いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

今の高齢世代は平成世代よりも恐らく『愚か』で『粗暴』

2012年04月30日 17時57分40秒 | 俺のそれ
面白い見方を知った。
>http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20120429

25歳と75歳を比較しているのであるが、日本ではどちらも違いがあまりない、と。
この元ネタは少し前に話題になっていた。

コレね>http://b.hatena.ne.jp/entry/goyaku.blog45.fc2.com/blog-entry-487.html


そういう見方もあるかもしれないが、日本人の若年層は既に長老レベルというか、日本の長老レベルがスタート時点で劣っているかもしれないと思うわけだ。この場合、今の若年層が同じ75歳になった時に結果がどうなるかというと、今の75歳よりも良いスコアになっていることもあるかもしれない、ということである。

どうして、そのような考えを持つかといえば、以前から今の高齢世代は実は「かなり悪かったんじゃないのかな」と感じていたからである。

だって、60年安保とかから始まって、ベトナム戦争時期の反戦運動とか、赤軍派とか、そういう闘争の歴史があったしね。内ゲバで殺し合いとか、普通じゃないし。

例えば、今70歳の人は大雑把に言って1942年生まれくらいだ。43年生まれの人も含まれるが、とりあえず1942年生まれだとしよう。

10歳 ――1952年
20歳 ――1962年
30歳 ――1972年
40歳 ――1982年
50歳 ――1992年
60歳 ――2002年
70歳 ――2012年

となっていたわけだ。青春時代には、安保闘争や反戦運動や学園紛争。
高度成長時代~オイルショック~円高不況~バブル期へ。
僅かに年下の団塊世代と共に、まさしく戦後日本を引っ張ってきた、と。なるほど。今の若者たちに対して、苦言を呈するのも無理はない、というところか。

しかし、見ようによっては、粗暴で違法行為を積み重ねてきた世代でもあったかもしれない。

戦後の混乱期には、何をやっていたか分からない。ロクでもない中高生時代だったかも。そういう人たちが成人になると、自動車を運転するようになって、日本の車社会を支えたかもしれないが、交通事故が頻発することとなり、交通事故死がうなぎ上りとなったわけだ。丁度、この世代が若かりし頃、車で無謀運転を繰り返し、交通戦争を引き起こす当事者となっていた、ということである。

東京オリンピックからオイルショックくらいまでの若年ドライバーたちは、彼らだったわけだから。
それと、ドライバーが車の窓から空き缶をポイ捨てするのが社会問題となり、若い連中が悪いんだ、とか言われていたが、70年代~80年代の運転者の多くは、団塊世代より年上の人たちだったんじゃないのかな。マナーを守ってなかったのは、多くが彼らだったのでは?

戦後の学生時代に規範意識が希薄で過ぎてきているので、その後の性質もあんまり変わってないのではないかな、と思ったりもする。彼らの世代が観光旅行に出かけていっては、散々恥を晒してきてたわけだし。


ギャンブル狂も多かったのでは?
競輪、競馬、競艇などのギャンブルにハマって、借金苦、強盗や殺人事件等を引き起こす遠因となっていたのは、彼らの世代が多かったんじゃないですかな?

>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E8%BC%AA

競輪場の騒擾事件なども、彼らが若い頃だろう。勿論、戦前世代が中心的だったのかもしれないが、ギャンブル黄金期を背負ってきたのは、彼らだったのでは。

後楽園駐輪場なんかだと、27万人の来場者というのだから、恐れ入る。
警察白書の昭和55年度版によれば、公営ギャンブル場(競輪・競馬・競艇、オートレース)の入場者数は1億3118万人だ。

暴れる事件も、決してなくなっていたわけではない。警察白書の紹介では、次の記述があった。
=======
〔事例〕 2月、広島競輪場において、主催者が着順を誤って発表したことから、観客約1,500人が「当たり券を捨てた」などと騒ぎだし、場内の窓ガラスを壊したり、車や投票所等に火を放つなどの不法行為を行った。警察では、警察官640人を出動させ不法行為の鎮圧に当たるとともに、放火、器物毀棄、窃盗等で13人を検挙した(広島)。
=======

要するに、暴れるオヤジどもが大勢いた、ということさ。放火、器物損壊など当たり前、ということだわな。

昭和58年の入場者数をみると、次のような数だったらしい。
競輪 2855万人
競馬 中央 902万人
   地方 1451万人
競艇 3574万人
オート 622万人

前記、昭和54年の総数よりも、若干減っている。
つまり、年長世代のかなりの割合がギャンブルに狂っていて、犯罪の温床をなしてきた、ということさ。売上では、バブル期の平成3年が最大みたい。公営ギャンブル全部で、8兆9387億円もの売り上げだったそうだ。これが平成13年になると、6兆4085億円にまで減少する。多分、最近だと、もっと減っているはずだ。
70歳の人が50歳になった1992年頃が、こうしたおバカなギャンブルやアホなバブルが終息に向かいました、ということですわな。今の若い人たちは、これほど愚かなギャンブルに狂ったりしないのでは。


そして、70歳になった今でさえ、犯罪を重ねる世代ということでもある。

平成22年の犯罪動向で、殺人事件の認知件数1067件のうち、70歳以上の犯行が94人もいるのだ。60代の174人!と合わせると、268人となって25.1%と4分の1も占めるのである。10代と20代の犯行全部でも182人なので、圧倒的に高齢世代の方が多い。人口比の違いはあるかもしれないが、10代の39人に比べ70歳以上の94人は多すぎる。全然、賢くなんかなってないし、穏やかになってもいない、ということである。

それに加えて、年金保険料の納付額は少なかったのに、「貰える年金が少ない」とか文句を言うわけだ。後期高齢者医療制度にも、「早く死ねってことか」などと不満をぶちまける。

高齢世代の方が、公共だの、規範意識だの、欠けているようにしか思えない。自分本位ということだ。若い頃から、常に自分の意見を主張するだけであり、説明もよく聞かず、論理的に考えるというのもあまりしない、という傾向が若年世代よりも強いのでは。

団塊の世代から少し上くらいまでの方々というのは、明治以降の日本の歴史上、最も悪かった世代なのかもしれない。彼らが世の中の大勢を占めていたが故に、以前には存在してきたであろう美徳や規範などが破壊されてきたのではないか、とさえ思えるのである。

そうした、「呪われた世代」とも言うべき、1940年~1950年くらいに生まれた世代の方々は、10代の頃から犯罪の主役となるべく年齢層だったのではないのかな、ということである。1960年代に20歳代の犯行が多かったのなら、それは、やはり今の高齢世代の犯した罪であったであろう、と。80年代に40代の犯行が多く見られたのであれば、それも同じく今の高齢世代の犯罪なのだ。


