西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
本ブログ記事の無断転載および無断引用をお断りします。
 

Bibliothèque historique de la ville de Paris

2017年02月28日 | 覚え書き


C'est vraiment dommage !!

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Bibliothèque historique de la ville de Paris

Fermé(e) du 02 janvier 2017 au 15 octobre 2017 (travaux)

ACCÈS
24 rue Pavée 75004 Paris Tél. : 01 44 59 29 40
bhvp@paris.fr

Bibliothèque Historique de la Ville de Paris (BHVP)
Photo de l'équipement Bibliothèque Historique de la Ville de Paris (BHVP)

SERVICES
Wi-fi 1

ACCÈS
24 rue Pavée 75004 Paris Tél. : 01 44 59 29 40
bhvp@paris.fr

Métro M° Saint-Paul, ligne 1

Velib'
Station N° 3013, 36 rue de sevigne
Station N° 4010, 105
Station N° 3002, 26 rue saint gilles

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CALL FOR PAPERS NCFS 2017 PEDAGOGY PANEL: TEACHING NINETEENTH-CENTURY POPULAR CULTURE

2017年02月27日 | お知らせ


CALL FOR PAPERS
NCFS 2017 PEDAGOGY PANEL: TEACHING NINETEENTH-CENTURY POPULAR CULTURE

We invite short interventions that address your experience teaching works of nineteenth-century popular culture, including but not limited to: works of urban observation such as physiologie, tableaux, etc; popular plays; postcards; the popular press; songs; fashion magazines, and other cultural documents. What are some of the benefits and challenges of teaching such texts and other materials in an undergraduate or graduate setting? Are these works best taught to compliment the study of canonical texts or on their own terms? Papers should be no longer than 10 minutes. The panel will include a roundtable-style discussion.

Please send a 200-word abstract to Masha Belenky (belenky@gwu.edu) and Anne O’Neil-Henry (ao358@georgetown.edu) by March 6th. Please note that participating in this panel will not preclude you from presenting another full-length paper.
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SJLLF 2017年春季大会 6月3日(土)4日(日)東京大学(駒場キャンパス)

2017年02月26日 | 覚え書き
2017年春季大会のご案内
6月3日(土)、4日(日)に東京大学(駒場キャンパス)にて2017年度春季大会が開催されます。

http://www.sjllf.org/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=809&comment_flag=1&block_id=261#_261
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Conférence ( la journée internationale du droit des femmes):George Sand

2017年02月25日 | 覚え書き




07/03/2017

Conférence à l'occasion de la journée internationale du droit des femmes
De la femme objet a la femme sujet -
conference :George Sand, une femme libre



07/03/2017 Conference a l'occasion de la journee internationale du droit des femmes ' George Sand, une femme libre ' par l'auteure et conferenciere Martine Cadiere.

Auteure et conferenciere, elle ecrit essentiellement des romans policiers contemporains dont le sujet est toujours un personnage mythique, qui a des combats a mener et des idees a defendre (George Sand, Josephine Baker, Francoise Giroud, Colette, Francoise Sagan, Simone Weil,,…).

Informations pratiques
Participation : 5 euros (- de 18 ans gratuit)
Public cible : ado - adultes
Debut conference : 19H00
Bar ouvert durant la soiree

Organisation : Le club de lecture ' Par Mots et par Vaux ' du Syndicat d'initiative de Vaux-Sur-Sure en collaboration avec le Centre d'Action Laique de la province de Luxembourg

Ou:
Salle Les Berges du bi a Sibret
Rue Sous le Bi, n° 2, Sibret
6640 Vaux-sur-Sure

Telephone:
061/28.76.68

Tarif: 5 € (- de 18 ans gratuit)
Public: Tous publics
Internet:
http://www.vaux-sur-sure-tourisme.be

Enregistre par:
de Vaux-sur-Sure Syndicat d'initiative alerte

Categorie:
Litterature, Philosophie, Seances de dedicaces alerte

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自然

2017年02月23日 | サンド・ビオグラフィ



「われわれは自然から生まれ、自然のなかで、自然により、自然のために、生きている」 

ジョルジュ・サンド  フロベールへの手紙より
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『プルーストと過ごす夏』アントワーヌ・コンパニョン (著), ジュリア・クリステヴァ (著),他(著), 國分 俊宏 (翻訳)

