2013年を振り返る(今年は模型で)

2013年12月31日 01時58分29秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など
本日2本目の記事です。
1本目の日記群はこちらから。

さて、例年であれば一年の振り返りをしている頃ですが、今年は趣向を変えて模型を中心に振り返ってみます。
というのも、本年、当ブログでは模型製作に力を入れてきましたが、その最たるものとして……


長らく仕掛り状態にありながら、5月に完成を迎えたキハ189系の完成が第一に挙げられます。
元はGM157系キットからの「魔改造」ですが、何とか形が似せられたこと、自分の好きな車両をメーカーからの製品化発表前にモノに出来たことの喜びは大きく、本年の模型製作において一つの大きな起爆剤となりました。

それに続いては、


GMから満を持して発売された新キット「EVOシリーズ」発売を契機とした103系の製作。
基本に立ち返り、キット製作の醍醐味を知ることが出来ました。

また、完成品の塗り替えとしては、


昨年に引き続き、国鉄~JRの過渡期を走り抜いた地域色の気動車たちを再現することが出来ました。
(奥のキハ35は製品のままですが、加古川色化の予定です)

完成品に目を向けると、やはり鉄コレの導入が目立ちました。
安価故についつい買ってしまうのですが……地道にディテールアップ中です。(^^)


手前から富山・京阪・一畑(京王復刻)・小湊ですが、京阪3000系についてはクーラーを塗装中です。


そして上半期に模型界でプチ・ブームを起こした京阪小型車群。
GM(プラッツ)のキットと合わせての製作も進めていましたね……。(^^;

それ以外では、TOMIXのHG製品の導入が目立った一年でした。


183系「まいづる」。


キハ48形東海色。


キハ40・47形広島色更新車。
待望の製品化でした。来年には朱色も導入予定です。


キハ40・48形北海道現行色。

そして、鉄道以外に目を向けた「クルマ」も多かった本年。


それを反映してか、バスコレの中古品や開封売りのかき集めで地元車を揃えることが出来ました。
自前で塗装するには少々ハードルの高いバス模型ですが、来年は塗り替え等にも挑戦してみたいものです。

しかしながら、……


相変わらず仕掛り状態のまま年を越してしまう模型もあり(もちろんこれが全てではありませんw)、来年も一つずつ消化しては手を広げ、消化しては手を広げていくことになるのだと思います。
来年もどうぞ、あっちへこっちへ迷走を極める当ブログの模型製作記事をご笑覧いただければ幸いです。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。

年の瀬

2013年12月31日 01時21分19秒 | 日記
遅ればせながら、今冬の旅行記をUPしました。

12/11雪国断章 その1

どうぞご覧ください。

・12/23(月)

年越しに関わる切符を買いに行ったついで、夜道をぶらりと散歩。


五重塔を背に元MK車・エアロミディの78系統がやって来ました。


続けてやって来た18系統も元MK車。
乗ると足元が狭いのであまり好きではないのですが、かつて市内バス事業への新規参入を図っていたMKの置き土産ということで、座席や乗降ボタンなど随所に市バスとは異なる意匠が見られるのが趣味的におもしろいところです。

・12/24(火)

バイト後、聖夜の集い(謎)に顔を出し……


ひどく行儀の悪い写真ですが、カレー鍋です。
観ていたのは、2010年放送のアニメ「四畳半神話大系」。


そして、ケーキを囲んで五稜郭!
ではなく、Facebookなどによく挙がっていそうな集合写真のマネですが、やった後に5人して盛大に後悔したのは言うまでもありません。(慣れない人間がやるものではありません)


ドイツのお菓子・シュトーレンは初見の人も多かったので、私が切り分けました。
我が家では毎年のように、クリスマス前後のティータイムでちびちびと食べております。


何やかんやで夜通し語った後は、そのまま1限へGO。
先日の記事でも紹介した堀川通の黄葉はすっかり見る影もなく散り落ちてしまい、寒々しい写真に。
ともあれ、みんなで充実したクリスマス・イブを過ごすことが出来ました。

・12/28(土)

所用の帰り……


夕刻からの時雨に見舞われた南区役所前を発つは19系統の6039。
やはり6036と同じようにドラレコ搭載を示すテプラが見受けられ、それは次年度以降の活躍を予感・期待させます。丸目ライト・赤い座席の2+1配列は私がイメージするところの「最も標準的な市バス車両」、一日でも長く走り続けてほしいものです。

・12/30(月)

ネット上で突如として話題となった、本年限りで357年の歴史に幕を閉じる「桂飴本舗」を訪問してみましたが、まさかの休業日!


