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日中首脳会談実現へ・3

2005年04月23日 23時31分32秒 | 外交問題
今夜小泉首相と胡錦濤主席の会談が行われました。小泉さんは冒頭から、固い握手と笑顔で対応し、日本側の基本姿勢を伝えました。これは悪くなかったと思います。最大限の努力を示したと言えるでしょう。反日デモに即触れなかったことも、プラスになったと思います。戦術としては、なかなかうまく考えていたのではないでしょうか。

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 日中首脳会談で首相、反日デモ再発防止求める


日本側は「友好」を全面に押し出し、協調が国際関係や両国にとって最も重要だ、ということを伝えることは成功したと思う。また、今日の中国国内でデモが行われなかったことも、日本側は評価をしたのだと思います。中国側が日程を遅らせた背景には、こうしたデモ封じ込めを日本に見せようとしたこともあったのかもしれません。


詳しくは分かりませんが、胡主席も「日中友好は両国にとって必要」という談話を発表したようで、一定の成果は得られたと思われます。日本側の外交戦術は奏功したと言えるのではないでしょうか。大袈裟にへそを曲げられるより、はるかに良いでしょう。中国国内向けにどのような発表がなされるか分かりませんが、少なくとも日本の当初の目的は達せられたと思います。「関係改善」「協力関係」ということに道筋をつけたのは、有益な会談だったと思います。



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