年末年始の各地はどんな様子なんだろう…と思ってやり始めた年越しの旅もこれで3回目。今までは1月1日の昼過ぎには京都に戻ってきていましたが、今回はもう少し長く旅を続けます。
大晦日から元日にかけては天気が大荒れとのことで少々心配だったのですが、訪問予定の地域はあまり影響が無さそうだったので、行程は大まかに作って、後は現地で臨機応変に対応することに…。
2010年最後の日。朝は7時に起床。
予定より少し早く家を出て、青春18きっぷに日付印を押してもらい、まずは1駅戻って京都駅まで。
西大路8:03発→京都8:06着
車掌さんが、とてもゆっくりはっきりした話し方でした。
例えて言うならば、そう、戦場カメラマンのような…。
京都8:14発→姫路9:48着
京都駅からは新快速で姫路まで。
普段は5番ホーム着発の新快速ですが、この列車は特急の停まる7番ホームからの発車でした。
着席は余裕で、大阪や神戸を過ぎてもやけに空いていたので時刻表を確認してみると、姫路駅では岡山方面の接続列車が無いことに気づきました!
少し早く出発したのも虚しく、結局は姫路駅で後の新快速播州赤穂行きに乗り、相生駅での乗り換えを余儀なくされることに…。
半月ぶりの姫路駅です。
このホームでは寒い思いをしたことしかありません。駅そばを食べればよかったかな…。
姫路10:08発→相生10:28着
後続の新快速に乗ります。
一応ここで当初の予定に合流しました。まぁ、これでいいでしょう!(笑
相生10:29発→岡山11:38着
(岡山駅にて撮影)
相生で乗り換えたのは濃黄色の115系!初遭遇・初乗車です。
8両編成の新快速から6両編成の普通列車に乗り換えたので混雑というほどではありませんでしたが、乗っていた新快速が相生駅に入線する際、前に居た老夫婦が岡山行きの混雑具合を窺っていて、
「座れるやろか?1、2、3…うわっ黄色や!」
と、ありがちな(?)反応を示していたのが印象的でした。
各地で単色化の進むJR西日本の車両ですが、岡山・広島地区で増殖中のこの濃黄色の車両は、この冬に青春18きっぷを使って岡山方面に行く関西人にもその存在を広く知られることになったと思います。
岡山11:48発→坂出12:26着
岡山では乗り継ぎ時間がギリギリだったので1本見送る予定でしたが、瀬戸大橋線強風の影響で遅れていた11:42発のマリンライナー27号に乗ることが出来ました。
何とか最後の1席を確保して一路四国へ。
坂出にて、これで四国入り。
今までに幾度となく繰り返してきた移動なので、何だかあっという間に感じました。
坂出12:30発→多度津12:43着
多度津ではMAKOと合流!
今回は彼の運転する車で効率よく中讃を周ってもらいます。いやぁ頼もしい。
まずは昼食に讃岐うどんです。駅から離れているところがおいしいと言いますから…。
というわけで、「釜揚げうどん 長田in香の香」にて釜揚げうどんです。
実は今まで十数回四国に来ていながら釜揚げうどんは初めて!ダシにつけてそうめんのように食べるのですが、麺のコシが強調されていてもちもちとした私好みの食感でした。
大混雑で40分ほど待たされたのですが、待った甲斐は十分にあったと思います。
それから土讃線の撮影へ!
琴平~塩入の有名撮影地にて。
車から降りると吹雪いてきたので、風景を広く写しこんでみました。
ダイヤ改正で一部列車を除いて置き換えられるキハ32。ロングシートで乗り心地が不評であることをよく聞きますが、今まで撮影・乗車共に随分とお世話になりました。
さて、第一の目的地は財田なので、更に車は南下します。
その途中に土讃線の駅ホームかさ上げ工事の様子を見てみました。
黒川駅です。1両分のホームかさ上げがされています。
しかしこの駅は築堤上にあり、地上からのアクセスは階段。バリアフリー対策としてはスロープが付くそうで、これからの駅の更なる変化に期待です。
それにしても、強風でとても寒かったです…。
こちらはうっすらと積雪の讃岐財田駅。貴重な光景だと思います。
が、京都でも「自分が出発した後に」雪が積もったことも知りました。う~ん、それも見たかった。
この辺りで体は十分冷え切ったので、本来の目的である「穂のかの湯」へ。
ここも混んでいたのですが、わりと長時間入浴してきれいさっぱり!肌がスベッとしているのがすぐ分かって、とても気持ちよかったです。
更に帰り道の琴平でも「灸まんうどん」に寄ってもう一度うどんを食べて、これで新年を迎える準備は「ととのいました」!
