2011年を振り返ってみた

2011年12月30日 23時28分06秒 | その他特集
恒例の振り返りです。
今年も多くの出来事がありました…。

☆1月☆
1日~3日 四国九州一人旅、愛媛県八幡浜港から「フェリーおおいた」に乗り、豊後水道で新年を迎える。
5日 京都駅の「木村屋本店」へ家族で夕食に行く。
8日 岐阜・愛知日帰り一人旅、友達の実家を訪れて夕食をご馳走になり、帰りの列車では別の友人と一緒になる。
10日 成人式、門川大作京都市長と記念写真を撮ってもらう。
12日 「日本文化の奔流」で陽明文庫の方のお話を聴く。
17日 京都市内積雪、大学周辺を撮影して回る。
19日 友達の結婚式二次会に招待される。
21日 後期定期試験開始、友達に「貴族の末裔」「次期家元」などと誤解されていたことが明らかになる。
24日 図書館のゲートで弾かれる。
28日 切符の整理を始める。
31日 論文「京都・鴨川に坐る人々の空間占有に関する研究」を手に入れる。

☆2月☆
1日 公文式の教室でアルバイトを始める。
3日 節分、壬生寺・六波羅蜜寺・吉田神社を巡る。
6日 友達と福知山線に「タンゴエクスプローラー」を撮影しに行く。
7日 試験の打ち上げとして、友達数人とスイパラに行く。
13日 模型でキロ65系「ゴールデンエクスプレス・アストル」を完成させる。
16日 京都府立総合資料館に行き、古地図を手に入れる。
24日 よしピーさんと大阪で夕食に行く。
25日 北野天満宮梅花祭に行く。
26日 山陰本線に「ありがとうキハ181系号」を撮影しに行く。
27日 山陰本線に「ありがとうキハ181系号」を撮影しに行く。

☆3月☆
2日 下鴨神社・植物園と梅を見て回る。
4日 ブログ開設から6年を迎える。
7日 西院で友人とサシで飲む。
11日 東日本大震災が起こる。
17日~19日 友人たちと長崎旅行。帰りはその足で小学校の同窓会に出る。
21日 平等院に行く。
23日 大丸百貨店に「金子みすゞ展」を観に行く。
26日 成績発表がある。
27日 大徳寺芳春院でのお茶会に参加する。
28日 MAKOと日本橋で模型店を巡る。
30日 模型で加悦鉄道キハ10 18を完成させる。

☆4月☆
4日 嵐電の撮影に行く。
6日 京都国立近代美術館に「パウル・クレー展」を観に行く。
7日 3回生前期授業開始、前期のみ同志社・京大へ授業を受けに行く。
8日 ゼミが始まる。
9日 JR奈良線・嵐電の撮影に行く。
10日 平野神社桜花祭のアルバイトに参加する。
13日 教職課程のゼミが始まる。
15日 2年ぶりに健康診断を受ける。
17日 MAKOと自宅で飲みながら運転会をする。
20日 「日本文化の奔流」に潜り、松本零士さんのお話を聴く。
25日 初めて偏頭痛に悩まされる。

☆5月☆
3日~5日 東京・北陸一人旅、一筆書き切符を利用して夜行列車に3連泊する。
7日 相国寺承天閣美術館に「若冲・水墨画の世界展」を観に行く。
8日 母親と建仁寺禅居庵に現代美術作家グループ展「明日はわからへん」を観に行く。
11日 重要書類の提出締切を忘れ、家と大学をタクシー利用で2往復する。
14日 よしピーさんと拉麺小路へ夕食に行く。
15日 元祇園梛神社神幸祭のアルバイトに参加する。
20日 ゼミで井上章一『つくられた桂離宮神話』の要約と問題提起のプレゼンをする。
21日 MAKOとOSAKA STATION CITYを見て、カラオケに行く。
22日 下御霊神社還幸祭アルバイトに参加する。
23日 大学で文学部就職セミナーに参加する。
25日 「日本文化の奔流」に潜り、篠山紀信さんのお話を聴く。
29日 京都市営地下鉄30周年・地下鉄まつりに行く。

☆6月☆
1日 友達数人で「わからん」へ夕食に行く。
4日 北近畿一人旅、久美浜と城崎温泉を訪れる。
6日 今年初めて半袖で通学する。
8日 「人文科学総合講座特殊講義」で表具屋さんご指導の下、ミニ屏風を作る。
15日 教職ゼミで文献発表をする。
22日 PC故障につき、28日まで携帯から更新する。
25日 MAKOと特急「はまかぜ」に乗って姫路モノレールを見に行く。
28日 大学の食堂で昼食の際、会計が777円となる。

☆7月☆
5日 「社会科・地理歴史科授業研究」で模擬授業をする。
6日 教職ゼミの飲み会に参加する。
7日 友達と貴船神社水まつりに行く。
9日 熱を出しながらもゼミ発表を済ませる。
10日 京都国立近代美術館に「没後100年・青木繁展」を観に行く。
13日 「日本文化の奔流」に潜り、安藤忠雄さんのお話を聴く。
14日 祇園祭(船鉾)アルバイトに参加する。
15日 祇園祭(船鉾)アルバイトに参加する。
17日 祇園祭(黒主山)アルバイトに参加する。
23日 前期定期試験開始、初日から最終日まで試験を受ける。

☆8月☆
1日 能面の虫干しアルバイトに参加し、「就職出来なかったら能楽師に」と言われる。
2日 京都市立校出身者向けの教育実習ガイダンスに参加する。
5日 MAKOとヨドバシカメラへ夕食に行く。
7日 裏千家淡交会青年部の老人ホーム慰問に浴衣で参加し、夜は友達数人でスイパラに行く。
8日 先輩と堀川の「京の七夕」を見に行く。
9日 母親と六道まいりに行く。
13日 下鴨神社古本市に行く。
15日 下鴨神社古本市に行き、大正12年の日展図録を手に入れる。
16日 五山の送り火を見に行き、五山中四つの山を見て回る。
19日 母校の高校へ教育実習の内諾に行く。
27日 浴衣を着てお茶のお稽古に行く。
30日~ 北海道一人旅、期待と不安を胸に舞鶴からフェリーに乗る。

