もはや拘泥

2011年05月30日 23時59分59秒 | 日記
5月もあとわずか。
台風が温帯低気圧に変わり、何とか自転車通学が出来ました。
今週は梅雨の中休みだそうで、何だかよく分からない天気です。


今日の5限は「日本文学の伝統と現代」。
これまでと同じく茶会記を読み進めていったのですが、本日は花入が重点的に扱われました。
読んで字の如く花を生ける入れ物ですが、その茶会では砧(きぬた)青磁が用いられていたらしく、その伝来と特徴について触れられている途中、東京の静嘉堂文庫美術館が紹介されました。
ここはあの岩崎家、すなわち三菱のコレクションが収蔵されている文庫で、設立されたのも京都の陽明文庫と同時期。やはり名家や大企業には集まるんですね。
GWに東京に行ったばかりですが、次はここも是非行ってみたいですね。もちろん旧岩崎邸とセットで!

5限後はまた雨が降りだしたので研究室で足止め。
暇つぶしがてら文献を引っ張り出して、来月のゼミ発表の構想を考え始めました。
いま考えているのはなかなか漠然としたテーマなので、どこから手をつけようか迷ってたのですが…一冊読むだけでヒントが次から次へと!今回の発表は「研究計画」なので完全である必要は無いのですが、あまりにも不安だったので助かりました。
これからの1ヶ月で文学作品を(さらっとでも)出来るだけ多く読む必要がありそうです。如何せんお金がかかるので大学生協(1割引)とブックオフで文庫本探しでしょうか。

また、隣では友人が発表準備(別のゼミ)でパワーポイントのスライドを作っていたのですが、近代京都をテーマに進めているらしく「東京遷都」か「東京奠都」どちらが良いか聞かれました。
すかさず「そこは奠都で!」の鶴の一声(?)で奠都になったのですが、遷都は都を移すの意、奠都は新たに都を定める(従来の都も残す)の意。
日本では後者が採られたので、厳密には…(言うのも面倒ですが)そういうことです。そのために当ブログでも奠都で統一しています。奠都当初の京都は東京に対して「西京(いまの西京区ではない)」と呼ばれていたこともあまり知られていません。なんなら2019年の東京奠都150年の際には「てんとくん」というゆるキャラを作ってもいいくらいです。
さすがに都が還ってくるとは思っていませんが、この辺りけっこうデリケート。
話が長くなりそうなので(笑)、また機会を改めて。


写真は大阪駅を出発する381系の「こうのとり19号」。
381系国鉄色編成での運転も明日で終わりですね。あっという間でした。

京都市営地下鉄30周年・地下鉄まつり

2011年05月29日 22時33分28秒 | 鉄道関係
5月29日は京都市営地下鉄30周年!
それを記念した「地下鉄まつり」が竹田車両基地で開催されたので行ってきました。
竹田に行くのは何年ぶりでしょう。小学生の時に鉄道の日関連のイベントで行った覚えがあります。


会場に着いたのは11時頃。最初に門川大作・京都市長の挨拶がありました。
「地下鉄が無かったらどうして国際会館に行けましょう」「皆さん乗ってください!」と、赤字についても触れられていたのが印象的でした。


その後ろで、オークションに出された方向幕類が飾られていました。
この他にも二条駅の駅名板(終着駅だった頃)や運賃表などなど珍しい品々も。


きょうの目玉である(?)幻の「三栖行」方向幕です。
三栖は伏見区の中書島付近の地名。市営地下鉄は順調に延伸されていると洛西や長岡京に延びて環状線を描いているはずでしたが、赤字に歯止めがかからずにようやく太秦天神川まで…。

屋外には市バスも来ていました。


数年前まで急行系統で走っていたチンチンバスです。
緑色もあったような気がしますが、廃車されずに残っていたんですね。


この硬い椅子も健在でした。
小学生の頃、京都駅から銀閣寺道まで乗ったのを覚えています。


西賀茂営業所の6666号車「ハッピーバス」です。
交通局職員さんのアイデアでラッピングされた車両で手作り感満載です。先週の下御霊神社アルバイトで河原町通の車道を歩いていた時、すぐ隣を37系統で走っていったのを見ました。


内装。新撰組の法被が枕カバーになっています。
1両だけなので遭遇は運次第ですが、今度は営業中に乗ってみたいですね。

再び屋内に戻って、今度は地下鉄車両の撮影。
ここで偶然にも大学の友人に遭遇して驚きました。まぁ、考えることは同じですね。


開業時から活躍している10系です。私も生まれた時からお世話になっています。
いちばん古い初期車でもう30年。そろそろ新車の足音が聞こえてきてほしいものですが、どうなんでしょう…。


