いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

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更に続・マレーシア機撃墜事件の謎

2014年07月28日 18時00分50秒 | 外交問題
先日の続報です。


>http://mainichi.jp/select/news/20140728k0000e030187000c.html


ウクライナ:「これが露からの越境砲撃の証拠写真」
毎日新聞 2014年07月28日 11時09分(最終更新 07月28日 13時09分)


◇米情報当局、衛星写真4枚を公表

【ワシントン及川正也、和田浩明】米情報当局は27日、ロシアからウクライナの軍部隊への越境砲撃や、ウクライナ内部で親ロシア派武装勢力がロシアが提供した重砲を使用している「証拠」だとする衛星写真4枚を公表し、対露批判を強めている。また米露外相はウクライナ情勢を巡り協議したが、主張の隔たりが大きく、早期の事態進展は難しい状況だ。

 写真はいずれも米国の民間衛星が、今月21〜26日にウクライナ東部のロシア国境地帯を撮影したもの。米情報当局の分析によると、25、26日に撮影された写真では、ロシア側に多連装ロケット砲をウクライナの方向へ向けて発射した痕跡が残っており、ウクライナの軍部隊付近にロケット砲の着弾痕があるという。23日にも同様の写真が撮影されていた。

 ロシア側からの越境砲撃について、米統合参謀本部のデンプシー議長は24日、「他の主権国家内で軍事力を行使するというロシア政府の意識的な決断」であり、第二次大戦以来のことだと重大性を指摘、厳しく警告した。


=======



うーん、アメリカさまの証拠が提出されてないよ、と22日に書いた。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/fe820b777b76e992cb05bd418b8dac64


そうしたら、証拠画像を出してきたとさ。めでたしめでたし。
いや、偶然なのは知ってるけど、それでもねえ……疑念は拭えない。


証拠ないよ
 ↓
証拠画像のヤラセを仕込み
 ↓
カチューシャ攻撃を実行してワザと撮影させる
 ↓ 
証拠の衛星画像あったよ
(今ココ)


といった妄想が働くんですよね。
ま、カチューシャというのは昔ですけど、そういうようなもの、ということで。


どうしてそんなことを思うかって?
それはロシアの出してきた証拠と決定的な違いがあるから、です。


それは、アメリカさまの提出した画像というのは、どうして23日以降の攻撃の痕跡だったのか?ということです。

普通ならば、ロシアがマレーシア航空機撃墜の日の画像を提出しているんだから、その検証も含めて当日の証拠を出すんじゃないですか?(笑)


なのに、アメリカは敢えて「23日以降の攻撃」を示す画像だけを出しているわけだ。それはどうしてかな?
ロシアの言う航空機の配置が本当にそうだったのか、その時間帯にアメリカが捉えたという「地対空ミサイル(SA-11)発射の決定的証拠」とは一体何か、そういうのを明らかにできないはずないでしょう?


まあ、国防上の理由ということで探知能力を開示できない、ということかもしれないが、ロシアの主張を反証できる根拠なり、ロシアの主張が出鱈目だと追及できる証拠なりを出せばいいだけなのだ。
マレーシア機の信号がロストになる直前の、「ブーク発射」と主張する根拠を示せるはずだろう。それがあれば、決定的だ。決して言い逃れを許さない、ということにできる。


なのに、何故か提出されない。どうしてかな?


これは、指摘した通りに天安艦沈没事件とその後の延坪島砲撃事件の関係と良く似ているわけだ。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/64b71be683ddafed6c0201200e594cd3

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/dde525868ff0c740a1310c308dd7acca


あの砲撃事件も仕込みでヤラセだったのではと疑っているのだが、砲撃事件を捏造したりその画像を証拠として提出することなど、造作もないこと。


アルジェリア機が立て続けに墜落事故に見舞われたわけだが、こんな偶然というのはあるだろうか?
アルジェリアといえば、BPのプラント襲撃と邦人殺害事件があったことが思い出されるが、ある地域に優秀な工作員が配置されているなら、迅速に実行してくれるに違いない。それに、無人機はどこにだっているし、実行は簡単だ。
非情の塊みたいな連中にとっては、無垢の市民など存在しないも同然。
何百人だって、簡単に殺せる。