☆9月☆
~8日 北海道一人旅、寝台特急「日本海」で帰宅する。
11日 友達数人とカラオケに行く。
14日 近所の先輩に夕食をご馳走になり、天ヶ瀬ダムへ連れて行ってもらう。
19日 MAKOと大阪で模型店を巡る。
22日 前期成績発表、1科目を落とす。
25日 夏休み最後を飾るべく、香川県にうどんを食べに行く。
28日 大学でおこなわれた教員採用試験フォーラムに参加する。
29日 ゼミの飲み会に参加する。

☆10月☆
3日 区民運動会に参加する。
4日 ジャンボフェリー・瀬戸大橋線経由で水島臨海鉄道のキハ20に乗りに行き、帰りはその足で6限に出席する。
6日 大学でおこなわれた進路・就職ガイダンスに参加する。
8日 等持院寺宝展のアルバイトに参加する。
10日 等持院寺宝展のアルバイトに参加する。
14日 「鉄道の日」ということで、大学の帰りに大阪まで足を延ばして「スーパーはくと14号」に乗る。
20日 取り壊し工事が始まる親戚宅の蔵を撮影しに行く。
23日 大丸百貨店に「通次阿山茶陶展」を観に行く。
25日 五条楽園のステンドグラスが取り壊されたことを知り、ショックを受ける。
27日 「社会科・公民科教育研究」で3週連続で当てられる。(現在まで当たらなかったのは2回のみ)
31日 「国民文化祭・京都2011 KTR一日乗り放題きっぷ」を手に入れるため、北近畿タンゴ鉄道に乗りに行き、帰りはその足で6限に出席する。

☆11月☆
4日 ゼミで妙心寺曝涼展を見に行くも、直前に中止を知らされる。
5日 京都文化博物館の上田誠×森見登美彦トークイベント「宇宙、京都、四畳半」に行く。
6日 国民文化祭・京都2011の企画「はじめてのお茶とお香」にお手伝いで参加する。
13日 社中での茶会で曼殊院に行く。
14日 双ヶ丘に登る。
19日 ゼミで50分に及ぶ発表をする。
21日 MAKOと三宮中華街に行く。
23日 友人とBigBoyで夕食に行く。
27日 「京都学特殊講義」の巡検で嵯峨野を訪れる。
28日 鞍馬へ叡電の撮影に行く。

☆12月☆
1日 「10時打ち」をすべく桂川駅に行く。
4日 ジーンズの下に、メンズレギンスを履き始める。
7日 友達と京都文化博物館に「京の小袖展」を観に行く。
10日 堂本印象美術館に「マルチアーティスト・堂本印象展」を観に行く。
12日 止むを得ずFacebookを始める。
14日 大阪から京都まで急行「きたぐに」のグリーン車に乗って21歳を迎える。
18日 京都文化博物館に「ミュゼオロジー研究」の補講を受けに行き、夜は大阪天満橋へコンサートを観に行く。
22日 友達と京都国立近代美術館に「川西英コレクション『夢二とともに…』展」を観に行く。
25日 友達と映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」を観に行く。

☆2011年製作の模型☆



2011年は全体的に地道な作業が多く、特に「完成」と言えるものはごく僅かです。
導入車両は16両と、これまた少数。今年は「もの」より「サービス」を買った方が多かったからでしょうか。

☆2011年に読んだ本☆

文庫本は25冊。ハードカバー本を含めると30冊余りです。
大学で、喫茶店で、旅で、様々なシーンを引き立ててくれました。

☆総括☆
とにかく、とにかく街を歩き、喫茶店・カフェ(8軒21回)や美術館・博物館(13回)によく行き、とても理想的で文化的な生活を送ることが出来ました。
2月からは定期的なアルバイトを始めたことで行動の幅も広がり、また不定期のアルバイトでは京都でしか出来ないことを多く経験しました。
その中では様々な大小の発見があり、素敵な出会いがあり…それらは確実に今後の自分を支え、また一生の財産にもなることでしょう。

趣味的な面では、やはり9月の北海道一人旅が印象的でした。
10日間という過去最長の旅で、現地で多くの人と知り合い、また自分から積極的にコミュニケーションをとることが出来ました。
その他には突発的な小旅行も多く、見たいものを見られるうちに見に行った一年でした。

来年はいよいよ進路を決める重要な一年、そして大学生活最後の一年の幕開けです。
四回生というステータスや教育実習などは遥か遠い世界の物事だと思っていましたが、年が明ければもう目前。
最後の一年、大学生という身分をフル活用して、将来へ延びるレールを慎重に、しかし確実に敷いていきたいと思います。

今年もご覧いただきありがとうございました。
次回は年明け4日に更新の予定です。

年貢の納め時

2011年12月26日 23時50分40秒 | 日記
今朝は京都市内でも雪が降ったそうです。
と言うのも、9時頃に近所の交差点の日陰になっている部分に少し残雪を見ただけなのです。
金閣周辺、大学の辺りは積もっていたようですね。

昨夜は友人(男)と「聯合艦隊司令長官 山本五十六」を観に行ってきました。
去年のクリスマスもこれまた友人(男)と「ノルウェイの森」を観に行っていましたが、何故2年も連続してこんな日に映画を観に行ったのか、さっぱり分かりません。
おまけに雪まで降り出して、男2人にとっては全くもって余計な演出でした。

で、映画の方は…いま、今年のうちに観ておいて良かったと思います。
制作意図でも触れられていましたが、70年前の日本は、不況が続いて閉塞感が漂い、総理大臣が相次いで交代するなど、現在と全く状況が似ていたんですね。
マスコミがやたらと世論を煽り立て、国民は戦争(当然、認識としては海の向こうの出来事)が起きれば景気が良くなると信じている。
しかし、事の本質を見抜かないまま、日本というバスは走り出してしまったのです。
走り出したら、簡単には止められない。

山本五十六に関しては、聞き覚えのあるエピソードのようなところは押さえられていて、オン(軍人)とオフ(プライベート)の差もよく描かれていたと思います。
ブーゲンビルでの最期は(実際に彼がどう死んだかは諸説分かれるものの)やはり役所さんにしか出来ない演技だなと思いました。
結果として、彼の願ったものとは全く違う形で終戦を迎えてしまったわけですが、その結果への道を日本はいま再び歩もうとしていないか、我々に強く問われているような気がしました。
映画を観た後は、自転車を走らせて、四条通のラーメン屋さんで〆。

