西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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臼田 紘 『スタンダール変幻 作品と時代を読む』 日本スタンダール研究会編

2021年01月13日 | 覚え書き

スタンダール専門家の臼田 紘 氏による最新小説集

◇『赤い木の実』

臼田 紘 著『赤い木の実』 林泉書荘 2020年新刊

 表題作のほかに、著者の所属する同人誌『飛火(とぶひ)』掲載の作品より、密かな恋心を描く短編『クラスメート』と『林檎の木』の2篇に、未発表の『犀川雪見橋』を収める。

出版社  林泉書荘 2020

上製カバー付 四六版230ページ   

本体価格1500円+税

 

◇『人生の午後に』 

出版社 林泉書荘, 2018

ISBN 4990467973, 9784990467975

ページ数 214 ページ 1500円

 

臼田 紘 著作集
  •  
    慶應義塾大学出版会「スタンダール変幻」  2002年 
     
  •  
    駿河台出版社  1983年 
     
  •  
    高文堂出版社  1982年 
     
  •  
    朝日出版社  1981年 
     
     
     
    ーーーーーー
    『スタンダール変幻 作品と時代を読む』

    目次

    まえがき  鈴木昭一郎

    第一部 日本におけるスタンダール百年
     明治・大正・昭和のスタンダール像   栗須公正

    第二部 文明の美学
     スタンダールと『セント=ヘレナのメモリアル』石川宏
     民族誌と『恋愛論』   南玲子
     「鉄商人」の見たフランス   杉本圭子
     ジュリヤン・ソレルの文明史的位置 後平隆
     スタンダールとマリー・アントワネット 下川茂
     スタンダールと《温泉》           井出勉
     スタンダールとベルギーのロマン主義運動   岩本和子

    第三部 テクストの美学
     知られざる戯曲習作『フランチェスカ・ポーロ』鈴木昭一郎
     逸脱の造形『アルマンス』 梶野吉郎
     『アルマンス』における手紙         岡野淑乃
     『ヴァニナ・ヴァニニ』の構造をよむ     宇田川和夫
     『ローマ散歩』のテクストをめぐって              臼田紘

    第四部 創造の美学
     スタンダールにおける〈民衆〉 高木信宏
     スタンダールにおける「細部」の諸問題    河野英二
     スタンダールにおける《醜》の問題      柏木治
     スタンダールの思想的意義          粕谷祐己

コメント
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