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トヨタ問題の続報らしい

2010年07月31日 18時50分22秒 | 社会全般
これを公表してくれただけ、有難いと思うことにするよ。

もう過ぎ去ってしまったことだから、一応赦す。

トヨタに有利な情報非公表 運輸省元幹部、米紙に証言 - MSN産経ニュース


あり得る話だな。
というか、政治利用を考えたのは誰だったのか、というのは正確に分からない。ラフード長官単独で、そんなに大それた筋書きなんかは描けないだろうから。
ま、しょうがない。
確たる証拠だってないし、これを争ってみても、トヨタの評判は戻ってこない。

それに、現実にレクサスのリコール頻発で、ブランドイメージに傷がついたこともあるしね。


ラフード長官がやけに張り切っている、という点から、クサイなと感じ取るオレって、一体…笑。予知能力でもあるんか。

3月13日>トヨタ問題で明らかになった米国の情報操作網


ね?想像した通りに、怪しい、というのはあったでしょう?

それにしても、孤独な戦いは虚しい。報いがゼロだからね。あるのは、ただの自己満足だけだから。ガラパゴス化した日本の、そのまた場末なわけだし。それでもいいんだけどさ。

4月12日>米国運輸省の恣意性が明らかに


本当は、誰だって、普通に考えれば分かっていたことだった。
だが、日本の政府も省庁も政治家たちも、マスコミ人も、誰一人、表立って立ち向かう人もいなければ、援護する人だって現れなかった。
トヨタを擁護する立場を表明した人なんて、誰かいたか?
逆に、トヨタに説教をする人たちは現れたけれどもね。
代わりに立ち向かおうなんて人はいなかったじゃないか。ぼくは、残念だったよ。トヨタは日本を代表する企業じゃないか。なのに、同じ日本人からさえも叩かれるってどうだと思うか?

ぼくは、そういう卑怯者にはなりたくない。

たとえ青臭いとか、ガキだとか言われようとも、うまく立ち回ろうなんてことには加担したくない。バカで結構(笑、実際そうらしいし)。


やはりアメリカには、「真の友人」と呼べる人たちはきっと存在しているんだ、と思ったよ。姿はどこにも見えないけれど、きっといるはずなんだ。だから、勇気ある人が公表してくれたんだろう。
日本だと、そういうのがない。
アメリカと日本の決定的に異なる部分は、そういうところだ。日本では、そもそも認めないし、決して公表もしない。陰湿な卑怯者が蔓延り続けるということになるのだ。


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「サムスンを見習え」から何を学ぶか

2010年07月31日 17時21分01秒 | 経済関連
最近ではやや下火になったものの、一時流行りだったのがこの「サムスンに学べ」とか「韓国企業に学べ」といった意見だ。

例えばこんなのも>さらば農水省、あなたがいなけりゃ日本は強い! オバマは韓国がお好き、日本に移住する中国人~今週の3本 JBpress(日本ビジネスプレス)


確かに企業経営という観点からすると、研究しないより、した方がよいかもしれないが、日本でサムスンのような企業が誕生するのか、或いはサムスンが成功できるのか、というと、それは難しいのではないか。
(よく考えもせず、ワケも分からず、だけど韓国礼讃したいだけ、という人はいるな。こういう連中ってのは、常々いちいち他人を羨んで己と比べているのかもしれない。日本はダメだけど、韓国は素晴らしい、とか、日本はガラパゴスでシリコンバレーは素晴らしい、とか、根性がよく似ているかもね。だったら、日本人であることを捨てて、いっそ中国人とか韓国人とかにでもなってくれればいいと思う。日本人であることを隠して下さい、と思いますね。
ああ、そういえば、楽天の三木谷とか、さっさと日本を出ていけばいいのにね。会社は日本に置く必要性なんてないのに。どうして日本なんかにいるんだろう。IT時代なんだから(笑)、法人税の安い国でも探して行けばいいだろ。楽天球団もやめてくれ。日本のプロチームじゃないですか。身売りでもするなり、大リーグに行くなりして下さい。未だに球団HPが日本語表記って、信じられない(笑)。英語はどうした?英語は。楽天は、一切日本語を使うべきでない。英語にしなさい。)


私個人の意見を言ってしまえば、日本企業はサムスンを目指すべきではないし、日本は本当の敗者となったわけじゃない。日本は、それでも「勝った」んだ。どちらかと言えば、勝利したのは日本だ。日本の電機業界の利益全部よりもサムスン1社の方が多い、とか言うのだが、それはそこだけ比較して見ているからである。


日本企業が多業種のグループ内企業を抱えていると、非効率だの多角経営失敗だの選択と集中ができてないだのと酷評される。しかし、サムスンならば、グループ企業が膨大で典型的な日本の老舗企業みたいであろうと、成功者は褒め称えられる。簡単に言えば、日立なら悪い例、サムスンは良い例、ということだ(笑)。

それから、よく言われるものに、日本人技術者たちが移っていってしまった、ということがある。90年代のリストラの嵐なんかもあって、日本の大企業にいた技術者たちが奪われてしまったらしい。そうして日本の技術がパクられてしまったというわけである。これだけを考えると、確かに日本にとって不利であったはずだろう。だが、必ずしもそうとも言えないのではないか、というのが私の考え方である。

日本の主要な電機メーカーに強力なライバルが現れたのだから、これは大変なことに違いはないのだ。しかし、同時にメリットも存在していた。競合の登場で価格競争は厳しくなり、価格低下をもたらしたはずである。そのことが、多くの新興国への電化製品普及に役立ったはずである。世界中の消費者たちにとってみれば、大きな利益がもたらされた。言ってみれば「日系電機企業」という一つの独占企業が存在しているようなもので、死過重が発生することになるわけである。もし、そこに強力な競合企業が現れると、これまでの独占価格は通用しなくなる。サムスンの登場は、まさしくそういう役割を果たしたと言ってよいのではないか。


このことによって、世界需要は増大し、日本にはもっと大きな恩恵がもたらされたはずである。それは何か?
サムスンが設備投資をすると、儲かる日本企業が確実に存在してきたはずだ、ということである。製造装置メーカーとか、関連設備の機械メーカーとか、各種部品メーカーとか、そういう日本企業はかなり多いだろう。世界シェアを結構握っているメーカーだって存在しているだろう。そうした「電機業界の日本の大企業」以外の、多くの日本企業にとっては恩恵があったであろう、ということである。
そういう企業にとっては、最終製品の電化製品を売ってくれるのが、日立だろうと松下だろうと東芝だろうと、はたまたサムスンだろうと、誰でもいい、ということのはずなのである。要するに、誰が売っても儲かる、という仕組みが最強なのだ。基幹部品などを供給するのであれば、特にそうだ。

かつての日本の大企業だけが売っていた場合に比べて、技術は流出してしまったが、売り手は増えて世界の需要増をもたらしたのであれば、結果的には日本の企業全体で見た場合には得したんじゃないのかな、と。技術や知識を独占した方がいい、ということにはならないことだってあるのだ。


コバンザメ戦法は、常にサメが存在するからこそ可能な戦略である。いずれサメがいなくなって、自分がたった独りで泳がねばならない、ということになった時、コバンザメがコバンザメのままでいられるのか、ということは考えているだろう。サムスンが恐れるのは、そういう未来だ。いずれ新たに登場してくるコバンザメの標的にされるのが、今度はサムスンの番だ、ということを覚悟しているだろう。


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金融政策コミットメント効果についての金融研論文

2010年07月29日 21時32分05秒 | 経済関連
標題の通り、コミットメントがどのような効果をもたらしたのかを調べた論文である。日銀金融研が出す論文集に収載されたペーパーで、言ってみれば日銀研のエース級と目される(?らしい)白塚氏が筆頭著者のようである。


以前にブログでも触れたテーマで、自分の稚拙な記述が恥ずかしい(笑)けれども、一応振り返っておく。

2/23 >”学界”という病~「日本の経済学界」は信頼できるか?