近鉄のKYOTO/NARAラッピング車も応援に(?)来ていました。
地下鉄から近鉄への直通急行運転の開始当初、これが来ると当たりだと思っていました。次の検査で塗り替えられてしまうのかな…。


最後は京都のFM局・αstationのDJ・谷口キヨコ(キヨピー)としもぐち☆雅充のユニット「リリ&ホセ」のライブがありました。実はこれが最大の目当てです。
毎日聴いているDJさんを初めてナマで見たのは初めてのこと。交通局の職員さんをも巻き込んで盛り上がっていました。

最後に、きょうの戦利品です。
廃品販売のコーナーで1時間ほど並んで手に入れました。


市バスの運転席後部に掲示されている路線図。梅津営業所の分を手に入れました。
大学に行く12・59・M1系統も収録されています。均一区間と他区間の境も分かって意外と実用的かも?


京都バスの停留所を模したうちわ、嵐電ストラップ、市電のレール、市バスの優先席表示です。
市電のレールは旧壬生車庫から最近発掘されたもの。機会があれば親戚宅の石畳と組み合わせるのもおもしろいかもしれません。
しかしまぁ、これで本格的に実車の部品に手を出してしまいました。今後これ以上増えないことを願うばかりです(^^;

そんなこんなで、30周年を迎えた市営地下鉄。
これからも積極的に利用していこうと思います。

キハ58系「たかやま」+α

2011年05月28日 23時59分59秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など
雨の土曜日。
イオンモールに模型のパーツを買いに行った以外は家に居ました。
発表やレポートの類もまだ近づいていないので、久々にじっくりと模型製作が出来た気がします。


さて、一昨日の記事でお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、キハ58系の急行「たかやま」を製作しています。
以前から編成は揃っていたのですが、梅雨入りということで車体の加工を始めました。
今のうちに塗装待ちの車両を増やして、晴れたらまとめて塗装まで持っていこうという考えです。上手くいけばいいのですが。


「たかやま」の両先頭車はいずれもキハ58の平窓車。
先立ってTNカプラー化をしてみました。今までは不要部分をカットして接着していたのですが、今回は床板に切り欠きを設けて、カプラーをはめ込む形で接着。この方が強度的にも安心ですね。


平窓車後期型の特徴であるトイレ窓も加工中です。
以前からやってみたかった加工の一つ。ジャンクの窓ガラスが入るように、周囲のモールドを傷つけずに整えていきます。


グリーン車・キロ28は種車の関係から6002番としました。
実車はユニット窓に改造されていたので、GMのコルゲート板を切り出して窓ガラスに貼り付けていきます。
窓枠は周囲をマスキングして塗装で表現しようと思っています。


おまけ。
瀬戸内マリンビューの無線アンテナ・信号煙管をKATO製に交換(きょう買ったものです)しました。
取り付け穴が全く同じなので楽でした。他車にも波及させていきたいところです。

先例に倣う人

2011年05月27日 23時59分59秒 | 日記
今朝は曇り。
バス通学でしたが、2限に間に合う便が少ない(1限は多い)ので、途中まで座れませんでした。
でもやっぱりバスは楽です。


2限は「京都学演習」。
桂離宮関連は前回で終わり、今日からいよいよ個人別の研究計画の発表が始まりました。
自分の発表は7月なのでまだまだ先ですが、何をどうして進めていこうか悩んでいるところです。いつものように先人の知恵をお借りして…と思い、今日も発表を楽しみに聞いていました。自分の発表がいつも(わりと)上手くいっているのは、実はいつも2番目以降だからなのです。模倣から創造すると言えばおこがましくもありますが、そんな感じです。
しかし、いずれの発表も「計画」に留まらずかなり具体的なところまで進んでいたのが印象的でした。問題点が明確で、そこに先生のアドバイスが効果的に組み合わさっているように思えました。
どんな感じかは今日で掴めたので、自分も今から細々とやるのもいいかもしれませんね。

昼休みは読書。
普段なら太秦辺りまで撮影に行くところですが、今日は自転車が無いので出来ません。
食堂も混んでいるので、昼休みは本でも読んで時間を潰して、空きコマ3限で食べようという考えです。
いまは万城目学『プリンセス・トヨトミ』を読んでいます。少々分厚い文庫本ですが、何が起こるか分からない世界(大阪)にぐいぐい引き込まれる感じで、早めのペースで読めています。映画も間もなく公開だそうなので、「阪急電車」と合わせて観に行きたいところです。
それから友人と食堂に行き、4限を受けた後はバイトに行って一週間が終わりました。
土日は台風が来るそうなので、家で文献の読み込みと模型製作に専念するとしましょうか。


写真は大糸線頸城大野~姫川にて、キハ120の単行。
こんな風景がもう一度見たかったけど…早々の梅雨入り。

5月の模型進捗状況

2011年05月26日 23時57分00秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など
近畿地方が梅雨入りしたようです。
例年より早いということで、2年連続で出かけていた5月最後の週末は家で過ごすことになりそうですね。
…ということは、例年より早く梅雨が明けてくれるのか?


