北近畿・南紀方面特急に289系投入へ

2015年04月29日 01時08分23秒 | 日記
北近畿・南紀方面の特急に289系車両の投入と、それに伴う381系の置き換えが発表されました。
全くの新型ではなく、3月まで「しらさぎ」として走っていた683系の改造車ですが、交流機器の使用停止or撤去が絡む形式変更ですから、まさに先代485系→183系と同じ道のりを辿ることとなります。
具体的な投入の時期は明言されていませんが、来春には出揃うようで、遅くとも秋頃には従来の287系と色を揃えて走る姿が見られるのでしょう。
それにしても、以前は681系が回ってくるものとばかり思っていましたが、まさか683系の改造車になるとは、なかなか良い意味で期待を裏切ってくれます。(笑)




置き換え対象となる381系。
287系の登場以降は設備格差が否めませんでしたが、近年実施された振り子装置の改善などは評価したいところですね。
どちらも京都発着、幼少期から慣れ親しんだカラーリングの列車ですが、それがいよいよ消えてしまうことに、年月の流れを実感します。

(ところで気動車特急は、やっぱりそのままなのでしょうか?)

クモハ123形の製作 その8【完成】

2015年04月28日 01時44分00秒 | 鉄道模型/製作中-クモハ123【完成】
前回はこちら
また、こちらの記事でも塗装後の様子を載せています。

屋根加工の続きです。
切り継いだ屋根を塗装し、クーラー部分を銀に塗り分けていきます。


マスキングが面倒ですが、他のKATO製品にも応用できますね。


分かりづらいですが、塗り分けたところです。
切り継ぎ跡もなんとか誤魔化せたでしょうか。ランボードは製品同様の美しい姿になりました。
ベンチレータ等の屋上機器はGMの分売品に置き換えています。

続いて床下の加工ですが、


足回りに予定していたGMの113系用動力にTNカプラーを取り付けたところ、台車と干渉。
仕方ないのでTNと台車を可能な限り切削しました。一応、台車は首を振るようにはなりましたが、TNの復元機能が失われたのでゴム系接着剤で強制的に固定しています。
しかし鉄コレといい、この思わせぶりなTN取り付け用突起はアテになりませんね……。

さて、色差し等を済ませて一気に完成画像です。








車番はクモハ123-2としました。前面・側面のJRマークは入手困難なので「おうちdeデカール」で自作。
パンタは実車と異なりますがKATO製の113系から、床下機器はGMキットの余剰品と鉄コレの荷物車用を並び替えてそれらしく再現しています。灯具類のレンズにはこれまた鉄コレのものが当然(?)ぴったり収まりました。
本来であれば床下全体を灰色で塗るべきですが、劣化を懸念してスカートのみ塗り分けています。実車も走り込めば分からなくなりますから、ちょうどいいでしょう。(笑)

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せっかくの機会なので、久々に模型を走らせてみます。
放置したままのレイアウト、まずはクリーニングカーで入念に掃除をしてからクモハ123をレールオン。


見事、走ってくれました。


気動車も引っ張り出して、山口県らしい並びを。
実はこの車両たちも走行は2,3回目……今更ながら、最近のTOMIX動力は低速走行に優れています。


昨年末に仕上げた「ビバ・ウエスト」も、最初はぎこちない走りでしたが何周かするとスムーズに。
やはり模型は作って走らせてナンボですね。私は電飾はそれほど気にしていませんが、せっかく編成中に動力車を組み込んでいるのですから、走行だけはいつでも出来るようにしておきたいものです。

と思っていたら、


まるで実車のような剥がれ方!(笑)
下地処理は入念にしているはずが……。

とにかく、今年初の落成車両は、作って走らせる楽しみを久々に呼び起こしてくれました。


鉄コレの登場で影が薄くなりましたが、キット自体の出来は良いので今でも十分通用するモデルだと思います。

次は……先代クモハ42や先輩クモハ84、増結用に105系など、芋づる式に?(笑)

キュービック2題

2015年04月23日 02時05分45秒 | バス関係
新緑、本番。
桜は八重を除いてほとんど散ってしまいましたが、連日の雨も収まり、穏やかな春の陽射しに恵まれている京都この頃です。(笑)




