いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

小沢よ、逆賊を討て

2012年06月30日 18時19分34秒 | 政治って?
離党するのしないのという話が続いているようだ。

小沢はわざと先に「相手に斬らせる」という戦術を選んだということなのかと思ったが、どうもはっきりしない。離脱の理由付けを得ようということか、何だかよくわからないが、このままでは勢いを失いかねない、というのはある。


潔く離党して、新党を立ち上げるのが普通では。


というか、機を逃したとしか思えないわけだが。
衆院採決前に、「内閣不信任案を出せ」と言ったではないですか。


離党する覚悟が出来ているなら、自公に踏み絵を踏ませるべきだったのだ。
何故、それをしなかったのか。
消費税増税法案採決前だと、彼らの対応が難しかったはずなのに。


たとえ否決されたとしても、自分たちが離党すればいいだけだし、それは今の状況と大差ない。
しかも、自公にとっては、会期中に採決してしまうと、次のチャンスがしばらく巡ってこない、ということになるわけである。野田政権に信任投票することは困難だ。これは、野田と谷垣の間の亀裂を生じさせるに必要な手であった。


不信任案が否決されてしまえば、谷垣の解散総選挙という願望は遠のく。
賛成票を投じてしまうと、野田政権が退陣ということになりかねなかったかもしれず、それはそれで増税法案阻止に何らかの影響を与えていたかもしれない。


どちらに転んだとしても、今よりはマシであったはずだ。
勝負手を放つなら、タイミングを逸してしまったと思う。


まあ、過ぎたことはしょうがないので、大義を掲げて戦うよりないんじゃないですかね。

唯一消費税アップを止める方法は、政権奪取である。


これを目指すよりないわけで、正論で押す以外にないよ。
ここまで自公民の増税連合が形成されてしまえば、簡単には多数派形成が難しいよ。


反増税派の勢力拡大を図るより手立てがないですよ。


増税阻止&原発阻止、これを旗印でやるしかないってことです。


原発再稼働を、明確に反対と言っている政党は共産党か社民?くらいしかないんじゃないですかな。

他は、若干は容認、みたいな言葉を濁しており、最初に旗を揚げるべき。橋下維新にも、その弱点があるわけで。後出しでは、効果が薄れるよ。マネだ、とか。



元検事の山尾志桜里議員は法曹資格があるのか

2012年06月30日 13時28分02秒 | おかしいぞ
今朝、テレビで山尾議員の存在を知った。彼女は増税案に賛成票を投じた、ということであった。理由も語っていたが、いずれやるしかないなら賛成だ、みたいなことを言っていた。ペテン民主党のA級戦犯ペテン師前原は、国民をばかにしていると小沢批判をしたそうだが、最もばかにしているのはあなた方だ。


>http://yamaoshiori.jp/blog/2012/06/post-208.html


山尾議員は元検事なのだから、司法試験に合格した人ということなのであろう?

そういう人間が、法理に反する行為を平気で行えるのは、何故なのであろうか?
それは、捏造、偽造、不当逮捕、何でもアリで、それでも罰せられることもない検察庁の出身だからか?(笑)


ああ、そういう性分を骨の髄まで叩き込まれてきた、ということですかな。
さすが、日本最強の不正組織、検察だけのことはある。目的の為には手段を選ばずの精神が、見事に根付いていますな、山尾議員にも。


山尾議員に送る言葉は、これだ。


禁反言の法理(estoppel)
>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/1bbfdf53539cf0cd3e16999892a4df84


自分のやっていることが明らかにこのエストッペルにひっかかるだろう、ということが分からないのか?
そうだとすれば、日本の司法試験制度というのは、このような人間を生み出す愚かな制度であるということであろう。まあ、外道の総本山たる最高裁や検察の人間を作り出すシステムだから、ろくでもないものだということは理解できますがね。


事前に約束してないこと、主張してなかったこと、それによって国民側が行動(民主党に投票し政権を生んだ)をしてしまったならば、それに矛盾する言動はできない、ということである。

そういうことを、身近な話で例示したではないか。


>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/62f19413176d7a55b678ffe8e41f0ec1

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/5949642c2e0eb600cdb3df9e543ae488


あんたは、それでも法曹か。恥を知らないのか。
こういう連中が法を悪用するんだろうよ。


日本が法治国家なんてのは、ただの妄想。
無法なんだよ。何でもアリの、無法国家なんだよ。
犯罪捏造も、違法な逮捕も取調べも、何だって可能な無法国家なんだよ。


検察の汚い行為を見れば明らかであろう?
最高裁の卑怯な連中を見れば、一目瞭然であろう?
そういう連中が法を支配するから、世の中はよくならないってことさ。


増税狂気の連中は、政治家もマスコミも「道理」というものを完全に無視して、法理に反しようが何だろうが「達成さえできればいい」という無法を貫いているのだぞ。

その無法を糺そう、という側が糾弾されるという、全く狂気の国なのだ。


その上、法曹資格を持った連中が、正論を吐くどころか不正の片棒を自ら進んで担ぐ、ということになっているんだぞ。特捜部を見れば分かるように、真の悪党は法曹連中なんだぞ。
法を知らない一般国民になりかわって正しく行うのではなく、無知に付け込み、騙し、偽造し、法を悪用し、自分の都合の為に利用する、そういう連中が法曹という奴らだ。


真の腐敗の体現者は、検察だ。
その出身者である山尾議員の身に染み込んだ腐敗気質が、今回の投票行動に見事に顕れた、と言ってよいだろう。


法曹の風上にも置けんな、という気持ちが分かるか。


本来、一番正義を重んじなければならないはずのエリートの人間たちこそが、最も腐っている、ということが、日本の病理の根源なのだということだよ。



小峰隆士法政大教授の意見は正しいか

2012年06月30日 10時48分36秒 | 経済関連
まず、最初に言っておく。
小峰教授は、元々は経済企画庁の官僚で、物価局長も歴任していたらしい。90年代の経済運営の失敗の責任の一端は、このような人たちにあったものと考えてよいというのが、当方のような一般国民の感想である。
(当方レベルで平たく言えば、お前らのようなボケナスのせいで、日本経済は迷走を続けてきたんじゃないか、ということだな。大失敗を繰り返してきた経済官僚に、更なる失敗を強いられるのは大迷惑だ、って言ってんだよ。)


小峰教授が過去に一度でも正しい説を唱え、その解決策を示していたとでも言うのなら、ご意見を信じるor 考慮してもいいかもしれないが、そういう例を知らない。今の日本経済の状況を見るに、正しい処方箋を提示できていたとは到底思われない。
本当に正しい答えを知っており、それが実現できていたなら、こんな状況にはなっているはずがないからである。


こういう中身のない記事を見るにつけ、増税ありきの論には全く価値を見いだせない。

>http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120622/233699/?P=1


計量モデルでどうのと説明していたりするけれども、それは経済学界のコンセンサスとなっているのか?
なっているなら、既に学術的な答えは出ているということである。他の答えや意見はない、と考えてよいはずだ。そうでないなら、ただの「小峰という人が独自に開発した特殊例」ということを否定できない。医療における特殊療法とか、民間療法の類と見分けがつかない、というようなことだ。


こうした話は、何も小峰教授だけに限った話でもないし、日本だけということでもない。世界中のそこかしこで、「経済ナントカ」の類は、みんな揃ってバカばかりなのかな、と思えることがよくあるからだ。


経済学者だのエコノミストだの何だのといった人たちが、そんなに賢く正しいことを知っており、常に正解を導き出せるなんてことは、これまで殆どなかったんじゃないか、というのが、当方の見解である。もし、本当に賢く正解を知っているなら、世界経済のこれほどのクラッシュは回避できたであろうし、その後の措置ももうちょっとどうにかなっていたのではないかと思うし、ユーロ圏の問題だってここまで尾を引いて長引くなんてことも考えられないからである。