さて、今日は模型の話を。


マイクロエースのHOT7000系「スーパーはくと」ですが、今までは貫通型先頭車のみTNカプラーに交換していたので、柔軟に編成が組めませんでした。全てTNカプラーに交換してしまえば済むことですが、近場には見つからない上に少々値が張るのが難点です。
そこでメーカー純正のマイクロカプラーに交換してみました。TNカプラーに比べれば連結間隔は広いままですが、編成の中間ならばこれで満足、何より安価なのが魅力だと思います。


去年の8月、TOMIXのキハ184(旧製品)に置き換えた動力車。こちらももちろんマイクロカプラーに交換し、床下機器を元の動力車から貼り付けました。次は台車ですね。
先日乗車したこともあって座席塗装も考えています。編成中に1~2両だけ非リニューアル車が混じっている少し前を再現するのもいいかも。


続いて細々と加工を始めたキハ58系です。
KATO製+TOMIX旧製品の4両で思い出の列車に仕立てる予定です。


TOMIX旧製品(キハ28)の方は出来る限りKATO製とディテールを揃えます。
ボディ側のHゴムを削って窓を広げ、KATO製の窓ガラスが入るように加工していきます。地道な作業ですが、完成時が楽しみです。


昨日買ったもの。とりあえず確保しておきました。
いま製作している車両(きょう紹介した以外にも何両かいます)が一段落すれば取り掛かりたいところですが、梅雨なのでいつ塗装が出来るかどうか…。

真実を写す

2011年05月25日 23時59分59秒 | 日記
今朝は西院の交差点で信号待ちをしている時、
「兄ちゃん、北野天満宮はあっち(のバス停)でええかな?」とおばあさんに聞かれ、
あぁそうだ今日は天神さんの日だったと思ったところから一日が始まりました。
「はい、あそこのバス停から203番に乗ってもらったら」


2限は「人文科学総合講座特殊講義」。
先週に続いて表具屋さんをお招きしての授業でした。
今日は掛軸の各部分の名称や扱い方について習ったのですが、掛軸はお茶席の見所の一つということもあって、とても聞き応えがありました。今までは単に見ることしかしていませんでしたが、各部分を知っているのといないのとではやはり違うと思います。
説明用にいくつか見せてもらった中には、鯉幟や短冊が描かれた涼しげなものもあり、掛軸も(特にお茶席においては)季節や風景を表す重要な道具の一つであることを再認識しました。
また、掛軸を巻く時の紐(巻緒)は、掛ける時には左に寄せることが決まっているそうです。床柱がある場合は右。覚えることが多いです。

4限は「日本文化の奔流」にもぐりこみ。写真家の篠山紀信さんが来られました!
テーマは「時代の写真表現」。とにかく最近の立命館はゲストスピーカーにかなり気合いが入っていると思います。
5分前に教室に着いたのですが、奇跡的に中央の列の前から13番目の通路側をゲット。先月もぐりこんだ松本零士さん同様、ほぼ満席の状態で授業が始まりました。

講義では主に篠山さんの時代ごとの活動が紹介されました。
60~70年代は日本中がパワーにあふれていた時期として山口百恵さんの「激写」、人もファッションも建物も変わった80年代には「シノラマ(篠山&パノラマ)」、バブル崩壊の90年代はオーソドックスに回帰した宮沢りえさんの「サンタフェ」など、写真がまさに時代のうつし鏡となっていたことが分かりました。
篠山さん曰く「時代のおもしろいものに積極的に寄っていき、いちばんいいアングルで撮る」ことを大切にされているそうです。

また、3月11日に起きた東日本大震災については、
「生と死が日本人全員の心に現実問題として突き刺さり、直接関係はしていなくとも、誰の心にも引っかき傷として残った出来事であった。そしてクリエイターたちはいま必死に模索している。この震災は、これからの新しい表現や生き方を我々が見つけていく契機となる。00年代はあまりおもしろくなかったから、これからの10年を楽しみにしている」
といったことを言われていました。
最後の質疑応答は大変盛り上がり、「私は善意のカメラマンです」の名言で締めくくられました。