いずれにせよ、アメリカさまは直接の証拠を一切出さず、後日談みたいな撃墜当日のことと無関係な「砲撃事件」を出してきているだけ。

マレーシア航空の旅客機撃墜を示す根拠は何ら出されていない、単なる「心証」を形成するというだけに過ぎない。ああ、法廷戦術か。


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ドラマ『若者たち2014』が楽しみ

2014年07月28日 11時50分50秒 | 俺のそれ
毎週楽しみにしているのが、コレ。

>http://www.fujitv.co.jp/wakamono/index.html


昭和の匂いと味のする、最近期待のドラマだ(笑)。

賛否や好き嫌いがあるかとは思うが、当方としてはおススメドラマです。


生きるのにはエネルギーが必要だし、無駄に熱いことだって、あったっていいじゃないか、と。
幸せって、何だと思うか、とか。


家族や仲間といった好きな人たちが傍にいて、それでいいじゃないか。

完璧(理想的)な人間や完璧な生き方とかではないかもしれないが、失敗も多いかもしれないが、それでも別にいいじゃないか。何を幸せだと思えるか、感じられるか、だ。


兄弟が多くて、無駄に互いの心や領域に立ち入るけど、それは濃い人間関係の裏返しだ。


大都会のど真ん中で、渋谷だの新宿だののような、周りに人は一杯いるのに、孤独を味わうのよりは全然幸せなんじゃないかな、と。


妻夫木くんをはじめ、近頃ユルさで売ってる(まほろシリーズとか)瑛太とか、その他出演陣も揃っており、非常にいい。若い人たちに是非観て欲しいドラマだ。



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続々・マレーシア機撃墜事件の謎

2014年07月22日 12時48分21秒 | 外交問題
ロシアの反論が公表された模様。


>http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140722/k10013179251000.html


ロシア 欧米などに真っ向から反論
7月22日 6時05分


マレーシア航空機が撃墜された事件を巡って、ロシア国防省は、撃墜された地域にウクライナ軍の地対空ミサイルが配備されていたことを示す衛星写真などを公表し、親ロシア派の関与を疑うウクライナや欧米に対して真っ向から反論しました。

マレーシア航空機が撃墜された事件で、ウクライナや欧米各国は、親ロシア派がロシアから提供された地対空ミサイル「ブーク」を使って撃ち落としたとの見方を示し、ロシアを批判しています。
これに対してロシア軍の参謀本部は21日、モスクワで会見を開き、旅客機が撃墜された地域にウクライナ軍の複数の「ブーク」が配備されていたことを示す衛星写真を公表しました。
さらに、旅客機が撃墜される前に、ウクライナ軍の攻撃機「スホイ25」が3キロから5キロ離れた上空で飛行していたことを示すレーダーの映像も公開し、ウクライナ軍の関与を強く示唆しました。
そのうえで、「ロシアは『ブーク』はもちろん、いかなる武器についても供与していない」と述べ、親ロシア派への武器の提供を否定しました。
ロシア軍は、どの武器によって撃墜されたかはさらに飛行データを記録したフライトレコーダーなどの分析が必要だとしていますが、みずからのデータを公表することで親ロシア派の関与を疑うウクライナや欧米に対して真っ向から反論しました。


========



何と、レーダー画像や衛星画像も公開した、ということらしいです。
ロシアは本気で「濡れ衣である」と主張したい、ということでしょう。言いがかりだ、と。
普通に考えれば、そうでしょうね。



こちらも。


>http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0PW3FS20140721



[モスクワ 21日 ロイター] - ロシア国防省は21日、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜に親ロシア派勢力が関与したとする見方を否定し、ウクライナ軍の戦闘機がマレーシア機の近くを飛行していたと反論した。

国防省はまた、ロシアが親ロシア派勢力に地対空ミサイル「SA11」を供与したとの見方を否定し、いかなる武器も供与していないと表明した。

ロシア空軍のマクシェフ中将は記者会見で「Su25(戦闘機)とみられるウクライナ空軍機がマレーシア航空機の方向に向かっていくのを、ロシアの航空管制システムが検知した。Su25とマレーシア機の距離は3キロから5キロだった」と語った。

さらにカルトポロフ中将は、米国側が自らの主張の証拠となり得るような画像を提示すべきとした上で、「(国際社会では)誰もそのような画像を目にしていない」と述べた。

こうしたロシア側の反論に対し、ウクライナ治安当局筋は、ロイターとのインタビューで、ロシアのブク地対空ミサイル(SA11)の受け渡しについて親ロシア派武装勢力が交渉を行っていたことを示す情報を、ウクライナ治安当局としてこれまでに公開していると再反論した。


