外務省が交渉していた、ジャカルタでの小泉さんとの首脳会談は実現の見通しとなったようである(そのようにテレビで報道されていた)。閣僚が靖国神社の例大祭に出席をしない、ということを条件に開催されるということのようです。昨年から何度も取り上げられていた、靖国問題が口実とされているようです。先日の外相会談では、潜水艦の領海侵犯事件の時と同じように、中国側にサクッとあしらわれてしまった。スマート町村さんは、老獪な中国外交戦術に飲み込まれてしまった感がある。ちょっと荷が重かったか。形を残そうと唯一頑張ったのが、テレビ撮影があるうちに、中国側にデモの暴力行為は許されず謝罪要求を伝えたことであったが、これも「日本国民に謝罪が必要なことは何もしていない、デモの原因は日本にある」という逆切れ状態の答えが返ってきただけであった。
ただ、中国指導部においても、暴徒化するデモについて「ただならぬ危機感」を抱き初めていることは確実で、日中関係改善への見えないくらいに「細い道」を探すことになるでしょう。
日本としても、先日の外相会談では成果を挙げることが出来なかったので、ジャカルタでは何かの前進を求めることになるでしょう。今は個別の事柄に拘るよりも、双方の心理的改善が目的となるでしょう。その為には、ガッチリ握手とか共同宣言とか、何かアクションが欲しいところですね。役者ぶりもある程度必要になるかもしれません。小泉さんが果たしてどのくらいの演技能力を発揮できるか、注目してみます。
これで一気に収束には向かうとも思えませんけれども。日本の常任理事国入りへは、どうあっても反対の姿勢をとりたいのは間違いなく、ガス田問題についても譲歩はしたくないだろうし、日本にツッコミどころがある限り、あの手この手で嫌味な態度をとり続けるでしょうね。それが、アジアにおける中国の地位や立場を築き上げることに繋がるのですから。目の上のタンコブである、日本を亡き者とすることが、中国の利益になるでしょうからね。
外交は難局続きです。
ただ、中国指導部においても、暴徒化するデモについて「ただならぬ危機感」を抱き初めていることは確実で、日中関係改善への見えないくらいに「細い道」を探すことになるでしょう。
日本としても、先日の外相会談では成果を挙げることが出来なかったので、ジャカルタでは何かの前進を求めることになるでしょう。今は個別の事柄に拘るよりも、双方の心理的改善が目的となるでしょう。その為には、ガッチリ握手とか共同宣言とか、何かアクションが欲しいところですね。役者ぶりもある程度必要になるかもしれません。小泉さんが果たしてどのくらいの演技能力を発揮できるか、注目してみます。
これで一気に収束には向かうとも思えませんけれども。日本の常任理事国入りへは、どうあっても反対の姿勢をとりたいのは間違いなく、ガス田問題についても譲歩はしたくないだろうし、日本にツッコミどころがある限り、あの手この手で嫌味な態度をとり続けるでしょうね。それが、アジアにおける中国の地位や立場を築き上げることに繋がるのですから。目の上のタンコブである、日本を亡き者とすることが、中国の利益になるでしょうからね。
外交は難局続きです。
両国の首脳会談、どのような結果を見出せるのか、楽しみと言ってはいけないのでしょうが狸とキツネ、互いの手腕の見せ所でしょうか。互いにやってはマズいコトも度々やってることだし、どのような落とし処になるのでしょうか。時間の無駄になるような泥仕合ならないコトだけは願いたいデス。アタシも、カタチだけでもガッチリと握手して欲しいものです。
ところで、「日本を亡き者とすることが、中国の利益になる」と言う部分は少し言いすぎではないでしょうか。互いに良き隣人としてのスタンスを保つことが中国の利益にもなり、日本の、そして世界の利益になるのではないでしょうか。偉そうなコト言ってスイマセン。
日中首脳会談は、明日に持ち越し・・・。
中国が折れるかどうか、明日に期待です。
中国にとって日本はやはりいろいろな意味で必要な存在だと思います。市場や援助で経済的を支えながら、外交的に緊張感が維持した現状が都合のよい状態だと認識しているのではないかと思います。
小泉首相は、素直に謝っちゃいましたが、これですかさず靖国にいったら、かえって反感を買うのではないでしょうか。
謝罪が新たな火種にならなければよいのですが。