いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

ネットの世界もやっぱり支配からは逃れられない

2012年07月30日 12時09分40秒 | おかしいぞ
evilに堕ちてゆくのは、簡単だ。


以前に、グーグル八分、というのが言われていたが、それはやっぱり本当だ。
ブログの更新情報の具合とか、検索の方法とか、どういう仕組みなのかは知らない。


でも、意図的に操作することなど、いくらでもできてしまうだろう。
ブログのキャッシュとか、ツイッターのキャッシュというのは、日々記事を更新したりツイートがあっても、数日前とかにできるんですね。

他のブログやキャッシュなんかを見ると、今日更新されているものは、今日のキャッシュというのは普通に存在するし。

でも、何故かキャッシュの取得日を10日以上前、という設定にもできてしまう。その違いは、どういうことなのかは分からない。が、設定できるんだな。


検索すると、特定のページとか、特定のブログとか、そういうのを表示させないようにもできる。


なるほど。

邪魔者は、消えろ、と。そういうことですな。



原子力規制委員会の危険性に気付くのが遅すぎる

2012年07月30日 11時56分03秒 | 政治って?
もっと行動を早くからすべき、と警告したのに、国会議員さんたちの動きも鈍い上に、反対派の阻止行動の具体性がないのだ。


自公の目論見はミエミエであったのに、どうして、それを何の抵抗もせずに通すのか、その無警戒さが本当に不思議であるし、残念でもある。

6月14日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/5b905f49a8163d946802c308a1eb3240



法案成立前に、改正案を見ていたのは議員さんたちだったんでしょう?

自公は野田政権と共謀して、ドサクサで何でも通してしまえということで、法案を提出したんだぞ。


>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/58094caf83513abb18962f329368f43d


規制委員会の人事は、一度決まってしまうと、余程のことがない限り罷免できないシステムになっている、ということは、一目瞭然だったでしょう。

元々、原発を推進してきたのは、『自民党』だったわけで、彼らが何を狙っているかなんてものは、誰でも分かること。そして、最大の狙いは、「菅の口出し」のような事態を排除すること、だというのも簡単に分かるはずだ。


法案が成立してしまってから、いくら駄目だ駄目だと騒いでみたところで、多数派を握られているなら勝てっこない。

そういうことを、真剣に考えているのだろうか。


大衆がいくら再稼働反対と叫んだって、現実に再稼働されたじゃないですか。
それと同じなんですよ。


強引に通し続けることは、野田政権にとっては可能なんです。





モロッコ戦~男子メダル・ロード

2012年07月30日 02時03分41秒 | いいことないかな
えー、なでしことの待遇の差が著しかったと反省し、男子もハクをつける感じでタイトルにメダル・ロードを加えることにしましたw。


前半、いきなり危ない場面がいくつかありましたが、無失点で抑える。
モロッコはひたすら個人技で突破を図ることが多く、そのスピードと技術に悩まされます。個々の技術は、しっかりしています。

が、日本は複数で対抗し、モロッコの攻め味に慣れてきて、守備を修正。
ドリブルからの仕掛けを極力封じます。


日本の攻撃パターンは、若干単調になりますが、いくつかチャンスを得ますが無得点。

コーナーからのマーヤのノーマーク・ヘッド、あれは本人も決めておきたかったでしょう。非常に惜しかった。

徳永のヘッド、あれもラインを割っているかどうかの瀬戸際だったが、惜しい。
後半もセットプレーからのチャンスがありそう。


兎に角無失点で折り返したのは、ナイス。


後半、清武のシュートが阻止されたのは惜しかった。
日本の守備は、組織的に対応し、前半よりも良くなった。


又しても、永井の脅威のスピード!

ループを流し込む。

関塚監督の采配がハマッた。永井を1トップに入れて、ピタリ。


日本連勝で、決勝T進出を決めた!


得点入らず、辛抱の試合展開だったが、よく耐えた。

そういう守備のリズムから、得点をもぎ取った。


ラスト近くは、危なかった。
権田、よく出たな。

吉田は、足に来てた。スピードがなかった。

が、シュート防いだ。あれが当たってなかったら、入ってたな。


おめでとう。


マーヤ、あのヘッドを外したのを、相当気にしてたなw。
確かに、あれが決まっていれば、もっと楽な試合展開だったわな。

ちょいと苦笑い、でも、最後のシュートを防いだのは、1点の価値があった。



続・別館のはてなの方だが

2012年07月29日 18時49分34秒 | 俺のそれ
はてなのログイン後管理画面で、『記事を書く』を選んでも、やっぱり書けないまま。


で、あの『~にバックアップされた編集内容を挿入しました(クリアする)』という表示欄はなくなっていた。


あいつらは、何をやってるんだ?

こんな弱小ブログのことなんか、ほっとけっての。


情報というのは、何を見せるか、ということによって、変わってくるから、だね?


タコどもが。



原発の資産価値

2012年07月29日 18時34分58秒 | 社会全般
保安院の連中は、また小細工を弄しようという魂胆であろう、恐らく。
電力会社も経産省も、本当にゴミ屑どもが巣食ってるってことなのかもね。


コレ>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120727-00000173-jij-soci


玄海1号機は「健全」=原子炉脆弱化の予測式改善へ―保安院

時事通信 7月27日(金)20時25分配信

 1975年に運転を始めた九州電力玄海原発1号機(佐賀県玄海町)で、原子炉圧力容器が中性子照射で予測以上に脆弱(ぜいじゃく)になったと解釈されるデータが出たことについて、経済産業省原子力安全・保安院は27日の専門家意見聴取会で、日本電気協会の予測計算式に問題があり、圧力容器の健全性は詳細調査で確認されているとの報告書をまとめた。
 老朽化した原発が増えるにつれ、脆弱化の状況を正しく把握する必要性が高まっている。保安院は9月に原子力規制庁に移行するが、同協会に予測式や評価方法の改善を求めるほか、原子炉内の試験片のデータを素早く収集する態勢を整える。



========



玄海原発なんぞ、ほぼ40年選手なんだから、引退であっても不思議ではない。

なのに、ここに来て「健全だ」とお墨付きを与える原子力安全・保安院。どうしてこんなバカなことを今になってするのか?