今日は朝からバイト。
年内最後ということで、仕事納めといった感じです。
終わってからは、先生の大サービスで(?)ちょっと高級なレストランに連れていってもらいました。
3回生ともなると進路や卒論の話にもなるわけで、軽くではありますが、京都学のおもしろさであったり、将来的に考えていることを話すことが出来ました。
こうして予期せぬ勢いで周囲の期待がどんどん高まっていくわけですが(笑)、こうなると「やらなければならない」と自分の中での目標が半ば義務化されて、モチベーションが上がることは確かです。
おそらく自分が卒業する時にも何処かに連れていってもらえるでしょうから(笑)、その時にまたいい報告が出来ればと思います。

一旦帰宅した後は、電車に乗って大学へ、そして6限へ。
「宗教学概論」でついに法然の思想が登場したところで冬休みに入りました。
明日から30日までの予定は全くの白紙なのですが(笑)、旅の予定は8割方出来上がったので、いよいよレポートに手を付けたいと思います。


写真は夏休みの分より、蟹田に入線するキハ40形の普通列車。
きっと今頃は大雪に見舞われていることでしょう。そういえば、津軽線の気動車は来春のダイヤ改正で日中の多くが単行になってしまうようです。

【特集】急行「きたぐに」パン下中段

2011年12月24日 23時59分59秒 | 鉄道関係
月の初めから維持していた隔日更新も、聖なる夜にネタ切れというわけで…。
今日は、来年3月のダイヤ改正で定期列車としての運転を取り止める、急行「きたぐに」号の中段寝台について特集でもしてみようかと思います。

ご存知の通り、急行「きたぐに」の寝台は上・中・下段とあり、上中段と下段では空間の広さが違うことから値段が異なります。
上中段はそれこそ息も詰まるほどの狭さですが、下段は通路からの出入りも容易で窓を占有出来ます。
しかし、8号車の1・2・11~14番の中段に限っては、屋根上にパンタグラフがあるために上段の設定が鳴く、中・下段のみという、事実上の2段寝台となっているのです。
高さは天井いっぱいまでとられているので他の中段に比べて格段に広く、しかも同じ値段で乗れるのでマニアの間では「パン下中段」と呼ばれて人気の区画となっています。
私は2009年の3月24日(京都→魚津)と8月5日(京都→新潟)にそれぞれ乗車しているので、両日の様子を取り混ぜてご紹介します。


日付が変わると同時に京都入線です。


この日(8月5日)の8号車はモハネ582-87でした。


8号車の車内です。客車の開放B寝台車とは異なり、車内中央に通路があり、線路と平行に三段寝台が並んでいます。


減灯されるとこのように。


「パン下中段」の寝台内です。オレンジ色の塊は当時使っていたマフラー。


寝台に横になって撮った写真です。
備え付けのハンガーにPコートが楽に掛けられていることからも、ある程度の高さがあることが分かります。寝台内での着替えも容易です。


読書灯と明かり取り用の小窓。小窓はシャッターで内側から閉められます。


これは隣の号車ですが、トイレと洗面所(左側)もあります。


夜が明けて、米どころ新潟県内を走っている様子。


東三条で見かけた「NO.DO.KA」。
中段からはこのように見えます。

定期列車としての引退まであと3ヶ月、パン下中段の人気はますます上がると思いますが、おトクなので是非どうぞ。

三時間の大正浪漫

2011年12月22日 23時59分59秒 | 日記
「よいお年を」
学内ではそんな挨拶がちらほらと聞こえ、すっかり年の瀬の雰囲気です。
そういえば、早いこと年賀状を書かないと…。

昨日は大学に行ったものの、3限だけで切り上げ。
急ぎ気味にバスと地下鉄を乗り継いで東山まで、そして友達と合流して京都国立近代美術館へ。
25日まで開催中の「川西英コレクション『夢二とともに…』」展に行ってきました。ここも今年はパウル・クレーと青木繁に続いて三度目の訪問、カフェ利用を含めると五度目になるでしょうか。
自分はもともと明治時代(特に近代建築)に興味があったのですが、最近は大衆社会やその後の大正時代、そして夢二の絵に表される大正浪漫なども気になりだしたので、非常にタイミングのよい催しでした。

展示は全て夢二を追い続けた川西英のコレクション。これまで夢二は美人画のイメージがあったのですが、それ以外の作品も多く、特にカラフルな千代紙は目を引きました。
また、夢二が川西に送った手紙や、当時の大衆社会が推察出来るパンフレット類などもあり、この展示の目的・目標でもある「新たな竹久夢二像」を考えるキッカケにもなりました。
個人的にはこの大正時代は「赤」のイメージが強いですね。着物の赤、ドレスの赤、看板の赤、それらが効果的に絵の中に表れているような気がします。文学作品で言えば谷崎や三島の時代で、『細雪』や『春の雪』を読んでみたくなりました。
グッズコーナーもなかなか充実していて、クリアファイル・ポストカード2枚・手帳でちょうど1000円。こんなに使ったのはGWの岡本太郎展以来でしょうか。閉館ギリギリまで楽しむことが出来ました。
因みにこの国立近代美術館、夢二展が終わると来年4月までリニューアル工事がされるそうで、どのように変貌するのかが楽しみです。
東山駅への行き帰りは風情ある白川沿いを歩き、短時間ながらも大正浪漫に浸ったプレ・クリスマスでありました。

今日は電車で大学へ。
3限と5限を受け、空きコマ4限は寒いので図書館に避難。
蓋付きの飲料が持ち込み可なので、すっかり喫茶店気分での読書タイムです。
月の初めに買った平野啓一郎『日蝕・一月物語』を読み終えることが出来ました。これで次は花村萬月『百万遍 青の時代』の方に専念出来ます。読んでも読んでも終わりません…。