写真は…今日みたいな日に出すのは憚られますが(笑)、新しくなった大阪駅に入線する特急「はまかぜ5号」。
私はまだまだ未熟ですが、時代のその時その時を写していきたいですね。

いつものようにキメて

2011年05月24日 23時22分04秒 | 日記
昨日からの雨も止み、今朝は晴れ模様。
バンダナかストールか迷い、結局ストールにしたのですが、どちらにしても昼からは暑かったですね。


1限は「社会科・地理歴史科授業研究」。
先生が担当された10年ほど前の研究授業の際のVTRを観ながら、授業成立の論理・授業構成の論理等について話が進められていきました。
この先生は授業中にためになる雑談をされることが多いのですが、今回は、
「教育実習に行った時、忙しいかもしれないけど、放課後の部活には顔を出しておいた方がいい。そこで仲良くした生徒がきっと授業で助けてくれるから」
という一言が印象的でした。
そこで思い出したのはもちろん母校の新聞部。あの頃の僕たちが持っていた魂や誇りを(んな大げさな!)、今も誰かが引き継いでくれていれば嬉しいですね。
そう考えれば、来年母校に帰るのもちょっとは楽しみになりました。

昼休みは太秦往復の後、研究室に居合わせたメンバーで昼食。
食堂はいっぱいだったのでそのままトレーを持ち出して外のベンチで食べましたが、この時期ってほんとうにいいですね。すごく曖昧で抽象的な表現ですが(笑)、何処までも続く青空と、緑豊かな衣笠山と、美しさと哀しみと…。
「こんなに天気がいいと、デートでもしたいよね」と言う僕にいつも賛同してくれる人も居るのですが、その反面いつまで僕たちはこんなことを言い続けるのかと、ちょっと不安になる時もあります。
共に一人っ子。共にいない歴1年。どこまで似るんだ。
でもそれでいいんじゃない。

4限は「京都学特殊講義」。
先生が冒頭で、
「今日はいい天気ですね。この時期が、衣笠周辺にとってはいちばんいい季節かなと思います」
と言われていました。やっぱりそうなのかもしれません。とにかく、今日はそれくらい天気のいい日でした。
帰りはバイトに行って、いつもより少し早く帰ることが出来ました。


写真は今日の撮影分より、東映太秦映画村を掠める「はしだて5号・まいづる5号」。
久々に来たこの場所。今回は縦アングルで撮ってみました。

日々発見

2011年05月23日 22時35分33秒 | 日記
雨の月曜日。
バスが少し遅れたものの、いつもより2本早い便に乗ったので京大での授業には無事に間に合いました。
昨日のような激しい雨よりは、今日のようなしとしと降る雨の方が好きですね。BGMはくるり「ばらの花」で。


お昼はいつものように進々堂で済ませ、バスを乗り継いで大学へ移動。
もう3週連続になりますが、4限は「京都地域論」にもぐりこみました。実は昨年も受けてきちんと単位も取得しているのですが、やはり専攻科目はおもしろい!
各地の城下町を取り囲むように張り巡らされていた惣構(そうがまえ)について、今日は山科本願寺や大阪城を例に話が進んでいったのですが、その中でかつて伊丹にあった「有岡城」が出てきました。
伊丹にお城があったことも初めて知ったのですが、もっと驚いたのは惣構も存在していたこと。そういえば2月の福知山線撮影で伊丹を訪れた際、阪急の伊丹駅を降りてからJRの撮影地まで歩いていた時に地形の落差があったことを思い出しました。あの時は何とも思っていませんでしたが、惣構だったと聞けば納得です。
授業ではスライドで米軍撮影の空中写真(戦後は惣構跡がハッキリ残っていた)や伊丹駅周辺の写真も何枚か映し出され、実際に訪れたこともあってとても分かりやすかったです。やっぱり、いろいろ行っておいて損はありません。

5限後は文学部の第一回就職セミナーに行きました。
早いものでもう就職の二文字が目の前に立ちはだかります。私は未だ教員か民間企業のどちらを志望するかで迷っているところもありますが、現時点では一応どちらにも耳を傾けておくことにしています。
セミナーでは途中「学生生活でいちばん力を入れたこと」を考える時間が設けられました。正直に言うとすぐには思いつかなかったのですが、サークル・アルバイト等の課外活動だけでなく、ゼミ等の正課活動でも良いということを聞いて少し安心。
と言うのも、自分はいわゆる課外活動なるものはほとんどしていないんですね。これからでも出来るのですが、そこまで力を入れられるかどうかも分かりません。引き続き、ゼミ等で頑張っていきたいと思います。