世界中の経済ナントカがみんな狂っていて、バカばっかり、ということでもなけりゃ、こんなに悲惨な結果を生むとも思えないから。女王陛下がおっしゃられた、『何故誰も金融危機に気付かなかったのですか?』という質問が、まさしく本質をついているということだ。
宮廷お抱え魔術師の類と見分けがつかない、ということなのだよ。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/546e0a927f7f8ba1935838e9d19727c9


なので、小峰さんは気落ちする必要はない。間違いは誰でもあって、答えなんかほぼ知らずに来た、というのが実情なのだよ。それを今更、さもこれが正解、みたいなことを言ったとて、信頼性などあるわけもなかろうて。



バカが集まっても、得られる結論はバカ、というのは、これまでに幾度も見てきたのですよ。それが誰とは言いませんが。



小峰氏が言うには、集まった4名も国会議員の先生方も、みんな共通で同じ意見や考えだ、というが、これまでの泥沼の20年を物語っているのではないかな。


こういう連中が集まっては、常に間違った結論を出してきて、間違い続けた結果が今ということなんじゃないですかね。結果は明白。ダメだった、ということ。
そうとしか思えない。


破綻するのはいつか、という話、と決めつけているが、それはあなたのような人間ばかりが集うというバイアスの結果なんじゃないですかね?(笑)
何かといえば、消費税増税、日本は財政破綻という人たちばかりを集めたならば、そういう意見に集約されてゆくわけで。ネット上の特定掲示板にヲタが集まっているのと見分けがつかない。


小峰氏の意見が市場では常識、なんてのは、ただの妄言である。

>http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6CZPV0UQVI901.html


世界的に有名で債券運用では実績のあるPIMCOさんが、小峰氏よりもバカでド阿呆とは到底思えませんから、何らの実践もない小峰氏の言い分を信ずることはできませんな。

そういうことに気付けない小峰氏は、哀れではある。


メガバンクの連中やバブル期に不良債権を山ほどこしらえた企業の連中が、本当にそんなに賢かったのであれば、あんなバブル崩壊みたいなことは起こらなかったんじゃないですか?
銀行倒産が相次ぐなんてこともなかったのでは?

メガバンクみたいな、15年とか18年とかの長期に渡って法人税を払わないなんていう、日本経済の寄生虫が如き「フリーライダー」のやつらに、「庶民は税金を払え」なんて言われたくないわ、ボケ。
そういうことは、企業としての責務を果たしているなら、言ってもいいぞ。ビタ一文、税金を払ってないくせに、過剰な負担だなどというふざけたことを言うのは許せるものではない。払ってから言え、ということだ。税金は払わず、儲けの分配である株主配当だけはジャンジャン払う、というのもおかしな話だ。


そうやって数千億~数兆円もの税金を合法的に払わず逃れてきたメガバンクは、東電に貸し込んで、また税金を貪る、と。自己利益の為だけに、税金逃れが許され、本来払うべき金を浮かせて、それを用いて更なる金儲け、ときたもんだ。破綻同然の企業に税金を投入させ、そこからのアガリで銀行利益としようなんていうハラが見え見えで、それがまた腹立たしい。


こんな連中の意見を聞いてきたが故に、失敗続きだったのではないかとしか思えないわけだが。


「無能の孵卵器」に集う無能の魔術師たちの意見を聞いても、解決に繋がってこなかったし、何の役にも立ってこなかった、それが現在の日本の状況なのではないか、ということである。



記憶力の乏しいマスコミのご都合主義

2012年06月29日 12時26分46秒 | 政治って?
マスコミに出てくる連中というのは、ただの詭弁野郎だ。
与良みたいな長年永田町に生きてきた人間が、いくらでもその場しのぎの出鱈目を言い続けるわけだ。採決で反対したんだからけじめをつけて出ろ、みたいなことを言う、と。
こういう連中は、過去にそういう主張をしてきたか?
ウソをつくなよ。


自民党政権時代、党首に反対した人間は除名だ、離党しろ、と要求してきたのか?
そんな話は聞いたことがない。
マスコミの連中が何故離党を要求するのか、全く不明。その論拠も全く不明。
みのもんただの、与良だののような単なるご都合主義者どもが、何の理屈で除名(処分)しろとか、造反した奴らは出て行けというのか、その根拠を説明できるのか?(爆)できるもんなら、やってみな。


05年7月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/fd5bc3ebc82612a0b977cf9738ddb050


郵政選挙の時、マスコミどもは何と言っていたか?
造反議員なんて、多数いたでしょうが。
参院でも否決されたでしょう。中曽根弘文だって反対票を投じたのに、一度も離党なんかしてないぞ?


党首である小泉総理の政治生命を懸けた「郵政民営化法案」を、造反で反対票を投じた人たちに対して、除名しろだの離党しろだの言ったのか?
マスコミのウソつきども、これまで何を言ってきたか検証してみろよ。


小泉さんは、総裁になる前から掲げていたし、選挙前から言い続けていたのが、この郵政民営化だったのだぞ。総理大臣になる前から、国民に明らかにしてきた目標だったではないか。隠して選挙を戦ったことなど、一度もなかったではないか。5年間言い続け、所信表明演説でも言い、施政方針演説でも言い続けてきたではないか。


突如、思いつきみたいに言い出した目標ではなかった、って言ってるのだよ。
選挙前から言い続けていた目標であって、国民を騙したりはしてないよ。そういう党首の意見に反対票を投じたり棄権や欠席した議員は、衆参合わせて50人以上いたはずだ。それでも、いきなり除名になんてならなかったじゃないの。


その時、総理の目標に反対するのはおかしい、と言ってたマスコミなんかあったか?
そうじゃなく、むしろ国民に聞く(選挙で問う)のがおかしい、ポピュリズムだ、と言ったじゃないの。


あの選挙の時だって、1回目の反対票だけでは除名なんかされなかったじゃないの。公認はされなかったし、刺客候補を送り込まれたけれども、党内処分として除名になんかなってないよ。2回目の反対票だった人は重い処分になっただけ。自ら離党した人たちはいたが、亀井静香さんとかだな。


だが、今回の小沢グループの件では、何故かマスコミが一致協力して小沢を処分しろ、と言う。党首に反対したんだから、離党すべきだとか言う。そういう理屈は、おかしいでしょう。今までも、ずっとそういう主張をしてきたのであれば、一貫性もあるだろうが、そうじゃないんだよ。


小沢憎し、ただそれだけ。
小沢だから切れ、と言ってるだけ。マスコミの立場を利用した、ただのイジメと同じ。


どうして小沢は離党だなんて言うんだ、って、バカなことを聞くのも、頭がおかしいんじゃないか?
それは、自公が民主党に要求したから、だろう。


自公の要求は、「小沢を切る」なら3党合意をしてやってもいいぞ、というものだったろうが。それは、小沢自身が望んだことでもなければ、民主党内を割るぞと小沢から仕掛けたのでもないじゃないの。


そうではなく、「小沢切り」に追い込め、さもなくば協力しないぞ、と自公が言ったんでしょうが。ペテン師自民党のペテン師総裁谷垣が言ったのは、小沢を切らないと法案に賛成できない、というものだ。ペテン師幹事長石原も、そう言ったでしょう。


野田と執行部は、自公にすがりつく代償として、小沢切りに同意しただけだろうに。最初に裏切ったのは、野田と執行部であって、小沢ではないし小沢グループでもないぞ。だから、現時点でも、小沢一派を切れないなら3党合意を白紙に戻すぞ、とペテン師総裁谷垣が脅しに使ってるでしょうが。