========


米国の主張根拠となる証拠を提示してみよ、と迫ったのはロシアですな。
こういう時、大抵の場合、根拠を提示していない側の方がウソを言っていることが多いでしょう。


見られると困るから、です。
あれですが、「天安」沈没事件の時のように、また「これが決定的証拠だ!」ということで胡散臭い魚雷にハングルで「1番」と書いたような、捏造品を提出してくるかもしれませんな(笑)。



10年5月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/867fb1d56caca024a09c36ce7f37f4db

10年7月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/551f2f9456a46f1cdefad38ef182b49e

これは、まあいい。



情報戦というのは、判断が難しい部分がある。

けれど、ロシアの主張する「Su-25が近距離に存在していたこと」「Su-25の短射程空対空ミサイルで撃墜可能性を有する」(ウクライナ軍機には、実行可能なチャンスがあった、実行の容易さも親露派勢力のブーク攻撃説と比べものにならない)、というのは、説得的だ。


欧米の言う、ロシア武器供与説というのも、かなり疑わしい。
もっと簡便な武器の方が有効だからだ。


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続・マレーシア機撃墜事件の謎

2014年07月20日 00時29分59秒 | 外交問題
ミサイルシステムSA-11をロシアが提供した、といった説が出てきているが、当初はそうではなかったはずだ。


>>http://mainichi.jp/shimen/news/20140719ddm003030173000c.html?inb=ra

なぜ悲劇が起きたのか。撃墜について、ウクライナ政府は、「親ロシア派武装集団がウクライナ政府軍機と誤認して撃墜した」と主張、「ウクライナ軍による撃墜だ」と訴える親露派側と真っ向から対立している。

 「親露派犯行説」の背景はこうだ。親露派は6、7月にウクライナ軍の輸送機や攻撃機などを次々と撃墜した「戦果」がある。最近は政府軍の攻勢で拠点だったドネツク州北部スラビャンスクから撤退を迫られており、勢力挽回のため航空機への攻撃を強化していたためとみられる。東部国境では最近、ウクライナ側からロシア領内への砲撃が相次ぎ、ロシアが反発していたが、劣勢の親露派がロシア軍の介入を誘導するために故意に行っているとの観測も出ていた。

 ウクライナ保安庁はマレーシア機墜落後、親露派メンバーとロシア軍情報機関員の間で交わされたとされる通信の傍受内容を公開した。当初は飛行機の撃墜を伝え、現場確認後に民間機であることを報告しており、「誤射」だったことをうかがわせる内容だ。

 ウクライナのメディアによると、現場付近を実効支配する親露派組織「ドネツク人民共和国」のストレルコフ司令官は17日、ロシアの交流サイトに「たった今、(輸送機)アントノフ26を撃墜した」と書き込み、その後削除していた。マレーシア機をウクライナ軍の輸送機と誤認した可能性を示唆する行動だ。

 親露派は、撃墜に使われた可能性が高い地対空ミサイルシステム「ブク」を保有していないと主張し、関与を否定したが、ウクライナのメディアは先月末、「親露派が政府軍のブクを捕獲した」と報じていた。AP通信も記者が親露派支配地域でブクを目撃したと報じている。

 インタファクス通信によると、ウクライナのアバコフ内相は18日、ブクの車両がウクライナ東部からロシア領へ向けて移動されたことを明らかにし、「犯罪者たちは証拠隠滅を図ろうとした」と批判した。

 ウクライナ政府軍がマレーシア機を誤って撃墜した、との説もある。ロシア国防省は18日、ウクライナ軍のブク部隊がレーダーを17日に稼働させていたことを確認していたと発表。インタファクス通信は政府軍が15日にドネツク州でブク大隊の基地を移動させたと伝えた。「(撃墜は)ウクライナ政府側の挑発行為だ」との親露派の主張を補強する情報だ。インタファクス通信は、「プーチン露大統領が搭乗した大統領機を狙った可能性がある」とのロシア航空当局筋の説を伝えた。


=========


ブク(SA11ブーク)をウクライナ軍から奪って入手した、という説が唱えられていたわけだ。
ロシアが提供した、といったことではなかった。


親ロシア派はそもそも「持ってない」と言っており、能力的にも無理があるだろう。


逃げる映像が公開された、というのもウソくさい話ではある。

>http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000031004.html


トレーラーが1両しかなかったはずで、ミサイル発射の車両のみあっても運用はできないはず。探知ができないので。


こうした映像は、映画撮影と何ら違いがないので、通信記録とか映像というのはヤラセがいくらでも可能。情報源の信頼性に依存するだけである。誰がその情報を入手し公開しているか、ということだ。



