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ラジオは生まれ変われるか

2005年04月21日 18時03分44秒 | 俺のそれ
具体的なモデルを考えてみることにしました!
先日のニッポン放送株買占めで、ラジオの新たなビジネスモデルが作れるか、ということについて、ホリエモンは何も提示しなかった。このことは、私にとっては大きな問題ではないが、キッカケとして、ネットとラジオの融合ビジネスのプランを考えてみようと思う。私は、特別な専門知識もギョーカイの掟とか仕組みについても知らないので、あくまでアイディアと思って下さい。でも、事業化する時は、私に許可を求めて下さいね。勿論、アイディア料もたっぷり・・・ホリエモンさん、読んでないと思うけど、そこのところヨロシク(爆、古すぎ?)。


以前に、ラジオドラマの話を書きました。割と面白いと思うけどねー。私のような嗜好の人間が、他に沢山存在するかどうか判りませんが、ラジオドラマは声だけですから、制作費が抑制できます。映像化する場合には、普通多額の費用がかかるでしょう?なので、そのメリットを生かしてみたらよいと思うのです。そして、ネットはどのような形で関われるのか―それは今から書きますので。


まず、脚本というか作品が一本必要です。これは既存の作品でもいいし、新作でもいいです。このラジオドラマを作っていきますが、全てをラジオ放送しません。ネット上でブログのように文字または音声で、流すのです。出来れば音声が望ましいですが。これをリレー方式で放送していきます。

第一回 ラジオ放送
第二回 ネット
第三回 ラジオ放送
・・・
という具合です。もしも聴き逃した人がいれば、ネット上で次の放送との間に再放送とします。ですので、最初にストーリーが判るのは、ラジオ放送で、次のチャンスはネットです。もしも、ワクワクするようなドラマなら、どういう展開になるのか知りたいですから、ついついラジオを聴いてしまうのではないかと思うわけです。ネット上で続きを流すのは、必ずアクセスしないとストーリーが繋がらないので、ネットに客を呼び込むことが出来ます。また、一回分だけ聴き逃した場合にリカバリーできますから。それと、本放送が終了したあとでも、ライブラリー形式にしておけば、ネット上で再現できるメリットがあります。


このネット上でのストーリーには、映像を同時に乗せます。これは広告目的です。主な収益源はこの広告費と本放送の時の広告費ですね。映像は、比較的短い時間の小作品とし、イメージものとか、音楽用DVDのような映像とします。この時に広告主が、例えば「新曲を売りたい」と思ったら、そのイメージ映像をネット上の物語に合わせて流すのです。当然バックミュージックとして使ってもよいでしょう。ネットで物語の続きを聴く(若しくは読む)人は、ドラマの音声(又は文字)プラスこうした映像(音楽付きもOK)を見ることになります。古い話ですが、昔のコカ・コーラのテレビCMのようなちょっとしたイメージ映像の企業広告も流せるのです。今は、テレビCMとは別バージョンのネットCMも企業が作ったりしていますが、これは企業のHPにアクセスしてきた人だけが主に見るということではないかと思うのです。こうなると人気企業のHPに直接アクセスする数に依存すると思うので、広告効果は大きくはないかもしれません。それよりも、ドラマの一部として、こうした広告を流せば、集客の多い人気ドラマの場合には、アクセス数が増えるので、その人達全員にある意味強制的に広告を見せることが出来ます(ストーリーにアクセスすると必然的に映像が流れるため)。


例えば、ラジオで会話シーンを放送し、続きの犯人追跡シーンはネット上で広告映像を流します。車会社の作ったイメージ映像であれば、「あー、カーチェイスシーンが凄いな」という風に、聴取者がストーリーとイメージ映像を自分の中で合成することになります。その時に「この車、カッコイイな」と思えば、広告主はしめたもので、そこから企業HPにジャンプできるようになっていれば商品紹介が詳しくできる、ということですね。


川べりを歩く男女のシーンがあるとしますと、イメージに合う「売りたい新曲」を流した映像を作り、川には、売りたいボートを浮かべ、女には素敵なマフラーとか帽子とかジャケットを着せる、男がチラッと時計を見る仕草には、勿論売りたい時計を映像に流す、ということですね。こうして、ラジオとリレーになっているドラマを作り、ネット上の映像は広告目的としたものを企業に作らせ、それを流すのです。ラジオ放送局もネット企業も映像制作費はかからないし、広告料を取れます。素敵な映像作品のネット上の投票を行うこともできます。元々日本の映像CMは面白く制作されたものがたくさんありますし、音楽用の映像も色んな工夫があるでしょうから、そうした映像を広く見てもらえるように、ラジオドラマを軸にして、テレビドラマや映画とは違った形で提供するということになります。


