いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

続・「サムスンを見習え」から何を学ぶか

2010年11月30日 18時45分06秒 | 経済関連
本当なのかどうなのか、調べてないから判らないんだけど。

はてなブックマーク - ちょっとアレなニュース サムスン十面楚歌wwww 韓国の国家予算数年分の損害賠償


掲示板ネタとかなのか、正確さは判らない。
本当に、そんなに多額の損害賠償食らったら、倒産しちゃうんじゃないの、とか心配になるよね。
或いは、「2ちゃん的排外主義傾向」の顕れ、とかなのかな?


なんか、よく判らないんだけれども、拙ブログでは以前から「見習え」なんて言ってなかったよ(笑)。

「サムスンを見習え」から何を学ぶか


あんまり流れに乗りすぎて、特定勢力との関係が深みにはまれば、そのことが不吉な結果を招くのではないかな、と、ちょっと不安に思うわけですよ。
言ってみれば、「トヨタの教訓」、みたいなものかもね。


良い部分はあると思うし、見習うべき点も多々あるとは思うが、全部が全部真似したりしなくてもいいんじゃないかな。もしも真似だと、いつまで経っても追いつけないと思うから。
もっと自分はどうなのかな、と己を見つめる方がいいんじゃないかと思うけど。

後日談を聞きたいですよね>サムスンを礼讃してた方々


ああ、それと、楽天は全部英語化にしたんですか?
球団は未だに残ってるみたいだけど。
監督は、ブラウンさんから星野さんって、全く逆行してるみたいなんですけど(笑)。

日本にいるな、海外に出て行けばいい、というのには、まだ答えを出してないみたいですな。




テロと紙一重

2010年11月30日 13時28分54秒 | 社会全般
立場が異なれば、色んな見方があるものなのだね。

米下院議員、WikiLeaksのテロ組織認定を提言 - CNET Japan


そんなこと言うのであれば、アメリカの公的機関そのものが、海外から見れば「テロ組織」と同等なんじゃないの?(笑)
ああ、アメリカのやるのは「きれいなテロ」で、他のは「汚いテロ」か。


大笑いだ。
海外で非合法な活動をいくらやっても、アメリカがやるなら全て許される、と。
それは、CIAの活動だから、とか、そういう理由で片付けられると。
外国で、米国の政府機関職員が犯罪行為をやろうと、人殺しをしようと、情報を操作したり盗んだりしようと、全ては正当化される、ということだ。

「アメリカの国家安全保障の為には許される」

そういうことなんだね。


アフガン人から見れば、テロ支援国家とは、かつてのソ連であり、今の米国ではないのか?(笑)

政府転覆工作とか、そういうのはテロそのものなんじゃないですかね?
多数の国々で、様々なテロ活動を行ってきたんじゃないですか?
それは、アメリカ自身がやったことなのではありませんか?


恐るべき傲慢。
全て自己正当化。

アメリカの人殺しは、正義の人殺し。
だから、全部正しい。

そういう認識と違いが判らんな。



WikiLeaksの戦い

2010年11月29日 19時31分35秒 | 社会全般
敵対勢力はあちこちにいるようで。

ウィキリークスに大規模サイバー攻撃 国際ニュース : AFPBB News


世界の陰謀(笑)と戦うのは容易ではない、ということでしょうか。

それにしても、公電25万通公開とは、恐れ入る。
んま、sengokuビデオの公開なんてのは、ハナクソくらいなものでしかないわな。
日本でのあれこれというのは、所詮はちゃちな小細工みたいなものなのかもね。


なにはともあれ、

 頑張れ、WikiLeaks!


キャッチコピーは、

『世界を晒せ!』

とか。

変か。そうだね、何言ってるかわからんもん。
誰かもっといいのを考えてくれるでしょう。



延坪島砲撃事件と在沖海兵隊移転問題

2010年11月28日 16時54分34秒 | 外交問題
北朝鮮の暴発などという解説がついているようですが、実際のところはどうなのかは半信半疑というのが私個人の見解です。
憶測や騒動をもたらした延坪島砲撃事件ではありましたが、あんなに早く報道陣を島に招き入れていたことを疑問に思わないわけがありません。今日になって、島民の非難命令なんかが出されたといった報道が出ていますが、それなら、あの砲撃の後に島を完全封鎖するとか、残ってる島民を避難させるといったことをまず急いでやるべきなのが筋であるはずで、わざわざ島外の人間を大挙して入れることに不思議を感じるわけです。
被害状況の確認が必要だ、というのであれば、軍関係者とごく一部の従軍記者のような人が少数いればいいはずで、あんなに民間人を島に運ぶのは考えにくいではありませんか。危険が除去された、過ぎ去った、ということなら分かりますが、そうじゃなければ、立入の制限だって普通なのでは。

これはまあ、いいでしょう。

拙ブログの記事が意外に痛いところをついていたのではないかと思いますが、どうなのでしょうか?(笑)

「Stuxnet」と北朝鮮

北朝鮮の砲撃事件と合同軍事演習

ラーメンのおかわり、みたいなのって知ってます?
「かえ玉」とか言いますよね。ラーメンの麺を追加する、というわけです。事後的に「聞こえてきた」砲声というのは、それに類するものなんじゃないのかな、と。
ドッカンドッカン砲撃を受けて着弾している中に飛び込んでいって、阿鼻叫喚の地獄絵図のようになっているなら、ああ、そうなんだな、とは思いますけれども、半ドンのごとく「ドーン」という音がいくら遠くで響いていても、それは、砲撃であるとは分かりませんものね。現実に、着弾している映像がなかったわけで。

疑いを抱かれたので、追加的に「脅しの空砲」が演出されたのと見分けがつけられますかね?上の記事中に述べたように、密約的なものがあったのなら、「空砲の音だけだった」「着弾がなかった」というのは、むしろ整合的なのでは。そして、ここに来て避難命令というのも、まさに「かえ玉」的に追加されたものなのでは?


