いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

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今年1年

2011年12月31日 11時16分34秒 | 俺のそれ
ありがとうございました。

日本にとって、本当に大変な年でした。

今ある全てに感謝申し上げたい。
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天井に近づく米国債務

2011年12月31日 10時44分35秒 | 経済関連
またしても予想通り(笑)、ということでしたな。

>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111228-00000009-reut-bus_all

(以下に引用)

[ワシントン 27日 ロイター] オバマ米大統領は、週内にも連邦債務上限を1兆2000億ドル引き上げる権限を議会に要請する方針。財務省高官が27日、明らかにした。

政府と議会は今年8月の債務上限引き上げ協議で、2013年までの政府資金調達に関し合意しており、今回の要請もこれに沿ったもの。

合意では、議会が要請を受けて15日以内に3分の2以上の反対で否決しない限り、債務上限を自動的に引き上げることになっており、議会も休会に入っていることから、問題なく引き上げられる見通し。共和党が過半数を占める下院は1月17日まで休会となっている。

オバマ大統領は期限までの円滑な支払いを確実にするため、1兆2000億ドルの上限引き上げを要請する方針としている。

合意では、オバマ大統領が連邦債務上限を3段階にわたって2兆1000億ドル引き上げることが可能で、これまで2度にわたり上限を計9000億ドル引き上げている。


======


ということだったわけですが、上限引き上げは少し延期ということになったようです。


>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111231-00000012-reut-bus_all

(以下に一部引用)

ホワイトハウス高官によると、要請の延期は数日であって、数週間にはならない。また、財務省は会計上の処理を行うことで政府の債務が上限を超えることを回避でき、数日間の延期により米国の信用が揺らぐことはないとした。

議会は大統領の要請後15日以内に採決を行う必要がある。
米連邦政府の債務上限は現在15兆1940億ドル。今回の要請で上限が引き上げられれば16兆3940億ドルとなる。


=======


休会中だったから、ということかもしれないですね。
が、債務が15兆1940億ドルに到達しそうだ、ということはほぼ間違いないということでしょう。

11月4日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/dca744b38469d45e18b25ddf477658f1

(再掲)

因みに、8月に債務上限を引き上げて以降、米国の債務残高は恐らく15兆ドルくらいになっているはずだ。僅か、2カ月や3カ月で7000~8000億ドルの債務増加、ということになる。

これは、税収が減少している、ということと、財政支出が増えてしまっていることの、ダブルパンチだろうね。www

さてさて、残り3四半期を同じペースで行った場合(まあ、年度替わりとかで一時的な支出が増大するのかもしれないから、ペースが同一ではないのかもしれないが)、債務上限引き上げのレンジを確実に超えるであろう、という予測が立つ。

5000億ドル規模で支出を減らせるかな?(笑)
上限引き上げ幅は、確か2兆1000億ドルでしたか?
今のペースで借金が増え続けると、再度引き上げを議決することが必要になるんじゃないですかな?

まあ、見物だわ。

16兆3940億ドル、この枠は、残り1兆4000億ドルくらいしかないんだぞ?(笑)

=======

な?言ったろ?w
11月月初くらいで15兆ドルくらいだった、ということでしょう、多分。年末時点で15兆2千億ドルくらいということのはずですから。

今回、残りの1兆2千億ドルを引き上げても、このペースが続くと来年8月までは持たないであろう、きっと。

2013年に至る以前に、金欠となるであろう、ということである。トリガー発動を待たず、「ちょっと待って下さい、払えません」ということになってしまうから、である。

ところで、滞納していた国連の分担金は、払ったのでしょうか?
>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/50afda8284501deca312d0bfbc669892

払えないということになる度に「カツアゲで日本にタカる」という、まことに典型的なヤクザか番長の手口、ということですわな。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3f695125f468a7de7d40526b9fde2a19


そういえば、日本の為替介入を支持しない、と米国から批判されたみたいですが、財務省も安住大臣も沈黙を貫いているようで。
こういう時こそ、「断固たる決意・姿勢」で介入する、みたいに言わないのが、本当に不思議(爆)。


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まるでコソ泥―辺野古アセス搬入騒動

2011年12月29日 16時03分44秒 | 政治って?
もう堕ちる所まで堕ちたな、ということですわな。

>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111229-00000071-san-pol

(以下に一部引用)

防衛省沖縄防衛局は、環境影響評価書提出を阻もうとする反対派の包囲網を突破するため未明の“電撃搬入作戦”を決行した。野田佳彦首相がオバマ米大統領に約束した「年内提出」を守るためだが、肝心の首相は訪問先のインドから指示を出すこともなく事務方に判断を丸投げ。沖縄では「正心誠意取り組む」と口先だけで繰り返す首相への不信感は深まるばかりだ。

 ◆現場に責任転嫁

 夜も明けぬ28日午前4時すぎ、県庁に滑り込んだ大型ワゴン車から沖縄防衛局職員十数人が次々と段ボール箱を守衛室に搬入した。反対派は見張り役1人を残して仮眠中。約5分で反対派が目を覚まして駆けつけたため、県側が求めた評価書24部のうち搬入できたのは16部だけだった。

 「妨害的な行動で物理的に県庁に入れないから、そういう時間の搬入はやむを得なかった…」

 28日昼、防衛省に登庁した一川保夫防衛相は苦渋の決断だったと強調したが、電撃作戦については「現場の責任者の判断だ」とまたも事務方に責任転嫁した。藤村修官房長官も記者会見で「事務的な手続きだ」と繰り返した。政権の無責任体質は改まる気配がない。

 「年内提出」だけを目標にしたかのような対応に与党からも批判は噴き出した。

 「未明の強行搬入という強引な手法は姑息(こそく)かつ卑劣だ。強い怒りをもって抗議する」

 国民新党の下地幹郎幹事長や民主党の玉城デニー、瑞慶覧長敏の両衆院議員ら沖縄県が地盤の与野党7議員は緊急声明を発表した。

=======


本当に卑劣。
これが政治のやることか。コソ泥同様ではないか。

ただ「出せばいい」という事実と形式だけに拘り、子供の遊びより酷いかもしれない。

子供が「一斉に持ってるカードを見せるんだよ」と決めごとをしておいたら、他のみんなは「ハイ、これだよ」とカードが読めるように見せるのに、一人だけ一瞬だけ表を出して「ホラ、今見せたじゃん」みたいに言い訳するようなタイプの人みたい。

みんなで表を出そうって決めたのに、君だけカードが見えないからズルいよ、と指摘されても、「えっ?だって、今カード出したよな?オレ、見せたよな?」とか言って、すぐさまパッと手を引っ込める、と。

そういう汚い、卑怯なヤツがいるわけですわ。でも、段々大人になるにつれて、そういう行動を取っていると誰も信用してくれなくなる、ということを学んでゆくので、ズルい真似ばかりしてる子にはいずれ「反省の機会」が訪れるということになるわけである。


今回のアセス提出は、この子以下のようなものであった。


政治が、沖縄県民に対して真面目に取り組み、誠実であろうとするなら、堂々と表玄関から入れるのが当然なのである。
それができない、ということ自体が、この行為の出鱈目さが浮き彫りとなっているのである。

