四年に一度

2012年02月29日 23時27分33秒 | 日記
暖かい陽射しが戻ってきました。
天気は不安定ですが、ひとまず寒さは去ってくれたようです。
せっかく2月29日なので更新しておきましょう。(・∀・)

前置きの通り、今日は天気が良かったのでサイクリング!
奈良線某駅で赤券の青春18きっぷを買った後、乃木神社へ。
まずは参拝を済ませて、境内を一通り歩いてみました。何度か前を通ったことはありますが、本格的に訪れるのは今回が初めて。
すると、日露戦争の旅順司令部の建物を移築した資料館や、現在の山口県長府の旧宅を復元したものなど、意外と盛りだくさん。
行きの自転車でも師団街道を通ってきたことから、通常の京都のイメージとは程遠い、軍都としての側面を感じることが出来ました。

それから、観月橋付近を通って中書島へ。
以前から気になっていた、駅前通りから続く花街の跡を訪ねてみました。
中書島は1970年と比較的遅くまで花街として機能していたということで、現在もその跡が色濃く残っています。
多くは個人宅となっていたので撮影は控え目に済ませましたが、カラフルなタイルやステンドグラスが嵌め込まれた建築や、江戸時代からの屋号が残る廓の建築が残っていて、いわゆる戦後の赤線時代を伝える貴重な遺構が残っていました。五条楽園よりも見応えがあるかもしれません。
かつては巨椋池が存在し、その名の通り「島」の様相を呈していた中書島の花街。
いつかは開発されて無くなってしまうのでしょうね…。

まだ時間があったので、今度は京阪電車に乗って橋本(こちらも花街)へ行こうかとも思いましたが、
18きっぷを買ったので節約することにして、次回のお楽しみということで、来た道を真っ直ぐ帰ることにしました。
途中、御香宮では何かの撮影をしているところに遭遇しました。
これまで探索が不十分だった市内南部ですが、意外にも歴史の深い場所が多く、これからも注目していきたいところです。


写真は中書島駅前に佇むレトロな銭湯。
この建物もまた、街の変遷を見つめてきたのでしょう。

2月の模型進捗状況 その2

2012年02月28日 22時49分39秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など
まだまだ寒いですね。
車両加工ばかり続いていましたが、今回は久々にレイアウトの様子をお送りします。
レイアウトには一応カバーをかけていたものの、その部屋で寝起きをしているものですから、カバーに埃が積もって積もって…。


レイアウトの左半分です。
画像右端、発砲スチロールの「丘」部分に、ジオコレの小学校(分校)を置きました。
まだ然るべき人形を配していないので、廃校利用の公民館のようにも見えますが…。
設定としては、近代に入り、街を見下ろす高台に新たな街の象徴として学校が設置された…といった感じで。


上画像のカーブの続き、駅手前の部分の築堤です。
長らく茶色(?)を塗ったまま放置していましたが、切り開いてTOMIX製車両ケースの発泡スチロールを差し込み、ジオコレの建売住宅を配置。新興住宅地としました。
線路との間が中途半端に空いているので、木を植えても良さそうですね。


トンネル脇の農家も手を入れました。
パウダーを撒いて、フォーリッジやライケンで下地や継ぎ目を隠していきます。
ここは立地が立地なので、秘境感あふれる世界にしていこうと思います。


レイアウト製作は部分的にでも完成が見えてくるのがいいですね。

一期一会、梅の香りに誘われて

2012年02月26日 23時19分58秒 | 日記
寒の戻りがやって来ました。
冬はどうしても同じような服装になってしまうので、早く春らしく着こなしたいものです。
ストールをもう少し増やしたいですね。

昨日は2月の25日ということで、3年連続で北野天満宮梅花祭に参加してきました。
午前中は降っていた雨も何とか収まり、梅も少しずつですが咲き始めたところ。友達と30分並んで、運よく点前座の正面という良い位置に座ることが出来ました。
この梅花祭のお茶席は上七軒の舞妓さんたちがお茶を点てて運んできてもらえるといったもので、毎年けっこうな賑わい。列に並んでいた後ろのご夫婦は愛知県からこのために来られたそうで(30分も並んでいたので、少し話した)、人気のほどが窺えます。

お菓子はもちろん老松さんで、梅を模したお干菓子が可愛らしかったです。
ちょうど先月は大学の「日本文化の奔流」で老松店主の太田さんの講義を聴いたばかりなので、こうしてお茶会に参加をすることで、それまでに得た知識の点が線になってくる様子が実感出来るのは嬉しいです。
桜より早く咲く梅は春の先駆けであるとよく言われますが、やはり日本に四季があって良かったと思いますし、また日本に京都があって良かったと思います。

