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ネット上の表現と名誉毀損罪について

2008年02月29日 21時32分58秒 | 法関係
判決を読んでないので、なんですが。メモメモ、と。


個人にも一定の事実確認求める ネット書き込みの名誉毀損判断に新基準・地裁判決 - ITmedia News

(一部引用)

波床裁判長は、まずインターネット上の書き込みに関して、名誉毀損罪が成立するか否かを検討。「ネットでは利用者が互いに反論できる上、情報の信頼性が低いため、従来の基準は当てはまらない」と指摘。

「真実でないと知りながら発信した場合か、インターネット個人利用者に要求される水準の事実確認を行わずに発信した場合に、名誉毀損罪が成立する」との新たな基準を示した。

その上、波床裁判長は、男性が企業の登記簿や雑誌の記事などの情報収集を行っていたことを指摘し、「インターネットの個人利用者として要求される水準の事実確認は行っていた」と判断。「名誉毀損には当たらない」と結論付けた。

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なるほど、と思いましたが、一応これに類することは以前に書いたことがありますよ。

万人に「本を読んでから意見を言え」と要求するのは不適切

自分で言うのもナンですけど、結構いい線いってませんか?(笑)
法学なんて勉強したこともないド素人の意見なので、何らの参考にもなっていないとは思いますが。多分、単なる偶然に過ぎないでありましょう。普通に裁判官が考えると出てくるものと思います。


それにしても、例の書き方がいつもながら、かなり変なので申し訳ないとは思います。
貼り紙とか朝日新聞やら産経新聞とかだし、ネギだよ?ネギ(笑)。
弁解の余地もございません。

通常こういう下らない例を思いついてしまうし、具体的に例で考えないと書けないんだもの。ゴメンね。
今後もこういったつまんない例で書いてしまうだろうな、と思いますので、どうかご容赦願います。



サブプライム問題は大炎上へ?(笑)

2008年02月29日 20時53分50秒 | 経済関連
損失もそうだが、あちこちに飛び火して思わぬ火の手があがり、ひょっとしてひょっとすると大炎上が見られるかもしれんね。


①提訴されるらしいUBS

NIKKEI NET(日経ネット):特集 サブプライム問題

【ミュンヘン=石井一乗】米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に端を発した金融市場の混乱に絡み投資商品で多大な損失を被ったとして、ドイツ北部を拠点とする中堅州立銀行のHSHノルトバンクが、欧州銀大手のUBSに損害賠償を求める訴訟を起こす方針を固めた。投資の失敗に絡み、投資のプロである銀行が他行の提訴に踏み切るのは珍しい。

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世界に名を轟かせるUBSといえども、ドイツの銀行に提訴されるかもしれないんですと。結構阿漕な商売をやってきていたかもしれず、その天罰を受ける時が来るかもしれんですな。
例の「ジェイコム株」誤発注事件の時、大量に買ったのは何もジェイコム男さんだけではないのだ。
ですよね?UBSどの
「濡れ手で粟」

かつてUBSなんて名前を知らなかったのだが、初めて目にしたのはITバブル期の新聞広告だったと思う。何か複雑な仕組みを持つ商品の説明だったと思うよ。ほら、EBみたいなヤツさ。あれって、一定の値下がりラインを超えると、高い利息+元本ではなく株で戻されてしまう、ってやつだったと思うけど忘れた。買ったことないから。利息が大きいのと、やたらと複雑な商品だな、とか思ったよ。で、UBSっていう世界的な金融機関があるってことを知ったよ。

本当かどうかは知らないが、ITバブル崩壊後に出た話では、自分たちがEBを売りまくって素人衆に掴ませ、なおかつEBに選ばれている株の大量売りを仕掛けて意図的にラインを超えさせて儲ける、みたいなのがあったような。EB売って儲け、株を売って儲け、という一粒で二度オイシイってやつか?(笑)

いや、UBSさんがやってた、とかは誰も言ってないので安心して下さい。

今後裁判はどうなるか注目です。もし負けるようなことがあれば、他の金融機関からも訴えられてしまう可能性は出てくるかな?そうなると損害賠償請求されるので、損失分の一部などを弁償しなけりゃならない、ってことになって、大変だね。
ま、裁判では「必死だな」(笑)。


②おや?意外にも保険会社の損失ですか

NIKKEI NET(日経ネット):特集 サブプライム問題

【ニューヨーク=財満大介】米保険最大手、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は28日、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)に絡む損失が、昨年10―12月期に約144億ドル(1兆5000億円)に上ったと発表した。有価証券の保証業務で多額の評価損を計上したため。

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気の毒だね。保険会社にまでこんなに巨額損失を与えるとは。
しかも債券の損失ではなくて保証業務での損失ですか。つまり、仕組みとしては、壮大なサブプライム融資の一部に確実に組み込まれていた、と。なるほど。勉強になります。

この前偶然だけど、AIGさんについて書いたな>株主に人種は関係あるの?(笑)

これまで儲けた分に比べたら、1.5兆円くらい屁でもないんじゃないですか?
何たって、世界で最大手ですから。損失食らって、ちょっとくらい株価が下がったりしたからといって、全然大丈夫ですよ。日本株の値下がりに比べれば、まだまだですから(笑)。余裕、余裕。楽勝じゃないですか。米国企業は経営効率がよく利益率も高くて、日本の企業なんて足元にも及びませんから。アリコとか、アメリカンホームとか、「いい保険会社」(笑)をいくつも持っているのですし。


全く関係ないですが、保険会社の中には外貨建て変額保険なんかを愚かな年寄りに掴ませて、むしり取っていた営業マンもいるかもしれませんな(笑)。どこの会社の方だったかは存じませんが。理解できないのに契約する人間が悪いんでしたね、ああそうでした、そうでした。自己責任ということが一番大事なんでしたな。バカな人間が騙されるんでした。池ナントカ?の言ってたように、事前に同意したんだから、騙される方が悪いんですって。なるほど。勉強になります。
そういう営業マンがいなければ、多分厳格な法改正には結びつかなかったでしょう(笑)。


③公的資金?入れるわきゃねえだろ~by 棒損

NIKKEI NET(日経ネット):特集 サブプライム問題

【ワシントン支局】米国のポールソン財務長官は28日、シカゴで講演し、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に関して「投資家や貸し手、投機を行った者を救うつもりはない」と公的資金による救済を否定する考えを表明した。

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うわはっはっ。
G7で日本の財務大臣が「日本はこうして解決した」とかいう大恥さらしをやってくれた(「日本の経験」を力説?)のだが、赤っ恥もいいとこだ。大蔵省の間抜けDNAだけが引き継がれていてどうすんだよ。

ポールソンに、はっきりと言われちゃってるし。

◎『投資家、貸し手、投機を行った者』を救うつもりはない

どうです?チョーきびしい~
ズバリ、こう言えるというのは、本当に偉いと思うぞ。


公的資金を入れて市場の信認を取り戻した、とか自慢気に語り、日本の無知をさらした額賀大臣やら財務官僚やらは、世界中からきっと笑われているだろう。
やはりモノが違うな。




ウソの上塗り(笑)

2008年02月28日 21時53分42秒 | おかしいぞ
だから何度も言ったでしょ?
ウソをつこうとすると、大抵は余計なことを言うって(笑)。

<イージス艦事故>海保「けが人移送」も否定 虚偽上塗りか(毎日新聞) - Yahooニュース

(一部引用)

増田次官は27日の会見で、事故当日の19日午前、横須賀地方総監部から横須賀海上保安部に対し「救助活動で救命艇を下ろす際に負傷した乗組員1人と、部隊連絡のための幹部1人をヘリで搬送する」という連絡を行い、けが人は横須賀市へ、幹部は海幕へ、別のヘリで運んだと説明した。

 ところが、海保では、この連絡自体の確認ができず、19日午後、幹部1人(航海長)を搬送したとする事後説明については、海上保安庁が連絡を受けたことを認めたが、けが人の報告があったことは否定している。

 航海長の搬送については、実際には別々のヘリで行われていたにもかかわらず、海幕は当初、省内の幹部に対し「東京の医療施設に運ぶけが人の付き添いで航海長が同乗した」と説明し、この内容が報道されている。

 防衛省幹部の一人は「航海長を船から離れさせたことが露呈した当初、海幕は『航海長はけが人の付き添いだった』と正当化しようとした。実際には、けが人と航海長が別々のヘリだったため、報道された『同乗』という説明と矛盾が生じ、会見で増田次官が、けが人を運ぶ連絡もしたと主張せざるをえなかったのではないか」との見方を示している。

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ウソを固めようと余計なことを言ってしまって、かえってウソがバレる、と。
「ちょっと来いや」
みたいに安易に呼ぶとこうなってしまう、ということですかね(笑)。

求められるのは、誠実さ、客観的事実の尊重くらいではないか。それがあれば無駄にウソをつく必要なんかない。いいかい、自動車事故だって、どんな善人であろうと起こる時は起こるのだよ。悪い人じゃなくても、悪事を働いていなくても起こってしまうこともあるのですよ。重大な事故は、単独要因なんかでは普通は起こらないんだって。大抵はいくつものミスとか要因が重なって、エラーに対するバックアップが機能しなくなったりすると、重大事故が発生してしまうのだよ(参考記事:もんじゅと住基ネットと行政裁判 )。

だから、責任問題とかそういうのはあるとしても、償うしかないし、事実を述べる以外にはないのだから、余計なことをしようと画策すればするほど事態は悪化する方向に進んでいくだけだろう。


大体、艦隊司令部?とかにリアルタイムで情報とか報告が来てないこと自体が信じ難い。これでは「情報が共有されてない」ということは明々白々だわな。何でこんな体制になっているの?