2017年02月23日 | 覚え書き






アントワーヌ・コンパニョン (著), ジュリア・クリステヴァ (著), 他 (著)『プルーストと過ごす夏』
國分 俊宏 (翻訳)

光文社 (2017/2/16)

20世紀文学の最高峰と言われる、プルースト「失われた時を求めて」。
その魅力を現代フランスを代表するプルースト研究者、作家などが、それぞれの視点からわかりやすく語った、プルースト入門の決定版。

本書に登場する八人は、いずれもプルーストの熱心な読者であり、プルーストに関する本を書いたり、映像作品を制作したりしている練達の読み手・書き手ばかりだ。その八人が、一般の読者に向けてわかりやすい語り口で、『失われた時を求めて』という小説の主題や魅力、読みどころを語っている。本書は、すでにこの長い長い小説を読破したという方はもちろん、現在読んでいる最中の方、あるいはこれから挑戦しようと思っている方にとって、格好の道案内、入門書となるだろう。 ─「訳者あとがき」より

浅野素女氏による本書の紹介
http://globe.asahi.com/bestseller/2014081400020.html

レーモン・ルーセル著『抄訳アフリカの印象』國分俊宏訳
坂口恭平さんの絵で読む「抄訳 アフリカの印象(レーモン・ルーセル)」が新訳で登場!!!
『アフリカの印象』は既に膨大な岡谷公二先生の翻訳がある(白水社; 新装復刊版 (2001/10))。
「これを読んだ坂口恭平さんが描きに描いた100枚以上ものドローイングから、今回は可能な限りの枚数を収録し、
その絵に合わせてシーンを抜粋しての抄訳としました」とのこと。

ある理由でアフリカにやってきてしまった主人公たちが出会う奇想天外な世界!

「逃げたやつらが隠れているのはここか?」
言語に挑み、文章を解体することから決して逃げることのなかった作家レーモン・ルーセルによる言葉の奔流。
仮想のアフリカを舞台に繰り広げられる奇妙きわまりない祝祭の只中で、あなたはきっと熱に浮かされて夢を見る。
奇才・坂口恭平によるドローイングで読む、見たこともない熱帯アフリカ。
希代の言葉の魔術師と、現代の奇才の燦爛たる競演。
機械的で難解なルーセルを少しだけ血を通わせて訳した新訳版で、あなたも奇想世界へ。
レーモン・ルーセル×坂口恭平 國分俊宏訳
解説:いとうせいこう

SBN:978-4-908543-04-3
2016年8月23日発行
ライブラリー版サイズ(160mm×110mm) 306頁

http://m.kaji-ka.jp/editor/5833より

『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家~ゾラ傑作短篇集~』
ゾラ (著), 國分 俊宏 (翻訳)

完全に意識はあるが肉体が動かず、周囲に死んだと思われた男の視点から綴られる「オリヴィエ・ベカイユの死」。
新進気鋭の画家とその不器量な妻との奇妙な共犯関係を描いた「スルディス夫人」など、稀代のストーリーテラーとしてのゾラの才能が凝縮された5篇を収録。
フォーマット: Kindle版
ファイルサイズ: 642 KB
紙の本の長さ: 184 ページ
出版社: 光文社 (2015/6/20)

『少女 』
アンヌ ヴィアゼムスキー (著), 國分 俊宏 (翻訳)

まだあどけない17歳の女子高生が、老齢の監督に導かれるままに足を踏み入れた、憧れ・畏怖・感動・絶望・官能の渦巻く眩いばかりの未知の世界。仏映画界の伝説的な女優による赤裸々な回想録。
単行本: 238ページ
出版社: 白水社 (2010/10/19)

『哲学者たちの動物園』
ロベール マッジョーリ (著), Robert Maggiori (原著), 國分 俊宏 (翻訳)