お茶をいただいた後は、もちろん舞妓さんの写真を撮りました。
茶人よりもカメラマンの方が多いのも事実で、自分もその中に混じり、いつの間にか100枚近くシャッターを切っていました。
また、25日は天神さんの日なので、他の出店をいろいろと見学したり、その後はお茶のお稽古に行ってお茶を点てる側にもなり、楽しい一日でした。

今日は自転車で市内を探検がてら祖母宅へ。
特に上京区や北区は大学の近くながらあまり通っていない道が多く、いつの間にか町家が潰れて駐車場になっていたり、この路地からこんなにいい風景が!といった場所を見つけたり、自転車で通るだけでもおもしろい発見の連続でした。
人も景色も、一期一会だなと思う今日この頃です。

写真は昨日の分から一枚。
多くのカメラや視線にも一切動じることなく点前などをされていたのが印象的でした。自分も頑張らないと。

走り去る初代

2012年02月24日 23時59分59秒 | 日記
陽気がやって来ました。
寒の戻りもあるようですが、一日でもいい天気の日があると嬉しいものです。
というわけで、バイトの前に、300系で運転される臨時の「のぞみ343号」の撮影をしてきました。

場所は久々に桂川の河川敷です。
ここはB級撮影地なのでいつでものんびりと撮れます。


20分ほど前に着いて何本か練習しましたが、写真はいきなり300系です。
農作物を入れて河川敷らしさを出してみました。手前のネギはやはり九条ネギなんでしょうか。


まだスピードが遅いので、カットにも余裕があります。
さよなら装飾が確認出来ますね。


少しズームして、後追い。
時間があれば他のところで撮りたかった気もしますが、地元でのいい記録になりました。
小学生の頃に見ていた100系に続いて、300系も走り去ってしまうのかと思うと、ちょっと寂しいですね。

雪晴れなり

2012年02月22日 22時52分00秒 | 日記
帰ってきました。
冬が終わりつつあるのか、随分と暖かくなりましたね。
東へ西へ、あちこちを回った旅でしたが、各地に雪も残っていて、いつもと違う風景を楽しむことが出来ました。
明日からのエネルギーになったと思います。

ところで、写真の車両を初めて見たのですが…
見た目は完全な電車ながら、音や床下は気動車そのもので、とても新鮮でした。

東へ西へ、ぶらり旅 3・4日目

2012年02月21日 23時59分59秒 | 旅行記
福知山に着いてからは、親戚に付き添ってもらって車の練習。
実はそれが目的でもありました…。

・21日(火)
お昼から、車の練習がてら撮影に。
福知山から、KTR宮福線沿いに北上しました。


公庄を通過する特急「はしだて5号」です。
いつも昼休みに見ている列車を遠い府北の地で見かけると、ちょっと不思議。


対向の普通列車です。

それから舞鶴市内まで運転し、「とれとれセンター」で夕食用のカニを買いました。
まだあまり慣れずに、何度も後続車に道を譲りながらの運転でした。

・22日(水)
この日も練習。
上川口駅近くのたいやき屋さんに行った後、KTRの牧駅付近まで。


前日と同じく特急「はしだて5号」です。
太陽が出ていたので白い雪が眩しく、目を凝らしながらの撮影でした。

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一応は運転が出来たところで(これが京都市内だとまだ不安は残りますが)、目的を達成したところで、帰路につきます。
一筆書き切符の長い途中下車を終えて、再び福知山駅に入場。


舞鶴線の運用に就く113系が迎えてくれました。
今度のダイヤ改定では更に運用が減るそうで、この湘南色の境に帯を巻いた塗色もいつまで見られるでしょうか。

そして、帰りの列車がやって来ました。


287系の特急「きのさき18号」です。乗る分にはやはりこちらでしょう。
「きのさき」とは名ばかりで(笑)、福知山始発なので乗客も少なく、幾分ゆったりとした車内。
せっかくなので1号車の指定席を取り、287系最大の特徴でもある「クモロハ287形」に揺られて京都に帰ってきました。
途中綾部では7分ほど遅れていたのですが、園部以降はそれを定時に取り戻して、快適なひとときでした。
やはり一度特急に乗るとやめられませんね。この287系か、KTR8000系かといった感じです。

今回は二つの旅を一つにまとめるといった新しい旅のスタイルでしたが、その分内容も盛りだくさんで、寝台特急の新たな利用法も考えることが出来ました。サンライズの利用価値は意外と高いものですね。
最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
(久々に旅行記を最後まで書きました…。)

