書を捨てて街へ出たい

2010年11月19日 23時59分59秒 | 日記
11月19日、「かにかくに忌」ですね。
最近の「京都地域論」でもよく吉井勇が登場するのですが、文献を読んでいると、彼が本当に祗園の地を愛していたことが窺えます。


今日は2・4限のみ授業の楽な時間割です。
例によって空き時間は研究室と図書館を往復していて、色んな文献を当たってみました。
本を探す時は図書館のPCで色んなキーワードで検索するのですが、改めて大学図書館の蔵書の量に驚きます。閲覧室もそうですが、奥の書庫にはもっと膨大な量の本が眠っていて、今日は自治体の歴史が綴られている「自治体史」のジャンルの本(実際の名前は『~町史』など)も初めて読んでみました。
書庫の奥底って行ってみるとおもしろいんですよね。たまにしか人が入ってこなくて、こんなところで事件が起きたらどうしよう!?というぐらいのスリル感を毎回味わっています。
以下のような流れで書庫に入れるのですが、

受付で書庫に入りたい旨を申請する

学生証を預かってもらう

受付を突っ切って奥の扉へ抜ける

階段を上るor下りる

目的の文献がある書架に辿り着く

ボタンを押して書架を移動させ、目的の文献を見つける

という一連の流れは、まさにRPGそのものです。
特にボタンを押して電動書架を移動させる様子がダンジョンを攻略する様子に似ていて、あのドキドキ感がたまりません。
しかし、図書館で本を探すだけのことをこんなに楽しんでいる大学生もそうそういないでしょう。
そう、最近は、妄想とシュールなネタで人を笑わせて日々を何とか楽しんでいる状態なのです。

帰りは少し早めに、18時頃に帰ってきました。
駐輪場に停めてある自転車の前カゴに落ち葉が乗っていて、秋だなぁと実感しました。
昨日の清水さんでのライトアップはとてもきれいだったので、暇を見つけて鞍馬などにも行ってみたいなと思っています。
あー、早いこと発表を終わらせたい!


写真は梅小路公園脇を行く「スーパーはくと11号」。
まだ11月も中旬で早い話ですが、来年の干支は「卯」ですね。