広く深く

2012年09月30日 15時16分25秒 | 日記
後期初の週末。
生活が元に戻ると、いろいろ(?)調子が良くなりますね。
今日の京都は台風が近付いているようで、外は大雨。何事もなく去ってほしいものです。

大学に行って思うこと。
やはり授業があるのはいいですね。
今期の時間割はかなり欲張ったので、パッと見ただけでは自分が何専攻なのかよく分からないことになっています。
京都学、芸術、倫理学、政治史、環境論…それが「学部」の魅力なのかもしれませんが(笑)、もうどれをとっても最後なので、この際、幅広い分野の授業を受けておこうと思っています。
4回生なので思い切って週休4日くらいにする手もあるにはあるものの、キッカケが無いとあまり勉強しない、バイトも最小限、友達付合いも程々、そして暇だというのが最大の理由です。
ゼミも始まって、卒業論文もいよいよ本格化。
怠惰は罪だと、とある人に言われました。

話は変わりますが、鉄道コレクションで京阪80型(リンク先はPDFです)が出ますね!
今は地下鉄に取って代わった、三条京阪から御陵までの地上を走っていた車両ですが、微かに現役時を覚えています。何よりデザインが他の車両と違って素晴らしい。
乗せてもらったのか、見ただけなのかは定かではありませんが、いま、あの三条通を山科目指して自転車で走ると、九条山辺りの急勾配を小さな電車がよく走っていたものだと感激します。
現在は残念ながら痕跡はほとんど消えてしまいましたが、2両という手軽な編成なので、1セット手に入れて記憶の中を再現してみたいな…と思っています。
こうなると叡電や嵐電にまで手を広げそうになってしまいそうですが(特に嵐電はほぼ毎日見ているので)、これまで模型の収集対象が偏り過ぎていた気もするので(笑)、地元の車両もぼちぼちと集めていきたいと思っています。


写真は鳥羽街道~東福寺にて、京阪旧3000系の臨時快速特急。
昨日から前面の鳩マークを外付けにした「クラシック・タイプ」としての運転が始まりました。

何事もなく、舞い戻る

2012年09月26日 23時26分13秒 | 日記
まず最初にお知らせです。
8/28夏の終わりの彷徨記 二日目前半
旅行記を公開しました。どうぞご覧ください。

今日から後期が始まりました。
大学は休み中の閑散ぶりが嘘のように大賑わい。
手帳の時間割を確認して教室に走ると、そこにはいつもの仲間が。
ホッとしたところで、後はいつも通りに事が進んでいきました。
(この科目の単位を取らないと教員免許が取得出来ないため、僕たちは4回生も後期になって揃いも揃って同じ授業を仲良く受けている)

空きコマはコンビニに行って、そのへんで政治・教育・恋愛の話をするところまでいつもと一緒。
少なくとも二年半以上はそんな過ごし方をしているような気がしますが、それもあと半年足らず、もっと言えば15週というわけで、大学生活の時の流れは早いものだなと実感します。
これから、5限の終わりにはどんどん日が短くなって、窓から見える山々が色づいて、やがて寒くなってくるんでしょう。
でも、不思議と寂しい感じはしません。
そう思うようになるのは、もう少し後になってからでしょうかね。

しばらくは発表などが控えているので、それらに向けて頑張ります。
落ち着いたら、来月は「秋の乗り放題パス」を使ってまたどこか行きたいですね。


写真は中書島~淀にて、宇治川堤防のそばを走る京阪旧3000系。
これが現行の姿を収めた最後の写真となりました。週末の再登場が楽しみです。

第12回スルッとKANSAIバスまつり

2012年09月23日 19時02分01秒 | 鉄道関係
夏休み最後の週末。
国際会館で開かれた、第12回スルッとKANSAIバスまつりに行ってきました!
午後からの参加でしたが、天候も回復し、友人に会えたこともあって十分楽しめました。


会場入り口付近では、阪急バスのミニバスが子どもたちを乗せて走っていました。


後ろは窓がユニークです。何かからの改造車かもしれません。


前面表示は「走れミニバス」。またどこかで見られるでしょうか。


スルKAN加盟各社のバスが一堂に会しています。
中には大阪や兵庫からはるばる回送されてきた車両もあるのでしょうね。


京都市交通局からは、梅津営業所の100周年記念バス。
四条通でよく見かけます。若手の職員さんが頑張ったのか(?)、なかなかラブリーな外装です。


交通局の萌えキャラ、太秦萌さんですが、あまり周知されていないような…。


近くでは、尼崎市交通局のバスが、LED方向幕の撮影会をおこなっていました。
何故か内容は京都に関するものばかりでしたが、これがなかなかおもしろい。


「五山送り火」。オレンジ色も相俟っていい雰囲気です。
京都市交通局も年に一回でいいので出してほしいですね…。


「第12回バスまつりIN京都」。少し季節を先取りして、紅葉。


「ぎんかくじ」。左のゆるキャラは、上に出ていた赤いの?