おおよその感じとしては、新作映画の予告編を観るイメージでしょうか。あれは、音声とか解説が別に流れており、それと映像が上手く組み合わせられています。予告を見た時に、「面白そう」とか「この映画を観てみたい」と思わせるような一つの作品となっているような気がします。その中で述べられる解説文とか映像中の文字と流れた映像を合わせて、各個人が勝手に映画についてのイメージを膨らませるのだろうと思うのです。その期待が大きければ、予告を見た人は、封切後に映画館に行くと思うのですね。そういう広告映像を、音声(又は文字)のドラマに組み合わせる、ということになると思います。ですので、長い映像であれば、テレビを見るような感じになってしまうので、長い作品よりもむしろ小作品の方がいいと思うのです。進めるストーリーのボリュームが多ければ、文字の方がいいですが(読んでいる間じゅうその映像が繰り返し流れるのが、ちょっとキツイかな?)。


もしも、後でネット上で見ればいいや、という層があまりに増え、ラジオで必ず聴かなくてもいいや、と思われても困るので、本放送の時には、「これを聴き逃すな」というような惹き付けるものが必要ですが、これが難しい。懸賞をかけとくとか、プレゼントアイテムを決めておいて、応募するためのパスワードを番組中に発表するとかでしょうか。本放送を聴いた人だけがそのパスワードを手に入れられるし、ドラマ進行もネットより早く知ることができます。それと、ラジオしか聴いていない人もいるので、これまた難しい。本放送の時には、リレーされている部分は、話が判るように必要なあらすじを、次の回の冒頭部分で読む必要がありますね。


最後は、ドラマ全部をまとめて本にして出すことにします。人気があるドラマなら、本でも売れる可能性があります。こうしたラジオドラマ作戦はどうでしょうか?テレビ登場前には、きっと人気があったのでしょう?それなら、興味を持つ人間も出てくる可能性があると思うんだけどなー。



他のプランとして考えたのは、歌手(アイドル)ブログランキングによってラジオ局に呼ばれる歌手を決めるというものです。これは聴取者(電話とかFAXでも可)とネット上の投票によって決めることとします。歌がちょっとくらい下手でも(笑)、ブログが面白くて支持者が多く人気があるなら、見事ラジオスタジオ入りできて、自分の曲を放送してもらえるというものです。歌手があんまりメジャーになると面白くないかもしれませんが、予め被選挙権を持つアイドル・歌手を一箇所にピックアップしておきます。当然それらアイドルとか歌手は、色々工夫して多くの支持者を集められるようなブログを作って行かねばなりません。ラジオ放送では、毎回それらの記事の中で特別に面白かったものを選んで、紹介します。投票によってトップになれば、晴れてラジオ放送に出演することが出来ます。まあ、毎回1人じゃなくてもいいんですが。

選出されたアイドルとか歌手は、ラジオ局の公式サイトに暫く(一週間とか?)新曲の促販映像などを入れてもらえることにするのはどうでしょう?もう少しご褒美を大きくして、一週間だけ一日5回くらいその曲を流す、ということでもいいです。ラジオ局から新人歌手の発掘とかヒット曲のムーブメントを起こせるかもしれません。それには、まずブログ投票で選ばれるということが必要ですね。これによってネットのアクセスが一定以上になる効果が得られるかもしれませんし。そうした投票サイトとか歌手・アイドルブログに広告をバシバシ貼り付けるのは当然OKで、これはネットとラジオ局の収益となります。支持者が多い歌手のページに貼り付ける広告は、競売で高く出来るかも。そういうアイドル達は、自分をメジャーにするチャンスが貰えるし、聴取者やネット投票者は、自分とアイドルが一体となったサクセスストーリーが味わえるかもしれません。言うなれば「そと馬」方式ですね。応援していた歌手が選ばれて、一躍有名になったら、応援していた人達は凄く嬉しいでしょう?親衛隊みたいな人達は、自分のブログに、どれ程その歌手が素晴らしいか記事に書いたりして、素人応援記事が出てくるようになるかもしれません。