どの道、小沢が悪者で破壊者である、というようなマスコミの情報戦術が効果を発揮したわけで、それを平然と垂れ流すマスコミ自身が正真正銘のペテン師仲間だということを証明したんだよ。


マスコミの多くは、情報操作戦術に乗っかって、金の為なら何だってするという共犯関係を続けているだけ。
何がよくて、何が悪いのかさえ、正しく伝えることがない。


腐った自民党も、外道どもの策略に便乗して、良識も何もかも失ったんだよ。
あるのは、石原慎太郎のような売名と私利私欲だけ。



増税前にすべきこと~その3・学びなき政治

2012年06月29日 09時36分09秒 | 政治って?
消費税増税だけは、3党合意が大事だとマスコミも政治家たちも口を揃えて言う。


彼らのバカな所は、狂信的なことであり、その自覚が全くないことだ。
それは、過去15年に渡り、失敗に終わってきたことを省みず、同じように失敗を重ねることである。


しかも、「良薬は口に苦し」的に、国民が望まないことをやるのが「いい政治」と狂信しているのである。これは、単なる異常。宗教的といってもいい。言い方を変えると、特定利権者たちの利益を守るのが、いい政治、ということ。

企業原理主義者、官僚、マスコミ、そういう特定層の少数利益を守る政治に反対する多数派(一般国民)を、ポピュリズムと呼んで非難するのである。彼らにとって都合の良い、屁理屈に過ぎない。


これは薬だから飲め、と言って飲まされてきたが、実は害のある毒薬だったか、診断に誤りがあって使うべき薬を間違ってきた、ということだろう。それを失敗とは認められず、「これはいい薬だ」と言い続ける愚か者たちが、増税派の連中なのである。



3党合意というのは、小泉政権時代にもあった。
自民、公明と民主で、年金をはじめとする社会保障改革を話し合う、という場を設けることに合意したのが、04年だった。その後、当時の岡田代表がテーブルには着かない、と言い続けて拒否を続けた。自公の手柄になるから、とか、そんあ幼稚な理由で、だった。
笹森連合会長が「年金改革は与野党を越えて話合う方がいい」と岡田代表に協議を促したが、岡田代表は何かの席上で気色ばんで反論したりしていたくらいだ。それほど、3党合意を拒否していたのが、岡田副総理の過去の姿だ。


国会での質疑でも、席に着いたらどうですか、と小泉総理に言われる度に逃げ回っていたではないか。まあ、一部、与野党間の合意に基づいて協議されたりもしたが、進展は得られぬまま終わった。


05年>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/8e78d828b9292ad822c4db1971cd9ee3


参考:




中曽根弘文議員の本会議討論で、次のように述べている。


定率減税の縮減については、財政の現状を考えると今は消費税を引き上げる環境にないと考えており、どこに増収策を求めるか、厳しい財政状況の中で財政全体のことを考えて一つの選択として今回定率減税の縮減を行うこととした。これからの高齢社会のことを総合的に勘案し、定率減税の縮減の増収分は基礎年金の国庫負担二分の一への引上げ財源に充てることになっており、負担と給付の全体のバランスを考えてとった措置である。

◎国庫負担2分の1引き上げ財源は、何遍も指摘してきた通り「定率減税廃止」が充てられることとされていたのだ。財務省よ、ウソをつくのをやめろ。


年金及び社会保障制度改革について、「総理が社会保障制度改革について、三党合意に賛成し、年金の一元化を望ましいと考える理由は何か。また、公的年金一元化のためには納税者番号制度の導入は不可避と思うがどうか」との質疑があり、これに対し、小泉内閣総理大臣及び関係各大臣より、「社会保障制度は、これからの高齢社会の中で極めて大事なものであり、これを政争の具にせず、政権交代があっても維持発展できる持続可能な制度にしていくことが最も重要だと考え三党合意に賛成したものである。年金の一元化については、現在の年金制度は厚生労働省のみならず、各省に及ぶ複雑な制度で極めて分かりにくいものとなっている。現在は、人々がかつてに比べ職業を替えていく時代になり、年金制度は簡素で分かりやすいものが望ましいと考えている。納税者番号制度の導入については、現在様々な議論が行われており、まだ全体の姿が見えていない現状にあるが、できることなら納税者番号制は導入することが望ましいと考えている」旨の答弁がありました。

04年から既に8年経過したのだぞ。何故このときの三党合意は重要視されなかったのか。
そういう二重基準がおかしい、って言ってるのだ。増税だけは、即決と。


その後、合同会議が設置されるに至った。

>http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/nf_0143_l.htm


しかし、郵政選挙が終わって、立ち消えとなっていった。


時間だけが無駄に過ぎただけ、ということ。
この失策もあって、厚生年金の積立金は、当時の約160兆円から40兆円くらいは減ってしまったんじゃないかな。23年度末時点での残高は120兆円を切っているかもしれない。
このペースで推移すれば、積立金が枯渇するのは時間の問題であろう。


国の借金も、同じくうなぎのぼりで増えただけ。
厚生年金(共済年金も、だな)の給付抑制を行わない限り、制度が持ちこたえられない。これは別の機会に譲るが、抜本的改革を目指さなければ、残された時間は少ないのだ。


急ぎ着手するのは、増税ではない。
社会保障制度、特に、年金であり、失業給付や生活保護を含めた全体像、である。


8年前から、何も前進してこなかった、というのが、事実である。


そして、バカだけは頑固に維持されてきた。増税、増税、また増税、という狂気の連中だ。負担を増やせばどうにかなる、というものではないことに、永遠に気づけないのだ。


反省もなく、失敗が繰り返される、ということだ。



”連合”という名の貴族

2012年06月28日 21時10分14秒 | 政治って?
政権交代直後の悪い予想は、若干異なる部分はあったものの、近い部分もあった。今後、本格的に経済崩壊を目指してゆくことになるかもしれない。


>http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062800425

(以下に引用)

連合の古賀伸明会長は28日、自民党本部で開かれた同党の国土強靭(きょうじん)化総合調査会で講演した。古賀氏は、民主党を支持してきた連合の立場について「政党そのものが流動化することもあり得る。そういうことからすれば、われわれは今は民主党の応援団だが、どういうスタンスを取っていくかを議論しなければならない時期が来る」と述べ、将来、政界再編が起きた場合は見直しもあり得るとの考えを示した。 
 衛藤晟一参院議員が「連合が掲げる『非自民』の壁を取り払ってもらいたい」と求めたのに対して答えた。連合トップが自民党本部で講演するのは異例だ。(2012/06/28-12:20)


=========


今や、古賀会長といえば、経団連会長と並び称されるほどに、権力者の座に就いているということなのだ。言うなれば労組の「天皇気取り」というところだろう。

かつてならば、経済財政諮問会議なんかに連合会長なんぞメンバーに選ばれるわけがなかった。しかし、政権交代後には国家戦略会議の議員なんかに選ばれたりして、”菅攻め”にも参加していたわけだ。
労働組合なんていうのは、ただの形式に過ぎず、大企業など特定層の代弁者と化してしまった。それ故、「消費税増税は大賛成」と掲げ、全国の組織に締め付けをしたわけである。まさしく組織、これこそが大事なんだ、と。組織の中に埋め込まれている人々にも、それぞれの事情や立場というものがあり、それを守らんが為に組織という名のものにいとも簡単に従ってしまう、ということだ。


終戦前の、軍部の言う通りにして、自ら進んで協力をしていた人々とまるで同じようなものなのだ。個々人では、止めようがない、ということなのだ。組織に従おうということが、更なる過ちを招くのだ。民主党内の増税賛成が組織内の決定だ、となった後の動きも、よく似ている。こうして、多数派が形成される。陸軍のバカと、今の官僚たちのバカは、構造的に似ている。


労組の話に戻そう。
09年の予想>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3988b7b90b6475e8f327b101064b4a42


当時の悪い予感は、今でも十分通用する。長妻議員や山井議員の「転向」を見れば、それは明白だ。彼らは、攻撃する時には約束を果たしてないと言っていたのに、自分が逆の立場になった途端に、約束を守らないばかりか全く違うことをやってしまうのだ。

記事から再掲しておく。

長妻議員や山井議員などが一番非難していた、公約と違うじゃないか、の論理は一体全体どうなってしまったのか?彼らは二枚舌の使い手なのだろうか。他のdpj 議員なんかも同じようなものなのだが、野党時代に散々批判してきたことを、何故彼らが政権担当となった途端にやるのだろうか。こういう時には、少なくとも反省があってしかるべきなのではないのか。物事に対して誠実であろうとする態度とは思われない。

こうした矛盾は、何も長妻大臣だけの話ではない。dpj の約束なんていうものは、あまり当てにはならないものが多いのだ。
実際、未だにこれといった公約実現の約束みたいなものは出されていないのではないかと思うが。いつになったら、何が達成されるのか?