批判をいくら受けようが、組織改編で消え去る運命だから。
なので、別に「今更、何が批判されようと、どうだっていい」と。自暴自棄にも似た、やりたい放題、と。組織が消えれば、後々になっても責任を問われないし、もし問題が表面化したとしても新たな組織の連中が責められるだけで、それでいい、と。


それから、電力会社にとっても十分なうまみがある、ということだろう。

それは、再稼働が困難になっていても、まだ「金になる方法」というのを諦めていないから、だ。


動かせなくても、換金できる方法というのがあるのだよ。

これはどういうことか?


残念なことに、拙ブログでも幾度か書いたことがアダとなってしまっている、ということだな。
全国の原発を買い取らせる方法を考慮する、という意見を書いたわけだ。


まあ、原発中毒者たる経団連が自分たちで買い取ればいいのだが、電力会社の寄生虫どもは違うことも考えるわけだ。それは、国に金を出させる、ということ。国が出すというのは、国民の税金だから、どっちにしろ電力会社も経団連の企業群も「自分の懐は痛くも痒くもない」ということだ。


で、国に買い取らせるということになった場合、資産価値がどのように認められるか、というのが問題意識である。

廃炉同然ならば、処分費用だけが嵩むから、マイナス査定、というのが普通。
だが、金の亡者たる電力会社と原発寄生虫どもは、現金化しようとするわけだよ。


そうすると、玄海1号機がほぼ廃炉同然だよね、と言われても、「いやいや、まだまだ現役です、使えます、だから査定は現役炉と同様です、遜色なしです」と言い張る、ということだ。その根拠として、「だって、保安院が使えるって言ったから」とするわけだ。


ゴミ屑どもは、ワル知恵だけは働く。
自分たちの金の為には、いかにして立ち回るかを正確に計算して行動する。その為の未来予測も、下準備も怠りなし。こういう能力は、もっと別な方向に使えばずっと有意義になるし、社会を良くすることにも繋がるのだが、何故か狂った連中はそうはならない。


再稼働の見通しは立たない状況で、超大な不良債権化した物件が原発なのだが、少なくともこれをプラス査定させて金をゲットしようという心意気だけは旺盛である、ということだな。



あれだ、中古車なんかと同じようなもんだ。
非常に古いので走れるかもしれないが、修理・メンテ費用や維持費がかさむのと、廃車費用がそれなりにかかるので、「この車の資産価値は、マイナス査定ですね」ということになる。ところが、金に汚い奴が言うには、「大丈夫だってば、この車はいつも新品同然に修理してきたし、傷んでなんかいないよ、保安院も大丈夫との太鼓判だから」、ということらしい。だから「もっと高値で買い取って」と。


そこに行きつくわけ。


玄海1号がそうできたのなら、他のアレも、こっちのアレも、ソレもコレも…ということになるわけだな。査定に大幅に下駄を履かせて、国民の金を毟り取ろう、と。そういう魂胆が見えるわけだ。もし再稼働に踏み切れたなら、やっぱり「まだまだ現役だよ、新品同然にイケるぜ」くらいの出まかせで、これまで通りに稼働させようってことだな。


本物のカスだな。
性根がとことんまで腐ってる。どうすりゃあ、こんなに外道になれるんだろうねえ。


究極の無責任体制。
汚い手を使おうが、出鱈目を通そうが、別にどうってことない、と。心も痛まない、と。どこまでもゴミになり切れる、と。それが、人の道に反することであっても、全然平気、と。


こういう連中が寄って集って、失敗を繰り返し、更なる害を社会にもたらす、と。



スウェーデン戦ドロー~なでしこ・ロンドン五輪金メダルロード

2012年07月28日 20時46分16秒 | いいことないかな
やらねばならない一戦。

今日は、守備の確認というのが一番の目的だろう、佐々木監督としては。


流れがもうちょっとつかめないが、攻撃の形を幾度か作っている。
けれど、決めきれない。


差し手争いが続く、という感じ。
もうちょい、工夫が必要か。
まあ、相手が強いわけで、簡単ではないわな。


うむむ、やや生煮えな感じだな。
息が合わない場面がいくつか。

前半は、無得点で終わる。


後半、幾度もチャンスを作るも、得点できず。

ガシャってしまい、当たり損ねで難なくキーパーに押さえられる。


んー、残念。


大野の一本は、本当に惜しかった。


守備の課題は、クリアされたかな、と。
やや、危ない場面はあったが、失点をしなかったことは前進。


澤さんに代わって入った田中は、運動量で貢献し良かった。
小ミスはあったけど。


次の試合に向けて頑張りましょう。



続々・さよなら「電力足りない論」

2012年07月27日 12時41分50秒 | 社会全般
大飯原発4号機稼働後に、揚水発電が同じ供給力であること、増加した117.5万kW以上に火力が削減(157万kW)されたこと、これらから当方が考えてみたことを書いておく。

参考>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/12f7a934e8b993ede89ded9575442a94


それは、揚水発電の用い方がどうなっているのかな、ということだ。
先日の供給力からすると、ベースになるのは、

 ①原子力236+③水力271=597万kW  …()

である。この他、自己調節分(関電の設備で供給力を調節できるもの)以外の

 ⑥他社受電+⑦融通=634万kW …()

である。これを()に加えたものが、1日の中でほぼ定量としてカウントされる分ではないかな、ということである。使用する電力としての優先順位が、

 ()→()→ ②火力 → ④揚水

というのが普通の予測である(揚水はエネルギー効率が一番悪いので)。
ただ、火力1313万kWを100%フルパワーで稼働させているということではないだろう、と推測される。


基礎となる数値として、()で約600、()で約600~650と見れば、1200~1250万kWが定量としてカウントされる。とりあえず、1200として話を進めよう。


時間帯によっては、需要量が1500万kWくらいに落ちている時には、この1200+火力300万kWで対応、ということになる。では、需要量が2500万kWに到達する時間帯には、どうするのだろうか?