恐らく、アメリカ側の人間たちにしても、「何をやっているのか」と侮蔑の笑いを浮かべていることだろう。本当にこのような行動が通用してしまう世界なのか、とな。卑怯を通り超えて、国の恥辱である。


沖縄県民に対して申し訳ない、というのは当然なのだが、更には日本という国、日本政府というもの、日本の政治の根本部分、そういうものが、本当に崩れてしまったのである。上記子供の遊びの言い訳以下、である。日本政府というものの、対外的な信頼を失わせる行為である。

情けない。

恥を知れ。
日本を汚すな。


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福島第一原発事故の中間報告を受けて

2011年12月27日 22時04分04秒 | おかしいぞ
まだ読み込みができていないのですが。一応気になったことを書いておきます。


初動の問題点というのが指摘されたようであるが、未だ謎の部分は多い。特に1号機の説明には不明点が多く残されている。

①ICの「手動起動・手動停止」と「弁の開閉」という報道

報道段階での違いなのか、東電側説明の違いなのかが不明であるが、津波前のICの起動と停止については、「起動」と「停止」と当初から言われていたはずである。これは、弁の開閉操作とは異なるという意味なのではないか、ということだ。
例えば、自動ドアがあるとしよう。自動ドアの「起動スイッチ」を入れると、センサーがスタンバイとなり、「動作可能な状態」ということになる。だが、ドアが開けられたわけではないから、ドアの開閉とは意味が異なる。ドアを開けるには、ドアの開閉操作ないしセンサー反応が必要、ということである。自動車も同じであり、「エンジンをかけた」というのと「パワーウインドウを開けた」というのは異なる。そういう違い、ということだ。

もしも当初の報道が正しいのであれば、やはり津波前にはICの本体を手動起動したり停止したりしていたのではないか、ということである。それは弁の操作ということではなかったのではないか、ということだ。けれども、18時過ぎとか21時過ぎに行われた操作というものは、弁の操作ということだったのかもしれない。その時の弁が個別具体的に指定されていたはず(2Aとか3Bとかのような)。

運転員たちはIC操作には不慣れであり、基本構造が頭に入っていたものとは思われない。スクラム後の僅かな時間の中で、マニュアルを引っ張り出して調べ始めたとしても、僅か数分内でICの構造を理解し操作方法を習得できていたものとは思えないのである。従って、それは「弁の開閉操作」である、ということが、当初には知らなかったからなのではないか、ということだ。よって、機械の動作を根元から停止した―車であればエンジンを切ったということ―という操作であったのではないか、ということである。もし弁操作を行っていたのだとすると、「何番の弁を閉じた」と証言する可能性が高いからである。

けれども、時間が経って以降には、本部側なんかでも構造を調べたりするようになって、弁の開閉操作によるものであると知るようになったのではないか。そうして、指示を受けて動作を試みたが、きちんと動いているか或いは機能してるのかどうか「よく分からなかった」ということではないか。


②ICを止めて、何で冷却をしようとしていたか

そもそも、HPCIを起動していなかったことが疑問だと書いてきたわけだが、これも未だに謎のままである。少なくとも津波が来る前には、「津波で全電源喪失」となることを知る由もなかったわけだから、何らかの方法で冷温停止を目指していたはずなのだ。それが一体なんだったのか、というのが全く不明である。
冷却手段としては、ICを止めるという選択をしたのであれば、他の何を用いようと考えていたか、ということである。これが全くの不明。


③MSIVの復旧をどう予想していたか

これも疑問なのだが、仮に津波被害がなかったとして、ICを止めたままで「MSIV全閉」の復旧までどうやって冷却をするつもりだったのだろう?
電源が落ちてなかったとしても、主復水器による冷却切替までには、7~8時間という長時間がかかるであろうことは当然予想されるであろう。そうなると、津波が来る前までの時点で、「MSIV全閉状態が持続する」であろう冷却体制を敷くのが当然であるはずだ。D/Gによる給電でその体制を維持する、という前提の状態が作り出されていなければならないはず、ということだ。それは、果たして何だったのか?
外部電源が8時間よりも早く復旧できたとしても、MSIVが開にならなければ主復水器は使えないことに変わりはないので、「MSIV閉」でも冷却可能な装置を動かし続けるはずではないか、ということである。


④SRVの動作情報がないのは何故か

2号機や3号機にはあるが、1号機には見かけなかったように思う。通常、MSIV全閉となった後、原子炉圧力が上昇してくるわけだが、これの動作記録が見かけないのである。動作設定がICでは7.13MPaだが、SRVでは7.23MPaだからだ、という東電側説明もあるようなのだが、どうも腑に落ちないわけである。ICを止めると原子炉圧力が上昇してくるわけで、その時SRVが動作しない方が疑問なのだ。実際、2号機と3号機ではSRVの自動調節が機能しており、原子炉圧は一定のレンジに保たれていたわけである。それなのに、1号機においては、どういうわけか手動でICにより調節しろ、SRVは使わないぞ、という設定になっていたということでしょうか?

1号機では、ICを手動停止、HPCIも動いてない、SRVも動作してない、ということになると、何もしてないのに原子炉圧力や温度が変動したり、完全閉鎖空間内で高熱量が発生し続けているにも関わらず、不思議な調節機能が働いていたのでしょうか。それとも、SRVだけは自動調節が働いていたと?「給水するものがない」のに、SRVだけ自動開閉していたと?そうであるなら、S/Pは水温上昇となるであろうし、原子炉内水位は低下してゆくだろう。新たな給水がないと燃料棒露出は避けられないはずでは。
それと、15時過ぎの圧力急減がIC以外にも理由があったということはないのでしょうか?
例えばSRVを誤って開のままにしていたとか、人的操作は間違ってはいなくとも「開固着」状態になったまま気付くのが遅れたとか、そういう何かの理由がないのかな、と。2号機や3号機では、RCICとSRVが動いていても、そんなに急激な圧力減少にはなっていないので、1号機には特有の理由が存在していた可能性があるのではないか、ということです。


⑤55℃/hの冷却速度に固執するのはなぜか

SRVの操作に関連するのだが、ICを止めた理由として当初「炉が傷む」のを防ぐ為、と東電で説明していたわけだ。それは単なる誤魔化しであった。例えば圧力容器内部で水蒸気温度が55℃低下するのとは、本来異なる基準なのである。冷却材である水の温度が55℃低下する、という意味であり、それにはかなり長い時間がかかるのが普通である。原子炉自体が300℃近くまで高温に達しているのだし、原子炉内の水だって同じ温度に到達しているであろうはずだからだ。
減圧冷却の時とかSRV開弁の時などでS/P水温が上昇し、これを冷却するような場合には制限域があるよ、ということである。低圧(比較的低温)になってからであっても、冷却速度が速いと損傷の危険性がある、ということであろう。
IC停止となるほどの水温低下があったとは到底考え難い、ということである。