約束はご破算。
なのに、やれと言ってないことを、自分勝手にやり出す。消費税増税だけは達成、と。選挙公約でも政権公約でも何でもなかったものを、いきなり掌返しで増税に命懸けという愚か者どもが湧き出てくる、と。


『沈まぬ太陽』の映画を思い出した。
主人公恩地の右腕と思われた労組幹部の行天(最後は社長)が、経営側に寝返って、体制側にまんまと組み込まれてゆく、という図だな。連合とは、まさに行天が象徴するような存在なのだ。権力欲に取りつかれた組合の幹部たちは、現場の労働者たちの味方なのでもなく彼らの声を反映するものでもない、ただの経営側の犬と化すのだ。


あれと何も違いがない。
連合が果たす役割とは、企業原理主義者の一翼を担うこと、である。企業原理主義者というものについては、いずれ改めて書いてみることにする。



これでこそ国会議員だ~渡辺喜美代表

2012年06月28日 11時37分03秒 | 政治って?
これこそが、国会議員たる者だ。
国民からの統治を受けない国会議員だの政党だのが、あると思うのか。

民主党、自民党、公明党の議員さんたちよ、あなた方はどこまでも腐った議員としてやってゆくつもりか。日本を沈めるつもりか。過去の失敗を、再度繰り返すつもりなのか。

渡辺喜美代表の意見をよくかみしめよ。

>http://www.your-party.jp/activity/kokkai/001399/



「派閥の前に党がある。党の前に国家・国民がある」



よくぞ言ってくれた!!

渡辺喜美議員の、魂の反対討論を、多くの人たちに知ってほしい。


マスコミがこうした重要なことを報じないことこそが、日本の終わりを暗示するんだよ。



増税前にすべきこと~番外編

2012年06月28日 10時57分41秒 | 政治って?
財務省をはじめ、これまでに「ギリシャになる」と言ってきた連中は、野田総理以下大勢いるだろう。


そのような連中にこそ、お手本をお送りしようぞ。


>http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012062801000894.html


はい、国のトップがエコノミーですね。わかります。


ギリシャになるんでしょう?

だったら、政府専用機は廃止するか天皇陛下専用機とせよ。利用するんじゃない。
他の大臣や官僚等も、全員エコノミーで行くべき。ビジネスクラスとか、利用禁止にすればいいんだよ。グリーン車も禁止な(笑)。

警備上の問題があるって?
いやいや、搭乗時の検査が厳しいから、かなり防げると思うよ。


財務省は、まず、外為特会の損失40兆円を穴埋めしてから、増税と言えって言ってんだろうが。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/dca744b38469d45e18b25ddf477658f1


バカ財務省がまんまと無駄な介入をやって、巨額損失を積み上げた、ということだわな。
しかも、財務大臣が野田と安住になってから、更に損失を拡大させた。

おまえら2人で借金をいくら増やしたか、言ってみな。
新たな国債発行は、全部で何十兆円だったの?
言えよ。それは、国の借金が増えた、ということでカウントされているんだろうが。


こういう巨額損失の責任を問われるのが、筋ってもんじゃないのか?
財務省、お前ら自分の金で弁償してみろ、って言ってるの。

はあ?
政治家がやれって言った?大臣の命令だからって?


どこまで腐ってるんだ、貴様らは。
俺達に責任はない、言われたことをやっただけ、大臣が命令しなければよかったんだ、ってか。

まあ、ロボット操縦だけで、責任を取らされるのは政治家、となれば、そりゃあ何だってできるわな。自分の腹が痛むことはねえ。批判されても痛くも痒くもねえ。
しかも、介入しろと強烈な要望を出したのが、経団連の愚か者どもと来ている。

財務省と経団連の、最強愚か者コンビがついてりゃ、外為特会の損失40兆円は素知らぬふりで責任逃れ、一方で国民から金を巻き上げる算段という、本物の馬鹿を証明してくれた。



野田財務大臣時代に、自分勝手に始めた朝霞公務員宿舎の建設中止によって、賠償した金額はいくらですか?
まず、それを財務省と野田総理で払いなさい。
財務省官僚の発表では、40億円だ、と言ってたよな?
「最大で」と言っただけで、40億円払ったわけじゃない、とか、またお得意の言い訳ですかな。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3e7bad4444edab26daebf06e4bd0053e


で、ホントはいくら払ったの?

財務省の腐れ根性の役人どもが、いかにも言いそうなことだな。
彼らは、どんな出鱈目でも、ウソでも、国民を騙す為なら、何でも言う。根っからの卑怯者ということだ。奴らは、国民を騙すのを仕事にしているから、だな。

ウソを言ったんじゃない、というのなら、事実を明らかにせよ。



この国は、こういう愚か者どもによって支配されている限り、未来はないわ。


真に、愚か、ということを、次々と証明するんだもの。




増税前にすべきこと~その2・日銀も認めたインフレ

2012年06月27日 08時08分05秒 | 経済関連
以前は「貨幣を供給しても、インフレは起こせない」と言って認めてこなかったのだが、遂に日銀サイドでも考え方を少し改めた、ということであろう。


>http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTYE85O03T20120625?sp=true

『江戸時代の日本では、通貨が不足すると各藩が独自に領内で紙幣(藩札)を発行し、財政難の解消を試みた。しかし藩札は金銀に裏打ちされておらず、各藩の財政をもとに信用創造された紙幣だった。乱発した結果、価値が幕府発行の貨幣に対して著しく低くなり、インフレを招くケースが多く見られた。』


こんなことは、時代劇を観てりゃ(笑)誰でも分かりそうなことだ。白川総裁や日銀の認識というのが、若干変更されたということだ。歴史からの教訓というか経験則的に言うならば、貨幣供給増大が行き過ぎるとインフレを招いてしまった、と。

この文章で言うところを、次のように言い換えることも可能である。藩札を日銀券にしてみると、どうなるだろうか。

「日銀券は金銀に裏打ちされておらず、日本政府の財政をもとに信用創造された紙幣だった。増発した結果、価値が米国政府発行の貨幣ドルに対して、著しく低くなり、インフレを招くことがあった。」

このことは、日銀だけでは達成できない。財政当局との協力が必要だ、というのは、そういうことである。
これに類することは、以前の拙ブログ記事でも書いてきた。何も目新しい話でも何でもなく、経済学の知識のある人々にとっても、常識的な話でしかない。


>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/fdabd710b71b923199b8d3fd7fb4345a
>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/095f0b11bb9ceca3d400224874839d12
>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/793a3c6e27cb900c6a8dba656969ec35