今の時代には、シンデレラストーリーというかサクセスストーリーがあれば、希望がない時代だけに受けそうな感じですけどねー。どうなんでしょう。ラジオ局に選ばれた中から、CD売上競争(例えば一ヶ月間に1万枚)とかで次のステップに進めるようにする、というのは?ブログに各歌手のCD売上枚数が出ていて、刻々と数字が変わっていくんですよ(本の売上みたいにポチっと押せば買い物へと移るでしょ?その売れた数でカウント。勿論CDショップもまとめ買いOK。こいつは売れそうだと思ったら勝負をかけてみるのですね、いわゆる「クラキマイ」状態。人気出た時に先にCD押さえてるから儲けがデカイ。歌手の出身地だと売れるかもしれないし)。これも売上はネット会社の儲けに繋がるね。応援部隊は「おい、隣のサトウミキ(仮名です、実在しないと思いますが実在したらゴメンね)が8千超えたぞ。ウチのスズキユキ(同じく仮名)はまだ7千だ。負けるなー!もっと応援活動だ。友達にも広めて買ってもらおう」とか、燃える人々がいるかもしれないよ。ネット会社もラジオ局もあんまりリスクないですね。売れたらラッキー、ガッポリ売れなくてもCD売上代金がちょこっと減るくらいですね。CD作るのは音楽会社ですし。所属事務所に頑張ってもらえば?


1万枚(この水準はどうなんでしょう?)売れたら、次に進めるのが、実際のコンサート。これも競争。CDのハードルを越えた人だけで、コンサート会場に参加する人のチケット枚数で勝負。応援する歌手のページからチケット取った人数で勝負が決まる。これも2千人とか3千人程度のハードルを設ける。これを超えた人の中から、最後の優勝者を決める。コンサートの模様は、ラジオ放送する。ここでの参加者は、5~10名程度かな?この中から、たった一人だけテレビ出演させてもらえる、というのはどうですか?最後の決戦は、やっぱりブログ及びラジオ放送の投票とCD売上の総合得点で決める。結果はラジオ放送で発表する。このように、ラジオ放送から始まって、テレビ出演まで、歌手と応援部隊の一体となったサクセスがある、ということになります。そのストーリーにそって、ラジオとネットの力を利用するということになります。テレビは系列で、何か番組があるでしょ?きっと。できればメジャーな番組がいいですね。優勝者は、やっぱりブログをまとめて本を出す。これもタイアップで儲けられるんでは?


どうでしょうか?見込みないですかね。でも、アイディアは盗まないでね。もし本当にラジオとかネット会社が無断で始めたら、「卑怯な局だー」って、運動しますからね(笑)。採用してくれないかねー。


「敵は霞ヶ関にあり」?

2005年04月21日 11時31分03秒 | 社会全般
昨日の『報ステ』観ましたー。何と木村剛氏が解説にお呼ばれしているではございませんか!ツーショットで、「映ってる」というのは初めてお目にかかりました。写真よりも、お若い!意外に(失礼ですが・・・笑)。郵政民営化断固推進派の私としましては、「是非世の中の人々に訴えて下され」という思いで拝見しておりました。


内容的には、「敵は霞ヶ関にあり」という財務省の「口出し的」な問題が取り上げられておりました。そうなんだ、と思いつつ、しゃべり過ぎの古館がイヤだった。もっとゲストに話させるべきだし、インタビュアーとしては、落第だと思いました。度々ゲストの話を遮るのは失礼だし、落ち着きがない。問題提起や質問から、ゲストの見解や解説を引き出すのが仕事なのに、古館個人の意見や考え方など、その時に語る必要性がない。もっと他の時間にだってしゃべれるんですから、ゲストが来ている時間帯では、もっと黙っているべきだ。安倍さんが出た時にも、五月蝿過ぎたし、分ったような話ぶりがイヤでした。小谷さんを見習い給え(いつも応援しています。WBS)。


話が逸れましたが、財務省は(08年度あたりの)百兆円を超える国債借り換えの消化をどのように手当てするのか、苦心惨憺しているところで、郵政が買ってくれなければ、民間金融機関をはじめとする機関投資家だけで消化しきれないことを想定しているのだろうと思います。後は、個人向け国債をできるだけ買ってもらうように頑張るしかないでしょう。超低金利時代ですから、金利が1%程度付いていれば、多くの人々が「買いたくなる」と思いますが。大口定期に入れるより、はるかに利息が多いですし。目標販売額を設定して頑張れば?