もし、1200+火力1313万kWのフルパワーで稼働して2513万kW、これのバックアップ(予備率の確保)として、揚水400~430(約14%)ということであると、需要が86%であっても発電設備は揚水以外がほぼフル稼働状態、ということになってしまうわけである。果たしてそんな運転の仕方をするだろうか?


当方が運転担当者ならば、そうはならないと思う。電力足りない派の人々がよく口にする通り、火力発電がトラブルで停止したり出力低下になったりすることもあるから、火力がフルパワーというのは必ずしも多くないのではないかな、と。自動車でもそうだが、100馬力の車が50馬力使って走るのと、50馬力の車が50馬力のフルパワーで走るのでは、前者の方が望ましいであろう、というのと同じ。需要の伸びに応じて、ある程度対応力を残しておく方が望ましいので、火力は上に余裕を持たせているはずだ、ということである。

なので、ベースが()+()の1200、火力が1300という時、需要量が2500なら、揚水分の供給力が若干は使われている可能性が考えられる。それならば、火力を1470から1313に落として、157万kW分を外した意味が分かる。


本来的には火力の上限側への対応力があった方がよいし、1300フルパワー運転よりも、1300/1470の余裕運転の方が望ましいと思われるからである。しかも、揚水発電を使うよりも、はるかに効率的だし有利なはずだから。そう考えれば、同じ供給力であるとしても、火力1300+揚水400よりも、火力1470+揚水230の方がよいはずなのだ。


にも関わらず、火力を削ったわけだ。
それは揚水発電を使っている、ということの間接的証拠ではないか、ということである。


実際、揚水発電はどのように用いられるのだろう?
これがよく分からないわけだが、当方の想像で書いてみる。

まず、貯水池であるが、これは露天というか、外に開放されているのですよね?もしそうであるなら、ずっと使ってないと雨が降って自然に満水になるかもしれず、使わないともったいない、ということがあるかも。逆に雨が長期間降らず、貯水池の水がどんどん減ってしまう可能性もあるので、天候に左右されるということも理解できる。

ただ、貯水池は常時満水にしておくと、雨が降った時もったいないので、当方が運転担当者であると満水にはせず、雨が降った時にも溜まるように、必ず空きを作っておくだろう。どうしても必要な時には、ポンプでくみ上げて満水にすればいいわけだし。

また、原発を動かしていて、夜間の余力がある時に水を汲み上げておく、というのが関電などの説明なわけだが、エネルギーロスが大きいので普通に考えると火力なんかを優先し、揚水発電分はいざという時以外には使わない方がいいんじゃないか、としか思えないわけだ。これを使うのは、どうしてか、というのが問題意識。


普通に考えると、ヤカンの湯を沸かそうとする時、ガスとかの火力を最大にしても、直ぐには蒸気が発生しない。当たり前だけど。水を沸かして蒸気を出すには、時間がかかる、ということ。なので、火力発電も同じだろうと思う。いかに反応が早いタービンとかであっても、蒸気圧がある水準まで上がってゆくのに、時間が必要だろう、と。

でも、電力需要は1500万から2000万くらいまで急激に立ちあがってゆく。この急増に対応できるかどうか、ということがある。火力を需要増に合わせて最大火力で燃やしたとしても、直ぐには水が沸騰せず蒸気圧も追いつけない可能性がある。
昔、学校の暖房がスチームだったのだが、あれも朝一番だとカンカン音がするだけで蒸気が配管内に充満してゆくまで非常に時間がかかっていた。実際に熱くなるまでには、時間がかかっていた。中学校では石炭ストーブだった(うちの風呂釜もそうだ)が、あれも火力を最大にするには、時間がかかった。石炭を入れた途端にゴーっと燃えるのではなく、火力がある程度大きくならないと入れる石炭が直ちに燃えるようにはならない。結構早い時間帯から燃やして準備してないとならない、ということ。

LNGのタービンなんかだとかなり早く出力が上がるかもしれないが、それでもやっぱり水を沸かすのに時間は必要だろう。


そうすると、火力のパワーを需要増に合わせて上げてゆくには、言ってみれば「助走」が必要となるはずで、タイムラグを埋める方法が求められるのではないか、ということである。で、助走時間は出力が多く、需要はまだそこまで高まっていない、という時間帯を生じることになるのではないか、と。

需要が1500から2000になる時、火力は2000の需要に追い付く為に、予めほぼ2000にもっていけるような運転状態になっていないとならないはず、ということ。実際の需要が1600とか1700しかなくても、2000程度に対応できる出力準備になっているんじゃないかな、ということ。


そうすると、この助走時間帯では、需要の上がり方によって「火力の出力が余る」ことがきっと出てくるのではなかろうか、ということがある。そういう時に、余った電力で揚水に回すのではないか、ということだ。

それから、火力の性質として、運転を下限まで落としても待機出力が必ずあるのではないか、と。完全に運転を止めてしまうと立ち上げに時間がかかるから、自動車のアイドリング状態に似た待機運転状態を保つのではないかな、と。配管などに蒸気が充満するまで時間がかかるから、完全停止は必要がないと判断した時だけでしょう、多分(供給力が1313に減ったのは完全停止、ということでしょう)。

で、待機時の出力が10~20%の下限であると、火力が1300なら待機時出力が130~260万kWとなるので、上記()+()との合計が需要量を上回った時間帯でもやはり揚水発電が行われるのではないかな、ということである。


つまり、揚水発電というのは、原発の稼働云々で増加するという性質のものではなく、むしろ火力発電の需要とのタイムラグを埋める為に使われるものではないのかな、ということだ。火力には助走時間が必要で、助走時間帯で需要を超過している出力分を揚水発電に回すのではなかろうか、ということだ。

