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続・学校法人への国有地(豊中市)売却問題と、錯誤登記の怪

2017年02月28日 15時26分28秒 | 法関係
昨日の続きです。

土地取引とか価格交渉について、2015年夏頃に近畿財務局・大阪航空局の担当者たちが、事業者等と協議の場を設けていたらしい、ということで、当時の安倍政権というのは、兎に角「やっちまえ!」という無敵状態に似た傾向で、何でもゴリ押しだったように思います。なので、杜撰だろうと違法だろうと、手続関係が滅茶苦茶だろうと、やってしまえばこっちのもんだ、的にやっていた一端が出たものではないかとも思えます。


陰謀論的ストーリーを考えるなら、次のようなことでしょうか(あくまで小説的な架空の話です)。


・当該土地は、2012年に新空港会社に承継されており、所有権移転も完了していた
・学校設立ということで、土地取得の算段を考えた
・国有地的なものが手に入らないか探した
・すると本件土地の存在を知った
・新空港会社から国の所有に土地を戻せないか手口を考えた
・すると、遡っての所有権移転の抹消登記を思いつく
・実際に抹消したのは平成27年頃だったが平成25年1月の期日で登記
・要するに、事後的に辻褄合わせで、過去に遡って更生登記をやった
・まるっと土地が取得できたよ


これを実現するには、財務省だけでは足りず、国交省・法務省の協力がないと無理なわけだ。
おや?
この面子は、どこかで?

そう、2015年の行政不服審査法の審査請求から始まって、辺野古埋立承認を巡る代執行訴訟の手続が10月には開始となっていたわけだ。当時の安倍政権は何をやっても平気なんだ状態だったわけで、事後的に口裏合わせの手法を選択したとしても、驚くには値しない。あの当時に大活躍してたのは、両省だったわけで(笑)。


ただ、登記の電子記録とかの改竄?といった大胆手法になると、簡単には済まないわけだし、可能なのかどうかも分からない。ただ、電子的なデータではるから、これを事後的に改竄できないというのは、どうなんだろうな、と。内部の人間であれば、技術的には可能な気もするけど。


あくまで陰謀論的な想像ですので、本気にしなくてもいいのですけど、念の為、確認をしてみた方がいいのではないかな、と。


まず、登記関係。
ご専門の法律関係者たちは大勢いらっしゃると思うので、錯誤の場合の、所有権抹消登記の際に、用意すべき書類を一式出せるはずですよね。元の所有権者だけでなく、移転先の書類もあるはずです。

新空港会社の方で、いつ、誰が、どのように大阪航空局の言い分である「錯誤」を認め、所有権抹消登記について合意したか、というのを証明できるでしょう。役員会とかの決済が必要なら内部的な手続関係書類もあるはずです。


参考>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%80%E6%9C%89%E6%A8%A9%E6%8A%B9%E6%B6%88%E7%99%BB%E8%A8%98

法務局にも、関係書類が保管されているはずでしょう。登記官とかも分かるのですよね?手続きは、書士の人がやるのですか?手数料とか、免許税とかもあった、ということですよね?


それから、もし新会社に移転登記されていて、これが生きていた場合だと、不動産取得税はどうなりますか?
これは、自治体資料になるはずですので、当該土地に係る取得税を空港会社が納税していると、納税の証拠書類が存在することになるはずでは。


当方は、全くの素人なので詳しく分からないですが、きっと専門家が見れば、どこにどういう資料が残されているか、きっと分かるはずでしょう。


安倍総理の直接依頼などは証明できないとしても、大きなスキャンダルに発展する可能性はあります。特捜も放置できなくなるかもしれませんよ?ああ、甘利の件同様、不起訴でおしまいにすることも可能でしょうけどね。


普通に考えて、「~をやってくれ」とは言わないでしょう。
「宜しく頼むよ」「キミの力を貸してやって欲しい」とか、具体性がなくても「言わなくても分かるよね」的な目配せだって、十分通用する世界でしょうからね(笑)。



ああ、権力の奴隷の検察は、法務省の犬でしかないから、アレな連中が必死で捏造書類を作成する時間を与えておいて、辻褄合わせ的に尻すぼみにして終わりってことでしたか?

