台風一過

2017年10月24日 02時30分14秒 | 日記

月曜日朝のバス車中より……台風一過の虹ですが、日が差してきたのは午後に入ってからでした。

秋の台風と言えば思い出すのは4年前
嵐山地域の被害が全国的にもクローズアップされた前回に対して、今回はギリギリのところで済んだようですが、それ以上に大変だったのが「風」の被害。
倒木の影響で鉄道・バスともに運休や迂回が相次ぎ、事前のリサーチ不足で今朝は大慌て。イレギュラーな経路で通勤の最中、目に入ってきたのが車窓の虹でした。
早く平穏な週末が来てほしいものです。

さて、日曜日についてはやはり雨模様だったものの(時代祭は中止でしたね)、前半は比較的穏やかだったので投票を済ませてから街へ……


某催事にて画像の品を入手しました。
発売当初に何故か買いそびれてしまったものです。このメーカーらしい変なところへの力の入れようは窺えますが、特徴をよく捉えていますし、何より塗装がキレイに仕上がっています。


実車に接したのはわずか数回でしたが、山陰最後のキハ58系、しっかりと手を加えてやりたいと思います。

畦木のある風景

2017年10月19日 02時53分16秒 | 京都
京都新聞「凡語」(10月17日朝刊より)

稲刈りをほぼ終えた田園風景に緑の樹木が点在する。田んぼわきに植えられた畦(あぜ)木は亀岡盆地の代表的景観で、彼岸花の盛りには畦を染める赤や稲穂の黄金色との鮮やかなコントラストで写真愛好家らを引きつける。
もともと田畑の境界を示し、刈った稲を乾かす稲木などに使われてきた。(中略)実に27種類、推定2千本はあり、稲木用に低く枝を落とすため「げんこつ」「もじゃもじゃ」などと呼ぶユニークな形が多いことも捉えた。
見えてきたのは先人の暮らしぶりだ。山に遠い盆地中央部は燃料となるクヌギやハンノキ、保津川の近くはヤナギが多く、水路の土手の補強も担っていた。「根を張る畦木なら洪水時も流されず、泥で埋まっても目印にして復旧しやすかったのだろう」という。
この20年、ほ場整備や機械化で次々と畦木は姿を消している。(中略)冷え込む朝の霧に浮かぶ畦木は「亀岡の原風景」ともいわれる。一本一本に込められた自然との向き合い方に思いをはせつつ見守りたい。

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亀岡地域にみられる「畦木」についての記事です。
これを読んで思い出すのが、数年前に381系を追いかけていた頃のこと。
確かに、並河・千代川間の線路沿いの田畑には、小さな木が点在していました。


サイドからはすっきりと編成を収められる場所が少なかったため、木を入れて水鏡写真を狙った覚えがあります。
当時は「小さい木が多いな」という程度の印象だったのですが、まさしくこれが畦木だったのです。
そうと知れば、何の変哲もない287系の走行写真も亀岡らしい一枚に!(笑)


言われてみれば、こうして田園の真ん中にポツポツと木が生えている光景は他ではあまり見ません。
独特の植生も、その小振りな形も、すべて先人の手によるものと聞けば納得です。


八木城址に登れば、桂川が横たわる亀岡盆地が明瞭に浮かび上がります。
記事中にもある通り、たびたび水害に見舞われた当地において、失われた田畑を再興する際の目印になったのが畦木だったのだそう。画像の下半分、一直線に並んだ畦木の列を見るとその意図も何となく想起できます。

国鉄特急色を目当てに何度か通った亀岡盆地。京都市内からほど近い田園風景には時折心癒されますが、あぜ道の小さな木ひとつにも土地の歴史が詰まっているのだと、改めて同地のもつ魅力に気付いた次第です。
「丹後の海」や「瑞風」などまだまだ撮りたい列車は走っているので、次に訪れた際はぜひ畦木と列車を共に。

側溝を作る

2017年10月17日 01時26分54秒 | 鉄道模型/レイアウト製作
まるで梅雨のような、雨続きの天気です。
週末にあった行事の関係で月曜日も代休だったのですが、何処にも行かずじまいでした。
そんなときは、秋の夜長に鉄道模型です。(笑)