最初の記事の実験に戻るなら、今の25歳が長老レベルなのではなく、むしろ、不出来だったのが75歳の方だった、という可能性を考えるべきなのではないか、ということである。

そうして、彼らの世代を支える為に、政治的にも苦労を重ねなければならない、というのも皮肉なものである。



サッカー”Great Britain”チームとスコットランドの独立気質

2012年04月29日 15時18分52秒 | いいことないかな
先日、ロンドンオリンピックにはサッカーのイギリス代表として、統一チームが参加するという報道を目にした。これは、どうやら初の快挙ということらしい。

>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E4%BB%A3%E8%A1%A8

過去の代表チームというのは、実質がイングランド代表ということであったので、今回の統一チームでのオリンピック参加は初めてということである。ホント、不思議な国ですね、イギリスって。
まあ、ロンドン開催ということで、イギリス全土で成功機運を盛り上げたい、一体感を出したい、ということがあったのでしょう。


因みに、拙ブログでは今回の統一チームの結成を08年に希望していたのですよ。
>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/546e0a927f7f8ba1935838e9d19727c9

(再掲)
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ところで、日本人の私にはちょっとよく判らないが、多分、「東京モンには負けへんで」というライバル心むき出しの大阪人とか、「東京に”下る”予定」とかのような「東の方の方々はがさつな成り上がりのおヒトが多くて…」みたいにニッポンの都(中心地)を自認する京都の人といった違いに似てるのが、大英帝国なのかな、と。

で、英国に是非実現して欲しいことが一つだけあるのですよ。
それは、サッカー代表チームを、「UK統一チーム」のひとつだけにして試合に出てもらいたい、というもの。

イングランド代表、スコットランド代表、ウェールズ代表、みたいに分かれているのを、喧嘩しないで一つの代表チームにして出場して欲しいんです。もしやったら、内戦が勃発してしまいますか?(笑)万が一にも、負け試合だったりしようものなら、違う地域のサポーターからリンチに遭ってしまいますか?

そこまで仲が悪いとは思わないんですが、「スコットランド人とイングランド人を一緒になんかするな」みたいに現地の人たちは思っているのかなあ、と考えてしまうわけですよ。

========


当時には、きっとできるわけないだろうな、と内心思って書いたはず。だって、仲違いしそうなんですもん。ちょっと皮肉を込めて、記事に書いていたように思うんですね。けれど、多くの困難を乗り越えて、統一チームを組んだようなので、本番では是非とも活躍を見せて欲しいですよね。


一方で、スコットランド独立の究極地方分権という話も出てきているようです。

>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120429-00000521-san-int


やっぱり、イングランド人とスコットランド人はソリが合わない(笑)、ということなのでしょうか。



小沢事件で見えてきたもの~無罪判決を受けて

2012年04月26日 14時04分49秒 | 政治って?
随分と長い時間かけてやってきたのが、今回の「小沢ネタ」だった。07年の騒動から始まって、批判の為の道具として使われ続けた。
小沢を政治的に葬り去るべく、最大限利用されたということだ。

小沢事件を通して、己の愚かさを悟った。
検察権力が腐敗しており、特定の誰かの為に存在している、ということを知った。最高裁を頂点とする司法システムは、正義だの倫理だのという建前が本当の意味で建前に過ぎず、国民を擁護するなどというものは幻想であることを知った。大マスコミの多くは知性と良識を喪失しており、官財と強力に結びついて権力サークルを形成しているのだということを知った。

当方が過去に信頼をおいていたはずの権威というものが、悉く偽物であることを知るに至ったのだ。

小沢事件のお陰で、日本に巣食う「カオナシ」どもがどんなことをやってきたのか、ということを少しは学ぶことができた。


だからこそ、日本を変えてゆかねばならない。
このような悪しき統治を破壊しなければならない。

まだまだ戦いはほんの一部に過ぎない。
あちこちに浸透している「地頭クラス」は、小沢事件だけで排除できるわけではない。原発問題でも、増税問題でも、はたまたTPP問題でも、常に戦っていくことになるだろう。



もうちょっと過去を振り返っておこう。

10年1月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/0a23078271498e7ce44a4e5488fbc1d3

当時から、どう見てもおかしい、と感じる動きはあったわけだよ。検察批判をすると、それはそれで「小沢を庇う気か」みたいな物言いをされていたように思う。

今は、山本一郎とかいう名前で書いているらしいが、切込隊長とかいってた人は、当時何と言っていたであろうか?

10年1月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/e785d0b28bfd4ab8b3894067ca071f55

何、「反検察」の言論人がどうしたって?
検察は捏造したりウソをついたりしないってか?(爆)
山本一郎の弁明とかが出されないことが、本当に不思議。アナタには、上杉を非難する資格なんかあるのかねえ?
自分のヘタレには、口をつぐんで誤魔化す。華麗にスルーですかな?
よくいるんだわ、こういうヤツが。


ああ、finalventとかいう人も似たり寄ったりの出まかせ野郎だよね。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/283942a345562e2704ceab36874e49ee

なんかこう、匂わせぶりに言うわけだが、鹿島だ鹿島だと騒いでいたのはどうしたのよ?
”小沢ダム”とか言って、吹き上がっていた割には、その後自分の説をどうしたのだろうね?


小沢事件は、こんな思わぬ効果を生んだのさ。
山本一郎とかfinalventとか、アルファと呼ばれていたような連中が、実はヘマを隠すのに必死なだけで、中身もなけりゃ反省もない人間なのだな、ということを教えてくれた。

世の中、こういう奴らの方がアルファ(笑)なんだ、ってことだよ。



インドのICBM発射実験に安保理はスルー

2012年04月25日 09時19分03秒 | 外交問題
北朝鮮の”衛星”発射実験に大騒ぎしたわけだが、何故か殆ど非難が出されずに過ぎた問題がある。

インドのミサイル発射実験に、アメリカは何と言ったのだろうか?