ま、別にいいけど。空想なんで。


パラパラと追加で、すみません。

近隣の土地ですが、国が売り出したということでしたね?

で、豊中市が給食センターの建設用地として、取得したということでした。これは、どうも2011年度に買ったものらしいのです。統合前に、国は財産整理をして(=現金化)、承継資産を少しでも圧縮しておこうということだったはずなのですね。

豊中市の2011年度の支出で、給食センター用地取得費用として、7億4533万4782円が支払われていたようなのです。その時には、本件の学校法人は土地買収に手を挙げてなかった、ということですよね?その数年後には取得することになるわけですが。


当該土地だけが、競争入札でなく、随意契約というのはあり得ない話だそうですよね。
これが、空港会社から学校法人に譲渡されていたなら、こんなに面倒なことにはならなかったはずなのですが、全体スキームが杜撰というか不可思議の連続でして、お粗末感がハンパないわけですね。


どんな横暴であろうと、やってしまえばこっちのもの、横車だろうと何だろうと、権力を嵩にきて、押し通せば道理が引っ込んでくれるって、タカをくくっていたようなフシがあるのでは?



エリートさま(笑)



学校法人への国有地(豊中市)売却問題と、錯誤登記の怪

2017年02月27日 21時18分27秒 | 法関係
どうも謎が謎を呼ぶ展開となっているようだ。時の総理大臣のファーストレディが、名誉校長として名前が出ており、講演や挨拶も行っていたらしいのだが、安倍総理は何ら関係のない人物が勝手に名前を使ったのだ、という風な言い逃れをしているらしい。


実際、どういう関係性だったのかは分からない。
また、土地取引に関係する書類は破棄したので残ってない、といった回答が財務省から出されたらしいのだが、本当なのか?


会計検査院も検査を実施する旨、国会答弁していたらしいが、どこまでやれるかは不透明だろう。ただ、頑張りを期待したいところではある。

昨今の官僚の能力レベルの低落は目に余るようであり、上に行くのがアレな連中ばかりになって、腰ぎんちゃくみたいなのがうまいヤツしか生き残っていないのかもしれない。優秀かつまともな人たちなら、「それはおかしいのでは」と意見したりしてしまうので、政治家界隈から疎まれて上には行けず、かえって「まともな意見」ゆえに飛ばされてしまうような気がする。

大体、辺野古基地の国が起こした代執行訴訟ですら、法務・国交・防衛・外務省官僚の連合軍でやってみたって、違法な手続でもって閣議了承(笑)をさせたのを、事後的に「取り消し」させたのが、振付を考えてた官僚軍団だったわけでしょう?

かつての官僚諸君なら、そんなに言うほどスーパーエリート官僚ではなくとも、難なく法的問題点を見つけ出して、普通に「待った」をかけられただろう。今では、そういうのがまるで夢物語の如く、誰も考えてもおらず、誤魔化しと言い訳と、失敗を嘘で糊塗する能力だけが発達してしまい、優秀な若年層が存在しても、上がアレではどうにもならんよね、という話なのではないかな。


そんな程度の連中が、用意周到に国有地売却の段取りを考えることができたとは到底思えず、むしろ昨今のクズ官僚のお得意の傾向たる、「その場しのぎ」の場当たり的対応でやった、というのが実態なのではないかな、と勝手ながら推測している。


で、一応、攻め手を考えてみました。

まず、学校法人への土地売却に関する資料等は破棄したので、存在しない、という言い分らしいので、これは特捜でもなければ攻めることが難しいわけです。唯一の手掛かりは、やはり登記、です。これは、記録が残されていますので。