最近遭遇した、市バスとJRバスのキュービック。
大きな前面窓は古さを感じさせないデザインで、昔から好きです。

JRバスは久々に京都駅まで乗ってみました。今やすれ違うバスのほとんどはノンステップ車となってしまいましたが、こちらではキュービックやエアロスターなどツーステがまだ主流。いちばん新しかったエルガミオも金沢へ転属したようで……。
2段サッシ窓に緑色の2人掛けシート、現金のみ対応のシンプルな運賃箱は、かつての市バスの記憶を十分に思い起こさせてくれます。

週末モデラー

2015年04月19日 22時07分05秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など
気付けば4月も既に半分が経過……。
この週末は、買ったままほったらかしにしていた模型の整備に充てました。


TOMIXのキハ143(室蘭本線仕様)です。
キハ40系列のようなハイグレード製品ではありませんが、並べても遜色ない完成度で満足です。
前面窓の車番はいったん透明プラ板に転写し、裏側から貼り付けました。




グレー成型の床下機器は黒く塗装。
100番台の方は機器を一部取り去って(いずれも画像下)、150番台との違いを再現してみました。


屋根は成型色だったクーラーを塗装。しかし車体と同じ色なのはどうも違和感があります。
汚れているのが当たり前なので、後日、明るいグレーで塗装してみようかと……。

この他、載せるまでもない内容ですが、




画像の2車種の別パーツ取り付けや塗装、車番インレタの転写をしました。
車番については乗ったことのある車両から選ぶようにしていますが、当時の写真やメモを見返しているとその時の記憶が思い出されて愉しいものです。

それから……


製作中のクモハ123ですが、8割方完成です。
これについては、また別項にて。

快速205系統の充当車両に変化

2015年04月17日 00時38分56秒 | バス関係
先日、大学からの帰りに乗った205系統ですが……


元・リフト付きバスの6412が来てくれました。
非対称の前面が特徴的ですが、後部も乗降表示が大型のものとなり、かつては「車いす/乗降中」と二行に分けて表示されていました。(現在は「乗降中」のみ)
同グループは現在6412~6414のみが九条営業所に残っており、ツーステの収容力を活かして(ほぼ)快速202・205系統専用車となっていましたが、この春から普通の205系統に混じって市内を循環している様子が見られます。

これには理由があるようで、3月改正における快速205系統の増発&区間便設定によってその大部分が九条営業所担当から梅津や西賀茂の担当となり(快速202系統は引き続き九条担当)、運用の減った元リフト車が他系統に流れてきているものと推測されます。(以前は学休期間であればよく見られた光景でしたが、今回のような開講期間ではほとんど例がなかったように思います)


ちなみに、昨日お昼に見かけた京都駅行きは梅津営業所の2868が充当されていました。
近年の導入車両は後部の座席が1+1のラッシュ型となっているので、ある程度の混雑にも対応出来ます。さらに今年度からは1学部が摂津に移転したこともあり、衣笠の学生数は減少。ツーステが絶対に必要というわけでもないのでしょう。
というわけで、元リフト車が大学に姿を見せる機会は大幅に減ってしまいました。




昨年度まではこれら3台や94年式の6076などで賑わっていた快速系統の顔ぶれですが、大学輸送=ツーステの図式も確実に崩れつつあります。
幸いにして元リフト車は96年式、当面生き残るのではないかと予想していますが、いよいよ市バス全体からツーステの全廃も目前となりつつある今年度。様々な系統から目が離せません。

太夫道中など

2015年04月14日 01時23分10秒 | 京都
日曜日は……


昨年と同様、鷹峯の太夫道中を見に行きました。




新人の桜木太夫さん。
新聞でも取り上げられていましたが、10代の太夫さんが誕生するのは約20年ぶりだそうです。
舞妓さんもそうですが、10代で職を選ぶという決断力、日頃のお稽古の積み重ねや、公の場での堂々とした立ち居振る舞いはいつも感心させられます。

それから洛中へ戻り、最終日だった京都文化博物館の洛中洛外図展に滑り込み。


一口に洛中洛外図と言っても多種多様なものがあり、まず点数の多さに圧倒されました。
地図のように厳密な縮尺が守られているわけではありませんが、寺社仏閣はもちろん忠実に、そして現在は暗渠となった河川が生活空間の一部として機能していた様子が描かれているところに、現在とはまた違う都市の表情が垣間見え、かつての都に対する映像的イメージを膨らませることの出来た展示でした。