カントの象、ニーチェのライオン、デリダの猫、ドゥルーズとガタリのマダニ、メルロ=ポンティの椋鳥、アランの駒鳥、ベルクソンの土斑猫、ニーチェのライオン、マルクスのビーバー、カントの象、ルソーのオランウータン......古今東西の思想家たちは、動物について、どのような思惟をめぐらせていたのか? それぞれの著作をひもときながらわかりやすく解説していく本書は、「小事典」としても重宝する哲学者ガイドブック(日本版はイラストをはじめ注や人物索引も充実!)。
著者は、高校で哲学教師をするかたわら、『リベラシオン』でジャーナリストとしても活躍。ゆえに本書の記述はすこぶる明快で、動物という親しみやすい入口から、哲学者たちそれぞれの思想の核心へと案内してくれます。たとえば、動物学者にして形式論理学の創始者でもあるアリストテレスは<ひな鳥>。「卵が先かニワトリが先か」という古典的議論を大真面目に論理的に解くところなど、じつにおかしい。パスカルはコナダニというミクロの生物のなかに神の恩寵と宇宙的な広がりを示すさまを語っているし、デカルトならば人間の言葉をオウム返しに繰り返すカササギについて。さらには、愛する婚約者に突然の別れを告げて自分の殻に閉じこもるという不可解な行動をとったキルケゴールには(動物園という括りはビミョーですが)二枚貝についての記述をもとに、紹介してくれます。さあ、動物といっしょに、哲学してみましょう!
単行本: 189ページ
出版社: 白水社 (2007/07)

國分 俊宏先生の御翻訳書は、どれも読み始めたら夢中になってしまいそう、気になる本ばかりです!
翻訳文も専門家の先生方の間で、太鼓判を押されています。

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稲垣 直樹 (著)『対訳 フランス語で読む「レ・ミゼラブル」』

2017年02月22日 | 十九世紀の文学



稲垣 直樹 (著)『対訳 フランス語で読む「レ・ミゼラブル」』
《CD付》 単行本(ソフトカバー) – 2017/2/21


ユゴーの名作を目と耳で味わう
ミュージカルや映画でおなじみの『レ・ミゼラブル』を原文の抜粋で読んでいきます。原書は超大作ですが、親しみのある名場面を厳選しました。文学作品を原文で読むことは、学習者ならではの特権です。見開きで、原文、注、訳文、「読解のポイント」が読みやすくレイアウトされており、ミカエル・フェリエ氏のすばらしい朗読で、音声でもお楽しみいただけます。コラムの解説は、大作家ユゴーがこの作品に込めた意図を知る手がかりとなることでしょう。挿絵多数。


単行本(ソフトカバー): 145ページ
出版社: 白水社 (2017/2/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 4560087393
ISBN-13: 978-4560087398
発売日: 2017/2/21
     2,484円


稲垣先生
お疲れ様でございました。
ご退職後も先生のますますのご健勝を祈念申し上げております。
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「ハイブリッド・リーディング―紙と電子の融合がもたらす〈新しい文字学〉の地平」

2017年02月21日 | 新刊書(国内)

日本記号学会編『ハイブリッド・リーディングー―新しい読書と文字学』新曜社 2016

読むこと、書くこと、そして書物の未来に向けて
かつてあらゆる書物が消滅し、電子情報に置き換えられる、と危惧された時期もありましたが、SF的空想にすぎないことも明らかになってきています。ただ、「メディアはメッセージ」だとすれば、デジタルメディアの進展とともに、「読書」という行為も以前の「サラブレッド」な読書とは変わってこざるをえないでしょう。スティグレールなどの「デジタル・スタディーズ」をも援用しつつ、「読むこと」がもともと持つハイブリッド(混淆)性を解き明かしていきます。さらに、1970年代からずっと書物のかたちをラディカルに問い、ブックデザイン界をリードしてきた杉浦康平氏に、書物と文字についての考えと実践活動をお訊きします。新時代のハイブリッドな「読書」から、新しい図書館計画、文字学などまで、「よむ/かく」をめぐる冒険的思索満載の特集です。 