おそらくは最終日(31日)の特需に備えて製造のためだと思われますが、古くは桂女(かつらめ)と呼ばれる人々によって洛中にもたらされた歴史ある飴。
以前から表の街道を通るたび気になっていた存在ではありましたが、たとえ馴染みが無くともこうした老舗が消えていくのは寂しいものです。

帰りに通りかかった桂大橋から、桂川下流を。


今夏、桂川流域を襲った台風で崩れた護岸の応急処置がなされています。
周辺には未だ手つかずの流木も多く、河川敷が元の姿を取り戻すにはまだまだ道半ばといったところでしょうか。

雪国断章 一日目

2013年12月28日 00時27分20秒 | 旅行記
本年は夏頃に幾つか旅行をする機会に恵まれましたが、その多くが日帰りや友人の同行であり、なかなかいつもの「一人旅」が出来ない状態が続き、どこか物足りなさが残ったまま。
目前の仕事に忙殺されていた時期もあってそれでも一応は満足していたものの、やはり時間が経つにつれ「純粋なる一人旅(笑)」がしてみたい、ということで、以前からぼんやりと温めていた計画を時節に合わせて再考の上、ようやく実行の運びとなったのでした。

・12/10(火)

冬の朝ほど起きづらいものはないので、行きはまたまた夜行列車のお世話になります。
バイト後に一風呂浴びて荷物をまとめ、今回は阪急経由で大阪へ。


先日の記事でもお伝えした洛西口駅付近の高架化事業ですが、上り線が高架化された現在はこのようになっています。


駅に入って、下り大阪方面行きホームから。
こちらは従来のままで、旧上りホームは電灯の類が消え、レールも撤去されていました。
これから旧上りホームを解体、下り線となる高架のスペースを捻出していくのでしょう。

洛西口23:02発→梅田23:55着


やって来た普通は9300系。
そういえばこの時にも遭遇していましたが、寒風が避けられないロングシート車だと思っていただけにこれは嬉しい誤算です。
特急のように混雑することもなく、西向日や大山崎に停まるのも新鮮な光景。梅田到着後は高槻市行きとなって折り返していきました。

12月11日に日付が変わる頃、JR大阪駅へと移動。


よくあることですが、電光掲示板を見るとサンライズは数分遅れの表示。
この程度の遅れなら翌朝には定刻に戻るものと思われますが、今回に限っては下車駅での乗り換え時間の短さ、そしてただでさえ短い乗車時間が削られてしまうのであまり嬉しくはありません。


「5032M、尼崎プラス8分」という業務連絡が流れた後、今夜の宿となる寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」が入線。
私を含め僅かな客が各号車に乗り込み、いつものようにスムーズに発車。程なくして検札があり、備え付けの毛布を敷き布団代わりに、コートを掛け布団代わり、そしてダウンベストを丸めて枕代わりにして就寝体制に。こうした「所作」も随分と慣れたものです。

大阪0:42(8分延発)→横浜6:43(定着)


乗車したのは「瀬戸」のノビノビ座席。

京都~米原間のどこかで寝て、静岡の手前で目が覚めました。
サンライズは静岡県内ではこまめに停車していきますが、早朝でも下車客はそれなりに見られたことから、新幹線の走らない時間帯をカバーしている夜行列車本来の役割を改めて実感しました。もっとも、それは日に数人程度の話にしかならないのですが……。

一度洗面所に立ち、再び自席で目を閉じて寝転がっていると、いつの間にか横浜到着20分前を告げる「おはよう放送」の声が。
カーテンを開けると既に外は明るく、並走する道路からは通勤客を乗せたバスが何台も確認出来ました。


通勤客が立ち並ぶホームに降り立ち、ほんの記録程度に写真を収めた後、発車を見送る間もなく階段を介して乗り換え。

・12/11(水)

横浜6:48発→宇都宮9:15着

僅か4分接続で、宇都宮行き湘南新宿ライン車中の人となりました。
実はサンライズを東京まで乗車→上野で快速「ラビット」のルートでも十分間に合うのですが、乗り換えが煩雑であること、夜間に寝られなかった分の睡眠時間を少しでも確保したいことから今回は横浜乗り換えを試してみました。
横浜駅では当然グリーン券を買う余裕は無いので、予め京都駅の窓口(東海)で購入。「湘南新宿ライン経由」と所望するとすんなり発券してもらえました。