イージス艦の漁船沈没事故について

普通は、次々と報告するのでしょ?
司令部みたいなところにいる人たちは、そういう情報を聞いていて、艦の状況がどうであったか、衝突時の様子とか艦の具合とか、色々と聞いているのでしょ?それでもなおかつ不明点が多すぎるってこと?そりゃ、司令部側の聞く人間が「必要なこと」を聞いていなかったのではありませんか?司令部側で状況の整理とかが事故発生から数時間経っても、何一つ進んでいなかった、ということでしょうね、多分。平凡に考えると、報告を受ける、必要なことを聞き返すとか指示を与えるに必要な情報を更に集めさせる、という具合に、幾度も交信が往復するわけでしょ?それでいて、状況把握が司令部側でできていなかったとすれば、これが有事とか重大事になればどうなるの?って話ですよ。

更に疑問なのは、石破大臣が直接航海長に会って聞き取りを行ったのかどうかだが、大臣が何で直接聞かねばならんの?
一体全体、どういう情報をあげるルートになっているんですか、って話です。他の国の軍隊がどうなのか、というのは知りませんが、映画なんかでは、一般の下級軍人から直に報告を受けてることなんて滅多にないのでは。大臣に必ず報告せねばならない情報というのは、かなり限定的なものではないかと思うのですが。いちいち細かい話まであげてたら、毎日士官クラスに何人も会わねばならんぞ?事故の状況とかについて、大臣が直接説明可能なものとそうではないものがあって当然で、「漁船と衝突」「漁船は沈没し不明2名」「現在捜索中」「艦は損傷軽微」みたいに、具体的かつ簡潔な情報になっていないと無理だって。大臣は「事故調」みたいに事故の発生原因とか因果関係とか過失責任とか、そんなこと説明できるわけなかろうて。脱線事故の報告書とか見た?あんなに詳しく調べることは大臣にはできません。大臣に必要なことはそんなことではない。

行方不明者の捜索状況はどうなっているか、海保の捜索状況とか、他の海自の航空機や艦艇の出動可能状況はどうか、近隣にいる艦船はどうなっているか、司令部にいた詳しい情報を知る人間を1人よこしてくれ、とか、会見準備はいつ頃からとか、そのくらいの分量でないと無理だって。大臣は超人ではない。情報処理能力に限界がありますって(笑)。しかも、たった一つの事案しか処理できんだろ、これじゃ。まったく何をやってるのか、と思いますね。

仮に自衛隊の活動している地域が広がってごらんなさいな。
・○○地域で国連軍に銃撃があり、何名死亡、自衛隊の誰だれが死亡した模様
・○○海でナニナニが攻撃されました、どうしますか
・○○軍の潜水艦が領海侵犯、どうしますか
・○○で大規模災害発生、ナントカ軍と共に緊急海外派遣しますか
みたいに(全くの架空だけど)、同時進行でいくつもの出来事を処理せねばならんでしょう。
大臣が全てについていちいち細かい状況を聞いて、会見で説明したり答弁したりできっこないんですって。当事者から直接情報を聞かねばならないというのは、重大危機とか超極秘事項くらいなのではないか?それ以外は、基本的に定められたルートで報告が上がってこないとオカシイでしょ。そうじゃないと、処理速度が遅れるだけだ。


まず事故は事故として受け止め、出来る限り誠実に対応する以外にはない。それができないと不信感が大きくなるだけ。今回の防衛省の対応みたいに。信頼が裏切られると、そこから先はみんな不信感の塊みたいになってしまうので、余計に事態が悪化する。
事故防止には対策を考えることが必要。責任追及とは別問題。過失についても、調査が進まないと判らない。

自動操縦の問題とか、ちょっと似ているのが人工呼吸器の事故かな。自動で行われているが、アラームに気付かなかったとか、リークやチューブが外れていたことに気付かなかった、とか、色々とあるわけだが、かといって、24時間手動換気ができるのか、という話。マスメディアが叩いてみたところで、自動操縦の何がどう悪かったか、なんてことはどうせ判りっこない。仮に自動操縦がよくなかったとしても、それでどんな回避とか対策が講じることができたか、というのは別だと思うけど。艦長が寝ていたとかも、あたかも艦長が起きて見てろ、みたいな雰囲気があったりするが、寝るのは普通だと思うけど。24時間体制で起きていられる艦長なんて存在せんよ。そういう問題ではないだろう。仮眠をとっていました、って、別に悪くはないんじゃないの?何でそんなことを責めるの?


普通に考えて、デカい船と小さい船なら、デカい方が大きく動くのはかなり難しいように思える(素人考えなんだけど)。小さい船の方が回避行動を取りやすい。あと、どっちに、どういう具合に動くのか、というのがよく互いに判らない時に、動くとかえってぶつかる、ということも有り得るかも。廊下とかドアで、相手が向こうからやってくる時、右に避けようとして右に動くと相手も同じく動いてしまって、進路が塞がる、みたいな。船の場合には舵の切る方向が決まっているそうなので、その通りに行えばいいのだろうと思いますけど、複数の船団であると全部について進行方向の激突可能性を判断できるか、という問題があるかもな、と。

ヘンな喩えだが、ミミズが割と速い一定速度で進んでいく時、前方にアリの群れがあるわけだ。さて、このミミズが個々のアリとの激突を回避する行動がうまくとれるかどうか、ということ。ミミズが右旋回して完全に横向きになった後、アリさんたちは横っ腹にぶつからずにうまく通過できるかな。大型の船が横方向に向くと単純に長いのであって、相手が進んできた場合にはぶつかる可能性はどうなのかな、とか。真っ直ぐ進みます、という意思表示をしていたつもりだったとしたら?先の進路の譲り合いで塞がる例ではないが、どっちにも寄りませんよ、ということを直進で伝えていたつもりだったのなら、相手側の回避行動は判断しやすいと考えてしまうかもしれないし。だって、小さい方が避けやすいんですもん。むしろ、意思表示が不明確の方が、双方避けようとして進路が塞がることはありそうな気がするんですが。しかも、舵を漁船団のいる方向に向かって切らなければならない、ってことでしょ?旋回半径というのか、何というのか判りませんが、イージス艦みたいにデカい船だと相当大きく回らねばならないだろうから、漁船団方向に突っ込む可能性とかは考えませんかね?漁船一つごとに速度と距離を計算して、右に回頭していった時、全ての漁船を回避できる、みたいにはじき出せますでしょうか?速度が遅い漁船があったり、減速された時にはどうなりますでしょうか?