そして多度津駅でMAKOとはお別れ。運転ありがとう!
ここからは一人で予讃線を西へ西へと進みます。
多度津17:33発→観音寺18:10着
予讃線の多度津以西に行くのは久しぶりのこと。
もっと言えば、観音寺から西は下り列車に乗ること自体初めてです。なので、車両は乗り慣れた7000形でしたが、駅の風景などはけっこう新鮮でした。
観音寺18:15発→新居浜19:12着
観音寺で伊予西条行きに乗り換え。
伊予土居駅にて。
四国の普通列車は頻繁に特急列車待ちをしますが、午前中からの強風の影響でこの辺りから数分の遅れが恒常化してきました。
新居浜19:20発→今治19:51着
さて、ちょっとだけ特急に乗ります!
特急「しおかぜ21号」、アンパンマンラッピングの2000系です。
MAKO曰く2・3・8号車が自由席で、いちばん後ろの8号車が穴場とのこと。
言われた通りに乗ってみると8号車はガラガラ。力強いエンジン音を響かせながら、今治までしばし2000系の乗り心地を堪能します。
今治19:54発→松山20:57着
7000形の単行で車掌さんが乗務しているという特殊な(?)列車でした。
松山20:59発→八幡浜22:54着
松山からはキハ32のワンマン単行。
順調に進むかと思いきや、1駅目の市坪駅から乗ったお客さんがすぐに運転士さんの元へ向かって何かを話していました。
運転士さんはすぐに無線で連絡をとっていて、それによると、市坪駅の券売機が故障して千円を入れたきり切符もお釣りも出てこなかったそうです。
とりあえず千円は運転士さんが立て替え(まぁ、そうするしかないでしょう!)、再び列車は出発。
伊予市にて。2010年の列車乗り納めです。
そして終点の八幡浜駅。
あまりの寒さに一旦駅に戻って自販機で飲み物を買って、いざ港を目指して歩きます。
全く、大晦日の夜に自分は何をやっているのか。世間とのズレを感じずにはいられませんでした。でもこれがやめられないのです。
八幡浜駅から徒歩約30分、八幡浜港です。
不夜城の明かりに寂寥感は少し和らぎました。
乗船名簿に必要事項、そして初めて「20」と年齢を書き、いざ年越しをするフェリーに乗り込みます。
八幡浜港23:50発→臼杵港2:15着
「フェリーおおいた」の2等船室です。
船内の自販機でカップ麺を買って暖をとり、年が明けるのを待ちます。
大晦日から元日にかけては天気が大荒れとのことで少々心配だったのですが、訪問予定の地域はあまり影響が無さそうだったので、行程は大まかに作って、後は現地で臨機応変に対応することに…。
2010年最後の日。朝は7時に起床。
予定より少し早く家を出て、青春18きっぷに日付印を押してもらい、まずは1駅戻って京都駅まで。
西大路8:03発→京都8:06着
車掌さんが、とてもゆっくりはっきりした話し方でした。
例えて言うならば、そう、戦場カメラマンのような…。
京都8:14発→姫路9:48着
京都駅からは新快速で姫路まで。
普段は5番ホーム着発の新快速ですが、この列車は特急の停まる7番ホームからの発車でした。
着席は余裕で、大阪や神戸を過ぎてもやけに空いていたので時刻表を確認してみると、姫路駅では岡山方面の接続列車が無いことに気づきました!
少し早く出発したのも虚しく、結局は姫路駅で後の新快速播州赤穂行きに乗り、相生駅での乗り換えを余儀なくされることに…。
半月ぶりの姫路駅です。
このホームでは寒い思いをしたことしかありません。駅そばを食べればよかったかな…。
姫路10:08発→相生10:28着
後続の新快速に乗ります。
一応ここで当初の予定に合流しました。まぁ、これでいいでしょう!(笑
相生10:29発→岡山11:38着
(岡山駅にて撮影)
相生で乗り換えたのは濃黄色の115系!初遭遇・初乗車です。
8両編成の新快速から6両編成の普通列車に乗り換えたので混雑というほどではありませんでしたが、乗っていた新快速が相生駅に入線する際、前に居た老夫婦が岡山行きの混雑具合を窺っていて、
「座れるやろか?1、2、3…うわっ黄色や!」
と、ありがちな(?)反応を示していたのが印象的でした。
各地で単色化の進むJR西日本の車両ですが、岡山・広島地区で増殖中のこの濃黄色の車両は、この冬に青春18きっぷを使って岡山方面に行く関西人にもその存在を広く知られることになったと思います。
岡山11:48発→坂出12:26着
岡山では乗り継ぎ時間がギリギリだったので1本見送る予定でしたが、瀬戸大橋線強風の影響で遅れていた11:42発のマリンライナー27号に乗ることが出来ました。
何とか最後の1席を確保して一路四国へ。
坂出にて、これで四国入り。
今までに幾度となく繰り返してきた移動なので、何だかあっという間に感じました。
坂出12:30発→多度津12:43着
多度津ではMAKOと合流!