仮にロシアが兵器や軍事支援などを行っているとして、単発で成果を挙げる高価なミサイルシステムを選ぶだろうか?
それならば、もっと汎用性の高い地上兵器を選ぶのでは。高度な訓練を要求される防空システムよりも、簡単に使える兵器を供給する方が圧倒的に有効なのでは。



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マレーシア機撃墜事件の謎

2014年07月19日 15時54分13秒 | 外交問題
イスラエルのガザ侵攻という新たな虐殺が行われた。事実上の犯罪であろう。これと同じタイミングで、民間航空機撃墜という衝撃の事件が世界を震撼させた。


イスラエルの犯罪を目立たなくする為か?
それとも、ロシアへの罠か?


謎は深まるばかりだ。
被害に遭ったマレーシア航空は、MH370便の悲劇に続き、再び陰謀世界の犠牲者とされてしまった。こんな悪逆非道を繰り返すのは一体誰なのか?


この事件は、以前の韓国哨戒艦沈没事件の時と同じで不可解な点が多い。簡単には払拭することのできない疑問点が残っているということだ。

内戦状態同然のウクライナでは政府軍側と親ロシア派武装勢力とが戦闘を行っており、今回の撃墜事件の実行犯が親ロシア派と喧伝されている。アメリカもこれを支持しており、かつての「北朝鮮潜水艦がやった、明白な証拠も掴んでいる」と高らかに宣言した時と似ている。今回も「親ロシア勢力のミサイルで撃墜された証拠を掴んでいる」と宣言しているようだ。


>http://www.yomiuri.co.jp/world/20140719-OYT1T50071.html



だが、本当に親ロシアの反政府武装勢力と呼ばれる非正規ゲリラたちが実行したのだろうか?
当方にとっては、疑問である。


親ロシア派がやった、とされる証拠というのは、大体次のようなものが挙げられているようである。

1)武装勢力が地対空ミサイル(ブーク)を手に入れていたらしい
2)14日にもウクライナ軍の輸送機An26を撃墜したことを誇っていた

こうしたことから、親ロシア派勢力は「実行可能であった」と看做されているだけである。事実かどうかは不明だ。


当方が感じた疑問点について、書いてみたい。
順序が前後するが、まず、分かり易い部分から。

2)の輸送機撃墜の実績とこれをネットで自慢していたらしい、という話であるが、これとマレーシア航空の旅客機とでは全然別の話であるとしか思われない。

まず、ジェット機とプロペラ機という違いがある。ジェット旅客機は高高度を飛ぶが、プロペラ機はそんなに高高度を飛べないから低高度を飛行する。移動速度も倍は違う。

なので、ゲリラ勢力程度の持つ携行式対空ミサイルであっても、輸送機程度を目視で確認後撃墜することなど全然難しくはないであろう。時速300kmで低高度を飛ぶプロペラ機と約900kmで1万m上空を飛ぶジェット機では、全然違うという話である。撃墜の容易さを比較すれば、ゲリラ程度でも実行可能なのは輸送機だ。


では、親ロシア派が入手していたとされる「ブーク」(SA-11)という高度1万m以上でも迎撃可能なミサイルについて考えてみよう。

米国防総省も、このミサイルで撃墜と発表したとされた。


>http://sankei.jp.msn.com/world/news/140719/erp14071907560007-n1.htm


2014.7.19 07:56


 米国防総省のカービー報道官は18日の記者会見で、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜について、ロシアが生産するブク地対空ミサイル(SA11)が使用されたことを示す「非常に強力な証拠」があると述べた。

 さらにミサイルはウクライナ東部の親ロシア派支配地域から発射されたとの見方を重ねて表明した。ただ、米政府がどんな証拠を得ているのかについては言及を避け、誰が発射したのかについても現時点では「分からない」とした。

 一方で、今回の撃墜にウクライナ東部の親ロ派に対するロシアの支援が関係していることは明らかだと指摘。親ロ派への武器供与や資金提供に加え、ロシア軍の戦闘機がウクライナ上空を自由に飛行できる状況も続いていると述べ、ロシアの対応を批判した。(共同)


