街中の黄葉

2015年11月26日 22時07分24秒 | 日記
少し間が空いてしまいました……。

前回の記事でも紅葉について触れましたが、あれから雨が続いたこともあって、今年の紅葉はイマイチですね。遠くの山を見ても色が汚く、残念です。まぁ、こういう年もあるのでしょう。




そんな中、市街地の黄葉は相変わらず。
今日は北山通を歩いていたのですが、植物園の辺りではしっかり色付いていた銀杏も、鴨川を挟んだ西側、元町や上堀川の辺りではまだ青々としていて、こちらは来月初旬頃まで楽しめそうです。

381系ラストランと289系デビュー

2015年11月02日 18時25分38秒 | 鉄道関係
10月30日。


山陰本線京都口における381系のラストランとなった「きのさき19号」。
183系のラストランも同じ線路際で見送りましたが、あまりに普段と変わらなかったので実感に乏しいです。

それでも……


381系の運用をそのまま置き換えるかたちで、元「しらさぎ」用の683系改め289系がやって来ました。
散々見慣れたマスクですが、走る線路とカラーリングが違うだけでこうも魅力的に見えるのは、やはり同系列が先代の485系→183系の系譜を辿った正統的な北近畿特急となったからでしょうか。歴史は繰り返すと言いますが、289系の場合は交流機器の撤去とまではいかず、使用停止措置に留められているようです(183系も一部同様)。


側面には「しらさぎ」ロゴを塗り潰した跡が見えます。
今後の検査等で綺麗になるのだと思いますが、これを機に287系共々新たなロゴマーク等を設定しても良かったのでは……と思います。しかし、複数の列車で運用されるので難しい事情があるのでしょうね。


福知山寄りの先頭車は、流線形のクロ288。
287系に合わせて半室改造されるのでは……と思っていましたが、ほとんど手が加えられることなく全室グリーン車が残されることとなりました。
ところで不勉強だったのですが、ネットに上がっている289系の写真を見ていると、増結時は中間にユニットを挟むのではなく、3連の付属編成を連結するのだそうです。これにより増結時は4+3の7連での運転となり、従来の381系と比べると1両分の定員増。将来的には287系のように分割併合運用も見据えているのでしょうか。今後の活躍が楽しみです。末永くよろしく!

また、時を同じくして、京都丹後鉄道からKTR8000系の観光列車化が発表されました。

京都丹後鉄道、新特急「丹後の海」登場 藍色の車体は「海の京都」をイメージ

普通列車用の「あかまつ」「あおまつ」などに続く水戸岡デザインとなりますが、新体制の丹鉄となってからは初採用。藍色に金帯を纏うカラーリングは肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」に似ていますが、走行する地域はもちろん、元々の造形がまったく異なるので個人的にはあまり気になりません。
さらに、記事を読む限りでは、観光特急として京都乗り入れが継続されるとのこと。そうなれば水戸岡デザイン初の京都市内乗り入れということになります(「あかまつ」「あおまつ」の京都駅展示会を除く)。ここ最近、京都府は「海の京都」と題した北部活性化に熱心ですが、ややアクセスに難があるのも事実。そうした意味でも、市内と府北を直通する気動車特急へのテコ入れはある程度効果的かと思われます。私もKTR8000系は好きな車両の一つですが、近年の相次ぐ故障、座席のヘタり具合(笑)などから乗り入れ中止も近いのでは……と懸念していましたが、ひとまずは安泰でしょうか。ただ、観光特急としての運行ですから、現在の2往復体制の見直しや、全線が電化区間となる舞鶴線運用の見直しなど、幾らかの変化は考えられるでしょう。
いずれにせよ、289系の登場でますますの見劣りは避けられないKTR8000系ですから、この再出発が功を奏することを願いたいものです。


改造はまず1編成(2両)、続いてもう1編成が対象とのことですから、綺麗な6連が見納めになる日も近いのかもしれません。
381系は去りましたが、まだしばらくは北近畿特急から目が離せませんね。