209系2100番代(房総色)の小加工

2018年01月15日 01時13分29秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など
早いもので1月も半分を過ぎ、本格的な寒さが訪れていますが、そんな中でKATO・TOMIXから怒涛の製品化発表。
待てば出る時代となって久しいですが、それでもやはりドキドキするものですし、セット構成や再現の度合いなどはもう少し経たないと分かりません。そして、今は特に魅力を感じていない車両でも、旅先で実車に接すると欲しくなってしまう車両もあるものです……。
きょう取り上げるのも、そんな車両の一つ。


昨年末にTOMIXから発売された209系2100番台(房総色)です。
今までどちらかと言えば西日本に、そして気動車に偏っていた当方の所有車両ですが、東日本の通勤電車は初めての導入です。
実車は全編成が転属・改造から成っているものの、当初の京浜東北線で活躍していた頃には縁がなく、幼少期に図鑑で何となく把握していた程度で、今のように年に数回東京に行くようになった頃には既にE233系への置き換えが完了していました。比較的早期に第一線を退いたこともあって安物の印象が強く、房総各線に転じた後も特に食指の動く存在とはならなかったのですが、




昨夏に内房・外房線を乗り潰した際、すっかり近郊電車に装いを改めた同車に初めて接することとなり、いざ乗車をしてみれば、中間車こそ元・通勤電車の原型を残していますが、両先頭車に設けられたボックスシートに腰を落ち着けると車窓には房総の煌く海が広がり、窓際のテーブルに飲み物を置けば一気に旅行気分は上昇。113系の後継として十分に足る車両だと感心させられました。


模型の方に目を向ければ、例のボックスシートの設置された車内が新規に再現されて期待通りの完成度です。厳密には台車位置が異なるようですが、これは修正が大変そうなのでそのままとしています。
車番はインレタ選択式で、号車や車イス表示、そして珍しくATS標記までも収録(所属標記はやっぱりナシ)。上総湊→安房鴨川で実乗し、インレタにも収録されているC436編成としました。


成型色のままのスカートはグレーに塗って支柱をブラックアウト。
東日本の通勤電車には施工しておきたいポイントですね。


固定編成の電車ということで、カプラーはKATOのE231系用を小加工のうえ取り付け、E259系用の車体間ジャンパも一部をカットして取り付けました。
メーカー推奨のTNカプラーだと東日本独特の青灰色の床下機器と色が合わず、ジャンパも無いのでスカスカになってしまいます。トイレのある2号車にはタンクを取り付けたいところですが、良い部品がないので今は保留。扉はスミ入れしています。


KATOカプラーの取り付けはこのように。瞬着のポン付けでは心許ないので両脇の2箇所に穴を開け(見えにくいですが)、丸プラ棒を差して固定しています。ねじを使えばもう少し綺麗に仕上がるでしょうか。
KATOカプラーは実感的でないので長らく敬遠していましたが、ジャンパが発売されたことで一気に真価を発揮した気がします。編成の順序や向きもこれで間違えませんね。(笑)

この他にもいろんな車両に小加工を施していますが、今年もぼちぼち紹介していこうと思います。

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1 コメント

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Unknown (房総快速)
2021-12-20 20:37:18
こんばんは

トイレタンクもサードパーティから発売されましたが、ジャンパー線は外すことになってしまいそうですね
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