さて、当方では鉄道模型を始めて以来TOMIX製のレールを使用しているのですが、気になるのが複線にした際の線路間隔の広さ。
故に信号所やミニホームなどのアクセサリーが設置しやすい利点はありますが、これを単にバラストで埋めると余計に間延びした印象となります。


そこで、レール間にヤスリでブスブスと穴を開け、カッターナイフで繋げて細長~い穴を開けてみました。
ここは発泡スチロールのブロックにスチレンボードを渡してあるだけなので、下が空洞になっています。バラスト固着前にゴミとか詰めまくった覚えがありますが、無事に抜けてくれました。(笑)

線路間隔の広さは今更どうしようもないので、今回はそれを誤魔化すアイテムとして「側溝」を設置してみようというわけです。


木次線 出雲横田(14.05.04)


北陸本線 木ノ本(14.07.27)

ご覧のように、対向式ホームを有する駅では、上下線の間に側溝や通路の設けてある例が多々見受けられます。
何処から来て何処に流れていくのか、その用途もよく分かりませんが、停車している車両の足元にあれば良いアクセントになりそうです。

側溝については蓋付きのものがKATOから製品化されているものの、せっかくなので開渠にして水を流してみたいところ。
手元にあった0.5mmプラ板とエバーグリーンの1.5mmプラ棒アングルを組み合わせて、それらしい溝を作っていきます。


今回、接着にはGSIクレオスのミスターセメントSPを初めて使用してみました。
キャップに面相筆が付いているので少量ずつ塗ることができ、速乾に優れていてなかなかの強度を保ってくれます。今までプラ板の接着には瞬着やタミヤセメントを使っていましたが、一発で位置決め出来る場合はこれで良いかと思います。


線路間にはめ込んでみたところ。
未塗装なので存在感が強いですが、


グレーで塗装して、タミヤのウェザリングマスターで軽く汚してやると落ち着きました。
筆塗りなので、バラストに埋もれて見えないところは塗っていません。


せっかくの側溝なので、水を流します。
だいぶ前に購入したモーリンのグロスカラーメディウムを、はみ出しに気をつけながら筆塗り。


一日おくと、乾燥して透明になりました。
ありあわせの材料で変化をつけられたので満足です。前掲の木ノ本駅のように、一部に蓋をしてみるのも良いかもしれませんね。

「トワイライトエクスプレス瑞風」を撮る その3

2017年10月11日 02時05分11秒 | 鉄道関係
2ヶ月ぶりの「瑞風」撮影です。
前回は8月。時間が合わなかったり、走るのを忘れていたりで、なかなか機会を設けることが出来ませんでした……。

今回は嵯峨野線内。竹林を抜けて、京都市街へと躍り出るところを。


車体側面を柔らかな秋の夕陽が照らし、図らずも早朝のような画となってしまいました。しかしこれはこれで、豪華寝台特急感は出せたでしょうか。
思えば先代のトワイライトは昼間に関西を発着していましたから、夕刻の写真そのものが撮影できませんでした(こんな例外もありましたが)。「瑞風」はコースによって幾つかのダイヤパターンがありますから、さまざまな時間帯で撮影することが出来ます。


後方の展望車は満員御礼。(笑)
高速で駆ける保津峡のトンネル、その体感は如何ほどのものでしょう。一応、トロッコで似たような体験は出来ますが、スピードは比べ物になりませんよね。


嵯峨嵐山駅は、他の特急列車と同様に1番線の通過。
4番線で折り返し待機する普通列車の姿は、今年3月のダイヤ改正から恒常化した光景です。

秋の「SL北びわこ」を撮る(JR30周年記念HM・その2)

2017年10月09日 23時25分46秒 | 旅行記
その1はこちら)

新快速からの下車客で大賑わいの長浜駅。
前記事の通り、次の3号までは少し時間があるので、駅に直結する平和堂の「伊吹山珈琲店」で昼食としました。


名前につられて「伊吹山カレー」を。近江牛でも入っているのかと思ってしまいますが(笑)、店名と店内からの景色(ガラス窓の真正面に伊吹山が望める)に由来するものでしょう。観光客は長浜城や黒壁スクエアの方へ行くのか、店内は地元客が中心で空席も見られ、比較的落ち着いていました。(観光で平和堂はなかなか行かんわな……)

そうこうしているうちに3号の米原発車時刻が近付いてきたので、お店を出て駅の南側へ。
以前から気になっていた築堤のカーブへと向かいますが、


後方から聞き慣れない音がすると思ったら……サプライズゲスト(?)のキヤ141!
この日「北びわこ」を目当てとしていた多くのファンの驚きと注目を集めたことでしょう。田村辺りではすれ違いも見られたのでは……?