帰りは寒かったので大学からバスに乗ろうとしたところ、たまたま周山方面からJRバスが来たので乗ってみました。圧倒的に市バス待ちの学生が多い中、JRバスに乗り込んだのはほんの数人。
京都市内で他社の路線バスに乗るのは実はまだ二度目で(一度目は京都交通バス)、市バスに比べると停留所も少ないせいかとても新鮮でした。「北野」や「円町」など停留所名がシンプルなのも好感が持てます。
車内は終始閑散としていて、四条大宮でまとまった下車があり(立命―四条大宮をいちばん早く結ぶ交通手段なのでは?)、七条堀川で渋滞に巻き込まれた他は京都駅まで快適に移動することが出来ました。
料金は同じ220円なので、時間が合えばまた利用してみたいと思いました。


写真は夏休みの撮影分より、地下鉄東山駅近くを流れる白川。
探すと写真がありました。ここは柵が無いのでいつ歩いても楽しめます。

後ろから押し出され

2011年12月20日 22時59分28秒 | 日記
フセイン、カダフィ、そして金正日。
三人とも69歳で亡くなっているという驚きの共通点。
何かあるんでしょうか。何もないんでしょうか。

昨日の6限「宗教学概論」では精神統一の話になりました。
簡単な精神統一の試みとして、黒板に書いた○(まる)をしっかり覚え、
目を閉じる寸前に薄目でもう一度覚え、目を閉じた後に思い出すという方法が紹介されました。
その過程で、自分が呼吸をしたかどうか覚えていなければ、精神が統一出来ているのだそうです。
なるほど、これなら座禅を組むことなく簡単に気を静めることが出来そうです。
黒板には大きな日輪、薄目を開いた学生たちがみなそこに視線を送っている中、先生の、
「ほら、あぶない教室ですね!」の一言で、一気に集中力が切れました。

今日は未明に旅の計画を立てていました。
12/1に「とりあえず」行きの列車の切符を確保しましたが、肝心の日数や現地での行動予定が全く立たず。
また、今回は青春18きっぷを使わず普通乗車券で行こうと思っているので(特急に乗る区間が長く、トータルすると普通乗車券の方が安くつくという目論見)、少しでも安く収められるルートを決めなければなりません。
まぁ、運賃表との闘いの末にそれは何とかなり、現地ではぴったりのフリー切符も見つけられたので、後は細かい予定を立てていくのみとなりました。
ここ数年、冬の旅は「春になくなるもの」が何処に行こうが絶対に絡んでくる状態だったのですが、今回はそこから少し離れられそうな気もします。
広い意味では、「サンライズ」も「あけぼの」もいずれ消えゆくのですが…。

大学では、今日が文学部の卒業論文提出日でした。
提出し終えて安堵する人たち、慌てて表紙を整える人たち、様々見られましたが、
一年後は我が身、我々三回生も今日からいよいよカウントダウンが始まったということです。
いまは「ホントに書けるのか…」というほど壮大なテーマとして立ちはだかっていますが、やがてはそこに立ち向かっていかなければなりません。
これから果たしてどれくらい伸びるのか、最終的にどのような研究になるのか、最後の一年間、頑張っていきたいと思います。


写真は先週の撮影分より、花園を通過する特急「はしだて5号・まいづる5号」。
金曜日の記事に載せた園部寄りアングルに対し、京都寄りはあまりいい写真が撮れません…。

師走の風

2011年12月18日 23時59分59秒 | 日記
今日はいい天気だったのですが、ずっと在宅。
喉を治すことに専念しました。
もうだいぶマシになってきたかな…?

昨日はひたすら動き回った一日でした。
まず、午前中は京都文化博物館へ補講を受けに。
これは映像学部の授業(学芸員課程の省令科目)で、文学部生は自分ひとりだけ。
内容はさながら博物館ツアーのような感じで、博物館自体は既に今年3度目の訪問ですが、普段は入ることの出来ない博物館の裏側をたくさん見せていただきました。
また、博物館自体はもともと旧日本銀行・京都支店の建物を活用しているので、かつての銀行時代の面影にも触れることが出来、まるで「華麗なる一族」のような気分に浸り、大満足の補講でした。
映像学部生でもないのに、学芸員課程を履修しているわけでもないのに、こんな特殊な体験が出来てしまうことに驚きです。

近くで昼食を済ませ、昼過ぎからはお茶のお稽古へ。
気付けば今年最後のお稽古です。来年の干支「辰」の字が入った帛紗(ふくさ)を手にしました。
これで入門以来買った帛紗は寅・卯・辰と三枚に。あと九枚あると思えば気が遠くなりそうですが(笑)、周辺の環境が変わろうとも続けていきたいものです。
来年はまた新たな資格が取れればと思います…。

夕方になり、阪急と地下鉄を乗り継いで天満橋へ。
阪急の場合、時間に余裕があれば普通で座ったまま一時間かけて移動するのですが、今回は止む無く桂で混雑した特急に乗り換え。
梅田と東梅田の乗り継ぎも慌しく、無事予定通りに天満橋に着き、クリスマスコンサートの会場へ。
前期に知り合った先輩が出演されているということで、お誘いを受けたので行ってきました。
今までコンサートなどは敷居が高い印象があり、なかなか行く機会もあまり無かったのですが(小学校の団体鑑賞以来)、
今回は小さい会場ながらも客席との距離が近く、ピアノ等も同じ高さに置かれていたので間近でダイナミックな演奏を楽しむことが出来ました。また、クリスマスがテーマということで、小規模ならではの暖かさも伝わってくるような気がしました。
普段行き慣れないせいか、あまり感想を満足に述べることは出来ないのですが、今後はこういった音楽文化にも耳を傾けていきたいところです。(上手いこと言ったつもり)

帰りはまた地下鉄で東梅田に出て、大阪からJR。
快速は10分後…と落胆していたところに225系の新快速が来たので乗ってみましたが、当然座れず。
更に人が集中していて窮屈だったので、20分待って特急料金を払ってでも「スーパーはくと14号」に乗れば良かったかな、と思いました。
たかが30分、されど30分。京阪間の移動は座るに越したことはありませんね。


さて、昨日はそんな一日ながらも写真は一枚も撮っていなかったので、先週の分から。
急行「きたぐに」のグリーン車、サロ581-16の室内です。座席や窓周りはそれなりに高級感がありますが、緑の化粧板がどうしても陳腐な印象です。117系のような木目調ならまた違ったでしょうか。