白川総裁の言うように、金融政策”だけ”、ではインフレを起こすのは結構大変かもしれない。貨幣供給といっても、日本で行ってきた量的緩和(日銀当預残高ターゲット30兆円バージョン、みたいな)策だけであると、信用創造したところの「藩札」に該当するものが世の中には回っていかない、ということになるので、「世の中に回す」には政府(藩)が事業に使うなどしなければならない、ということである。

過去の緩和策の意味合いというのが、こういうものであったから、ということだ。だから、量的緩和を続けてきたのに、インフレにはならなかった、ということかもしれない。


これまでに、日銀以外でも「貨幣供給をしてもインフレなんか起きない」と豪語してきた連中は大勢いた。彼らが経済学としての理屈をよく知っているとは、到底思われなかった。もし本気で何も起こらないというのなら、日銀にそう教えてやれ。白川総裁の説明とか過去の歴史も間違っている、と言ってやればいい。


五十嵐財務副大臣は、インフレについて次のように述べている。


『「デフレだから消費税を上げてはいけない」という論拠には賛同できません。また、デフレが悪いといいますが、インフレがひどくなるほうが庶民の生活には、かえってきつくなるはずです。』
>http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120621/233618/?P=3


「庶民生活は、デフレよりインフレの方がかえってきつい」というのは、五十嵐副大臣の個人的見解に過ぎない。そこには、何らの論拠もない。ただの実感、というだけ。
インフレは、よいものであるとは言わないが、それが全部害悪なのかというとそうとも言えない。

ここでは、庶民生活云々ではなく、財政再建に対する見解を求めているのだから、持ち出す論点としてもおかしい。まず論述すべきは、インフレが財政再建に対してどのような影響を有するか、である。それと、デフレ状態との比較ということを言うべきなのだ。これを説明できていない時点で、落第である。


むしろ、何らの副作用を持たない金融政策はない、と考えるべきなのでは。それは、かつてから書いてきたように、薬物を用いる場合の考え方と似ているのだ。ジギタリスは用いる量を誤ると、劇物である。極めて危険な、副作用の多い毒物だ。けれども、それを必要量用いることで治療効果を発揮させることも可能、ということである。べランドナ薬だってそう。モルヒネのような麻薬系薬物だってそうだ。いずれも毒物と見れば、毒物なのだよ。


副作用があるとしても、他に方法がなければ用いることを考慮するというのが、治療を担当する(政策担当)者としての責任なのではないのか。


インフレにする”だけ”で財政再建ができる、なんて、断言してないし、元から主張もしてない。根本的に認識が間違っている。
デフレ下よりも、インフレの方が再建が容易になる、再建の可能性は高まる、効果も得られやすいはずであろう、ということを言っているのだ。財政再建には、必要にして欠くことのできない条件が「適度なインフレ=デフレ脱却」と言っているのである。
何遍言えば判るんだ、って話。五十嵐副大臣の言い分は、周回遅れだ。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/f3e2119369623b2e8a16fe2716722069


インフレによる増税効果を活かせばいいんじゃないですか?
それの何がダメだと?
理解不足を解消してこい、と言ってあげたい。





マスコミと野田政権と自公民談合のペテン

2012年06月26日 19時10分09秒 | おかしいぞ
君らは、こんなことをやって、よく恥ずかしくないな。


どこまで国民を愚弄するつもりなんだ。


政治家を叩いているつもりになってるマスコミの連中とか、霞が関の言いなりになってる奴らは、本当に狂ってるのか?


毎日新聞だの公明党新聞だのというのは、民自公の「3党合意が重い」と決める政治とやらを持ち上げていたわけだ。これに反対するとは何事ぞ、とな。増税反対と言うのは、おかしい、と。


それは、貴様らのような卑怯者たちが用いる詭弁だ。


結局は、自分の都合のよい屁理屈を組み立てるだけ。その都度、自分の都合のよい方向に進ませる為、出鱈目だの嘘八百だのを並べて、誤魔化し騙すだけ。


そんなに「3党合意が重い」なら、鳩山政権下での3党合意はどうだったんだ?


社民党、国民新党、民主党で交わされた政策合意文書は「非常に軽かった」のかよ?


公党と公党の約束なのだから、この与党3党の合意だって十分重かったんじゃないのか?


マスコミのペテン師どもよ、よく聞け。
お前らのような奴らを二枚舌と呼ぶんだ。
正真正銘のペテン師と呼ぶに相応しいんだろうよ。


鳩山政権下での3党合意に基づく、沖縄問題への対処はどうすべきであったのか?


普天間基地を県外に、と総理大臣が言ったのなら、それを「全力で実現」させるんじゃなかったのか、おい、岡田よ。


与党3党の合意で、沖縄の基地問題は見直す、って言ったんだから、見直し方向でよかったんだろうが。民主党の選挙公約もそうだし、もっと以前の岡田代表時代も前原代表時代も、普天間基地返還を求め、代替施設は県外に、って政権後退直前にも鳩山代表が掲げてきたではないか。


それを、完全にひっくり返したのは、ペテン師のマスコミどもだろうが。
自民の従米派の手先どもや、マスコミに飼われている工作員どもを動員して、徹底的に鳩山を叩いた結果だろうが。


常に滅茶苦茶にしてきたのは、マスコミのクズどもだろうよ。


霞が関官僚たちと一緒になって、マスコミどもが結託して、下らん藤崎駐米大使の緊急会見までやったりして、唯一のチャンスを潰してきたのは、お前らのようなゴミ屑どもだろう、って言ってんだよ。



で、今度は、得意の二枚舌で「3党合意は重い」ってか。
野田総理が実現したいんだから、これをみんなで支援しよう、ってか。


その根性、どこまで腐っているんだ!


その理屈を、何故沖縄には適用しなかったんだ!


その熱意の万分の一でもあったなら、普天間は返ってきたかもしれないし、県外に移転が決まっていたかもしれないんだぞ。



こいつらは、真のクズだ。
与野党問わず、マスコミと官僚と財界に巣くう、売国奴どもは常に多数派の国民の希望しないことを勝手にやって、出鱈目を続けるんだよ。


政権交代してもこうなるのは、どうしてか判るか?


マスコミに真の腐れ外道どもが存在しているからだ。
官財とマスコミが常に結託して、ありとあらゆる邪魔をし続けるからだ。
まともな政治家がどんなに立ち向かおうと思っても、地縛霊みたいにまとわりついて、奈落に引きずり込むんだろうが。


沖縄問題では、3党合意は重いと言わず、社民を切れと散々言ってきたわけだよ。
それがアメリカ様のご意向に沿うから、だな。手下どもは、そうやってエサにありついてきたんだろうよ。


今度は、消費税増税法案だから、3党合意は重い、と。


恥を知れ。


マスコミが変わらない限り、何ら変わらんな。
日本の政治がまともになることなどあり得ない。
ゴミ屑どもが勝手に捏造を繰り返すからだ。



増税前にすべきこと~その1

2012年06月26日 15時36分52秒 | 経済関連
以前から百万回言ってきたように、まず、「目覚めなさい」だよ。

やるべきことの、いっちばーん最初は、これまでの自分を全て捨てるくらいの気持ちで、生まれかわったつもりになれということだ。無心になって物事を見よ、これまでの概念とか説明とか理屈はゼロベースにして、虚心坦懐でみよ、ということである。


過去20年に渡る失敗というのは、バカな霞が関にいとも簡単に言いくるめられて、説得されてしまう学識者だの著名人だのという人たちも、やっぱり更なるバカだったから、ということではないか。

過去20年間の実績というか結果は、明らかに出ているんですよ。
それは、みんな間違ってきた、だ。

政策担当者たちも、それを批判してきた人たちも、あることないことをあれこれ言う学者、解説者、有識者、等々、みなさんの失敗だった、ということ。


もう、いい加減に気付きましょうよ。原子力ムラ構造と一緒で、何らの反省がない、というのが、この財政再建問題なのですよ。
しかも、石頭たちは頑として失敗を認めようとしない。間違いを、間違いだったと認めず、他に原因を求め責任転嫁しているのだ。