>http://www.afpbb.com/article/politics/2872575/8812649?ctm_campaign=txt_topics

【4月19日 AFP】インドは19日、東部オディシャ(オリッサ、Orissa)州沖のウィーラー島(Wheeler Island)で長距離弾道ミサイルの発射実験に成功したと発表した。発射されたミサイルは核弾頭1トンの搭載が可能な「アグニ5(Agni V)」で、軍事上のライバルである隣国の中国やアジア外の国々も射程圏内に入る。(c)AFP


北朝鮮の衛星ロケットは失敗に終わったわけだが、核兵器としての危険度はどちらが上かといえば、明らかにインドのミサイルである。核弾頭もきちんと搭載できるタイプであり、技術水準も十分だと考えられる。いい加減な北朝鮮のロケットなんかとは違う、ということだ。


北朝鮮が衛星発射実験を行うといえば、安保理決議違反だとして制裁対象となり、安保理の非難決議まで出される、ということになるわけである。

一方、インドはどうして非難されないのであろうか?
核ミサイルを保有し、発射実験も普通に行って、アメリカやロシアなどの核兵器国と同等の扱いとなっている、ということだ。


ここに、アメリカをはじめとする核保有国の二重基準が明らかとなる、ということである。特にアメリカは、インドへの技術支援を行っているはずであり、インドの核保有を公然と後押ししている、と言ってもよいだろう。
オバマ大統領の掲げた、核不拡散だの核放棄だの縮小だのといったお題目は、ただの奇麗事に過ぎない。見せ掛けだけのスローガンでしかない、ということだ。


インドが誰を攻撃するかは、彼らの胸算用次第だ、ということである。
アメリカが、自分の味方と認識する国には、核兵器開発も発射実験も「承認する」ということである。イランや北朝鮮などの憎たらしい国が同じようなことをやろうとすれば、それは「国際法違反だ」などと難癖をつけ、制裁対象とするのである。

外見上は、イランの濃縮だの、北朝鮮の衛星打ち上げだのというのは、核兵器開発とは呼ばないものであるはずが、制裁されるのである。インドは、明らかにICBMであり、その旨を公表しているにもかかわらず、何らの非難も罰も受けない。

インドは、西側諸国にとって見ると敵対国ではないから、というのもあるし、中央アジア~中東地域の要の国だから、ということもあるだろう。何より、対中国への強力な牽制・抑止的存在として、極めて重要だから、ということがある。


結局は、世界のルールや決め事というのは、誰かの都合によって決まっている、ということだ。そのことを念頭に、本音の部分を見出す努力が必要となる。矛盾に満ちた世界は、強国の論理によって生み出される、ということなのである。


前田武志国土交通大臣は何故告発されたのか?

2012年04月24日 21時47分29秒 | 政治って?
色々とあった、前田大臣のことですが、その後どうなったのでしょう。

>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120420-00000399-yom-soci

既に告発されているみたいですね。


これより以前から、マスコミは大騒ぎをしていたのでは。
>http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120418/plc12041803130003-n1.htm

これによれば、
岐阜県下呂市長選をめぐり、前田武志国土交通相が告示前に特定候補への支援を要請する文書を地元の建設業団体に送っていた。
 公職選挙法が禁じている事前運動と公務員の地位利用の両方に抵触する疑いがある、きわめて悪質なものだ。


ということで、極めて悪質と断じているみたいですよね。
本当に違法行為であり、犯罪なんだ、ということであれば、どうしてもっと追及しないのでしょう?
岡田さんが「いやいや、辞める必要はない」と言ったとか、野田総理は更迭しないと言ったとか、そんな程度で済ませるということですか?(笑)

何の目的もなく、引き摺り降ろそうというわけではない、ということなんですよ。

恐らく前田大臣は、原発推進派から刺された、という可能性があるだろうと見ているのですよ。

前田大臣は、以前から、エコ派だったようなので(よく知らなかったのですがね)。
>http://sankei.jp.msn.com/life/news/111101/trd11110112220010-n1.htm

前田武志国土交通相は1日の記者会見で、東日本大震災の復興に向け、被災地の公共施設や民家などを対象に断熱改修や大型蓄電池の導入を進め、街全体で省エネルギー化を目指すモデル事業を検討する方針を明らかにした。今後、被災地の自治体の意向も踏まえ、事業を具体化させる。

 震災では広い地域で電力供給が途絶したことから、太陽光発電などの再生可能エネルギーと、大型蓄電池を組み合わせたシステムを、太平洋沿岸部の自治体庁舎や、避難所になりうる公共施設などに導入する。前田氏は「地域に仕事が生まれることにもつながる。街づくりそのもので断熱をもっと積極的に展開しようと(省内に)号令をかけている」と語った。


前田大臣は、断熱や蓄電池導入を進めたいと考えていたはず。そもそもが、省エネと温暖化対策の一石二鳥を狙っていたものなのだ。
こうした電力需給対策をされると、大変困る連中がいるわけなのだよ。

それは、誰なのかな?
前田大臣をどうにか排除できないか、というのは、以前から狙われていたはず。ボロを必死で探していたのであろう。そうして、ハメ手に引っ掛かってしまった、ということだろう。

まともな政策をやろうとする政治家を排除しようとするのだよ。
それには、検察権力を用いる、ということさ。


同じような話は、辻恵民主党議員でもあったわけだ。

>http://www.jiji.com/jc/zc?k=201112/2011122700641

東京地検特捜部も、トラブルをめぐる資金の流れに関心を示しており、周辺関係者から事情を聴くなど、慎重に解明を進めているもようだ。

だそうですよ。既に判決は出たわけだが、辻議員の勝訴だったみたい。


ホラ、検察審査会の事務局に電話したのが辻議員だって、拙ブログ記事で何度も紹介しましたよね?
10月10日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3da38419d0cd2052c946fa28d0b72bd0

この少し後には、辻議員について東京地検特捜部が関心を持ってる、ということになったわけだ(笑)。誰が何の為に、こういう陥れみたいなことを画策するのだろうね。


けど、ここに来て前田大臣の首を獲るのは、トーンダウンしたわけだ。
それは、原発再稼働の決定的要因には関係ない、ということになってきたから、だろうね。それに、ヘタに首に拘ると、野田政権を弱体化させかねないというのもあるし(原発推進派は野田が頼みの綱だから)、こうした動きが「目立ってもマズい」ということはバカでも考えるだろうから。ま、検察の方も、及び腰になっていたはずだろうしね。

ああ、因みに、田中大臣も一緒に問責を食らったけど、あれは、付け足しみたいなものだろうね。旅の道すがら、まとめてやっとけ、と。どうせだから、問責食らわせとけ、みたいなもんだ。ツマ、ですな。


ま、いいや。
特定勢力に都合の悪い大臣とか、簡単に言うことを聞かない大臣とか、官僚が操れない人間は、邪魔なので排除しますよ、と。そのお手伝いは、マスコミがしますぜ、と。発言で叩く、醜聞で叩く、等々、手口は昔から決まってるからな。
検察はバツが悪い上に、最近は信用を失っているので、あんまり派手に動きたくない、というのもあるだろうしな。だから、あんまり先頭に立ってはやりたくない、と。


怪しいことは、色々とあるだろうな、と。


原発堅持という信念が電力需給対策を怠らせた

2012年04月24日 12時05分18秒 | おかしいぞ
全国の電力需給について、大飯原発再稼働を頼んだ後で会議を始めるという、まさに絵に描いたような泥縄式。


本来であれば、これに書いた(http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/b6388c2b6fe7b07c454d67f43d74ae95)ように、対策を予め立てておくのが普通だ。