目次
刊行によせて 吉岡 洋

はじめに ハイブリッド・リーディング 阿部卓也

Ⅰ部 [実践編]ブックデザインをめぐって
一即二即多即一──東洋的ブックデザインを考える 杉浦康平
対談 メディア論的「必然」としての杉浦デザイン 杉浦康平×石田英敬(阿部卓也)
杉浦康平デザインの時代と技術 阿部卓也

Ⅱ部 [理論編]ハイブリッド・リーディングとデジタル・スタディーズ
新『人間知性新論』 〈本〉の記号論とは何か(抜粋) 石田英敬
器官学、薬方学、デジタル・スタディーズ ベルナール・スティグレール
極東における間メディア性の考古学試論
  ──人類学・記号論・認識論のいくつかの基本原理 キム・ソンド
「かくこと」をめぐって──記号・メディア・技術 西 兼志

Ⅲ部 [実験編]これからの「リーディング」をデザインする
デジタルアーカイブ時代の大学における「読書」の可能性
  ──東京大学新図書館計画における実験と実践
                 阿部卓也・谷島貫太・生貝直人・野網摩利子
もう一つのハイブリッド・リーディング
  ──ワークショップ「書かれぬものをも読む」をめぐって 水島久光

Ⅳ部 記号論の諸相
スーパーモダニティの修辞としての矢印
  ──そのパフォーマティヴィティはどこから来るのか? 伊藤未明
日本という言語空間における無意識のディスクール
  ──折口信夫の言語伝承論を手がかりに 岡安裕介
「意味」を獲得する方法としてのアブダクション──予期と驚きの視点から 佐古仁志
自己表象としての筆致──書くことと書かれたものへのフェティシズム 大久保美紀

資料 日本記号学会第三四回大会について
執筆者紹介
日本記号学会設立趣意書

装幀―阿部卓也
(シリーズ装幀原案 岡澤理奈)

<ハイブリッド・リーディング はじめに>より
あらゆるテクノロジーは、人間の能力を広げてくれる人工器官であると同時に、人間を縮こまらせるものでもある。
メモ帳が、人間の記憶力を増大させると同時に、脳だけで記憶する力を弱らせるかもしれないように、技術はつねに原理的に薬にも毒にもなるものである(スティグレールの言う「薬方学」の問題)。だからこそ、人類の活動の基盤がデジタルという新しい記号技術へと移行しつつある今、私たちは、それが人間の記憶、知、意味生活、社会を破壊するような方向にではなく、豊かに伸ばしていくような形で使われる可能性を模索しなくてはならない。そのために、記号技術をブリコラージュし、使い方を提案し、社会における意味を作り出していくような実践活動こそが、語義本来の意味でのデザインである。

スマートフォンが急速に普及し、一四年末の総務省調査では世帯保有率六五パーセント(二〇代では九五パーセント)に迫るいっぽう、ディープラーニングに基づく第三世代のAIが商用利用の段階に入り、ビッグデータの活用と結合することで、機械の「よみ」は人々の日常生活をすでに基底で支えつつある。同時にヘッドマウント型VRシステムやウェアラブル・デバイス、ARコンテンツやプロジェクション・マッピングなどの技術的ブレイクスルーや低廉化にともなって、今やわれわれの視界は丸ごと情報紙面で覆い尽され、現実世界のあらゆる間隙が本の頁となるような世界の完成が間近に迫っている。「ハイブリッド・リーディング」は、ますますアクチュアリティを増し、より切迫した未解決の「記号論的問い」として、われわれの眼前に立ちはだかっているのである。

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展覧会「19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて―」練馬区独立70周年記念展

2017年02月20日 | 芸術(絵画、彫刻、展覧会など)



19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて―〈練馬区独立70周年記念展〉

フランス文学者の鹿島茂氏(明治大学教授、フランス文学者)による「失われたパリの復元」(『芸術新潮』連載)をもとに、19世紀パリの全体像に迫る展覧会を開催します。

同時開催[ミニ展示] 鹿島茂コレクションで見る「レ・ミゼラブルの世界」

<開催案内>
会 期  2017年4月16日(日曜)~6月4日(日曜)*会期中展示替えがあります
休館日  月曜日
開館時間 10:00~18:00 *入館は17:30まで
観覧料  一般800円、高校、大学生および65~74歳600円
     中学生以下および75歳以上無料、
     障害者(一般)400円、障害者(高校、大学生)300円
     団体(一般)600円、団体(高校、大学生)500円
     ぐるっとパスご利用の方300円(年齢などによる割引の適用外になります)
     ※一般以外のチケットをお買い求めの際は、証明できるものをご提示ください。
     (健康保険証・運転免許証・障害者手帳など)
     ※障害をお持ちの方の付き添いでお越しの場合、1名様までは障害者料金でご
      観覧いただけます。