さて、首都圏の通勤ラッシュにおける混雑ぶりはその空間がグリーン車であっても顕著なもので、途中駅までは立席も覚悟していたのですが、辛うじて階下に残っていた最後の一席に着席が叶いました。
もちろん暫くは満席状態、デッキにも立ち客が見られたものの、やがてその多くは新宿で下車。以降はアンニュイとした、普通列車のグリーン車末端区間に流れる独特の雰囲気が流れていきました。

列車は途中の駅で日光行きの特急を退避し、東北本線を順調に北上。
すっかり陽も昇り、目が覚めたのは終点・宇都宮に入線する直前のことでした。


慌てて支度をしてホームに降り、とりあえず構内の立ち食いで朝食にわかめうどんを。
この後はいつ食事が出来るか分からないスケジュールですから、朝からあまり食欲が出ずとも食べられる時には食べておきます。

宇都宮9:34発→黒磯10:25着

フラットの酷い211系。
車内の銘板も外されてマジックで手書きされていて、やる気のなさが伝わってきました……。

黒磯10:33発→郡山11:37着

719系で交流区間入り。
途中の二本松駅を発車する際、ホーム上の観光案内板に「安達ケ原」という文字を見つけ、ここが先週観た歌舞伎の演目「黒塚」の舞台・安達ケ原に近いことを知りました。また、大河ドラマ「八重の桜」でも描かれた戊辰戦争の悲劇、二本松少年隊の活躍した地でもあります。
今回もそうですが、東北本線はターミナル駅でばかり乗降している記憶があるので、今後はこうした小さな駅にも降り立ってみたいものです。

郡山11:56発→福島12:43着


719系同士を乗り継ぎ。
時刻表上では福島で快速「仙台シティラビット」と乗り継ぐことが可能なダイヤとなっていますが、福島到着前の車内放送においてこの車両がそのまま仙台まで流れることが判明。黒磯から仙台まで719系のみで移動出来るスジを発見したことに少々の喜びを覚えつつも、利用機会の多い(と思われる)首都圏在住の18きっぱーにはこうした情報は既に当たり前のことなのでしょう。

そうした「乗り得情報」を知りながらも、福島から仙台へは新幹線でワープ。ここで一気に約3000円の出費となりますが、所要時間、運賃からも山陽本線の姫路~岡山間のようなイメージを抱いてしまう区間です。
前述のようにこのまま快速「仙台シティラビット」に乗り続けていても問題はないのですが、同一列車での座りっぱなしはそれがクロスシートを有する719系であっても最近は苦痛に感じることが多く、要は、完全に、気分的な問題に過ぎません。(笑)

福島12:50発→仙台13:16着

「やまびこ135号」に乗車。さすがに新幹線は快適です。


仙台駅ではE5系を初めて実見しました。
東日本の新幹線はバリエーション豊かで見た目にも賑やかです。もっとも、行先や方向がバラバラなので分かりやすく視覚に訴える意味合いもあるのでしょうが、日頃からカラーの統一された東海道新幹線ばかり見ている者にとっては羨ましくなります。

そうして、再び在来線で北上を続けます。

仙台13:25発→小牛田14:10着


いよいよ当たってしまったロングシート車・701系ですが、今日から3日間ほどお世話になります。


小牛田では初の下車。
以前にも乗り換えで一度ホームに降りたことはありますが、改札を出る・昼間に訪れるのは初めてのことです。


連絡通路から気動車群を眺めてみます。
主に石巻線や陸羽東線の車両が中心ですが、手前右は「リゾートみのり」の中間車両、続いて「ふるさと」の3両が留置されていました。

小牛田14:34発→一ノ関15:22着
一ノ関15:27発→盛岡16:56着


一ノ関からは高校生の帰宅ラッシュと重なり、車内は満員に。
向かいに座っていた男子高校生の会話中の方言やイントネーションに何となく聞き覚えがあったので耳を澄ましてみると、それは「あまちゃん」の種市先輩(福士蒼汰)のそれと似ていて、あぁ岩手に来たんだなぁと強く実感。今回も行程に組み入れられませんでしたが、舞台となった久慈界隈を回り、その雰囲気に実際に触れてみたいものです……。

盛岡では僅かな乗り換え時間で田沢湖線に乗り換え。日本海側を目指します。
北上線の方は以前乗車したことがあるので、今回はこちらを選択してみました。

盛岡17:01発→雫石17:20着




ロマンティックな駅名に惹かれて終点の雫石で途中下車。
しかしこの時間では既に周囲が暗く、駅前にもこれといって時間の潰せそうな施設が無かったことから、あっさりと踵を返して駅構内待合室で暖をとることにしました。