木枯らし81号

2011年12月16日 23時35分37秒 | 日記
昨夜から鼻と喉に違和感。
一時は少し熱も出て、ひたすら寝ていました。
いまは喉だけ痛みます。他は全く正常なのですが…。

昨日の3限は「社会科・公民科教育研究」。
先日延長されることが決まった京都議定書を授業で扱う場合のシミュレーションでした。
関連して、自分たちでも京都の環境に対する取り組みを考えてみよう…ということになったのですが、これがなかなか思い付かず…
結局、仲間うちで話し合って、苦肉の策として今出川通のLRTを挙げてみました。
(一時期は社会実験までおこなわれて盛り上がったものの、現在は計画自体が凍結されています)
そしてグループごとに考えをまとめた紙を黒板に貼り出していくのですが、毎度当てられる僕の宿命なのか、「LRTって何?」と先生にマイクを向けられ…
とりあえずは「新世代の路面電車」「超低床型」と言って誤魔化したのですが(笑)、後々よく調べてみると、LRTは日本と外国で概念そのものが分かれているんですね!
以前から富山ライトレールや広電のグリーンムーバーを何となく日本版LRTだと思っていたのですが、実際のところ、本来は「次世代型路面電車」と「ライトレール」は別物とするところを、日本では混同して使ってしまっているようです。
更にはコンパクトシティ(まちづくり)やバスのフィーダー輸送も視野に入れられているそうで、またひとつ勉強になりました。

今朝はまだ気分が優れなかったので、初めてゼミを欠席。
3限から行き、5限後はバイトへ、結局は喉を悪化させる一方だったのかもしれません…。

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さて、冬の風物詩(?)、JR各社から春のダイヤ改正概要が発表されました。
以前から「日本海」廃止は新聞報道にもありましたが、「きたぐに」共々臨時列車化。
それならば最低あと1年は運転されるだろう…と思うので、まだ良かったのかもしれません。
しかし、直江津~新潟に「きたぐに」のスジを利用した快速列車が新設されることと(すると臨時『きたぐに』は大阪~直江津間の運転?)、両列車とも臨時化後の使用車両が気になります。

通学で使う嵯峨野線には特に変化なし。
福知山支社で言えば、山陰本線園部~福知山間から113系引退、福知山線から113系引退、舞鶴線に125系返り咲き、「はまかぜ」高速化などの話題がちらほらと。
183系の引退についてはまだ触れられていないようで、まだしばらくは楽しめそうですね。

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写真は水曜日の撮影分より、花園を通過する特急「はしだて2号・まいづる6号」。
やはりディスカバリー車両には晴天が似合います。銀杏はもう見納めですね。

twenty-one

2011年12月14日 23時59分53秒 | 日記
晴れ渡る青空。
紅葉の残る衣笠山。
本日、わたくし"星"は21歳を迎えました。

昨日はバイトでお給料をもらった後、その足で京都駅へ。
とある列車の切符を買い、時間稼ぎのためにJRと阪急を乗り継いで梅田まで。
コンビニで適当に食料を物色して、大阪から急行「きたぐに」のグリーン車に乗り込みました。
自由席にしようかどうか迷ったのですが、ここは思い切って初めてのグリーン車に。今後サロ581形式に乗る機会もそう無いでしょうから…。

因みに切符の区間は京都まで!
列車は23時を過ぎてすぐに入線するので、実質1時間ほど乗ることが出来ます。
撮影もほどほどに済ませ、座席のリクライニングを最大に倒し、ブーツを脱いでフットレストに足を乗せ、後は流れゆく京阪間の夜景を眺めていました。
その所要時間は新快速にも劣る33分、しかし今までの京阪間移動で最も贅沢な33分間でありました。
そして急行「きたぐに」は京都駅到着直前に0時を迎え、同時に二十一歳になりました。

本当はこのまま富山や新潟まで乗っていたかったのですが、翌日の予定を考えてここで切り上げ。
一応は夜行列車での誕生日を迎えることが出来ました。これで「ドリームにちりん」、「ムーンライトながら」、「サンライズ出雲」に続いて四度目です。
ただでさえ存続危ういと噂される夜行列車ですから、そろそろ地元で迎えたかったというのもあります。

今日は3限「総合演習(教職のゼミ)」で発表でした。
我々の班は前期からずっと学級経営について調べていたのですが、今回総まとめとしての本発表を迎え、理想論に留まらない、学級集団の望ましいスタイルを提起出来たのではないかと思います。
質疑応答で盛り上がったのも嬉しかったです。
誕生日であることは一切秘密にしていたのですが(笑)、帰り際に他のゼミ仲間から、
「星君、きょう誕生日なんだよね? おめでとう!」と言われ、グループのみんなからも祝ってもらえました。
そして先週はサボったので、続きの4・5限もきちんと受けてから帰ってきました。

21歳。
先日ようやく進路希望が決まりました。
正念場となるであろうこの一年、自分が為すべきあらゆることに全力で臨んでいきたいです。


写真は日付が変わって京都に着いた急行「きたぐに」。
今回、大阪~京都を乗車したことで、(通しではありませんが)全区間の乗車が達成出来ました。

情報化社会を漂う

2011年12月12日 23時59分59秒 | 日記
相変わらず寒い週末でした。
それでも歩くと少しは暖かくなりますね。
いつの間にかレポート課題も発表されて、本格的な「師走」の雰囲気です。

さて、止む無き事情でFacebookを始めることになりました。
今度、教職のゼミでグループ発表があるのですが、全員が集まれる時間帯が少ないために、SNS上で話し合うという案が持ち出されました。
そういうわけで、班の4人中、加入していなかった自分ともう一人が新たにFacebookを始めることに。
図らずもブログ・mixi・twitter・Facebookと一通り網羅することになりました。
実はいまもこの裏で会議中です…。