東へ西へ、ぶらり旅 2日目

2012年02月20日 23時59分59秒 | 旅行記
浜松駅周辺をぐるっと歩いた後は、コンコースで待機。


新幹線のりばはもう翌朝の準備がされています。
柱の一角に腰掛けていたところ、「サンライズですか? 入ってもらっていいですよ」と巡回の駅員さんに声をかけられ、ホームへ上がりました。

貨物列車が通過する中、「サンライズ瀬戸・出雲」を待ちます。


深夜帯ということもあり、そうサンライズの利用者が多くない浜松駅では、号車案内がホーム上ではなく壁面に貼り付けられています。

浜松1:12発→米子9:03着

そして、列車は定刻通りにやって来ました。今や東海道最後の定期夜行列車であり、寝台特急です。


乗車したのは「出雲」のソロ上段。
年末に乗った「あけぼの」のソロと構造は同じ(ベッドが線路方向)ですが、若干広くスペースがとられていて、荷物置き場やAC電源もあって快適です。住宅会社が設計に関わっているので、まるでカプセルホテルのようです。


サンライズは電車特急なので、夜行列車にしてはかなりのスピードで飛ばしていきます。
夜食を済ませ、横になって景色を眺めたり、携帯をいじっていると、もう名古屋で運転停車。
前夜の睡眠時間が少ないということもあり、おそらく岐阜県に入ったあたりで目を閉じました。

翌朝。
岡山到着前の放送で目が覚めました。スピーカーが枕元にあるので、強制的に起こされたという感じです。(^^;


青みがかった空の向こうにはぼんやりと紅の帯。これぞサンライズ。
一晩で静岡から岡山に移動出来たことに驚きつつ、ここから始まる新たな旅に期待が高まります。
岡山での切り離し作業は以前見たことがあるので、パスしました。(--)


それから二度寝すると、雪の積もった伯備線内を走行中。
前日と同じくいい天気で、分水嶺の案内放送があり、列車は鳥取県に入りました。

カーブの多い伯備線。
それまでの東海道・山陽本線に比べると乗り心地は悪く、サンライズの285系は振り子式には対応していないので、車端の個室は特に揺れます。
横になっていても少々気分が悪くなってきたので、荷物をまとめてラウンジに避難。
そうこうしているうちに伯耆大山から山陰本線に入り、あっという間に米子に着きました。
ホームに降りて深呼吸をするとすぐに気分も回復!


しばらく停まっていたので、編成写真を撮ることが出来ました。

さて、米子からは鳥取に向かう特急「スーパーまつかぜ6号」に乗り換えるのですが、15分遅れで運転しているとのこと。
手持ちの切符はいわゆる「一筆書き切符」で、伯耆大山~米子間は分岐特例の区間外乗車(枝分かれする一方の線区から他方の線区まで乗車する場合、どちらかの列車がその分岐駅を通過する時は、少し先の駅で乗り継ぐことが出来る)を適用しているので、改札外に出ることは出来ません。
あまり来られる場所でもないので、撮影をして時間をつぶしました。確か、米子駅は高2の夏休みに参加した島根県総合文化祭で立ち寄って以来です。


普通列車では、姫新線色のキハ47がまだ活躍していました。


サンライズの後を追ってくる381系の「やくも」。これに乗れば酔わなかったかも?
よく見ると、構内の中線が撤去されて、ポールが立てられていますね。


境線のネコ娘列車です。以前来た時からはラッピングも変わり、観光客の目を引いていました。

随分と長く待たされ、特急「スーパーまつかぜ6号」は26分遅れで入線。
1両しかない自由席は長蛇の列が出来ていましたが、米子乗客が完全に入れ替わったので座ることが出来ました。
また、所定では3両のところを車両不具合の影響で2両で運転していて、3号車の指定席券を持っている乗客には下車駅にて半額を払い戻す旨の放送がありました。
発車後はしばらく大山を横目に飛ばしていたのですが、単線のために行き違いが多く、遅れは徐々に拡大。赤碕では3番線を通過するという珍しい事態にも遭遇しました。
車掌さんに尋ねると、鳥取で乗り継ぐ予定の普通列車(11:11発)は接続をとるとのことで、一安心してしばらく寝ていました。

米子10:16発→鳥取11:34着

結局、鳥取には36分延着。
しかし、乗り継ぎ予定の普通列車の姿はありません。
駅のアナウンスを聞いていると、この先の鳥取~浜坂間は大雪で運転を見合わせていて、次の12:20発の列車から運転を再開するとのことでした。
米子と違ってこちらは途中下車が出来る上、土産物店を物色したり、昼食にかにずしを買う時間が出来たので、これはこれで良かったかもしれません。