========


最初に疑問に思うのは、ゲリラたちがこれを仮に入手できたとして、実際に使えるのか?ということである。
大抵の機械がそうなのだが、見慣れない機械や装置はマニュアルなんかがないと難しいことが多い。特に専門的な用途の機械はそう。スイッチ類の操作が全く分からない。ある程度の知識がないと、使いこなすのは難しいはずだ。たとえ対空ミサイルの操作要員として訓練を受けている人間であってでも、製品の違いやロシア製と米国製みたいな違いがあるだけで、操作困難なのではないかな。対空ミサイルをそう簡単に発射できるようになれるとは思えない、ということだ。


まだある。
このミサイルシステムは迎撃範囲が広い為に、ミサイル車だけでは運用できない。連隊防空レベルのミサイルらしいので、指揮車やレーダー車などとの一体運用でないとミサイル自体が機能しないだろう。その為に、軍人たちが専門の訓練を受けているのであろうが、それらシステムをゲリラたちが短期間のうちに習得して実際に運用できるようになったと?


あまりに複雑な機器類とシステム全体の運用を、そう易々とできるようになるものなのだろうか?
「オレんちには、パワーショベルがあるんだからな!」と子供の喧嘩で5歳児が威張ってみても、実際にそれを動かせるわけもなく、子供の喧嘩に役立つはずもない。それと同じようなものでは。ゲリラ勢力が入手できたとしても、実際に使うのは困難ではないかということだ。あまりに特殊な兵器だから、だ。


ミサイルで撃墜する為には、非常に大雑把に言うと、標的の捜索・ロックオン・誘導、といったことができてはじめて命中する、ということになるだろう。携行式の場合だと、捜索とロックオンと誘導(赤外線追尾は自動かも、だ)が自分の肉体(目や耳)で行うので操作が簡便であり、誰でも直ぐに使えるということだ。しかし、高度な装置類になると普通は使えない。今回のブーク説であれば、レーダーでの捜索と標的選定の過程を正確にできなければならないのだから、極めて困難だ。


次に進もう。とりあえず、国防総省の言うように、親ロシア勢力がこれを実行できたものとしよう。ミサイルシステム全体の操作方法をどうやってか学んで、実行できる能力を身に付けた、と。
では、このブーク自体はどこから来たのか?
ウクライナ軍のもの、だったはずだ。

ならば、当然のことながら、敵味方識別信号はシステムに組み込まれているはずであろう。自軍の飛行機を攻撃しちゃったらマズいから。
ウクライナ軍の地対空ミサイルがウクライナ軍機を攻撃するのだろうか?

これが更なる謎なのだな。
敵味方識別信号を無視して攻撃できるように、システムを変えたとか?そんなことが非正規のゲリラたちにできたのかな?
恐らく敵味方識別信号が機能していたはずで(それなりの高度なシステムを備えているはずだろう)、民間機が識別できないということなどあり得ないのでは。国防総省が言うように、ブークで攻撃した、ということなら、民間機の標識目がけてワザと攻撃した、ということか?


それとも、レーダーシステム上のロックオンではなく、光学照準の手動誘導みたいな非常手段に切り替えて使ったとか?
ゲリラたちに、そういった高度な知識があったとは思えない。正規軍を脱退した元軍人がいたから、とでも言うのかな?


いずれにせよ、レーダーで旅客機を探知し、ロックオンして、命中させた、ということがなければ、ブークによる攻撃は実現できないことは確か。
敵味方識別信号を見て、わざわざ民間機を選び出して、これを攻撃した、と。ウクライナ軍機と間違って攻撃した、といった話でもない。少なくとも、ウクライナ軍機は見分けられる。元々自軍の信号なんだから。自軍の航空機や民間機をロックオンできたということか?


ウクライナ軍機を攻撃できる(数日前の輸送機撃墜も同様にブークだった)のなら、かなりの高度な知識なりミサイルシステム全体の運用を極めて細かく正確に知っているはずということになる。そうであれば、わざわざ国際社会から非難囂々となるであろうマレーシア航空の旅客機を狙うのは不自然過ぎる。
ウクライナ軍の仕業に見せかけたいのなら、僅か数日前にウクライナ軍機撃墜を大々的に自慢したりなどしないだろう。


つまりは、「親ロシア派武装勢力がブークで撃墜した」説というのは、かなり無理があるように思われる。技術的に困難な面が多いのと、ゲリラ勢の能力がそんなに高いものとは思われない、ということだ。メリットもないし。



では、一体誰がやったのだろうか?