当初はこれだけSNSに関わるとは思ってもいませんでしたが、自分としては可もなく不可もなくといった感じです。
これだけ情報化の進んだ世の中ですから、それぞれに違う自分が居てもいいと思います。むしろ、いろんな自分を知ってもらいたい。
特に自分の場合はなかなか素直になれないので(笑)、言葉より文字の方が感情をスッと表に出せるんですよね。リアルの自分とネット上の自分、違いはあれど、重ねて認識をしてもらうことも大いに結構だと思います。
こうしていまブログを書いている生身の自分も、違う自分たちの集合体。
ちょうど平野啓一郎さんの「分人主義」の考え方に近いでしょうか。

今日は6限だけだったので、思い切って机の掃除に取りかかりました!
以前に本棚の代用として買った100均のカゴを買い足して、うず高く積み重なった文庫本を収納。
溜まっていたレジュメやパンフレットの類も整理して、机上の作業スペースを大幅に増やすことが出来ました。
掃除をして気付いたのは、各地の美術館・博物館を訪れて際のパンフレットやチケットが思った以上に貯まっていたということ。
展示物を見た感想などはこのブログにある程度書き留めてありますが、それらもまた思い出、そして財産の一つとして取っておこうと思います。
このように多くのものを見た・聞いた2011年はなかなか「文化度」の高い生活を送ることが出来たのではないでしょうか。

これから年末にかけて、段階的に部屋の掃除をしていこうと思います。
試験も近づくことですからね。


写真は京都駅で折り返し回送待ちの特急「スーパーはくと12号」。
ここから逆走して向日町操に行く様子が何ともおもしろいです。

月が綺麗ですねと言ってみたくて

2011年12月10日 23時59分59秒 | 日記
昨日から一段と寒くなりました。
ストールからマフラーに移行して、少しはあったかく。
おそらく下旬には更なる防寒が必要になることでしょう…。

今日は統一補講日ということで、電車で大学へ。
昼休みに教職ゼミの発表打ち合わせを済ませ、3限は「社会科・公民科教育研究」の補講。
補講ということで普段の授業とは内容が変わっていて、グループで指導案を作るというものでした。
前期に一人で恐る恐る指導案を作った経験はあっても、実際に授業内で順を追って作るのは意外にも初めて。
その時は先生による見本を参考に一人で恐る恐る作っていたので、4回生になる前に、改めて何人かで確認をしながら作業が出来たのは良かったと思います。
いつもより人数が少なかったせいか、先生との距離も近くて楽しかったです。

授業後は、間一髪でバスを逃したので、そのまま大学に隣接する堂本印象美術館へ。
明日で終わる「マルチアーティスト・堂本印象」展を見に行きました。この機会を逃すともう行かないだろう…と思い、バス待ちも兼ねて入ってみました。学生証の呈示だけで入れるのはありがたいことです。
展示は堂本印象の手掛けた日本画、洋画、陶器など多岐に及ぶ作品が並び、まさにマルチな才能がダイレクトに伝わってきました。
特に、今まで自分が抱いていた堂本印象のイメージ(=彼の洋画)に対する写実的な日本画(『兎』が可愛かった)は、とても同じ人が描いたとは思えないほど対照的なものでした。
約2年ぶりの訪問ということで、それなりに衝撃も大きかったわけですが、これだけの腕を持った人があまり知られていないのは、何とももったいないことだなと思います。

見終わった後は、また間一髪でバスを逃してしまい…(笑
仕方なくバス停に佇んで携帯をいじっていると、誰かの強い視線が。
ハッと気付いて顔を上げると、視線の主は3限の先生でした!(・0・)
「ああっこんにちわ!」と慌てて挨拶をすると授業の感想を求められ、バスを待ちながら軽く立ち話。
(座っている席の関係で)ほぼ毎回当てられているせいか、顔も覚えられているので、幾分気楽なものです。
最近、科目に関わらず、そして偶然にも、先生と一対一で話す機会が多いように思います。いろいろとためになるので、一つ一つの機会を大切にしたいものです。

一旦帰宅してからは、お茶のお稽古へ。
それが終わってからは、だーっと市内を横切ってイオンモールへ。
会社帰りのMAKOと合流して、そのまま夕食と相成りました。互いに休日出勤(授業)だったので、気分は金曜日のつもりでグダグダと。
最終的に京都タワーと隣のカラオケで2時間歌って、終電数本前の電車で帰ってきました。
皆既月食も少しだけ見ることが出来、午後から洛中洛外を東奔西走、なかなかに充実した一日でした。


写真は今日の撮影分より、花園を通過する特急「はしだて2号・まいづる6号」。
久々の走行写真撮影。銀杏並木で季節感は出せましたが、もうちょっとズームすれば良かったでしょうか。

文化的生活感

2011年12月08日 23時59分59秒 | 日記
2011年12月8日、日米開戦から70年を迎えました。
終戦に比べてあまり注目されていないことが残念ではありますが…。
猪瀬直樹氏の『昭和16年夏の敗戦』という本が、少し気になっています。

昨日は2・3限と受けた後、大学をこっそり抜け出して友達とバスで河原町三条まで。
そのまま三条通を西へ歩いて、京都文化博物館の「京の小袖」展(12/11まで)を見に行ってきました。
「小袖」とは着物の原型となった衣服のことで、ここでは主に江戸前・中・後期に分けて時代ごとに展示されていました。
当初は控えめな柄が中心だった小袖も元禄時代にヒートアップ、色が派手になるのはもちろん、刺繍による全面的な装飾が施され、その後は少々落ち着きながらも、時代に応じた美意識の変遷が窺うことが出来ました。中には花街島原の太夫が着ていたと推測されるものもあり、小袖がまさに時代のうつし鏡であったことを実感。
また、百人一首や源氏物語をモチーフとした小袖(明らかな文字が配されているものなど)も多く、文学作品との関わりも特筆され、単に「美しい」の一言で終わらない、京都でしか起こりえない奇跡を十二分に体感することが出来ました。
あまりに展示点数が多く見応えがあったので、全て見るのに2時間ほどを要しました。

博物館を出る頃にはすっかり日も暮れていたので、富小路六角東入ルの「mahola'n' LuLu」で夕食。
普通の住宅を改造したようなカフェで、初めてでも何となく居心地の良い雰囲気でした。
初めてロコモコ(withビーフシチュー)を食べたのですが、五穀米の上に乗った卵が半熟で、とてもおいしかったです。