要するに、そういったことは詳しく調査してみないと判らないので、その結果を待つしかないのですよ。判断としては、このまま行く方が回避できる、ということだからそうしたのであって、ぶつかりそうだと思っていながら突っ込んでいく人はいないと思うのですよ。双方とも「避けられるはずだ」と思いながら進んでいくからこそ、ぶつかるんですから。田舎道でもあるのが、右方向から続く斜めの道を車が走ってきて、互いに見えているのにぶつかってしまう、という典型的なやつです。あれも、見え方の問題というか、相対速度の落とし穴みたいなものだったと思うけど、互いの距離感とか速度を錯覚してしまって、わざわざぶつかりに行くことになってしまう、ってやつですね。互いに間違って見えてしまう、ということなのです。どちらかが速度を変えたり、ほんの僅か(ほんの0.5秒くらいだろう)でも通過時刻が異なれば回避できていたのに、何かに魅入られたように双方が激突に向かって進んでいく、というようなことなんですよ。事故というのは、そうやって起こってしまう、ということです。


過失の有無とか責任問題というのは、詳しい調査結果が出ないことにはまず判らない、ということが、守られるべき原則ではないかと思います。事故は双方にとって不幸な出来事なのであり、どっちが悪いとか以前に、不明の船員の方の捜索を全力で行う、お詫びするべきは真摯に謝罪する、原因究明に協力することを確約する、そういうことが必要なだけです。

ウソで誤魔化そうとするのではなく、部下を信じ守るべきことは守る、ということが必要なのではありませんか?マスメディアから守ってあげられるのは、事故関係者ではなく幹部や大臣だけなのですから。それは、事実に基づいていなければできないのです。ウソからはウソしか生み出されません。



世界は広いね

2008年02月28日 17時59分38秒 | 外交問題
先日米軍基地について書いたのですが、また別な国で米軍駐留反対に関する活動が出ていたのでご紹介。


キルギスタンの活動家、「反米軍基地ソング」を募集 世界のこぼれ話 Reuters


中央アジアでは、反米色が強いのか?
でも、一度は駐留を認めているわけだしね。これには何か理由があるのかも。
きっと、うまいこと言って基地を使わせろ、と居座るんだが、住民たちからの反感が強かったり、ご当地の政府に対しても、どこかの国(笑、極東の島国?)に言うみたいに高圧的なんじゃないか?

まあマナス基地も失ってしまえ、とか、心より願っております。

◇◇◇


さて、・・・・

番長は自分が世界で一番偉いと思っているから、人に頼み方を知らないのかもしれないね。そもそも礼儀知らずなのかも。だから嫌われるに決まっている。

命令するだけは得意だが、礼節も恥も持たない連中は世界中で観察できるから、大体想像はつくけど。
そういう国の兵士にレイプされることは、遺憾で恐ろしいな。

その国の連中って、嫌がらせだけは1級品(!)なんだよ。
悪知恵だけは、本物なのさ。
知る人ぞ知る「ラビニア」とおんなじさ(笑、判るかな?)。
ああっと、「ラビニア」の出身国はどこだったか?確か石油王の娘という設定ではなかったか?(笑)

あまりにピッタリで、偶然の一致に驚くね。
大変うまく描けているよ。


確かに私は漫画とか映画や小説なんかの物語の中でしか考えたりはできんな。知識が豊富で、知的で頭のいい人たちとは違うよ。下品だしね。言葉も汚いし粗野だ。知性の欠片もない。それが真実なのだから、隠してもしょうがない。いつもの喩え話も低次元の寓話だから。

でもバカはバカなりに、生き延びる為に考えているのさ。



乳を与えてくれるものを母とみなす

2008年02月28日 12時24分49秒 | 俺のそれ
やはりイナゴは怖い。ネットの方のじゃなくて、本物のイナゴ。
「イナゴにィィィィ食い尽くされたァァ」とかも関係ないね。失礼。

昔、NHKの「大地の子」を観た時、涙が止まらなかったことを思い出した。
中国人は逃げのびる日本人たちに助力をしてくれたり、子どもたちを助けてくれた。中国残留孤児の人たちが中国で生きられたのは、残虐な日本人ばかりではなかったからだろうと思っていた。中国の人々に大勢の日本人は助けられたんだ。日本人には残虐行為を行った人たちは大勢いただろう。けど、ごく普通の日本人も大勢いたと思うよ。中国人と共に生きていた日本人たちはいた。日本人だという理由で殺された人はいた。けど、助けられた人もいた。

歴史の荒波は容赦がない。手加減も憐憫もない。ただただ偶然の出来事が次々と襲い掛かってくるだけだ。そういう中で翻弄された人たちもいたし、苦渋の決断を迫られた人たちも、我を失った人も、悪魔のような所業に身を焦がした人も、色々といたんだろうと思う。それは日本人も中国人も関係なく、人間であるが故に、そうなってしまったんだろうと思う。


livedoor ニュース - 日本軍は6万の軍隊で、なぜ30万の中国軍を全滅できたのか=1942年の内情

(以下に一部引用)

当時の新聞「大広報」を調べると、飢餓や被災民の実態が書かれていた。「河南の人々は木の皮と野草を食べている。被災者は号泣しながら、物乞いをする」と記者が記す。「きのうは男の子が野草の毒にあたり、きょうは女の子が餓死した。明日は別の子が凍死するのを見るだろう」と記載されていた。「15、16歳の娘が娼婦として売られる。四斗の穀物も買えない」。老人や子どもなど体力のない者は一日中死を待つのみ。

 蒋介石の官邸(重慶・黄山)は、美味しいコーヒーが飲める、豪華な生活だった。しかし、河南省の農民は草の根や木の皮を食べていた。それなのに、蒋介石は災害を信じず、税の徴収をゆるめるな、と厳命したのだ。この厳命によって何が起きたのか。抗議運動が起きた。しかも、どれも散発的だった。

 「(農民の供出した食料を食べる)健康な軍隊が、抵抗運動を鎮圧した。土地を離れる被災民が大量に発生した。役人はこの農地を買いあさって金もうけをしていたのだ」と腐敗した役人の搾取が述べられていく。

 河南省の3000万人が全員餓死したわけではない。1割の300万人だ。残る9割は何を当てにして生きていたのか。大干ばつのあとの土地に期待していた。しかし、自然の暴君は河南の農民の生命を脅かしつづけた。翌43年の秋にはイナゴの害が発生したのだ。イナゴの群れが爆撃機のように上空に舞い、一斉に急降下し、農地を襲いかかり、2時間もすれば、作物はなくなっていた。イナゴが来て、人間が死んだのだ。

 では当時、なぜ河南省の人は絶滅しなかったのか。それは日本軍が侵略してたきたからだ。「1943年、かれらは皇軍の軍糧を放出し、わが故郷の人々の命を救ったのだ。それを食べて元気になった」と語る。そこには日本軍の動機は、戦略的な意図、政治的な陰謀があった。庶民の心を買収したのだ。

 河南省の人たちは、「生き延びるためには、乳を与えてくれるものを母とみなした」と語る。侵略者の日本軍を支持し、猟銃をとり、青竜刀や鉄の鍬(くわ)で、中国軍に襲い掛かったのだ。1944年には、日本軍は6万の兵士で、わずか3週間、かれらの目標を占領した。かくして30万の中国軍は全滅した。

 1942年の旅を終えた劉震雲さんは、こう自問するのだ。「飢え死にして中国の鬼になるのがよいのか。それとも、飢え死にせずに亡国の徒になるのか」。祖父の代には後者を選択したのだ。

=====


大干ばつ、大飢饉。爆撃機のように襲ってくるイナゴ。
腐敗した役人や軍隊。売られるおんな子ども。
まさに漫画やベタなドラマのストーリーを地で行くような話だ。けど、これが現実なんだ。300万人が餓死するのも酷いが、それでも「生き延びた」人々がいたのは、偶然にも日本軍が侵攻してきたからだった、ということだ。これが日本軍を正当化するものではないことは当然なのだが、それでも当時に「皇軍の軍糧を放出」して多くの人々の命を救えたのだ。たとえ庶民の買収であろうが何であろうが、生きていること、そのことが全てだと思う。

「生き延びるためには、乳を与えてくれるものを母とみなした」

辛い決断ではあったかもしれないが、何となく判るような気がする。
腐敗した軍隊や役人たちにどんな目に遭わされたのか。変えようのない地獄、死を待つしかない民衆。生きる一縷の望みを授けてくれたのは、日本軍だった。生きる為に、選択をした。飢え死にするより亡国の徒を選ぶことで、多数が生き延びることができたのだ。それが間違っていたとは、多分誰にも言えないだろう。

歴史とはとても不思議だ。
もし日本軍が侵攻してこなかったら、もっと餓死者たちは大勢出ていたかもしれない。軍糧を食べて、日本軍と共に戦うことを選んだ中国人たちには、彼らなりの物語があったのだと思う。善い悪いとか、そうじゃないんだ。
戦争は悪い、これはそうだよ。酷いことだ。けど、餓死を選ぶよりは、生きて戦いを選ぶ、という中国人たちは大勢いたのだ。そういう時代だった。




日本製SUVの衝突安全性

2008年02月27日 12時16分07秒 | 社会全般
見た目と予想は違うという結果が出ていたみたい。

How Do SUVs Stack Up?, Complete List Of Performance In Midsize Sport Utility Vehicle Crash Tests - CBS News