経産省をはじめエネ庁なんかの連中が主導しているのかもしれないが、「猛暑だったらどうするんだ」という言い分を出すのであれば、何故6月時点での猛暑を考慮していないのかが、本当に不思議。対策を立てて、実行に移すまでには、それなりに時間がかかるものと思って、事前準備をしておくのが当たり前だろうに。


はっきり言えば、「どうせ原発があるんだから、動かせばいいだろ」という、結論ありきで過ぎてきただけ、ということだ。
原発を動かさないなどという選択肢はない、と散々言ってきた連中がいたわけだよ。それは、政府高官もそう、経済界のお偉いさんもそう、霞が関のクズどももそう、最初から原発を堅持することを守り抜こうとしてきただけなのだ。


だから、対策など打ち出そうものなら、現実には「原発なしでも乗り切れる」ということが明白になってしまうので、それを回避すべく「何らの手立ても講じない」という醜悪な作戦に出たに過ぎない。

やる気になれば、1年もあったのだから、いくらでも対応できていたはず。
蓄電池の容量に対して、補助金を出してもいいし。発電で供給するのに近い効果を持つわけだから。ピークカット効果が大きければ、節電量以上に貢献度が大きい。

それから、自家発電設備を持つ企業や施設について、予備率の厳しい時期には意図的に稼働してもらって、その期間だけ高値で買い取ることだってできるはずだ。災害時などに備えて、自家発電設備を設置していることが多いと思うが、訓練のつもりで年に数回くらい運転してもいいはずだ。むしろ、全く動かさないことの方がおかしいと思える。

需給に応じた価格設定を通じて、対策を考えることはできるはずだ。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/18eb5d2ec2d93cd140be1d4cb359645d
>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/201eee079b68ad1528d0c8f2022bb08e


本気で、こうしたことをやってしまうと、原発の必要性を正当化する理由というのが本当に消えてしまうのさ。

だから、原発堅持を狂ったように言う連中というのは、対策などすべきでない、と思っているのだろう。節電政策や再生可能エネルギー活用を遅らせようとするのだ。


政府も、官僚もバカじゃない。

最初から判っていて、対策を講じないということにしてきたわけだよ。それが、原発推進派の意向だったから。
足りなくなる、足りないとどうするんだ、と、脅しを突きつけることによって、遮二無二原発を動かすことを半ば強要する、ということさ。

昨年の産経新聞のロクでもない記事なんかと一緒。
熱中症で死ぬのは、菅総理のせいだ、みたいな記事を平気で出す。それは、原発を稼働させないからだ、と。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/f606ccb56f59b1788dba153969c66f40


こんな出鱈目記事を出しても許される日本のマスコミというのは、本当に終わっていますわ。
未だに、何らの反省もないわけである。



必死で逃げ込もうとする野田総理

2012年04月23日 21時44分32秒 | 政治って?
とりあえず訪米してしまえば、後はGWで一息つける、ということであろう。

野田総理は、小沢判決を受けての今後について、向こうで作戦会議の一つや二つをやろう、って魂胆なのかもしれんな。


何か、策を授けられて帰ってくる、ということなのかもしれないし。

大体、いつものパターンだと、出立直前になって、何か重要なことをドサクサで決めたり、言い残していったりするわけだが。

今回は、どうなんだろう。



最下位、巨人(笑)

2012年04月22日 17時56分38秒 | 俺のそれ
ホラホラ、またジャイアンツが負けたんですって。

今季、何度目の完封負けだったかしら?

完封勝ちは1試合だけなのに、完封負けは何度でも、ってことかしらね。


で、得点がかなり少なくて、42得点。けど、失点は51点ですって。まあ、平凡な数字ですわね。得点はロッテなんかと大差ないし。防御率も似たような数字だし。
けど、この違いって、何だと思いますか?

ん、それはね、チームカラー?
っていうのか、チームの雰囲気ですかねえ。
それは球団幹部なんかも含めた、雰囲気、ということなんじゃないのかな、と。


先発に杉内とホールトンの2人合わせて30勝分くらいを集めたのに、それでもこの結果とはねえ…

結局、先発が孤軍奮闘の様相となり、後を投げられる投手が少なくて、事情が更に厳しくなる、ということだわな。
その上、打てない。

開幕前の、オーダー予想とか、散々自慢して書いてなかったか?

超重量級だか、超攻撃的打線だか、それはどこに行った?(笑)

抱腹絶倒の「おいしいとこどり打線」だったか、内容とか全く忘れたけど、ああいうのはどうなったの?


なんつーか、アホみたいだね。

ホームランは、5本でしたか?
普通の、どこにでもある球団と同じになってしまったのですかいな。


ラミちゃんとか、いい人だと思うけど、先発を外したりして、結局は放出だし。
で、横浜から村田を獲ったはいいが、順位は定位置の6位になんてるじゃないか。村田は6位のチームにしか行けない、というジンクスを打ち立てるかもしれんな。

小笠原も出てないみたいね。


結局、駒が余り過ぎてるだけなんじゃないの?
金で集めたって、強くなるとは限らない、って見本なんじゃないですかねえ。笑う。



我らが日ハムは、大きく変貌を遂げた。
何と、強打のチームになっているのだ!!

というか、前から打てる体制にはなってたわけだけど。


今年は、既に88得点。巨人の倍以上。
ホームランは、12球団トップの12本と、これまたジャイアンツの倍以上。
打線のチームに看板を掛け替えてもいいですか、って気分。
ま、打線は水ものだから、あんまり慢心しないけど。
笑いが自然にこぼれるよ。


それでいて、防御力ピカ一のチームカラーは健在だ。

防御率は、驚異の1.73!
打てなくなったので、どの球団も防御率がアップしているが、そんな中でも中日と並んで、この数字である。
パ・リーグはDH制の分、得点は入り易く、防御率も上がりがちなのだが、この数字を残しているのだ。

凄いのである。
ダルビッシュの抜けた穴は大きいけれど、全員で頑張っている。

元々、中継ぎ、抑えは基本的に「盤石リレー」なのだが、今年も磨きがかかっている。
増井、宮西、谷元がいるので、先発はプレッシャーが少なく済むはず。
武田久は、本調子とは言えないながらも、信頼に応えるべくセーブを重ねる。

これら、6回以降の登板が予定される投手陣は、毎日準備しなければならないので、大変だ。
コンディションの悪い日だって、あるだろう。
そういう中でも、結果を出さねばならないので、素晴らしいの一言に尽きる。

こういう投手事情なので、1軍に生き残るのは容易ではない。
ベンチ入りできるのは、競争に勝った者だけなのだ。
過去の実績だけでは通用しない、ということだ。


若い投手にも、チャンスがある、ということでもあり、競争が厳しいということでもある。
盤石リレーの一員になれるよう、みんな頑張っている。
ジャイアンツでは、そうはならない、ということだな。