雫石18:27発→大曲19:52着

1時間ほど次の列車を待ち、特急(新幹線)を除けば1日数本しかない岩手県から秋田県に直通する列車に乗ってみましたが、県境を前にしてもまとまった客の降車はなく、主に盛岡と雫石からの帰宅客を載せた列車はそのまま県境越え。秋田県に入って最初の駅・田沢湖でその半分ほどが降りました。おそらく降りていった彼らは数少ない越境列車を上手くやりくりしているのでしょう。もしかすると私の乗車した時間帯・列車がたまたまそうだった可能性も否めませんが、ここ田沢湖から盛岡まではそう遠くないこともあり、日常的に岩手県との繋がりが深い地域なのかもしれない、という印象を受けました。


かく言う私も田沢湖での停車中に一度改札を出て、券売機にて「秋田・津軽由遊パス」を購入。ここからはこの切符のお世話になります。
効力は秋田・青森県内の鉄道路線が3日間乗り放題で4600円という優れもの。別途特急券を買い足せば特急にも乗れますから、青春18きっぷよりも便利で得というわけです。

大曲20:12発→秋田21:01着

大曲での乗り換えを経て、ようやく本日の行程終了地点・秋田に到着。


引退近いE3系の「こまち」が出迎えてくれました。線路は既に雪化粧。

あまりにも寒かったので「あけぼの」撮影は断念し、改札を出ていつものネカフェにログイン。(笑)
前夜の「サンライズ」と同じような寝方をして、翌朝に備えます。

陰翳礼讃

2013年12月23日 04時36分56秒 | 日記
どこもかしこもクリスマスムード。
寺院のライトアップはともかく、単なるイルミネーションにはあまり惹かれない。
陰翳礼讃、まさに光と翳が目まぐるしく入れ替わったそんな一年を振り返りながら、寒々しく長々しい夜を何とやら。
そんな冬至でございます。

・12/15(日)

カフェ新規開拓。
一日乗車券片手に、上京区・北区界隈を回ってきました。

まずは鞍馬口通にある「さらさ西陣」。
比較的有名ながら今まで行く機会に恵まれなかったお店ですが、元は歴史ある浴場だったことを示す唐破風の屋根が特徴のカフェです。


入ると銭湯譲りの高い天井、それが生み出す空間の広さに驚かされますが、壁一面のオシャレなタイルも見物。随所に銭湯時代の面影があり、お料理を待つ間も目を楽しませてくれました。
近傍にはこれまた風情ある現役の銭湯・船岡温泉があるので、次回はこちらも合わせて訪れたいところです。
鞍馬口通界隈はこれまで専ら大学から上京区・左京区への抜け道として利用していたのですが、じっくり歩いてみると発見も多く、船岡山の麓という好ロケーションも手伝い、またも地元人の宿命である「再発見」をすることになったのでした。

それから徒歩で大徳寺の塔頭・興臨院の特別拝観へ。
12月も半ばになるとほとんどの寺院が通常体制(謎)に戻っているなか、大徳寺ではこの塔頭だけが特別拝観を続けており、この日が最終日でした。






もう全て散ってしまったかと思いきや、最後の紅葉を楽しむことが出来ました。
「今日で最後なので残しておきました」とは、ガイドのおじさんの言。

・12/19(木)

先日の記事でも触れたキハ40系北海道色ですが、


製品では一色成型となっているタイフォンに余りの帯デカールを貼り付けてみました。(右:貼り付け前、左:貼り付け後)
なにぶん面積が小さいので仕上がりは不揃いになってしまいますが、これで自然な見た目に。
(拘るならば下辺を白で塗るべきなのですが、流石にそこまでは……)

・12/20(金)

JRグループから、来春実施されるダイヤ改定の概要が発表されました。


事前に新聞報道がなされていた「あけぼの」はやはり廃止……ですが、辛うじての臨時列車化。
「日本海」がそうであったように、オール開放B寝台車の編成になり、臨時運行は1年程度と読んでいますが、残された「北斗星」共々、もって北海道新幹線の開業まででしょう。
しかし、臨時化された「きたぐに」「日本海」の雰囲気が比較的落ち着いていたように、これからお祭り騒ぎになるであろう定期列車は見納めとして、臨時化後に機会があればまた乗車したいところです。

