土曜晩出発月曜朝帰着!四国弾丸二人旅!

2009年10月18日 23時59分59秒 | 旅行記
※実際は17日(土)・18日(日)・19日(月)と3日間にわたる旅ですが、1つにまとめます。

先月は突発的に讃岐うどんを食べに行く旅というのをやってみたのですが、やはり讃岐うどんは飽きない!
ってことで、今回もホントのホントに思いつきで香川に行くことに。
前日にその話をすると友達(福岡出身)がノってきたので、今回は珍しく同行者のいる旅となりました。
友達は初四国!案内にも気合が入ります(^^;

土曜の晩、アクセスは例によって阪急とジャンボフェリー。
二人旅だと必然的に会話が発生するので、道中は全く退屈せず、またフェリーでは珍しく熟睡出来ました。
友達は自分が寝ている間に船内を物色していたそうですw

無料送迎バスに乗って夜明けの高松駅へ。
まずは朝食をということで(笑)、香川出身の友達に聞いていた駅前の『うどんの味庄』というお店で最初の讃岐うどんをいただきました。
5時から営業していて、ジャンボフェリーからの人、地元の人でそこそこ賑わっていたのに驚きました。

さて、今回の切符は『ことでん・JRくるり~んきっぷ』。
ことでん(高松琴平電鉄)全線と、JR線の志度~高松~琴平間が乗り放題で1900円の切符です。
当日購入OKな上、特急券をプラスすると特急に乗れるというスグレモノ。
この切符をフル活用して讃岐うどんを食べようという計画です。

高松駅にて、特急しまんと1号。
早速乗りたい誘惑に駆られますが…後の普通列車に乗りました。
友達の提案で、琴平の1つ手前・善通寺で下車。

かつて陸軍の師団が置かれた善通寺。
補修されながらも古い駅舎が残っており、入り口の石段は当時のままだそうです。
善通寺にこんな歴史があるとは知らず…友達にただただ感謝です。

歩いてしばらくすると、乃木神社に着きました。
善通寺に置かれた師団の初代師団長が乃木希典だったことに関係しているそうです。
けっこう荒れていたのが残念…(--)

もう少し歩いて、近くの自衛隊善通寺駐屯地へ。

記名するだけで静態保存されている戦車や戦闘機が見られます。
自分は全然分からなかったのですが、友達は満足だったようです(・∀・)

次はこちらの趣味の番!(謎
善通寺~琴平間を適当に歩いて、団体臨時列車の『リバイバル南風1986』を撮影しました。
側面が陰になったのが残念ですが、何とか秋っぽさを出せた…かな?

キハ185系は初撮影だったのですが、国鉄最末期の車両だけあって、なかなかカッコいいな~と思いました。
近くのうどん屋さんで昼食(?)を済ませてもう一度駐屯地へ戻りました。

駐屯地内にある『乃木資料館』。
明治31年、帝国陸軍第11師団が編成された際に師団司令部として建てられたものをそのまま残しているそうです。
最近こういうモダニズムな建築物に興味があるので、これは思わぬ発見でした。
床板はさすがに張り替えられていますが、壁の塗装は当時のまま。
良好な保存状態を保たれている自衛隊の方の努力には頭が下がる思いです。

内部では日露戦争や乃木希典に関する貴重な資料の他、乃木希典が実際に使用していた椅子や机も展示してあり、無料にも関わらず広報の方に案内をしていただきました。

高校時代に日本史の授業で映画『二百三高地』を見て日露戦争や乃木希典については少し知っている部分もあったのですが、やはりこういう施設を実際に訪れると当然新しく知ることも多く、
『人間味のある軍人』という私自身の乃木希典に対する認識をより深めることとなりました。
それにしても、映画の仲代達矢さんにソックリだと思います。

他、当時の地図も掲示されていて、善通寺駅からこの司令部まで伸びる路線(軍用線?)が気になりましたが、広報の方に聞いても分かりませんでした。残念。

広報の方、守衛の方にしっかりお礼を言って駐屯地を後にし、単行の気動車に揺られて琴平へ。
お決まりですが、こんぴらさんに登りました。

実は今年3回目(初詣、卒業旅行、今回)です…(笑

3回目ともなると、そんなに苦にはなりません。
『キツいな~』という頃に着くという感じだったのですが、若いうちだけでしょうねw
空も澄み渡って瀬戸大橋もくっきり見えました。

下りてからはもちろん讃岐うどん。
そして、切符のモトをとるために琴電(初乗車!!)で志度へ。
ずっと寝ていたのですが、海が見えたので房前という駅で降りてみました。

穏やかな瀬戸内海の夕暮れ。
ここは…女の子と来るべきだったのかもしれないw
そんなことを考えながら(笑)、20分ほど散策して次の列車で志度に向かいました。

志度からはJRで高松に戻ります。

特急券が310円だったので、特急うずしお24号に乗車!
わずか16分の乗車でしたが、振り子式気動車・2000系は速く、その乗り心地はなかなか快適なものでした。
高松駅では『連絡船うどん』で夕食にしたのですが、こんぴらさんに登ってきた2人にはどう考えても足りなかったので(笑)、駅前のうどん屋さん(朝とは違うお店)へ。
天ぷらなどを納得いくまでトッピングして、ようやく満足したのでした。

駅でお土産を買って、JRで多度津往復して時間を潰そうとすると…

先ほどの『リバイバル南風1986』が入線してきました。
撮影者も少人数でまったりと撮影。何故かカメラがヘッドマーク部を顔認識しましたw

普通の伊予西条行きに乗って、多度津へ。

新塗装になったアンパンマン列車『南風』に遭遇しました。
前の青色も良かったのですが、この白+緑もいいですね。

フェリーに乗るべく、もう一度高松へ。
高松では2人揃って車掌さんに起こされる始末…(^^;

それでも時間が余ったので、琴電で高松築港~瓦町を往復。
『かわらまち』の隣が長尾線が『はなぞの』、琴平線が『さんじょう』って、何か京都みたいで面白いですw

自分たちだけを乗せた最終列車で高松築港に戻った後は、星がきれいだったので駅前広場の芝生に寝転がってみました。

こんな星のきれいな県庁所在地ってなかなか少ないと思います。
日付が変わると同時に何処からともなく野犬が3匹出てきたのには驚きましたが…。

色々話しながら、無料送迎バス→ジャンボフェリーと経て、朝、三宮から阪急を乗り換えて月曜日の西院へ。
駅を出た時の、現実に引き戻される感じがたまりませんでした。

ここで友達とは別れ、朝マックを済ませて別の友達の家でシャワーを借り、
ふつうの大学生に戻って(笑)、無事に1限から出席☆
弾丸スケジュールながら、友達のおかげで充実した旅となりました。
次は『青春18きっぷ』の出番ですね!(笑