先発では、斎藤佑ちゃんの活躍が目立っていると思うが、エースの自覚を持ちつつあるかもしれない。
それと、吉川が大きく成長した。四球が減った。コントロールが良くなって、失点が激減した。
チーム内防御率トップの成績を残している。負けた試合でも、惜しい内容だった。これからも頑張れ。

何と言うか、ネームバリューの高い大投手って感じではないかもしれないが、一人ひとりが「自分の仕事」に徹すること、これができているのだろうな、と思う。金で集めりゃいい、ってもんじゃないのさ。


巨人が負けるのは、それなりの理由があるはずだろうね。
選手の能力が低いわけでもない。いや、むしろ高いレベルの選手が揃っているだろうて。

一言で言えば、「嫌なチーム」ということなのさ。
何が嫌なのかは…言わない。
野球というのは、本当に不思議なスポーツなのさ。チームが戦うんだよ。
一人でするのではない、ということだ。


インフレ率1%になっても銀行倒産が相次ぐことなどない

2012年04月21日 20時49分02秒 | 経済関連
よく口から出まかせ、みたいなヤツがいる。
もっともらしいことを言うが、ほぼ間違いかウソなのだ。



橋下徹大阪市長にささやかながら、ご忠告しておこう。

池田信夫を相手にすると、トンデモないことになる。こやつの言ってることなど、一切聞くべきではない。
間違った解説を聞くのは、時間の無駄である。

池田が顧問の高橋洋一氏に言ったことを見れば、いかに卑怯者かが判るだろう。

参考>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/f1ca57279b1398e2616fcf033881cce6



さて、本題に入ろう。

>http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/t_ishin/status/193397056310747136


池田の言う「銀行が潰れる」なんてのは、ただの妄言である。
バブル崩壊以前に、日本の銀行が倒産した例は、多分皆無であろう(だからこそ、護送船団方式と揶揄されていた)。

それは、金利引き上げ(上昇)局面を幾度も過ぎたとて、貸出金利が伴に上昇するので、収益が極端に悪化するということにはならなかった、ということだ。金融機関の破綻といえば、せいぜいが、信金や信組の弱小が大口貸出先の破綻であおりを食らって倒産、みたいなことだったのでは。

80年代に、住友銀行が平和相銀を救済合併したくらいで、目立った銀行破綻というのはないはずだ。
例えば、ペイオフ発動となったのは、これ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%95_(%E9%A0%90%E9%87%91%E4%BF%9D%E8%AD%B7))によれば初の発動が、例の木村剛の日本振興銀行ということらしい。

(※ただし、90年代初頭の東邦相互銀の救済の際に預金保険機構の発動、という説もあるようである)


なので、金利上昇局面であっても、ほぼ倒産は回避されてきたということだ。


それから、国債投資が昔に比べて巨額になったということがあるとしても、それだけで倒産する原因とはなり得ない。


バブル崩壊後に金融機関が破綻した主な理由は、不良債権の処理が困難になったから、である。
これは、不良債権が時間経過と共に増大していった、ということもあったろう。

損失額が確定し難い、というのがあるが、国債投資においては、そういうことはないわけである。


不良債権というのは、例えば100万円貸すと、元利を払ってもらうべきところ、金利しか払えなくなるとか、元金も払えなくなり、最終的には元利の一切が全く払えなくなって完全破綻となるわけである。貸出残高の全額が焦げ付くことになる。全損だな。

そうすると、100万円の元金は預金者から預かったお金で、これを貸し出していたものが、100万円全額焦げ付くと、銀行は穴埋めとして100万円を用意する必要がある、ということだ。これが、不良債権の基本的原理である。


しかし、国債は違う。
預金者の100万円で国債100万円を買えば、10年後には必ず(国が破綻しなければ)100万円で戻ってくる、という仕組みである。利息がどんなにゼロ金利で低くとも、元金は返ってくる、ということなのだ。途中で、5年経過時点での簿価が大幅に下落していたとしても、関係がないのだ。簿価が90万円とか80万円とかに下がっていたとしても、売らずにじっと持って満期を待っていると100万円になって戻ってくる、というものなのである。

従って、1%金利上昇で評価損が何兆円になる、といった話は、現実には倒産要因としては決定的ではない。なぜなら、損失額は明確だし、売却予定でなければ自己資本の毀損にもならないのだから。そして、満期には100万円が返ってくる、というのが、上記不良債権とは全く違うのである。国が破綻して、国債がゼロ円にならない限り、全部損失というのはない、ということだ。不良債権であれば、100万円の全損を食らうと、銀行は100万円を自腹で出す必要があったが、国債はそれがない。せいぜい、預金者への利払いがちょっと大変だね、という程度である。預金金利が1%に上がったとしても、1年で1万円、10年分だって10万円だから、大したことがない。不良債権の損失100万円に比べれば、仮に10万円分の利払い負担が必要になったとしても大したことがない。


国債投資比率が50%くらいであったとしても、1%金利上昇分が倒産要因になどならない、ということだ。

デマである。



最も賢明な首相?~by ワシントンポスト

2012年04月21日 19時46分27秒 | 政治って?
笑う。

>http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120420-OYT1T01016.htm


もっと簡明に言うなら、最も操り易い首相、ということであろう。賢明というのは、アメリカにとっての、という意味であって、日本にとっての、ということではない。


何なら、あなたがアメリカ大統領である場合を考えてみるとよい。
困った時に手助けしてくれる国家元首、そうだな、例えば韓国の李大統領みたいな人、だな。


・哨戒艦天安が沈没しちゃって、マジ、ヤバいよ

→情報隠蔽を一緒にやってくれる、誤魔化してくれる、北朝鮮の潜水艦がやったことにして、証拠を捏造してくれる

何たって『一番』(笑)だもの。


・アメリカの景気が悪いぜ、大統領批判が凄くて参ってるよ

→米韓FTAを締結して輸入枠を拡大してくれる、日本のTPP引き込みに一役買ってくれる、ロビイスト軍団の大勢いる米国大企業の要求を聞き入れてくれる


さすが、輸出立国の韓国。


・日本の外交に情報操作したいから、目先を変えさせてくれ

→いつものネタである慰安婦問題とか反日活動などを殊更燃え上がらせて、そちらに注目をひかせたりするよ、だからしつこく慰安婦で攻めるよ

いい加減、ウザい。飽きてくるし。そんなもんに引っ掛かるバ●は少ないんじゃないのかね。


要するに、色々と協力することはあるだろうけど、そういう風にアメリカの都合のよい手下になってくれるのは、いいリーダーなんだよ。それが証拠に、李大統領は非常に厚遇されてるし、オバマ大統領曰く「真の友人」だし、信頼も厚いよね。それは、いいリーダーの条件さ。アメリカにとっての、都合のよいリーダーさ。

