西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
本ブログ記事の無断転載および無断引用をお断りします。
 

『ジョルジュ・サンド 愛の食卓:19世紀ロマン派作家の軌跡 』

2019年02月27日 | 手帳・覚え書き


「コンフィチュール(ジャム)は自分の手で作らないといけないし、その間少しでも目を離してはいけません。それは、1冊の本を作るのと同じくらいの重大事なのです」


ショパンやミュッセなど多くの芸術家との恋愛、初期フェミニストとして著名な19世紀フランスの女性作家、ジョルジュ・サンド(1804-1876)。 女性の権利・自由から政治についてまで、尽きることのないエネルギーで数多くの作品を残した。そして、同じくらいの情熱で愛していたのは「食」。
現代のジェンダー、環境問題などに気づきを与えてくれる彼女の言葉や思想を「食」という切り口で紹介する、まったく新しいサンドの評伝。

サンドの作品の食風景を現代の生活に合わせたレシピで紹介!
・アプリコットのコンフィチュール
・シナモンシュガーのニョッキ
・洋ナシのクラフティー
・チキンロースト
・ザリガニのオムレツ
・ウズラのロースト
・シェーヴルのサラダ
・アスパラガスのオランダ風ソース添え

【目次】
第一章 ジョルジュ・サンドに会いに
パリの屋根裏部屋で
ノアンでの幼少期から結婚
パリでの文壇デビューまで

第二章 ノアンの食卓
ノアンの食卓~小説の中の食風景
サンドとパリの食卓

第三章 恋人達、友人達
学生 ステファーヌ・アジャソン・ド・グランサーニュ
夫 カジミール・デュドヴァン
検事代理 オレリアン・ド・セーズ
小説家志望 ジュール・サンドー
女優 マリ・ドルヴァル
詩人 アルフレッド・ド・ミュッセ
弁護士 ミシェル・ド・ブールジュ
音楽家 フレデリック・ショパン
彫版家 アレクサンドル・マンソー

コラム:サンドの魅力

第四章 ママンは総合芸術家
サンドと家事、または暮らしの達人
母として
作家として
芸術への愛
自然への愛
人類の一員として

インタビュー:キャロリーヌ・ローブ(歌手、俳優、フェミニスト)

サンドをめぐるパリの旅(写真付きサンド巡礼マップ)

インタビュー:ジェローム・ファリグル(ロマン派美術館館長)
出版社からのコメント
◎登場するサンドの言葉はすべて著者による新訳!
◎写真入りサンド巡礼パリマップ付き!
◎フランスのフェミニスト女優インタビュー掲載!
◎ロマン派美術館・館長インタビュー掲載!
◎作品に登場する食材を使ったレシピ8点をカラーで紹介!
商品の説明をすべて表示する
登録情報
単行本: 192ページ
出版社: 現代書館 (2018/12/8)
言語: 日本語
ISBN-10: 4768458459
ISBN-13: 978-4768458457
発売日: 2018/12/8


http://www.gendaishokan.co.jp/?fbclid=IwAR3_AkWoBOL1Il9_E7L59ybHg-Gi-0a6KJy14lOIvX9uMLtOVDVGxoyOlxI
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マクロン大統領、サンドの家のあるガルジレスを訪問

2019年02月15日 | 手帳・覚え書き







フランスで最も美しい村のひとつと云われるフランス中部のベリー地方に位置するのガルジレス。
ショパンのあと、サンドの恋人となったマンソーは、サンドが静かに仕事ができるようにとガルジレス村に一軒の可愛らしい家を買い求めたのでした。
この家は大切に保存されており、今日でも訪れることができます。

現在、ガルジレスは町になっているのでしょうか。この町の町長さん(全国町長会議の長)に会うため、マクロン大統領は、昨日ヴァレンタインの14日にこの地を訪れたそうです。

Le président de la République échangera sur le thème du développement local avec une trentaine de maires indriens, aujourd'hui à midi, à Gargilesse-Dampierre, une commune classée parmi les plus beaux villages de France, située au sud de l’Indre, à environ 1 h 45 de Bourges et où l’écrivaine George Sand a vécu.


