西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
本ブログ記事の無断転載および無断引用をお断りします。
 

Lettre de George Sand à Alfred de Musset

2014年03月31日 | サンド・ビオグラフィ


Lettre de George Sand à Alfred de Musset

hhttps://www.youtube.com/watch?v=9MjmU8bjhik

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ポリーヌ・ヴィヤルドとジョルジュ・サンドの友情

2014年03月26日 | サンド・ビオグラフィ
ポリーヌ・ヴィヤルドとジョルジュ・サンド

ポリーヌ・ヴィヤルドへ  
「たった一時間あなたに会うだけで、人生の重圧が消え去ってしまいます。まるであなたと一緒に昨日この世に生まれてきて、あなたの中にあるすべての充足感とあらゆる優しさでもって私が生きてきたかのように。」  
                          ジョルジュ・サンド
                           1841年6月22日

ジョルジュ・サンドへ
「貴女のようなお方に喜んで頂ける幸せを味わえるなんて、それだけで私はこの世に生まれてきてよかったと思います。」    
                          ポリーヌ・ヴィヤルド
                           1860年10月30日
 
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1838年:サンド ポリーヌ・ヴィアルド ショパン 

2014年03月25日 | サンド・ビオグラフィ


ポリーヌはルイ・ヴィアルドと1840年4月16日に結婚した.。歌姫と文学者の結婚は、サンドが推したものだった。(Corr.t.IV.p.905.)
サンドとポリーヌ・ヴィアルドおよびショパンに関しては、1838年から40年の下記の年月日が重要と思われる。

<1838年>
2月24日 夜、バルザック、ノアンに到着。3月2日まで滞在。
4月17日 サンド、パリに。友人のマルリア-ニ夫人宅に滞在。
4月24日 夫のデュドヴァン氏との別居訴訟:当時は離婚が禁止されていたため(1816-1884:1884年ナケ法成立)離婚訴訟ではなく別居訴訟:最初の口頭弁論
5月8日 キュスティーヌ侯爵家のコンサート。ショパンが演奏。サンド出席。
5月15日 『ユスコック』の掲載開始(『両世界評論』)
     サンド、ノアンに戻る
6月19日 セーヌ民事裁判所のサンドの結婚後の後得財産通達に関する命令
6月   ショパンとの関係開始
7月3日 サンド、友人の女優マリー・ドルヴァルの舞台を観劇(ジムナーズ座)
8月15日~25日 息子モーリスと家庭教師のマルフィーユ、ブルターニュ地方へ旅行(ルーアン、ルアーヴル、エトルタ)
9月10日 サンド、ベルリオーズのオペラBenvenuto Cellini を観劇
10月15日 『スピリディオン』の掲載開始(『両世界評論』誌)
10月18日 サンド、未明に子供達と一緒にパリを出発。Plessis-Picardに立ち寄る  22日、ChalonからLyonへ 24日-25日、船でリヨンからアヴィニョンへ  26日、アヴィニョンからニームへ 27日-28日:ニーム 29日ー30日 ニームからペリピニョンヘ:ショパン、ここでサンドと子供たちに合流。
11月1日 Port -Vendres で乗船
11月2日 夜、バルセロナに到着。カトル・ナシヨン・ホテルに宿泊
11月7日 パルマに向けて乗船(エル・マヨルカン号)
11月8日 パルマに滞在(14日まで)
11月15日ー12月9日 So'n Vent に滞在
12月10日-14日   So'n Ventの湿気に閉口した一行、フリュリ副領事の計らいでパルマに4,5日滞在
12月15日 ファルデモッサに向け移動

参考文献:
George Sand, Correspondance t.IV, V.
Thérèse Marix-Spire, Lettres inédites de George Sand et Pauline Viardot, Nouvelles Editions Ltines, 1959.
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ポリーヌ・ヴィアルドの語学力

2014年03月24日 | サンド・ビオグラフィ


ショパンに強い影響を与えたポリーヌ・ヴィアルド。
その父マヌエル・ガルシアは、帝政のパリに到着した時、フランス語を一言も話せなかった。しかし、テノールの才能と身振り手振りのお陰で当時のイタリア座を経営していたベルトンに認められ、舞台に立つようになる。彼のドンジュアンは、誰にも真似ができないと言われるほど見事であった。

他方、ポリーヌの語学力は秀でていたようだ。五カ国語を同じように聞き、話し、書くことができた。スペイン語は両親の言葉、フランス語は育った国の言語であり、イタリア語は芸術の勉強の中で、英語とドイツ語は演奏旅行で覚えていたからだ。
ある人が彼女の家を訪問したとき、ギリシャ語の『イリアッド』をテーブルの上に見つけ彼女にその本を読んでいるのかと尋ねたところ、「そうですよ。読みこなしています」と笑って答えたと言う。ポリーヌは、当時、まだ27才であった。(R.G.M.P.1849)

Best of Chopin:
https://www.youtube.com/watch?v=wygy721nzRc
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コロック『プルーストと20世紀』