日産ムラーノは最高評価だったそうだ。
フロント、側面、リアのいずれでもgood(一番良い評価)だったのですって。
マツダも健闘。

見た目がゴツいハマーは、思ったよりも安全性能が高いということでもないらしい。ヘッド部の保護が大事なんだね。首の筋力が異常に強力であれば大丈夫かも(ウソ)。


日本車の評価が高まるのはいいことなのではないか。



世間に蔓延する優越感ゲーム(笑)

2008年02月26日 20時39分59秒 | 社会全般
ま、田舎暮らしの私には全く関係ないのですけど(笑)。
東京には住めないと昔から思っていましたが(新宿駅で迷うくらいですので)、あまりに厳しい環境なので驚きました。

asahicom:「お宅は何階の部屋?」 ママカースト制の終わらぬ地獄 - 住まい「週刊朝日・AERAから」


笑える。とても勉強になります。
田舎に住んでてよかった、と思いますね。

恐るべき優越感ゲーム、というか、自らわざわざ「劣等感ゲーム」に突入している人もいるようだ。
そんなに金持ちが偉いと思うの?そういう人間だと、それが重要なので自分のみすぼらしさを卑下するのかも。それはそれでいいか。やりたきゃやっていればいいだけで。こんなことで頭を悩まされるって、可哀想だね。

あー、大都会はヤダヤダ、ヤダあきこ(失礼、オヤジギャグ)。


参考までに、自分が結婚して子どもができた頃は、ベビーカーは他人のお下がりだったぞ。中古を安く譲ってもらった。何と折りたためないヤツ。エレベーターなんかに搭乗する時には、ややデカいので周囲の目線が気になった。フレームがごついステンレスだったので重かったぞ(笑)。当時でも(バブル後くらいだよ)、金属製ではないのが主流だった。

それでも子どもは育ったよ(笑)。
別にどってことなんかないぞ。妻もそれをイヤだ、とか言わないし。というか、妻の知り合いのツテで、譲ってもらったのだから。


記事を読んで、日本の将来に危機を感じたぞ(笑)。



バカだな、オイラ(笑)

2008年02月26日 15時25分54秒 | 俺のそれ
ゴメンね>お好みすと氏、じゃなくて「エコノミスト誌」

まんまと引っ掛かったよ、すまぬ。
だって、英語は嫌いなんだもん。苦手なんだもん。だから、元の記事とか全然見てなかった。
それなのに、決め付けて書いてしまった。悪かったよ。
かんべえ殿の記事のお陰で、「ああ、勘違い」ということが判りましたよ。

かんべえの不規則発言

丁寧な訳文を有難うございます>かんべえ殿
かんべえ殿の記事と同一とは思えない日本語文を載せてる人もいたりするので、まさに都合よく印象操作が行われるということかも。そういうのにハマるのは、元記事を読まない私が悪いんだけれど。


ご都合主義の人々(笑)

ここに書いていたことの大半は、私の思い込みでしたデス。
エコノミスト誌の人に、お詫び申し上げます。
本当にごめんなさい。




外資規制は米国もやっている

2008年02月25日 21時44分04秒 | 経済関連
日本だけ文句を言われるのは筋違いというもの。
日本には日本の法律があり、ルールがある。そのルールを運用するのは、日本だ。外からやってきて、ただ文句を言うのは論外。日本の諺を学んでから来るように。

Jパワーへの出資で英ファンドと政府が綱引き、公益と対日投資が争点に(ロイター) - Yahooニュース

電源特会の絡みとか何かあるのか?

郵政と財投と周辺組織の問題2

財務省も民営化を支援?

狙いがよく判らんな。でも、この外資規制が悪とも思わないね。



前から取り上げているが、米国だって中国の買収を阻止したじゃないの。

ホレ>続・給油利権も色々とあったんですね

中国のCNOOCがユノカル買収に名乗り出て、シェブロンより好条件を提示していたにも関わらず、米上院では買収阻止法案を可決したんじゃないか。こういうのが排外的ってやつだろ?

調子いいこと言ってんじゃないよ。
中国脅威論ってのが、「外資脅威論」に置き換わってるだけで、何ら変わらよ。都合よく自分たちに合わせたルールとか、自分たちに有利な言い分とか、そういうのを並べているだけだ。
それとも何か?
米国上院議員たちは、揃って「資本主義の原理」さえ知らないのか?(爆)
これのどこが「自由な国の資本主義」なんだよ。
CNOOCの提示した一株当たり金額は、明らかにシェブロンよりも上回っていた。高い値段を付けた方が買っていいのが、資本主義の原理なんじゃないの?
ところが、驚いたことに「自由資本主義」を偉そうに掲げる連中が、政治的に「買収阻止」なのだそうだよ。大笑いだぜ。
資本主義の原理が聞いて呆れるね。

要するに、自分たちに都合よくルールや主張を変える、それが彼らの戦法だ。投資を引き上げるって?
ああ、結構、結構。
同じくそう言って、11月から猛烈に売り出した連中がいたからな(笑)。とことん売って売って、売りまくってくれた方々がいたのだから。どこの筋の方々なのかは知らんがな。今は裏でSIVをいくつも使っているから、本体が判らんみたいだしな。それって、スタンドか?(笑)
ひょっとして、サブプライム問題で大損食らって、スポンサーも降りたりとか散々嫌がらせをしてくれてたり、首切り百万人とかやってるところか?
一派のヤツラは、「出て行ってやるぜ、資金引き上げだぜ」と大見得切ってたのだから、まあ出て行けばいいんじゃね?買収した日本企業は持って行けないと思うけど(笑)。ナンなら、上場も廃止したら?
某国駐日大使も、同じく「どうしても言うことを聞かないなら、どうなるか判ってるんだろうな、本気で引き上げるぜ」と大言壮語を吐いていただろうから、あんたが真っ先に出て行けばいいんじゃないか?ま、次の政権で消えるのは確実だと思うから、時間の問題なんだろうけどさ。


外人の中にも、いい外人と悪い外人ってのがいる。
桃太郎に征伐される鬼もいれば、泣いた赤鬼さんみたいにいい鬼もいるんだよ。
政治力・経済力コンプレックスで、陰に陽に影響力を行使してきて、インナーで回していたヤツラがいるのさ。
某ガソリンスタンドみたいな名前の所が政府内での反感を買って会議とかから追い出されてしまったが、代わりに台頭してきたのはその筋の連中なのだろう。追い出されたところは偶然かもしれないが、サブプライムではその筋と逆に張って儲けたらしい。ふーん。ホントに偶然だね。関係ないよね、きっと。


いい外人の人たちは、日本人とか日本企業では中々できないサービスとか商品とか、そういうものを提供してくれて、しかも日本人を雇ってくれたりするんだよ。そういう投資家や企業は大歓迎だ。だって、日本企業ではできないんだもの。だから、そういういい外人の人たちとはすごく仲良くして、日本にもどんどん来てもらうといいと思うよ。日本人はコカコーラが作れない、みたいなもんだ(笑)。代わりになれないのだからね。

でも、そうではない筋の方たちもいるんだろうね、きっと。


参考までに、日本の古い体質の象徴みたいに言われる農協だけどね、米国だって農協とほぼ同じじゃないの?何が資本主義の原理だよ。組合じゃないか(笑)。
最近見かけないけど、サンキストオレンジとかの組合を解体するように、誰か言いに行けば?
まずは己の国にある「古い体質」を捨ててから文句を言ってくれ。全部資本主義の原理にしてから文句を言ってくれ。



随分とレトロなネタを引っ張り出してきたもんだ

2008年02月25日 12時19分34秒 | 社会全般
よく判らんけど、大昔にロス疑惑とかやってて、大騒ぎしていたのは何となく憶えている。興味もなかったので、あまり記憶は定かではない。

が、今頃になって掘り起こされてきたというのが、ちょっとはっきりしない。

日本の捜査機関なんかに「失敗」があって、お前らに任せるには難がある、ということなのかもしれないけど(笑)。
ならば、本国でやれるネタを探せ、ってなもんで、「あったゾ、あったゾ、これだ!」みたいに発掘してきたのであれば、何となく分る。情報漏れが殆どない、奇妙な事件だけに関心が高まる期待も大きい、失敗ストーリー(笑)みたいなことにはならない、といくつもの利点があるかも。


また裏読みのしすぎか。
陰謀論が好きなもんで。悪いクセですな。
今度はどこの省で不祥事が発生するのかな?(笑)