当方の予想では、ウクライナ軍の軍用機だ。

マレーシア機墜落の同じ日、ウクライナ軍の公式発表で、「ロシア領から攻撃を受けSu-25が1機撃墜された」というものがあった。それも同じくウクライナ東部で、だ。ロシア領に近い側だから、当然そうなる。でも、そのSu-25はそこで何をしていたのだろうか?武装勢力の地上攻撃任務?

>http://www.afpbb.com/articles/-/3020867

【7月17日 AFP】ウクライナ政府は17日、同国の戦闘機がウクライナ領空内でロシア空軍機に撃墜されたと発表し、ロシア側を非難した。国境地域におけるウクライナとロシアの緊張は、さらに高まる様相を見せている。

 ウクライナの国家安全保障国防会議(National Security and Defence Council)はマイクロブログのツイッター(Twitter)で「ロシア連邦軍の空軍機がウクライナ空軍のスホイ25(Su-25)戦闘機に向けてロケット攻撃を行い、ウクライナ領空での任務を完遂した」と述べた。

 ウクライナ軍によると、撃墜された戦闘機のパイロットは脱出に成功しウクライナ軍に保護された。

 これに先だち、ウクライナ政府は14日にも、ウクライナ軍の輸送機が撃墜された件について、ロシア領内から発射されたミサイルによるものである「可能性が高い」と発表していた。(c)AFP


=======



マレーシア機は目視で確認なら、民間機であるけれども攻撃可能だ。数十km程度の短距離赤外線ホーミングミサイルで攻撃できてしまうからだ。Su-25だと速度と高度の面で若干苦しいが、ある程度上空で待ち伏せていたなら攻撃可能だし、短距離ミサイルの攻撃でも十分狙える。
この場合、協力者は2名(グループ)いれば実行可能だ。
パイロットとSu-25を撃墜した人、だ。


迎撃用の戦闘機パイロットの場合であると抱き込みが難しかったのかもしれないが、Su-25の乗り手であれば応じる人間がいるかもしれない(普通のパイロットであると無防備な民間機を撃墜することに深い罪悪感を感じるだろう)。
そして、実行犯と乗っていたSu-25を葬ってしまえば、マレーシア航空の旅客機を撃墜した証拠は隠滅できる。偶然パイロットは脱出して助かったらしいが。


親ロシア派が実行したことにした方が、メリットが多い人たちがいる。
ロシアへの制裁を強められる、ウクライナの立場を守り易くなる、親ロシア派の評判を落とし国際非難を高められる、イスラエルのガザ侵攻を誤魔化せる、といったことがあるからだ。


一方、親ロシア派が実行したとして、ウクライナの政権にどれくらいの打撃を与えられるかと言えば、全然、さっぱりだ。ウクライナ軍機と思って誤射した、という説もほぼとり難い。合衆国国防総省が宣言したように、攻撃兵器が「ブーク」であったのなら、尚更、である。
(これがもし、目視で攻撃するタイプの兵器であったなら、ゲリラが有頂天になって間違えて民間機を攻撃してしまったんだな、ということもあり得たかもしれない。しかし、モノが違い過ぎる。高射砲や肩撃ち式なんかとは全然別だ。)


国防総省は、韓国哨戒艦沈没事件の時にも「ロシア製か中国製の魚雷である明白な証拠を掴んだ」「だから北朝鮮潜水艦だ」と高らかに宣言しておったのではなかったか。その理屈が、「アメリカ製のコルトガバメントが使われた、だからアメリカ人が犯人だ」と宣言するのと同等の愚かさであるのに、真犯人はお前だ、と言ったわけだな。
今回もまた、「攻撃兵器はブークだ」「だから親ロシア派だ」というこじつけを行ったかのように見えてしまう。


戦場での殺人事件は、意図していると判別が困難だ。
本当に偶発的な事故だったのか?それとも、狙って撃ったのか?
本当に敵の銃弾に斃れたのか?
実は、味方の発射した弾丸だったのではなかったか?