3/1 >日本経済復興の処方箋~その2

4/1 >続・岩本東大教授の論を信じると、こう騙される


前置きはこれくらいにして、本題に入ろう。

金融研究第29巻第3号要約

原文をお読み下さればと思いますけれども、特に目を引いた記述について、ピックアップしておきたいと思います。


『これまでの議論をまとめると、3 つの時間軸効果指標は、日本銀行の政策コミットメントが短期金利の将来経路に関する市場期待を制御することには成功したが、金融市場のデフレ懸念を完全に払拭することはできなかったことを示している。ゼロ金利のもとでの政策コミットメントによって、中央銀行は外的ショックの影響を、時間を通じて平準化させたが、ショックの影響そのものを取り除くことはできなかった。また、金融政策コミットメントは経済の構造やトレンド的な動きを変えることができなかったといえる。』
(p.247~248)

時間軸効果についての評価を改めて提示している。短期金利の将来経路に関する市場期待制御は可能、しかしデフレ懸念払拭までには至らなかった、と。これまでの(日銀サイドが説明に度々用いてきた)「万能薬ではない」に対する裏付けを取った、ということでもあるかな。ま、言いたいことは判るよ。現実の病気と薬剤との関係を考えれば、それは当然だから。



『これら2 つのアプローチからは、異なる分析手法を使ったにもかかわらず、次の2 つの頑健な結果を得た。第1 は、金融政策コミットメントは、民間部門におけるわが国経済の将来期待を、金利、一般物価、産出量といった広範な分野で変えることに成功した。これは、政策コミットメントが有効であった側面といえる。第2 は、金融政策コミットメントは、一方で、産出量、物価をそれ以前のトレンド経路にまで押し戻すことができなかった。このことは、金融政策コミットメントは、円滑な経済資源の再配分を構造的に阻害してきた要因を取り除く万能薬とはならないことを示している。』
(p.254)


さて、拙ブログでも頑健性については批判してきたが、脆弱な論拠しか持たないということを言われたのが癪に障ったということなのか(冗談です)、頑健な結論を得ましたよ、と。有効性の確認と、逆に効果がなかった部分とを区別しました、と。こうした検討こそが学術的に必要なことであり、政策の妥当性を見る上でも重要であろう。よい検討であると思う。



『日本銀行のゼロ金利政策期、量的緩和政策期における金融政策は、足許の政策金利水準の変更よりも、将来の金融政策への期待を制御することに大きく依存している点によって特徴付けられる。しかしながら、日本銀行は、こうした政策措置を、外部からの政策提言に直接的な形で従って採用したわけではなく、その当時の政策対応過程の延長線上で自然な拡張として行われたものである。この過程では、日本銀行の外部において、学者なども含めて、日本銀行の政策措置に関する誤った理解が広がった18。この結果、日本銀行がゼロ金利政策や量的緩和政策のもとで遂行した政策措置が、名目金利の非負制約のもとでの経済理論上の望ましい政策運営と共通した要素を有していたにもかかわらず、こうした誤解によって、デフレ経済状況を克服するために、さらに極端な政策手段をとるべきという議論につながってしまったように思われる。』
(p.254)


外部から言われてやったんじゃなく、日銀が独自に研究してやったんだ、と。そうですか。
何より強調したかったのは、「誤った理解が広がった」ということでしょう。んー、まあ、分からないではないですが、及第点とはいきませんな。
本気の本気で、日銀が主治医である時には、訴えられるでしょうな。こんなダメ医者ならば、医者を名乗る資格もない、というのが、私の見方です。かなり厳しいと思うかもしれませんが、生温い考えで一国の経済・金融を預かるなどもってのほかです。できる限り、全力を尽くす、残ってるありとあらゆる可能性や手段を迅速に検討し、取捨選択し、なにより重要なのは実行する能力、遂行・完結する能力です。能書き垂れてる前に、素早く実行せよ、人の何倍も速く行動せよ、頭と手を動かせ、ということです。日銀には、そういうのが決定的に欠けている。究極の官僚主義的組織、機構である、という非難をするのは、そういうことです。

日銀的には、精一杯やっている、というのかもしれませんが、自分が一生懸命やったからといって、それで評価されるなんてことはない、というのがごく当たり前です。どんな仕事だって、同じですよ。目の前で人が死んでゆくのに、今はできない・分からないとか言って、死亡が確認された後から「こうこう、こんなことだった」みたいに正しい意見とか診断とかを出されても、手遅れなんですよ。それでは遅い、ということです。落第です。



『翁・白塚[2003]が指摘するように、量的緩和政策では、金融部門と非金融部門をつなぐ波及経路が分断されていたため、経済全体へと緩和効果が広がることはなかった。量的緩和政策は、短期金融市場や国債市場におけるリスクプレミアムを低下させることには成功したが、こうしたリスクプレミアムの低下は、その他の金融市場を含む経済全体におけるリスクテイク行動を誘発するには至らなかった。また、白塚[2010]は、今回の金融経済危機で各国中央銀行が大規模かつ広範な金融資産購入を行っていることを指摘したうえで、中央銀行は、バランスシートの規模と構成という2 つの要素を積極的に変化させる非正統的政策手段を実施していることに言及している。こうした中央銀行の行動は、標準的なニューケインジアン・マクロモデルでは説明されていない経済構造が現実経済で重要な役割を担っていることを示唆している。』
(p.257)


『Woodford [2005] は、最も明確なコミュニケーション政策として、金融政策ルールを宣言することで、中央銀行は流動性の罠のもとでも経済主体の将来期待のみならず実体経済変数を制御できると主張している。しかしながら、本稿での分析結果を踏まえると、経済理論的な視点からの考察だけでは政策コミットメントを巡る分析は十全なものとはなりえず、データに基づいた政策効果の検証を注意深く行っていく必要があると考えられる。
今次金融危機に直面して、各国中央銀行は、迅速かつ果敢に行動し、大規模な負のショックに対処してきた。この過程で、Fed、イングランド銀行、欧州中央銀行、日本銀行といった主要国の中央銀行は、通常の金利政策を通じた金融緩和の余地をほぼ使い尽くしている。このため、各国中央銀行は、政策コミットメント、流動性供給なども含めた非正統的政策手段を導入するに至っている。こうした政策の組合せは、決して目新しいものではなく、日本銀行が過去に経験した状況と極めて似通ったものである。前述のとおり、これらの非正統的政策手段は、純粋な金融政策をゼロ金利のもとで自然に拡張したものとしてではなく、金融システムを救済するための緊急処置として理解されるべきである。この点、こうした非正統的政策手段の性格は、不良債権の償却や自己資本の再構築によって金融機関のバランスシート調整が進展するまでの、時間稼ぎである点に留意する必要がある。』
(p.258)


