のみ。時々気まぐれで32系統や100系統に入ることもあるそうですが、本来の仕業以外だとなかなか捕捉が難しい車両でもあります……。

京都市バスにはこうしたバリエーション豊かなツーステ車が未だ70台近く在籍していますが、来春の新車導入でまた減ることは確実。特にアナウンスもなく、ある日突然廃車回送……というのが例年の幕引きなので、乗るのも撮るのも今のうちがいちばん確実でしょうか。

京都バス免許維持路線、また増える

2014年10月16日 12時58分53秒 | バス関係
JR花園駅南の道路は「下立売通」だそうです。
……というのも、これを見て初めて知りました。(笑)
京都は分断されていても同名を名乗る通りが多く、それがしばしばこのように洛外にまで及んでいる場合、長年通っていても気付かないことがよくあります。

さて、上記リンクの記事ですが、京都バスの経路変更を知らせるものです。(以下抜粋)

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平成26年10月16日(木)に一部路線の経路変更を実施します。

今回の経路変更は、花園線(四条河原町~有栖川・嵐山方面)のうち、現在、下立売通を経由(花園駅前→蜂ヶ岡町交差間)している下り(西行)便について、城北街道(東映太秦映画村の前の道路)を経由することにより、上り線と下り線で同じルートを通ることになります。

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図で示すとこうなります。↓


赤線=従来の西行経路
青線=従来の東行経路

つまり、従来、嵐山・清滝方面へ向かう西行のバスは新丸太町通を花園駅前に差し掛かったところで南下、JRの高架をくぐって狭い生活道路(これが下立売通)を経由して映画村へ至る赤線の経路を通っていたのが、
16日(木)からは新丸太町通を直進し、双ヶ岡を越えたところの交差点を南下する青線の経路を通ることで、上下線とも同一経路を通ることになります。
では下立売通からバスは消えるのか……と思いきや、そこは簡単に路線免許を手放さない京都バス。西行の始発便に限って従来通り下立売通を経由させるとのことです。免許維持路線がまた増えます。

しかしこの下立売通、今まで20分に1本は来ていたバス(しかも最終は0時過ぎ!)が突如1日1便になるとはかなりの凋落ぶりです。(1年に1便よりはマシですがw)
もちろんこの区間にもバス停が3つあり、今後西行を利用する際は北側の新丸太町通へ100~500mほどの移動を強いられることとなります。
実害のほどは分かりませんが、私が撮影に訪れた際はバス待ち客の姿を見かけました。


下立売通を行く京都バス63系統。右側はJR花園駅。(現在写真が取り込めないため、後で差し替え予定)

付近が住宅地に囲まれた生活道路であること、狭隘路に大型車を突っ込むことのリスクを考えれば今回の経路変更は妥当であるとも考えられますが、メインルートを外れてわざわざ駅の裏手に立ち寄っていた京都バスからはまさに生活密着路線の雰囲気が感じられ、市バスとはまた違う趣がありました。

途中経過……(115系R1編成)

2014年10月15日 01時59分50秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など
先日の記事でも少しだけ紹介した、115系福知山区R1編成。
完成まであと一歩のところまで来ています。


元々は高校時代にN40更新車を作ろうと思い、GMの115系キットを箱にしたまま放置していたものです。
張り上げ屋根や戸袋窓縮小等の面倒な加工は全て過去の自分がやってくれていたので(笑)、切妻前面の製作が主な製作ポイントとなりました。


製作中の一コマ。ジャンク品からドアを移植しています。
N40更新車についてはその後マイクロエースから製品化され、N30も今度GMから発売されますが、なかなかこの福知山2連ものは製品化されませんね……。

ところで西日本地域色(今回の場合は京都支社の緑色)ですが、更新車と未更新車で微妙に色が異なり(更新車が白がかった緑、未更新車はそれこそピーマンのような魔緑)、混結のみられる湖西線などではそれが顕著となります。
なぜこのような差異があるのかは分かりませんが、このR1編成では白がかった緑を再現するため、


