たぐりよせて方法論

2010年11月01日 22時54分59秒 | 日記
きょうから11月。
今年もあと2ヶ月、ハタチまであと1ヶ月半。
ブーツを履いて、ちょっと背が高くなった気分です。単純です。

因みにブーツと言うと坂本龍馬。袴姿にブーツという異色の組み合わせですが、日本で初めてルイ・ヴィトン製品を手にした後藤象二郎然り、洋装を合理的に取り入れた土方歳三然り、自分もああいう「和魂洋才」を目指したいなと思っています。


5限は「教育方法論」。
授業中、日本列島の位置と形と東経135度をどう説明するかという課題が出されました。
手元のペーパーに自由記入という形式だったのですが、自分の場合は、

・まずは世界地図(或いは地球儀)を用いて日本の位置を見せる
・次に日本地図を出して、「日本の真ん中、標準時子午線はどの辺り?」と生徒に尋ねる
・明石市の写真(例えば天文科学館の写真)を見せて、この写真の場所に標準時子午線が通っていると説明する
・最後に兵庫県を含む近畿地方の地図を出して、日本地図と合わせて場所を照らし合わせる

と、地図と写真を使った方法を書いておきました。地図だけを用いるよりは、現地の写真などがあればおもしろいかなと思ったのですが、先生の示した解答例にビックリ!

最初に「日本の中心には『へそ』と付くものがある、それは何?」と生徒に問いかける際の教材として、「へそまんじゅう」の他、加古川線の「日本へそ公園駅」が出てきました!
加えて、先生も、

「汽車とか乗る人は好きかもしれへんけど、これ時刻表の地図です。ここに『日本へそ公園駅』がありますよね」

なるほど、時刻表の地図も合わせて出すと分かりやすいですよね。
日本へそ公園は兵庫県西脇市にあることで有名ですが、標準時子午線なら明石市に限らず西脇市にも通っていますし、そして何より、自分にはこういうアプローチ方法もあったのだということをすっかり忘れていました。
京都の学校で授業をする場合、府北部の京丹後市にも標準時子午線が通っていることも合わせて触れておくと良いかもしれませんね。
そんなことを思った、11月の初めの月曜日でした。


写真は島本にて、今夜の「はまかぜ」回送。
ちょうど普通電車が被って失敗、可能な限り加工してみました。あと5日!