鳥取駅前の様子です。
この写真を撮った後ろにはかきわけられた雪が1m近く積み上げてあり、大雪の凄さを実感しました。


駅に戻って、「山陰海岸ジオライナー」用のラッピングを施されたキハ126系。
運用のない平日はこうして米子方面の普通列車にも充当されています。ラッピング一つであたかも別形式のように見えるから不思議です。

列車を待っていると、浜坂方から除雪を終えたラッセル車が走り去って行きました。
あまりに突然の出来事にカメラを向ける余裕はありませんでしたが、これの運転をするために不通になっていたんですね。

運転再開後最初の列車で西へ。

鳥取12:20発→浜坂13:04着

浜坂での乗り換え。
右は初期型のキハ47 2で、左のキハ47 143と比べるとスカートの形状が違います。

浜坂13:15発→城崎温泉14:31着

雪晴れの余部鉄橋を渡ります。
鳥取からの列車が運休でなければ順当に乗り継いで、ここで降りる予定でしたが…。
外から列車の走る様子を見てみたかったです。


香住にて、対向の普通との交換と特急「はまかぜ4号」の退避。
こちらもホームに雪がうず高く積もっていて、キハ189系はオデコしか見えませんね。

城崎温泉14:35発→福知山15:41着

城崎温泉からは特急「こうのとり18号」に乗りました。先頭のクハ183-710はシートが古いタイプの車両。
発車後、1号車のトイレと洗面所の水が出ない・3・4号車間のデッキの扉が閉まらない旨の放送がありました。そろそろ限界なのでしょうかね…。


福知山に着きました。
屋根のかかっていない部分は雪が積もっていたので、「はしだて6号」との並びはこれで妥協。
エスカレーターが修理中だったので、これはこれでいい記録になるでしょうか。

こうして、京都から浜松を経由してぐるっと遠回りで福知山に着き、約2年半ぶりに親戚宅を訪れました。

東へ西へ、ぶらり旅 1日目

2012年02月19日 23時59分59秒 | 旅行記
試験7科目・レポート7科目を終えて、いよいよ春休み。
卒論や進路に向けての準備も始めましたが、やはり休みといえば旅。
そして「寝台特急に乗りたい」ということで、以下のように考えてみました。

→関西発の「日本海」「きたぐに」は既にお別れムード
→ならば「サンライズ出雲」のソロに乗ってみよう
→下りは浜松に停まるから、昼間は東海地方で遊べる
→朝は米子で降りて、そのまま山陰本線を上れば福知山の親戚宅にも寄れる

つまり、東海地方への旅と、山陰地方を経由して親戚宅への旅と、二つの旅を一つにまとめた旅です。
そのプランを成立させるのがズバリ、寝台特急の「サンライズ出雲」。切符は各種割引や分割を駆使して、どうにか約2万円に抑えました。
「サンライズ出雲」B寝台のソロは、乗車の2日前に何とかラスト1室が取れて一安心。

さて、19日の朝から旅が始まります。

西大路8:18発→京都8:20着
京都8:34発→岐阜9:55着


京都から特急「ワイドビューひだ25号」に乗りました。
隣は特急「スーパーはくと3号」に充当予定の編成です。


今回は4号車の1番D席を押さえていたので、貫通型先頭車ですが前面展望が楽しめます。
能登川付近がいちばん積もっていて、期待していた関ヶ原付近は予想に反して少なかったです。


それでも、伊吹山は堂々と。






あっという間に岐阜到着。
名古屋から来る「ワイドビューひだ5号」との併結作業を見送ってから駅を出ました。
ちょうど名古屋行きの「ワイドビューひだ4号」と同じタイミングでの発車で、2本の気動車特急がターミナル駅を出ていく様子は圧巻でした。

岐阜駅を出てからは、観光案内所でパンフレットをもらい、バスに乗って「長良橋」へ。
この日は完全にノープランなので(笑)、オススメの場所を回ってみることにします。


伝統的街並保存地区の入り口です。ここから見る分にはいい感じの風景です。
橋を渡って、ちょっと散策してみましょう。


少し歩くと、道もきれいになり、いかにも「作られた景観」が姿を現します。
(京都の何でもない路地の方がまだ楽しめるぞ…)
大学でいろいろ学んで以来、こういう景色に少し辛口評価になったのかもしれません。


ありがちですが、エアコンの室外機が囲われています。
こういった取り組みは京都でも見られますが、生活感を出すためにむしろそのままでもよろしいのでは。


何かこう、一つひとつのお家はいい味を出しているのですが、このきれいな道が良くないのか…。
純粋な観光客目線を既に失ってしまったので、純粋に楽しめないのもまた辛いところです。