このへんについては、読んだ通りです。同意できない、といったことはありません。割と素直な記述でしょう。

・標準的なモデルで記述されていない部分が含まれるかもよ

・経済理論的視点からだけでは不十分で、データに基づく実証等が必要だよ

こうした点に触れたのも、評価できるものです。研究者ならば、こうでなくちゃ、と思いますね。というか、実務を基盤とする日銀という立場だからこそ、ということでもあります。実践なき、ただの理論家とは異なる、という発想は共感できます。


まあ、症例として「日本の経験」というものは、大いに役立ったと思います。世界経済の緊急対応としては、意味があったものと思います。それは、ひとえに「日銀の大いなる失敗」がなければ、こうはならなかったんじゃないか、とは思いますね(笑)。日本は苦しんだし、日銀も苦労したのは事実です。ただ、もっと名医がやっていれば、本当にここまで塗炭の苦しみを味わうことになっていたのか、というと、かなり疑問です。失われた20年を現出させるほどの失敗なんて、そうそうあるもんじゃない。
ある処置をやる勇気、責任感、そういうのが、日銀には「なかった」ということなんですよ。


そして、これは、今でも変わっていない、ということなのです。
だからこそ、日銀には根本的な問題を抱えたままであり、何にも改善されてなんかいない、ということなんです。過去の失敗は、生かされないということであり、だからこそ大問題なんだ、ってことなのです。


論文自体は大変良いものだと思いますので、多くの方々に読んでもらえるといいと思います。


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いわゆる「bewaad問題」、別名「bewaad抹殺未遂事件」について

2010年07月28日 20時38分49秒 | 俺のそれ
正直、この話について書くかどうか迷ったが、やっぱり気にしているのは体に良くないので書いておくことにした。タイトルは、勿論適当である。


ぼくが経済学というものに触れるようになったり、日銀の政策なんかについて気にするようになったのは、書き始めの頃に出会ったbewaad氏のブログの影響を受けた為である。どうして彼のブログを読み始めるようになったのかは、定かではない。あまり記憶にない。確か年金の話だったか、今は容疑者となってしまった木村剛のブログからだったか、そういう何かで流れ着いたような気がする。

やたらと読み難い無味乾燥な画面と、難解用語や難読文字を含む長い一文とか、これまで殆ど目にしたことのないようなブログだった。いつしか、毎日読みに行くのが日課となっていた。当時のネット世界では、bewaad氏自体はそれほど有名ではなくて、1日のアクセス数は700程度という感じの頃だった(それでも多いとは思ったが)。その後に、かなり有名な存在となっていった。その時期を、ぼくは偶然目撃していた。


個人的なつながりは一切ないし、どこの誰かさえ勿論知らない。けれども、ブログを通じて、bewaad氏とはいくつかの話題について意見を交換したりしたことはあった。勿論、衝突もあったけど(笑)。

人権擁護法案とか、中国発デフレ問題とか、上限金利問題とか、思えば色々とあったのかもしれない。全くの専門外の素人が意見するわけだから、それの相手をするのは大変だったろうとは思う。確かにそうだ。それでも、何故かウチのような弱小ブログの相手をしてくれていたのだな。
ま、これはいいとして、上限金利問題の時の当方の書いた記事が問題だったようで、bewaadブログの信者たちから出入り禁止(正確にはそうじゃないけど、コメントやTBをするな、というような要求)を言い渡された。なので、その後には一切コメントをしたりするのを止めた。この件だけじゃなく、彼らのコミュニティに蔓延っていた「経済学が正しいんだ」(実際そうは言ってなけど、単純化して言えば)という姿勢を見ることとなったので、結果的には彼らを糾弾した。


だから、向こうからすると、ぼくは敵のようなものだと思う。
ただ、発せられるメッセージのようなものは、敵同士だからこそ感じ取れる、ということはあるのかもしれない。別に、彼を憎んでいるわけでもないしね。これはまあ、いいや。


で、田中秀臣氏とのバトルについてであるが、これは結構以前からあった話ではある。ぼくの記憶では、福井日銀総裁の辞任問題についての頃だ。

福井日銀総裁の法的責任はどうなのか

田中氏のコメントを見ていて、どうしてそこまでエスカレートするのかな、というのはあった。論点がズレてゆくし、段々「官僚批判」へと変わってゆく傾向があった。当時は、ブログに集まる人々の諌めるコメントなんかで、とりあえず終わったはずだ。けれども、わだかまりのようなものは、互いに抱えたままだったのかもしれない。

そういうのを残しておくと、きっと良くないのかも。


その後にも、日銀総裁選びとか、リフレ政策云々とかで、気まずい関係が継続していたように思う。

最近でも気になる時があったから、書いたことがあった。

日銀をつき崩すのに有効なのは「事実の積み重ね」


ま、ぼくも匿名だから、正体を明かされるということがあれば、それは困ると思う。少なくとも、高橋洋一氏にいいじゃんか、みたいには言われたくないんじゃないかと思う(笑、官僚になったことがないから分からんけど)。


多くの人々が嘆いていたように、ユニークな書き手を失うことは残念なことだ。


とは言うものの、ぼくが他人に批判できるような立場にはないな(笑)。
かなり嫌味を書いてきたし、他者批判を続けてきたんだから、そういうのは割り引いて頂戴ね。

みんな仲良く、ということで。


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コソボの独立宣言のこと

2010年07月27日 11時08分59秒 | 法関係
少し間が空いてしまいましたが。

コソボの独立宣言は、国際法に違反しない、という見解が国際司法裁判所から出された、というものです。勧告的意見というもので、法的拘束力はないらしいのですが。

コソボ独立は「合法」、国際司法裁 写真5枚 国際ニュース : AFPBB News


複雑な歴史を有する地域ですので、そう簡単には解決には向かわない、ということなのでしょう。そうかといって、酷い内紛状態が継続するのも問題だし、戦争犯罪などの悲惨さもあるから、放置しておくのもできない、と。

一つの意見とか解決方法でどうにかできるとは思わないけれど、何かの糸口を探す以外にはないのだろうと思う。


コソボ関連:

「中国軍特殊部隊による台湾攻撃」という愚(追加あり)

戦争は他の者に任せるがいい(詠み人知らず、笑)