そして、JR西日本の発表で特筆されるべきは「びわこエクスプレス」の増便と、まさかまさかのキハ189系充当!
大阪発の時間から推測するに「はまかぜ6号」から継走する運用になると予測していますが、これには驚きを隠せません。
走行区間がオール架線下、それも本数の多い電車の間隙を縫って走る気動車特急、というだけでゾクゾクしますが(笑)、「はまかぜ」専用列車だったキハ189系が京滋に営業列車として初めて乗り入れるということで、撮影・乗車共に楽しみにしているところです。

・12/21(土)


あいにくの天気となった終い弘法を横目でチラリ……この日は年内最後のお稽古でした。
今年はありがたいことに様々な会場で点前をさせてもらえる機会に恵まれましたが、それはやはり日頃のお稽古あってこそ。
茶道を通じての人脈も広がり、大変に充実感、そして達成感を得ることの出来た一年でした。

茶道の精神に「和敬清寂」という言葉がありますが、そのなかの「寂」は、ただ寂しいのではなく、「何事にも動じない心」を表しています。
最近は点前座に赴いたときに緊張をしなくなった、と言えば嘘になりますが、回を重ねて少なからず場慣れしてきたように思っていますし、今後は点前だけに専念するのではなく、場のお客さんとの対話も楽しめるような心のゆとりを生んでいきたいと思っています。

キハ40系北海道色

2013年12月19日 23時18分48秒 | 鉄道模型/製品レビュー・小加工など
TOMIXのキハ40系北海道色がやって来ました。
北海道に行けば必ずお世話になる車両ということで、前々からキハ48を含んだ限定品・3両セットの購入を決めていました。(^^)


ケースには車両のイラストと運用範囲であるJR北海道の全線が描かれています。
なかには定期入線しない線区もありますが、いずれは日高本線や札沼線(どちらも未乗)の分も揃えることになるのでしょうか。(笑)
ただ、開封すると付属のインレタが説明書にべったり……慎重に剥がしたので幸い欠損はありませんでしたが、普通あるはずの台紙が無いのはどうなんでしょう。


付属パーツを一通り付け終えて、レールに載せてみたところ。(アンテナ曲がってます)
前回品(旧色)もそうでしたが、一色成型のタイフォンにどうしても違和感を覚えてしまいます。遠目に見ればそれほどでもありませんし、これほど製品全体の出来が良いと実車の方が間違っているような錯覚に陥ってしまいますが(笑)、この時のデカールの余りを利用してどうにか出来ないかと画策中です。


キハ48の連結面を俯瞰。妻面にまで帯が回っていることを模型を手に取って初めて知りました。
実車は少数派でしたが2年前に乗車する機会があったので、来年GMから発売されるPDCと組み合わせて長編成を楽しんでみたいですね。


最後に、以前製作のキハ22と。
恐らくキハ22も、いまのキハ40のようにありふれた存在だったのでしょう。
せっかくなのでキハ40の1両を函館区仕様に仕上げてみたいところですが、これがなかなか厄介そうで……。
初期車特有の窓割りや色味、その他細々した違いなど、バリエーション豊かな同車だけにいろいろと迷っているところです。

でもハートはサバイバー

2013年12月15日 06時41分38秒 | 日記
昨年の今頃は卒業論文の執筆に追われていました。
当時は褒められもしましたが、いま読み返すと不満足な部分も多く、あんな論文でも後輩たちが参考にしているかもしれないと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ラストスパート、是非頑張ってほしいものです。

・12/8(日)

祖母と母と、南座の顔見世興行へ。
私は初めての南座、そして初の歌舞伎鑑賞となります。最近は見学も盛んな南座ですが、やはり一度は本来の舞台を観ておきたいもの。


四条烏丸から地下を歩き、木屋町で地上に出て四条大橋を渡り、南座前に着いたのは15時半過ぎ。
時間に余裕があったので、向かいの「菊水」で一休みしました。


しばらく経ってから外に出ると、16時の開場を前に、ただでさえ狭い四条通の歩道は黒山の人だかり。


顔見世名物、役者の名前が書かれた「まねき」です。
左京区の妙傳寺で書かれているもので、勘亭流の太い文字が特徴。上列左から市川猿翁・猿之助・中車のまねきが見えます。