今日は大学に行く前に、Amazonで頼んでいた本が届きました。
きのう発行されたばかり、都会生活京都プロジェクトの『京都ルール』というものです。
京都人に共通するルールが挙げられているのですが、幾つかを紹介すると、

「代々、贔屓の店はめったに裏切らない」
「他人に嗤われないように細心の注意を払う」
「『考えとくわ』は『NO』のサイン」
「巧みにイケズし合えて一人前」

こういったものが載っています。全てに同意せざるを得ません。
ルール一つひとつの説明も京都人の心をくすぐるものが多く、おそらくかなり調べ上げられたものだと思います。
こういう本を読むたび、あれもこれも研究したいと思ってしまうのは悲しい性です。
まぁ、ルールですから、わざわざ研究をするよりも、実践してこそ価値があるのかもしれません。


写真は日曜日の分より、真如堂の紅葉です。
京都市内、場所によっては今度の週末もギリギリで楽しめると思います。

12月の模型進捗状況

2011年12月06日 23時51分04秒 | 鉄道模型/製作中-キハ189系【完成】
前回から一ヶ月以上空いてしまいましたが、模型の話です。
先月はほとんど作業が出来なかったのですが、一応少しずつ進んでいます。

まずはキハ20 41から。窓の移設を終えたところからです。


移設した周囲をマスキングして、パテを盛って乾燥後に削りました。
満遍なく盛ったつもりでも細かい隙間や穴があるので、また修正作業が待っています。

続いてキハ189系。
実は毎月毎月、製品化が発表されたらどうしようかヒヤヒヤしています。それこそKTR8000系もいつか作ろうとしていたので。
幸いあまりお金をかけずに来られているので、製品化が発表されても発売までの間に作るとは思いますが…。
エーデルもそうですが、苦心して作ったものほど、後から出た製品よりも自作の方に愛着があったりします。


扉の製作です。実車写真を見ながらプラ板を切り出していきます。
キハ187系のドア窓よりも小さく正方形気味なので、その「違和感」を出しつつ。
窓の四隅R部分はピンバイスで穴を開け、デザインナイフで繋いでいくと、そこそこきれいに切り出せます。


側板。これは中間車キハ188のものです。
先ほどのドアを嵌め込むため、裏側から補強を兼ねたストッパーを。
こちらもプラ板を帯状に切り出して貼り付けました。


そしてドアを嵌め込みます。普通の引き戸なので、少し段差を付けながら。
2枚上の実車写真にもある、ドアの周りを囲むステンレス車独特の出っ張り…これはキハ47系更新車と同じく、マスキングしてパテ盛りで再現しようと考えています。


さて、モチベーションを上げるべく(?)、中間車のみ先行して組み立てていきます。
GMキットと同じく最初はL字型に。定規で直角を出しながら慎重に組んでいきます。
妻板は貫通扉以外全てのモールドを削りました。排気管は追い追い自作の方向で。


最後に顔の部分です。
パテを盛って削ってを繰り返し、何とか実車に近づいてきました。

まだまだ先は長いですが、地道に進めていこうと思います。
実車にも乗りたいところ…。

色褪せない一コマ

2011年12月04日 23時28分19秒 | 日記
曇りのち晴れ、ときどき雨。
きょうの京都はそんな天気でありました。
紅葉の混雑も、概ね今日まででしょうか…。

今日は遂に(?)レギンスを手を出してみました。
もちろん男性用のものですが、ジーンズの下に履けば分からないし、おそらく暖かいのではないかと思い…。
結果は予想通りでした。元々ヒートテックジーンズを買うまでの繋ぎとして使おうと思っていたのですが、これなら買わなくても良さそうです。いや、レギンス+ヒートテックにすれば京都の冬をもっと余裕で乗り切れるのではないでしょうか。
ホントに脚が細く見えたので驚きました。なるほど女子に人気の理由も分かる!(笑
しかし、大学における女子のレギンス姿は既に没個性的なイメージがあるので、やはり何かしらのオリジナリティーを持っている人がいいなと、僕は9月の飲み会で言った覚えがあります。

午後からは、市バス一日乗車券で市内中心部へ。
まずは四条に来た時の恒例となりつつあるジュンク堂へ行って、いろいろと物色。
一昨日文庫本を2冊も買ったばかりなのに、今度は花村萬月の『百万遍 青の時代(上)』を買いました。
以前から花村萬月は授業等で紹介されていたので気になっていたところです。舞台も百万遍で親しみが持てそうです。作品にはまだ目を通した程度ですが、個人的には似たフィールドを扱うことで知られる森見登美彦や万城目学とどのように違うのかが気になるところ。
また、京都が舞台となっている作品は、読み方の一つとして、京都が舞台であることの必然性を考えて読むとけっこうおもしろいと思います。

それからバスに乗って一気に東天王町へ、そして真如堂を訪れました。
実に二年ぶりの訪問で、あの時も紅葉がきれいだったのを思い出したのです。
参道の時点から観光客で賑わってはいましたが、先週の嵐山ほどではなかったので、比較的落ち着いて撮影することが出来ました。
この辺りになると天気も晴れてきて、太陽の光が時折スポットライトのように紅葉を照らす様子が、境内のモノトーンの景色と相俟って、何とも美しかったです。

陽が傾いてきたので、またバスを乗り継いで最後は荒神橋の「リバーバンク」へ。
モンブランセット(750円)を頼み、一昨日買った平野啓一郎『日蝕・一月物語』を読みながら久々の喫茶店での時間を楽しむことが出来ました。
途中で一組の老夫婦(地元の方)が近くの席に座られて、お店の方と昔の話をされていました。
それに聞き耳を立てて聞いていると(笑)、お店が出来て今年で52年が経つそうです。当時は出入口も今とは違うところにあり、更にはオープンテラスのようにもなっていたとか。
客層も昔は学生が多く、今でも40~50年ぶりに懐かしんで来られるお客さんが多いそうです。
自分たちが生活していた数十年前から、今も変わらずお店が「ある」というのは、やはり嬉しいことなのでしょうね。