花冷え

2015年04月11日 00時19分05秒 | 日記
パズルのピースが埋まっていくかのように今後の予定が次々と決まっていった今週。
環境はあまり変わりませんが、新たな出会いや楽しみもあり、新年度というのはそれなりに気持ちを切り替えさせてくれるようです。

そんな一週間の締めくくり、幸いにして何も予定がなかったので18きっぷを全て使い切ることが出来ました。
雨だったので山陰線を綾部まで往復して車窓から最後のお花見としましたが、やはり写真に収めたい欲もあり、帰りは馬堀で途中下車。


散りゆく桜に見送られて京都を目指す特急「はしだて6号」です。
カニシーズンは終わりましたが、休前日のためか6連で上ってきてくれました。先のダイヤ改定で運用を失った683系に不穏な動きもあるようで、桜×国鉄特急色の組み合わせは今年で見納め……?

クモハ123形の製作 その7

2015年04月08日 22時51分57秒 | 鉄道模型/製作中-クモハ123【完成】
久々の模型記事です。
前回は……もう1月になるんですね。(笑)

クモハ123ですが、一気に飛んで車体塗装が終わりました。


流行りの(?)黄色にしようとも思ったのですが、手持ちの塗料で済ませるべく新幹線カラーに。
下地(灰)→青→灰→白の順で塗装。0.5mmマスキングテープ(既製品)に随分と助けられました。


屋根はキット付属のランボードがオーバースケール気味だったので、思い切ってKATOの113系用をクーラー部分のみ切り継ぎました。
こっちの方が大変かもしれませんが、一体になっているクーラーをきちんと塗り分ければサマになるでしょう。

今年、桜の花が咲いたら、

2015年04月06日 00時34分02秒 | 京都
雨が懸念された週末でしたが……。
土曜日は何とか持ちこたえてくれたので、今年も下鴨界隈でお花見を楽しんできました。


北大路で地下鉄を降りて、鴨川沿いをゆっくりと北上。
北山橋まで歩いて、北を見たところ。延々と続く桜並木の向こうに御薗(みその)橋と上賀茂神社があります。


続いて、北山通を東に、例の免許維持路線が通る下鴨中通を南下して疏水分線へ。
こちらは相変わらず落ち着いて楽しめます。鴨川や北山界隈が混雑していたので尚更。


そのまま歩いて松ヶ崎浄水場を横目に、高野川に突き当りました。
鴨川ほどメジャーではありませんが、それでもやはり人は多かったです。


桜並木の川端通を走る京都バス10系統。
シーズンの週末に2便のみの運行で、遠くは滋賀県朽木村まで足を延ばす長距離路線。終点の朽木村からは更に湖西線の安曇川に抜けられるようなので、湖北周遊がてら乗ってみたい路線です。

日曜日は、雨の上がったタイミングで梅小路公園へ。


雨上がりの梅小路公園にて、381系の「きのさき19号」。
以前は休日に287系が充当されていましたが、ダイ改で解消されたのでしょうか。いずれにせよカウントダウンが迫りつつある車両なので、今年度も機会があるごとに撮っていきたいですね。

東京春景

2015年04月03日 02時14分07秒 | 日記
上りの「サンライズ」に乗って年度を跨ぎ、東京へ行っていました。
もう3回目になりますが、大学時代の友人たちと上野で落ち合って谷中・根津・千駄木のいわゆる「谷根千」界隈を歩くのが恒例となっています。


最初に谷中霊園へ。
去年はスッキリ晴れていたのですが、花曇りもまた良し。




続いて小石川植物園。
有料ですが敷地も広く、散策にはぴったりです。京都の植物園のような穴場スポットでした。


不忍池は、さすがに混雑していたのでほぼ素通り。
他にもいろいろと寄り道したのでかなりの距離を歩いたような気がしますが、やはり東京は街中でもアップダウンが激しく、京都とはまた違うウォーキングが楽しめました。


京浜東北のスカイブルーと桜のピンク。好きな組み合わせです。

世間は新年度が慌ただしく動き出していますが、私は相変わらず。
でも、同じ季節に同じ場所で同じ人と会うことで、何の変わり映えもしないことにとてつもなく安心するのでありました。

さて、二足のわらじ生活、再びスタートです。