大雑把に全体の流れを書くと、現在の空港会社というのは合併によって成立したものです。平たく言うと、関空と伊丹の合体というやつです。

これが立法措置となったものが、これです。

関西国際空港及び大阪国際空港の一体的かつ効率的な設置及び管理に関する法律
(平成二十三年五月二十五日法律第五十四号)

>http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H23/H23HO054.html


で、かつてバラバラに存在してた空港関連の財産も会社に引き継いだということです。土地は1284億3900万円分あった、ということでした。新関西国際空港株式会社の有証報告書にも書かれています。

>http://www.nkiac.co.jp/company/ir/report/pdf/yuka01.pdf


では、この資産はどのように価額が決まったのか?郵政民営化の時と同様に、承継資産評価委員会で資産を調査し、価額を決めたのですよ。

>http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku18_hh_000024.html

で、ポイントは、
『別添2 評価調書(案)国(社会資本整備特別会計の空港整備勘定)から承継する資産
です。


特別会計で空港整備勘定に計上されていた土地の固定資産は、財務省か国交省が所有ということになっていたはずです。

ここが重要。今、疑惑になっている、錯誤で登記を取り消した※土地というのは、恐らくこの「社会資本整備特別会計の空港整備勘定」に記載されていたものであろうと。

(※注:
辺野古基地の、違法確認訴訟では、処分庁は自庁取消であろうとも、違法がなければ取り消せない、と最高裁判例が確定したはずだが、おバカ官僚はまんまと「取消処分」をやった、ということですかね?  爆笑だな

これだよ>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/e4bcdcb3274486fbcf93097821843a54

  平成28年12月20日 最二小 平成28年(行ヒ)394号


政府の100%出資だろうと、民間の株式会社であることに変わりはなく、法務省訟務局らの官僚が叫んでいた、「授益的処分」ではないのかね?
これは取り消せるの?登記してしまった後なのに?「高いハードル(笑)」はどこ行った?)


新会社が承継した、豊中市の大阪国際空港区域外の土地は、先の有証報告書によれば、「465071.77㎡」あったことになっているようです。その財産目録がある(当該土地の資料を出さない場合、新空港会社の所有になった土地は会社の資料にあるので確実に分かる。その合計面積との差が分かれば、必然的に当該土地が入っていたかどうかが確定できる)はずです。


財務省はこの書類を棄てることはできないでしょう。また、財産目録は、国交省にも承継資産評価委員会にも残されているはずで、全部が破棄されたという言い訳は通用しませんね。

当該土地が承継財産目録中に、どう記載されていたのか?
これがまず第一点。


次に、先の統合法に戻りますが、承継資産というのは法律で決められているわけです。勝手に処分できないのは当たり前です。

で、条文では、どう書かれているか?

ずっと下の附則抄の第5条を見て下さい。第8項に記載があります。


8  政府は、第六項の規定による株式の引受けに際し、会社に対し、政府の保有する関西空港会社の株式及び社会資本整備事業特別会計の空港整備勘定に所属する国有財産のうち大阪国際空港に係るものを出資するものとする。


ここに『社会資本整備事業特別会計の空港整備勘定に所属する国有財産のうち大阪国際空港に係るもの』とありますよね?

つまり、国有地であって、当該土地が大阪国際空港に係る空港整備勘定目録に記載があったものであれば、それが承継財産から意図的に除外される、というのは、違法なわけです。


一度した処分(新会社への現物出資)であって、登記をやり直したのだとすると、

・当該出資が違法であったことの証明
(違法だったから出資を取り消して、登記変更したのだろ?そうじゃなければ取り消せないんでしょ?)

・当該土地が承継財産評価対象で、大阪国際空港に係る空港整備勘定に含まれる資産なら、登記変更をしたことの方が違法であると推測されるが、この変更を正当だと主張する根拠


こんなの、超ものすっごく優秀な霞が関官僚諸君なら、朝飯前に答えられるんでしょ?
で、書類は破棄しました、ってのが、何の理由にもなっていないことも当然ですよね。だって「国有財産」って登記したんだから!
書類なんか存在せずとも、理屈だけで返答できるでしょう?