だから、国連事務総長も韓国人、世銀総裁も韓国人、ということではないですか。
要求を与えられ、それを国内的に飲ませられるなら、任務達成ということで良いリーダーなんだよ(笑)。


こういうのに反感を抱く国々は、中東や中央アジアや中米や南米などに存在しているんじゃないのかな。そういう国々には、良いリーダーは誰かいるかな?(笑)


つまり、野デブは、大変都合のよい人形なのさ。


誰って?
さあな。


ええっと、野田総理は米国や財界の意向を汲んで、

・TPP
・増税
・原発
・米軍基地

というのを処理しようとしているわけさ。


そりゃあ、普天間を返せ、なんて言う総理は、よいリーダーなんて評価されるわけないじゃないの。
海兵隊移転に金出せ、この野郎と、軽く小突かれて、脅されたらホイホイと金を出す人間は良いリーダーだし、嫌だねと突っぱねて、思いやり予算という名の「みかじめ料」を払うことに難色を示す人間は、悪い総理の典型ということになるわな。


すなわち、木偶人形であればあるほど、よいリーダーになるんだよ。
米国基準においては、な。


そうして、木偶人形を煽てて、木に登らせようとするわけだ。


まったく、ロクでもない新聞というのが、日本にもアメリカにもあるんだな、これが。



日銀の気持ち

2012年04月20日 16時42分40秒 | 経済関連
白川Qちゃん、じゃなかった、白川総裁のNY講演を取り上げてみる。

>http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2012/data/ko120419a.pdf


まあ、内容は、読んでみて下さい。
いつもの白川節であり、特別に目新しいことは言ってないと思います。


それはいいとして、当方からのメッセージというか返答ということで、若干のピックアップをしておきたいと思います。


・plumbing of the financial system 
  ~ 簡単に言えば”BOJ the Plumber”ってことかな(笑)

・not glamorous but central bank veterans are pleased to reflect on their achievements 
  ~ そうすか、veteransと来ましたか。中々、ニクいところをくすぐってきましたな

・an art rather than a science
  ~ 見ているところ、目指しているところは、似ているor大きな違いはない、ということで良い方に解釈することと致します


理解し合うこと、これは、大事です。同意できるものです。


お気持ちは、分かりました。伝わりました。


と、今日の日記には書いておこう(笑)。




まだキテねーよ

2012年04月19日 18時47分22秒 | 俺のそれ
これは、止めますという単純なことではないでしょ。

>http://b.hatena.ne.jp/entry/alfalfalfa.com/archives/5417119.html


この記事では不参加が決まったわけじゃないから、早漏じゃなかった、早計だよ。
今、判っていることは、首脳会談ではTPPの参加決定とは「大統領に伝えない」ということだけ。

まだまだ、反撃機会を狙っているだろう。
日本としては、参加国から「同意を得られない」ということでもはっきりしない限り、いつまでもグズグズと煮え切らない態度を続けるだろう。そうして時間稼ぎをやっていて、いずれ「霞が関支配」がより強まれば、また降って湧いたように「TPPに参加するぜ」とか言い出すんじゃないのかな、と。


なので、野田が参加を表明しない、というくらいでヌカ喜びしてはいけない。


確定的となるのは、やはり米国サイドから「認められない」と通告してもらった時、では。
議会承認が得られた、なんて話は聞かないし、ニュースも目にしてはいない。

なので、日本側だけが参加するよ、なんて言ってみたって始まらないし、結局は日本側から「正式に断念」とか交渉決裂につき「参加を断る」、という態度を表明しない限り、いつまでも保留状態が続いてしまう。


そういうわけで、野田総理の訪米時の手土産に「TPP参加表明」というのが使えなくなったね、というだけで、これを「キターーー」とは喜べない、ということです。




口を拭う悪徳検察~捏造を許す組織風土

2012年04月19日 01時30分31秒 | 法関係
日本の検察というのは、真の恥知らず組織のようだ。


犯意はなかった、思い込みだの記憶違いだのと言えば、何だって逃れられる、ということらしい。

そんな出鱈目な奴らが、あちこちで、重箱の隅をつつくような特殊な微罪を適用して、何が何でも刑事罰を与え、「一罰百戒」と称して、手前らの都合のいい社会とか社会制度を維持しようとするわけだ。
へえ~、ご立派なことですな。

で、犯罪者に更生だの説教だのを食らわせるのか。笑わせるね。
他人を陥れることを、平気でやっているくせにな。自らの持つ権限、権力を自分達の為に使っているのだ。

東京地検特捜部には、いや、検察組織には、一罰百戒は必要ない、ってか?(笑)
まあ、そうだな。特定新聞なんかと特別な関係を築き、特別な権力を行使する立場にあれば、検察や法務省を支配することなど造作もないことだからな。ふーん、そうですか。

東京第五検察審査会の事務局に民主党議員が電話したことについて、何故翌日には読売新聞記者が知っており、取材申し込みを行ったのか、判るかな?

小沢の強制起訴が決まった民主党代表選当日の東京第五検察審査会の様子を、読売新聞だけが詳しく報じていた理由は、どうしてだと思うか?
審査委員のセリフまでも報じることができたワケは、判るかな?


検察の幹部や法務省の幹部なんかは、知っているはずだろうね。
最高裁だって、知らないはずがない。まあいいか。


知らなかったのだけれど、例の検事は告発されてたんだね。
違法を問えないかどうか、ちょっと考えてみるから。


告発で適用とされたのが、刑法156条のようだ。

(虚偽公文書作成等)
○第百五十六条  公務員が、その職務に関し、行使の目的で、虚偽の文書若しくは図画を作成し、又は文書若しくは図画を変造したときは、印章又は署名の有無により区別して、前二条の例による。


報道からしか判らないので、詳細は不明である。
調書に虚偽を記載したのかどうかは、判らない。捜査報告書に虚偽を記載した、ということはあったようである。以下、順に考えてみる。


①「虚偽の文書」を作成したか?