⑥電源喪失後にどうして弁の開閉操作をしたか

津波でバッテリーも失っていたはずなので、弁の開閉操作などできなかったはず。けれども、直流動作の弁以外にも、何故か弁の開閉を行ったと証言していたわけである。弁が動いているとどうして分かったのか?動くはずのない弁の操作を行った、と何故言ったのか?バッテリーが何かの拍子に、奇跡的に通電したとして、交流電源が失われると動かないと考えていたのなら、弁の開閉操作を行おうとは考えないのではないか、ということです。しかも、交流電源喪失時には「自動で開」になるもの(IC隔離弁だけは直流電源で動き、直流電源喪失時には「自動で閉」になる)が、いつの間にか閉じたとでも言うのかな?
18時過ぎとか、21時過ぎとかの操作は、常に「弁を開く」操作をしたという証言であったからだ。神の御加護で計器類の表示が復活したとして、ICの弁が閉じていたというのは、ほぼ考えられないはずなのだ。
もしやるとしても、「開→閉」を先にやり「閉→開」と戻すよりない、ということになるはずなのだ。そういう報告にはなっていなかった。いずれも「開→閉」という順で操作したと証言しているのである。矛盾が生じている。あるとすれば、事後的に証言を考えたとか、本当はバッテリーが生きていたのをウソをついて津波で死んだことにしたとか、そういう何か辻褄の合わないことがある場合、ではないかな、と。


⑦ICの水源の制限時間

これもかなりの疑問なのだが、もし「動いている」と信じ込んでいたとして、水源を気にしなかった理由というものが全く分からない。水源の維持できる時間は、マニュアルでは約6時間、設置申請では8時間とされていたわけで、15時半くらいから動いていたものと思い込んでいたのなら、6時間後の21時半くらいにはICのタンクの水が空になってしまっているのではないかと心配になり、確かめるはずでは?それとも、給水に向かわせるとか指示するのでは?
これは電源復旧には無関係だし、動いていると思っている限り、必ず行われることであろう。もしやってなかったのなら、「動いているとは思ってなかった」か完全に忘れてたか知らなかった、ということなのでは。

あと、津波前までに動いていた時間が正味30分くらいだったとして、水の残存がA系で65%だったとのことです。メルトダウンや爆発とかの熱で失われた分があるものと考え、35%のうち20%が冷却で失われたと仮定すると、2時間半しか持たないことになりませんか?だって、30分で20%も蒸発しちゃったら、到底6時間とか8時間も持ちこたえられるものとは考えられませんもの。
本当は津波後にもっと動かせていたか、何らかの理由があったのでは?殆ど動かさなかったB系でも15%も減ってるので、全部が冷却によって失われたかどうかは不明なのですが。


⑧消火系からの注水

運転員だったと思うが、「消火系からの注水に備えようと思った」みたいな証言があったように記憶している。
それは、一体いつの時点の話だったのだろう?
そもそも消火系の注水機能というのは、原子炉圧力が低圧でないと入らないのでは?

機能させるには、せめて原子炉圧力が1MPa以下くらい(マニュアルなどでは0.7MPa以下位の数値が書かれていたはず)ではないと、入らないんですよね?
原子炉圧力がそこまで低下させることができていたとは到底思えなかったのなら、消火系を使おうとは通常考えないのでは?だって、津波で電源が失われて、何にも冷却手段がないなら、計器類の数値が見えなくなって想像はつくはずですもん。ああ原子炉圧力も温度もうなぎ登りだろうな、ということですわ。しかも格納容器内の圧力が上昇している、となると、圧力容器に穴が開いたかもな、という推測ができたということなのでは?
穴が開いたと考えるなら、圧力はそりゃあ低下していたかもしれないですね。

それと、消火系の注水には駆動源が必要だったのですよね?
電源復旧ができた、ということだったのですか?運転には電源が必要ですから。
確か12日朝方の5時過ぎから、注水ということだったと思いますが、そうすると、それまでの時間で何も冷却はしなかった、ということですか。まあ、手遅れという時間だったのでしょうけれども。




まとまりがないですが、とりあえず。



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動かしたことのない機械は…

2011年12月26日 21時50分16秒 | 社会全般
今更後悔しても遅いんだろうけどさ…

>http://jp.wsj.com/Japan/node_365982


仕方がないわな。
予想に近いことはあった。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/504a464772bde1a726fd166f5e375055

(再掲)

今回の1号機のD/G起動後であっても、やはり給電がされていなかったかもしれず、その為に各種センサー等からの情報が働いて、非常用復水器の自動起動を招いたのではないか、というのが当方の推測である。つまりは、非常用電源はあったのに、ECCSが機能せず、その為非常用復水器を使わざるを得なくなったのではないか、ということだ。

このことは、余計に危険性を高めることになったかもしれない。運転員たちは、この非常用復水器に慣れていたかどうか、ということがあるからだ。あまり使ったことのない機器とか道具類というのは、信頼性とか操作する側の自信とかに影響を与えるからである。

使用感が分からない、というのが一番あるだろう。調節系のものって、多くがそうだろうな、と思う。程度が分かり難い、というのもあるし。
喩えて言えば、普段軽自動車の運転しかしてないのに、初めて4トントラックの運転をやってみたら、アクセルペダルの踏み込み具合とか、ブレーキ時の止まり具合とか、そういう感覚とか体感具合がよく分からず、違いがあって不安になる、というようなことだな。いつもなら軽自動車で止まれる距離だと思っていたのに、トラックだと全然止まれない、みたいな。そういうので、ちょっとヒヤッとしたり、恐怖感を感じると、操作する側の心理的影響はあるだろう、ということだ。


15時前後までの僅か数分間に、非常用復水器を手動で停止したりしていたと推測されるのは、そうした影響があったのか、それともECCSが何故機能していないのか分からずにパニくってしまったとか、そうした迷いや逡巡のようなものがあった可能性が推測されるのである。




当直班には、誰もこのICの操作をした経験のある人間がいなかったそうなんですね。
ならば、それは無理っちゅうもんですわな。判れ、という方が無理だ。

喩えて言えば、これまで一度も使ったことのない器具で「手術してみよ」みたいに言われるようなものだ、ということ。昔に度々あった腹腔鏡の事故みたいなもので、使ったことのない道具でやるには、危険が多すぎるということですわな。誰が考えたって、簡単に分かりそうなことなのに、そういう「基本操作、基本動作」が全く訓練されずに来ていた、ということが最大の失敗でしたわな。

言ってみれば、機械への過信、みたいなもんかも。オートでアラームが教えてくれる、機械が自動で対処してくれる、というような信心が強くなりすぎると陥る「落とし穴」のようなものかもしれない。

むしろ、モニター類が失われた場面であろうとも、アナログちっくな方式で確認できる手段や術を叩きこんでおくべきなのではないか、ということですね。自分の肉体、五感、そういうのを利用して可能な方法、ということである。


これも幾度か取り上げてきましたが。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/5b7c428285c3a5266d882864f3857192