主 催  練馬区立美術館(公益財団法人 練馬区文化振興協会)、毎日新聞社
後 援  在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協 力  新潮社、公益財団法人 京都服飾文化研究財団

<会期中のイベント>
講演会、ギャラリートークなどを実施。(2017年2月下旬詳細発表)

2017.04.16(日)~ 2017.06.04(日)
アドルフ・マルシアル=ポテモン《ロラン=プラン=ガージュ通り(袋小路)》 1864年 エッチング、紙(『いにしえのパリ』1866年より) 鹿島茂コレクション
アンリ・ルソー《エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望》 1896-98年 油彩、カンヴァス ポーラ美術館
フランス文学者の鹿島茂氏(明治大学教授、フランス文学者)による「失われたパリの復元」(『芸術新潮』連載)をもとに、19世紀パリの全体像に迫る展覧会を開催します。

パリのはじまりは遡ること紀元前3世紀、以後少しずつ拡大し、ヨーロッパを、世界を牽引する近代都市として形成されました。その長い歴史の中で、もっとも衝撃的な出来事が第二帝政期(1852-70)に行われた「パリ大改造」(1853-70)です。しばしば「パリの外科手術」とも呼ばれるこの大改造は、時の皇帝ナポレオン3世(1808-73/在位:1852-70)の肝いりで、1853年にセーヌ県知事に就任したオスマン男爵(1809-91)によって着手されました。都市としての基本部分こそ大きな変化なく引き継がれましたが、ナポレオン3世の治世当初とその終焉の年ではパリの景観は様変わりしました。この大改造によって、現代のパリに続く都市の骨格が形成されたのです。
1870年代に入り、大手術を経たパリの景観は、印象派をはじめとした画家たちの格好の題材となりました。それは新しいパリが、同時代の芸術家にとって創作の源泉となったことを意味しており、言い換えれば、近代都市の成立は近代美術の形成とも連動していると指摘できるでしょう。
また、この大改造では、多くの犠牲も強いられました。パリ中心部では、下層民の過密状態の劣悪な居住環境は改善されることなく、都市部の労働者や職人はパリ周縁部へと強制的に追いやられ、破壊と変化に人々は翻弄されました。苦しみと不満が募る中で、昔ながらの街並みや消滅したコミュニティを懐かしむ声が聞こえはじめます。懐かしいパリの路地風景を版画におこしたアドルフ・マルシアル・ポテモン(1828-83)の『いにしえのパリ』(1866)には、そのようなノスタルジーが反映されているのです。これは、ユゴーやバルザックに描かれたかつてのパリを私たちに伝える唯一の版画連作です。

本展では、絵画や衣装など多様な美術作品を通して、パリの歴史を辿り、大改造以前・以後のパリを紹介します。
19世紀の首都―パリという都市と社会、そして美術を見つめるタイム・トラベルに出発です!

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George Sand racontée aux enfants

2017年02月19日 | サンド・ビオグラフィ



George Sand racontée aux enfants


Les 15, 16, 22 et 23 février, à 15 h, une visite découverte de la maison de George Sand à Nohant-Vic, adaptée aux enfants à partir de 6 ans, sera proposée pour tout savoir sur la vie de la romancière à Nohant.

Tarifs : 3 €, enfants ; 8 €, adultes. Contact et réservations obligatoires : tél. 02.54.31.06.04. www.maison-george-sand.fr


http://www.lanouvellerepublique.fr/Indre/Loisirs/Patrimoine-tourisme/n/Contenus/Articles/2017/02/07/George-Sand-racontee-aux-enfants-2994474



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