Emmanuel Macron face aux maires berrichons dans l'un des plus beaux villages de France

https://www.leberry.fr/gargilesse-dampierre/politique/2019/02/14/emmanuel-macron-dans-le-berry-aujourd-hui-a-la-rencontre-des-maires-et-des-entrepreneurs-de-l-indre_13134370.html#refresh


Mes sincères remerciements à Madame S du Salon de Kakio pour cette info.


http://www.maisondegeorgesand-gargilesse.fr/


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昨日のブログのアクセス数

2019年02月15日 | 手帳・覚え書き




皆様、拙ブログをご訪問下さいまして、誠に有り難うございます。

ここのところ、少ない時は650程度、平均して800から900のアクセス数でしたが、
昨日は久しぶりに1000の大台を超え、1010を数えました。

皆様のおかげです。
なかなか更新できないこともありますが、今後とも拙ブログをご愛顧下さいますよう
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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日仏女性研究学会 ガブリエル・ウーブルGabrielle HOUBRE 講演会(1)

2019年02月14日 | 手帳・覚え書き


下記の通り、講演会が開催されます。
みなさま、奮ってご参加下さいますよう、お知らせいたします。
先生方、所属研究会のMLへの宣伝など、何卒よろしくお願い申し上げます。


(1)2019 年 3 月 12 日(火) 14:30-16:30
共立女子大学一ツ橋キャンパス本館 1010 講義室

  日仏女性研究学会 講演会
   「恋人たちだけに」
 19世紀フランスの高級娼婦
 ヴァルテス・ドゥ・ラ・ヴィーニュの遺言書
    « RIEN QUE DES AMIS »
LE TESTAMENT DE VALTESSE DE LA BIGNE (1848-1910)
講師:ガブリエル・ウーブル(パリ・ディドロ大学)

司会:辻山 ゆき子(共立女子大学 国際学部)
協力:田口 亜紀(共立女子大学 文芸学部)
通訳:西尾 治子(日仏女性研究学会)

助成:「公益財団法人 日仏会館」
問い合わせ●辻山 ゆき子 tsujiyama.yukiko@nifty.com
地下鉄神保町 A8 出口徒歩 1 分
参加費 無料
ご出席の場合、上記のメールにご連絡くださいませ。

https://www.mfj.gr.jp/agenda/2ad314cfcf93d0634d4fd394785673900739041d.pdf
https://www.mfj.gr.jp/agenda/2ad314cfcf93d0634d4fd394785673900739041d.pdf
http://blog.livedoor.jp/porte21-femmes21/archives/15546703.html



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日仏女性研究学会 ガブリエル・ウーブルGabrielle HOUBRE 講演会(2)

2019年02月13日 | 手帳・覚え書き
下記の通り、講演会が開催されます。
みなさま、奮ってご参加下さいますよう、お知らせいたします。
先生方、お手数ですが、所属研究会のMLなどでPR下さいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


2019年3月15日(金)
14時30分―16時30分
奈良女子大学総合研究棟(文学系S棟)S228講義室

François, Jean et Henriette-Genny : 3 parcours « transgenre »
dans la France du XIXe siècle

19世紀フランスにおける「トランスジェンダー」
Gabrielle Houbre氏
(パリ・ディドロ大学 教授)
現在のように「性の多様性」に関する理解が深まっていなかった19世紀フランスでも、産まれた時の性ではない別の「性」によって生きたひとたちがいました。この講演では、そうしたひとたちの現実を、歴史的資料から読み解きます。そこからは、現在にまで通じる、自らの「性」に違和感を持ち、「性」を越えて生きようとするひとたちに関する深い視座を得ることができるでしょう。

講演はフランス語で行います(日仏両言語でのパワーポイント使用)。奈良女子大学へは、近鉄奈良駅1番出口をご利用ください。駅から徒歩約5分(詳しくは大学HPをご覧ください)。S棟は正門左手の建物です。