FARBEの緑14号をもとに白やグレーを適宜混ぜて調色しました。
ゆえに塗装はガイアノーツの「イージーペインター」を使用しましたが、手間はかかるものの、自分好みの色を丁寧に、そして薄~く吹けるのが良いですね。


チープながら屋根上もそれなりに加工しています。クーラーは銀色。


前面はKATO製を切り継いでいます。
オーバースケールなヘッドライトは金属パーツに置き換えたので、そこそこ見られる顔つきになりました。

後は一部の表記類と車番、窓ガラスと床下の調整が上手くいけば晴れて完成となります。
失敗した過去作品を現在の製作水準(あまり上がっていませんが……)で蘇らせていく道のりは何とも楽しいものです。

みちくさ

2014年10月07日 02時06分08秒 | 日記
気付けば電車やバスに吸い込まれている。
そんなこと、ありませんか?(笑)

定期的に訪れている京阪橋本駅周辺。
かつて京阪間の遊郭として賑わったその面影は年々消えつつありますが、今回は樟葉からバスでの訪問となりました。
何処で府境を跨いだのか、新興住宅地の間をすり抜け、気分はまだまだ「大阪府」。


橋本駅前のバスロータリー。
前方には盛土によって作られた真新しい道路が見えます。京阪電車の車窓からも見えるだだっ広い草原が消え、ちょうどこの界隈の宅地造成が始まったのが1年前。まだ家こそ建っていないものの、今後も更に変貌していくことでしょう。


日没時だったので細かな観察は省きましたが、駅に隣接する検番(遊里における事務所)を再利用したアパートは健在。
ちょうど本線に2本しかいない13000系が並びました。変わりゆくもの、変わらないものの構図です。


その13000系、10円玉もとい、平等院鳳凰堂落成記念HMが掲出されています。
三条での待避がなかったので、出町で撮ったものを無理矢理トリミング。遊び心あふれるデザインです。

そういえば鴨東線も25周年を迎えました。いち利用者としては加算運賃をそろそろどうにかしてほしいですが(笑)、叡電はもちろん、市内の各観光地や大学へのアクセスが劇的に改善し、日々その恩恵にあずかっていることもまた事実。こちらも記念HMが用意されているとのことで、機を見て撮りに行きたいところです。

おまけ。


出町の駅前に停まっていた京都バスの教習車(129号車)。
同社において1台きりの日野ブルーリボン純正ボディであることに加え、普段は嵐山営業所の所属で出町には顔を出しませんから、なかなか珍しい光景です。

クモハ123形の製作 その4+α

2014年10月01日 01時03分55秒 | 鉄道模型/製作中-クモハ123【完成】
後期が始まり、あっという間に10月になってしまいました。
今年は仕事をしながらの学生、というたいへん微妙な立ち位置ですが、あらゆる専修からの視点はもちろん、大学ならではの最新の学知(教科書に載るか載らないか微妙なところ)が仕事の方にも生かせるので、案外おもしろいものです。

さて123系ですが、削ってしまった幌枠脇の手すりを復活させます。
思い切って別パーツとしてもいいのですが、GMキットらしさを出すためにモールドとします。


0.3mmの穴を3箇所ほど開けて繋げ、四角く整えます。


同じく0.3mmのプラ板を手すりの幅に切って差し込み。


適当にカットして、


整形。
タイフォン上の手すりと仕上がりが揃うように、ここからもう少し細くしていきます。

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0.3mmの穴を開けるついでに……


先日手に入れたこのパーツ。
3箇所ほどお店を回ってようやく見つけました。
店員さん曰く「最近はこういうパーツを買う人が本当に少なくなった」とのこと。


こんなに小さいものですが、存在感はあります。

これを、長らく停滞していたキハ41に取り付けます。


治具に従って開口。


パーツを差し込んで裏から瞬着で固定。


ステップ部分を曲げます。
後から捲れてきた場合は、デザインナイフの刃先に瞬着をチョン付けして対応します。


前面の幌枠も貼り付け。

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そしてもう一つ、夏休み中に作業していたもの。


初公開となりますが……福知山区に唯一残っている115系、R1編成です。
こちらはまた、別項にて紹介の予定です。