余談になりますが、数値を過信しない、機械的判定を過信しない、というのは、事故やミスを防ぐ大きな要因だと思っています。機械類の数値が絶対に正しい、ということはない、と心の何処かに常に思っていることが重大な失敗を防いでくれる、と私個人は考えています。それは経験的な勘というか、それ以外のいくつかの情報から異常を(感覚的に)感知出来るか、ということなんですけれども。「何となくオカシイ」と感じることが出来るように、数字ばかり、器械ばかりを信じない、ということを経験的に知っておくということだと思います。変な例で言うと、ケーキを自分で作るとして(私自身は全く作れませんけれども、笑)、決まったレシピに基づいて何度か作っていたとしましょう。自宅の台秤が壊れていて、本当は150グラムなのに100グラムと表示されるようになってしまったとします。その故障には通常中々気付かないので、いつも砂糖の量を200グラム測って入れたら丁度良かったのに、壊れたままであれば200グラムと表示されていても、実際には300グラムとなってしまうのです。これでケーキを作ってしまったら、もの凄く「甘ーーい!」(お笑い芸人のネタじゃなくて)ケーキになってしまう、ということです。でも、経験的に「いつもの200グラムの砂糖」という感覚(主に視覚情報ですよね)があれば、「あれ、秤がオカシイんじゃないかな?」と疑う、ということになるのです。そういう感覚は経験によらなければ培われない部分があると思っています。これと似たような状況で、「機械が正しい数値を表示してたから」では済まない、もっと重大なミスとか事故ということになれば大変困る訳です。なので、こうした「ひょっとして、何かオカシイかもしれない」という雰囲気というか感覚というか、そういうものは、経験によって身につくことなのだろうと思います。そういう訳で、数値データを過信しない、ということは理解出来るのです。


ぼくがそういうことをいくら言っても、多くの人は気にも留めていなかったであろう。
非科学的だし、論理的でもないし、そんな勘とか経験なんて、とバカにする向きも多くいたことも知っている。

だが、本当に重大な事態に直面した時、信頼性の高いものとは何なのか、ということを知るべきではないか、ということである。いや、常にそれが絶対だ、ということではないのですけがね。でも、人間って案外とそういうものではないか、ということなんです。
操作したり管理するのが、結局は人間だからだ。


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歯止めなき日本政治~末期症状の民主党政権

2011年12月23日 18時18分24秒 | 政治って?
野田政権は操り人形としての役割を淡々とこなしている。消費税増税だけではなく、普天間基地移設の為のアセス提出を26日に強行するつもりのようである。既成事実をひたすら積み上げる為だけに、野田政権が利用されているのである。与党の民主党は、それを傍観しているだけである。全くの無力。

TPPを押し切った戦術が簡単に通用すると学んだのだ。多くの国民がどれほど反対しようとも、「誰も止められない」ということを知ったのだ。

TPPの交渉参加表明は、出発前日という「反撃の時間を与えない」というタイミングで行われた。そうすると、どんなに反対意見があろうとも、阻止できない、ということになってしまうわけである。まさに、食い逃げ戦法みたいなものだ。「食って、パッと逃げる」ノダ。一目散に。

逃げ出す直前までは、食わないでおく、ということ。でも、食ってしまった後には、反対が出る時間帯を与えないようにしておくと、結局はほとぼりが冷めるということにできると甘く考えているのであろう。

今回の辺野古アセス提出が年内ギリギリ26日というタイミングが選ばれたのも、同様の理由だ。事前に「年内に提出する姿勢」と何度か報道をしておき、反対論の様子を観察する。反対の様子が「大したことないな」と踏めば、ささっと実行するということなのである。
直ぐに仕事納めで、反対意見など簡単に黙殺できるから、だ。どうせ大した反撃もできない、とタカをくくっているのである。

こうした食い逃げ戦法は、武器輸出3原則についても実施される見込みだ。党内の反対派なんかが全くの無力なのである。F35選定を実施した以上、ここに踏み込まないわけにはいかない、ということだ。この際だから、長年の懸案になっていたものは何だって「通しちまえばいい」ということになってしまったわけだ。
機種選定で、F35を通すのも楽勝だった。官僚の言いなり政権だから、まともな議論など必要ないのである。民主党の幼稚な議員たちがいるだけなので、与党からの反対も、別な反撃も何も出ない。サクっと通るだけ。


ここに来て、マスコミの目を引くように、ワザと「八ッ場ダム」問題を再点火した。前原の反対意見など、ただのプロレスごっこに過ぎない。ここに目を向けさせるためのポーズに過ぎないのである。稚拙な囮なのに、簡単に引っ掛かる。普天間問題のアセス提出が簡単にできるよ、ということなのだ。当然、民主党内からの反対意見など、抹殺されるだけ。あっても無視だ。だから、誰も止められない、ということなのである。

TPPの反対派向けには、農業政策や新幹線着工問題を使った。
これも簡単な分断工作に過ぎない。TPPに反対する地元への対策と、新幹線問題での反対派と賛成派を分断する餌なのだ。TPP反対派の中でも、新幹線には反対と賛成が分かれている。その足並みを乱そうというのが狙いだ。分断と懐柔、これに利用されたわけである。
新幹線工事は、小泉政権下で財政審が認めなかった経緯があったにも関わらず、今回はどういった検討がなされたのか不明のまま、なし崩し的に着工ということになったわけだ。朝霞公務員宿舎の件と、ほぼ同様なのだ。


民主党政権、殊に野田政権は、過去にはあったであろう「建前論」「原則論」さえもが消滅してしまった、ということである。好き勝手にやりたい放題。チェックが働かない、反対意見も無視、ということで、止めようがない、ということだ。マスコミだって、批判らしい批判もなく、情報隠蔽に協力し、都合のよいウソを並べる論者などを出して、野田政権に加担しているのと同じ。TPP問題の時の、大本営発表の如き「TPP大賛成、バスに乗り遅れるな」という賛成キャンペーン展開は、異常でさえあった。いかに財界の圧力があるからとはいえ、マスコミが監視役を果たせなくなったら、終わりだろうに。


日本の政治からは、智慧も良識も消滅した。
マスコミの良心も矜持も、同じく消滅危機に瀕している。
多くの国民は止めるべき政治の暴走を、何となく傍観してしまっている。あれよあれよという間に、物事を勝手に決められていく。

本当に取り返しのつかない決定をされる前に、野田政権を引き摺り降ろさないと日本はマジで終わるぞ。

小沢の強制起訴を実現した、東京第五検察審査会の疑惑だって、残されたままだ。ああいう手法をとるマスコミ勢力を決して許すべきではない。大体、東京第五検察審査会に民主党議員が電話した翌日に、読売新聞がその内容と事実を知っていること自体が、どう考えたって不自然だろうに。異常だぞ、そういう関係というのは。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3da38419d0cd2052c946fa28d0b72bd0


小沢勢力と自民・公明党勢力が結んでもいいので、阻止すべきは阻止せよ。さもなくば、日本は取り返しのつかない大失敗をするんだぞ。福島原発みたいな、本当の失敗というものが、また起こってしまうのだぞ。

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うーん、ずっと分からんわ

2011年12月23日 17時03分54秒 | 俺のそれ
他の人たちはどう見えているのかが、とても気になる。

>http://b.hatena.ne.jp/entry/mainichi.jp/select/weathernews/news/20111222k0000m040111000c.html