今後、法学関係の方々が今回の国際司法裁判所の発表について、検討結果を出してくれることでしょう。



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取り押さえ直後の死亡例

2010年07月26日 15時47分27秒 | 社会全般
以前にも、ちょっと触れたことのある話ですが。

asahi.com(朝日新聞社):入国審査中に男性逃走 取り押さえた直後死亡 関西空港 - 社会


似たような例が結構ある。

高カリウム血症に関して気になること


あくまで個人的考えなので、何とも分からない。
だけど、ここまで逮捕直後に突然死が発生しているとなると、単なる偶然だけとは到底考えられないのである。


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敗北を重ねた米国外交

2010年07月25日 18時57分27秒 | 外交問題
だから言ったでしょ(笑)。神様も見てる、って。

もう一度、これまでの経過について振り返ってみよう。

5月時点では、圧倒的有利な立場に立っていたのが米国サイドだった。誰も当方の言うことになど耳を貸そうとはしなかったでしょう?(笑、当たり前か)
日本のマスコミは外務省と一緒になって、大いに宣伝活動を手伝ってくれたというわけだ。鳩山総理に日米共同宣言を出させるところまで追い込めた。ここまでは、米国サイドの思惑通りに事が進んだ、ということである。お陰で、こっちは連敗続きだったわけさ。ぼくにとっては、まさに絶望の1週間だった。完敗宣言まで出したんだから(笑)。

だけど、ぼくは、諦めるのを止めた。
戦い続ける方を選んだ。この代償は払ってもらう、ってな。日本政府や外務省、そして日本のマスコミには見放されたが、ネットの世界は広大だった。捨てる神あれば拾う神あり、だ。


あれほど威勢の良かった米韓は、6月に入って以降、急速にトーンダウンしてゆく。特に米国の後退は、韓国をやきもきさせた。安保理の日程にはうまく乗らず、サミットにも呼ばれない韓国には、事態を動かすだけの外交力もチャンネルもなかった。ひたすら米国頼みだった、ということだ。その米国は局面打開策を考えつかないでいた。有効な反論さえも思いつかない状態に陥ったわけだ。

米国の立場がいかに脆弱なのかを”露わ”にしたのが、まさしく露西亜だった。ロシアは当初から韓国発表の調査結果を鵜呑みにはしていなかった。多分、潜水艦の運用実績の蓄積が相当あることも、その一因かもしれない。常識的に考えて、哨戒艦を魚雷攻撃で沈没させるというのが、実際どれほど困難なことか、ということを理解できていたからであろう。そして、独自調査団を送り込んで、現物を確認した、というわけだ。その結果は、「なるほど、やっぱりな」というものだった。

米国は慌てて米露首脳会談をサミットに合わせてセッティングし、何とか安保理での協力姿勢というものに期待を賭けたわけである。だが、それも思ったようにはうまく行かなかった。この結果判定は、G8でのロシアの行動を見れば、明らかだった。
6月初旬に、韓国入りしていたロシアの独自調査団が帰国し、「合同調査団の調査結果は疑問」と、はっきり判定を下した。これを受けて、24日に米露首脳会談を行い、27日にはG8首脳宣言が出された。この時点で、ほぼ米国の後退が確定的となったわけである。
ネット上の場末のブログだの、怪しげな匿名工作員の充満している掲示板だの、そういうところに書かれる意見ではない重みというものがあるのだ。それこそが、ロシアの調査団の評価だったのである。

こうして、米国の敵役である中国とか、北朝鮮なんかがいないG8サミットでさえ、思い通りに事を運ぶことができず、敗北感が濃厚となってしまった、ということである。
哨戒艦沈没に関するG8首脳宣言について

因みに、はじめは下手に出て、ロシアに協力を要請したのに首脳宣言での後退だったので、今度は「圧力をかけちゃる」ということになって、ロシアのスパイ組織一斉摘発に踏み切ったんだろうと思いますね。ベタな映画みたいな話なんですが、現実はそういうものかもしれない、ってことですな。黄門様が「痛めつけてやりなさい」とか命ずるのと一緒(笑)。

 何とか宜しく頼むわ→ヤダよ→じゃあ今度は締め付けてやるぜ

まさに、飴と鞭www。

いずれにせよ、サミットでは韓国がいない、中国も首脳宣言の文言には入れない、北朝鮮なんて勿論いない、ということで、主要な反対者というのはロシアくらいしかいなかったわけで、それでもなお「後退」だったわけですから、米国の敗北感といったらなかったわけです。


次は、安保理に舞台を移しました。
ここでも、米韓の主張というものが大幅に後退するということになったわけです。
苦杯をなめた米韓外交~韓国哨戒艦沈没事件

北朝鮮の主張にも配慮が示され、必ずしも韓国の立場が有利というものでないことは明らかとなった。この敗北が、米韓の「2+2」実施となり、ヒラリー&ゲーツの声明が出されたわけである。ここでも、当然のことながら、言葉を濁す始末。

安保理での完敗で傷を舐め合う米韓

米韓共同声明で確実となった米国の及び腰

頭が悪いなと思ったのは、米国がやればやるほど敗北感が確実になってゆく、という、まさしく悪循環であるのにも関わらず、次々と舞台に登場してくるんだよね。ぼくなら、安保理の後に引っ込むだろうと思うけど。少なくとも、ASEANにまで登場しようとは考えないだろう(笑)。
このストーリーを書いたのは誰?
まさに墓穴を掘る、の図だな。


まあ、焦る米国としては、北朝鮮が参加してくるわけだし、中国はいるし、韓国にだけ任せてはおけない、という心配をしたんだろうと思いますね。ああ、日本の外務省も存在してはいますが、何の役にも立たないことは明白なので、数には入ってませんな。最初から眼中にない、味方としてでさえ「カウントされない」ということでしょう。ま、これは当然ですな。
なので、米国は心配のあまり、異例中の異例ながらARFに参加を決めてしまったというわけだ。バカだな。こういう時には、放置の方がまだマシなんじゃないのか?まるで、子供の喧嘩に親が出てくるみたいなもんで、韓国に任せてやらせておけばよかったものを、米国が自ら出張ってくるからこそ、余計にダメージを食らうんじゃないの(笑)。恥の上塗りとなってしまったわけだ。
しかも、米国単独で参加だと恰好悪いからって、ロシアに声を掛けて一緒に誘って参加だなんて、まるで取ってつけたような対応ぶり。これが笑いを誘わないはずがない。

ARFの議長声明なんて、これまでの経過からすると重きが最も軽いものになっているのに、そこでさえ敗北。米韓の影響力がここまで落ちているということを、改めて実証してしまうことになったわけだ。あれほど、外務省だとか米国のお先棒を担いできた日本のマスコミでさえ、「ああ、またか」という反応になってしまい、もう誰も「実行犯の北朝鮮を一斉に非難、制裁決定」とかの見出しを打てなくなったじゃないですか。


ポーカーや麻雀なんかでも、こういうことってあるんじゃないですか?
ドツボにハマっている時には、やればやるほど負けが込む、というやつですな。「いや、まだ負けてない、挽回できるはずだ」と無駄に頑張るからこそ、こうなるって話だ。
安保理での完敗、情けない米韓2+2の声明、そしてトドメがARFでの敗退決定、と。しかも、国際会議の重要度がダウングレードとなっているのに、それでもなお敗北、と。

まんまとハマってくれて、ありがとう。
安保理に続き、ARFでも完敗、ご苦労さんです。


日本のダメ連中と結託してやるからこそ、こんな有様になるわけで。


オバマ政権に挽回チャンスは、まだあると思いますよ。

本当に挽回したければ、組む相手を選べ。


犬どもと一緒になってやる限り、応援することはできない。対決を続けるまでだ。しかし、こちらの主張をある程度認め、譲歩できるということなら、全力で支え応援するということを考える。