1993年~2012年に行われたこと、起こったことを、よく考えよ。
過去の実績は、97年に消費税を上げたが失敗だった、だ。財政再建には失敗した。

国民負担は、年々増大してきたのだよ。
税収増を図る為に、定率減税を廃止した。これは増税だ。配偶者控除もなくした。年金保険料は毎年引き上げとなった。健康保険料もどんどん上がった。介護保険料も上がった。雇用保険料も上げられた。社会保険の窓口負担は2割から3割に引き上げられた。高齢者の窓口負担も上げられたし、高額療養費の負担も上がったし、障害者の窓口負担なども軒並み上げられた。


消費税の税率こそ上がってこなかっただけ。
引き換えに、国民負担は毎年着実に上げられてきた、ということだ。


にも関わらず、財政は悪化を辿ってきた。債務残高は大きく増えた。民主党政権になってから、もっと酷い増加となった。
これらから分かることは、国民に負担を押し付けてきたが、それらは思ったような効果が得られることなく、財政を悪化させたというのが事実である。


財政収支では、最も効果を上げたのは、小泉政権下の最終末期~安部政権にかけて、だった。国のプライマリーバランス赤字が最も縮小し黒字に近づいた。
改革の方向性としては、これまでの中で一番成績が良かったと見てよい。国債発行額を30兆円というキャップをかぶせるかどうかで与野党間でもめたが、今思えばかわいいもんだったな、ということになるわな。


独法改革などの道を開いたのも確かだ。道路公団もそうだった。霞が関改革の方向性としては、必要なものが多かったということ。これは今でも同じだ。


ただ、失敗の面があったのは確かだ。
それは、デフレを抜けきらぬうちに、国民への過度の負担増を強いたことになってしまったからだ。さらに、雇用・労働政策面での緩和がかなり進んだ為に、結果として賃金抑制を招くことになってしまった。

実質成長率、潜在成長率とも、そこそこの数字が残されたが、外需の幸運のおかげであった部分はあった。


90年代から小泉政権時代にかけて、大きく変化したものがある。それは、企業貯蓄率である。法人税引き下げと非正規雇用拡大の恩恵を最大限に受けたのは、主として大企業であり、それら企業はキャッシュを増加させることになった。

つまり、家計は賃金低下+負担増でマイナスが続いたが、企業収益(=株主配当)は増加し企業貯蓄も増加した、というのが、これまでの実態だったということである。このことは、同時に「キャッシュリッチになった企業が、投資先がない」として金を持て余しているからこそ、「金利が下がってもメリットなんか全然ない」という企業が7割にも達するという結果が出たりするのです。


そういう企業に金を回すから投資されないのだ。
これを勤労者に回すべき、ということである。名目GDPは雇用者報酬が増加することによって、増大可能となるということだ。それは主に消費に回されるから、である。


90年代~小泉政権下を振り返るなら、単なる増税と国民負担増では失敗に終わる可能性が高い。
けれど、方向性は惜しかった。


地方の財政収支は黒字化した。かなり厳しい削減が行われ、結果として国よりも早く健全化した。その痛みの代償は小さくはなかったが、収支だけは数字が良くなったということである。デフレ下でこうした改革を推進すると、デフレを抜け切れなくなるということなのかもしれない。

霞が関と周辺団体(独法や公益法人等)の改革は途半ばであったし、支出削減努力もすべきであることは確かだ。加えて、政府資産売却などを組み合わせて実施するのが、時間的猶予を確保することになるし、過度な収縮を緩和する効果を持つはずだ。中川秀直幹事長時代の改革推進は、間違ってはいなかった。


この20年で得られた最大の教訓は、デフレをどうにかすべき、名目成長率が最重要指標である、ということである。これの改善なくして、再建はない。
竹中平蔵が今でも言うように、世界中で増税をやって再建できた例は殆どなく、失敗に終わる、ということである。このことは、残念ながら正しい(笑)。支出抑制、歳出削減、行政のスリム化などの改革を実施しなければ、財政再建は程遠いということだ。


そして、この達成には、財務省だけがどうにかできるものではない、ということでもある。日銀と財務省が「チーム医療」と同じく、共通の目標に向かって認識を共有し協力する以外にはないのである。



「待ったなし」から何年経ったか?(笑)

2012年06月26日 13時10分48秒 | 政治って?
杉尾秀哉TBS解説委員に、ヒントをあげようと思ってネットで調べたが、昔のものが探し出せなかった。


とりあえず、いくつか見つけたものを例示しておこう。

まず、本のタイトル。
・05年7月>
矢野康治『決断!待ったなしの日本財政危機』東信堂


元大蔵官僚で現在キャスターをやっている村尾信尚が、次のように書いている。

・05年12月>http://www.inose.gr.jp/mailmaga/mailshousai/2005/051208.html

『私は、必ずしも均衡財政論者というわけではないが、今の日本の財政状態は尋常ではない。国及び地方の債務残高(対GDP比、%)の国際比較(2005年、OECD)を見ると、日本161.1、米国66.4、英国46.3、ドイツ71.6、フランス74.2、と日本は主要先進国中最悪である。財政再建は待ったなしだ。』



現在、総理補佐官をやっている長島議員は、次のように書いている。

・05年>http://www.nagashima21.net/manufest/manufest_2005.html


『郵政民営化の最大の目的だったはずの特殊法人や特別会計の改革や、無駄な公共事業の撤廃などにはまったく手がつけられていません。官製談合や天下りも放置されたまま、小泉構造改革路線は、破綻の責任を取らないまま、大増税で失敗の穴埋めをしようとしています。』

『1年生議員として特に痛感したのが、官による税金の無駄遣い構造です。財政再建は待ったなし。少子高齢化の進展にともない社会的なコストはさらにかかります。しかし、だからといって、いきなり増税というのはあまりに短絡的です。民主党政権を樹立したら、真っ先に税金の無駄遣いを一掃し、税金の投資先を「コンクリートから人へ」大転換していきます。』



他には、こんな記事も発見。一般人にも当時から認識があったという例。

・05年8月>http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2005/08/post_cc35.html



05年から、10%消費税増税で実際の収入として入ってくるまで、約10年もあるじゃないの。「待ったなし」と言われてから、これほど経つけど、何がどうだったの?破綻したの?金利急騰も、ハイパーインフレ(笑)も起こってないけど?
これってどうよ?


「待ったなし」の定義を言ってみろよ、って話。
中身がないなら、それは、ただの「~だったらどうするんだ」という単なる「脅し」と何ら違いがない、ってこと。
小さい子に「この注射、待ったなし!、しなかったら、オバケに食べられちゃうよ」、みたいにウソを言うのと変わらない。これぞ「増税オバケ」かよ(笑)。


増税しないと、破綻オバケが出てきて食べちゃうぞ~
とでも言うのが、「待ったなし」か?


それとも、彼らの言う「待ったなし」が出鱈目であった、という実証ですかな?