今回は彼の運転する車で効率よく中讃を周ってもらいます。いやぁ頼もしい。
まずは昼食に讃岐うどんです。駅から離れているところがおいしいと言いますから…。
というわけで、「釜揚げうどん 長田in香の香」にて釜揚げうどんです。
実は今まで十数回四国に来ていながら釜揚げうどんは初めて!ダシにつけてそうめんのように食べるのですが、麺のコシが強調されていてもちもちとした私好みの食感でした。
大混雑で40分ほど待たされたのですが、待った甲斐は十分にあったと思います。
それから土讃線の撮影へ!
琴平~塩入の有名撮影地にて。
車から降りると吹雪いてきたので、風景を広く写しこんでみました。
ダイヤ改正で一部列車を除いて置き換えられるキハ32。ロングシートで乗り心地が不評であることをよく聞きますが、今まで撮影・乗車共に随分とお世話になりました。
さて、第一の目的地は財田なので、更に車は南下します。
その途中に土讃線の駅ホームかさ上げ工事の様子を見てみました。
黒川駅です。1両分のホームかさ上げがされています。
しかしこの駅は築堤上にあり、地上からのアクセスは階段。バリアフリー対策としてはスロープが付くそうで、これからの駅の更なる変化に期待です。
それにしても、強風でとても寒かったです…。
こちらはうっすらと積雪の讃岐財田駅。貴重な光景だと思います。
が、京都でも「自分が出発した後に」雪が積もったことも知りました。う~ん、それも見たかった。
この辺りで体は十分冷え切ったので、本来の目的である「穂のかの湯」へ。
ここも混んでいたのですが、わりと長時間入浴してきれいさっぱり!肌がスベッとしているのがすぐ分かって、とても気持ちよかったです。
更に帰り道の琴平でも「灸まんうどん」に寄ってもう一度うどんを食べて、これで新年を迎える準備は「ととのいました」!
そして多度津駅でMAKOとはお別れ。運転ありがとう!
ここからは一人で予讃線を西へ西へと進みます。
多度津17:33発→観音寺18:10着
予讃線の多度津以西に行くのは久しぶりのこと。
もっと言えば、観音寺から西は下り列車に乗ること自体初めてです。なので、車両は乗り慣れた7000形でしたが、駅の風景などはけっこう新鮮でした。
観音寺18:15発→新居浜19:12着
観音寺で伊予西条行きに乗り換え。
伊予土居駅にて。
四国の普通列車は頻繁に特急列車待ちをしますが、午前中からの強風の影響でこの辺りから数分の遅れが恒常化してきました。
新居浜19:20発→今治19:51着
さて、ちょっとだけ特急に乗ります!
特急「しおかぜ21号」、アンパンマンラッピングの2000系です。
MAKO曰く2・3・8号車が自由席で、いちばん後ろの8号車が穴場とのこと。
言われた通りに乗ってみると8号車はガラガラ。力強いエンジン音を響かせながら、今治までしばし2000系の乗り心地を堪能します。
今治19:54発→松山20:57着
7000形の単行で車掌さんが乗務しているという特殊な(?)列車でした。
松山20:59発→八幡浜22:54着
松山からはキハ32のワンマン単行。
順調に進むかと思いきや、1駅目の市坪駅から乗ったお客さんがすぐに運転士さんの元へ向かって何かを話していました。
運転士さんはすぐに無線で連絡をとっていて、それによると、市坪駅の券売機が故障して千円を入れたきり切符もお釣りも出てこなかったそうです。
とりあえず千円は運転士さんが立て替え(まぁ、そうするしかないでしょう!)、再び列車は出発。
伊予市にて。2010年の列車乗り納めです。
そして終点の八幡浜駅。
あまりの寒さに一旦駅に戻って自販機で飲み物を買って、いざ港を目指して歩きます。
全く、大晦日の夜に自分は何をやっているのか。世間とのズレを感じずにはいられませんでした。でもこれがやめられないのです。
八幡浜駅から徒歩約30分、八幡浜港です。
不夜城の明かりに寂寥感は少し和らぎました。
乗船名簿に必要事項、そして初めて「20」と年齢を書き、いざ年越しをするフェリーに乗り込みます。
八幡浜港23:50発→臼杵港2:15着
「フェリーおおいた」の2等船室です。
船内の自販機でカップ麺を買って暖をとり、年が明けるのを待ちます。