その勇気と決断が、ホワイトハウスにあるかどうかである。

日本の菅政権やDPJには、そうした決断力は備わっていない。胆力もない。
だが、米国側が要求するという局面ならば、違った展開はあり得るかもしれない。それには、まず譲歩、だ。

普天間を返していただく。
沖縄海兵隊は、県外移転、これを確約してもらう。たった今、じゃなくてもよい。
しかし、沖縄県民に米国が絶対の約束をしてくれ。いついつまでには、全部撤退する、と。日本政府の約束なんて、当てにはできない(残念ながら)。しかし、米国ならば約束を信じてあげることが可能だ。


その約束がない限り、応援することはできない。
約束とは、米国との信頼関係があればこそ、ということの意味を考えてほしい。沖縄の人々は、日本の政治家なんかを信じるより、多分、合衆国政府の言うことの方を信じるはずだ。


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結局「居座り&ゴネ得」~普天間基地問題

2010年07月24日 15時27分37秒 | 政治って?
普天間基地の代替施設の進捗状況にはあまり関係なく、受け入れ側であるグアム側の準備が間に合いそうにないから、移転期限は守れないわ、ということだ。

時事ドットコム:海兵グアム移転、14年期限を延長=インフラ不足で「困難」-米国防総省


要するに、「現状維持でもいいのか」という脅し文句は、鳩山政権の失敗なんかには関係なく、「グアム整備の金がないから、できなわ」ということだけだ。


これがヤクザの手法と一緒だよ、ということを言っているわけ。
「出てって欲しけりゃ、金出しな」
ってことなんだわ。

続・普天間飛行場に関する私見

幼年期の終わり


グアムが無理なら、韓国に行きなさい。
韓国なら、きっと喜んで受け入れてくれるに決まってますよ。
ですよね?>韓国大統領
インフラ整備も韓国なら、楽勝で賄えるはずですから。
良かったですね、韓国。日本を仮想敵国としているそうですので、米国海兵隊がいてくれるだけで、日本からの脅威は防げるでしょうよ(笑)。

北朝鮮の脅威に備えて、在韓米軍を強化してあげてください。
ジャパン・ナッシングでいいので、日本のことなんかよりも、韓国を是非とも大事にしてあげて下さい。米韓同盟強化を今すぐ実施して下さい。その為にも、海兵隊は韓国に行くべきだ。



はてなブックマーク - 米議会も見捨てた普天間移設 | オブザーヴィング日本政治 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

5月に日米共同声明を出させておきながら、今更移転先の施設整備が間に合いませんとかいう出鱈目は許さない。現実に実行ができる人間だけが、「こっちはもう準備できてるんだから、お前らも急げ」とか要求できるんだよ。

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今度もケチョンケチョンですかな?(笑)

2010年07月22日 18時24分15秒 | 外交問題
まったく、どうしてこうなのかね。笑える。

昨夜の記事で、『あのね、アメリカが、事実とか証拠を掴んでいる時、はっきりそう言わないなんてことがあると思いますか?』と書いたら、途端に証拠の一つを出してみましたよ、と(笑)。

韓国哨戒艦撃沈 北魚雷の製造工場特定 米、「价川市」と日韓に伝達(産経新聞) - Yahoo!ニュース

ふーん、そうですか。
魚雷の動力部を製造した工場が特定できたとして、それは、沈没事故の証拠としてどんな意味があると思うか?

何の実証にもならんな。
北朝鮮犯行説の裏付けには、何らの効力もない。ぼくがアメリカの立場ならば、「掴んでいる事実」を多分入れてきたんだろうな、と思う。何故なら、「アメリカの出してくる証拠なんて捏造」とか批判されている時には、特段不利となることがなければ、事実を小出しにするくらいはやるだろう、ということ。

なので、たとえ米国が言うように、魚雷の動力部の製造工場というのが本当だとして、それが何の補強になるかといえば、特に立証の足しにはならない。

もっと別な疑問なら浮かんでくるわけだが。
それは、5月20日の発表前であれば、「魚雷の破片」と見られる金属片とか火薬なんかは、「ロシア製」か「中国製」と言っていたからである。
北朝鮮の工場で作られたということとどういう整合性があるのか、米国には説明する責任がある。
例えば、
「CHT-02D」の製造については、
①動力部は北朝鮮のケチョン市
②弾頭部は中国の○○かロシアの××
とか、
③材料の金属と火薬は輸入品で、全て北朝鮮で組立

といった説明ということである。

これができないわけがない。製造はケチョン市だとして、どうして「中国製かロシア製」なんていう説明が出てきたのか、米国ならば確実に整合的な説明を付けることができるであろう。だから、その説明を求めているんですよ。もしできない、とか発表しない、ということなら、又しても「ああ、やっぱり米国の証拠は捏造だったか」ということの確証が更に強まる、というだけ(笑)。


ま、期待してますよ。
次はどんな出鱈目の説明を繰り出してくるのかを。


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米韓共同声明で確実となった米国の及び腰

2010年07月21日 23時10分08秒 | 外交問題
米韓の「慰めあいまショー」の幕が上がったようである。
悲しいまでの、負け惜しみ全開。つまらない一人芝居というか、不細工な「二人羽織」とでも言えばいいのか。兎も角酷いシナリオであることは間違いない。

米韓からすると、本来「真の主演」であるはずの北朝鮮の姿かたちは、全くない。そっちのけ。米韓が勝手に大騒ぎして、勝手に演出をやって、ネタバレコントを延々と繰り広げるという、醜悪なショーとなっている。


筋悪の、脚本は日本にも及んでいる。
日本の外務省には使える頭もないわけで、そうすると使い古されたネタしか出すものがないわけである。それは、拉致問題、ということだ。韓国と日本の外務省が連携して、キム元工作員を日本に招聘。狙いは、拉致問題=悪の北朝鮮、という図式である。それくらいしか思いつかなかったのであろう。アホだな(笑)。

よくイジメなんかでも、誰かの評判低下を狙う為に、悪評を流す、というのがドラマなんかでもよくあるでしょう?外務省官僚程度であると、そのくらいしか思いつかない、ってことなんでしょうな。だから、筋悪だって言ってるの。低級シナリオライターくらいの脳みそしか持ち合わせていない、ってことだろうね。

このタイミングで呼ぶというのは、そういうことだから。韓国が協力するのは当然だしね。北朝鮮に目を向けさせるための宣伝工作なんだものね。これは本題じゃないから、まあいい。



聯合ニュース

公式発表を見てませんけれども、ニュースからは見つけることができませんでした。
それは、何かって?(笑)

もうお分かりでしょう。幾度も取り上げたので。

それは、ヒラリーも、ゲーツも、「”天安”は、北朝鮮の行った魚雷攻撃で沈没した」という発言を、一切行っていないということですよ。

新たな言い草を教えて頂きました。非常に参考になる言い回しなんですね。政治家というのは、こうでなくちゃいけない。奥歯にものの挟まったような、慎重な発言というヤツです。