本当のことは判りませんから、とりあえずおいておきます。

今日は沖縄知事選の投票日だそうです。
普天間基地問題は大きく日本を揺さぶりました。民主党政権も混迷を深めてしまいました。大問題なのですよ。

そこで、1年ほど前に遡ることにしましょう。

沖縄の海兵隊は韓国に置けばよい


今回の砲撃事件といい、哨戒艦沈没事件といい、どちらも「韓国は危ない」「北朝鮮は脅威だ」ということで一致しているのですよね?(笑)

だったら、在沖海兵隊は早速韓国に移転するのがいいじゃありませんか。韓国を守れるわけですよ。米韓関係はかつてないほど密接となっている、ということですし、それの何が悪いのですか?
イ・ミョンバク大統領が「韓国に海兵隊基地を誘致しよう」と言えば済むだけではないですか。これほどまでに協力的な李政権が、どうしてその申し出をしないのかが、本当に不思議でしょうがありません。ガラパゴスの日本になんかいるよりも、韓国に行けばいいじゃありませんか。それの何が問題だと?


なので、普天間基地は撤去して、在韓米軍に在沖海兵隊を入れたらいいですよ。
在沖海兵隊は全部移転して、朝鮮半島有事に備えるべきです。


反対する理由はないでしょう?(笑)


ああ、忘れてた。

尹徳敏教授によれば、在沖海兵隊はいの一番に投入されるらしいけど、今回の延坪島には海兵隊は展開したんですか?
韓国軍の海兵隊だけでは。

上記韓国に置けと書いた記事の一部を再掲しておきましょう。

次に、「沖縄の海兵隊が最初に投入されることになっている」ということがあるとして、それはいつの時点で投入されると思うか?仮に北朝鮮が全戦力を投入して、雌雄を決する大決戦を挑んできたとすると、ミサイルやロケット弾の攻撃、火砲による攻撃、そういったものが継続的に行われるということになるでしょうから、砲弾が雨あられと降り注ぐ中に、海兵隊が展開してどうするというのか?

韓国が急襲された場合に、海兵隊が応援に駆けつけるとしても、まず空軍や海軍による支援攻撃がかなりの成果を上げた後じゃないと、投入は無理では。大体、兵員2万人からの投入をやるというような場合、準備も含めて数日かかるのは当たり前だろうね。もっと小規模な大隊とか旅団とかの投入だとしても、南部側から船などで装備、車両、物品など大量の輸送が行われる必要があるので、部隊の展開までには数日を要するでしょう。



今回の砲撃というのも、ロケット弾を含むといった報道があったので、こうした通常火砲とかロケット弾攻撃なのであれば、米国海兵隊が地上に展開してみたって、効果的とは思われないわけだが。被害が増えるだけでは。

韓国の軍事専門家とかいう肩書きの人って、当てになるのかな?(笑)



続・SDカードは廃棄した~by CNN

2010年11月26日 20時59分12秒 | 社会全般
現時点で、読売新聞以外の報道というのは、グーグルさんのニュースを見る限り、スポニチの新聞記事とTBS系のニュース一本だけみたいですね。ヘンですねえ?
どうしてなのか知りたいよね。
CNNが発表した声明とやらが、何故か報道には上がってこない、と。これまでの感じで言えば、同じ内容の後追い記事が続々出されるというのにね。


ところで、sengoku38という航海士は、どういう人間だと思うか?
少なくとも、不可解な行動が多いな、ということはあるだろうね。
一言で言えば、「ちゃらんぽらん」。
これまでの報道からすると、そういう印象だ。


前にも指摘したけれど、匿名で投稿しておきながら、何故か読売テレビには自ら接触(笑)だそうで。自分から、「オレだよ、オレ」みたいに名乗りを上げた、と。その上、CNNに送ってダメだったからといって、日本の報道機関には送らず。何故か「読売テレビ」にさえも、持ち込もうとはしなかった。
それなのに、「オレがsengoku38だ」と名乗り出るのだけは、「読売テレビ」に直で自らが連絡した、と?(笑)
で、秘密を打ち明けるほどの間柄となった山川記者にさえ、CNNに送ったが無視されたという事実を告げていなかったわけでしょう?
動機を語る時、まず、何を説明するかということなんですよ。他のどうでもいい説明を付けていたはずなのに、どうしてCNNに郵送したことだけは言わなかったのかな?犯人として表に出る前でさえ、山川記者に一言も言わなかったわけですから、これもかなりの謎なのですね。

おまけに、CNNの方でも一枚噛んだことになってしまってますからね。この事実は動かし難いですよ。それは「送られてきました」と認めた、ということですから。
「届いたかどうか誰も知らん」とか、「そんなもんあったか?見たことない」とか、そういう答えではなかった、ということなんですよ。「届いてたけど、見ないで棄てた」という出来事をCNN側が認めているわけですよ。この事実は大きいですよ。


sengoku38が動機についてひた隠しにしたい何かがある、ということなら、それはそれで別にいいんですがね。変わり者の人間がいて、絶対に口を割らない、言いたくない、という人間だっているんじゃないかと思えますからね。けど、そういう人間であれば、ほぼ完全黙秘を貫く、というタイプなんじゃないですかね。すなわち、自ら読売テレビに電話して名乗り出たりすることなどないんじゃないか、ってことですよ。どちらにしても、矛盾があるよね、ということですわ。