「第12回バスまつりIN京都」。意表を突いて流鏑馬です。


「東寺」。五重塔と金堂のデザインが凝っています。


「にじバス」。こうして自由な表示が出せるのもLEDならではですね。


屋内では各事業者のブースの他、舞台ではこんなシュールな光景も。
交通局の職員さんとお坊さんのトークショーがおこなわれていました。
東寺のお坊さん、鉄道ファンだそうで、ユニークでありがたいお話を聞かせていただきました。

行きは地下鉄で来ましたが、せっかくの「バスまつり」ということで帰りはバス利用。
普段空いている系統でもそこそこ乗っていて、バスまつり効果を実感しながらの帰り道でした。

坂の上の踏切にて

2012年09月20日 22時35分52秒 | 日記
徐々に秋の気配。
朝晩は涼しくなってきました。
それでも昼間は陽射しがキツいですが…。

昨日は成績発表がありました。
4回生なのでもともと科目は少ないのですが、例年以上にAが並んでいて驚き!(・∀・)
特に教職系の科目は力を入れたので、それなりの結果になっていて嬉しかったです。
場合によっては後期の時間割をまた大幅に作り直さなければならないのですが(しかも取り返しがつくのがラストチャンス…)、概ね予定通りに履修出来ていてホッとしました。
現時点での取得単位は183単位。後期も少し授業を入れて、ここに通年のゼミ、卒業論文、教育実習、他大学での授業を合わせると、目標の200単位は無事に越えられそうです。
一定の単位を取得すると何かもらえる制度とか、ないんでしょうか。(^^;

今日は昼過ぎから伏見方面へサイクリング。
実は17日にも行ったばかりなのですが(笑)、行きは師団街道、帰りは伏見街道経由で、京阪電車を撮りに行きました。
初めは電車で行こうと思っていたものの、近鉄の駅まで自転車を走らせていると、それほど暑くもなかったので、そのまま自転車でズルズルと…。
伏見界隈は何度か訪れてはいるものの、まだまだ探索が不十分な地域です。酒蔵で有名なのはもちろんのこと、戦前には軍都として栄えたり、古い街並みも比較的残っているので、何度行っても発見があります。
東へ行くほど高度が上がっていくので、高台からは京都タワーや西山が見渡せたり、閑静な住宅街を貫く一本の坂道に近鉄、京阪、JRと三つの鉄道会社の踏切が見えたり、驚くような景色に出会えるのも魅力的です。
ただ、自転車に乗っているとついついカメラを出すのが億劫になってしまって、今回も風景はあまり撮れていないのが残念ではありますが…。

丹波橋まで行けば中書島はすぐそこで、やがて宇治川に突き当たります。
さすがに淀まで行くのは断念して引き返してきましたが、街並みを抜けて雄大な川に突き当たった時の達成感は何とも言えませんね。
自転車で行くと意外にも近いことが分かったので、旧3000系の撮影と合わせてこれからも何度か通うかもしれません。


写真は丹波橋~墨染にて、旧3000系の特急。
月末からは前面デザインが更新工事前の姿に復元されるそうで、この種別表示幕を設けた旧3000系は見納めとなりそうです。

残り数日

2012年09月18日 23時21分15秒 | 日記
ほっと一段落。
初めて、進路に向けてまともに動いた数日間でした。
ようやく動けた、と言った方が正しいかもしれませんが…。

というわけで、お知らせです。
8/27夏の終わりの彷徨記 一日目
旅行記を公開しました。どうぞご覧ください。
拙い文章ですが、京都から青森までの「長さ」、それからブルートレインの旅情を感じていただければ幸いです。
「あけぼの」はこれで二度目の乗車ですが、どちらも上野→青森の下りなので、今度は上りに乗ってみたいですね。
今回の旅を以て現存する定期夜行列車は全て乗ったことになり(いつの間にかたった5本に…)、未乗は隔日運行の臨時列車ですが「トワイライトエクスプレス」と「カシオペア」が残っています。チャンスがあればいいのですが…。

さて、この頃は、夏休みを持て余しています。
これまでもどうにか過ごしてきましたが、9月を過ぎるとさすがに退屈です。
ブログを見返すと去年も一昨年もそれなりに楽しそうな様子が伝わってくるので(笑)、また近々、平日に日帰りで何処か行くなり、夏休みでしか出来ないことをやって過ごしたいと思っています。

かといって、他にもやることは幾つかあって…。
まず、4回生のこの時期ともなると、いよいよ卒業論文を本格的に進めなければなりません。
来月には題目を決めて、12月には提出ですから、そう考えるとなかなか厳しいスケジュールです。
資料を早くから集めていたり、中間報告を完成させていたり、既に進んでいくところはあるものの、やるからにはそれなりのもの、おもしろいものを創り上げたいと思っています。
後期一発目のゼミでは題目と章立てを発表しなければならないので、当面はそれを考えることにしましょう。