やがてカーブの向こうからC56がゆっくりと、少しずつ姿を現します。




長浜駅が近いので煙は期待できませんが、記念HMが付くとあらば一枚ぐらいは線路際で収めておきたかったのです。




JR30周年の記念デザイン自体は既に他所でも使われているものですが、琵琶湖とSLを模したイラスト(D51に見えるのは私だけ?)が付され、秋季運転であることを示すためか横雲もあしらわれています。今年は各地で蒸気の話題に(文字通り)沸いた一年でしたが、そこには20年以上も地道に運行を続けてきた「北びわこ号」の実績も幾らか寄与していることでしょう。
そんなことを思いながら、動輪が間近に迫りくるさまに大興奮……しばしカメラを提げたまま、列車が去るのを見送りました。

3号の回送も撮りたいところではありますが、少し寄り道をと思いつき、長浜14:04発の新快速で一気に南下します。
いつもなら力尽きて京都まで寝てしまうのですが、今回は栗東で目が覚めたので(汗)、草津で乗り換え。

草津線は三雲で下車しました。


三雲駅は今年度に入ってから橋上駅舎化されたばかりのようで、駅前広場は整備の途上。
旧駅舎を撤去した「いかにも」な跡地が広がっています。今後の発展が楽しみですね。


目的地へ向かう前に、駅近くの踏切から113系を一枚。
赤地の草津線幕が目を引きますが、そういえば221系等で使われている路線記号入りの幕だと草津線は黄緑色です。(後掲)

さて、以前に奈良線棚倉駅近くの天井川トンネルを訪れましたが、ここ草津線にも天井川が点在しています。
しかし、相次ぐ河川改修によって撤去が進み、鉄道をトンネルで跨いでいるのは三雲・甲西間の大沙川トンネル一箇所のみ。近代土木遺産にも指定されているものですが、見られるうちに見ておこうと思い、今回の寄り道を思い立ったのでした。


このトンネルは草津線「らしさ」を象徴するポイントでもあるので時折写真も見かけますが、1889年の開業時から残るレンガと石造りの坑門は堂々たるもの。電化時に路盤が掘り下げられた形跡がありますが、その威厳は失われていません。

また、線路と並行して旧東海道が通っており、そちらにもトンネルがあります。


トンネル手前には商店とバス停があり、何となく街の境が感じられるロケーション。
天井川だけあって水分には事欠かないのか、すっかり草上した坑門回りも素敵です。

トンネルを潜った先には三雲城址への入り口があり、階段を伝って天井川へアクセスできるようになっていました。


僅かですが水流が見られます。山から土砂を含んだ水が流れてきたことによって河床が高くなり、その対策のために人間が高い堤防を築いていった結果生まれた天井川ですが、治水技術の進歩によって現在ではまず発生することのない光景。京都でも嵐電に乗っていると山ノ内付近で大きなアップダウンが見られますが、あれもかつて付近を流れていた天神川(天井川)が造り出した地形の名残なのです。

見学を終えて、今度は反対側から鉄道の大沙川トンネルを。


午後はこちらの方が光線状態は良いようです。
先ほどの221系が貴生川で折り返してきました。検査明けのK5編成、前述の通り幕は黄緑色。




113系は、踏切が開いてから後追いで。

一通りの撮影を終えたので駅へと戻りますが、気付けば三雲駅からけっこうな距離を歩きました。
来た道を戻るのも面倒なので、帰りは先ほどのバス停でチェックしておいた湖南市コミュニティバスを利用します。