それから、「ちゃらんぽらん」なタイプだから、色々と矛盾があったりするんだよ、ということだとして、行動が不統一とか不合理という人もいたりするのかもしれない。まあ、行き当たりばったり、みたいな、訳の分からん人たちは見ないわけじゃない。国会議員さんたちの中にも、それに類する地球外生命体な方(笑)もいるから。
だとすると、あの山川記者が紹介していた「手書きメモ」というのが、疑問に思うわけだ。

ちゃらんぽらんな人であると、事前に周到に考えたりはしないんじゃないか、と。そういう人はあまりいないでしょう?
割とバカ、とか、訳の分からんちゃらんぽらん星人、とか、そういう人が、「憲法15条」とか書き始めると思いますか?
せいぜい刑法を一つくらいとか書いているなら、まだ分かる。だが、書き出しが憲法と来てるんだぜ?そういうことを書く人間というのは、むしろ慎重な、用意周到な、ある程度頭の回る人間なんじゃないですかね?だからこそ、刑法125条、とか193条とか、いくつもピックアップされていたわけでしょう?
それに、ユーチューブにアップする前に、練習した、って言ってましたよね?
出たとこ勝負、という人間ならば、練習なんかしないんだよ。それは、用意周到派な人間のやることだ。

やり方が無計画で、ちゃらんぽらんで、という人なら、整合性のない行動があっても不思議ではないかもしれないが、そういう単純な話とは思われないわけで。
バカや無計画な人間というわけでないのなら、CNNに送ったことと、読売テレビに名乗り出たことの間に、疑問が残る。公開してから名乗り出て自分の名前や面が割れるのであれば、公開前に名前と面を出して映像データを渡せるはずだ、ということだよ。


んー、まるで多重人格者みたいですよね?(笑)
性格分析とか、全く知らないんだけどさ。そういうイメージだよね?
どうしてそうなるかといえば、複数の人格が混ざってしまい、それが反映されているからなのではないのか?(笑)


因みに、これまで思っていたけど、書かないでおいたことがあるので、誘惑に負けて書いておきますわ。
5管の建物から出て行く時、取材陣の前に登場しましたよね?

任意同行の際にピシッとしてない、ということを指摘しておいたら、あの時には改善されていたじゃありませんか(笑)。
やけにギクシャクして、ぎこちない動きだったよね。掌は、確か指の間がピッタリとついていた。指先はピンと伸ばして、まるでロボットみたいだった。不自然さがありありと分かる感じだった。
まあ、本人が緊張してそうなってしまったのかもしれないが、違和感ありまくりだった。ダンスなんかも同じではないかと思うが。レッスンを受けたことのある人が、サッと踊ると身のこなしとかが素人衆とは違う、みたいな。けど、センスのない練習したこともない素人が「じゃあ、踊ってみせて」と言われて踊った時の、異様な不自然さが分かるでしょう?(笑)

少なくとも、こっちが書いたことを知っており、その対策として誰かがアドバイスした、ということなんじゃないのかな、とは思いましたよ。そうじゃなけりゃ、出口に向かって歩くだけの短い距離の時に、あんな手の形を作るわけないじゃん。バカだな。警官や自衛官が街中で歩いている時に、ああいう手の形をして歩いているわけがないだろ(笑)。
意識し過ぎているということこそが、最大の不自然さなのだよ。板についていない、ってことの裏返しなのさ。



北朝鮮の砲撃事件と合同軍事演習

2010年11月26日 13時03分02秒 | 外交問題
遂に、黄海で米韓合同演習が行われることになったようだ。

今回の空母ジョージ・ワシントン投入は、
北朝鮮が砲撃
→米韓大統領の会談、協議
→空母派遣決定
といった経緯を辿ったかのような印象を受けた人がいたかもしれないが、そうではないだろう。

元々、夏場の演習予定が変更されたこと、その後に黄海に空母投入の大規模演習が構想されていたが延期となっていたこと、というのがあった。恐らく、状況分析を必要としていたのだろう、と。

・尖閣問題に端を発する日中関係のその後
・G20、APECなど国際会議の観察と成果
・米国の中間選挙の行方
などを見極めて、それから取りかかろう、ということだったのではないかなと。


参加する艦艇数もそれなりに多いし、大規模演習であれば、ある程度前から予定していないと準備が難しいはずでしょう。特に船は移動速度が限られているので、周辺海域に存在してなければ、たとえ空母を投入したいと考えても移動が間に合わないということがあるわけですから。

なので、米軍の発表通りに「事前予定の演習」ということでしょう。
ただ、”たまたま偶然”に、空母投入の演習直前になって、北朝鮮の砲撃が行われたということです。


それから、砲撃の後に延坪島に戻るのが割と早かったと思うわけですが、どうして北朝鮮が再び同じような攻撃をしてくることはない、ということが分かったのかな、と思いませんか?
「熟慮された一度きりの行動」(by PJ)という発表から見ても、ほぼ「次はない」という確証のようなものを掴んでいる、と思われるわけです。そうじゃなけりゃ、こんなに早く島に戻るとか報道陣を入れるといったことは行わないのではないか、としか思えないのです。
通常火砲などの攻撃であれば、事前に察知するのが難しい場合は少なくないのでは。偵察衛星があっても、防げるとは限らないでしょう。それでも島に行く、或いは戻るというのは、かなりの勇気が必要なのでは。


仮に、隣の家からいきなり銃撃され、自分の家から遠くに逃げ出したとしますか。隣の家の中では、犯人が未だに銃を構えて狙っているかもしれません。
隣の家を十重二十重に警官隊やSWATチームが取り囲んで、銃撃しようとすればすかさず隣家の犯人めがけて一斉射撃できる体制にでもなっているなら別かもしれませんが、犯人は家の中にいることが確実で銃も持っていることが明らかなのに、ノコノコと自分の家に戻ったりするもんですかね?