具体的に書けば、

「再度の直接攻撃」

とか、

「北朝鮮は、天安沈没の責任を認めよ」

みたいな言い方ですな。

因みに、2番目の言い方は、仮に法的に決着がついたような場合であっても(裁判で判決が確定したような場合とか)、永遠に言い続けることは可能。しかも言う側には、あまり傷がつかないという言い回しなんですよ。

例えば「国は、~の責任を認めよ」とか、よくあるでしょう?この「○○は、~の責任を認めよ(負え)」という言い方は、どんなものでも大体は使えますな。なんて便利な言い回しなんだ(笑)。


戻りますけれども、1番目の「再度の攻撃」という表現は、共同声明だけじゃなく、次期情報長官の人の議会証言でも使われたものです。

「北朝鮮は、再び韓国に直接攻撃を仕掛ける恐れがある」

こう言われると、『再び』なんだから当然1回目があった、というわけで、それはいつのどんな攻撃ですか、というのは「受け手側」の判断に委ねられる、ということになるわけです。つまり、発言者が例えば「1回目は天安攻撃だったから、次の攻撃は再度ということになる」とか宣言しなくていい、というものなんですよ。

こうなると、1回目は朝鮮戦争まで遡れる可能性さえあるので、「再度の直接攻撃」と言った場合には、いくらでも解釈の余地があるということになります。天安沈没事件のことを強く思っている人にとっては、それが1回目というふうに受け止める、ということになるわけです。発言者はその説明を省けるのが利点なんです。「再度韓国に攻撃を仕掛けたら、深刻な結果を招くだろう」とか、脅し文句としては使えますけれども、1回目の攻撃はどのことですか、と問われたら、答えに窮するという程度のものですよ。09年11月の直接攻撃(韓国哨戒艦沈没事故についての疑問~6)のことかな、とか言うことだってできるんですよ。


あのね、アメリカが、事実とか証拠を掴んでいる時、はっきりそう言わないなんてことがあると思いますか?(笑)
ここぞとばかりに、鬼の首を獲ったが如く、「○○がやった」とか言うに決まってるじゃないですか。
例えば、「わが国の全情報機関の情報を総合すると、北朝鮮が実施した攻撃であったことが確実となりました。北朝鮮潜水艦の魚雷攻撃と判明しました。」とか言うに決まってるでしょ。大体、合同調査団の主要メンバーは米国の専門家(笑)だったわけで、彼らがそう断定しているのに、その通り肯定しないということは調査団メンバーを信頼していないということですか?


嘘の上にウソをいくら塗り固めたって、綻びが明らかになるだけ。
米韓の共同声明ですら、「北朝鮮がやった」という直接表現ができなくなっちゃったじゃないの(笑)。どこまで後退すれば気が済むんだ、ってことだわな。これが恥ではなくて、何なのよ、ということですな。


ああ、それから、板門店を視察したっていうことでしたよね?
異例の、国務長官&国防長官の視察ってやつね。

これは何を意味するか?
「北朝鮮への圧力」ってのが、米韓の言い分らしいんですが、自作自演なんだからどうだっていいわな。
そうじゃない。
北朝鮮は割りと「大人しい」ってことを意味するわけですよ。

つまり朝鮮半島情勢は、緊張の高まりなんてのは真っ赤なウソ。平穏ってことなんだわ。
何故かといえば、本当に危険度が高いなら、そんな重要な閣僚が揃ってノコノコ出かけてゆくと思うか?ここぞとばかりに狙われたらどうするの?

つまり、危険性は乏しいってことが分かっているからこそ、のんびり視察もできるわけ。
いつ弾が飛んでくるか分からない、攻撃されるかもしれない、ということなら、行くわけないんだっての。行くとしても、完全隠密で電撃訪問くらいだろ。事前に視察予定、とか、明かされてるわけないじゃない。バカかっての。


だから、北朝鮮が危険だ危険だと喧伝するのも、嘘っぱちですな。
多分、北朝鮮にはそんな元気はないんですよ。事を構える程の、金もなけりゃ余裕もない、というのが現実でしょうな。


ま、無駄な外交戦術、ご苦労さんです。
改めて米国のボロが補強されただけ、ということでしたな。


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映画『幸せはシャンソニア劇場から』

2010年07月21日 09時01分11秒 | 俺のそれ
いかにもフランス映画っぽい映画、という感じがした。
こういう登場人物の描写の仕方は、結構好き。


同時代の日本と比べて、圧倒的に豊かなフランスの、テンポがよく華やかな感じがよく出ている。大恐慌後の冷え込んだ世界経済の中で、フランスにも失業者が溢れていた―これは現在でもまるで鏡像のように同じではある。


登場人物の役割とか立場が、象徴的にくっきりと設定されているのがいい。

うだつの上がらない劇場の支配人。
女房に逃げられ、同居していた息子は引き取られてしまった。

左派闘士の若者。
政治利用されてしまう、モノマネ王子(笑)。
無名の歌姫。
アコーディオンを教えた引きこもりの、ラジオ男。
金貸しゴロツキのボス。

などなど。


貧乏で金のない中でも、街の人々には希望や連帯がある。


それと、キーになるフランス語の歌が、とても感じが良い。

途中ミュージカル風に仕立てられているので、見せ場ということではあると思うが、ちょっとやりすぎな部分は、ご愛嬌(海に行くという、あの場面)。


アコーディオンの伴奏に乗って、「あの懐かしい歌」が真夜中の窓の外から聞こえてくるシーンは、どんなセリフよりもまさる。思わず涙してしまう。


ただ、エピソードをかなり数多く盛り込んであるので、途中散漫な感じを若干は受けるかもしれない。

全体としては、十分楽しめます。
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オバマ大統領の苦境

2010年07月20日 10時20分23秒 | 外交問題
昨日の記事で、米国が韓国を宥めるのに必死だ、ということを指摘したわけだが、その傍証として、次の記事を哨戒、おっと誤変換だった、紹介しておこう。

オバマ大統領、中間選挙控え「LG化学工場起工式」強調 | Chosun Online | 朝鮮日報


何と、合衆国大統領が韓国メーカーの一企業でしかない、「LG化学」の関連会社が建設する工場の起工式に出席、という、超異例の待遇だったということである。

日本企業の工場を作る時なんて、大統領が出席することなんてあったんですか?