わりと以前から、毎日新聞の記事だけ左端の画像が、ヘンだと思うんだけど。
ここ暫く、竹中平蔵の顔写真の画像になったままなんだよね。

これって、皆さんもそうですか?
それとも、当方のPCだけウイルスとかにでもやられちゃってて、おちょくられてるんでしょうか?(笑)


竹中平蔵の前は、誰だったか、ああんと、レンホウだったか、忘れた。
けど、いつの頃からか、表示がヘンになったような気がする。

他の方々も竹中平蔵の画像になっているのでしょうか?
気になる…


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また「取り押さえ急死」の謎

2011年12月23日 14時07分12秒 | 社会全般
これまでにも幾度か取りあげてきましたが、今回も同様の死亡例ということのようです。

警官が取り押さえ、暴れた男性死亡 福岡・八女  :日本経済新聞

(一部引用)

20日正午すぎ、福岡県八女市柳瀬の民家に住む女性から「息子が暴れている」と110番があり、駆けつけた福岡県警八女署の署員が暴れる男性を取り押さえた際、男性が意識不明となった。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。同署は男性の死因や当時の詳しい状況を調べている。

 同署によると、男性はこの家に両親と住む無職、松尾浩さん(36)。母親(66)の通報を受け署員が駆けつけたところ、玄関から外に出た松尾さんが大声を出して暴れたため、署員3人が手足や腰などをつかみ、うつぶせに組み伏せたという。

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これまでの死亡例とやはりよく似ているわけです。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/173ee72788e64138ef14646432222769


08年8月にも書いています>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/9c15f09efdac3c9c4ee88a86f594b41e


こんなに類似の事故が発生するというのは、なんらかの原因があるのではないか、というのが当方の推測なのですが、これについては誰も解明をしようということにはなっていないようなので、進展は得られてないですね。

本当に押さえつけて窒息死とかあると思いますか?
意識消失だけならまだしも、死亡ですから。
店員といった一般人でも、それほど強力な押さえる力があったとは思えない。

これの解明をどうして誰も考えようとしないのか、そのこと自体が不思議だ。
監察医とか、警察関係の医師とかいそうなのですが、あまり反応がないですね。
これほど度々起こる、ということ自体、疑問に思わないのだろうか。

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米韓FTA研究

2011年12月22日 17時32分45秒 | 外交問題
ググって調べたら出てたので、取り急ぎ。

米韓FTAの内容
http://www.ustr.gov/trade-agreements/free-trade-agreements/korus-fta/final-text


Important New Protections for U.S. Investors
・米国投資家はこの協定により、韓国投資家と同じ待遇を受ける。
・政府が違反した場合、は国際仲裁機構に提訴出来る。
・米国、韓国の投資家の権利を超えない。

Improved Financial Services
・米国金融機関の韓国における完全な活動保証。
・韓国における投資ファンドの国際的サービス展開の保証。
・韓国は、外貨準備・保険販売など金融サービス分野の開放を行う。
・郵便・共済は、民間保険会社と同じルールにする。

An Open and Competitive Telecommunications Market
・米国の通信業者は、韓国において100%出資子会社の設立及び企業として活動できる。
・米国企業は、韓国の電話・海底ケーブルなどへアクセスが自由に行える。
・米国の無線技術を採用すること。

A more open broadcast market for U.S. audio-visual products
・米国の放送・視聴覚サービス会社が、韓国内において100%出資の子会社を設立できること。
・韓国の映画やアニメーションの比率を減らし、米国コンテンツを増やすこと。
・米国IPTVに韓国のコンテンツを統合できるようにすること。

Open Services Markets
・国境を越えたサービス提供可。
・韓国は、米国サービス提供の保証及び、国際配送サービスへの国内便宜を行う。
・韓国内での外国人弁護士・会計士の活動の自由化。
・医療・高等教育の自由化。
・研究開発・保守・環境サービスの自由化。
・公共事業への参入自由化及び水道電気を除く公営企業の株式自由化
・外国人所有持分制限撤廃
・米国が韓国で制限なく活動できる範囲は以下の通りとする。
  国際配送、弁護士、会計士、医療関係、医療制度改革推進、高等教育・成人教育、研究開発、機械保守、環境サービス、金融、保険、投資ファンド、放送、視聴覚コンテンツ、インターネット、電話通信、政府調達

Commitments and Cooperation to Protect the Environment
・国内環境法を施行し、多国間環境協定に基づきその義務を履行する事。
・貿易と投資を誘導する高いレベルの環境保護を確立する事。
・環境にかかわる行政と法令に関する手続きは、公正かつ公平と透明性を確保し、自発的および市場原理に基づき決定する事。
・両国の対等の環境協力協定は、多国間も含み二ヶ国およびそれぞれの協定による。
・両国は鯨について環境保護の観点から保護を優先する事。

Promoting the Competitive Process
・独占禁止に対し、法律施行と取り締まる行為を両国が有する。
・独占禁止事務局は、公聴会における調査及び審問権を有する。
・独占禁止事務局は、行政と民間の間の和解締結権限を有する。
・独占禁止事務局による意志決定のプロセスの透明性を向上させる。
・私企業も政府系企業がFTAの利益を損なわないようにする。
・政府系企業の経営に重要な抑制を規定する事。

Autos
 ・韓国内で販売される米国製自動車の安全基準は米国規準を優先。
 ・韓国はエンジン排気量による税制を改め、燃費、温室効果ガスに関する税制改訂についても検討。
 ・規制改正をする場合は、対応準備のため12ヶ月の猶予を自動車会社に与える事。
 ・現存する規制が最少の負担になるようにその目的を確認するため、規制公示後24ヶ月以内に新しい評価システムを開発する事。
 ・セーフガードは、韓国自動車の関税撤廃後10年間有効とし、関税引き下げや他の補償の同意を得られなければ米国は2年間報復を受けない。
 ・米国の自動車産業に深刻な被害を与えた場合、セーフガードが適用される。
 ・セーフガードの適用は、特別な場合4年以上、一般的には3年の高関税を課す。
 ・セーフガード適用中の関税の引き下げはない。
 ・韓国における米国製自動車が、韓国による協定の違反、破棄、障害を受けた場合、米国政府は、韓国製乗用車に2億ドルの税金をかける強力な救済を行える。

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内容が難しく、非常に読み難いので、逐一確認はしていません。なので、各自中身をよく読んでみて下さい。



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怪し過ぎるTPP

2011年12月22日 17時23分14秒 | 外交問題
これは、どう見ても、ハメ手でしょうが。

>http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-12-22/2011122201_02_1.html

(一部引用)

ニュージーランド外務貿易省のアーク・シンクレアTPP首席交渉官は11月末、情報公開を求める労働組合や非政府組織(NGO)の声に押され、同省の公式サイトに情報を公開できない事情を説明する文書を発表しました。同文書は、交渉開始に当たって各国の提案や交渉文書を極秘扱いとする合意があることを明らかにし、文書の取り扱いを説明した書簡のひな型を添付しました。

 それによると、交渉文書や各国の提案、関連資料を入手できるのは、政府当局者のほかは、政府の国内協議に参加する者、文書の情報を検討する必要のある者または情報を知らされる必要のある者に限られます。また、文書を入手しても、許可された者以外に見せることはできません。