保存地区の先から見える、この長良川の風景の方が幾らか落ち着きました。桜並木もあったので、春にはもっと良い景色が楽しめることでしょう。

それから、金華山に登ってみることにしました。


織田信長の銅像。躍動感があってカッコいいです。
後ろに見えるのが金華山ロープーウェイです。


ロープーウェイに乗り、山頂駅で降りると濃尾平野が見渡せました。
順光側は木々に遮られて写真は撮らなかったものの、こちらも良い景色が。
天気が良かったので、人で賑わっていました。


金華山の頂上にある岐阜城です。
ロープーウェイで1000円取られた上にお城で400円もかかるそうなので、入るのはやめておきました。

また、金華山は徒歩でも登れるそうですが…


こんな看板があり、通り過ぎる観光客の笑いを誘っていました。
そんなに言い切らんでも…と思いますが、岐阜市が言い切っているのですから本当に無理なのでしょう。

再びロープーウェイに乗り、麓の岐阜公園を歩いていると観光協会のアンケートに遭遇しました。
こんな一人旅の若者もサンプルになるのかと驚きましたが(笑)、答えるとあぶらとり紙がもらえました。

こうして観光を終えた後はバスで岐阜駅に戻り、今度は列車の撮影へ。
高山本線の撮影か、関西本線の撮影か迷ったのですが、いつも通り過ぎるばかりの関西本線の方へ。

岐阜13:13発→名古屋13:40着
名古屋13:48発→永和14:03着


手持ちの切符を名古屋で途中下車し、別途切符を買い足して、関西本線の永和で降りました。
以前はボックスシートの313系だった覚えがありますが、今回は新車の匂い漂う転換クロスシートの313系でした。バリエーションの多いこと!


駅から10分ほど歩いたこの鉄橋でしばらく撮影します。いい天気です。


関西本線の名古屋口は、四日市からの貨物列車も通過します。これは単機回送でした。


ここでの目当ては快速「みえ」のキハ75系。
昨年のダイヤ改正で全列車が4連化されたので、武豊線用の2次型の充当も増え、末期の急行「かすが」を思わせる写真が撮れるのです。
背景には名古屋駅のビル群もバッチリ。


DD51とDE10の重連貨物列車も。


最後にもう1本快速「みえ」を撮って永和駅へ戻りました。
再び関西本線で名古屋へ。

永和16:06発→名古屋16:23着

名古屋からは名鉄に乗り換え、大学の友人の実家にお邪魔させていただき(二度目)、晩ご飯をごちそうになりました。
渡り鳥のような旅が出来ることに感謝です。m(_ _)m

日も暮れて。


名鉄特急で名古屋に戻ります。一般車ですが、速くて快適でした。
名古屋からはまたJRで南下します。

名古屋21:15発→大府21:39着

武豊線との分岐駅、大府で降りました。ここでしばらく撮影します。
まずは2015年の武豊線電化で撤退予定のキハ75系。名古屋からの直通列車だったので、これに乗ってきても良かったかもしれません。


しばらく待つと、反対からは普通列車がやって来ました。こちらも武豊線からの名古屋直通。
新型のキハ25系です。やはり見た目は313系そっくりです。


床下にはしっかりディーゼルエンジンを積んでいます。いやはや驚き。
各部分を記録して、後続の普通に乗って更に南下しました。

大府22:09発→刈谷22:15着
刈谷22:17発→豊橋22:49着

刈谷で新快速に乗り換え。


向かいのホームには373系のホームライナー大垣がやって来ました。何気に初めての撮影です。

豊橋23:10発→浜松23:43着
豊橋では中途半端な待ち時間をどうしようかと思っていましたが…
刈谷から乗り換えた新快速が、豊橋からそのまま浜松行きになったので、暖かい車内で待つことが出来ました。


終電で浜松到着。
この先東へは菊川行き最終が接続していますが、ここで下車。
真っ暗な駅の周辺を歩いて時間を潰します。コンビニが数軒あったので、翌朝の朝食も調達しておきました。

魁(さきがけ)

2012年02月18日 22時12分31秒 | 日記
昨夜から洛中は積雪に見舞われました。
京都市内は今出川を境に気候が変わると言いますが、昼を過ぎても北部は見事に雪が残っていました。
北大路通の金閣寺道~千本北大路から眺める比叡山のそれはそれは美しいこと!
右大文字も「大」の字の部分だけ真っ白に積もっていて、余裕があれば撮り歩きをしたかったところです。
それにしても、2月の下旬にここまで積もるというのも、珍しいのではないでしょうか。