主催:奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
共催:奈良女子大学文学部言語文化学科「ジェンダー言語文化学プロジェクト」
助成/協力:公益財団法人日仏会館
問い合わせ:奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
(電話番号:0742-20-3611 / E-mail:a-gender.c@cc.nara-wu.ac.jp)

http://livedoor.blogcms.jp/blog/porte21-femmes21/article/edit?id=15539639

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日本フランス語フランス文学会春季大会

2019年02月10日 | 手帳・覚え書き
2019年度春季大会研究発表等申し込みのご案内
| by sjllf

5月25日(土)、26日(日)に成城大学にて2019年度春季大会が開催されます。

研究発表、ワークショップ、研究会の申込みについては、こちら(2019年度春季 研究発表・ワークショップ・研究会募集要項.docx)の募集要項をお読みください。研究発表申込み用紙はこちら(2019年度春季 研究発表申込書.docx)です。

締め切りはいずれも2019年2月12日(火)です。


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SAND, prénommée George ou l'Aurore d'une liberté

2019年02月10日 | 手帳・覚え書き
sera joué : Lundi 1er Avril à 20h
Péniche La Balle au Bond
3, Quai Malaquais Paris 6°

réservations par mail: helene.tirole@gmail.com


une représentation exceptionnelle de la pièce de Pierrette Dupoyet sur George Sand





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国際女性デー記念シンポジウム

2019年02月07日 | 手帳・覚え書き



日仏女性研究学会主催の国際女性デー記念シンポジウム「わたしの性を生きる ―LGBTI・性的指向&ジェンダー自認」が下記の通り開催されます。
どうぞ奮ってご参加下さいますよう、お知らせ申し上げます。

日時: 2019年3月9日13h〜18h
場所: 日仏会館(東京・恵比寿)一階ホール

http://blog.livedoor.jp/porte21-femmes21/archives/15366998.html

お申し込みは、日仏会館フランス国立日本研究所のホームページから:
https://www.mfj.gr.jp/agenda/2019/03/09/2019-03-09_colloque_femme/index_ja.php?fbclid=IwAR0RgQ9M19plBhFKTSwKqst7UIeFvdfX953ct9NRsAuNXLZ4uC6j6maabiQ
https://www.mfj.gr.jp/agenda/2019/03/09/2019-03-09_colloque_femme/index_ja.php?fbclid=IwAR0RgQ9M19plBhFKTSwKqst7UIeFvdfX953ct9NRsAuNXLZ4uC6j6maabiQ

2月15日(金)の朝日新聞夕刊イベント情報欄にても紹介していただけることになりました。

                  ーーー

国際女性デー記念シンポジウム「わたしの性を生きる ―LGBTI・性的指向&ジェンダー自認」
講演者: ガブリエル・ウーブル(パリ・ディドロ大学)、中山信子(早稲田大学演劇博物館)、西尾治子(日仏女性研究学会事務局代表)、新實五穂(お茶の水女子大学)、杉田理恵子(東京家政大学)、吉川佳英子(愛知工業大学)

 レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーに、インターセックスを加えたLGBTIについて、日仏の異性装、演劇、映画、医学、法学などの観点から再考します。インターセックスについては、19世紀、20世紀、現代の医療現場での具体的な事例が提示されます。
 LGBTIは性的少数者と見なされているため、2016年6月に国連人権理事会は、性的指向&ジェンダー自認(SOGI)という、だれにもかかわる語を用いて、暴力と差別からの保護に関する決議を可決しました。
 性の問題提起は、私たちがともにつくる開かれた社会を考察する時宜をえた機会になるでしょう。


<プログラム>

総合司会 木村信子(日仏女性研究学会代表、東洋大学人間科学総合研究所)

13h 開会の辞 坂井セシル(日仏会館・フランス国立日本研究所所長)
  趣旨説明 木村信子

13h15- 14h15 第一セッション 司会 髙岡尚子(奈良女子大学)

1.「日仏ジェンダー史にみる越境する性―「竹次郎」事「たけ」および「粉屋のジャン」を事例として―」 西尾治子(日仏女性研究学会事務局代表)
2. 「19世紀フランスにおける女性と異性装」 新實五穂(お茶の水女子大学)