写真は昨日の撮影分より、特急「はしだて5号・まいづる5号」。
久々の比叡山・東山バックで一枚。連休増結の6連でした。

キハ20 41 完成

2012年09月07日 00時24分51秒 | 鉄道模型/製作中-キハ2041【完成】
頼まれ物のキハ20 41(九州色)です。
「そろそろ一年経つんだけど…」と言われて思い出し、慌てて製作を再開。
確かに、ブログで最初に登場したのが昨年10月ですから、いい加減に完成させなければなりません。

実車はJRに承継されたうち、唯一バス窓を持ったキハ20。
「バス窓のキハ20」そのものの完成品は未だ製品化されておらず、亜流車である雄別鉄道キハ49200Yが先日鉄コレで製品化されたのみです。
これをそのまま塗り替えても十分タイプとして通用しますが、トイレが無いこと、排気管があるために窓配置が異なることなど、根本的な違いが幾つかあります。
今回はそれらの面倒な加工をやってしまおうという試みです。

ボディ自体は今年2月に出来ていたので、次は屋根の加工です。


排気管の窪みと信号煙管の位置をケガいて穴を開け、元からあった傷を瞬間接着剤を盛って埋めます。


排気管の窪みはデザインナイフとヤスリで四角く拡大します。


排気管の表現として、穴を開けたプラ板を差し込みます。


屋根肩を整えた後、細く切ったプラ板を周りに貼り付けて囲っていきます。
上は参考にした鉄コレの鹿島臨海鉄道キハ20です。少し大きくなってしまいましたね…。


整形して、一気に塗装した様子。
間隔の空いた窓の間を貫く排気管が表現出来ました。


全景です。
車体はGMカラーの小田急アイボリーに青20号で塗りました。
現在はキハ40系列や415系で見られるこの九州色ですが、なかなかシンプルで好感が持てます。


窓配置も他のキハ20と同じくバッチリです。
厳密には戸袋窓の大きさが違いますが、そこは割愛しました。


近付くと跡が分かってしまいますが、幸い塗装のおかげで目立ちにくい…?


客用扉下の明かり窓とトイレ窓はKATO製キハ25から移植。
無難にまとまってホッとしています。


前面。
ブタ鼻ヘッドライトはGM製キハ22キットから。
バランスを考えれば、穴を開けても良かったかもしれません。


反対側。
朱色のキハ20と繋いで、民営化直後の九州らしく。
実車は高千穂線で活躍していたそうです。バス窓の地域色は異彩を放っていたことでしょう。

2012年の製作車両はこれでようやく3両目。年内にあと何両作れるかな…。

京阪旧3000系(8000系30番台)

2012年09月04日 23時46分28秒 | 鉄道関係
2月に撮った京阪旧3000系。
しばらくして来春の引退が発表され、以前にも増して注目される存在となりました。
いまは京阪電鉄の特設ページで毎日の運用が載っていて、撮影や乗車が容易になっています。

京都に住んでいても京阪沿線ではないので(ダブルデッカーが好きだったので小さい頃はよく乗せてもらっていた)、今までは見かけたらラッキー、撮れたらラッキーという感じだったのですが、
当たり前の京阪特急が気付けば当たり前ではなくなろうとしていたので、旅に出る前の8/26に橋本で撮影してきました。
橋本は以前から行ってみたかった場所で、かつての遊郭を思わせる建築が今も残っていて、歩いていても興味深かったです。もう一度じっくり訪れたいですね。


橋本→樟葉
まずは普通に。9/2まで「最後の夏」HMが掲出されていました。


橋本→八幡市
京阪はもちろん、対岸の新幹線・阪急・JRに加えてR171と名神高速まで見渡せる大俯瞰です。
運が良ければ各社の主力車両が並走することもあります。ここで300系を撮ってみたかった…。


八幡市→橋本
最後の夏らしい写真が撮れたところでこの日は〆。

これからも機会があれば撮っていきたいです。
運用に入れば京阪間を数往復するので、街歩きがてら撮れるのがいいですね。

夏の終わりに

2012年09月02日 21時07分35秒 | 日記
27日から旅に出ていたのですが、昨夜帰宅しました。
今回もいい旅でした。いろんなことをゆっくりと考えられました。
活力を得られたので再び頑張ります。

それから三里ほど南下し、岩木川に沿うて五所川原といふ町が在る。この地方の産物の集散地で人口も一万以上あるやうだ。青森、弘前の両市を除いて、人口一万以上の町は、この辺には他に無い。善く言へば、活気のある町であり、悪く言へば、さわがしい町である。農村の匂ひは無く、都会特有の、あの孤独の戦慄がこれくらゐの小さい町にも既に幽かに忍びいつてゐる模様である。大袈裟な譬喩でわれながら閉口して申し上げるのであるが、かりに東京に例をとるならば、金木は小石川であり、五所川原は浅草、といつたやうなところでもあらうか。

――太宰治『津軽』より


写真は五所川原~木造にて、快速「リゾートしらかみ4号」です。
乗ってはいませんが(笑)、ひとまずこの辺りに行ってきたということで。