いやいや、ただの偶然さ。
ロス市警には、迷宮入り事件の捜査班があるらしいから。きっと頑張って捜査していて、新証拠を掴んだとか言っているようなので、いずれ出してくるでしょう。
案外と決定的な証拠ではない可能性はありますが。だとすると、目的は一体何だったのか?、と疑問も生じることになりますかな。けど、何か有力な証拠ということであるなら、有罪にできるということかもしれませんな。


で、狙い通りにメディアはついついこのネタに飛びつく、と(笑)。
一斉に報じられているのを見ると、そうですか、とは思う。



薬害利権はこうして拡大する・3

2008年02月24日 18時02分09秒 | 社会全般
遂に来ましたか。
本隊登場、ということですね。

asahicom:B型肝炎訴訟、全国へ 500人超、国に賠償請求 - 社会

(一部引用)

国内のB型肝炎の患者・持続感染者は110万~140万人と推定されている。同訴訟では、最高裁が06年6月、集団予防接種で注射器の使い回しを放置した国の責任を認める判決を出し、同市の患者ら原告5人の勝訴が確定した。

 しかし、B型肝炎患者全体への支援や救済が進まないことから、新たに提訴に踏み切ることになった。集団提訴はまず、3月28日に札幌地裁に起こす。原告は20人以上になるとみられ、1人当たり1500万~6000万円の損害賠償を国に求める予定だ。

 原告は、母子感染や輸血による感染の可能性がなく、予防接種によってB型肝炎に感染したとみられる患者。損害賠償請求権が消滅する20年の除斥期間にこだわらず、広く訴訟に参加する患者の掘り起こしを進める。

 C型肝炎患者には、全国の集団訴訟を受けて今年1月、被害者救済法が成立した。国は新年度からインターフェロン治療への医療費助成を実施するが、B型肝炎患者の場合、インターフェロン治療だけではウイルスを抑え込めず、「いつ肝がんになるか」とおびえている患者も多い。

=====


こうなることは、最高裁判決と一律救済法のセットが揃った時点で、判っていたことだ。政府は数十万だろうが百万人になろうとも、払い続けるという決意なのでしょう。それが「政治決断」というものだ。

新聞社説でも何度も糾弾していたが、社説子連中なんかには物事を深く考えることなどできないから、こういう結果を招くのだよ。


薬害利権はこうして拡大する・2

最高裁判決がある限り、これを拒否するのは難しいだろう。
感染原因は、殆どが一般論に過ぎないと退けることができ、集団予防接種を受けたという事実が明らかであれば、全員一律で救済されるだろう。

良かったですね、薬害利権の方々にとっては。
弁護士の方にも大きな報酬が待っている、ということですわな。

それと、マスコミが全力で応援してくれますよ。

これにも書いた(B型肝炎も一律救済してもらいなさい)通りだろ?

思惑通り、兆単位の規模になってよかったですね。
マスコミの思慮の足りない連中のお陰だ。死亡原因が肝炎なんかには関係なくても、死亡した人たちには相応の金額が貰えることでしょう。


「集団予防接種をした」という事実、事後的に「B型肝炎キャリア」という事実が揃ってさえいれば、どんなに推定原因に誤りがあろうとも一律救済に結びつくんだって。「動く歩道」の理屈でも、「冷凍ギョーザ」の理屈でも、どっちでもいいけど、要するにそういうことになるんだって。


な?
だから言ったろ。

一律救済法を認めるとどういう結果が待っているか、最高裁判決の「高度の蓋然性」が通用するとどうなるか、ということなんだよ。
殆どの場合に賠償を認めざるを得ない、ということになってしまうんだよ。


こうなると、もう止めようなんてないだろう。
止める術がない。
マスコミが一転して、一律救済はするな、とか言うか?(笑)
言えるわけないわな。
ヤツラが責任を取ることなんて一度もないから。好き勝手なことをほざいていればそれで済むんだから。
東国原知事とか、評論家の三宅某とかも責任とってくれよ。短絡的な意見を言うだけなら誰でもできるんだって。責任も取れんくせに、デカイこと言うんじゃないよ。


財源がなかろうと、数兆円規模になろうと、払ってくれる人たちがいるのだろう。一体誰が払えるのだ?
一律救済法の怖さを知る時がやってきた、ということだわな。

政府に拒否できる理由なんて残されていない、って言ったろ。
コレ>新聞の役割は「悪意的な煽動記事」を書くことではない
(因みにこの記事を書いた産経記者は出てきて土下座でもやったらどうだ?)


ロクなことを言わないマスコミ内の人間とか、人気取りだけに奔走する政治家連中とか、そういうヤツラが揃って事態を悪化させる結果を生み出すのだよ。


ね?予想通りの結果でしょ?

一律救済法が成立するのをじっと待っていて、息を潜めていればいいだけなのだからね。成立してしまえば、もう後戻りなどできなくなる。条件は揃っている。勝つ見込みが大きくなる。
弁護士にも多額に入ってくることでしょう。良かったじゃないですか。弁護士の収入が下がっているご時世で、新たな収入源を掘り起こせたみたいですし。



無責任政治、無責任報道、揃いも揃って○○だな。
この責任は一体誰が負うんだ?
政治家か?大マスコミの人か?
お前ら、払えると思ってるのか?
少しは考えてみろや。
数百億円レベルの話ではないんだって。
手法も同じだろ?
全国一斉蜂起、だろ?

何度も言うが、日本がこんな有様なのは、政治家と取り巻きがアホだからだ。

日本復活の道を探る・1~もはや一流ではなくなった?

こう書いた。

「よく判りもしない評論家や論説委員とかがでしゃばると、大概ろくなことにはならないのである。間違ったことを多く言うからであり、彼らにしてみると「メシの種」であるから他のみんなの思いつかないことを言おうとしたり、余計な演出に加担したりするのである。善からぬ関係者からの又聞き程度の知識・情報なんかを「さも判った顔」で平然と言ったりするのである。それが迷走させる一因であり、存在しない民意の幻想を生み出して、政治家に誤った動機付けをさせる原動力となっているのである。」

政治家やマスコミには、このことが判っていない。
お前ら責任を取れよ。
お前らが払え。




ご都合主義の人々(笑)

2008年02月24日 14時09分20秒 | 社会全般
エコノミスト誌で日本に厳しい意見が出されていたらしい。

ロイズ保険がイグノーベル賞を受賞したと私ごときに書かれたことが、相当気に障ったのだろうか(笑)。
日本の構造を問題にする前に

それとも、英国病で長期間の低迷に苦しんだかつての大英帝国を、日本が抜き去ったと書かれたことが、自尊心を傷つけたのだろうか。
日本復活の道を探る・1~もはや一流ではなくなった?

負けず嫌いなことはいいことだよ(笑)。

まあ私の英国に対するイメージというのは、「智を持つ老紳士」というものであって、悪い印象を持つわけではない。それに、日本には大概よくしてくれたと思うよ。極東のちっぽけな島国でしかない日本ではあるが、日本人の面倒を見てくれたり様々なことを教えてくれた。しかし、日本と英国とか英国系企業との間での話などではなく、日本に巣くう「パワー&金亡者たち」がいるからそのことを問題としているのだ。彼らとの戦いなのだから、日本にお節介を焼くとか無駄な口先介入するのは止めておいて欲しい。


少々気になることがある。
エコノミスト誌は、編集長が代わってからレベルダウンしたのだろうか。日本の政治家が脳死状態であるとしても、彼らを論うことができるだけであって、エコノミスト誌に書かれた内容の正当性が主張できるようになるわけではない。エコノミスト誌の記者には、そうした普通のことを考える能力に欠けるようだ。低金利がダメといわれても、そういう経済なのだからしょうがあるまい。英米の金利引下げに呼応して日本も下げろ、とか言うかと思えば、今度は低すぎると文句を言う(笑)。都合のよい使いわけに過ぎず、何かしら難癖をつけたいだけにしか見えない。米国と日本の投資収益率の違いについても、日本がデフレであることが元凶なのであって、名目値の比較しかできない記者氏には理解するだけの能力がないのだろう。米国の実質成長率は日本よりわずかに上回るだけであり、インフレ率が高い分だけ名目値が嵩上げされていても不思議ではないだろう。本当に倍も違うのか、という話だな。

確かに日本の政治と英国の政治は比べるべくもないが、それは英国が日本などよりもはるかに長い議会制民主主義の歴史を持つからであり、その歴史的背景を持つということそのものが日本などよりも成熟度の高さをもたらすだろう。これは英国が当時の先進国で大国であったフランスやスペインなどから、「おまえらはこうしろ、こういう方法が正しいんだ、だからやれ」と言われて獲得したものではあるまい。英国の持つ歴史や社会的背景や法制度や国民性とか経済環境とか、そういった様々の英国中の全ての事象が絡み合って生み出されてきたものだ。もしも大国の言い分通りのことを受け入れて、他の大国がやっているものを全部真似てみるだけなら、英国のやり方というものを生み出すことはできなかったであろう。