それができるのは、「今は撃ってこない」ということが判っている時とか、銃撃を必ず阻止できるというような時くらいでは。

延坪島の置かれている状況というのは、砲撃前と変わっていないだろう。
それでも危険を顧みず、島に行く人たちがこれほど多いことに驚くわけである。



それにしても、何てタイミング良く北朝鮮の砲撃が行われたか、と思う。
海軍が知っていたかどうかは別だろうけれどもね(笑)。
もっと高度な判断、ということかもしれないし。



SDカードは廃棄した~by CNN

2010年11月26日 00時10分59秒 | 社会全般
新たな証拠の提供ですか(笑)。
前の記事で、痛かったからですか?

よく覚えておくとよいでしょう。

まず、CNNの発表したという声明ですが、他のテレビとかが全く報じないのはどうしてなのかな?
その声明文というのが、どういうわけか読売新聞だけが掴んだ独占スクープか何かですか?
それに、CNNの記事にも出てないのな。

へ~、そうですか。
まあ、いいでしょう。


CNN、SDカード郵送認める…「廃棄した」 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

(以下に引用)

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、神戸海上保安部の海上保安官(43)が、映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿する前に、映像を記録した外部記憶媒体のSDカードを米CNNの東京支局(東京都港区)に郵送したとされる問題で、CNN広報担当は25日、SDカードが同支局に郵送されていたことを認めた上で、「警備上の指針に従って廃棄した」とする声明を発表した。

 声明や広報担当の説明によると、SDカードが入った封筒には差出人名が書かれておらず、データの内容も明記されていなかった。このため、同社は安全性が明確でないと判断し、報道機関を対象としたテロなどを想定した警備上の指針に従い、データを読み込まずに廃棄したという。郵送の時期や封筒の形状は「答えられない」としている。


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この情報というのは、あくまで刑事事件での捜査なので、「答えられない」というのは無理だわな。取材源の秘匿とか、そういうのも無関係。だって、取材対象じゃないから。
なので、事件捜査であるとCNNは答えるのを拒否できないはず。

そこで、ウソの証言はマズいことになるよ?
廃棄した人間が誰か、郵便はどこの部署に送られたか、いつ着いたか、どんな封筒だったか、全て答えなけりゃならない。
それが、証言と完全一致してることになるわけで。違いがあるなんてことはないだろうね。


それにしても、声明発表は随分と遅かったんですね。
今朝の朝刊に間に合う時点でCNNは「送られてきた」という事実を知っていたわけでしょう?確認に手間取った、ということかもしれないが、だとして、何故声明発表が一部のマスコミだけに向けたのかな?とても報道機関とは思われないわけだが。


CNNの方で、SDカードが郵送されてくることなんて、滅多にないだろうから、きっと覚えていることだろう。その日はいつだったのか、警察に答えることになる。


ちょっと追加:

25日の読売新聞朝刊には、CNNの広報担当者が「この件に関しては一切、ノーコメント」と取材に返答したと書かれていた。
しかし、時間が経って、考えが大きく変わったということなのかな?
他の報道なんかでも取材には「ノーコメント」と一貫して答えていたものが、何故か夜の遅い時間になってからは、廃棄しましたよと答えた、と。ふーん。確認に時間がかかるのだね。テロ対策なんかのマニュアル通りに対応していた、ということであれば、「中身は見てないけど、決められた手順に従い、廃棄した」と答えたって、何ら問題などなさそうなのにね。

わけが分からんな。




これまでにも、何遍も言ったでしょう?
ウソをつき続けるのは難しいんだ、って(笑)。

ま、どこかで墓穴を掘ってくれる人が現れてくれる、ということなのかもね。


sengoku38はCNNに映像を郵送していた!(笑)

2010年11月25日 22時17分12秒 | 社会全般
またしても、乏しい脳みそで、笑える説明を考えたのかな?

まず、これまでの証言の中では、一度たりともこの事実を言っていなかった。普通は、あり得ないよね。いくら任意聴取だからといったって、この重大な事実を言わないことの理由やメリットというのが判らんもの。

新たな疑問を提供してくれましたね。
ドツボのヒントをサンキュ、って感じ。

それは「どうしてCNNだけだったのか?」ということです。

平凡過ぎる、って?(笑)
いや、そうなんですよ。


まず、刑事とかに「お前はどうして、やったんだ!」などと詰問された場合、何て答えるでしょうか?
普通は、「いや、●●に送ったけど放送してくれなかったから、自分でやるしかないと思って、やった」という風に、極めて簡潔に動機というものについて語れるわけですよ。
なのに、マスメディアに送ったという事実を隠していたなんて、ヘンだと思いませんか?辻褄の合わない説明を繰り返したり、曖昧な供述を繰り返していたのに、たった一つの事実―CNNに送ったということ―を言えない、というのは甚だ疑問なんですよ。もし真実であったとしたら、どちらかと言えば、真っ先に証言しても不思議じゃない話なんですから。
自分の犯罪意図のようなものを薄めたい、ということなら、むしろ「送ったけれど無視されたから止むに止まれずやったんだ」というような正当化の補強材料にさえできるのではありませんか?