(甲西駅での降車時に撮影)
コミュニティバスの車種と言えばポンチョかリエッセ、はたまたジャンボタクシーが相場ですが、湖南市の「めぐるくん」は意外や意外、観光落ち?のバブリーな仕様のバス。車内はリクライニングシートにドリンクホルダー、横引きカーテンにテレビモニター(使用停止)など、とてもコミュニティバスとは思えない豪華な接客設備でした。


私ひとりだけを乗せたバスは、旧東海道の狭隘路をぐんぐんと進み、


もう一つの天井川・由良谷川の手前で右折し、甲西駅へと向かいます。
時間にしておよそ5分。運賃は均一で250円ですが、この車両なら大満足です。(笑)

帰りの草津行きは113系、最後の湘南色「だった」C10編成。


とは言え、もはや5700番台が挟まっているだけで貴重な編成と言えるでしょう。
模型では製品化から漏れ続け、改造するにもなかなかハードルが高いですが(特に体質改善車)、そのうちGM辺りがやってくれないでしょうか……。

草津ではSLの回送を待つファンの姿がホーム端に見受けられましたが、本運転のほうで納得する画が撮れたので今回はパスとし、接続する快速で帰宅の途につきました。
行楽の秋はまだ始まったばかり。「北びわこ」の沿線にしても草津線にしても、比較的近場ながらまだまだ訪れていない場所がたくさんあるので、撮影と沿線の散策とを組み合わせて今後も足を運んでみたいと思います。

秋の「SL北びわこ」を撮る(JR30周年記念HM)

2017年10月09日 06時13分39秒 | 旅行記
好天に恵まれた三連休中日。
秋の「SL北びわこ号」にJR30周年記念HMが付くということで、5ヶ月ぶりの湖北へと赴きました。

行きは小旅行気分(?)を味わおうと思い、京都から「ひだ25号」に乗車。


さすがは三連休、1両しかない自由席車は京都でたちまち満席にとなり、辛うじて着席は叶いましたが通路・デッキには数人の立ち客も。
例の「西日本乗り放題きっぷ」は米原までしか使えませんから「ひだ」は幾分余裕があるのでは……と思っていたらそうでもないようで、飛騨地方を目指すと思しき外国人観光客の姿も目立ったのが印象的でした。

さて、この「ひだ25号」、平日と土休日では京都発のダイヤが少々異なるものの、米原着の時刻は同じ。
土休日に限っては京都を3分遅く出ることもあって、流し気味ながらも各所でカミンズエンジンを唸らせて加速する様子が見られました。気付けば「ひだ」のキハ85系も30年選手、いよいよ後継車の話も出てきましたが、新車はどのような走りを見せてくれるのでしょうか。

9:20、操車場で待機するSLと客車を横目に米原到着。意外なことに私を含めて10人ほどの下車がありましたが、その多くが先頭に集ってカメラを向けていたので同業者であることは確かでしょう。(笑)
A特急料金が適用されるため京都・米原間では新幹線より高くなる「ひだ」ですが、「北びわこ」の乗車や撮影には丁度良い時間に着くので、なかなか使い勝手の良い列車です。

「ひだ」から接続する北陸線の敦賀行きは521系の2両編成。直通の新快速が幅を効かせるこの区間では貴重な運用です。
直前に大阪からの新快速・新幹線が到着するので車内はしばしの混雑に見舞われますが、それも長浜まで。




今回は虎姫で下車しました。

「北びわこ」まではまだ少し時間があるので、軽~く散策します。


古くからの商店や住宅が建ち並ぶ虎姫駅周辺。
長浜はやや観光色が強めですが、こうした手の加えられていない街路を歩くと何とも気持ちが落ち着きます。

一通り歩き回った後、駅構内が見渡せる踏切へ。


近江塩津始発の新快速は223系の1000番台。
これが長浜付近で「北びわこ1号」とスライドするはずです。

やがて米原方よりC56の汽笛が聞こえてきました。


煙の出るポイントは限られる「北びわこ」ですが、いちばん確実に煙が見られるのは駅発車時。
長浜駅のそれはあまりにも有名ですが、ここ虎姫駅は構図に制約があるものの、背景の跨線橋や民家がSL列車に調和していることから一度収めてみたかったポイントでした。構内に繁るススキがややうるさいですが、記念HMと相まって季節感を演出してくれるアイテムと考えておきましょう。


