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日中首脳会談実現へ・3

2005年04月23日 23時31分32秒 | 外交問題
今夜小泉首相と胡錦濤主席の会談が行われました。小泉さんは冒頭から、固い握手と笑顔で対応し、日本側の基本姿勢を伝えました。これは悪くなかったと思います。最大限の努力を示したと言えるでしょう。反日デモに即触れなかったことも、プラスになったと思います。戦術としては、なかなかうまく考えていたのではないでしょうか。

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 日中首脳会談で首相、反日デモ再発防止求める


日本側は「友好」を全面に押し出し、協調が国際関係や両国にとって最も重要だ、ということを伝えることは成功したと思う。また、今日の中国国内でデモが行われなかったことも、日本側は評価をしたのだと思います。中国側が日程を遅らせた背景には、こうしたデモ封じ込めを日本に見せようとしたこともあったのかもしれません。


詳しくは分かりませんが、胡主席も「日中友好は両国にとって必要」という談話を発表したようで、一定の成果は得られたと思われます。日本側の外交戦術は奏功したと言えるのではないでしょうか。大袈裟にへそを曲げられるより、はるかに良いでしょう。中国国内向けにどのような発表がなされるか分かりませんが、少なくとも日本の当初の目的は達せられたと思います。「関係改善」「協力関係」ということに道筋をつけたのは、有益な会談だったと思います。



「たまごっち」の人気復活!

2005年04月23日 15時58分40秒 | 経済関連
少し前にWBSでやっていたように思う。「遂に来たか」という感じですね。
以外に早いサイクルで、復活しましたね。
ドイツ車のモデルチェンジペースですから、悪くはないかも。
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <たまごっち>通信機能付き新登場 8年ぶりにブーム再燃 


バンダイさんも、ウハウハ?関連グッズで1年くらいは引っ張れるだろうし。
株価に反映したりして。

そんなに甘くない?
中国で、ガンダム関係の海賊商品が大量に売られてたから、「たまごっち」もやられるかもね。

先月記事に「たまごっち」を書いて、ブーム再来に少し貢献したかもしれないよー。
一個くらいくれませんか?バンダイさん(笑)
それくらい自分で買えと。それ程高価でもないぞ、と。
そうですか。スミマセン。


日中首脳会談実現へ・2

2005年04月23日 13時12分38秒 | 外交問題
前の記事にコメント(Nagarazokuさん、ko-bar-berさん、o_sole_mioさん、yodaway2さん)を頂いたので(いつも有難うございます、この場を借りまして御礼申し上げます)、感想とお返事を兼ねまして、記事に書いてみたいと思います。
日中首脳会談実現へ


日中間の問題は、やはり多くの方々の関心事で、今後も続いていくことでしょう。ですが、これは、過去2千年にも渡り続いてきたことですので、その中で見ると特別なことでもないかもしれないし、大きな歴史の流れで言えば、ほんの一コマであるかもしれませんね。長年一緒に過すと、喧嘩する日もあれば、仲良く遊ぶ日もある。男女の仲のような面もあるかもしれませんね(笑)。今の日中関係は、皆様がご指摘の通り、双方にとって絶縁できる仲ではないし、相互の協調は利益に繋がることは判っていても、そう素直になれない関係といったところでしょうか。手を焼かせる女性は少なくないでしょうから(非難はご勘弁を、笑)、困ってしまう日本の立場も少し理解出来ますね。


今夜の会談に先立って、小泉首相はAA会議での演説で、村山談話を引いて各国首脳に「日本の基本姿勢」の理解を訴えるとともに、中国首脳へのアピールを行う道を選択したようである。先日の党首討論で、ロボ岡田に「日本の外交政策は失敗だった」と突っ込まれ、小泉さんは首筋の血管をちょっと浮き出させながら、「そりゃあ私はー(村山談話と)認識を同じくしてますよー」と嫌々ながらに答えておりましたね。グッドタイミングでした、岡田クン。外務省も、「そうだな、歴代首相が発言した内容を再確認するという意味なら、軟弱姿勢という国内批判は抑制することができるし、中韓の”日本はまだ謝罪していない”という発言を封じることができる。ナイスだな」と、考えたことでしょう。

そこで、第三者が見つめる中で―会議の各国首脳の前でアピール戦術をとることにした。これならば、日本は公式に謝罪の意を表明し、世界平和実現の為に活動してきた、外交努力も続けてきました、という印象を与えられる。プラス、日中首脳会談前に、中国への牽制となる。なるほど。いいかも。

「前から何度も言ったじゃないか」と日本が反論しても、中国も韓国も「イヤ、反省していない、謝罪していない」ということを繰り返し言っていましたからね。


喧嘩や争いは、実生活の中でも多くは得になることはありません。恐らく国家間でも近いものがあると思います。何とか紛糾を避けつつ、「別れ話」などに繋がらない程度にお付き合いを続けるということになりますね。