2月もいよいよ最終週へ。
今日からはどうにか寒さも和らぐようです。
さて、2月25日といえば、コチラ。↓
春の足音 北野天満宮で梅花祭
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130225000078
今年も券を頂いたので、行ってきました。
気付けば4年連続です。過去3回は誰かと一緒に行っていたのですが、今年はひとり。
着いたのが14時頃と遅めだったので、待つことなく席に入ることが出来ました。
芸舞妓さんは京都に住んでいてもなかなかお目にかかる機会はなく(昼間に祇園の辺りで見かけるのはたいてい観光客の扮装)、特にそういった縁もない立場なのでこうした機会は貴重なものです。
この梅花祭は当日券も売られ、席は畳と立礼(椅子席)の二つが用意されていることから、比較的敷居の低いお茶会に入るのだと思います。私の案内された席では外国人観光客の姿が多く見られたことも印象的でした。
元は秀吉の催した北野大茶会が根底にある梅花祭ですが、あちらも幅広い門戸を設けて民を呼び寄せていたことから、その理念は現代にもしっかり受け継がれていると強く感じるのであります。
そして梅花祭の名の通り、この時期は天満宮の梅苑も賑わって春の気配も徐々に感じられるのですが、それ以上に、色とりどりの着物でお茶を運んでくださる芸舞妓さんの何と華やかなこと!
お茶はもちろん一人ずつ目の前で出して頂けるので、至近距離で芸舞妓さんをお目にかかることも出来るのです。踵を返して水屋に戻っていかれる後ろ姿、だらりの帯も美しく、毎年のことでありながらも、何物にも代えがたい感動を味わうのです。
そんな中で、多くの視線やカメラの砲列にも動じない堂々としたお点前も見物で、その落ち着いた立ち居振る舞いは自分も多く見習わなければならないところ。
席の最中には時折雪もちらついてきたのですが、お茶を頂いてすっかり温もりました。
その後は柵の外に出ていつも通り撮影に興じるのですが、カメラを構えているのは見事に年配の方ばかり。
多くは顔なじみのようで、今年はどうこう、あの子はどうこうといった会話から、おそらくは常連なのでしょう。
そう思うと私の4年連続などしょうもないものですが(笑)、今年からは一眼レフということもあって気合も十分。芸舞妓さんの撮影に興じる若者はやはり珍しく映るのか、時折話しかけられたり、場所を譲ってもらえるなど、おかげで良い写真をたくさん撮ることが出来ました。
(自分の末路を垣間見た気もしますが… 笑)
しかしやはり人物撮影も良いもので、これまでAKB48などのアイドルには一切ハマらなかった自分も、この4年間の大学生活を通じ、上七軒の芸舞妓さんにはすっかりハマってしまった気がします。
それはともあれ、こうしたイベントに積極的に参加していくことは京都文化、ひいては日本文化を学ぶことにも繋がりますから、今後は梅花祭に留まらず、機会が合えば「北野をどり」なども観に行きたいと考えています。
今日からはどうにか寒さも和らぐようです。
さて、2月25日といえば、コチラ。↓
春の足音 北野天満宮で梅花祭
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130225000078
今年も券を頂いたので、行ってきました。
気付けば4年連続です。過去3回は誰かと一緒に行っていたのですが、今年はひとり。
着いたのが14時頃と遅めだったので、待つことなく席に入ることが出来ました。
芸舞妓さんは京都に住んでいてもなかなかお目にかかる機会はなく(昼間に祇園の辺りで見かけるのはたいてい観光客の扮装)、特にそういった縁もない立場なのでこうした機会は貴重なものです。
この梅花祭は当日券も売られ、席は畳と立礼(椅子席)の二つが用意されていることから、比較的敷居の低いお茶会に入るのだと思います。私の案内された席では外国人観光客の姿が多く見られたことも印象的でした。
元は秀吉の催した北野大茶会が根底にある梅花祭ですが、あちらも幅広い門戸を設けて民を呼び寄せていたことから、その理念は現代にもしっかり受け継がれていると強く感じるのであります。
そして梅花祭の名の通り、この時期は天満宮の梅苑も賑わって春の気配も徐々に感じられるのですが、それ以上に、色とりどりの着物でお茶を運んでくださる芸舞妓さんの何と華やかなこと!
お茶はもちろん一人ずつ目の前で出して頂けるので、至近距離で芸舞妓さんをお目にかかることも出来るのです。踵を返して水屋に戻っていかれる後ろ姿、だらりの帯も美しく、毎年のことでありながらも、何物にも代えがたい感動を味わうのです。
そんな中で、多くの視線やカメラの砲列にも動じない堂々としたお点前も見物で、その落ち着いた立ち居振る舞いは自分も多く見習わなければならないところ。
席の最中には時折雪もちらついてきたのですが、お茶を頂いてすっかり温もりました。
その後は柵の外に出ていつも通り撮影に興じるのですが、カメラを構えているのは見事に年配の方ばかり。
多くは顔なじみのようで、今年はどうこう、あの子はどうこうといった会話から、おそらくは常連なのでしょう。
そう思うと私の4年連続などしょうもないものですが(笑)、今年からは一眼レフということもあって気合も十分。芸舞妓さんの撮影に興じる若者はやはり珍しく映るのか、時折話しかけられたり、場所を譲ってもらえるなど、おかげで良い写真をたくさん撮ることが出来ました。
(自分の末路を垣間見た気もしますが… 笑)
しかしやはり人物撮影も良いもので、これまでAKB48などのアイドルには一切ハマらなかった自分も、この4年間の大学生活を通じ、上七軒の芸舞妓さんにはすっかりハマってしまった気がします。
それはともあれ、こうしたイベントに積極的に参加していくことは京都文化、ひいては日本文化を学ぶことにも繋がりますから、今後は梅花祭に留まらず、機会が合えば「北野をどり」なども観に行きたいと考えています。