JR119系からえちぜん鉄道7000系を作る その1

2013年04月23日 01時23分58秒 | 鉄道模型/製作中-えち鉄7000系【休止】
自主ゼミや研究会の合間を縫って、息抜きの模型製作です。
今回から、製作記を車両ごとに分けて書いていこうと思います。
その方が後で見た時に分かりやすいですし、数回溜まってきたらブログカテゴリーの細分化なんかも考えていきたいところです。


日曜日、友人Mと会った折に渡された鉄コレのJR119系東海色。
彼にはこれまでにも何度か製作依頼を受けたことがありますが(最近ではキハ2041ですね)、今回は「アレに改造してみない?」と囁かれ、実車を(改造前・改造後共に)あまりよく知らないにも関わらず、軽いノリで引き受けてしまったのです。

アレというのはもちろん、えちぜん鉄道7000系。(Wikipediaの写真に飛びます)
昨年3月にJR東海で引退した119系を「魔改造」した「新車」です。
改造に当たっては前面・屋根・床下がえち鉄仕様に大きく変化しており、独自のカラーリングも相俟って元の国鉄車両らしさ、そして30年に及ぶ経年は全く感じられなくなっています。
他のえち鉄車両も鉄コレで製品化されていることから、この7000系も待てばそのうち出そうな気もしますが、実車でおこなわれた大胆な改造は模型でもやってみたいもの。そこで半ば見切り発車ではあるものの、私も魔改造を施してみることにしました。
(前回は1年かかってしまったので、今回は半年での納品が目標です)


早速分解。
この時点ならまだ戻れます。戻れますが…。


前面窓を鉛筆で罫書いたりして、数秒間躊躇した後、まずは片方の先頭車(クモハ)に着手。
ヘッドライトを削り、幌枠と渡り板を彫刻刀やデザインナイフで慎重に削っていきます。
テールライトと手すりは存置されているようですね。


前面窓は両脇を縮小、上方に拡大されているので、まず縮小しやすいように隅のRを潰しておきます。
同時にヘッドライトは1mmプラ棒で埋めておきました。


窓のRを潰した後、前面窓の内側を0.5mm、外側を0.3mmプラ板を貼り付けて縮小していきます。


続いて余分なプラ板を切り取り、窓の拡大に入っていきます。
拡大に先立っては、天井板の一部を切り取っておきます。
(この写真のみ左が改造後です。ご了承ください)


そしてオデコ部分の手すりと方向幕を目印に、窓を拡大していきます。
こうして見るともはや別物の顔つきですね。ぐっと私鉄らしさが出てきました。

以上で前面の改造は大体終わりました。
同じ作業をもう1両繰り返した後、側面の改造に入っていきます。
あっさり進んでいるようにも見えますが、まだまだ序の口。ボディよりも屋根・床下、そして塗装がこの製作のポイントと言えるでしょう。

続く

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (EF210)
2013-04-26 01:16:03
えち鉄を集めてる者としては欲しいネタなんだけど、あの塗装がねぇ…。いずれ製品が出ないとも限らないだけに、どうしたものかと。
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Unknown (福鉄爺線)
2013-04-26 22:59:14
はじめまして。
福鉄爺線と申します。
まさか自分と同じことをしていらっしゃる方がいたとはw
塗装はどうされるんですか?
自分はあまぎのデカールを使おうと考えてます。
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Re: ()
2013-04-28 00:44:44
>EF210さん
えち鉄は塗装がネックですよね。基本的には直線なので、予め細切りしてあるマスキングテープを使えば何とかなるとは思っているのですが、ホットな車両だけに製作中に製品化が発表されそうでちょっとドキドキしています。

>福鉄爺線さん
初めまして。
ブログも拝見させていただきました。地元の方からコメントを頂けるとは恐縮です。(^^;
私のような縁もゆかりもない人間が製作しているのが申し訳ない気がしますが、私鉄でもJRでも実車の魔改造にはどこか惹かれてしまうものがありまして…。
塗装はデカールが苦手なので従来通りスプレーで挑戦したいところですが、悩みどころですね。製作しながら考えていきたいところです。
今後ともご意見よろしくお願いします。m(_ _)m
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Unknown (碧南)
2024-02-08 08:26:27
乖離









邂逅
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