そうであるなら、揚水発電を日々使うことになっても不思議ではなく、逆に「空き」を作って為に(常時満水になってしまうと、待機中の火力が無駄になってしまうから)、日中に揚水分の供給力が用いられる、ということになるであろう、と。それは、供給力の大きな不足を埋める為、ということもあるかもしれないが、どちらかといえば、供給力オーバーとなる時間帯でギャップを解消する為の調節機能だ。


まとめると、揚水発電というのは、

・雨が降って必然的に満水になるかもしれない
・火力の”助走時間帯”で超過供給量を調節する為
・火力の”アイドリング運転”状態での超過供給力を調節する為
(火力は動かすと下限出力がある水準以上に発生するから)

ということでは。

なので、日中に揚水発電分を意図的に使用して「空き」を作っておくなら、上記例でのベース1200(()と()の合計)に火力が1300でもフル出力にはならず、揚水分を例えば200~300で短時間だけ供給し、火力分は1000くらいで間に合わせられる、ということで、1000/1300なら4分の3程度の運転状態でよくなる。
火力の上側に余力が残されているということは、需要が予測より上ぶれたとしても、1000→1300とすれば対応可能、ということかな、と(恐らくそういう需給逼迫は殆ど発生しない、というのが当方の理解である)。




男子五輪D組予選~スペイン戦

2012年07月26日 23時37分18秒 | いいことないかな
試合の入りは、互角。
最初のシュートは、何と日本。


パスのつなぎも、遜色なく、スペイン相手に臆することなくプレーする日本。

攻撃の形は、日本が作る。
スペインの攻撃は、殆ど跳ね返す。


そして、コーナーから、日本先制!!
大津がうまく飛び込んで、流し込んだ!

その後、スペインが退場者出し、まさかの展開。


日本の先制以前には、殆どラフプレーのなかったスペインが、かなり荒っぽい感じに。

精神的にかなり動揺した感じ。


このまま行け。
マーヤ、すごいぞ。
守備の安定感が全然違う。

左サイドの比嘉を替えたのも大きいか。
徳永にしてくれて、本当に効果が出ている。


このまま行けるぞ。頑張れ、男子。


大チャンスを迎えたけれど、得点できなかった。


が、勝利!!!


大金星!!




大津、泣きだよ、泣いてるよ。


ありがとう。大津、泣く気持ちがわかるわ。

よく勝った。ナイスゲーム。


いやー、男子、きつきつやね。
誰もヤッホーって感じじゃないのな。


勝っても、これは別にこれ、みたいな。
もう忘れて、次、という、発想。
まじ?
スペイン戦で勝ったんだから、大喜びという感じでもいいのに、全然そういうのがないのな。プロっぽい。勝つべくして勝つ、みたいな。


マーヤ、いつの間に、そんなに大人になったんだ。
いや、脱帽ですわ。マジ。




別館のはてなの方だが

2012年07月26日 14時23分02秒 | 俺のそれ
また嫌がらせか、おい。

ログインできても、新規の記事が書けない。


記事を書く、を選んでも、新規の画面が開けない。

はてなのやつらは、どんな小細工をやってんだよ。



管理画面には入れる。
すると、先日コメントをしつこく書き入れてくれていたKYさんが、何と向こうにコメントを書いていたのだった!

この人>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/855cdb89dc0d04bc9e111601664a06aa


はてなの方には、滅多にコメントが来ないから、全くノーマークだった。
が、同じ22日にコメントだったみたい。ずっと放置でスマンかった。

で、本日公開となったわけですが、やっぱり新規の記事を書けない。
KYさんのコメントが思わぬところで役に立ったです。


管理画面での操作は無効ではないようなのに、記事更新だけはさせないぞ、ということか。


それとも、非公開モードにでも勝手にされてるとか?


制限をして、何になると?



ちょっと追加(15:15すぎ)


記事を2つ追加した。
画面表示はどうなっているのかな?
自分では、よく判らない。


やっぱりおかしいな。
記事を投稿して、次の「記事を書く」と押すとやっぱり昨日の記事が「バックアップ」として表示されているのである。何と、たった今投稿した記事ではなく、昨日の記事だけが残り続けているのだ。


更にオカシイのは、管理画面に入って「記事を書く」を選ぶと、ブログトップに戻るだけ。ログインした状態ではない、通常のトップ画面。編集画面が全く開かない。


やっぱ、はてなの奴ら、小細工を続けているってことだな。
こっちの更新を邪魔できるのは、はてなの本体だけだもんねえ。


バックアップを挿入しました、とかいう画面は、以前には表示されてなかった。


クズどもが、何をやってるのか、ってこった。


今確認したら、こんな文言が先頭に。

『2012/07/26 15:15 にバックアップされた編集内容を挿入しました(クリアする)』


どう考えても、その時間に最後に投稿した記事は別だろうに。




日米Legal War ~TPPがもたらす災厄

2012年07月26日 14時14分42秒 | 外交問題
もしも日本がTPPに参加してしまった場合、日本は非常に強大なリスクを負わされることになるだろう。アメリカが狙っているのは、非常に弱々しい日本の弁護士たちである。日本はほぼ一方的に負かされる可能性がある。


TPPに関する重要な情報は、政府側からも何一つ提示されていない。過去のNAFTAや米韓FTA等の条件・条項などから推測するよりない、という状況である。現時点で考えうる事態を想定する、ということ以外、TPPについて判断する材料はない。なので、あくまで当方の推測である、ということを御承知おき下さい。


TPPについては、かねてよりISDSの問題が指摘されてきたところである。にも関わらず、日本政府はこれによって招かれるかもしれない事態について検討しているようには思われない。もっと危険性について目を向けるべきである。


