西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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三田哲学学会 デリダによるレヴィナス批判「暴力と形而上学」

2021年01月15日 | 覚え書き
日時 2021年1月25日(月) 13:00-16:00
実施形態 オンライン(要事前登録)
・以下のアドレスにアクセスし、必要事項の記入をお願いします。 https://zoom.us/meeting/register/tJMufuyhrjwrG9O93x3SZfePZ2_E7OElsg7T
対象 どなたでもご参加いただけます
提題者 鈴木康則(慶應義塾大学)
特定質問者1 亀井大輔(立命館大学)
特定質問者2 藤岡俊博(東京大学)
コメンテーター 合田正人(明治大学)、宮﨑裕助(新潟大学)、斎藤慶典(慶應義塾大学)
主催 三田哲学会

 

講演会(シンポジウム)の概要:
本シンポジウムでは、デリダによるレヴィナス批判「暴力と形而上学」(初出・1964年)において論じられていた諸問題、すなわち「暴力」や「無限」、「他者」等の主題について、若手のデリダ研究者およびレヴィナス研究者三人を中心に議論を行なう。具体的には、(1)「倫理」や「厳命」といったデリダの概念がいかにして形成されたのか、(2)デリダおよびレヴィナスによる「暴力」概念の内実はどのようなものか、(3)「他者」ないし「無限」(限定=規定から身を引いてしまう者)と「暴力」の間にいかなる関係を設定しうるか、また設定すべきか、少なくとも以上三点が議論の争点となることが見込まれる。これらの論点についての提題者と特定質問者による発表ならびに相互間での討議の後、コメンテーターも加わっての総合的な議論を行ない、さらにオンラインでの参加者からの質疑の時間を設けることで、デリダとレヴィナス研究の専門家のみならず、広く多方面に開かれた議論が交わされることが期待される。

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