14h15- 15h15 第二セッション 司会:梅野りんこ(日仏女性研究学会)

1.「舞台:ジェンダーを混乱させる空間 ―シェイクスピア、オペレッタ、宝塚歌劇―」 吉川佳英子(愛知工業大学)
2.「フランス映画におけるレズビアン表象の歴史 ―『エマニュエル夫人』から『アデル、ブルーは熱い色』まで―」中山信子(早稲田大学演劇博物館)
    
15h15―15h35 休憩

15h35- 16h35 第三セッション 司会 刀根洋子(和洋女子大学)
1.「出生時における性別判定の問題―歴史的事例を踏まえて」 杉田理恵子(東京家政大学)
2.「インターセックス―歴史と新しさ(19-21世紀)の間で」ガブリエル・ウーブル(パリ・ディドロ大学)

16h35―16h55 質問用紙回収        

16h55- 17h55 第四セッション 司会 棚沢直子(東洋大学人間科学総合研究所)
質疑応答とパネルディスカッション 

17h55 閉会の辞 志田道子(日仏女性研究学会)

【司会】木村信子(日仏女性研究学会代表、東洋大学人間科学総合研究所)、志田道子(日仏女性研究学会)、髙岡尚子(奈良女子大学)、刀根洋子(和洋女子大学)、
    棚沢直子(東洋大学人間科学総合研究所)、梅野りんこ(日仏女性研究学会)

【主催】日仏女性研究学会
【共催】公益財団法人日仏会館、日仏会館・フランス国立日本研究所、奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
【助成】竹村和子フェミニズム基金

【使用言語】日本語とフランス語、同時通訳あり

* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。


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マリー・ドルヴァルとジョルジュ・サンド

2019年02月02日 | 手帳・覚え書き
大阪府立大学女性学研究センター
2018年度 第22期女性学講演会 第2部 「文学とジェンダー」 (第2回)
文学、演劇、ジェンダー
日 時:2019年 2月 2日(土) 午後2時~午後5時
会 場:大阪府立大学 I-site なんば 2階 C2・C3

2時~3時
マリー・ドルヴァルとジョルジュ・サンド
―サンドにおける理想の女優像―
村田 京子(大阪府立大学教授)

3時15分~4時15分
サラ・ベルナールの挑戦
―偉大な芸術家としての女優―
白田 由樹(大阪市立大学准教授)
19世紀末から20世紀初頭に活躍した女優サラ・ベルナールは、
当時の女性や女優の社会通念に収まりきらない多彩な才能と
強い個性、絶大な影響力をもって「偉大なサラ」と呼ばれました。
その軌跡とともに彼女自身が手がけた戯曲から、女優という
職業への想いを辿ります。



4時30分~5時 講演者との質疑応答


■ 参 加 費 500円(大阪府立大学 学生・教職員は無料)
■ 申込方法 ①氏名(ふりがな)、②住所、③電話番号を記して、EメールまたはFAXでお申し込みください。
*お申し込みの際の個人情報は、本講座の事務連絡、統計資料等の作成および本学公開講座等の案内以外に、
一切使用いたしません。
■ 申 込 先 大阪府立大学女性学研究センター
Eメール: joseigaku@gmail.com FAX: 072-254-9947
*当日参加も可能ですが、資料準備の都合上、できるだけ事前にお申し込みください。
■ 問合せ先 大阪府立大学女性学研究センター TEL:072-254-9948(土日・祝日を除く、午後2時~午後5時)
会場の I-site なんばまでの交通アクセスは裏面をご参照ください。
19世紀前半のフランスにおいて、人気を博した女優マリー・
ドルヴァルの波乱万丈の生涯を辿っていきます。同時に、
ドルヴァルと親しかった女性作家ジョルジュ・ サンドの
抱く理想の女優像を、ドルヴァルと関連させながら探って
いきます。
http://sand200balzac.sakura.ne.jp/hp/wp-content/uploads/2019/02/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E6%BC%94%E4%BC%9A%E3%80%8C%E6%96%87%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B72018.pdf
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