梅雨は何処へ行ったのか、連日のように照りつける夏の陽射しに辟易。
いつものように洛中洛外を自転車で移動出来るのはありがたい限りですが、ちょっと雨の日が恋しくもあります。
それでは、6月アタマのダイジェストを。
・1日(土)
友人2人と河原町で飲み。
その待ち合わせ前にちょっと時間が空いたので、河原町三条の「喫茶葦島」に寄ってみました。
ビルの5階にあるお店ですが、エレベーターが開くとそこはもう店内。
店員さんの接客もすごく丁寧で(会計時も席に来ていただける)、静かで落ち着いた雰囲気のなか、上質な時間を過ごすことが出来ました。
これからの時期向けのコーヒーゼリーもあるそうなので、次回は是非賞味してみたいものです。
飲み会の方はお好み焼き屋さんとバーをハシゴしたのですが、バーの方は…
なかなか楽しいお店で、可愛らしい星型のハッシュドポテトが出てきました。(^^;
話の方も盛り上がり、就職した友人からもいろいろな話を聞くことが出来、良い刺激になりました。
私は従来、取り巻いていたコミュニティが変わるとバッサリと人間関係をリセットしていたのですが(心機一転する意味合いが強かったが、思えばヒドい話である)、大学で出来た友人こそは大切にしなければならないなぁ、これからも付き合いを続けていかなければならないなぁと、思いを改めたのでした。
・2日(日)
京橋でおこなわれた、瀬戸内国際芸術祭トークイベントin大阪に参加。
ゲストの横尾忠則さんが病気のため急遽欠席されたのが何とも残念ではありましたが、瀬戸内海に浮かぶ島々でおこなわれる魅力的な展示の数々が紹介され、なかには丹下健三生誕100年プロジェクトなどの気になる催しなども。
ちょうどJR四国では話題の(?)
アラーキー列車も走っていることですから、夏の会期中には是非訪れてみたいと思います。
それにしても、久々の大阪、人が多かった…。
(京都に帰ってくると、妙に安心します)
・3日(月)
大学に行くついで、花園~太秦でディスカバリーを撮影。
幸い、田植えの直後だったこともあり、まだ水鏡写真が満足に撮れる状態でした。
高架の側壁で車体の下半分が隠れてしまうのは残念ですが、右京の住宅地に残る田園の高架を行く気動車はアーバンネットワーク(死語?)の一翼を担う嵯峨野線らしい風景でもあるとも言えるでしょう。
車体のエメラルドグリーンとも相俟って、涼しげな写真が撮れたことに満足です。(^^;
・6日(木)
研究会の後、恒例の飲み会があり、2次会のお店でクリームブリュレが出てきました。
お店は四条柳馬場上ルの「WARAKU」。ワインの美味しいお店で、〆のデザートとして出てきたものです。
プリンの上にアイスクリームが載っている絶妙な甘さで、スイーツ好きにはたまらない逸品でした。
・8日(土)
この日は下鴨神社で「蛍火の茶会」がおこなわれ、それにお手伝いとして参加してきました。
が、その道中…
高野川でバンビ発見!
調べてみると
近年よく出没しているそうで、おそらくは比叡山の麓から川を伝ってやって来たのでしょう。
以前からも南禅寺界隈に猿が現れたり、渡月橋の下にヌートリアが住み着いているのは有名な話ですが、鹿も(川とはいえ)住宅地に近い場所に現れるとは驚きです。
もちろん通行人の注目を集めていましたが、こうした動きの背景には少なからず人間の行いが影響しているわけで…。
お茶会の方は盛況でした。
境内の細殿を利用したお茶席は、中央に蛍の入った籠が置かれているのが最大の特徴です。
光っている姿も何度か拝めたそうですが、あまり活発に動いている様子はなく…。
また、境内を流れる泉川では日没後から蛍の放流があるということでそちらも賑わっていましたが、「確実に見られる」という利点があるとしても、あれだけの人数が殺到することには少々違和感を覚えました。
同じ左京区内には他にも蛍が見られるスポットはまだまだたくさんあり、どちらかと言えばイベントついでという向きが多かったのでしょうが、私なんぞは(携わったくせに)人口放流の蛍にそこまで…と思ってしまうわけです。
蛍にせよ鹿にせよ、従来は上手くいっていたはずの人と生き物の「共生」、いずれ「考えさせられる」で終わらない時代がもうそこまで来ているのかもしれません。
そんなこんなで、前半はほぼ食べログ状態でありましたが、引き続き頑張ってまいりましょう。