右側に目をやると、上列右から3番目には片岡愛之助のまねきが見えます。
一通り撮ってから、中に入りました。休日ということもあってどの階もほぼ満席、活況でした。


幕間の一コマ。
約5時間の長丁場ということもあり、途中で15~25分の幕間が設けられます。
実は事前に高島屋で「観劇用弁当」を購入して行ったのですが(もちろん南座でも販売、しかし高いのが難点)、観る方も体力勝負のところがあり、ちょうど夕食時の幕間でお弁当が食べられたのは良かったです。

さて、初めて歌舞伎を観た感想ですが、意外にも退屈することはありませんでした。
しかし時間の流れはやはりゆっくりとしていて、あれが日本人本来のDNAに刻まれた時間の流れなのでしょう。
現代人、特に私のような若者はどうしてもオペラや宝塚のテンポに慣れきってしまっていますが、阿国の時代から続く重層的な時間の流れる空間・南座での鑑賞は、芸能の良さ、日本の良さ、そして京都の良さを再認識できたひとときでもありました。
これからも機会があれば……まだまだ経済的にも難しいものがありますが、是非また観に行きたいものです。

・12/10(火)~12/14(土)








夏頃から伸ばし伸ばしになっていた一人旅がようやく出来ました。
14日昼に帰洛。そのまま何事もなかったかのようにお稽古(年内ラス2)に向かい、夜は忘年会へ。

目上の方ばかりなので誕生日は秘密にしていたのですが、やはりバレてしまい……


突然のことながら、お店の方の粋な計らいを頂戴いたしました。
23歳、とりあえず「イイ男」になることが目標です。(笑)

暦の上ではディセンバー

2013年12月07日 22時30分10秒 | 日記
ふと教室の外を眺めれば、穏やかな陽射しの下で雪のように降っていく木の葉に目を奪われる始末。
そんな落葉盛んな12月第一週、天気にも恵まれ、最後の紅葉を楽しむことが出来ました。

・12/2(月)

所用でバスを乗り継いで下鴨方面へ赴く折、目前でバス(205系統・4系統)を悉く逃してしまったので、


仕方なく37系統で賀茂街道を北上、出雲路橋で降りて賀茂川を渡っていると……


覚束ない足取りで川面を歩くネコの姿が!
良く見ると人工的に石の杭が埋め込まれた浅瀬だったので、ネコにとっても渡河するのは容易だったのでしょう。

程なくして陸地に上がってきたので、何枚か写真を撮らせてもらいました。


ベンチには昼寝をしていたもう1匹の姿も。
首輪をしていたので、近所の飼い猫でしょうか。


すごく人慣れしていて、わざわざカメラの前にやってきて毛繕いをしてくれました。

・12/4(水)

この日も良い天気でした。


等持院、朝はいつもと違う場所から。

1限が終わるとぐっと気温も上がり、絶好の散歩日和に。
友人と落ち合った後、天気が良かったので大学周辺をぐるっと歩いてきました。


きぬかけの路を歩いていると、JRバス京都で唯一の中型にしてエアロミディ、334-9904号車がやって来ました。
元々は和歌山からの転属車だそうで、99年式であることから当分は活躍が見込まれるものと思いますが、市バスでは既に見られない側面のユニット窓が今となっては何処か古めかしく見えます。


それから細道に入って嵐電妙心寺駅前へ。
ちょうどレトロ車両のモボ26がやって来ました。バックの双ヶ丘が色付いています。


大学近くに戻ってきました。
この時期の衣笠山は特に美しく、遠くからでもその色付き具合が確認出来ます。

・12/5(木)


移動中の一コマ。
堀川今出川でバスを降りると鮮やかな銀杏並木が目に飛び込んできました。堀川といえば近年の清流復活に目がいきがちですが、中央に公園を擁して道幅が一層広くなる今出川以北もこうして季節ごとの表情を見せてくれます。

そして夜は付き合いの飲み会……やはり体調としっかり相談すべきだったのですが、いつも以上に酔いが回るのが酷く、帰りのバスを降りて夜風に当たると頭痛に見舞われる始末。
不規則な生活をそろそろ直したいとは思っているのですが、ここ最近は深夜帯にPCに向かうことが多い(昼間だと捗らない)のでどうしようもありません。(--)

・12/7(土)


13系統に6036充当!
……ですが、運転席下にドライブレコーダー搭載を示す白いシールが貼り付けられているのが確認出来ます。

ちなみに、先月11/29(金)の42系統での運用時は、


まだシールが貼り付けられていません。
同車が所属する横大路営業所の車両への搭載はごく最近のことですが、老い先短いと思しき6036にも取り付けられたということは、まさかの20年使用? と、ほんのちょ~っとだけ、期待してしまいます。