虚偽は、当人が認めたらしいので、そうなのだろう。文書に該当するかどうか、であるが、参考は次の定義である。「行政文書」の定義である。

◎公文書等の管理に関する法律
 第二条第4項

この法律において「行政文書」とは、行政機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書(図画及び電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう。以下同じ。)を含む。第十九条を除き、以下同じ。)であって、当該行政機関の職員が組織的に用いるものとして、当該行政機関が保有しているものをいう。ただし、次に掲げるものを除く。
(以下略)

これに照らせば、
・職務上作成している
・機関職員が組織的に用いるものである
・検察が保有している
ということで「行政文書」に合致すると思われる。公文書等は、これを含むので、公文書であるはずだ。

よって、「虚偽の文書」と言えるし、これを作成したことを認めているので、虚偽の文書を作成した、と言ってよいであろう。


②「職務に関し、行使の目的」であったか

職務に関するのは当然。「行使の目的」というのがちょっとよく判らないが、作成した文書を無効であるとか使用しないでくれといったお願いでもしていたわけではないはずなので、行使を目的としていたと考えられるであろう。それに、行使しないものは、そもそも作成などしないはずでは。


したがって、刑法156条でいう、職務上行使の目的で「虚偽の文書」作成した、ということにしか見えないわけだ。そして、文書作成者である当該検事の名前を記入していたであろうから、有印ということになるであろう。


どこからどう見ても、真っ黒ではないか。
立証が難しい、というのは、何がですか?犯罪意図があったか否か、ですかな?


何、誤魔化してんだよ、クソどもが。
貴様らは、犯罪意図のない人間であろうと何だろうと、自分たちの都合で、どんなこじつけであろうとも、有罪にしてきたじゃないの。

理屈の上で、どこから見たって変だな、と思うようなものであってでさえ、共同正犯だの、共謀だの、いくらでも好き勝手に認定してきたじゃないの。それが、何で検察官が相手だとできなくなるわけ?

犯意の立証などなくたって、最高裁が「あった」とバッサリ頭ごなしに、論理的でも何でもないものを認定してきたでしょう?


どうして、この検事には認定できなくなるんですか?
ああ、裁判をやってないから、認定できないんですね?

だったら、裁判で決着をつけりゃあ、いいんじゃないですか?
何故、公判をやらないんだよ。


裁判になると、日本の検察のウソと出鱈目の実態が、また明らかにされてしまうからですかな?(笑)

誰が、本物の悪党だと思うか?




日本の検察・裁判所の正義

2012年04月18日 21時19分17秒 | 法関係
日本の信用できないシステムとして挙げられるのは、司法と大手マスコミがある。

その一端を垣間見ることができるのが、これだ。


>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120418-00000015-jij-soci

(以下に引用)

 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる事件で、石川知裕衆院議員の取り調べを担当した元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=現法務総合研究所=が捜査報告書にうその内容を記載したとする虚偽有印公文書作成容疑などの告発について、検察当局が起訴を見送る方向で検討していることが17日、関係者の話で分かった。
 嫌疑不十分で不起訴とするか起訴猶予とするかは意見が分かれており、26日の小沢元代表への判決を踏まえて最終判断する見通し。故意の虚偽記載の裏付けが難しく、仮に故意が立証できても、検察審査会の議決を誘導する意図はなく悪質とまではいえないと判断したもようだ。
 一方、法務省は停職や減給など人事上の処分を検討している。


=======


日本の検察というのは、特捜検事が他人を罪に陥れるために調書を捏造し、出鱈目文書を作成しても、何らの罰も受けずに済むことにしているらしい。

存在しない事実までも自分勝手に創造し、好き勝手に作文することは、犯罪でも何でもない違法を問われないことになっているのだそうだ。そういう捏造が許されるのは、東京地検特捜部のエリート検事だから、なんだと。
まあ、小沢の立件なんかの時に、マスコミが口を揃えて言っていたのは、「裁判で決着をつければいい」みたいなことだったのではなかったか。


ふーん、検察官は、どんなウソ八百を並べて、存在しない事実を自分勝手に書いても、「記憶が混同した」と言えば、全て通るということにするんだと。

おいおい、そんな言い訳でいいなら、誰だって言い逃れが出来るんじゃないのか?
「書いたけど、犯罪を意図したものではなかった、自分の思い込みだった、記憶違いだった」と言えば、それでいいってことだわな。

検察官の犯罪疑いこそ、裁判で決着を付けよ、法廷で真実を明らかにすればいい、と言えばいいんじゃないのか?無罪になるなら、それでいいんだよね?(笑)


検察は、ビラ投函ごときの微罪でも、起訴して有罪にしただろ?

参考>立川反戦ビラ配布事件 - Wikipedia

集合住宅を一軒ごと回って、ビラを配ったら、逮捕、起訴、75日勾留、だよね?
接見禁止も、だね?

笑うわ。

あなた方の正義とは、こんなもんなんだろうよ。
普通の人に、聞いてみな。

どっちが悪いと思うか?ってな。

ああ、しつこいようだが、非訴事件の資料をマスコミに見せた鑑定人を秘密漏示罪で有罪にする日本の検察と最高裁なのに、調書捏造だか、公文書だか私文書偽造を行う特捜検事は何らの罪も問われず、他人を罪に陥れる行為は全く問題なし、とすると言うのか?


日本の検察は、根本から腐っとる。
自浄作用なし。

これに加担する最高裁以下、裁判所も、ただの木偶人形ときたもんだ。


判るよ。
これを手出しすると、日本の司法システムが崩壊危機に立たされるだろうから。

本当に、悪行を掘り起こせば、芋づる式に次々と検察幹部も法務省幹部にも塁が及ぶかもしれない、ってことだもんなあ?

一人だけ切ろうと思ったって、彼が洗いざらいしゃべるぜ、となったら、上層部はみーんな枕を並べて討ち死にだ。
だから、手出しはできない、と。


そうなんだろう?

日本の検察には、元から正義なんかないんだよ。
あるのは、狂気の出世・栄達願望、自己利益追求、組織防衛、そういうことだけ。


法務省も、最高裁事務総局も、みんな一蓮托生なんだろ?


狂っとる。
腐敗している人間が偉くて、組織を牛耳るんだよ。そういうクズどもが、偉そうに国民に罪を押し付けるのさ。
法を悪用している人間は、誰だ?

真の悪党は、どっちだと思うか?

こそ泥か?(笑)
住居侵入罪で有罪になった、ビラまき人か?
それとも、調書を隠蔽する検察に逆らって、取材者に資料を見せた鑑定人か?