なのに、この事実をずっと隠していたと?(笑)
それより、後付けで「ひねり出した屁理屈」ということなら、合点が行きますよね。


もう一つ、大きな疑問があるのですよ。それは、どうして、1社だけだったのか、ということです。
普通の人の場合であると、どうだと思いますか?
売れない漫画家さんや作家さんなんかでも、経験があるのではありませんか?
そう、「原稿持ち込み」みたいなのって、何社もトライしてみようとするのが多いのではないですか、ということです。

CNNでダメだったのなら、テレビ朝日で、とか、フジテレビで、とか、NHKで、とかTBSで、とか、いくつも考えるのではありませんか?しかも、複製は楽勝のデータなのですから、そう難しいものでもないでしょう。送り先を増やすことがそんなに無理で困難なことだったとは考えにくいわけですよ。

しかも、もっと大きな謎がここにあるわけです。
sengoku38は名乗り出た、ということでしたね?「読売テレビ」の山川記者に。
「さる筋」と言った山川記者の説明を誤魔化してまで、「本人からテレビ局に電話してきた」んだ、ということにしたわけですよね?
ならば、どうして映像データを読売テレビの山川記者に預けてみよう、と、先に考えなかったのかな?
CNNでダメでした、ということなら、じゃあ、犯行を名乗り出たみたいに、読売テレビの記者に託せば良かったのではありませんか?
身元を明かして映像データを渡す、というのと、公開後に騒ぎとなってから自ら犯人だと名乗り出るのでは、どうリスクなんかが異なると思いますか?
どちらも、sengoku38がデータを持っていた、ということが判ってしまうことにに変わりがないのではありませんか?

そうすると、犯行を名乗り出るほどの男が、どうして読売テレビに映像を出さなかったのか、ということの方が不思議なのですよ。

そんな不可解な行動を選択するのって、ヘンだと思いませんか?


自らの行為を悪いとは考えていない航海士が、何かの事実を隠そうとするのって、疑問なのですよね。むしろ正当化したいんじゃないのかな、と。だとすると、「送ったが無視されたので、自らが行動するしかなかった」とかいくらでも言いようがあるはずなんですよ。それを言わずに隠すというのは、かなりのカッコつけ男、とかですかね?(笑)
そんなカッコつけ男だったのなら、公開後に削除なんかするわけがない。


ま、ウソくさい証言だろうね、とは思う。



小沢の特別抗告は却下

2010年11月25日 21時36分43秒 | 法関係
ようやく最高裁の決定が出されたようです。

やけに遅かったですね。


ああ、東京第五検察審査会の事務局長以下、色々と情報を用意する準備期間が必要だった、とかですか?(笑)
それとも、検察が色々と捏造するのに忙しかったので、検察・法務との協議なんかに時間が取れなかった、とかですか?

おい、どうした最高裁~小沢の特別抗告は棚上げか?(笑)

何が、「巨悪を眠らせない」だ。
巨悪は、枕を高くして、いいだけ寝とるじゃないの。
なんたって、巨悪の体現者たる検察は、自身を正義であり力でありルールであるという、本物の怪物にさせているんだから。
その怪物を育てたのが最高裁なんだろ。
真の巨悪は、お前ら自身なんじゃないのか。



いいなあ、日本の最高裁ってのは。
出鱈目や捏造やウソなんかであっても、それが通じるシステムになっているからな。
それでいて、ヤツラときたら、何食わぬ顔で正義を騙るわけだ。
恥知らずどもにとっては何てことない、まるで平気なんだとよ(笑)。


裁判官が全権を握っているわけではないのかもしれないが、一員なのだろ?
最高裁長官とか、最高裁の事務総局とか、組織がどうなってるかは知らんが、少なくとも裁判所事務官なんかの指揮権は最高裁にあるわけだろう?
何故、記者会見で発表ができない?
何故、説明すら、一度もできない?
どう考えたって、おかしいだろ?
裁判官どもは、誰一人、疑問に感じることがないのか?
他の法曹でもいいぞ?


裁判所の奴らが、本気で性根の腐った人間だったとは、恐れ入る。


この国は、司法のヤツラが抱き込まれるから、本当に腐ってしまうんだぞ。


絶望は深い。
どうしようもできない、ってことなんだよ。


結託している限り、突破することなど不可能。

正義を守るべき人間たちが、それを阻止するのだから、本当にどうにもできないのだ。
このことの重大さ、意味を判っているのか。


心底、絶望した。



「Stuxnet」と北朝鮮

2010年11月24日 20時29分41秒 | 外交問題
イランの核施設について、どうやら遠心分離機の停止が伝えられた。

言うなれば、サイバー攻撃の一種みたいなもので、イラン製ないしフィンランド製の機器に作用すると言われる。ウイルス・プログラムは「Stuxnet(スタクスネット)」と呼ばれるらしい。


で、まんまとイランの核施設に感染して、濃縮を阻止することに貢献した、ということのようだ。核開発を止めるには、色々な手段があるということであろう。


一方、ここ最近の話題は「北朝鮮の核」である。 
どういうわけか、北朝鮮の核施設には感染が難しいらしい(笑)。
ああ、イラン製かフィンランド製じゃないからか、というのがあるかもしれないが、これが日本製だろうと中国製だろうとロシア製だろうと、ウイルスを作ることがそう難しいこととも思えないですよね。