米国式が唯一の解であり正しい、と本気で思うなら、全てそっくり同じ制度にしたらいい。英国が米国と全く同一の経済社会制度になっていないことを不思議に思う(笑)。大英帝国を構成していたインドやオーストラリアが、英国と全く同じ制度となっていないことを大変疑問に思う。何故同一とはなっていなかったのか、強制的に同一にすることが行われなかった、或いは自然に同一となることが起こらなかったことの理由というものを考えてみたらいい。

相手に敬意を示すのは、それに値する相手の時だ。私は、尊敬を知らぬ相手などに敬意を払うことなどない、ということをはっきりと言っておく。

◇◇◇


それから、池田信夫がまた調子に乗って書いているので、一言書いておくか。

エコノミスト誌の主張を出せば、自分の意見を補強できると思っているのかもしれないが、これは単に「権威主義的」だということだな。しかもご丁寧に、「消費者金融業を壊滅させた」と太字で強調せんでも(笑)。GDPの下押し要因として、インパクトは住宅投資の方が大きいと思うが(記事によれば0.6%だそうな)、そちらは太字強調はせず、と(笑)。不思議ですな。

なぜ日本は失敗し続けるのか - 池田信夫 blog


壊滅させたと言いながら、クレジットカードも消費者金融業者も依然として貸出してますが?何か?
本当に悔しいんだね、ド素人の私に指摘されたことが(笑)。
そんなに悔しいのなら、自分の説の正しさを証明してみなさい。

池田信夫は貸付残高は半減した、というのが事実だと主張した。更に、貸金市場からは900万人が退出させられるとも主張した。
が、実際にはどうだ?何度も指摘しているが、彼には答えられまい。

消費者行政を勘違いしている人々 - 池田信夫 blog

この記事でも、相変わらず自分の主張の正しさを喧伝しているわけだが、ここにも姑息な罠が仕込まれているのだ。
概ね一般論として正しい言説の中に、自分の主張を入れ込んでいるのだ。卑怯な方法なのである。


池田信夫が自分の主張の正しさを説明するのは割と簡単だ。
「貸付残高が半減した」とか、「借入している人数が約900万人減少した」とか、そういう数字を出せばいいだけなのだ。しかし、出さない。私が大手残高は半減などしていない、と指摘したら、こう書いてきた。

『消費者金融の大手4社だけでも、1月末の融資残高は前年比7800億円も減少し、貸し渋りが拡大している。日銀が懸命に金融緩和しているとき、もっとも有望な市場だった消費者金融が収縮しているのだ。』

この記述によって、半減してない、という事実が証明されているにも関わらず、自分に都合の良い書き方をすることによって、読み手に誤った印象を与えようとしているのだ。減少額は4社で7800億円ということを出しただけなのだ。

しかも答えをわざわざ教えてあげているのに、決して自らの非を認めず、悔しさを後藤田議員や宇都宮弁護士にあてこすっているだけなのである。
ヤミ金は何故ビジネスが成り立つのか

この中で、貸出残高(全情連データで)は「1兆4770億円減少した」とはっきり書いてあげてるのに。4社の減少額よりはるかに多い数字を出してあげてるでしょ。これでも半分になんて到底行かない、って。どこが半減なの?簡単な算数すらできんの?これでは経済学も何もあったものではない(笑)。
借入の人数データでも、900万人も減ってないって。どこに借入者半減なんて事実があるんですかね?
経済学とかを謳っていても、この有様なんだよ。自らの誤りを決して認めないというのは、まさしく官僚主義的でもあるな(爆)。


更に言っておくが、サブプライム問題で世界中の金融機関で大幅な損失が出たことの意味が判ってないな。貸金業界が有望な貸出市場であるとして、金融機関が貸金業者に貸し、貸金業者が借り手に緩い審査で貸し続けたり、キリギリスタイプに貸し込み続けると、貸倒率の上昇が予想される。何度か指摘したが、そういう状態が続くと、市場そのものが壊れる危機に直面するのだよ。それが現実に起こったのがサブプライム問題だというのに、それさえも認識できないらしい。

それから最高裁判決に無謀な挑戦をしたみたいだが、やめておけって。
法学の素養はどうなのか知らないが、素人の池田信夫に判る理屈なら、業者の顧問弁護士軍団とかGEのリーガル部隊(笑)とか大勢いるんだから、簡単に打ち破れているって(笑)。判決文を読んでもいないくせに、デカイ口を叩くんじゃないよ。
『債務者も同意したのだから「強制」ではありえない』って書いてるが、どこかの悪徳業者とかリフォーム詐欺業者だのの言い分みたいなもんだな(笑)。


全くの例であるが、書いてみる。
延滞した人が貸金業者から払え、と求められた。一括返済特約により、貸付元金と経過利息分及び遅延損害金などを一括して払ってくれ、と。
借入元金1万円、これまでの支払うべき利息分が5000円だとしよう(遅延損害金はこれに含むとします)。

するとこの債務者は15000円を払え、と業者から求められ、その債務を負うということになる。これまでにも業者はそうやって取り立ててきたりしたわけだ。しかし、業者の求めた利息分5000円というのが、利息制限法を超えているとどうなのか、という話だな。例えば、利息制限法の上限通り20%なら3000円で済み、貸出金利が28%であれば5000円払う、みたいなこと。
そうすると、超過利息はあくまで「任意」で払うべきものであるから、貸金業者には13000円しか請求する権利はなく、15000円払えというのはそもそもの誤りである。これが実質的には支払の強制にあたるものだ、ということだわな。利息制限法で規定するところの「任意」には該当しない、という法的判断であろう。

契約前に特約に同意していたとしても、利息制限法を超える利息(例えば25%とか)を払わない場合に、残債の一括返還条項を入れるのは違法な契約条項だということ。「20~25%」の利息部分は「任意」であるにも関わらず、20%部分までを払っていても「25%部分まで払ってないので、延滞につき一括返還せよ」と業者側が求めること自体が、利息制限法の任意性を満たしていない、すなわち事実上の支払強制だ、ということだろ。もしも任意で受取るなら、20%部分まで払っていれば一括で返還請求しません、ということになり、すると、契約の特約条項自体が無効な条項だからだ。違法である契約条項を入れておいて、「お前は事前に同意しただろ、だから契約条項は法的に有効なんだよ!」ってことになったら、世の中は大変なことになってしまうぞ(笑)。

いずれにせよ、「事前に同意したので強制じゃない、任意だ」みたいな、単純な話ではないだろう。そんな理屈が通用するなら、悪徳商法は殆どOKだろ(笑)。
まあ私も法学無知なので人のことは言えないが、判決文の内容もよく読まず「勘違いする人々」というのは存在するであろう。誰かさんみたいに。タイトルを付け替えてみては如何か。「最高裁判決を勘違いする人々」とでもしてみては。

◇◇◇


ご都合主義なのかどうかは知らんが、調子よく意見を並べていても、単なる印象操作っぽく書いている人間はいる。自分の意見の間違いを認めないばかりか、あたかも「自分の意見は正しかった」と読み手に思わせるように書いているという、卑劣極まりない人間がいるのである。




イージス艦の漁船沈没事故について

2008年02月23日 15時15分05秒 | 社会全般
遅ればせながら、少し書いておきたい。
今回の事件では防衛省の対応の拙さや、海自の度重なる不祥事が非難されている。これはその通りであり、弁解の余地はないだろう。今後事故原因や過失の有無などが検討されていくであろうが、果たしてどの程度まで真実が明らかになるかは判らない。

地元漁師たちが怒るのも無理はない。初期対応が拙かったし、情報統制に問題があった。あやふやな証言などが出されてしまい、余計に悪印象を与えることになったであろう。こういう時の情報は、判明している事実関係のみを公開し、それ以外については「詳細は調査(捜査)中です」と突っぱねるようにしないと、誤解や混乱を生じやすくするだけであり、所謂言葉の「切り取り」「一人歩き」などで非難を浴びる結果となろう。


初期対応に問題を生じたのは、事前に決まっていないからだろう。

この記事に書いたように、情報の分類とかグレードがきちんと定められていないからであると思うし、その手順とかがキッチリと決まっていないが故に情報伝達に時間がかかっていたのだと思われる。