杉尾秀哉TBS解説委員は自らの「待ったなし」を説明せよ

2012年06月26日 12時52分43秒 | 政治って?
今朝、朝ズバを見てたら(与良を批判した途端に引っ込めたか?笑)、民主党議員2名を招いて、色々と討論していた。批判側の役回りが杉尾くらいだったので、杉尾は張り切って「待ったなしじゃないですか!」と、東議員に喰ってかかっていた。東議員は丁寧に答えていたが、杉尾は自分の言う「待ったなし」ということの意味が判っているのだろうか。


マスコミ人というか、マスコミ内に蔓延ってきた識者の類というのは、これまで全然ダメだった、というのが結論なんじゃないのか。過去の拙ブログ記事でも書いてきたが、常に「間違い続けてきた」「意味のない批判ばかりしてきた」ということなのではなないのか。


もしも、正しい答えを知っていたのなら、ずっと過去の時点で解決に向かいそうなものなのに、それができてこなかった、ということそのものが、失敗の立証になっているようなものでは。これまでも間違い続けてきたからこそ、今のような経済・財政状況に陥っているわけで。


杉尾解説委員は、「待ったなし」というのが具体的に例えば3年以内に破綻する、とか、1年以内に法案を決めないとこうなる、ということが分かるのであろう。だからこそ、「待ったなしじゃないですか!」とか凄めるわけで。何も知らない、意見も考えもない人間ならば、「本当に大丈夫なんですか?」くらいの物言いであるはずで、何らかの確信があるはずだ。それを言ってみな。



恐らく杉尾は、何も知らない。
吹きこまれた意見だけ聞いて、分かったようなフリをしていて、それで批判しているだけ。受け売り程度の知識でしかないのに、何故か「待ったなしだ」と断言できるという人間というのは、本当に不思議。そんなに自信を持つ根拠は、一体何なんですかね?


まあ、自信があるから、そういうことを言うんだろう。
それを教えてほしい。
杉尾の言う「待ったなし」を説明してみよ。



説明できないなら、偉そうに「待ったなしだ」なんて言うんじゃない。


中身がないくせに、批判だけするな。



ペテン師政治家は報いを受けよ

2012年06月25日 20時41分29秒 | おかしいぞ
野田政権は、本当に酷い。民主党議員の大多数も、これは同罪。今の民主党に政権与党としての資格はない。

一方の自民党だが、こちらもペテン師のウソつき野郎という点では、人後に落ちない。自民と民主の謀略に乗っかった公明党も、やはり同罪。共犯確定だ。



こいつらが、どんなに外道であるかを分かり易く書いておこう。
ヘンな喩え話だが、ご容赦を。岡田副総理みたいな、常識なしの、何がヘンなのかも判らないというような人にも、判るように書いてみるから。これが理解できない、ってのは、本当に狂ってるとしか思えんわ。



ミンシュという料理人がいた。ミンシュは、客に向かってこう言った。
サバ味噌煮定食がうまいです、絶品ですよ、サバは獲れたての活きのいい脂の乗ってるやつですよ、ご飯はどんぶり大盛りで、味噌汁はおかわり自由、漬物とサラダもおかわりOKですよ。

客は、これまでの料理人ジコウの出す不味い料理に散々嫌気が差していたので、ミンシュのいうメニューに心を動かされた。そこで、思い切って料理人を変えてみようと思い、ミンシュの出すメニューを注文することにした。


いつまで経っても料理が中々出てこなくてイライラさせられたが、ようやく出てきた。
ミンシュは「お客さん、もうサバ味噌煮定食はなくなったので、これでいいですね」と言って、全然違う料理を出してきた。

客は、猛然と抗議した。さっきはサバ味噌煮定食がうまいぞ、とあんなに言ってたではないか、これはどういうことだ、サバはどこに行ったんだ。
するとミンシュは言った。いや、サバ味噌煮定食より、あなたが望んでいるのは、実はこの「トンカツ定食」なのだ。本当は、あなたはこれを望んでいたんでしょう?
客は激怒した。
何を言ってるんだ、オレの本心なんかお前に分かるわけなかろうが。勝手に決め付けるな、メニューを自分勝手に変えるな。トンカツ定食は、今食べたくないんだ。やめろ、サバ味噌煮にしてくれ。
猛抗議にも関わらず、ミンシュは頑として受け付けない。
お客は、かつての料理人ジコウに同意を求めた。こんな馬鹿な話はないでしょう?ミンシュのやつ、客の注文を好き勝手に変えてしまったんだ、こんなの絶対おかしいでしょう?
するとジコウは言った。えへへへえ、そういうこともありますかねえ、あっしもトンカツ定食でいいと思ってるんで、あっしも今出そうとしていたところで、お客さんには一番合ってると思うんですがねえ。


何てこった。ジコウがまともな料理人ならば、ミンシュに猛然と文句を言って、注文通り出せ、と言いそうなものなのに、ジコウも狂ったか。ミンシュもジコウも当てにならないとは。何てこった。


仕方なく、盆に載せられたトンカツ定食を見た。すると、そこには、小さな茶碗に半分くらいのご飯とキャベツの千切りがごくわずかで、たくあんも一枚しかなかった。
ミンシュに尋ねた。
ご飯はどんぶりに大盛りって言ったよね?キャベツの千切りと味噌汁もおかわり自由だったよね?たくあんだって、もう一枚くらいもらえるよね?

すると、ミンシュは答えた。
それは、さっきのサバ味噌煮定食の場合だけ、ですね。おかわりはできません。たくあんも一枚きり、です。ご飯もここにあるだけです。これはサバ味噌煮定食ではないんです、既にそれは終わりました、あくまでトンカツ定食なんですよ、これは。だから前に言ったことは、全部出鱈目でした。


ふざけるな!だったら、サバ味噌煮定食なんて注文なんかしなかったんだよ。最初から、トンカツ定食って言えよ、このペテン師野郎!こんな薄っぺらいトンカツなんか、不味くて食えるかっての。ダメだ、認めないぞ。
と客は言った。


すると、ミンシュの後ろにジコウが立っているではないか。何ということだ。ミンシュと陰で結託して、勝手にトンカツ定食に変更させていたのは、ジコウだったのだ!
ジコウは、ミンシュに30分以内にトンカツ定食を出せなければ、板長を降りてもらう、板長解任の嘆願書を出すからな、と脅していたのだ。それで、客がどんなにトンカツは嫌だと抗議しても、ミンシュは聴く耳を持たなかったのだ。


もっと驚愕すべきことが判明した。
トンカツのコロモの中身が、何とトンカツ用の豚肉ではなく、売れ残った挽肉を固めて作った「カツ」モドキだったのだ!ジコウは、この際だから、売れ残りの在庫一掃処分をやってしまえ、とミンチをトンカツと称して客に出したのだ。ミンシュを唆したのは明らかだった。


ジコウは、どうせ客にはコロモの中身なんか分からないから、こっそりやってしまえばいい、黙って出しておけばいいんだ、と言ってミンシュと一緒にトンカツ定食に変えたのだ。
30分以内にトンカツ定食は出せなかったが、ジコウはミンシュの板長解任の嘆願書を出さなかった。ウソを言って、ミンシュを脅していただけだったのだ。ハッタリだったのだ。客も騙し、嘆願書を出す出す詐欺で騙す、そういう卑怯者がジコウだったのだ。

========



岡田の論理ならば、料理長(野田)を選らんだのが「調理場にいる他の料理人(民主党議員)」なんだから、全力で「トンカツ定食(消費税増税)を作って当然だ」みたいなことを言ってるんだよ。アホか?