プーチン露大統領時代には、トヨタの工場建設の際にプーチン大統領自ら出席した、ということはありましたわな。だが、米国では日本企業がそんなに優遇を受けているという話は、あまり聞いたことがないですが、どうなんでしょうか。

しかも今回のLG化学の受けた税免除などの優遇措置は、かなりの厚遇と言ってよいだろう。それだけオバマ政権が切羽詰まっている、ということが感じ取れるわけである。


日本が金を出せば、もっと鉄道建設事業などで雇用増が見込めると言ってあげたのにね。

3/16 >普天間問題解決策についての私案


突っぱねたのは、誰なんだよ、という話だな。


というか、手柄を挙げようと狙っている連中が多すぎて、話がまとまらない、ということなのかもしれんな。ヘンな筋のコンサルとかロビーを雇ってしまって、所謂以前からの「知日派人脈」とやらで、どうにかしようという動きがあるのだろうからね。それは、日本側の外務省筋なんかにもあるわけで。

そういう連中が結託している限り、前進はないな。

で、こんなところでどつぼにハマる、ということになるわけである。


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安保理での完敗で傷を舐め合う米韓

2010年07月19日 19時19分43秒 | 外交問題
これまで何度か取り上げてきた韓国哨戒艦沈没事故だが、その後始末に苦慮しているのがよく分かる。


結果は周知の通り、安保理決議は当然出せず、単なる議長声明で終わった。それも、「両論併記」という形で、韓国と北朝鮮への配慮は同等だった。
日本の外務省幹部とやらが「北朝鮮の名指しだ」と豪語したのも空しく、一文を盛り込むのが精一杯、というのがアリアリと伝わる声明文だった。

その失敗だけなら、まだいい。
米国にとっての致命傷でもないし、韓国サイドでも「ここまでの流れでは厳しい」という感触はあったはずだからだ。常任理事国である中国やロシアの立場があるからだ、両国への配慮の関係上仕方がないんだ、という言い訳や大義名分が立つのなら、それで治まりのつけようがなかったわけではなかった。韓国にとっては渋い結果ではあるが、少しばかり我慢をするだけで完全な面目丸つぶれにはならず、まだ恰好のつけようがあったはずだ。


こういう「中国が強硬に反対するから仕方がない、妥協もやむを得ない」といったことなら、傷は浅かったということ。

では、一体何が問題だったのか?


それは、米国さえも見放していたのか、という韓国側の不満・疑念・不信感、そういったものが湧いてきたことだった。
それまでは、沈没事故問題の渦中にいて、当事者であったが故に気付くことなく来てしまっていた、ということなのさ。韓国は、知らなかった。気付いてもいなかったんだよ。

だから、拙ブログでは親切心から教えるべきと思って、書いたわけである。


何をか、って?(笑)
それは、米国自身が、これまで一度だって「北朝鮮が魚雷で攻撃し天安を沈めた」という事実を明確に述べたことがない、ってことさ。

米国の負け惜しみ(笑)


どうして、そう言わなくなったと思う?

5/18 >韓国哨戒艦沈没事故についての疑問~4・Smoking Gun!

5/19 >韓国哨戒艦沈没事故についての疑問~5

拙ブログで記事に書いたから。
というのは、きっと違うだろうと思いますけれども、おかしいということは書いておいた。

その直前までは、平たく言うと「北朝鮮が実行犯である、という線が有力」といったような米国サイドの見解みたいなものが非公式ながら出されていたわけですよ。だからこそ、(沈没原因について)「完璧に具体的に特定されました」とか豪語する輩がいたわけで。魚雷で撃沈された、と喧伝しておった連中は、ネット上でも散見されていた。20日の合同調査団の発表時点では、日本のメディアも一斉に「北朝鮮がやった」と報じていたわけですから。

ところが、拙ブログの指摘が届いたかどうだか知りませんが、確かにそう言われると「『犯人が北朝鮮』というのはどうして言えるのかな」、という素朴な疑問に行きあたるわけだ。普通の思考力のある人間ならば、分かるんだよ。「言えるわけがない」と。

なので、拙ブログで書いて以降に米国側の公式見解とか会見とかオバマ大統領をはじめ政府高官とか、そういう方々の口からは、「北朝鮮が魚雷攻撃を行い、天安を沈没させました」という事実は一切聞かれることがなくなった、ということ。直接そのように公式発言をした人がいれば、それは誰ですか、とお尋ねしたくなるのは当然なのですよ。少なくとも、私の見ている範囲では、知らない。
英語は嫌いだから見落としは当然あるはずだし、全員の発言をくまなく拾って歩いているわけでもないから、正確かどうかは自信がない。だけど、米国政府高官で、そんな発言をした人はいたかな?と考えると、思い浮かばないんですよ。


で、この事実を韓国は知らなかった。
知らなかったどころか、韓国内では「情報統制の失敗」の責任を韓国内の誰がどのように取るのか、ということを揉める始末。どうして責任問題に発展したかといえば、米国側の政府高官どもの誰かが烈火の如く激怒して、これも簡潔に言えば「何やってんだ、バカ、うすのろどものせいでしくじっちゃったじゃないか、この頓馬野郎」みたいに、酷くお怒りになられたわけですよ。なので、韓国側は急激にシュンとなっちゃって、米国さまゴメンなさい、ということで、失敗の責任のなすり合いになったわけで。

滑稽この上なし。


ところがですね、韓国にも目はしの利く人間というのがきっとおりまして、どうやら「米国は、韓国の味方だ、とか調子いいことを言ってたけど、犯人が北朝鮮だとは認めてないんだってよ、一度たりとも発表してなかったんだってよ」ってことが、政府内でもバレて広まってしまったのでしょう。

演習延期とか空母を引っ込めるくらいなら、まだ理由付けができたわけです。黄海に空母を浮かべるなと中国さんが怒っておられる、と言えば済むから。だけど、韓国は大統領自らが涙の会見で全国民にあれほど訴えることまでやったのに、米国は「犯人は…モゴモゴ」と言葉を濁し「韓国の味方だー!全面支援だー!」くらいしか言わないってのは、一体全体どういうことなんだよ、となるわけですわ。
そもそも韓国側としては、苦渋の選択として、あの「合同調査団の調査結果」というものを出してきたのに、今更になって米国の態度はどういうことなのよ、と、ヘソを曲げるのは当然ですな。

もっと平たく言えば、「お前らがやれって言うからやったんじゃないか、それなのに何でお前らは掌返したみたいな態度なんだよ、犯人は北朝鮮にしろって言ったのはお前らなんだから、自分の口からはっきりそう宣言しろや!!」と、韓国側が怒るということになるわけで。


そして、韓国を宥めるのに必死だな、ということになったわけだ(←いまココ)。
米国は韓国のご機嫌を直してもらうように、2+2をセッティングして、異例のヒラリー&ゲーツそろい踏み、ということにしたわけだ。

5月にヒラリーが訪中した時なんて、韓国には帰り際に数時間だけ面通しをしただけで、形式的に通過したというだけに終わったので、軽んじられたという思いは韓国側にあったでしょう。そういうモロモロのことがあったので、今回は、じっくりと訪韓しましょう、ということになったわけだ。

ここまで世界の外交の舞台で恥を晒してしまい面子を失い傷を負った米国と韓国が、互いの傷を舐め合う、というのが一つある。
そして、もう一つが韓国さえも「米国は酷い、味方するって言ってたジャンかよ」と不信感を募らせる結果となったので、それを宥め修復しようという試み、ということですな。


こうして、ヒラリーとゲーツだけじゃなく、悪巧み?コンビのキャンベル&ベーダーも来るよ、という、三役そろい踏みを演出したわけだ。しかも、これまた異例の「ゲーツ長期滞在」ということで、「韓国は米国にとって大事」、というメッセージを米国が必死で訴えるということになっておる、と。


大爆笑。

ゲーツなんて、韓国に何日も滞在したって、喜びもしなけりゃ、見たい観光地さえないだろう。気が狂いそうになるのを必死で抑えながら、韓国のつまらない演出に付き合わされて、それをゲーツが部下に悪態をついて嘆く、という図が目に浮かぶようだ。