例の北朝鮮のミサイル発射騒動があった時にも、ミサイル防衛のことに書いたとおり、「事前の周知徹底と準備が全て」ということが重要だと考える。
救急の「たらい回し」の記事(続・奈良の妊婦死亡事件について)でも同じく、「緊急事態というのは、火災・防火訓練と同じで、大抵どのような場合でも「日頃からの訓練」、「事前準備」、「決め事の周知徹底」、これらに尽きると思います。これがない場合には、「混乱」を招くことになるでしょう。」と、何度も同じことを言っているのだが、行政にはそうしたことは伝わらないのである。政治のスピードのなさが、こうした事態を招く一因となっているだろう。


仮に、事故が発生した場合の緊急手順がきちんと定まっていたらどうだったか、ということを考えてみる。

情報の質というか、分類としては、何かのコード分類のように割り当ててもいいとは思う。軍事的なもの、非軍事的なもの、とか大きく分類して、そこから細分類で分けられた一部に「衝突事故」と定められている、ということ。しかし、グレード分類では緊急事態、に該当している、と。

こうした場合、艦内手続(直属上司に伝達、更に艦長に伝達、等々)と命令を同時進行で行うだろう。情報分類で緊急に知らせなければならない、という決まりになっているのであれば、そこから艦隊司令部とかに緊急連絡し、司令部は「現場」ではないので割と冷静に判断したりできるだろう。有効な指示をイージス艦側に行えばよいのである。イージス艦内では事態把握、被害状況や船の安全性確認とか、救助作業に取り掛かるとか、やるべきことが多く艦内は混乱しがちなので、適切な指示を司令部側から適宜サポートしてもらえると有り難いに決まっているのである。更に司令部側では、緊急情報を受けたら、手順に従い即座に上層部に緊急連絡を回す、ということになるだろう。これも決まっていれば迷うことなく行えるものなのである。また、関係省庁との連携、この場合で言えば、海保に遭難情報を送って出動要請し捜索活動を大至急始めてもらうとか、海難救助船(あったかな?なかったかな?)の出動要請とか、そういうことは司令部側でやっていかねばならないのだから。

こうした情報の取扱いや緊急時の手順が決められていれば、即座に初期行動をそれぞれが一斉に起こせることになるので、時間の無駄が少ないのである。火事になった時に、どうするか決まっていないとどうなると思いますか?
まず、火事を発見したお母さんはお父さんに連絡、お父さんは3軒向こうの班長さんの家に行き「どうしましょうか」と尋ね、班長さんは「会長さんに聞いてくる」と言って走っていき、会長さんに聞いたら「まず人手を集めて消火してみよう」と言い、どうにか隣近所の人を叩き起こしてバケツリレーを開始したものの、火の勢いは強くなり過ぎて手も付けられず、それからおもむろに会長さんが「消防車を呼ぼう」と言い出して119番に電話するようにお父さんに言い、消防車が到着する頃には家が全焼して隣家にも飛び火していた、みたいなものなのだ(笑)。

要するに、事前の取り決めが定まっていないとこうなってしまう、というような悪い見本のようなものであると思う。これを教訓として、そうした緊急時の伝達や指揮系統の決め事を徹底し、日頃から訓練する以外にはない。火災現場では当事者であると混乱しがちだし、頭はパニックになるし、冷静に判断するのが難しくなりがちなのである。けれど、火元からは遠く離れた家の野次馬とかにしてみれば、頭は冷静でいられるから「消防に電話したの?」みたいに落ち着いて考えることができるのである。なので、現場から遠くなれば離れている人たちほど余裕を持って考えることができるだろうと思う。そういう人たちが的確に行動すれば、よりよく指示が行える可能性はあるだろう。

事故情報を受けた司令部側では、艦側からの情報を整理したり指示を出す人間と、関係部署と連絡を取り合う人間がいればよく、少なくとも艦内のような大慌ての状況にはならない。当事者(今回はイージス艦)に難しい複雑な連絡手順なんて必要ではなく、現場に近い程単純な伝達でいいのだ。現場からは「何はなくとも司令部に緊急連絡」というたった一つのことさえ守られていればいいわけだから。そこから先は、現場から遠くにいる落ち着いた人たちが情報を回していけばいいのですから、そんなに難しいことではないだろう。


今回の事件を見て思うことは、自衛隊というのはそもそも軍事組織として大きな欠陥を抱えたままなのではないか、ということだ。あまりに杜撰な出来事が多い。このような有様で本当の危機に直面した時に、果たして機能するのだろうか、という疑念がある。それほど「危機に弱い組織」ということである。




米軍基地問題についての補足

2008年02月22日 19時20分06秒 | 外交問題
この前、この記事を書いた(米軍基地がある方が有利なの?)のだが、読解力に乏しい人間が読むと、書いてある字面でしか考えられないであろう。それは「知らない」からだ。ところが、ある種の知恵の働く、物事を知る人間が読むと、この意図が判るはずだろう。そのように書いているからね(笑)。多くの人々から見て、陰謀論でも、何でもいいんですよ、私にとっては。判る人間にだけ届けばそれでいいんだよ。そのことに意味があるのさ。


銃規制の話とちょっと似ているのだが、「規制は間違っている、銃を解禁せよ」と嘆願する人たちがいるであろうことは想像できる。が、自分の家族とか子どもとかが撃ち殺された後であっても、「銃規制を解禁せよ」と主張するなら、その言葉を信じよう。
自分の娘を米兵にレイプされ殺された後でも、「米軍基地は必要だ」「米兵を野放しにしていい」「私は基地の町に住み続けたい」と主張できる人間の言うことなら、十分信じるに値する。その信念は見上げたものだ、と感服するだろう。
だが、そうでないのであれば、「米軍は是非いてください、基地を持ってきて下さい」などという戯言を言っているのは、タダの奇麗事としか思わないね。そんなのはウソだ。

私自身はパターナリズムとか、大甘とか言われても結構、何と言われようと構わんよ(笑)。


大概の○○の乏しい人間というのは、他人の意図を推し量ることができないので、表面的なことしか考えられない。誰かさんに言ってるんじゃないんだから、調子に乗ってる知識人気取りか何か知らんけど、余計な口出しなんてせんで、得意の金勘定でもやっていればいいんじゃね?(笑)
米軍に出て行けと言って出て行くなら、疾くの昔に出て行ってるって(笑)。
そんなことも判らんの?頭が悪いね、本当に。

こちらの書いてることが判る人間には、判る(当たり前か、笑)。
呼びかけているのは、万人でもなければ、米軍でもないことくらい即座に理解できそうなものなのにね。真正のたわけだな。
「やってやるぜ」というのが、在日米軍であるはずなかろう(爆)。
軍隊が何できんの?ちょっぴり自衛隊イジメくらいしかできんだろ。
まあ、手先1号とかにはそういうことが理解できんわな。
もし出て行くのが米軍なら、拍手でにこやかに見送るでしょうよ(笑)。

これは本題ではないから、別にいいか。


話を戻すけど、米軍基地の問題だったね。

よく日本の脅威に挙げられる北朝鮮や中国という問題がありながら、韓国で在韓米軍は縮小となった。そうですか。
これは有名な話だが、韓国でも米兵がレイプ事件を起こし、反米機運が高まった。それが影響したのかどうか、というのは判らない。けれども、米軍は規模を縮小したわけだ。

イタリアのアビアーノ基地での米軍のブラックホーク墜落事故などを発端として、反米運動は起こっていた。女性記者射殺事件(伊記者人質解放後の惨事)も反米感情の背景にあったであろう。イラク撤退を決めたしね。

ドイツでも在独米軍は大幅な縮小が決定された。東側の脅威が去ったからだ。東欧諸国へ展開することになった。ドイツに居づらいというわけではないだろうが(笑)、ロシアや中央アジアへの備えということかもしれない。
イラク戦争に関しては、ドイツの連邦行政裁判所の出した判決が有名だな。米軍のイラク攻撃に協力することは違憲である、という判断を下して、NATO条約に基づく米軍の活動を制限した。常任理事国の日独入りを目指した時、米国が反対したのも頷ける(笑)。日本とは気迫が違うんだね、ドイツ人法律家は。さすがだ。

中央アジアでは、ウズベキスタンのハナバード基地から米軍は追い出された(笑)。関係は色々とあるからね。事情は複雑だわな。アフガン攻撃に重要な役割を果たしていたのに、拠点を失った。

いずれにせよ、国際社会の中では米軍基地の縮小というのは珍しくもなんでもないのであり、基地はイラネということも普通にあるわな。手先1号とかには、そういうことは考えられないだろうがね。根本が、番長万歳だから(笑)。


