北海道モノ

2017年06月30日 23時59分44秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など
6月30日、夏越の祓ですね。
我が家でも水無月を食べて暑気払いをしました。

最近は軽めの加工が中心です。


以前キットを組み立てたキハ22の手直し(標記類追加・特定ナンバー化)や、


積んでいたクロスポイントのキハ24を塗ってみたり。

北海道モノと言えば、


TOMIXのサロベツAセットも入線しました。
巷ではスラント型先頭車が含まれるBセットが人気のようですが、


私はやはり両側貫通型の編成、2012年の北海道旅行で見た姿が印象に残っています。


気付けば北海道の特急車もかなり増えました。
短編成が好きなのでキハ281/283には手を出さないと思いますが……。(笑)

「立誠シネマ」閉館・移転へ

2017年06月15日 02時09分22秒 | 京都
昨日の京都新聞より。

出町の商店街にミニシアター 京都、立誠シネマが移転

京都府舞鶴市の映画製作配給会社「シマフィルム」は、8月末にも京都市上京区の出町桝形商店街にミニシアターをオープンする。現在、元立誠小(中京区)で運営している「立誠シネマ」は7月30日に閉館する。
 新しいミニシアター「出町座」(仮称)はかつて薬局などが営業していたビル(地上3階地下1階建て、延べ約370平方メートル)に入居。デジタル上映の機材を備えた約50人収容のスクリーンを地階と2階にそれぞれ設ける。1階にチケットカウンターや書店、カフェが入り、3階は俳優や脚本家などの養成講座「シネマカレッジ京都」の会場やギャラリーとして活用する。
 シマフィルムは2013年から元立誠小でシネマ(35席)と同カレッジを運営し、レトロな校舎の中にあるシアターとして、映画ファンに親しまれた。しかし京都市は今春、民間事業者による学校跡地の再整備案を選定。旧校舎の改修にあわせ新棟も併設し、地域文化活動の拠点やホテルとして活用する計画で、20年夏までの開業を目指している。同シネマは退去する必要があり、事業を継続する移転場所を探していた。
 同社は「出町は交通のアクセスがよく、周辺に同志社大や京都大、京都造形芸術大などもあり、学生の来場が見込める」としたうえで、「立誠で培ってきた映画文化をさらに育て、地域にスクリーンがある豊かさを実感してもらえる場所を目指す」と語る。
 出町桝形商店街の井上淳理事長(70)は「若者から往年の映画ファンまで多くの人が訪れて、よりにぎわうことを期待している。そして、個性的な店が多い商店街の魅力を知ってもらいたい」と話している。

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私も時折観に行っていた、木屋町にある「立誠シネマ」が閉館・移転するとのことです。以前、同地にホテル計画が浮上した時から「もしや……」とは思っていましたが、その移転先はなんと出町桝形商店街! 名前も「出町座」と改めるようで、小学校の教室を活用したこじんまりとした独特のシアターがなくなるのは寂しい反面、馴染みの場所に新たな映画館が誕生するのは嬉しいことでもあります。
元・立誠小学校は日本初の映画試写実験がおこなわれた場所でもありますが、そういえば桝形商店街から川を挟んだ「鴨川デルタ」の葵公園にもかつての松竹撮影所がありました。映画発祥の地に復活した映画館は、その移転にあたってもやはり映画ゆかりの地(に、ほど近い場所)を選んだ、というのはいろいろな偶然が重なったにせよ、土地の記憶が結ぶ不思議な縁を見出してしまいます。

さて、その出町ですが、交通アクセスの良さはもちろん、世界遺産の下鴨神社にも近く、かの出町王将や「ふたば」の豆餅は有名ですし、近年ではアニメ「たまこまーけっと」や「有頂天家族」の舞台にもなったことから、新たな文化発信の地としては十分に期待できるかと思います。そして記事にもある通り、何より同志社と京大の中間地点に位置しますから、もし私がいま学生だったら間違いなく入り浸るようになるでしょう。(笑) 周辺には魅力ある喫茶店も多数ありますが、ここまで来るとやはり「ほんやら洞」が焼失・閉店してしまったのがつくづく悔やまれますね……。

開館までにはしばしタイムラグが生じるものの、7/30の最終日まではなかなか興味深い上映スケジュールで(「この世界の片隅に」も再び上映)、私も久々に足を運んでみようかと思っています。梅雨どきこそ、映画都市・京都を満喫する絶好の機会ですね。

10年ぶりの三江線

2017年06月12日 23時05分49秒 | 鉄道関係
この週末は、10年ぶりに三江線を訪れました。
当時は2回ほど乗り通しただけでしたが、今回は沿線撮影や駅訪問を中心に、数少ない列車と徒歩移動を組み合わせてまる一日満喫。

















幸い天気にも恵まれ、出会いや発見がたくさんありました。
これが最後になるんでしょうかね……?

113系5300番台の製作 その4

2017年06月07日 02時24分37秒 | 鉄道模型/製作中-113系5300番台
6月に入りました。
巷では「SLやまぐち号」の新型客車35系が注目されているようですね。新山口で既存の12系と並んだ写真を見かけましたが、そのあまりの完成度の高さに12系が「まがいもん」のように見えてしまったのは私だけではない……と思います。とは言え、あれはあれで12系から旧客の雰囲気をとことん追求した仕上がりだと思いますし、急行型客車由来のズラリと並んだクーラーユニットや裾絞りのスマートさ、そして後年の改造や塗装変更による編成としての統一感はありました。
しかしこの35系、早晩どこかが模型化するとは思いますが、なんとかしてGMの客車キットを組み合わせて作れないか……と、キット改造好きの自分などはついつい考えてしまいます。(笑)

さて、これ以上仕掛が増えないうちに。
前回の続きです。GMキットの前面を取り付けたクモハ112ですが、クモハ113の時にはあまり紹介できなかった前面の修正過程を紹介します。


周知の通り、GMキットの前面はオデコが平たく、貫通扉の下部がRを描いているので印象があまり似ていません。
じっくり眺めていると前面窓も左右で高さが微妙に違うように見えます。一方、ヘッド・テールライトは小ぶりで実感的なのでこのまま活かしても問題はなさそうですね。


まずは貫通扉の下部を切り取り、プラ板で直角になるよう調整していきます。


また、オデコの修正に先立って行先表示器の両端にプラ板を貼り付け、横幅を広げておきます。

続いて側面の加工へ。


以前、475系の北陸地域色を作った際にテスト塗装をしたのでこんな色をしています。(笑)
クモハ113の時と同じく、点検蓋を活かしたいので湘南色の帯やサボを目印にケガキ。


切り出していきます。前回はデザインナイフの力技で切り出しましたが、今回は模型店で見つけたウェーブ製の「グリップのこ」を使ってみました。
最初は要領が掴めずやや斜めに切れたところもありましたが、うっかり他の箇所を傷つけることがないので便利でした。


切り出しが完了しました。戸袋窓はギリギリですが(汗)、今度はお手本があるので幾らか気楽です。
反対側の側面からも同様に切り出した後、両側面で扉を取り替えて移設していきます。


しかし切り出し作業はなかなか疲れるもので(笑)、合間に貫通扉の下部を修正。
ヘッド・テールライトはゾルで保護しておきましょう。

その5につづく