韓国側だって、面白くも何ともない、気難しいだけのゲーツを何日も接待しなけりゃならないとなれば、これはもう大変。ゲーツにしてみりゃ、お前らと改めて話すことなんかない、というような態度がアリアリで、韓国側の国防関係者とこれといって話すべき話題もない。双方にとって、苦痛の時間が続くだけ。まさしく、拷問。


でも、つまらない脚本だろうと何だろうと、米韓両国が演じきらなけりゃならない、政治シューなので、仕方がないんだそうですよ。そこまで追い詰められたのは、兎にも角にも、哨戒艦沈没事件での失敗、これが響いたということです。国連に舞台を移しての、改めての敗北、これが決定的となったわけだ。世界にどのような印象を与えたのか、このことが5月時点では「彼らには予想できなかった、想像できていなかった」ということなんですよ。

まあ、自業自得ですな。

災厄は、自らが招いた、ということです。


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映画『ウェイヴ』

2010年07月18日 14時22分20秒 | 俺のそれ
やや珍しい、ドイツ映画。
ドイツ語特有の音を聞くと、昔のあまりに苦痛だったドイツ語の授業を思い出す。

語学って本当にセンスが必要だよね。
ぼくには、からっきしなんだけど。
ドイツ語どころか、英語だってままならないのにね(笑)。
過去のトラウマはこのくらいにして、本題に入ろう。


ドイツの高校生って、大胆。
誇張はあるかもしれないけれど、たぶんこんな感じなんだろうな、というのは分かる。ほぼ大人と同じなんだね。日本って、かなり幼稚ってことなんだろうか。だけど、高校生は高校生だから。

自転車は当然として、スケボーがあんなに行われているというのが、ちょっと意外。フランスならきっとそうだろうな、とは思うけど、ドイツ人にスケボー人気というのはイメージがやや合わないような感じだ(個人的先入観?のようなもののせいかな)。


若者風の音楽は、パンク系の感じで、実際若者グループには「パンク野郎」が典型例として登場してきているものと思う。そうなのか、ドイツの若者はこういう音楽嗜好なのか、と。ドイツ・オ―ストーリーとくれば、クラシックの殿堂みたいな既成イメージがあったので、かなり予想外。


映画の根幹には、独裁を学ぶ授業と実習、というものがあるのだが、人間の行動原理みたいなものを詰めてゆくと、こうなって行くのだな、と戦慄を覚える部分はある。

最も恐ろしいのは、自発的に参加・加担・協力してゆく人々、ということである。みんな平凡であり、総じて善良であり、極々普通の人々なのだ、ということ。そこに怖さがある。
日本は、特に学ぶべきものが多い、と思った。制服だしね(笑)。


特別な秘密結社みたいなものを作り上げずとも、知らず知らずのうちに、組織の一員となってゆくのである。よいことをしようと思って、やってしまうことが、逆に組織存続を助ける結果になるのだ。一度異端とか非協力者の区分けが出来てしまうと、同調圧力は強まるとか排除しようとする傾向が強まるのだ。日本でいうところの、空気に支配される、というようなことも、似ていると思った。集団になれば、力を発揮できるというのは本当だと思うけど、度が過ぎると悪い方向にも力を発揮してしまう、ということだ。これは、イジメの構図と近いかもしれない。


常にそういうことに注意を払っていなければならないだろう、というのは、日本人に一番必要なアドバイスではないか。


あと、映画中の部活には、かなりマイナー競技の水球が選ばれていたのだが、ドイツでは人気競技なのだろうか?あんまりよく知らないんだよね。
イギリスとかなら、ラグビーとかボートとか典型例があると思うけど、ドイツって、そういうイメージが湧かないから、学校対抗の水球の試合って言われても、へえ~としか言いようがないな(日本だと野球、剣道、柔道、サッカー、ラグビー等々、色んなバージョンがあるな)。


ユニークな映画で、おススメ。


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頑張れ!ロン&バーニー!

2010年07月17日 14時54分20秒 | 防衛問題
このような意見がどんどん出されるのを、待っておりました。

在沖米海兵隊 広がる不要論 下院の重鎮「冷戦の遺物」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

(以下に一部引用)

ことの発端は今月6日。与党フランク氏と野党ロン・ポール氏の両下院議員が、米国の有力サイト「ハフィントン・ポスト」に寄せた論文だ。「なぜわれわれは軍事費を削減しなければならないのか」と題し、2010年度の軍事費6930億ドル(約61兆円)は歳出全体の42%にも上り、経済活動や国民生活を圧迫していると説明。米国が超大国として他国に関与することが、逆に反米感情を生み出している側面も指摘した。
 結論として「財政再建と雇用創出が国の最優先事項だ。度を越した軍事費問題に取り組まなければならない」と強調した。
 この記事が大きな反響を呼んだ。8日に大手テレビMSNBCやCNNニュースはフランク氏らを招き、論点を取り上げた。10日は米公共ラジオ局も取り上げ、フランク氏は「1万5千人の在沖海兵隊が中国に上陸し、何百万もの中国軍と戦うなんて誰も思っていない。彼らは65年前に終わった戦争の遺物だ。沖縄に海兵隊は要らない。超党派で協力し、この議論を提示していきたい」と訴えた。
 12日のウォールストリート・ジャーナルは「普天間飛行場の県外・国外移設を望む沖縄に、強力な助っ人が現れた」とし、今後この動きが加速する可能性に触れた。
 国会議員を15期30年務め、政治手腕に評価の高いフランク氏の発言には、綿密な裏付けがある。自らが主導し超党派で立ち上げた軍事特別委員会が、6月に発表した報告書だ。軍事専門家らを交えて軍事費を細かく精査した結果、欧州やアジアの駐留軍の縮小、オスプレイなど軍用機調達の停止・延期などによって、10年で1兆ドル(約88兆円)が削減できるとの試算を出した。

======


まっこと、その通りと膝を打ちましたよ。

前にそれに類する記事を書いたことはある。
幼年期の終わり

この中で、次のように述べた。
『もし、米国の力が衰えていくとするなら、どうなると思うか?
ソ連が軍事予算を継続することが困難になって、体制崩壊を招いたわけだ。米軍の60兆円産業が一体いつまで持続可能なのか、ということを想像しないのが不思議ではある。双子の赤字が続けば、財政破綻は訪れるよ。日本の持ってる米国債を売ったって、やっぱり破綻危機に陥るわな(笑)。けど、6千億ドルくらいだったら、軍事予算を諦めて国債を買い支えればいいかもね。』

そういうことに頭が回る人であれば、在沖海兵隊をどうするかということをきっと考えるはずであろう。国防総省なのか海兵隊なのか「知日派ロビー」なのかわからないけれども、米国内を抑制してくれるならば、日本側にだって米国への協力の余地は出てくるであろう。
普天間基地問題で譲歩してくれるなら、米国への経済協力などを含めて条件を提示しましょう、ということにできるはずである。


米下院の動きに期待したい。


真の友人は、きっといると信じていたよ。


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