で、昨日今日の大きな話題としては、北朝鮮の砲撃があった。
矢継ぎ早に出される北朝鮮の脅威。
ここまで来ると、んー、出来すぎかな、と思ったりもする(笑)。


北朝鮮の核施設が本当に機密に属する情報ならば、どうして米国の研究機関員なんかに見学させたりしたのだろう?
例えば中国の核施設の見学ツアーの報告書を書いている米国の研究機関の人はいるのかな?
それなのに、北朝鮮の施設見学ツアーがあったなんて、普通では考え難いよね。あるとすれば、何らかのメッセージとか言い分というのがある場合くらいでは。


そうして見ると、イランに比べて「北朝鮮の核」を放置しているように見受けられるわけである。放置する理由としては、危険度が低いとか、大したことない(脅威というほどでない)、というようなことでは。

で、微妙に過疎地帯みたいな島を砲撃したということらしいが、本気度が極めて低いということが分かるわけである。

どうしてかって?
んー、あなたが北朝鮮の攻撃を指揮できる立場であるとどうだろうか。

本気で、韓国勢に「打撃を与えてやるぜ、戦争覚悟でやってやるぜ」と思っていたとしたら、もっと効果的な方法を選ぶと思いませんか?

だって、北朝鮮は海に向かってでさえ、ミサイルを撃ち込む国なんですよ?
だったら、地対地ミサイルの1つや2つを打ち込むくらいはできそうなものだと思いませんか?だって、「報復」ですもんね。やる気でやるなら、ミサイルの1発の方が、韓国軍により確実な打撃を与えるのではないですか、ってことですよ。無闇矢鱈と榴弾砲を打ち込んでも大したことがない上に、韓国軍にはあまり被害をもたらすことにはなってなかったでしょう?

100発とか200発もの砲弾を撃ち込んで、それでも大した打撃を与えないのであれば、ミサイルを1発撃ち込んだ方がいいような気がしませんか?


いや、まあ、偶発的だった、という見方もあると思いますけれども、数百キロもの射程を持つミサイルを持っているのだから、威嚇としてはそちらの方が効果的なように思いませんかね?


だが、そのような選択がなかった。
本格的な戦闘まで想定してなかった、というのが実情かもしれないが、砲弾を撃ち込むメリットが殆どない上に、もっと効果の高そうなミサイルを選択しなかったのだから、どうもクサいな、という気はする。


北朝鮮の核に関する一連の報告や今回の砲撃事件を見ると、最も説明として納得できそうなのが密約の存在、ということくらいでは。

米韓の立場から見ると、「北朝鮮が攻撃した」という決定的事実を必要としていた、というのは一致している。それは、例の哨戒艦沈没事件の一件があったから、である。それを払拭するには、どうしても「北朝鮮がやった」という直接攻撃の実証が必要だった。
それに、北朝鮮が米国側からの何らかの利益供与が約束されていれば、困窮著しい北朝鮮が応じる可能性は高いと思われるわけである。
北朝鮮の核は「軽水炉用だ」ということで見学ツアーを組ませ、核の脅威を印象付けるわけだ。で、砲撃を約束していれば韓国にとっても「筋書き通り」ということなので、報復が強度とはならないはずだ。


過去の米軍の行動を考えると、こんな直接攻撃を受けた場合には、報復の空爆の一つ二つあっても不思議じゃないのに、それが全く出されなかったことから見ても、あまり驚いた様子はなかったものと思う。韓国側にしても、報復攻撃が緩い感じだしね。その姿勢は米韓ともに共通している。これは、あの哨戒艦沈没事件後の対応の時に似ているのだ。
理性的に攻撃を抑制しているんだ、というのも有り得るかもしれないが、北朝鮮側のメリットが余りに乏しい。国内的な示威云々ということを言うなら、もっと最適な目標があるわけで(例えばソウルとか仁川とか)、大したことない目標を選ぶのもやや疑問なのだな。
偶発的な砲撃というのであればないこともないと思えなくもないが、それなら民間施設だの単なる雑木林や空き地に砲撃するより、演習で海上にいる艦船に向けて直接的に威嚇射撃なんかをやればいいだけでは。外れた砲弾が海に落ちてしまうことは確かではあるが、砲撃することに意味を見出すのであれば十分だからである。


そういうわけで、一連の北朝鮮問題については、見返りの約束があったのなら理解できるが、そうじゃないなら合点のいかない部分が多いな、という印象ではある。


筋書きとしては、イマイチだった、ということかな、と(笑)。



『事業仕分け』の命運(笑)

2010年11月23日 16時41分22秒 | 政治って?
今更になって、「事業仕分け」がどうの、と言い出すのが滑稽な感じだ。そんなの、民主党政権になった時から、考えておくべきことだったんじゃないですかね、ということです。

09年9月>迷走する国家戦略局構想

(再掲)

行刷が何年か存在していると、前年の予算を査定したのは自分たち、ということになるわけだから、その後にも「無駄がある」なんてことになれば、それは「お前ら、自分の責任じゃないか」ということになるだけですからね。家庭の家計でも同じですが、無駄を見直しましょうということで、仮に生命保険料の見直しとかお父さんの小遣い見直しとか、1回やってしまうと、その後にはもうやるべき「見直し・無駄を省く」という部分なんて、あんまり残ってないもの(笑)。つまりは、いずれはネタが尽きてゆくはずでしょう、ということになるわけですよ。

そうなれば、いずれ行刷の権限縮小となってゆくのは、火を見るより明らか。民主党の大好きな「特別会計の無駄があるじゃないですか」というのを全部切り終わった後には、「○○に無駄がある」の論法は使えないというのは当たり前ですもん。○○を決めたのは、自分たちじゃないか、ということなんですから。