2014年03月23日 | 文学一般 海外


コロック『プルーストと20世紀』のお知らせ

日時:2014年5月10日(土) 10h30より
場所:明治学院大学白金校舎2号館2201番
主催:明治学院大学フランス文学科

コ ロ ッ ク『 プ ル ー ス ト と 2 0 世 紀 』
プルーストの『失われた時を求めて』が 20 世紀に 向けて切り開いた地平 ─ その広がりと深さ、その 魅力と限界を、プルースト以外の作家や思想家の視 点から共同討議するのが本コロックの主旨である。
「作品」への、そして「人生」へのプルーストの問いと その言葉が、20 世紀文学・思想の第一線の研究者 たちによって、さまざまな角度から検討される。 いわば 20 世紀フランスの精神史の地図に、プルー ストを軸とした線をあらたに描きこむ試みである。 プルースト関連のコロックとしてはきわめて稀 な試みであり、プルースト研究者とそれ以外を専門 とする者の、豊かでユニークな知的交歓の場となる だろう。

企画コーディネーター:湯沢 英彦(明治学院大) 吉川佳英子(京都造形芸術大)

〈開会挨拶〉 10:30  湯沢英彦
〈午前の部〉 10:35-12:35
司 会:吉川佳英子 コメンテーター:湯沢英彦
齊藤 哲也(明治学院大):記憶の諸相 ─ ブルトンとプルースト 武田はるか(東京大研究員):声の在処 ─ プルーストとべケット 塚本 昌則(東京大):プルーストの夢、ヴァレリーの夢

〈午後の部 I〉 14:00- 16:00
司 会:阿部宏慈(山形大) コメンテーター:坂本浩也(立教大)
澤田 直(立教大):他者の現象学 ─ プルーストを読むレヴィナス、サルトル 岩野卓司(明治大):プルーストと供犠 ─『失われた時』のバタイユ流解釈 合田正人(明治大):哲学と文学の小径 ─ プルーストと19-20 世紀フランスの哲学者たち

〈午後の部 II〉 16:15- 18:15
司 会:中野知律(一橋大) コメンテーター:小黒昌文(駒澤大)
石川美子(明治学院大):〈小説〉を夢みるロラン・バルト 中村隆之(大東文化大):失われた時のメタモルフォーズ ─ カリブ海フランス語文学とプルースト 野崎 歓(東京大):大いなる遺産 ─ プルーストと 21 世紀の小説
〈閉会挨拶〉 18:15  吉川佳英子

会場案内(大学HPご参照)およびお問い合せ先
白金校舎へのアクセス:http://www.meijigakuin.ac.jp/access/ キャンパス内案内図:http://www.meijigakuin.ac.jp/campus/shirokane/
お問い合せ先:明治学院大学フランス文学科共同研究室 ☎ 03-5421-5221


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光の賛歌 印象派展 パリ、セーヌ、ノルマンディの水辺をたどる旅

2014年03月22日 | 芸術(絵画、彫刻、展覧会など)
光の賛歌 印象派展 パリ、セーヌ、ノルマンディの水辺をたどる旅

 印象派の画家たちが活躍した19世紀後半は、水辺が生活に潤いをもたらす余暇を過ごす場所として クローズアップされた時代でもありました。都市部の近代化にともない、市民のあいだに休日のレジャーが普及すると、アルジャントゥイユやブージ ヴァルといったパリ近郊のセーヌ川沿いの町や村が、身近な行楽地として人々を惹き付けました。さらに 鉄道網の発達も相まって、余暇を楽しむ人々の足は、美しい海水浴場や切り立った断崖、賑わいを見せる 港など数多くの魅力的な場所に恵まれたノルマンディ海岸にも向けられました。都会の喧騒を離れた豊かな自然とともに、レジャー客でにぎわう行楽地の様子は、同時代の市民生活を 描き出した印象派の画家たちの創作意欲を掻き立てる格好のテーマとなりました。本展では、セーヌやノルマンディの「水辺」を舞台に描かれた73点の作品で、彼らが追い求めた 「光の中の風景」に迫ります。[美術館サイトより]

会場 京都府京都文化博物館 
京都府京都市中京区三条高倉
会期 2014年3月11日(火)~5月11日(日)
入場料 一般=1,200(900)円
高大生=800(700)円
小中生=400(300)円

*( )内は前売/20人以上の団体料金
*小学生以下は無料

休館日 月曜日(4/28、5/5は開館)、5/7
開館時間 10:00~18:00(ただし、金曜日は19:30まで開館)
*入館は閉館の30分前まで
問い合わせ先 tel. 075-222-0888
主催 京都府、京都文化博物館、産経新聞社、京都新聞
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春の江戸絵画まつり 江戸絵画の19世紀

2014年03月21日 | 芸術・音楽・演劇、オペラ、舞踏など

まだまだ寒い日が続きますが、桜の開花便りがどこからか届く季節となりました。
今年はいつもの年より花開きが早いようです。

お便り下さいました皆さま、ありがとうございます。
どこにも山あり谷あり、人生も然りなのですね。
苦しく辛いときもありますが、お互いに元気を出して進んでゆきましょう。
死が訪れるその時まで、明るく生きてゆきましょう。

本日のテーマは、19世紀日本の絵画展です。
フランスに及ぼしたジャポニスムの影響のもとを日本でじっくり検証してみたい方にも有益かもしれません。
どうぞよき連休をお過ごし下さいますよう!