また、最後は後ろに置かれた箱にリクナビなどの登録ハガキを出したのですが、係りの方が「行」を「御中」に直しているかチェックされている…ように見えました。(ただの整理かもしれませんが)
もちろん私は直しておきましたが、ある意味で就職活動はそういうところから始まっているのだな、と。


写真は2月の撮影分より、伊丹~猪名寺を走る113系の快速。
駅の後ろの森(公園)が有岡城跡とのことです。線路沿いの斜面も惣構を生かしたものかもしれませんね。

雨のち晴れ、時々休憩

2011年05月22日 23時59分59秒 | 日記
GWが終わって以来、土日が待ち遠しい日々が続いています。
来たと思ったらあっという間に終わるくらいがいいんだと思います。今期は月曜日の時間割もそれほどキツくないですし…。


まずは昨日の話から。
以前買った京都~大阪の昼特きっぷがあったので、大阪でMAKOと遊んでました。
まずは今月4日にオープンした「OSAKA STATION CITY」を探索したのですが、屋根がどこまでも高いですね。今までの大阪駅のイメージと全く違います。
しかし、ホームに古い屋根が残っているのは京都駅と同じですね。列車も見えにくいので、何らかの改善がほしいところですが、これからでしょうか。

それから模型店を巡った後、カラオケで3時間ほど歌いました。
今回は新しい大阪駅を見るだけで、特に用事らしい用事は無かったので(笑)、とにかくストレス発散に努めました。でも、よく考えてみれば、特にストレスらしいストレスも無かったような気がします。まぁいいや。
それでも今週はプレゼンもあったので、帰りは630円を追加して19:36発の「スーパーはくと12号」で帰ってきました。たった30分ですが、京都までずっと寝ていました。

さて、きょう5月22日は…
6時半に早起きして、寺町丸太町下ルの下御霊神社還幸祭アルバイトに行きました!
2週連続のお祭りアルバイトです。今回は初めてということで楽しみにしていたのですが、8時の集合後しばらくして雨模様に…。
どうなることかと思っていましたが、雨でも予定通りおこなわれるということで、全員に合羽が支給されていざ巡行スタート。私は黄装束で神輿の担当でした。

詳しいルートは覚えていませんが、
午前中は寺町丸太町から荒神口、荒神橋の手前で折り返して西三本木・東三本木通を通り抜けて河原町二条まで。
実は三本木界隈は今回初めて歩いたのですが、料亭吉田屋跡・立命館草創の地はきちんと見ておきました。奇しくも先日19日は創立記念日だったので、なかなかタイムリーな訪問だったと思います。
それから鴨川を渡り、三条京阪の手前から東へ折れ、二条通周辺を歩きました。この辺りの通りは「新丸太町」「新間之町」のように、従来から市内中心部にあった通りに「新」を冠したものが多く、洛中よりも後から発展したことが窺えます。
途中の小学校で休憩があり、また二条→寺町と進み、神社に戻って午前の部は終了。お昼前に雨は止みました。

午後の部は主に神社の界隈を歩き、何と4回もの休憩を挟みます。
竹屋町通や夷川通をジグザグと歩き、二条城(堀川通)の手前まで行きました。
午前もそうでしたが、改めて巡行範囲の広さに驚くばかりです。雨も止んだので観る人も多く、神輿の通過時に手を合わせる人が多かったのが印象的でした。
ルートはとにかく複雑だったので、自分が何処を歩いているか次第に分からなくなってきたのですが(笑)、初めて歩く通りの何と多いこと。普段の歩くスピードよりも当然ゆっくり歩きますから、それだけ発見も多く、街歩きが趣味と言いつつも、まだまだだなぁと感じずには居られませんでした。
道中で見たいい感じの喫茶店や、各町内に残る仁丹の町名看板、町家の間の細い路地…そのいずれもが、この行列の雰囲気に合わさっていました。
そして17時ちょうど、還幸祭行列は幾つもの文学作品の舞台を通り過ぎ、無事に下御霊神社へ到着。
おそらく10キロ近くは歩いたと思います。これだけ街をじっくりと歩ける機会も無いでしょうから、いい経験になりました。帰りのバスの中から見た夕陽が、とてもきれいでした。


写真は下御霊神社にて、自分の担当した神輿です。
一日お世話になりました(-人-)

白シャツ部隊が行く

2011年05月20日 23時30分44秒 | 日記
今日は白いシャツを着て行ったのですが、研究室に居合わせた男女の過半数が白シャツ!
互いに「気持ち悪っ!」と言い合いながら(笑)、まさに研究所の様相を醸しだしていました。
それでも、白シャツ3人で食堂に行くぐらい仲の良いのが僕たちです。