 さらに、これらの文書は、TPP発効後4年間秘匿されます。TPPが成立しなかった場合は、交渉の最後の会合から4年間秘匿されます。

 米国のNGO、「パブリック・シティズン(一般市民)」は、「これまでに公表された唯一の文書は、どんな文書も公表されないという説明の文書だ」と批判しました。




発効後4年間は公表しない、ということになると、どういう交渉になっているのかさえ国民には知ることができない、ということではないか。事後的にも、すぐには知ることができない、ということなんだろ。防御策を施す時間をも与えない、という目的なんだぞ。


これが「陰謀」ではなくて、何なんだよ、ボケが。

みんなの見てないところで、コソコソと決めてしまって、決まったあとで「もう後戻り不可能だぞ」ということにしてから、「じゃあ、見てもいいよ」ということにするってことなんだぞ。

後の祭り~、ってことでおしまいだろうに。

ふざけるんじゃないぞ。


どうしてこうなってしまったか教えてやろう。

米韓FTAが大騒ぎになってしまったからだ。
1月1日には発効できない、という見通しになっているらしいがな。
けれど、議会の批准手続きは済んでしまったので、もう手遅れだろうがな。


日本の政治家たちは、本物のボケだ。
何故、交渉内容を完全秘匿にしなければならないか、分かるか?

知られると都合の悪いことが多くあるから、だ。
しかも、強力な反対を食らうからだ。

それも「ターゲットは日本」と狙い撃ちだということが分からんのか?
これほど強い反対論が起こっているのは、「日本だけ」だからだろ。


自民党でも小沢一派でも誰でもいいが、これを通せば本当に日本は日本でなくなるぞ。


韓国は、通貨攻撃の末、IMF管理とされたんだ。財閥解体、守旧派勢力の徹底排除、そういうのが狙いだったんだろう。
政治的、経済的構造を強制的に変えられたんだ。
その結果は、米国型社会への変貌だった。米国の後ろ盾を得て、経済成長を遂げたように見えるが、現実には「特定財閥企業」だけの社会であることが分かるだろう。韓国国民の大半は、それら輸出主導型の特定財閥企業の利益を稼ぎ出す為の、下働き層でしかないということなのだ。彼らは搾取されるだけなのである。
歴代大統領とかの権力者にあった者たちでさえ、逮捕起訴され投獄されたり、自殺という謎の死を遂げる国なのだぞ。
結局は利用されてきただけなのだ。


韓国の裁判官たちが批准撤回を申し入れていたが、あれが発効してしまうと、後戻りはできなくなるだろう。

>http://www.ustr.gov/trade-agreements/free-trade-agreements/korus-fta/final-text


日本の官僚たちも政権の連中も、本気で日本のことを考えているのか。だったら、どうして、参考資料として、米韓FTAの公開文書の全訳をして、公表しない?

英語できる連中は、何の為に英語をやっているんだ。

文書に簡単な解説を付けて、法的意味とか、想定される事例とかを出せばいいじゃないか。


TPPは、原則として「米韓FTA及び既存協定」を下回らないもの、ということを米国が謳ってるではないか。つまりは、同程度の要求水準になるであろうことは、ほぼ確実なんだぞ。

米韓FTAがどういう中身なのかを見れば、TPPが交渉妥結・批准手続き・発効となってでさえ、その後4年間は見せない、ということの意味が分かるであろう。

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今度は中国国債買いを命じられたか(笑)

2011年12月20日 18時49分42秒 | 経済関連
お調子者の安住財務大臣が、またまた大活躍、と。そーですか。

>http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE7BJ02H20111220


またアメリカ様からのご命令ですかな。
ポチって、本当にそうなんですね。
財務省が中国国債を購入する意義って、明確には存在してないですもん。それなら、これまでのドル買い一辺倒というのが説明できないでしょう?
いや、勿論、極々少額の他通貨も持ってはいるけど、申し訳程度でしょう?

それを責めてはいませんがね、ここに来て急に言い出すというのも超笑えるわけで。

今年、7月28日~11月28日までの僅か4カ月間のうちに(実質的にはほぼ3カ月くらいだ)、13兆6千億円がつぎ込まれたわけですわ。

復興資金にかって?




ざんねーん、違います。
いえいえ、そうじゃないんですよ。

為替介入ですわ。ドル買いにつぎ込まれたんですよ、これほどの資金が。大借金の国債新規発行で。

財界のバカどもが介入しろ、介入しろ、と言うその口で、「復興増税しろ」とか言い、新規国債発行は借金だから止めろ、とか、財政再建が先だ、とか言うわけですわ。

自分たちの為になら、13兆6千億円もつぎ込んでいいぞ、しかし被災者の方々に使う数兆円の国庫負担でさえ「増税で賄え」と言うんですわ。おかしいでしょう?


世の中というのは、こういう出鱈目がいくらでも通用してしまうのですよ。


アメリカ様は、米国債格下げと債務上限引き上げ法案の混沌で、ドル売りが来ていたことを大層気にされていたわけです。このままでは、本当にドル離れが進むんじゃないか、ソブリン債の危機感が伝播して来るんじゃないか、とね。

それで、日本には「ドルを買い支えろよ」というお達しが来ていたわけです。野田総理は以前の財務大臣時代から、ホイホイドル買いをしてくれる、大変物分かりのいい操り人形でしたから、大変重宝されるということなのです。


で、中国が米国債売りをやっていた、ということらしいです。

>http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1217&f=business_1217_058.shtml


10月に中国が大幅売り越しとなっていたのを、日本が買い支えました、みたいなものだな。中・英で274億ドル売り越し、日本が222億ドル買い越し、ということですから、売りを吸収したようなもんですわな。

つまり、日本の行った為替介入というのは、米国側の都合で「ドルを買っとけよ」と言われたので、ハイ早速、ということで実施したようなもんだ、ということである。それだけの為に、13兆6千億円がサクッと投入された、ということである。復興財源には、サクッと投入しないのに、ですね、はい。

で、外為特会で為替損が40兆円にも膨れ上がらせた財務省が、今度は中国国債を買います、と言い出した、と。

財務省自身がこんなことを考えて実施するはずがないw。
官僚主義的官僚(当たり前か、官僚だけに)達が、そんな発想を持ち合わせているはずがない。これまで誰もやってこなかった大それた提案を、ここでしようなどと考えるはずがない。あるとすれば、アメリカ様の要請(つまりは、ご命令、である)があった場合のみ、だ。

まさか、拙ブログ記事でも読んでいただいて、それに触発されたわけではありますまいね?