ISDSについての当方の理解を非常に簡単に示すと以下の通りである。

①かなり広範な投資家(主に企業)の権利保護が認められる
②投資家は日本政府を相手に訴訟を提起できる
③訴訟は世銀下部組織のICSID(国際投資紛争仲裁センター)に提起
④訴訟は全て英語で行われる
⑤ICSIDの裁定員(?裁判官のような立場の人)は主に外国法務の民間人
⑥政府の政策(法改正など)で受けた損害の賠償を求められる


ここで最大の問題となるのは、日本の国内法や判例などは効力を有しない、ということが考えられることである。

これまでであると、国内外を問わず、企業が国の施策や決定などによって受けた不利益は、行政を相手取って訴訟を起こさねばならなかった。その場合、日本国内法と判例に基づく判決になるのは当然であり、行政側に有利な判断は量産されてきたという側面もあったはずである。


しかし、TPP参加後には、そうはいかなくなるのだ。外国企業は、日本の裁判所になんぞ誰も訴えなくなる。日本の法律や裁判官に従うことなど、望んではいないからである。いきなりICSIDに提訴(以下、とても書き難いので、「世銀送り」と呼ぶ)することができるので、そちらを選択するのだ。


そうすると、どうなるか?
日本の法律はあまり重要ではなくなる。過去の判例も重視されない。世界の法律や解釈が重視されるであろう、ということだ。日本の弁護士や弁護士事務所も出る幕など不要となる。全て、アメリカの巨大ファームが巨額訴訟費用をまかない、勝った時の成功報酬が巨額なので、全部アメリカの弁護士が持って行くのだ。


おまけに弁論などは、全部英語。日本の実務不足の弁護士たちなど、足元にも及ばないことになるだろう。政府側代理人として、法務省官僚の法曹が訴訟を戦うつもりなのかもしれないが、実務に乏しいとしか思えず、海外の訴訟事例や判例をくまなく網羅することができなければならなくなる。これが果たして法務省の役人弁護士にできるだろうか?


お手伝いに、アメリカのローファームに巨額資金を払って依頼することになれば、どちらにしても得するのがアメリカの弁護士事務所ということになるわけである。日本の法曹など、本当に百戦錬磨のアメリカの巨大ファームと渡り合えるのか?向こうは、巨大な多国籍企業の依頼を受けたりして、日々実務をこなしているわけである。訴訟費用も桁違いに大きいはずだ。そういう海千山千の弁護士軍団相手に、日本の法務省官僚が対等に渡り合えるものなのだろうか?助っ人に日本の弁護士事務所を頼んだとして、それで本当に戦えるものなのか?


文献などは、全て英語などの外国語になってしまうのだ。これまでの集積(歴史)と物量―簡単に言えば頭数だ―において、一日の長があるのは、アメリカの弁護士たちだろう。彼らに、法務省の役人弁護士が弁論で勝てる、などという無謀な自信を私は到底持つことができない。日本の裁判所に提訴するか、世銀送りにするかの選択権は、外国投資家にあるのだ。彼らにとって有利な「決闘場」を選べるということだ。この不利は、日本政府にとってあまりにも大きい。


しかも、提訴する投資家側は、たとえ負けたとしても失うものが何もないのである。訴訟にかかる費用だけだ。勿論、それは巨額になってしまうかもしれないが、日本政府と折半ということにできるなら、アメリカの弁護士にとっては一方がゼロでもいい、ということになりかねないわけだ。つまり、原告である投資家と被告である日本政府が訴訟費用を折半するというだけで、日本の負け(金の持ち出し)と言っても過言ではない、ということだ。アメリカの巨大ファームは勝てば巨額の利益、負けたとしても手間賃が確実に稼げる、という、どっちに転んでもおいしいビジネスということになるであろうことが予想されるのだ。


これに対抗するとすれば、法務省の役人弁護士が獅子奮迅の働きでアメリカ弁護士たちを薙ぎ倒すしかないわけであるが、そんなことが簡単にできるとは思えないのである。TPPは、ある意味、日本の法曹界への挑戦と言ってもいいかもしれない。アメリカの弁護士たちは、彼らの土俵に持ち込めれば勝てると考えているはずだ。この戦いは、日本にとってあまりに分が悪い。残念ながら、日本側が勝てる要素が、今のところ何一つ思い浮かばない。


ここで、具体的にどういう事態になるのかを書いてみよう。あくまで仮想ですので。


アメリカ本社の銀行Xがある。日本でノンバンク業務を行う為、子会社Yを設立し、貸金業を2000年に開始した。当時の貸出上限金利は当時の法令として30%であったものとする。その後、政府の政策変更が2007年に行われた。破産が社会問題となり、貸出金利の上限が20%に引き下げられた。
この引き下げ後、企業Yは利益減少という損失を蒙ることになった。2000年に参入した際の投資モデルが狂うこととなった。そして、2012年に日本がTPPに加盟したので、XとYは日本政府を相手取り世銀送り(ICSIDに提訴)とした。

・X及びYの主張:
日本政府による政策変更によって、ビジネスモデルを撹乱され多大な損失を蒙った。政策変更に伴う損失を賠償せよ。同時に、07年の変更直前まで業容拡大の為に準備していた別子会社Z設立に係る損失、同業他社Wの買収準備に係る損失も賠償せよ。


これまでであれば、日本政府が政策変更を行ったとしても、国内企業にも等しく適用する法令であれば、外国企業のみに賠償する必然性というものは存在しなかった。排他的法令変更などではないので、内国民待遇ということは満たされているからである。
しかし、TPPの加盟により状況は一変する。
日本国内としては、20%の上限金利がどんなに理に適っていると判断されるとしても(過去の判例等)、外国企業(投資家)の権利が侵害されたかどうか、投資家保護規定に反するかどうか、ということで判断されるからである。例えば20%とか30%という金利水準(或いは上限設定)の妥当性は、一切問われない。