2限の「京都学演習」はプレゼン。
昨日の記事でも少し触れましたが、井上章一『つくられた桂離宮神話』から指定された2つの章の要約・問題提起をレジュメにまとめて発表しました。
プレゼンと言っても少々ユルいもので、準備期間は2日以下、大部分が要約ということもあって発表の練習もしていなかったのですが、先生からは、
「読み方や解釈はこれで適切だと思います。星君成長したなぁと思いながら聞いていました」
と、意外にもほめられました。本文をそのまま抜き出さず、独自に解釈してから要約したのが良かったみたいです。(なので、削った箇所も多い)

また、問題提起としては、
「一般における簡素な桂イメージは現在も続いているのか」
「桂離宮のように誤解されつつ評価が高まった建造物・古典芸術は他にも存在するのか」
以上の2つを挙げたのですが、なかなか京都学的な問題提起が出来たのではないかと思います。
2つ目に関してはすぐには具体例が出てきませんでしたが、一つの建築物よりは京都の街全体がそうなっているところがあるので、きっと歴史を紐解けばたくさん出てくることでしょう。
今日は後の3人の方の発表も含め、大変有意義な議論になりました。この調子で7月の本発表も頑張ろうと思います。とにかく本をたくさん読まないと…。

4限後はバイトに行って、ようやく一週間が終わったという感じです。
それぞれの曜日に何かしらの楽しみを作っているので、今のところ上手くやっています。先月の謎の偏頭痛もあれっきり。
明日は久々の休日なので、ちょっと京都を出てリフレッシュしてこようと思います。


写真は花園~太秦にて「はしだて5号・まいづる5号」。
今日は時間がギリギリだったのでこのポイントで。比叡山バックで撮ってみました。

今日はネコを3匹も見ました

2011年05月19日 23時43分44秒 | 日記
火曜・水曜の峠を越えて、ようやく木曜日です。
お昼まで寝られるということで、昨夜は3時頃までレジュメ制作をしていました。
まぁ、でもあまりPCに向かいすぎるのもよくないですね…。


さて、ぐんぐん気温が上がって暑い一日でした。
それに合わせて服装もどんどん薄着になっていくわけですが、まだ冷房は無くても大丈夫そうですね。
こんな時に目の前に誰でも参加可能なステージがあったら率先して上がり、

「暑いぜベイベー!」
「みんな、愛しあってるか~い?」
「LOVE&PEACE!!」

とか言いながらマイクを持って「雨上がりの夜空に」でも歌って踊りたいものですが、幸か不幸かうちの大学ではそんなイベントはありません。
♪こんな夜に お前に乗れないなんて~

今日は3・4限と受け、5限は休講だったので研究室でレジュメの続きを一気に終わらせました。
先月からゼミで講読を進めている『つくられた桂離宮神話』の要約と問題提起です。何度も読み返してようやく流れが理解出来てきました。上手く話が作ってあるなと思います。
やっぱり、講読する以上は何処かを疑ってみないとおもしろくないと思うんですね。一見すれば納得出来るけれど、よくよく考えてみると論理が飛躍している、そういったところまで迫っていきたいと思います。
明日は朝イチで輪転機にかけてそのまま発表。上手くいけばいいのですが。

6限は木曜恒例の同志社に行って、単位互換学生用の学生証を発行してもらいました。
哲学の話がだんだん難しくなってきていますが(今日はアランとシモーヌ・ヴェイユについて)、どこか魅力を感じます。
帰りはどこか喫茶店に寄ろうとも思いましたが、先週・今週と思った以上に浪費している(その多くは飲み物である)ので、また次の機会に。


写真は火曜日の撮影分より、太秦を通過する「はしだて2号・まいづる6号」。
2限が休講となったので上り列車が取れました。通り雨の来る数秒前の写真です。

天気がいいから

2011年05月18日 23時00分18秒 | 日記
昨日は帰ってからすぐに寝てしまい…。
おかげで最近では珍しく(笑)9時間も寝ることが出来ました。
目覚めもスッキリ、行きに「ワイドビューひだ25号」も見られて絶好調です。


今日の2限は「人文科学総合講座特殊講義」。
掛軸や屏風などの表装をされている表具屋さんの方が来られました。
一度くしゃくしゃにしたり、破ったり紙を元通りに再生するなどの実演がありましたが、あんなにきれいに戻せるんですね!さすが職人さんの技です。最近では書道の落款(ハンコ)の向きの押し間違いを修正するお仕事などもあるそうです。
今まであらゆる京都学の授業を受けてきましたが、やはり京都のひとに話を聞くのがいちばんだと思います。京都の美意識が形成される過程や、「はんなり」という言葉の意味は、なかなか教えてもらえないものです。
最終的には実習形式でミニ屏風が作れるそうなので、しっかり見て学びたいと思いました。