今日は午後から着物で左京区の宝ヶ池グランドプリンスホテルへ。
「全国車いす駅伝」の前夜祭にて、呈茶のお手伝いをしてきました。
お菓子は駅伝にちなんで梅を模した「魁(さきがけ)」。高円宮妃殿下と京都府知事も来られ、終始賑わっていました。




会場はこのような感じです。
点前というと畳でおこなうイメージが強いですが、これは椅子に座って点前をする「立礼(りゅうれい)」という方式で、お客さんも椅子に座って、車いすの方もそのまま気軽にお茶をいただけます。
未熟ながら自分も点前をさせていただきました。
昨年の国民文化祭に続き、このような大々的なイベントに関われるのは嬉しいことです。また一つよい経験になったと思います。

明日からは東へ西へ、2つの旅を1つにまとめた旅をしてきます。
というわけで、次の更新は未定です。(^^)

光跡を追って

2012年02月16日 21時46分03秒 | 日記
2月16日。
午前10時前にみどりの窓口に並んだ方も多かったのではないでしょうか。
特に「日本海」の定期最終列車の切符は10秒で売り切れたそうで、ここからお別れムードが一気に加速しそうです。

今日は春休みに入ってから初めて大学に行きました。
入試関連も落ち着いて、いつもの休日の大学の雰囲気。
まずは生協で今度の旅に使う乗車券を買いました。極力安く抑えるために、区間を分割した上に学割証を遣ったり、結構ややこしいことをしましたが(笑)、スムーズに発券してもらえました。
今回は年度末が近いので学割証を2枚使いましたが、更に予備の学割証を1枚発行。
下宿生でもないのに、ちょっとした電車の遠出で距離が101キロを超えた途端に学割証を使うタイプなので、もしかすると下宿生の人よりも学割証を使っているかもしれません。

それから図書館にも立ち寄りました。(こっちが本当の目的)
最近興味を持っている、鴎外研究に関する本を2冊借りました。いま(休み中)に借りると4月まで借りられるので、この機会に読めるだけ読んでおこうという考えです。
また、今年は生誕150年ということで、彼の出身地の津和野にも行きたくなってきました。
実は小学生の頃に家族旅行で「SLやまぐち」に乗って行ったきりなので、時間の経過と共に記憶や印象が薄くなってしまい…。
何より、鴎外に興味を持った今だからこそ訪れたい場所。今春の18きっぷを使って、何とか行けないものかと考えているところです。

帰りはまっすぐ帰らずに、上京区・北区界隈をぐるっと遠回り。
小川通に残る小川の跡を見に行ったり、加茂街道から比叡山を眺めたり、久々に自転車で市内を走りました。
京都御苑では梅が咲いていました。寒さはまだ続きますが、春は確実に近づいているのでしょう。


写真は年始の分より、函館を出る上野行き「北斗星」。
本州と北海道を結ぶ寝台特急もいつまで持つのでしょうかね…。

2月の模型進捗状況

2012年02月14日 23時12分43秒 | 鉄道模型/製作中-キハ189系【完成】
昨日と今日は雨でした。
2日も雨が続くと冷えるもので、ほとんど家に居る状態が続いています。
部屋で本を読むばかりで、ブログに書くような出来事もなく…。

世間はバレンタインデー。
小学生の頃はチョコをたくさんもらえるのが当たり前でしたが、時が経ち、やはり今もらえる1個ほどありがたいものはありません。
特にうちの大学はもう春休みに入っているので尚更です。

さてさて。
模型の話です。少し進みました。


中間車・キハ188はほぼ前回のままです。
業務用扉の窓を埋めなければいけませんね。


先頭車・キハ189-0が箱になりました。台車は仮のものです。
かなりイメージが掴めてきました。


箱になった「だけ」なので、屋根肩の整形がまだ済んでいないところもあります。
銀色は傷が目立つので、出来る限りきれいに整えていきたいところ。


もう片方の先頭車・キハ189-1000はまだ板の状態で、客用扉・乗務員扉共に未完成の状態です。
本当は並行して進めた方が効率はいいのだと思いますが、先に「お手本」を作って手応えを確かめておきたくて…。
ともかく、早く3両とも箱にして揃えてみたいですね。


キハ20 41もボディの加工が終わりました。窓の移設にとても苦労しましたが、ようやく。
同様の加工で、今度発売される小湊鉄道キハ200形セットからキハ20形四国色を作れないかと思っていますが、果たして。

暖かくなれば塗装に移りたいです…。

I shall return.