おいおい、国有財産だけど、大阪国際空港に係る土地ではない、って無謀な回答をしようって魂胆ですかい?
そこだけポッカリと?真空地帯みたいに?
大笑いですわ。


承継資産は、勝手には変更できんのよ。法律で決められてるから。



続・原発停止で「毎年3兆円の燃料費」損失は本当か?

2017年02月20日 19時12分55秒 | 社会全般
平成28年の貿易統計の数字が出ていたので、チェックしてみました。

平成28年分
>http://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/2016/2016_115.pdf



16年10月に書いた記事がこちら。あくまで推測ですが。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/331449d001a1fe6e09834171c2e10869


この記事での推計値とは結構ズレてました。
要因は、トランプ大統領誕生ということで、急速に円安が進んだことです。別な点としては、記載の数字が明らかに間違ってしまっていたのがありました(笑)。

石炭の輸入額の推計値ですが、10月記事では

「9797億円」

となっていますけれども、表作成の途中で欄を見間違っていました。原粗油+LNG+石炭の16年の輸入額合計が推定で、「9兆7971億円」と計算していたものを、誤って石炭輸入額の桁かと勘違いして「9797億円」と転記してしまったものです。10月の表作成時の石炭輸入額を見てみたら、

「1兆4818億円」

が正しく、石炭輸入額は過去20年くらいで1兆円を切ることはなかったので、そこは大幅にズレてしまっていました。なので、10月時点での16年分の推計額の表の石炭は読み替えて欲しいと思います。


ただし、11~16年の合計額とか、これの平均値は記事に書いている通りで(石炭は1兆4818億円で計算した結果を用いているので大丈夫)、訂正はありません。


前置きが長くなりましたが、28年の輸入額は次のようになっていました。

 原粗油  5兆5341億円
 LNG    3兆2839億円
 石炭   1兆6547億円

年後半の価格要因と為替の円安で、推計額よりも増えていました。合計で10兆4727億円となり、推計とは6756億円多い結果となりました。
そうではあっても、震災前の05~10年の平均額である、「16兆4418億円」よりは大幅に少なかったわけです。

アベノミクスの失速によって、大幅に下がったとも言えますかね(笑)。


今と同水準の負担が続いた場合、2020年には震災前平均を逆転できることになります。16年は、原粗油だけでなくLNGの輸入数量も減少(-2.0%)していたので、太陽光発電やその他再生エネ発電の接続量の増加もあり、火力の減少が期待できそうです。

燃料輸入額が年12兆円で推移しても、2021年頃には震災前水準に追い付くので、趨勢に影響はないでしょう。


また、夏季最大需要量に対する予備率も10%超が相次いでいます。

>http://www.meti.go.jp/press/2016/10/20161025003/20161025003-1.pdf


ピーク抑制効果が大きく貢献といったところでしょうか。節電の効果だ、と強弁したいようですが。

また老朽火力の発電量が111億kWhから51億kWhと半減以下になっており、太陽光発電による昼間需要量の抑制が効果があったものと見られます。


燃料費の増加分というので12兆円超と言ってたうちの、4兆円程度は取り返せたかもしれず、すると、東電支援の20兆円規模の損失の方がいよいよ大問題ということになりそうで、他にも将来の核廃棄物処理費用等が膨大になるとすると、原発の低コストという優位性は失われてしまっていると言っても過言ではないでしょう。


再生エネ発電の拡大は、エネルギー自給率を高める効果が大きいので、安全保障上においても相当有力かつ経済的であると考えられるでしょう。



ああ、言い忘れましたが、貿易統計の結果は輸出企業の惨敗ってことですよね?