なので、行刷がもの凄く頑張ったとしても、頑張れば頑張る程に、早く権限を消失してゆくということになりますわな。


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およそ想像していた通りになってしまったんじゃないですかね。
行政刷新会議の位置付けとか意義というものについては、不明確な部分というのがあったから。今では、鳴かず飛ばすの国家戦略局とか、菅総理が以前に担当相だっただけあって、本当に影が薄いもんね(笑)。


あと、参考までに、拙ブログで書いたアドバイスといいますか、意見について再掲しておきますから。仙谷官房長官がまだ行政刷新担当だった頃ですかな。こんな内閣になってしまう以前のことですわ。

09年10月>行政の体制整備が急務

官房長官が出しゃばるとロクなことがない、って言っておいてあげたのに、そういうことまで頭が回らないんだろうね、きっと。
官房長官の項は、今読むと、ホント笑えるわ。


ま、ウチのようなマイナーなブログが何を言っても、誰かに聞いてもらえるようなものではありませんがね。
アホらし。



Gmailのセキュリティホールと「公安文書流出」

2010年11月22日 15時20分51秒 | 俺のそれ
怖いよ~、という話が最近多いな。

はてなブックマーク - あなたのGmailをすべて盗まれる, Googleの巨大なセキュリティホール


これ見て、すぐに思いだしたのが、あの「公安文書」の流出だったよ。
あのファイルって、Gmailアカウントにログインして、取ってくるんじゃなかったかな?


あれこそが、実は罠だったのではないのかな?
想像では、きっと「釣り掘トラップ」なのかも、と。書いたけど。

テロ対策機密文書流出事件


再掲しよう。
流出文書を見に行った人たちはネット上でも結構いるだろう。あれは、まるで釣り堀のような役割を果たすであろう。そこに来ることによって、何らかの証拠を残すことになるだろう。それとも、何かの特殊なウイルス・プログラムを注入されてしまうかもしれない。実際どうなのかは素人には分かりかねるが、釣り餌に食いついて情報を取りに行くと、何かよからぬことが起こるかもしれないと怯えるわけである。


恐らく例の文書を読みにいくことによって、何らかの情報を抜かれた可能性があるかもしれないね。
やっぱ、ネットの世界は広大だ。
桁外れのハッカーたちの能力は、驚嘆に値する。

だけど、それにハマりたくはないよ、やっぱり。



柳田法務大臣辞任騒動

2010年11月22日 12時52分34秒 | 政治って?
過去の法務大臣で、もっと酷い例は例えば小泉政権下でも見ていたように思うが、いかがであろうか。名誉職、それともお飾り職のようにされて、大臣がいいように操られてきた例がないわけではないように思えたりもする。本当に切れ者の大臣なんかが居座ってしまっては、法務や検察幹部の思い通りに事が運ばなくなってしまうからなんじゃないのかね。

柳田法務大臣の発言は、マズかったことは確かだ。言うべきではなかった。
だが、答弁の際に便利なフレーズを紹介したものであり、現実にはこれまでの国会答弁の中で幾度となく用いられてきたのではないかと思う。大臣答弁だけじゃなく、政府参考人の答弁でも、頻繁に用いられてきたはずだ。要するに、「お役所答弁」ないし「官僚的答弁」の典型例というものであり、柳田大臣だけが責められるというほどのものでもないだろう。過去の閣僚たちは、官僚作成の答弁原稿に書かれた「便利なフレーズ」を、ロボットの如くただ読み上げてきたではないか、ということである。

政治家、ましてや閣僚ともなれば本音を安易に言うべきでない、とは思うけれども、現実はこうだということをジョーク交じりにしゃべったというだけである。国会軽視だのと御託を述べる自民党なんかは、ちゃんちゃら可笑しいとは思うね。

じゃあ、そういう答弁を許す国会の議論って、一体何なのさ、って話なんじゃないですか?(笑)
裏を返せば、そういう答弁でこれまで満足してきた、ということでしょう?それ以上は、突っ込みようがなかった、ってことでしょう?
法務関係は全く初めてのド素人大臣を相手にしながら、便利なフレーズで切り抜けられる程度の議論しかしてこなかったんじゃないですか、ってことじゃないの?

この戦法というか、手法は、過去の自民党政権時代から常々使ってきた手法に過ぎない、ってことなんじゃないですか?そういうやり方を教えたのは、自民党政権だったんではありませんか?
日本社会の特徴なのかどうかは知らないが、本音と建前の使い分けというのは必要ではあるけれども、質問したことには答えない、具体的なことを答弁しない、責任逃れの「官僚答弁術」を駆使する国会の風習が、初入閣の法務ド素人大臣にもくまなく行き渡っている、ということではないですかね(笑)。

国会の図星を暴露されたので非常にバツが悪い、ということが、今回の柳田法務大臣への攻撃に繋がっているのかもしれません。


こんな話は、大した重要なものではない。たとえ柳田大臣が辞任して、他の法務畑に慣れた大臣が就任したとしても、日本の政治とか政策には、そう大きな影響など無さそう、とは思う。もっと大きな問題がここに潜んでいる、ということを肝に銘じるべきであろう。


それは、参加者が非常に限定されていたであろうはずの、後援会等支援者の前で語った話が、マスコミに素早くリークされていた、ということである。しかも映像付きで、だ。
普通に考えれば、支援者たちにとっては柳田大臣を引き摺り降ろすメリットや動機などは、どちらかと言えば乏しいはずだ。個人的な怨恨というのはないわけではないだろうが、考え難い。特に、映像の存在が、そう思わせるわけである。

テレビ局関係の報道陣を招いていた、ということでもあれば別だが、恐らくそれは違うであろう。地元の後援会関係の会合に、取材陣を招くというのは、滅多なことではなさそうだろう。では、どうやってあの映像が外部に漏れたのだろうか?