更に、加盟年が2012年であったとしても、不利益の存在が立証されてしまうと、過去の投資分にまで遡及して請求されうる、ということがある。
上記例でいえば、2000年の参入時点で考えられていたであろうビジネスと、政策が変更されなければ実現していたであろう別会社Z設立と他社買収(W社)を断念せざるを得なくなったことへの賠償さえも請求されることになるのである。実際にどの程度の費用がかけられていたかは、必ずしも重要ではない。Yが「子会社Zの貸金業の免許取得の為の準備にかかった費用」として適当にコンサルや弁護士との面会とかその他費用を算出してきたり、W社買収準備と称してこれも適当な打ち合わせだの書類作成だの資料作成費用だの、いくらでもふっかけてくることが可能なのだ。
その事実が本当にあったかどうかなど、どうだっていいのである。それでも訴訟は可能だからだ。ちょっとでも「計画があった」ことを示せれば、その賠償請求は可能になってしまうのだ。


こうして、2012年に加盟したとしても、過去の投資事実があったということを証明してしまいさえすれば、遡って賠償義務を日本政府が負わされることになる、ということである。


さて、日本の法務省でも内閣法制局の人でもいいが、こうした外国企業の代理人として挑んでくる国際弁護士軍団と本気で戦うことになるのだぞ?

これまでは、日本国内の法令とか立法趣旨とか判例などという「日本側にとっての掩護材料」があって、有利な日本の土俵で戦えたわけだが、それは全部無効となるのだ。恐らく、今度は向こうにとって圧倒的有利な状況が生まれるだろう。それくらい日本の法曹は弱い、と当方は見ている。


上記例で、XとYの主張を引っくり返せるか?
そういうことを真剣に考えたことがあるか?
これはあくまで一例に過ぎず、他の企業買収とか政府調達参入とか、ありとあらゆる面での訴訟リスクを警戒しなければならなくなるのだ。


今みたいに、「日本郵政を買収されてしまう」といった寝言なんて、全く通用しなくなるってことがまるで分かってない。買収阻止なんてしようものなら、すぐ訴訟だろうよ。これは、どんな企業でも同じ。そういうのを跳ね返せる、という圧倒的な自信のある人であれば、どんと来い、と言うかもしれないが、まず無理だろうね。日本の財界なんかには、そういうことが理解できてない人が多いのではないかと思う。


WBC不参加を決した選手会の”侍魂”

2012年07月26日 10時47分32秒 | 俺のそれ
日本の政界・官界・財界は、是非とも見習うべきである。


>https://twitter.com/hamagikukai


WBCに無理して参加する必要はない。日本の選手会は立派だ。きちんと世の中のことを考えている。理不尽というものをしっかり理解できている。次の時代の為に、という発想も立派だ。今の政治家たちが見習うべき。

選手個人個人は、「日の丸を背負って戦いたい」という、純粋な思いがあるはず。国の代表として戦えることの、名誉と誇りを十分に感じている。その思いが、本当に素晴らしい。

その上で、WBCの運営、あり方について、主張すべことは主張しなければならないし、日本野球界と選手たちの権利を守らねばならない、ということを、自覚できている。そのことが本当に偉いな、と思う。

選手会という組織の存在意義、最も原初の目的というのが、「個々人である選手の権利を守ること」だということを、選手会自身が理解できていることが凄いこと。大事なこと。連合みたいな、形骸化し権力の犬と化した組合なんかは、見習うべきだ。


=======


ホント、侍ジャパンは、侍たる勇気を持っている。


日本の選手会が参加しない、と言っても、日本がどうにかしろ、とお得意の圧力で命令してくるのが、アメリカのやり方だ。


>http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/07/22/kiji/K20120722003729350.html


日本プロ野球選手会によるWBC不参加表明を受け、WBCIは声明で「WBCにチームを送ることを決めている日本野球機構(NPB)と(日本参加で)合意している」と強調。参加表明の権限はあくまでNPBにあるとし、WBCIの委員会でも日本参加の意思確認が行われているとの態度を鮮明にした。選手会の意向は「無視」し、さらに「13年WBCへの日本選手の参加は、NPBと日本プロ野球選手会の問題」と、日本側が解決すべきとの認識を示した。

 日本が登場するのは来年3月の1次ラウンドからだが、予選ラウンドは今年9月から開始。既に日本の参加前提で、1次ラウンドと2次ラウンドの1つの組を日本で開催する方針を固めている。さらにスポンサーなどビジネス面の交渉も進んでおり、2連覇中の日本の不参加を受け入れることは事実上不可能な状況といえる。NPBと選手会の問題については「静観」の方針だが、今後もWBCI側は日本の参加を前提に準備を進め「しかるべき相手と連絡を取り合いながら、NPB、日本プロ野球選手会とともに事に当たる」とした。


=======


もしも、WBC主催者側が強硬に事を進めた場合には、NPBがその責任を負わされる、という形だ。これは、基地問題とかTPPとかの交渉と全く瓜二つの構造を持つ。


アメリカ側が日本の権威組織に要求
   ↓
日本側でどうにかしろ、反対派をねじ伏せろ
   ↓
日本側権威組織(政府、官僚、NPBなど)は勝手に決める
   ↓
現場(国民、選手)は反対してもなりふり構わずアメリカの言うことを聞くだけ


アメリカのやり口は、いつもこんな感じ。
これは、彼らの習性だ。
イジメを恒常化させた「イジメっ子」と、イジメに遭う側の関係とも似ている。

どんな手を使ってでも、必ず言うことをきかせる、と。
オスプレイの件でも同じ。



今後、NPBがどうするつもりなのかは知らない。
選手会側と決裂した場合、アマ選手が呼ばれて、過去の国際大会の代表のような感じになるかもしれない。が、それはNPBだけではできない話では。プロ、アマ含めた話し合いとか、上位組織の日本野球連盟(?、だったか?)の関与が必要になるのでは。


それとも、選手会の協定破りを誘う為、参加意向に賛成しそうな個々の選手を切り崩して参加をさせるとか?(笑)