2012年02月10日 22時21分14秒 | 日記
連日のイベント続きが、ようやく一段落。
読まなければならない本が溜まっているので、この週末は主にその方に時間を充てたいと思います。
考え事も多い。

昨日は縁あって大学の教職仲間たちと母校の中学校へ。
卒業以来校門の前すらも通っていないのですが(笑)、久々に見る校舎は何一つ変わっていませんでした。
案内された体育館も寒いのは当時のままで、5・6時間目(おそらく)に実施されたふれあいトークin○○(○○には校名が入る)に参加してきました。
これは中学1年生と高校生・大学生・地域の方たちがグループを組んで話す(質問し合って交流する)というイベントで、我々大学生はいわゆる学校ボランティアの立場になります。
以前から少し興味があったのと、母校で実施されるということで、大学で一緒に教職課程をとっている仲間に誘われたのを機に参加してみました。

初めて顔を合わせる中学1年生は…確実に小学生ではないものの、まだ中学生にはなりきっていない独特の感じ。
自分のグループは地域の方2人と、大学生の自分が1人、そして中学生が5人となり、互いに自己紹介をし合ってトークが始まりました。
質問は中学生があらかじめ考えてきてくれていて、やはり高校受験の話や、いまの大学に進学して良かったことなど、最初は緊張していた様子でしたが、そのうち根掘り葉掘り質問されるようになりました。
一応は的確に答えられたかと思います。中学生たちも興味津々の目で聞いてくれました。

最後は中学生からのお礼として、素晴らしい合唱を聴かせていただきました。
聴いている最中、2年の時に金賞をとった合唱コンクールの思い出が蘇り…。
今もし中学生に戻れるなら、指揮者をやっていたと思います。壇上でオーケストラのようにダイナミックに体を動かしてみたい。(^^)
それにしても、舞台に立った中学1年生たち、確実に人数が少ないような気がしました。
クラスの数は変わらず7クラスというものの、おそらく少子化で1クラスあたりの人数が減っているものかと…。
それでも、彼ら彼女らがいずれ地域を、京都を支えてくれる人材(財)となってくれることを願います。

最後に職員室を訪れると、当時お世話になった先生方にもお会いすることが出来ました。
良くも悪くも印象深い生徒だったと思うので(笑)、どの先生も覚えていてくださって、なかなかお会いする機会が無いだけに、今回挨拶をすることが出来て良かったです。
帰る時に校内を一通り歩いてみましたが、阪神大震災の爪痕であるらしい、タイルのひび割れはまだ残っていました。

今日はバイトで、無事お給料をもらって帰宅。
これで金欠状態から復活出来そうです。今月もたくさん入って春に備えたいと思います。


写真は先週の撮影分より、稲荷~JR藤森を行く103系。
家々の隙間を一瞬で通過していくので、なかなかに集中力を要する撮影でした。

散財日記

2012年02月08日 23時59分59秒 | 日記
しばらく間が空きました…。
毎日誰かしらと会っていて、ついにお金が無くなったというのが今の状態です。
一つひとつ書くとものすごく長くなりそうなので、写真で簡単にご紹介。

5日(日)


よしピーさんと大阪で8ヶ月ぶりにお会いしました!
そのまま流れで近鉄南大阪線方面に行ったのですが、ほとんど初めて見る景色で、新色さくらライナーが通ったり、いろいろと楽しかったです。
京都に戻ってからは、約半年ぶりに髪を切りました。

6日(月)




友達と京都近代建築&花街跡めぐり。
写真を撮ったのはこの五龍閣(夢二カフェ)だけですが、よく歩いてよく食べた一日でした。

7日(火)


バイト帰りに満月がきれいだったので、特急「はしだて9号・まいづる15号」と共に。
この日にお給料がもらえるはずだったのですが…。

8日(水)


洛中降雪。
旅行会社に行ったり、イオンモールの大垣書店で文庫本を3冊も衝動買いしたり、Amazonで注文していた文芸雑誌が届いたり、夕食に誘われたり、瞬く間にお金が飛んでいきました。
明日からは節約します。

伏見鉄道散歩

2012年02月04日 23時59分59秒 | 日記
少し寒さは収まりつつあるようですが…。
持っている中でいちばん暖かい上着を出して外に出ています。
そして、出来るだけ早く家に戻る。

昨日は節分。
一年前に引き続き、六波羅蜜寺節分会に参加してきました。
お寺自体はこじんまりとしているものの、ここは毎年宮川町の芸舞妓さんが豆まきをされるということで、密かな人気スポットです。
京都の節分は壬生寺(昨日は市長選の応援で山本太郎が来ていたらしい)や吉田神社が有名ですが、他にも多くの寺社でイベントが催されるので、実はけっこう分散されるのです。
豆まき30分前に六波羅蜜寺の人垣に紛れ込むと、さすがに最前列は確保出来なかったものの、良い位置で芸舞妓さんの写真を撮ることが出来、豆の包みも幾つか手に取ることが出来ました。
因みに六波羅さんでは豆まきの掛け声は「鬼は外」とは言わず、「福かっこめ」とのこと。
一応、最初から最後までしっかり見物したので、福がかっこめたかな…?