戦死してしまえば、事実など分からない。戦場という混乱を隠れ蓑とされてしまうのである。今回の事件はそういうようなのと、違いがよく分からないのである。


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『思い出のマーニー』観たよ

2014年07月17日 14時49分10秒 | 俺のそれ
この間、家族が「試写会が当たった」ということで、御相伴に預かりました(笑)。

一緒について行って、話題作をいち早くゲット!となりました。
因みに、試写会に行ったのは生まれて初めてです。



で、感想なんですが、う~ん、ジブリさんにもジブリさんなりの事情というものがあるでしょうし、興行しないと食べていけないからね、的な感じでしたでしょうか。



予備知識一切なしだったもので、前半はちょっとキツい。
次第にマーニーという少女の存在が見えてきて、物語の終わりに向かうことになる。



「あなたは独りぼっちなんかじゃないわ、愛に包まれているのよ」


というようなことを実感する、と。


自分は世界一不幸な子なんだわ、というような、若年時代に起こりがちなことをアニメに具体的な物語として表現すると、こういう感じになるのかな。



そういえば、隣の席に座っていたオバ様2人連れ(時々パンをほおばっていたぞ)は、終わったあとで色々と言ってたな。


何を言っていたか、って?

それはナイショ(笑)。



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剥き出しの闘志

2014年07月01日 19時56分27秒 | いいことないかな
先日のブラジル対チリ戦は、本当に凄かった。

南米チーム相手の守備というのは、ああいうふうに守るのか、と。


チリ選手の、縦横無尽に走り続ける姿は、本当に勝利への執念を感じさせるものだった。
ネイマールを止める、という為に何人もで取り囲む。


守るという姿勢は、チリの攻撃を受けるブラジルでさえ、動きを制限する為にエリア内に何人もで守っていた。

まるで小学生のサッカーの試合のようにも見えるくらいに、エリア内の混戦具合が凄かった。ボールへのアタックが何人もで取り囲んで、兎に角がむしゃらに奪い取るのだ。何より、自由には「動かせない」、その為に体を張り、2本足の相手選手に対して4本か6本で対抗するのだ。


それくらいの守備でないと、ドリブルさせたら止まらない、ということになってしまうのかもしれない。日本選手の厳しさの不足は、そういう面でも違いがある。1人か2人が止めに行くのと見て、安心してしまう、任せてしまう、というようなことだ。そうではないのだ。


痺れるような試合で、激闘を制したのはPK戦勝利のブラジルだった。
だが、チリの守備はブラジルに1点しか与えなかったのだ。



ドイツとアルジェリアの試合も、延長でドイツが底力を見せて勝利したが、圧倒的劣勢の中でもアルジェリア選手たちの勝利への執念は凄かった。守るし、走る。闘志が伝わってくる。一歩も退かない精神力は、ドイツに決して負けていなかった。
延長戦に入るまで、安定した成績を誇り攻撃力も破壊力もあるドイツに点を与えなかったのは、驚嘆に値する。

しかも、先に失点してしまい、決定的とも見える2点目が入ってしまった。
日本の選手たちは、どうだったろう?

ほぼ絶望的な顔つきで、戦意喪失とも見えるような、気のないゲームを見せていた。
コートジボワール戦でもそう、コロンビア戦でもそうだった。

2点目は、日本のチームの心を折るのには、十分すぎるダメージだったのだろう。
だが、アルジェリアは違った。


普通なら、諦めても不思議ではないはずなのに、もうダメだと心が折れてしまいそうなのに、最後の最後まで勝利への執念を見せた。1分も残ってないような状況で、1点を返してしまった。



信じられなかった。
あのドイツ相手に、諦めずに得点を奪い返したのだから。
ドイツ選手たちは、もう勝利へと逃げ込むことを確信していたので、若干の気の緩みがあったやもしれぬ。そうではあっても、本当に1点を奪ったのだから、凄い。信じ難い光景だった。


日本の試合と違っていたものは、ああいう積極的な闘志が感じられたかどうか、だ。
見る者に、不安や迷いや絶望が伝わるようでは、対戦相手に脅威を感じさせることなどできない。



対戦している選手同士であれば、ヒシヒシと相手選手の気迫が感じ取れることだろう。
日本は、気押されてしまったのだな、きっと。


決勝トーナメントに残ってきたようなチームは、どこも勝ちへの執念が感じ取れた。
だから、好ゲームの接戦が多いのかもしれない。



全力でプレーする、力を出し切る、というのは、言葉で言ってしまえば、それだけなのだが、本当に難しいことことだろうな。だが、強豪国に立ち向かうには、ああいう姿勢でなければ届かないのだ。

あんなに頑張っても、ギリギリ手が届かないのだ。



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