NPBが勝手に決めてきて、不参加となった場合には、NPBが責任を負う以外にはないだろう。


選手会が参加を躊躇するようなWBCに、日本が参加しなくても全然構わない。
それはそれで一つの意思だと思う。


選手会を全面支持する。



カナダ戦順当勝ち~なでしこ・ロンドン五輪金メダルロード

2012年07月26日 09時49分12秒 | いいことないかな
結果は、皆さんご存じの通り、2-1で貫録勝ちでした。

なでしこジャパンの金メダルへの挑戦は、第一歩を踏み出したばかりです。
が、一歩ずつ進んでゆかねば辿りつかない道程です。


なでしこジャパンの緒戦は、川澄ちゃんの目の覚めるような一撃で幕を開けました。


追加点は、何と日本の誇る小兵軍団の隊長、宮間のヘッド!
どうみてもハイボールには弱いと思われていた日本が、何とヘッドで競り勝って2点目をゲット。これはついている、と言ってもいい。

後半は、大儀見の決定的シュートが阻止されてしまったのが残念。確実に丁寧にと思って流し込んだら、猛スピードで戻った相手選手が防いでしまった。


先日もちょっと書いたが、最も警戒していたサイドからの攻撃で、またしても失点。
あのパターンに弱い。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3983e03dee8ea90273f8092fd0fd8a84


やはり、相手はそういう部分をついてくる。
ボールの出所、キーパーのポジションどり、そういうところをチェックする必要がある。



何よりも、勝利が大事だったので、良かったです。
次へ向けて、応援しています。


続・さよなら「電力足りない論」

2012年07月24日 16時54分40秒 | 社会全般
またいくつか新たなことが判りました。
>http://togetter.com/li/342289


本日の関電の供給力を書くと次のようになっていました。

①原子力 236
②火力  1313
③水力  271
④揚水  432
⑤地熱   1

⑥他社受電 507
⑦融通   127
(関電HPでは、合計の634となっているが、便宜的に分けた)


先日の記事と比較するとよくわかるかと思います。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/c7342d25fe4eb5e5f89ba852305085aa


過去記事の時と違っているのは、原子力が2基になったので、236万kWとなっていますね。
で、火力が1470→1313と「157万kWの減少」、水力はほぼ横ばいの271、「揚水は全く同じ432万kW」ということが判ります。


つまり、原発2基分になっても、揚水発電の出力が同じ、ということです。これは多分、揚水発電分を使う必要性が乏しいから、ということになるかと思います。

揚水発電が同じなのに、増えた原発の出力は118万kW、減った火力発電は157万kW、ということになります。火力が明日以降も暫くほぼ同じ水準であるとすると、他社受電・融通が相当大きく見込めると考えているのでもない限り、電力需給は余裕があると見るべきでしょう。

「2542万kWが正しいんだ、揚水発電分がなければマイナスだった」、と主張する人たちにとっては、夜中に必死で揚水発電をしてなければおかしいでしょう?(笑)
理屈として、
火力を同じだけ動かしており、
なおかつそれでも足りないので、
原発を動かさねば
夜の揚水発電分の出力が確保できない、
という論法のはずですもんね。

でも、現実は火力ダウンww。
何故なら、いらないから、ですね?
いるなら、フル稼働ですもんねえ?
しかも増えた原発出力118万kW以上の削減幅、157万kW、ときたもんだw。


原発出力が2倍に増えたのに、
・火力発電は更にダウンさせる
・揚水発電の変化なし
ということから分かることは、供給力は余裕があったね、ということだ。


しかも、揚水発電は殆ど影響がない、ということ。他の電源では対応できない、という時に使えばいいだけだから。毎日毎日、ジャンジャン使ってるというものではないっての。
初めっから予想してた通りじゃないですか。
関電の説明が出鱈目だ、と指摘してた通りでしたね、ということですわ。


まあ、あんまり責めると、関電の奴らが気狂いを起こして、アリバイ作りの為にマジで「停電にしてやるぜ」と大きい火力をいきなり止めないとも限らんからな。新大分みたいな大きいのが止まった時には、流石に逼迫したからね。そういう停電テロを実行しかねないのが、電力会社でありエネ庁だから。東電の計画停電の時に、そういうことを学んだんだよ。



「救いようがないバカ」は誰か?~竹田圭吾、江川紹子、小田嶋隆3氏に送る言葉

2012年07月24日 16時23分38秒 | 社会全般
えー、大飯原発3号機に続いて4号機のフル稼働となったそうです。
このお三方は、この日を待ち望んでいたことでしょう。

世の中には、ある程度知的レベルのあるであろう人間たちというのがいるわけだが、そういう連中の中にこそ「救いようがないバカ」というのが存在しており、結果として、そういうバカが有害な言説を振りまくことによって、社会を誤った方向に導く、という一層酷い状況を招く、ということですな。


しかも、騙す側はそういう「救いようがないバカ」を騙すには、どうしたらよいかというツボを心得ているので、簡単に引っ掛かるわけである。こういう「救いようがないバカ」というのは、その自覚を欠いているので、何度でも騙せるということになり、これを利用する側にとってはまことに都合がよい、という話になるわけである。


お三方は、関西電力のHPででんき予報をいま直ぐ確認してみよ。
このグラフを見て、アレレって気付くことがあるんじゃないか?

やけに使用電力が少ないって?
ん、まー、それもあるけど、そうじゃないんですよ。
線が2つあるでしょう?
これは、一つは、今日現在の数字、もう一つが2年前、つまり関電も需給検証委員会とやらも需要量の基準とした2010年の値ですよ。

まだ気付きませんか?


竹田曰く「救いようがないバカ」とやらがいるそうなので、お三方の為に書いておきますわ。

それは、非常にそっくりだ、ということですよ。


似てるでしょう?今年の線は、ほんの僅かに下回っていますがね、殆ど形が同一ですよね。

あれですね、今年は15%節電に向けて死に物狂いで、しゃかりきで節電に取り組んでいるんですよね?