極悪人は、検察自身だ。

法を自らの利益の為に悪用しているのは、検察自身なんじゃないのか。




原発再稼働問題で足りないもの

2012年04月17日 17時55分06秒 | おかしいぞ
野田が総理になったのは、財界と霞が関の後押しがあってのものだろう。これを財務省が全面バックアップした、ということだ。
経団連や経済同友会をはじめとする経済界の意向をよく聞いてくれる操り人形として、野田総理は誕生したということだ。財務大臣時代から、為替介入をはじめとして、朝霞公務員住宅建設もそうだし、何でもハイハイと言いなりになってくれる人間だった。東電救済策も、そうした野田総理の存在あってのものだ。

野田は総理就任直後のWSJのインタビューで、原発再稼働の意向を答えていた。
>http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_309592

(以下に引用)

野田佳彦首相は20日、ウォール・ストリート・ジャーナル/ダウ・ジョーンズ経済通信とのインタビューで、現在停止中の原子力発電所を来年夏までに再稼動していく考えを示した。国民の間では反原発の機運が高まっているが、原発を再稼動しないことや、すぐに原発を廃止することは 「あり得ない」と述べた。

つまり、昨年9月から「原発再稼働」というのは規定路線であり、そうであるが故に、脱原発に向けた政策など殆ど行ってこなかった、ということでもある。


今年の1月、原発を再稼働しなければ、大幅に電力不足になる、という記事が出た。
その中で、特に予備率の低い電力会社が、関西電力と北電だったわけである。

>http://d.hatena.ne.jp/trapds/20120130/1327915171

>http://d.hatena.ne.jp/trapds/20120130/1327925440

当時、拙ブログでは、関電管内については調べなかった。面倒だったもので(笑)。とりあえず、北電についてだけ、数字を拾ってみたのだが、それでも提示されている試算とやらが、かなり胡散臭い、いい加減なものであろうというのがうかがえたわけである。
このような操作は、東電の出してきた数字でも大して違いなどはなく、電力会社なのか経産省なのか資源エネ庁なのか、どこらへんでこうしたことが行われるのかは不明だが、いつもの情報隠しや隠蔽という体質であろう。

もっともらしい数字を出してくるのが常道である、ということだ。

で、拙ブログでは、全原発停止という挑戦状を叩きつけた、というわけです。
2/20>http://d.hatena.ne.jp/trapds/20120220/1329740004


それでも、卑怯な手法を続けるのが、彼らのやり方だ。
4月になってからも、関電管内では最大で20%の電力不足に陥る、大飯3・4号機を再稼働しても不足する、と脅しをかけてきたわけである。数字について、信頼できる根拠や説明などなくても、出まかせであろうと何だろうと供給力が足りないと言わんが為に、情報を出してくるわけだ。ひたすら、再稼働を正当化する為に、そうしたことをやってくるのである。


どうせ、ウソ八百の出鱈目なんじゃないのか、とは思うが、”ご説明資料”とやらを出してきたわけだから、それを尊重しようではないか。
ということで、原発ゼロだと関電では供給力が2489~2574万kWに落ち込むらしい。

さて、ここで疑問が発生する。
今、政府は地元の同意を得るのを待っている、ということである。地元は地元で、専門家たちが精査するということらしい(それが、たとえヤラセみたいものであったにせよ、である)。政府は、再稼働してくれないか、とお願いしたわけだ。
ん?
昨日の記事でも、足りないよね、と指摘したでしょう。そう、足りないことがあるわけなんですよ。

 もし、地元が反対したら、どうするのか?

誰しも、そう危惧するのは普通なのではありませんか?
答えが判っていた場合ならば、政府がお願い→地元が判断で同意→再稼働に踏み切る、というシナリオが出来上がっていたであろう、ということになりますわな。
けれども、本来的には「地元の判断はこれからだ、未来のことなので誰にも分からない」というのが、当たり前なのでは?

(推測だが:
もっと以前から地元としては「動かすなら、早く決断して、きちんとやって欲しい」というような要望を出していることは珍しくないのでは。金が入ってこなくなるわけだから。原発依存の、麻薬みたいなもんなんだわ。原発によって地元の金も経済も回るという、依存体質ということさ。だから、最初から結論など決まっていたようなものなのではないかな、と。)

とすると、反対になってしまった場合の対策とかが何ら出されてないし、節電の措置とか、供給力を増やすような施策の公表とか、検討結果も出されてないのは、ヘンじゃないですかね?地元が反対したら、どうするの?再稼働ができないと、どうなるんですか?
これをまずやらないのが、本当に不思議。

昨日ヒントを出しておいてあげましたが、全くダメですな。
えー、ご説明資料によれば、原発なし時のざっとの供給力2500万kWで賄えるのは、6月半ばくらいまでしかないんじゃないですか?(笑)
それとも、出鱈目資料を出したとでも言いますかね?
そうすると、対策を講じるとしても、時期を逆算して取りかからねば到底間に合いませんよ。制限令の発動水準は何万kWなのか、需要家の制限はどう実施するのか、そういうのを決めなくて、どうするんですか?6月実施となれば、もう決めておかないと対策が間に合わないものも出てくるんじゃないですか?
例えば、各発電施設の定期点検時期は、全部把握してますかね?
前倒しで実施できるものは、5月中に全部終わらせておいて、6~9月に予定される点検は回避するとかしなくていいんですか?

そういう対策を一切持ってない、公表もされてない、というのは、明らかにおかしいんですよ。
まあ、ウソつきどもには、必要ないだろうけど。
対策なんかなくても、再稼働すればいい、というなし崩しがあるだけだ。


・元からシナリオができていた→再稼働はほぼ決まりなので、地元反対の場合を考慮せずともよい=要するに「ヤラセ」ってことだよね

・地元の同意は不明→対策が必然=対策が全く協議されてなくて公表もされてなくて企業等需要家にもお願いもされてないのはおかしい

で、野田政権としては、どっちなの?(笑)
初めから、答えは決まっていたんでしょう?
だから、何らの対策も考えずにこれたんですよね?


そもそも、原発廃止だの原発停止といった選択肢など、最初から存在してなどいなかった。事故直後から、日本の電力会社の中で、原発を止める、なんて言った会社はないし、財界の連中にしたって、原発廃止とか言ってた上の方の連中なんて、誰もいなかったんじゃないですか?
全銀協のお偉いさんも、自工会のお偉いさんも、大体同じじゃないですか?

どうして、原発は危険だから止めたい、と考えなかったと思うか?
恐らく、専門的立場の人間から見れば、福島原発の杜撰対応が「お粗末過ぎた」ということを感じていたからなのではありませんか?
東電があんな馬鹿な失敗をし、無様な事故を起こさなければ、「こうはならなかった」と内心思っていたんじゃないですか?
裏を返せば、福島原発事故は「津波のせいだ」といった単純な話ではなく、人災だった、と思っているからなんじゃないですか?
そうであれば、「あいつらみたいなバカなマネはしない」と思っているので、原発を停止したいだの廃止したいだのとは、考えない、ということなんだよ。人災だと知っていれば、対応の間違っていた部分がどこなのかというのは、判るから、だ。

だが、東電も経産省も責任逃れの為だけに、必死で事故原因について隠し、情報隠蔽を続けたのだよ。そのツケが、今になって、全国の電力会社に回ってきた、ということなのさ。まさに自業自得。東電を切って、責任を厳しく問い、事故原因究明に全力を注いでいたのであれば、ひょっとしたら他の電力会社は助かったかもしれない。が、一蓮托生の原発推進派たちは東電を守ろうと必死でもがき、更に傷を深くした、ということなんだよ。
愚かだな。