3限は「総合演習」。教職課程のゼミです。
先生主導の授業が続いていますが、今日も心理学の関連で絵を描きました。
描いたのは「木」なのですが、これをどう描くかによってその人がどういう人なのか、どういう心理状態なのかが分かるそうです。
私は簡単に描いたつもりなのですが、根っこを強調して描いたところが「錯綜する本能」「頑固に自己を守る」を表しているそうで、まぁ、否定は出来ません…(笑
後半は班で集まって、来月に控える文献発表の準備をしました。文献と扱う章が決まり、今のところ順調なのがありがたいです。

さて、明後日のプレゼン準備をするので、早いですが今日はこのへんで。


写真は太秦~嵯峨嵐山にて、先週金曜日に撮影した「はしだて5号・まいづる5号」。
最近はぐんぐん気温が上がっていますが、ディスカバリー車両のこの色が清涼感を感じさせてくれます。

キハE131+E132

2011年05月16日 23時44分24秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など

昨日の記事でも少し紹介しましたが、去る10日にマイクロエースからキハE130系の2両セットが発売されました。
確か当初の発売予定は2月だったはずですが、延期に延期が続き、一時はこのままうやむやになるのではと心配していたところ、ようやく手に入れることが出来ました。


(実車画像)
実車はJR東日本の水郡線で活躍中で、両運転台のキハE130、片運転台2両1ユニットのキハE131+E132からなる3形式。
編成パターンはE130単行からE130+E131+E132の3連、E130だけの3連など様々存在します。私は去年・一昨年と乗車し、沿線の景色とその気動車らしからぬ加速性能に魅了され、そんな時に模型化のニュースが入ってきました。
今回導入したのはキハE131+E132の2両。少しディテールアップを加えた模型の様子を紹介します。


山手線のE231系がベースとのことで、側面はかなり電車に似たものとなっています。
室内はオレンジ色成型で、客扉から見えているライトケースは黒塗りで対処。窓ガラスは少し緑がキツいですね。ボディカラーも緑なのでちょっと残念。
ドア横のボタンに色が差してあるのはさすがマイクロエースですね。


カプラーはKATOカプラーに交換しました。T車の方はそのまま取り付けると間延びするので、現物合わせで長さを詰めてみました。これくらいでいいでしょうか。
前面はTNカプラーに交換したいところです。それにしても、この写真だけだと何系か分かりません…。


幌は製品のものを外してKATOのキハ47系用に交換しました。これだけでもかなり違います。


ライトはこんな感じです。行先表示は明る過ぎるかも。
写真では分かりませんが、付属のシールは「常陸太田」を選び、一旦分解して窓ガラスの裏側から貼り付けました。動力も快調で何より。


キハ110とのツーショット。一時期の水郡線で見られた過渡期の光景です。
信号煙管、ホイッスル、無線アンテナは製品のままだと貧弱なので他社パーツに交換したいところです。

以上ざっと見てみましたが、全体的な出来は良好です。都会・田舎問わずどのレイアウトに似合うのもいいですね。
続いて新潟のキハE120やハイブリッド車両も製品化してほしいものです。このシリーズ、けっこう好きなので…。

Weekender

2011年05月15日 23時59分59秒 | 日記
最近、どこかの新歓企画なのか、昼休みに新撰組の法被を着た人がキャンパスを見回りしています。
それを見て、僕は「いかん、新撰組や!逃げろ!」と柱の陰に隠れ、
友人に「お前は攘夷派の志士か!」と言われるやりとりが日常と化しています。


さて、昨日の出来事を。
土曜日は立命名物の授業日で、水曜日の時間割で授業がありました。
こういう時に限って1限「自然地理学概論」は小テストが実施され、
2限「人文科学総合講座特殊講義」では外国人の浮世絵ディーラーの方が来られたのですが、全て英語で話をされたので半分ほどしか内容が理解出来ませんでした。

そして3限「総合演習」は性格について先生から講義があり、性格分析の診断をやってみたところ、僕は内向思考型で、
「他人を踏み台にしてのし上がろうとするところが見え見えのタイプです。野望と欲望に燃えたぎるタイプで、目的達成のためには、かなりあくどいことでもやりかねない危険性をはらんでいます。しかし、その性格が良い方へ向いた時には、芸能、芸術、文筆活動などで、パワフルな力を発揮する可能性もまた、決して少なくありません。冷淡さと頑固な気ままさをいくらかでも修正出来れば、かなり有用な人材として活躍出来る可能性の高いことも、決して否定することの出来ないタイプです」
という結果が出て、8割方当たっていることに驚きました。
野望や危険性は表には出していませんが、結果としてそうなっているだけであって、えー、とりあえず、そういうことで!(笑