それでも、こんなほんの僅かしか下がってない、と。そういうことですな。
2010年の今日が最高気温とか知らないけれども、節電に取り組んでいるという割には、大した効果が上がってない、ということかもしれません。ああ、原発が2基稼働したということで、気の緩みでも出ましたかね。


まあいいですわ。
もの判りの悪いお三方に言っておきますが、あなた方は2010年にも今年のような「節電は地獄だ」みたいな大騒ぎを言っていましたかね?(笑)


江川紹子氏は、ツイッターで言ったよね?

>http://togetter.com/li/306093


節電要求は、言葉はきついですが欺瞞、と。
2010年なみの使用なのに、欺瞞と?ww

どういう思考をすると、健康を害するほどの節電を強要される、みたいな意見に結びつくのかが、全く理解不能。


小田嶋隆氏も、辛気臭い節電と言っていたが、今の節電している辛気臭い状態(笑)と2010年の今日がほぼ同じ使用電力であることに疑問を抱くこともないのであろう。さぞかし2010年の大阪は真っ暗で辛気臭かったことだろう。


竹田圭吾氏の言う『救いようのないバカ』は、みなさんが頑張って節電している今日、2010年と大差ないということに気付かない人であろう。それは、裏を返せば元々の需要量が少なかった、ということに他ならない。


ホント、自覚なき妄言吐きは、社会の害悪でしかない。
反省なき態度こそ、真の害悪である。



記事を書く為にでんき予報を見たのが13時半過ぎだったが、今見たら、今年の方が増えてるわ。これは、どういうことかな、って思いますよね?


本当に、節電してるんですか?w


節電要請のなかった2010年の方が、少ない需要だった、と。

ふーん。




さよなら「電力足りない論」

2012年07月23日 14時21分00秒 | 社会全般
電力が足りているというのはデマだ、といったような批判が存在する。

>http://d.hatena.ne.jp/ryoko174/20120722/1342905433


一見すると、きちんとした批判のように思えるわけだが、ここには落とし穴がある。はっきり言えば、誘導、ということである。

5月時点の見通し「2542万kW」を意図的に出すことに、何らの意味もない。

何故この数字を出すのか?
いかにもマイナスになるかのようなイメージを作っているだけである。これは関電が出した数字が正しい、という前提が必要であり、これまで根拠が疑われてきた数字でしかない。

以前から、水力+揚水発電分をわざと低く見積もっている、ということを指摘していたわけである。


4月15日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/e576b6c6f19145f70f846aa08321d080

5月25日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/feb6e149be87ba006b141826cd6cd785


彼らの説明はウソを交えている、と指摘しているのに、その数字が正しいかのように扱うのは不適切である。


水力発電と揚水発電分が増加したのは、原発を稼働させた為ではない。
事前の説明で、数字の誤魔化しが可能だったのがその2つであったからだろう。例年の数字が正確に分かっている運転者(関電側)ならば、両者の合計値がどの程度になっているかは、ほぼ予測できるはずである。逆に、もし分からないなら、事業者失格と言ってもいい。


例年の正確な数字、データが揃っていて、それを公表し正しく説明するなら、3月や4月時点で出してきていた供給力の数字が出鱈目だったことが判明するだけであろう。勿論、5月時点で出した2542万kWという根拠についても同様である。


発電量で見れば、水力発電の方が揚水発電の約4.5~10倍程度多い。4月や5月に限ってみれば、15倍程度は多い。だが、最大電力供給力では、揚水発電の設備容量が大きいので、逆転した数字になることもあるのだ。揚水発電の電力供給はあくまでバックアップ電源であり、逼迫時に使える電力量があればよいだけである。時間が短くてもよい、ということだ。喩えはややヘンかもしれないが、短距離走のスプリンターであればいいということ。水力発電はマラソン選手に近いであろう。


関電の供給力の説明が明らかにおかしいということがどうして分かるのか、ということの理由だが、それは6月の需給を見れば明らかであろう。
今年3月までのマイナス予測もかなりいい加減な予測だったことが明らかとなったが、6月も関電の言う供給力が正しいなら、停電だったはずだろう。


6月5日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/fb485a35d545a78826f04434c973d10a


この記事中でも指摘したが、6月の最大電力は過去5年平均で『2634万KW』、最大値だと『2714万kW』である。
すなわち、原発稼働なしの状態で、2850万kWの供給力(予備率5%水準)が必要ということだ。だが、節電要請すら始まっていなかった。


どうして節電要請がなかったかといえば、それだけの供給力確保が可能であったか、需要がそんなに行かないという予測があった、などということがない限り、需給はマイナスに陥ることになる。
もし供給力が7月より大きい、ということであると、水力発電と揚水発電量は毎年6月に多く、7月には大幅にダウンする、というデータが必要となる。
だが、そんなのは事実ではない。水力発電の稼働率などを調べるべきだろうが、梅雨時期を過ぎると出水率が上がるので水力発電(自流式、貯水式)は多くなることが予想され、発電量自体が多くなるだろう、ということだ。勿論、雨の量によって年ごとで変わるが、6月と似た水準か大抵は7月に発電量が多くなる。


つまり、関電の出した水力と揚水発電の数字は、かなり過少になるように出された数字である、ということだ。そのことで、需給差をより「大きく見せる」ことが可能になり、マイナス幅が大きくなることで原発稼働を正当化する、という目的を達せられるからだ。


そういう数字の誤魔化しを触れず、単に5月時点の数字より多いとか少ないといった議論をすることは、妥当性を欠く。


因みに、原発稼働がないので火力発電がフル回転、みたいな話も出鱈目である。

関電の4月と5月の火力発電の稼働率は、それぞれ66.2%、59.3%だった。火力がフル稼働とかいうデマを拡散している連中が大勢いるが、それこそデマだ。