28年は輸出額約70兆円ということで、-7.4%という結果に。輸入がそれ以上減ったお陰で貿易黒字だったみたいですがね。地域別でも、北米、アジア特にASEANは大幅減少、中国・香港も減った、中東も減少が止まらない、ということだったわけです。僅かにプラスは欧州のみ。中東勢では、サウジの減少率が大きい。


ただ、北米やアジア圏は現地化が促進されてきたであろうと思われ、日本からの輸出が減るのはしょうがない面があるでしょう。日本の国内雇用は見捨てられた、ということかもしれません。いずれにせよ、輸出率の高い大企業に頼るのは無理だし、そこを見据えての産業政策というのも無駄なので止めるべき、ということでしょうか。



炎上芸人「やまもといちろう」だか、「切込隊長こと山本一郎」が炎上?

2017年02月18日 14時21分15秒 | 俺のそれ
なんか、どうでもいい話題なんだが(山本一郎風)、久々にサイバー空間で生温かくヲチしたよ。


どうも違うな。
拙ブログの話し方ではないので、変に真似をしてもうまくできない(笑)。芸風って、中々変わらないものなんだね。


皆さん、10年以上も経つと相応に歳を取るし、社会的な立場というものもあるようになれば、それはまあ「守りの姿勢」に入ろうってのは、人情ってものではないかろうか、と。


ネットで話題の、山本一郎氏もそうなんでしょうねえ。
何となく、日々のネットの話題とか、噂話とか、どうでもいいようなゴシップ系の話とか、目にしてきたら、死語入りしたらしい『ブロガー』の初期の人々は知ってたよね。
「アルファブロガー」とか呼ばれてて、表彰だかコンテストだったか忘れたけど、そういうようなのもあったわけだ。切込隊長とかいう変な名前の人物は、当方の初期時代から知ることとなったわけである。木村剛との一戦とか、あったでしょう?


人間の基本的な部分って、あまり変化がないように思うんですよ。なので、山本一郎という人がどういう感じなのか、というのは、当方の中では何となくの印象ってのがあったわけですね。勿論、一度も会ったことも、話したこともないし、接点が皆無だったわけですが。けれども、その人間がどういう発言なり行動なりをしていたか、というのを観察できていれば、大体は想像がつくというものでしょう(笑)。


ネット上で、山本一郎の検証とかって話が持ち上がっているようですが、そういうのを抜きにしてみても、どういう人間かというのは想像がつきそうでしょうね。今回の話題にのぼる何年も前から、拙ブログでの評価というのは、検証せずとも分かるよね、という話でして。


例えば、最近だと楽天銀行の謎の口座凍結の話とかがあったでしょう?
何故か、一般人ブログのコメント欄に降臨して、解説を垂れていったということがあったわけです。人間って、立場ってものを考え、風を読んで、上手に世間を泳いでゆく、そういう生き方だって必要なことはあるんじゃないですか?当方は、真似したいとは思いませんがね(笑)。そんなに器用に生きられないし。


15年9月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/b2606edcc21024498abf573afa750df2

    >http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/e45db8ad9a8fec5d4e393c06c8e48a87



『山本一郎の「消したい過去」』というタイトルの記事をもっと前から書いていたよ。どういう習性の人間なのか、分かるというものだ。

13年8月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/16ba0b748275e90e5d31065118c0256f

(再掲)

それはいいとして、問題というか、卑怯な感じを受けたのは、当然ながら山本一郎の記事がどこかに行ってしまったことだろう。彼は、自分のマズイ過去をつつかれたくない、ということかもしれないが、炎上を煽って楽しんでいた記事は目のつかぬところに移動してしまった、ということだ。