今日は未明にゼミのレポートが完成。
というわけで、昼から京都駅でMAKOと合流して、思いつきで(笑)、奈良線へ。
乗る予定の「みやこ路快速」の先頭車パンタグラフにビニールが付着して急遽運休になるというトラブルがあったものの、後続の普通で稲荷へ。
駅の近くで昼食にうどんを食べた後、疎水沿いにふらふら散歩していました。
途中、京阪の踏切を通った時にたまたま大阪方面から8030系が来たので、折り返しを撮影したり…。
初めてまともに京阪電車をを撮影しましたが、普通列車でも車両のバリエーションが豊富でおもしろいですね。以前は見慣れなかった新色も少し馴染んできたように思います。
特急車も外観から上品さが漂っていて、京阪間の連絡にいちばん時間のかかる鉄道だけに、阪急とは違う努力をしているのかもしれません。

無事に8030系を撮影した後は、当初の予定通り奈良線の103系を撮りに。
藤森界隈は一部高架や単線複線の境目であることから、様々な撮り方が出来るのが特徴です。
今や京都唯一の103系(となって長いですが…)、車体のウグイス色が風景に映えることもあって、撮っていても楽しいものです。独特のモーター音が遠くまで響いているのも印象的でした。
最終的には2、3の撮影地を回って稲荷~JR藤森間を踏破した形になり、試験期間中の食べ過ぎを気にしていたのですが、たくさん歩くことが出来ました。
奈良線は「準」地元ながらまだまだ未開拓なので、嵯峨野線のように変貌してしまう前にいろいろと撮っておきたいと思います。
次は桃山や六地蔵、宇治界隈に行きたいですね。


写真は深草駅の南で離合する新旧の京阪特急。
いまのカメラ(4年目)になってからは初撮影です。曇りでもこの存在感!

如月の寒波

2012年02月02日 23時27分18秒 | 日記
2月に入り、記録的寒波が到来。
外出は控えましたが、府北部ではかなり雪が積もったようですね。
テレビのニュースでは見たこともない景色の舞鶴が映し出されていました。

さて、昨日の「民俗学」の試験を以て、今期の、そして3回生の試験が全て終わりました。
持ち込みは自由だったので自筆ノートとレジュメで対応したものの、30分を過ぎても途中退出者は少なく、講義ノートを持ち込んでいる人の方が逆に大変そうでした。
授業に出ていないと解けない問題もあって、やはり出席しておくものだな、と思いました。
ともかく、これで試験が全部終わって一安心です。

帰りは少し遠回りで帰ろうと思い、とりあえず大学前から12系統のバスに乗車。
車内から「民俗学」の試験にも登場した「出雲の阿国像」を見て、終点の三条京阪まで乗り通し。
すぐ地下に降りて京阪に乗り、東福寺でJRに乗り換えて帰ってきました。
新しくなった東福寺駅に初めて降り立ちましたが、JRと京阪の間の壁が一部取り払われて、連絡改札が出来たんですね!
が、それはJR宇治方面から京阪三条方面への相互乗り換えの場合だけで、今回のような京阪三条方面からJR京都方面の相互乗り換えは、従来通り跨線橋を上り降りしなければならず、相変わらず不便でした。
両社としては行楽シーズンに京都駅から清水・祇園方面に早く行ける手段を推したいのかもしれませんが、その逆の需要も多いだけに、何とかならないものかと思います。

奈良線の103系も久々に見ました。(乗ったのは221系でしたが)
先日、京都~城陽間の複線化が決定したこともあって、事業完了までがいよいよカウントダウンなのかもしれません。
半自動ドアではないのでこの時期の交換待ちなどは寒いですが、いずれ複線化で変わる風景もあるでしょうし、機会を見つけて乗ったり撮ったりしていきたいですね。
個人的には藤森~桃山~六地蔵の狭い切り通しをどう複線化するのか、非常に興味があります。

昨夜から今日にかけては、引き続きゼミのレポートを書いています。
明日は節分、市内各地でイベントがあるので、ちょっと外に出てみようと思っています。


写真は昨年の分より、京都駅で出会う103系。
「日本海」の待ち時間に撮りましたが、こちらにカメラを向けている人はなく…。