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/f9c3eee96dfd2e8357b7c37003337646


米国の貿易赤字圧縮には、人民元高が必要だ、と。為替変動が簡単ではないのなら、日本が人民元を買えばいいんだ、それは同じような効果をもたらすであろう、ということですかな。

まあな、いつもいつも「米ドルを買い支えろよ」と要求するのも限りがあるので(ドル安に戻る度に為替損が拡大するから、40兆円の為替損をウチのブログみたいなド素人にも嗅ぎつけられて責められるからwww)、あからさまなドル買いを要求しにくくなるな、と。

そうすると、日本が人民元を買えば、中国がドルにペッグしようとするなら「ドルを買うよりない」ということになり、ドル売り継続は難しくなるな、と。
人民元高になればなったで、貿易黒字が圧縮されるであろうから、それもよし、と。

だから、日本が人民元を買えばいいんだ、オレっちは何て頭がいいんだ(米国の財政当局の政策を考える誰か?の心の声)、と。


ふーん、そうですか。
まあ、漁夫の利を目指すは上策ですわな。日中間でやらせておけば、米国の金を使わなくても済むもんねー!ってことですわ。


米国が最も怖れているのは、米国債のファイナンスがいずれ困難になってゆく時、だ。中国はもう以前のようには、ばかばかドルを買ってくれなくなっている、と。むしろ、ドル売りの潜在的脅威である、と。


そうなると、ドル買い=米国債買いの主体として残ってるのが、日本くらいしか存在してないぞ、と。欧州のこれまでの買い手としての資金力は、以前に比べると格段に少なくなっているぞ、と。

そうなると、米国債のファイナンスが「どこまで可能なのだろうか?」と考えるようになってきたな、ということであろうね。何たって、6割くらいが海外の買いでしたかな?

もっとも大きかった中国という買い主体がもし抜ける、ということになると、どうなるであろう?
米国債のロールオーバーの額は、年間何兆ドルかな?その売却先が細ってゆくことになれば、今後発行額が増える一方なのに、どうなるだろう?

そういう恐怖があるわけである。だからこそ、人民元を買え、と求めるわけだ。それは間接的にドルを支えることになる、と。


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財務省はFX予算を削減せよ

2011年12月20日 18時46分38秒 | 防衛問題
本当にどうしようもない連中が、この国の防衛を担っているということなのであろう。まあ航空自衛隊幹部には、例の「タモさん」みたいなアレげな人がいたくらいですから、推して知るべしではありますがね。


>http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK804694620111220

[ワシントン 19日 ロイター] 米国防総省は、日本政府が航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)に米ロッキード・マーチン(LMT.N: 株価, 企業情報, レポート)が主体となって開発しているステルス戦闘機F35を選定したことに歓迎の意を表明した。

 国防総省は日本政府の発表を受け、「F35プログラム関係当局は日本とパートナーシップを強化し、アジア太平洋地域全体の安全保障の強化に貢献することを楽しみにしている」とする声明を発表した。



予算案で止めるか、民主党で止めるか、くらいしかないでしょうな。だが、それはかなり困難ということになるわけだ。大臣とか閣僚なんかの決定権限なんてものは、単なるお飾りに過ぎないというわけだから。まさに戦略なき国家、特定者利益優先の政治であり国防であることを露呈したということであろう。


また喩え話で書いてみますか。

野デブがペン太ゴンに「おい、お前、ちょっとこっち来てみろや」と呼ばれました。「いい店に連れてってやるぜ、お前も楽しめ」と無理矢理連れ込まれました。そこは単なる「ぼったくりバー」でした。ペン太ゴンに「お前、金払っとけよ」と脅されました。いや、とっても優しく言われました。けど、目はマジで殺し屋みたいな目で睨んでいました。彼は引きっつった笑みを浮かべていましたが、目の奥底では「テメー、死んでみるか」と雄弁に語っていました。払わないとどうなるか、一目瞭然でした。
野デブは仕方なく言いなりになることを選びました。すると、ペン太ゴンは言いました。
「センキュー、センキューべりまっちょ、これからもまた一緒に店に行こうな、楽しみだぜ、イェイ」

そんな感じです。


国防総省は開発が滞っていて困っており、まず予算が足りなくて、このままだと本当に頓挫しそうだ、ということで、兎にも角にも日本に「金よこせ、さっさと資金供給をしろ」と迫ったということです。共同開発参加国の英豪なども金を出すというわけでもなく、今後の進展次第では「このままじゃ、購入できんかもな、そんときゃ、諦めだな」という残念ムードが漂っていたわけです。

このままでは、本当に開発計画そのものが挫折してしまい、永久にお蔵入りになってしまいかねない。それだけは、何としても防ぎたい、と。金づるの日本をどうにかしばき倒してでも、計画に「引き込まねばならない」、と。そうすれば、他の参加国も諦めを回避してくれるであろう、と。要するに、「パトロンが付いたよ」という「見せ金効果」が日本の役割ということである。

要するに、そんだけ。で、購入価格は向こうが決める。円高だから、どんだけふっかけても「シメシメ、ラッキー」ということなんだよ。1機6000~7000万ドルとか言ってたのも、出まかせ。「ああ、思ったより開発予算がかかっちゃったみたい、だから、1機150億円ね」みたいに、後でいくらでも高値をふっかけることが可能、ということだ。それは、国防総省への「日本の約束手形」みたいなものであり、しかも額面の書いてない「白紙の小切手」みたいなものなのである。


日本の空幕幹部は、後年の負担のことなど心配なんかすることもないのだ。今さえよければいい、ということ。自分の今の立場、利益さえ守れるなら、日本の国のことなど「どうだっていい」というような連中ということである。F35でもいいなら、オレが画用紙に戦闘機の絵を描いて、「ハイ、1機40億円ね、これで日本の空を守ってね」と言ってやろうか?オレの絵とF35の実質的違いはあるか?ないだろう?

それでも防空体制には支障ない、ということなのだから、予算はいらない、と表明したも同然だろうよ。


機種選定は寄生虫どもの勝利となってしまったわけだが、これを止める方法は予算カット以外にはない。


ロイター記事の国防総省の発表を翻訳してみましょうか?

「日本へのタカリを強化し、アジア太平洋軍の軍事費ぼったくり強化に貢献できることを楽しみにしている」

すごーく、一般人にも分かりやすく言い換えるとね、次のようなことです。

国防総省は以前から日本に対して、「さっさと金持ってこい、バカ野郎、言われた通りにやってりゃいいんだ」と脅してばかりいたわけですわ。ゲーツが日本にやってくる度に、「もっと払えや、ボケカスどもが」と凄まれておった、と。これに加担する売国「地頭クラス」が国防総省をバックに威張りまくってきた、と。

今回のF35選定でも、やはり「開発の遅れは日本が金を出さないと解決できない、開発予算が限られてきたせいで、進展してこなかったんだ、だから、日本が加入してくれさえすれば、一気に進むことができるし、配備の目途も立つ」とか、色々とうまいことを言われて、その気にさせられ煽てに乗せられて、「これに決めました」と言わされたんだよ。
断ればどうなるか分かってるな、普天間が止まっている今、FXでもアメリカ様の不興を買えば、我々は終わる、それがイヤならF35と言え、と。


こうしてぼったくりに遭うわけですわ。
日本というのは、本物のアホな国ですな。正真正銘の、寄生虫にとってはまことに都合のよい、おいしいカモなんですよ。

敢えてカモになりたい、と申し出る政治家たちの真意を知りたい。
謎ですわ。ワケが分からん。

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流動化する世界と新世代

2011年12月19日 18時17分31秒 | 外交問題
北朝鮮の金正日の死が伝えられた。

2011年というのは、本当に激動の一年ということなのであろう。


日本では、3.11という激甚災害に見舞われた。日本の観測史上最大級の地震と想像を絶する津波に襲われた。
そして、福島原発事故。「FUKUSHIMA」は世界のフクシマになってしまった。