それからお茶のお稽古に行き、夜は京都駅で就職活動中のよしピーさんと合流。
いつものように「拉麺小路」で夕食後に、今回は地下鉄に四条に出てクリスピードーナツを食べた後、2時間ほど近くのカラオケに行きました。
初めての人とカラオケに行くと緊張しますね。結局いつものように歌っていましたが、なかなか新鮮なひとときでした。どうもありがとうございました。
帰ってからは、すぐに寝てしまい…。

今日の話。
京都では三大祭の先陣をきって葵祭が行われますが、市内では他にも幾つかお祭りが開催されます。
で、自分はどうしたかと言うと、去年と同じく元祇園梛神社神幸祭のアルバイトに行きました。今度はまた違う町内に配属され、旗持ちを担当させていただいだですが、やはりこのお祭りがいちばん地域に近づけると思います。
お世話になる町内のおじさん、おばさんとの会話も弾み、去年はお昼代が出たのに対し、今回はお寿司屋さん(not回転)に連れていってもらってごちそうになりました。
来年は…ラストチャンスだから、葵祭に行こうかな?

夜は今宮神社アルバイト組に呼ばれて、友人宅で晩ご飯。
思いっきり食べて、いつものようにどうでもいい話で騒いで、途中で寝てしまって…。
まるで1回生の頃のように盛り上がり、日付が変わって少しした頃に帰ってきました。梅小路公園では急行「きたぐに」を見ました。
彼らは明日授業が無いそうですが、僕は2限からです。あぁ、休んだ気がしない。


写真はマイクロエース製のキハE131・E132。
バイト代が入り、予定の合間を縫ってようやく取りに行けました。

もうすぐ雨上がり

2011年05月12日 23時59分59秒 | 日記
まず最初にお知らせです。
5/4京都発京都行、ぐるっと一筆書き・3日目前半
をUPしました。一筆書きの割に寄り道が多いですが(笑)、次回で完結予定です。

今日は雨。
昨夜はなかなか眠れなかったものの、何とか4時間半は寝られました。
授業は3限からでしたが、昨日と同じく一日乗車券を買い、贅沢に3回もバスを乗り継いで大学へ。
昨日とはうって変わって(笑)、3・4・5限連続で受講しました。時間が経つにつれ雨も収まり、5限では久々に小鳥のさえずりを聞いたような気がします。

と、ここまでは順調だったものの、きょう木曜日は同志社に行く日。
今までは自転車で15分もあれば移動出来ていたのですが、バスだと時間がどうにも読めません。おまけに立命→同志社を直通する51系統は本数が少なく、59系統も迂回するので使いにくい…。
そこで、一か八かで快速205系統→203系統の北野白梅町乗り継ぎをやってみたところ、何と同志社の教室には始業3分前に着くことが出来ました!
実は今日からまた先生が変わるので、遅刻は避けたかったんですよね。とにかく、今日は立命でも同志社でもきちんと授業が受けられて良かったです。

さて、今まで書く機会を逃していた模型の話。
以前から予約していた車両が近々入線します…という話は一旦置いといて(笑)、KATOからキハ47-0の概要が遂に発表されましたね。実車ではごく普通に見られる0番台と1000番台の組み合わせが、ようやく手軽に再現出来ることとなります。
当方ではこれの導入待ちで加工を中断しているキハ47-1000が2両も居ることから、まずは塗り替えで西日本未更新車のバリエーションを幾らか増やしたいと思っています。
細かい点を妥協すれば四国のリバイバルカラーも簡単に出来ますね。

また、九州ローカルシリーズとしてキハ47のアクラライナー色も発売になるということで、こちらも少し気になっています。乗ったことはありませんが、九州車のレタリングが好きなもので…。
製品ではベンチレータが撤去された屋根上が再現されるらしく、これは塗り替えればそのまま九州色として使えますし、もしかすると将来的に九州色が発売されることを見越しての製品化なのかもしれませんね。
東海のキハ48もまさかの一般色に塗装された車両が登場したということで、キハ40系列は実車も模型も目が離せなくなりそうです。


写真は去年の分より、旧余部橋梁を渡るキハ47の普通列車。
物心ついた時から乗ってきた車両が、今も第一線で現役なのは嬉しいことですね。