犯罪者が自分の過去と決別したい、ということで、姓名を変えて、新たな人間として振舞い、人生をやり直そう、ということに近いのかな?
そういうのと違うかもしれないが、過去の著述を抹消したのだとすると、それはその人物の人間性を表しているだろう。同時に、一貫性を持たない、卑怯な人間のタイプではないかと感じるわけである。
まあ、切込隊長という人物は、登場時点からして、怪しさ満点だったわけだが、このような品性の人間がマスコミに登場して稼いでいるということ自体、マスコミも山本一郎も「ああ、そうなんだな」としか思えないわけである。道理でマスコミがダメになってゆくわけだ。

政治家なんかもそうだが、卑怯者や単なる世渡り上手とかコロコロと掌返しをするタイプの人間というのは、大勢いる。そんな連中を持ち上げていることが、不思議でならない。




体制側にとって、利用できる人間、影響力を行使させることが価値がある人間、というのは、存在するんだろうな、ということは薄々気づいてたよ(笑)。当方のような、世間知らずのウブな人間でさえも。


12年4月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/9f131c6ee4de2ed2e00ca030e70aaa0a


そのような人間であればこそ、利用価値があるうちは、使えるってことですな。だから都合のよい言説をばら撒くようになる。炎上芸人だったのを、今度は「火消し職人」として、隠蔽や誤魔化しに加担する「提灯記事」を書いたりするようになるってわけかもね。


で、マスコミ批判なんて、もう何年も前から言ってきたのにね。



14年8月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/0fbf511185d7423369377df0fb911df5

(再掲)

『切込隊長こと山本一郎と長谷川豊あたりが、先頃「炎上マーケティング」ばりに耐震偽装問題のことを取り上げていたりしていたようだ。

実際には、逮捕者まで出たのに、耐震偽装で有罪だったわけではないのだ。別件逮捕みたいなものだな。

10年1月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/7df730b1d4f3d2c9977f8dd6a959083d


当時のマスコミの一大キャンペーンはあくまで情報操作工作の一環として行われた可能性があり、それは「アメリカさま」のご意向が反映されたものであったろう。「アメリカさま」とは必ずしも外交分野だけとは限らず、ビジネス上のコネクションも当然ながら含まれるわけである。

(中略)

日本のマスコミはみな横並びでこの輪に加わらないと、生き延びることができない、ということなのさ。この既成体制に敢然と挑戦状を叩きつけて、フジテレビ買収を目論んだホリエモンが葬られたのは、情報支配体制にヒビが入ることを阻止せんが為だったと考えるべきであろう。


情報統制の支配力がどこにあるのかは、不明だ。特殊なコネクションなのか、広告料といった直接的な支配関係なのか、アメリカさまの工作員なのか、アメリカ政府筋からの要求なのかは分からない。その時々で違うのかもしれない。


だが、根本は一緒だ。
それは、マスコミが統制を受け支配されており、誰かの為に報道を利用し、大衆煽動に用いていて、攻撃対象は彼らが特定の意図を持って選ぶのだ、ということである。』



利用できるものは、何だって利用するのですよ。

「靡く人間」ってのは、確実に存在するから。それであるポジションなり特権なり、手に入れることになるわけだから。それとも、カネになるのかもしれない。


世の中、そうやってうまくできているんでしょう?
人間の本性なんて、そんなに大きく変わらないんですよ。昔からある、小説やドラマや映画の中で見る、悪党なんてのは、大概似たり寄ったりなのですわ。手口が近代化するだけで、やってることは大差ないんですよ。

宗教があるのは、その為ではないでしょうかね。千年、二千年の歴史があるのは、そういうことなのかもしれませんね。人間の本質部分ってことなのですよ。


山本一郎氏は、逃げ切れると感じていることでしょうから、ネット界隈の方々も、生温かい眼でやさしく見守ることにしてあげてください。拙ブログのせめてもの憐れみと思っていただければ(笑)。


というか、ウチみたいな匿名の卑怯者かつ超マイナー弱小「オメガブログ」(笑、ブログは既に死語って言われる)は何らの影響力もないので、どうせ炎上を鎮火させられるはずもないんですがね。