後援会の参加者?
これは、個人的なカメラ持ち込みと撮影が必要になるので、ほぼなさそうだろう。主催側の関係者というような、特定の地位の人なら撮影できるかもしれないが、普通の参加者たちには多分無理だろう。

それとも、映像班がいた?
よくある結婚式のビデオ撮影班みたいな、プロの人たちを呼んでいるということはあるかもしれない。個人的にとか、後援会内部の広報関係なんかに使うつもりで、プロの撮影班に依頼しているケースはあるかもしれない。そうすると、その撮影クルーや編集する映像会社なんかから、テレビ局側に流される、ということはあるのかも。特に、テレビ局の下請け仕事なんかの末席に関係していたりすると、そうした圧力はかなり有効となるだろうからね。「おい、柳田大臣の挨拶ビデオをこっちに回せ」とか要求されると、断りきれない、ということかな。
ただ、プロの撮影班を呼んでいなかった場合には、当然ながら、この線は外れる。

他の可能性としては、官僚サイド、ということがある。
直轄の秘書関係は、議員の浮沈がそれぞれの処遇などに関連していることが多いだろうと思うので、流出の動機は薄いだろうし抱き込まれる可能性も低目ではないかと思う。では、他の人間で、ということになると、法務省から送り込まれている人間たちの誰か、というようなことだな。閣僚の弱みを握る為の算段は、常にしているのではないかと思うからだ。ここぞ、という所で、ネタを暴露するとか、使うということにできるからね。

狙いを付けていれば、「失言ハンター」を送り込んで、マイナーな後援会での挨拶だろうが何だろうが、ネタを掴むまで撮影することだってできるはずだ。


これはどういうことかというと、そこまで「手駒」の連中が浸透している、ということなのだよ。そこかしこに浸透している、ということなんだよ。それを駆使すれば、政治家を排除する為の手というのは、いくらでも「生み出せる」ということだ。味付けの最も重要な部分は、マスコミの煽りである。報じ方、見せ方、ということである。
法務大臣が、うっかり「あの捜査はどうなってる」だの、「検察の掴んでる情報をもっと教えろ」だの言おうものなら、内部から撃たれる、ということになるのかもしれない。バカな(フリができる)人間か、相手側に与して操り人形になりきるか、どちらかということなのであろう。


まあ、秘書官系列か、当日省庁から参加しにやって来ていた応援部隊と称する、所謂「よいしょ系」部隊の中に撮影した人間がいた可能性を疑うだろうね。サクラみたいに霞が関か役人たちが大臣の講演を聞きにやってくるなんてのは、珍しいことでもないかもしれないし。そういう中に、「あっち側」の手駒の一人が混ざっていても、周囲からは分からないからね。それにお役所の人間であると、撮影していても疑問を持たれることは少ないだろうから。

柳田大臣個人の問題なのではなく、そうした手段を今でも持ち続けている、ということの方が大問題なのだ、ということ。今後もこうした手を用いられるということである。大臣の首を飛ばせる方法なんか、いくらでも生み出せる、という意味である。
そして、真の恐怖は、その首を飛ばすのは、一体誰なのだろうか、ということである。



こりゃ、何の見本ですか?

2010年11月21日 23時53分31秒 | 俺のそれ
笑える。

はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):かんぽの宿評価額、不適正鑑定で大幅減額か 最大95% - 社会

ここに並んでるコメントを見ると、マジで○○だな、と思うね。

よく分からんけど、数字を確認したというような、ちょっとオツムの回りそうな人間は多分いなさそう、と予想しますね。

何でもかんでも、先入観、色眼鏡、というのは、どうにかならんのかね(笑)。


で、よく知りもしないくせに、正しい答えを知っているかのように振舞う、ということなんでしょうか。そういう才能溢れる方々が、ホント羨ましいです。商売のキモをよくご存知のようでなによりですな。


拙ブログでの主張は、以前から書いたとおりです。

例えば、こんなのとか。

「かんぽの宿」疑惑の波紋~7

「かんぽの宿」を哂う資格などない

「かんぽの宿」疑惑の波紋~8





『オーケストラ』の感想

2010年11月19日 12時53分53秒 | 俺のそれ
DVDを借りてみたよ。


前半は、かなり退屈な展開だろうと思う。

メンバー探しの流れも、割とありがちかも。
あと、練習が全然ないのね。
あれも普通はどうなの、ということになろうかと思うが、映画だからまあいよい。

超強力な、エリート集団とかであると、集まって即興で演奏したとしても、いきなり「素晴らしい演奏」が可能となる、みたいなもんかな。


まあ、細かい話はいいんだけど、要するに、ソ連時代の迫害に耐えて音楽を愛した人々がいたんだ、ユダヤ人演奏家にまつわる物語があったんだ、両親を知らない娘が、母親の生き写しとなって演奏するチャイコフスキー、そういう「政治的」な意図が込められた映画という感じ。

んー、だけど、作り過ぎなラストの演奏シーンは、クサイけれど、やっぱり感動は待っている、と。
音楽って、不思議な力があるんだね、と思わせてくれるものだった。

「のだめ」の映画シリーズでもそうなんだけど、やっぱ演奏が延々と続くシーンを「観たい」と思って待っている人々が、こうした映画をチョイスするだろうと思うので、そういう人にはいいのかも。それ以外については、やや物足りなさが残る作品だった。