そう考えれば僕はずいぶんと古風な学生なのかもしれませんが(笑)、今年からハマりだしたとはいえ、ゆっくりと時間の流れる喫茶店で本を読むのが大好きなのです。
そうして何年も時が経った後で、ふと思い出したかのように学生時代によく通った店を訪れて、「変わらないねぇ」とか、そういう話が出来たら素敵じゃないですか。
これから先、大学を卒業しても、学生時代の一コマとしてずっと在り続けてほしいと思います。
そしていつの日か、誰かと来られたらいいな――。


写真は荒神橋付近から東山を眺めた様子。
日没間近、大文字を取り囲むように燃える紅葉が夕陽に照らし出されます。

世界の京都市民

2011年12月03日 22時46分42秒 | 日記
天気の悪い週末がやって来ました。
それでも紅葉はまだ見頃なので、この土日もきっと観光客が多いのでしょう。
通学でたまに使うバスも少々の遅れを引きずってやって来るようになりました。

昨日は2限にゼミがありました。
他の人の発表を聞いていたのですが、その中で平安遷都1200年(1994年)を機に実施されたアンケート調査が紹介されました。
項目はいろいろとあったのですが、「市民に対する意識調査」の回答の選択肢として、「私は世界の京都市民である」と「私は生活者である」の二つがありました。
結果は言わずもがな前者に軍配が上がっていたのですが、この「世界の京都市民」というフレーズは、自分にとっては「日本に京都があってよかった」に次ぐ、いや、それを凌ぐインパクトです!
こういう言い方があったんだなぁと…。

その後、京都人は「世界のなかの京都」という公での意識が強い傾向にある…と解説されていたのですが、これはあながち間違いではないはずです。
自分自身、この3年弱ほど大学で京都について学んでいるということもありますが、他にも京都ならではの様々なアルバイトを経験する中で、「世界の京都市民」意識が以前にも増してどんどん積み重なってきたように思います。周囲にもそういう人々はたくさんいることと思います。
だからこそ、もはや服とも言うべき文化を自分のような若者が身に付けていくことは大切であると思っていますし、たとえば人に京都のことを聞かれた時、もっと簡単に言えば、観光客に道を聞かれて教える時から、そういったことが生きてくるはずです。
今年度から始まった、府立高校で茶道を授業として導入するといった取り組みも、おそらくは先述の「公での意識」に起因するものでしょう。
東京が経済や政治の都ならば、京都は文化や伝統の都です。
それが世界に誇る一等国の条件だと思います。

今日は、昨日買った文庫本を少し読んでいました。
平野啓一郎『日蝕・一月物語』と、『読んでおきたいベスト集!太宰治』の2冊です。
たまたま図書券があったのと、大学生協の1割引で比較的安く済ませることが出来ました。
やはりこれから研究を進める上で、また自身の「ココロの栄養」としても、いま以上にもっと作品を読むことが大事だと思い、遅ればせながら再び文学作品に手を伸ばした次第です。
そろそろ本棚(100均で買ったカゴですが)には収まりきらないところまで来ているので、また買い足さなければ…。


写真は木曜日の撮影分より、京都駅で発車を待つ特急「はしだて5号・まいづる5号」。
12月に入って連結器カバーが付きました。製品化決定を受けてますます撮影にも力が入りそうです。

こだまでしょうか

2011年12月01日 23時17分55秒 | 日記
師走に突入。
誕生月でもありますが(笑)、今日から就職活動が本格的にスタートしました。
心なしか、大学の雰囲気もそわそわしていたような気がします。決して他人事ではないのですが…。

今朝は9時前に起きて、いろいろ支度をしていると9時半。
とりあえずどこかの駅で10時ちょうどに切符を買う用事があったのですが、京都駅は自転車だと微妙。
最寄りの西大路駅は窓口が一つしかなく、利用者もそれなりに多いため(以前バッティングしたことがある)、一か八かで桂川駅へ自転車を走らせました。
10分ほど前に着き、窓口に用紙を出してしばらく待機。大阪行きの「日本海」が定刻で通過した後、無事に希望の切符を取ることが出来ました。
初めて乗る列車だけに、もっと競争率が高いと思ったのですが、これで年末年始の旅の大枠が決まったといっても過言ではありません。
後は定時運行がされることを祈るのみです…。

それから一旦帰宅の後、昼からは電車に乗って大学へ。
ゼミの先生の研究室を訪れ(二度目)、面談を済ませてきました。
幸いうちのゼミは人数が少ないので先生との距離も近く、こうして気軽に研究室を訪れる環境があるのはありがたいことです。
先生には以前から進路のことでいろいろとお伺いしていたのですが、今回はより具体的な話にもなり、当面の自分がやるべきことも見えてきました。
どうやら僕もここに来てようやく進路希望が定まりそうです。奇しくも12月1日、就職活動では無いにせよ、将来へ向かって皆と同じスタートを切ることが出来たのかなと思っています。
たとえ進度は遅くとも、最後にはちゃんと目的地に辿り着ける。新幹線で言うところの「こだま」を目指したいですね。

面談の後、5限まで時間が空いたのでふらっと嵐電の撮影に行きました。
龍安寺駅のサクラの木は葉が散り盛ん、風が吹くごとにレールに落ち葉が積もる様子が何とも侘しく、それでいて風情がありました。
今日の北野線充当車は京紫色・嵐電色・江ノ電色と三色で、撮っていても楽しかったです。天気は終始曇りでしたが、それなりにいい写真を撮ることが出来たような。

5限後はバスで京都駅まで。
MAKOと合流して、ヨドバシの上にある定食屋さんに行きました。
けっこうお腹が空いていたので、定番の(?)豚のしょうが焼き定食(850円)を注文。ごはんとスープがおかわり自由だったので、けっこうなお得感がありました。
それから模型を見たり(在庫処分セールで安くなっていた)、互いの身の上話をした後、彼は夜勤に向かっていきました。僕は電車で帰路につきました。
刺激の多い一日だったような気がします。

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追記:
これを書いてから気付いたのですが…

来年の4月に、TOMIXからKTR8000系が製品化!!!
これは期待出来そうです。6両フルで揃えたいと思います(^^)
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写真は等持院~龍安寺にて、衣笠山バックに江ノ電号。
今年もきれいに色づいてくれました。この景色が好きです。