久々に九州へ

2016年08月14日 21時42分16秒 | 旅行記
9~11日にかけて、数年ぶりに九州(大分・福岡)を回ってきました。
福岡は今年のGWにも訪れていたのですが、その他の県は九州新幹線の全通前に訪れたきり、大分に限っては実に8年ぶりの訪問でした。

・9日




行きは岡山・倉敷の大原美術館を訪れた後、夕刻の「しおかぜ」で松山へ。
さらに西へ進み、八幡浜から宇和島運輸フェリーで豊後水道を越え、別府に上陸しました。

・10日


別府では朝一で駅前の温泉に浸かり、大分経由で由布院入り。
大分駅は前回訪問時は地上駅でしたが、綺麗な高架駅舎になっていました。「ドリームにちりん」が長時間停車していた頃が懐かしいですね。








由布院では午前中の3時間ほど、レンタサイクルで撮影と観光を。
観光客で賑わってはいましたが、一部の道路が通行止めになっていたり、ブルーシートで補修中の石垣なども見受けられ、確かに震災の痕跡がありました。
しかし由布院もイメージと違ってとにかく暑く、レンタサイクルは途中から自販機探しの旅となり(笑)、撮影もそこそこに2時間で切り上げ。駅前のカフェで涼み、お土産を物色していました。




由布院から先は普通列車がないので、「ゆふ森」で日田へ。
B級グルメの焼きそばを昼食に、今度は日田彦山線で北上します。


途中の筑前岩屋駅で降り、20分ほどで反対列車が来るので、隣の大行司駅との間にある名所「めがね橋」を訪れました。
赤いキハ200も良いですが、キハ47のシンプルな九州カラーも自然の風景に映えますね。


駅では1時間半待ちでしたが、高所のためか風通しが良く、全行程のなかでここだけ涼しかったです。(笑)


それから田川後藤寺・新飯塚経由で博多には夕刻到着。大学時代の友人と落ち合い「一蘭」で夕食。
その後ご実家にお世話になり、京都時代とあまり変わらない話で盛り上がりました。(笑)

・11日


既に帰途ではありますが、友人と北九州方面へ。
博多駅では、震災の影響で運転区間を変更している「あそぼーい!」に遭遇しました。


その後の快速で小倉、乗り換えて門司港へ。(ちなみに折尾で「あそぼーい!」を追い越しました)
駅舎は平成30年まで大規模修理工事の真っ最中ですが、ホームの雰囲気は変わらず。


いわゆる「門司港レトロ」界隈を歩こうと思いましたが、あまりに暑かったので観光は諦め、昼食に焼きカレーを食べた後は、エリアから離れた商店街の喫茶店で休憩。これも京都時代と変わらない過ごし方ですが、観光するよりは、こうした過ごし方のほうが我々には合っているような。(笑)

友人とは門司駅で別れ、大阪南港行きの名門大洋フェリーに乗船、12日朝に帰洛しました。
11日までが通常期料金、さらにネット割引で4900円。新幹線よりはるかに安く、横にもなれるので、急いでいないのであればなかなか良い手段ですね。

大分・由布院は高校を卒業した18歳の春休み以来の訪問となりましたが、同じ場所でも時間を空けて訪れると自分の変化に気付きます。
そう思えばもう10年近く訪れていないところもたくさんあり、「再訪」もまた魅力的だなと思った今回の九州行でした。