料理長が「オレの作りたい料理はトンカツ定食だ」といくら言ったからといって、客がサバ味噌煮定食にしてくれ、と言って注文したんだから、それを作って出すのが当たり前だろうに。
岡田は、客のことはこれっぽっちも考えてないし、考慮の範疇外なんだろ。そういうのを、愚か者って言うんだろうが。重要なのは、料理長の作りたい料理が何か、ではない。客が食べたいもの、注文したもの、だ。こんだけ言ってもまだ判らんか?
岡田の言い分では、料理長を選んだ責任があるから、トンカツを作れ、だ。どこにそんな料理屋があるかね?客が望まないもの、注文してないものを勝手に変更して出す店が、世界中のどこにあるんだっての。こんな簡単な理屈が、どうして判らんのか、こっちが不思議で不思議でたまらんわ。



民主党は公約で提示したものは、上記例でいうメニューと同じだ。お客がそれに基づいて契約したはずなのに、これをまんまと騙して、全く別なものを出してきたわけだ。


その上、自公の絶対に許し難いことは、トンカツと称して「衣の中身」に別物を潜ませたことだ。「どうせ客には判るまい」ということで、揚げてしまえば豚肉だろうが売れ残りの挽肉だろうが何だっていい、というペテンを仕組んだことだ。
こんなのは、料理人の風上にも置けないんだよ。客が判らなけりゃ、何を出したっていい、という「精神の持ち主」が自公という政党なんだよ。たとえ客がカツの豚肉なのか挽肉を固めたモノなのかが正確に判らないとしても、よく知っていて判っている人間、客から依頼を受ける料理人(=選挙で付託をされる国会議員)が正しく行うのが当然なのであって、「どうせバレなければいい」という、その腐った根性とそれを実行してきたということ、その一点だけでも許し難い、と言っているのだ。


こういうのをペテンと呼ぶのだよ。
金融商品とか投資とかが全く無知の人間を相手に、ウソ八百を言って騙して商品を売り付ける人間と、自公のやったことと何が違うと思うか?
正しく分かる人間こそが、分からない人に代って正しく行うのが当たり前で、それをバレなければ何をやったっていいと杜撰なことを好き勝手にやるということが、国会議員として許されるのか、という話なのだよ。そういう根性の奴らに、政権を任せることはできない、って言ってるんだ。


いずれにせよ、民主党も自民と公明も、国民を騙した。ペテンなんだよ、あんたらのやったことは。これがペテンではない、というのは、どんな詭弁なんだって言ってるんだよ。説明してみろ。
ペテン師総裁谷垣やペテン師幹事長石原なんぞに、まともな説明なんかあるかっての。町村でもいいぞ。貴様らの、その出鱈目精神を申し開きできるか?


しかも、こいつらは、意図的に小沢排除を狙ってやったんだぞ。
自公民の圧倒的多数派が確定したのだから、民主党は党内手続きなんぞ「そんなに紛糾するなら、各自の政治信念に基づいて自由投票でいいですよ」と言えば、あっという間にカタがついていたであろうよ。別に、党内手続きでもめたりせんでも、各自の判断に任せるよ、ということで、あっさり本会議採決まで進めたのなら、自公の賛成票があるから、過半数を取ることなど造作もないことだったはず。


それをしなかったのは、どうしてか判るか?
小沢を斬るため、だ。
謀叛人として、小沢が反対という図式を明らかにしておきたかった、これで「ガンを切り取ればいい」という目論見でわざと党議拘束をかける道を選んだんだ。


そういう汚いマネをしやがって、その上で国民を騙し、ペテンにかけたんだぞ。


こんなことを許せると思うか?

はいそうですか、って言えるか?


自公も共謀し加担したんだよ、あんたらは。


その報いは受けてもらう。


ペテン師どもが何を言おうと、今更遅い。



失われた信頼は、もう戻せない。


腐れ根性とペテン師の精神を見てしまったからな。



単なる増税賛否の問題ではない

2012年06月24日 11時42分49秒 | 政治って?
岡田副総理のような、事態を正確に認識する能力に乏しいと見られる人間には、今の争いの本質が見えていないのだ。だから、反対している人が理解できない、という見当はずれのことしか言わないのだ。そんなんだったからこそ、民主党代表の時代に大敗を喫することになったのだ。
また、菅元総理の頓珍漢ぶりの呼びかけも痛々しい。菅は原発問題では抵抗したかもしれないが、沖縄を売り、普天間問題では米国の言いなりになることを選んだ。更には、TPP推進と増税を吹き込まれて、これを実現する一歩手前まで行ったんだぞ。そのことの重大さを、菅は自覚できていない。


菅の唯一残したものは、脱原発依存というものだけだった。あのまま菅が総理をやっていたとしても、増税に突き進むことは止められなかっただろう。増税を今やるべきではない、という意見の持ち主にとっては、その点で菅も野田も同じ、ということである。目を覚ますべきは、菅、あなたなのだ。権力の座を離れてみれば、どうすべきだったかということが反省と共に見えてきそうなものだろう。それなのに、未だに理解できていないというのは、一体全体どうしたことか。


原発堅持派たちにとって、菅は邪魔な存在であったが、それは反増税派にとっても同じだった、ということに過ぎない。



いま起こっていることは、もっと危険な事態を招くかどうか、ということなのだ。


増税すべきだ、という信条を持っている人もいるだろう。今かどうかは別としても、増税は不可避なら賛成してもいいじゃないか、と思う人もいるだろう。


しかし、この戦いは、そういう簡単な問題ではないのだ。


この混乱に紛れて、ドサクサで原子力基本法を書き換えてしまおう、という勢力に加担する、ということなのだ。ドサクサ紛れでいいから、国民の見てないうちにこっそりやっちまえ、という精神の持ち主たちに同調するということなのだ。
「我々には何だって通せる、どんな法案も可能だ」という、うまみを覚えた連中が好き勝手にやることに同意を与える、ということだ。

>http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012062102000113.html


これは、一つだけではないのだ。彼らは、十分判っていながらにして、この混乱期に乗じて、火事場泥棒を自ら進んでやったんだ、ということだ。発端となったのは、これだ。

>http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/15/news057.html


こうした刑事罰化の場合に、行政手続法上のパブリックコメントは必要ではなかったのか?過去にやったものがあれば、それでいいということなのか?本当に、手続き上の法的問題はなかったのか?

そういう疑問点はあっても、通れば何だっていいんだ、これを「決められる政治」と呼んで称揚しているのが、増税法案を推進している連中なのだ。


彼らの危険性というものについて、注意を喚起したが、彼らはむしろ逆用して原子力基本法を”意図的に”変えてきたんだぞ。

6月15日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/58094caf83513abb18962f329368f43d


だから、言ったでしょう?
ブレーキがなくなった、って。
邪魔者がなくなった途端に、彼らがとった行動とは原子力基本法の改正だったということだ。


ペテン師谷垣自民、ペテン師山口公明、野田一派、彼らのやっているのは、こういう「通れば何だっていい」という状況を今後も継続してゆこう、という外道の如き政治なのだ。



野田一派に協力しようという人は、こういう火事場泥棒のような精神の持ち主たちに、政権や国会での決定権限を委ねよう、ということを意味するのです。昔の多数派を握っていた自民党ですら、ここまでは悪どいことをしてこなかったであろうことを、今は与党と野党が結託して行ってしまうようになっているのですよ。


増税法案に賛成するということは、このような連中に、権力を与えるという、極めて危険で重篤な副作用を生む、ということなのですよ。


国会議員になってしまえばこっちのもんだ、選挙で約束したことは全部出鱈目でウソ八百でもよくて、国会議員になった途端に全く正反対の政策を決め、国民の望まぬ法を国民に黙ってこっそりと決めてしまおう、そういう連中が政権を担うことになってしまうのです。
そして、彼らが言うのは、そんな国会議員を選んだ国民が馬鹿なんだ、と。選挙の結果責任は、国民にある、と。


こんなことが本当に許されると思いますか?
あまりに国民を侮辱したものではありませんか。



結託したペテン師たちを、このまま許すべきではない。もしこれに何らの報いも受けないということになれば、日本の政治は終わりますよ、本当に。


もしも良心を僅かでも宿しているなら、自公民の談合政治に立ち向かうことをお考え下さい。野田政権に信任を与えてはならないのです。
増税すること以上に、彼らに権力を持たせ続けることそのものが、極めて危険なのだ、ということです。戦前のような、多数派の翼賛政治が行われてしまうかもしれない、という瀬戸際にあるということなのです。