米軍の犯罪を一般人の犯罪と同列に論じる人とかもいると思うけど、根本的に全く別ですよね。
日米地位協定 - Wikipedia

米兵は日米地位協定によって保障される特権的な人だから。言ってみれば、外交官が保護されるように、国家(権力)が服を着て歩いているようなものだ、と思うよ。普通の米国人旅行者とかが犯罪を犯せば、地位協定には関係ないから、日本の普通の法律で裁かれますよ。しかし、米兵は違いますから。
国際条約上で保護される特権的な人間というのは、一般人などに求められる規範水準なんかで足るとは思わない。外交官が特権を悪用してもいいというんですかね、って話だ。特権を与えるに値する人物である、ということでなければ、法的に保護される必要性などありゃせんよ。世界中でレイプ事件を起こすような米兵に、なぜこうした特権を与えねばならないのか、甚だ疑問である。日本は戦地ではないぞ。


イラク人少女強姦殺人の元米兵に、死刑求刑へ 国際ニュース AFPBB News

イラク人少女の強姦殺人犯には死刑求刑、と。米国内に「レイプ事件」が伝わると、厳しくせざるを得ない、ということなのではないのか?日本人がどれだけ米兵にレイプされたり、殺害されてきたのか、無知な米国人に知らせたらいいよ。

大体、日本を舐めてるんだよ。日本の政治家はいいように利用されているだけ。個人の利益を優先する輩が多いからだ。だから怖れる。言いなりにされる。しかも日本人の中に、同じ日本人の足を引っ張るヤツラが多すぎるんだよ。

何かと裏で戦おうとすると、やられるんだよ。表で面と向かって対決しなさい。
国際社会にはっきりと伝わるように、戦う姿勢を示しなさい。
言い難いことは、表立って言えばいい。
交渉戦術の差が大きい時こそ、オープンルールなのだよ。
隠そうとすれば、自らの立場を不利に追い込むだけなのだ。

男なら、大統領が直接謝罪するべきだ、とか大胆発言して物議を醸してみろよ。
どうでもいい、トモダチのトモダチはアルカイダとか、くだらねえ舌禍はどうでもいいから、本気の時にこそ本気を示さないでどうすんの?
なのに、政治家たちは黙ってる。自分が撃たれたくないから。

政治家は自分が可愛いのは仕方ないけど、たった1人でもいいから、共産党議員とかでも社民の人でもいいから、何故戦う人間が出てこないんだよ!

日本の政治家は、あまりに稚拙なのだよ。米側の交渉戦術の前には、いとも簡単に屈してしまう。
簡単には折れない北朝鮮の頑強な抵抗と交渉術を少し学んだ方がいいかもしれんな(笑)。


日本のメディアも本格的に内向きだしな。
歴然として差がある。国際社会への影響力が限られている。

悲しいぜ。
朝日系といえども、手先1号とかを使ってる程度の低さなので、アレだしな(笑)。


だけど、今回はそう簡単には諦めんぞ。
これまで泣きを見せられた女性たちの魂に代わって、戦うから。

仕掛けてきた連中を叩き出すまでは、許さんから。
日本を守るべく戦いますから。



昨夜のサッカーの試合だけど

2008年02月21日 17時05分25秒 | いいことないかな
とりあえず、日本が勝って良かった(笑)。

中国の観客は「文明的観戦」には程遠かったが、思ったよりも酷くはなかった(というか、あんなもんでしょ、という想定内、笑)。それよりも、中国選手はもっと「文明的試合」を心掛けるべきだったろう。観客よりも、選手の問題だろう。


内容的には、「酷い試合」と呼べる一つではあったと思う。日本の攻撃は単調で、得点シーン以外では、工夫があまり見られないことに変わりはない。けど、田代はよくゴール前まで思い切りよく突っ込んで、得点に結びつけたと思う。あれがなければ山瀬のシュートはなかった。
荒れた試合ということもあり、中国側に見るべき部分はあまりなかったと思う。

この試合で一番良かったと思えたことは、後半35分くらいからの守備だった。試合終了までのロスタイムも含めて約15分くらいだが、この時間帯の守備はいつもの数倍?(数倍までも違うということはないか、笑)は集中していたように見えた。何が、という理由はよく判らないが、いつもより意識して足を動かしていたと思う。どんなに苦しくても走り続ける、ということだ。「後は頼んだ」みたいに、安易に人任せにしたりせずに、選手1人1人が走っていたと思う。

具体的シーンというのは挙げられないが、こんな感じだったと思う。

中国選手がボールを持つと、かなり遠い前線側から全速力で戻って、ボールを出す人間にチェックに行っていた。なので、中国選手は急いでパスコースを見つけなければならず、精度は落ちていたと思う。なので、あまり決定的なピンチ(中国側にはチャンス)というシーンが生まれなかった。
パスの受け手をマークするのは当然としても、パスの起点となる出し手の所に、1人だけじゃなく複数でプレッシャーをかけに行ったのが良かったと思う。いつもなら、相手側が攻撃する時になると、前線にいた選手は戻るのが難しいので、割とプラプラ歩いていたりすることは多い。味方の守備が数的に足りているからといって、戻らなくてもいいというわけではないのだが、試合中ずっと全速で走り続けるのは難しいからね。なので、遠い場合には、みんなが戻れなくても仕方がない部分はある。

けれど、昨日はかなり違っていた。兎に角、ボールを持った中国選手に数名が全速力で向かっていくので、プレッシャーがかかり、中国側はうまく攻撃の形を作ることができなかった。ボールの起点を幾度も潰され、逆に何度か日本にボールを奪われ、日本のカウンターチャンスとなったりした。
足が動かなくなってくるラスト10分とか15分を、何か執念のような「走り」を見せていたのが昨日の試合だった。多分、選手の中には負傷させられた仲間とか、あの試合会場の雰囲気とか、そういう何かが絡み合って「絶対に負けたくない、絶対に勝つんだ」というような気迫がみなぎっていたと思う。なので、かなりの運動力で苦しかったに違いないが、ラスト10分にしては、いつもの倍近くは走っていたんじゃないかと思う。意識して走れば、あれくらいは動ける、ということが証明されたような気がした。きっと彼らを動かしていたのは、勝とうとする強い意志だったのではないかな、と思った。


失点の恐怖をはね退けて、守備ができたことは高く評価されていいと思う。地道だし、運動量が多くなるので大変なのだけれど、ボールを持った選手にすぐさまチェックにいく、ということが徹底されていた。誰かを当てにする選手もいなかった。それぞれの局面で、行ける人間が行っていた。それが何よりよかった点だと思う。


攻撃陣は工夫するポイントとして、将棋でいえば「直接効果」を狙って指す手が多いのだが(判り易い例でいえば王手飛車とか両取りの桂みたいな)、もうちょっと数手前に「仕込み」が必要なのではないかな、と。相手が強くなればなるほど、直接効果を期待する手というのには引っ掛からなくなる。もっと捨て駒とか、継ぎ歩みたいな手を工夫するべき、なのかも。
「手」とは、攻撃する選手の動きやボールの動かし方、ということだ。


いずれにせよ、代表チームは体を張って、走って勝ちを獲得したので、ご苦労さまでした、ということで。



ちょっと追加:

「あれがレフェリーでいいのか」 川淵会長、怒り爆発(産経新聞) - Yahooニュース


まあそんなに怒ってもしょうがないんじゃないか?

確かに審判は北朝鮮の人だったみたいだけど、彼は日本が負けるようにジャッジした、とかそういうことではないかもしれないし。あの会場の雰囲気だと、北朝鮮の主審じゃなくても似たような判定になっていたかもしれないし。

何となくだけど、主審はどうにかエキサイトさせないように、相当四苦八苦していたようにも見えたけど。中国側の選手を落ち着かせようと、それなりにやっていたのではないかな、と。
もしも、中国側にちょっとでも不利に見える判定であると、観客がかなり興奮するから、その圧倒的大声援を受けて中国選手が余計にエキサイトしそうだもん。そうなってしまえば、もう手がつけられない。試合はもっと大荒れになってしまうだろう、という恐怖があったんじゃないかと思う。


いや、褒められた審判ではないかもしれないが、あれはあれで彼なりに精一杯やった結果があのくらいだったのではないのかな。あの「北朝鮮の人」でも、恐ろしくて笛を吹けない、みたいな感じがムンムンだったのでは。下手すりゃ、宿に帰る途中で半殺しの目に遭う、とか、心配だったのかも(笑)。

だから、あんまり厳重に抗議とかしてもしょうがないんじゃないかな、と。
ちょっと可哀想かも。同情する余地はあるもの。