ーーー
3世紀におよぶ江戸時代、その最後となるのが19世紀です。
それより前の18世紀には、応挙、若冲、蘆雪(ろせつ)、蕭白(しょうはく)らが活躍しました。
奔放で画期的な創造の時代として知られています。

では、続く19世紀は、どんな時代だったのでしょうか?
「江戸絵画の19世紀」は、浮世絵、文人画、洋風画をはじめとするさまざまな作品を通して、この時代全体の特色と魅力を眺める展覧会です。

[美術館サイトより]
地域 東京都
会場 府中市美術館 
東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内
会期 2014年3月21日(金)~5月6日(火)

入場料 一般=700(560)円
高大生=350(280)円
小中生=150(120)円
*( )内は団体料金
*未就学児は無料
*障害者手帳をお持ちの方は無料
休館日 月曜日(ただし、5/5を除く)
開館時間 10:00~17:00
*入館は閉館の30分前まで
問い合わせ先 tel. 042-336-3371
主催 府中市美術館
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Lecture theatrale : Sand, Dumas, Vigny

2014年03月20日 | サンド研究
La Société des Amis d’Alexandre Dumas et l’Association des Amis d’Alfred de Vigny vous invitent à une lecture/théâtre intitulée Quatuor avec discordances.

Texte inédit composé à partir des correspondances croisées de Marie Dorval, Alexandre Dumas, George Sand et Alfred de Vigny, scénarisé par Jacqueline Razgonnikoff et joué par 4 comédiens et comédiennes.

Cette manifestation pourra également être l’occasion de découvrir le nouvel accrochage du Musée de la vie romantique, qui accueille actuellement une trentaine d’œuvres du musée de Picardie.

La lecture se déroulera dans le grand atelier du musée. Nombre de places limité, inscription impérative.

HORAIRES ET LIEU : samedi 12 avril 2014 de 16h30 à 18h30 au Musée de la vie romantique (16 rue Chaptal, Paris 9e)


Merci beaucoup Valentina Ponzetto pour cette information précieuse!!
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"La Marquise" Texte intégral + dossier par Olivier Bara

2014年03月19日 | サンド研究



La Marquise. Texte intégral + dossier par Olivier Bara + lecture d'image par Olivier Douphis. Recommandé pour les classes de collège. Gallimard, coll. "Foliosplus classiques", 144 p., 10,8 x 17,8 cm, 4 €.
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日仏翻訳交流の過去・現在・未来/4月19日(土)4月20日(日)

2014年03月19日 | 翻訳 traduction
日仏会館一階ホール

◎4月19日(土)9:45~17:00 《古典文学の翻訳》、《近現代文学の翻訳》
◎4月20日(日)9:30~18:00 《思想・人文科学の翻訳》、《歴史・社会科学の翻訳》

【開会の辞】 塩川徹也(東京大学名誉教授、学士院会員)

【登壇者】
セシル・坂井(パリ第七大学)
宮下志朗(放送大学)
アンヌ・バイヤール=坂井(イナルコ、立教大学招聘研究員)
秋山伸子(青山学院大学)
ダニエル・ストリューヴ(パリ第七大学)
荻野アンナ(作家、慶応大学)
ラキス・プロギディス(文芸誌『ラトリエ・デュ・ロマン』編集長)
篠田勝英(白百合女子大学)
西永良成(東京外国語大学名誉教授)
ディディエ・シッシュ(甲南大学)
吉川一義(京都大学名誉教授)
パトリック・オノレ(翻訳家)
津島祐子(作家)
エストレリータ・ワッセルマン(東京大学)
ブノワ・デュトルトル(作家)
小野正嗣(作家、明治学院大学)
澤田直(立教大学)
湯浅博雄(東京大学名誉教授)
エマニュエル・ロズラン(イナルコ)
塚本昌則(東京大学)
ミカエル・リュケン(イナルコ)
西谷修(東京外国語大学)
ニコラ・モラール(ジュネーヴ大学、日仏会館・フランス国立日本研究センター)
三浦信孝(中央大学)
ピエール・スイリ(ジュネーヴ大学)
菅野賢治(東京理科大学)
コリーヌ・カンタン(翻訳家、フランス著作事務所)
渡名喜庸哲(東洋大学)
アルノ・ナンタ(日仏会館・フランス国立日本研究センター)
福井憲彦(学習院大学)
勝俣誠(明治学院大学)
真島一郎(東京外国語大学)

http://www.mfj.gr.jp/agenda/2014/04/index_ja.php#anchor_267
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