「北びわこ」にはかねてからD51の登板がアナウンスされていますが、結局のところ今季もC56の牽引に落ち着いています。
本線走行するD51の迫力も実見してみたいものの、軽快なステップを踏むC56「ポニー」も私を湖北に通わせる魅力的な存在。まだしばらくは楽しませてくれそうです。


12系客車の方は通常のHMが取り付けられていました。

木ノ本からの折り返し回送まではしばし時間があるので、河毛方面へと少し散策を続けて適当な木陰で休息。


9連の「しらさぎ」。


回送牽引を担うEF65が後を追いかけていきます。
未だに湖北を走る直流機には違和感を覚えますが、それは高校時代に419・475系を求めて何度も大回り乗車をしたせいでしょう。しかしあの頃は、このような沿線風景が広がっているとは知る由もありませんでした。

頃合いを見計らって、再び虎姫駅近くへと戻ります。


河原に咲くコスモスでは蜂が懸命に花粉を集めていました。
水色とピンク色、今流行りのインスタ映えする色ですね。(笑)

構図を試行錯誤していると、予想よりも早く電気機関車の音が――


この回送列車の撮り方はweb上の写真を見ても実に多様で、このように後追いながらも営業列車のように見せる方法もあれば、最後尾にぶら下がるSLを隠すように撮る方法もあるようで、その編成の特異さゆえに好みの分かれるところです。

回送も去り、次の3号が来るまで1時間半ほど。
撮影場所は特に決めていなかったのですが、虎姫駅からの電車は時間1本。昼食も考えると長浜まで戻っておいたほうが何かと都合が良いかと思い、12:24の電車で戻ります。(その2へつづく)

川を埋める

2017年10月07日 03時53分04秒 | 鉄道模型/レイアウト製作
前回の続きです。

ウレタンで川を埋めたところに、さらに別のウレタンを重ねて周囲の地面とツライチにしていきます。


山肌にはジオコレの石垣を仮置きしてみました。
色々と観察していると、平地にいきなり山が現れるのはどうも不自然。
道を通すために山を切り拓いた、という風にしておきます。

ウレタンが足りない部分は厚紙を貼り付けて、


乾燥するまで釘を刺しておきます。
これで川跡の道と駅前道路が繋がりました。黒い厚紙のところは片側のみ欄干を取り付けて橋になる予定で、山に沿って流れてきた川はここから方向を変えて駅構内を潜っていきます。

続いて駅構内ですが、


画像中央、本線から貨物ホームに延びる線路を敷き、ハエタタキを仮置き。
ダミーのポイントなど表現しても良いのですが、脱線防止のため必要最小限としています。現在は使われていない設定なので、これでもいいかな。(笑)

それから、一枚目の画像にも写り込んでいますが、


棒ヤスリでブスブスと穴を開けてフィールドグラスを植え、カラーパウダーも撒きました。

乾燥したら余分なところを切り落とし、更に別の穴に植えていきます。


まだまだ殺風景ですね。
踏切や山肌回りの隙間にはモーリンの「リアルサンド」を木工ボンド水溶液で練ったものを塗りつけ。これで道路の下地は完成です。

「サロンカーなにわ」を撮る

2017年10月01日 20時42分06秒 | 鉄道関係
10月のスタートは快晴の日曜日。
順光下で「サロンカーなにわ」を撮ってきました。


HMの掲出こそなかったものの、トワイライト機の牽引は本当によく似合う組み合わせです。
ケーブルの目立つ区間ですが、車体の深緑色で程よく埋もれてくれました。


奇しくも昨日で碓氷峠廃止から20年。
今も車番横に残る「・」印がかの難所に対応した車両であることをささやかに主張しています。当時、私は既に小学校に上がっていましたが、如何せん関東圏の出来事なので知る由もなく、数年後に初めて手にした72系が表紙を飾るトミックスのカタログ(!)でその存在と威容を知ることとなったのです。


東山トンネルに吸い込まれていくところ。
思い出せば譲渡・新製・復活など、「客車列車」に大きなスポットが当たった今年度上半期でした。