外に目を向けると、アラブの春に代表される旧統治体制崩壊があった。カダフィは追われた。
米国の秘密作戦で、遂にビンラディン殺害となった。
そして、金総書記の死。

世界は流動化してゆく。
世界の至るところで、新たな統治者が登場することになるであろう。混迷を深める欧州、財政赤字に喘ぐ日米。

日本にも新世代の登場が必要だ。
悪弊を維持し続ける老害は、退場願うべきであろう。



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事故原因の隠蔽を続ける東電~6

2011年12月18日 16時30分21秒 | おかしいぞ
何度も恐縮だが、出鱈目の説明を繰り返し騙してきたのは東電である。

東電は、本当に解体されるべき。
異様なまでの隠蔽体質だからだ(オリンパス事件もよく似ている)。
どうして、このような隠蔽を可能にするかと言えば、東電を守ろうとする官僚、政治家、財界、マスコミ等々がいるからである。

財界というのは、これまでの関係というのもあるし、経団連の中での東電の占めてきたポジションというのもあるし、取引関係とか銀行などのバックもあるだろう。そういう連中が結託して守っているのだ。しかも、東電の株主として大きな利害関係を有する連中も、当然ながら守るわけである。

そうした背景を利用して、東電はいつまで経っても反省もせず、事故原因の解明にも協力せず、うやむやにして済ませようということになっているわけである。

この国では、誰もが責任を逃れ、或いは責任転嫁や無責任に終始しようとするわけである。東電の隠蔽体質がそれに拍車をかけるのだ。

>http://mainichi.jp/select/weathernews/archive/news/2011/12/17/20111217ddm012040194000c.html


これまでにも幾度となく疑惑を書いてきたが、東電は説明を回避してきたのである。

10月29日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/87e660e99bd74ed29357431c4b98f558
11月23日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/eb8ccb431388676cf2ba18cd2df09ce7


で、今頃になって、少しだけ情報が漏れ伝えられましたよ、と。
>http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY201112170568.html

収束した、と宣言しておけば大して責められないで済むかもしれないから、というようなことであろう。メルトダウンのこともそうだったが、後出しならば責めは少なく済むから、という算段なのであろう。

当初から、人災の様相だったことは窺えたのに、「津波のせいだ」という誤魔化しに騙されていただけなのだ。

3月22日>福島第一原発~重大事故の連鎖

拙ブログでは、約10日後時点で「どうもおかしい」と感じていたわけである。当方は原子力発電所とかの仕組みやシステムについて、全くの無知であったので、何がどうおかしいのかが解ってなかったが、素人目で見てもおかしいと感じざるを得なかったということだ。


4月11日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/332e74bfd708258ad71f59ba0c864e76

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/8bf26566199f8d07ba01607fda050812

8月18日>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/188e9f2b836e7a07e749655e071edf90



どうしてこんな重大事故につながったかと言えば、ひとえに東電の「異様なまでの隠蔽体質」というものがあったが故と考えるようになった。過去の不祥事なんかも共通しているのだが、反省が全くないまま来てしまった、ということだ。いつもその場しのぎで誤魔化し続けてきたから、ということだ。その総決算が福島第一原発事故だった、ということである。

普通の人たちは、原発の情報とかを調べたり理解するのは困難である。当方もそうだ。専門的なことが多すぎて、言ってる中身や用語が知らないことばかりで、説明なんか聞いて聞かなくても、どちらにせよよく分からない、ということだった。だから、東電はいくらでも言い訳し、言い逃れに徹し、誤魔化し、言いくるめることができてきたのだ、ということである。彼らのウソや出鱈目を指摘できる人とか、専門的知識のある人なんかの意見や声は、一般には全く知らされずに来てしまっていた、ということだ。

東電の異常とも呼べる官僚主義的「失敗回避」術は、極限にまで達してしまった、ということだ。失敗があっても、なかったことにしよう、なかったことにできる、というような体質が、完璧なまでに磨き上げられてきたということである。たとえミスが発覚しようとも、何を言ってるのか分からない用語を並べ立てて記者質問を回避してしまいさえすれば、誰も何も言えないということにできたのだ。その後押しをしたのが、「原子力ムラ」の連中だった。財界も、マスコミも、そうしたムラの一部を構成してきたのだ、ということだ。原子力推進の為には、東電のミスなど取るに足らないものだったのだ。


こうして、今の東電は完成体となった。誰からも責められることがない、責任も問われない、ぬるま湯体制だった。

2010年6月の保安院検査期間中に発生した、2号機のスクラム事故があった。
あの時の対応には、疑問点がいくつもあったのだ。あの教訓を生かしていれば、今回の対応ではもっと違っていたかもしれないのである。昨年6月の事故が示していたのは、スクラム後の対応には問題があるのではないか、ということだった。
所内電源系統がダウンした後、D/G(非常用ディーゼル発電機)起動したのに、高圧注水系を動かさず(起動できなかった?)、隔離時冷却系(RCIC)で冷却した事故だった。今回の地震後の津波来襲直前の状態とほぼ似ていたのだ。つまり、スクラム後の手順というものが、十分徹底されていなかったのではないのか、という疑いが存在したままであった、ということだ。

今回の震災直後でも、D/G起動しているのに給電がうまくできないことがあった可能性もあるかもしれない。1号機では、電源喪失には至っていないのにICが数分後に起動したわけで、「電源が生きている(D/G発電)時のスクラム後手順」というものが取られていたかどうかは、疑問である。

もしもスクラム後の停止手順が正しく実行されていたならば、もっと違った状況は考えられたかもしれない、ということである。

それを阻んだのは、東電の特異体質であったろう、ということだ。


余談だが、事故原因の究明に東電が極めて非協力的であり、聞き取り調査などに対しても情報を正確に話さないといったことがあるのであれば、福島第一の人間にだけ聞いても難しいかもしれない。
やるべきは、福島第二原発の人間から詳しく聴取することだろう。ここでも東電の邪魔が入るというのであれば、東北電力とか(女川はきちんと停止できていた)の人で、専門的知識のある現場の人間から詳細に聴取すべきであろう。

本来的にはどのように止めるか、という手順や操作方法などについて、東電が言わないのなら外部の人間に聞くよりない。操作にはポイント、ポイントというものがきっとあるはずで、例えば「ここでこうやるのは、別なこれこれを引きおこさない為です」とか、「先にこれをやるのは、これこれの理屈だからです」といった説明が存在するはずだから、だ。これは料理だろうと何だろうと、作業には大体共通しているものだ。そういう解説と照らし合わせてみると、東電のとった対応や手順というものがどうであったか、ということが理解しやくなるはずだ。
だから、福島第二原発と女川原発の停止手順や操作の時系列について、電源喪失時の教訓を得る目的で保安院が聴取するということは可能であるはずだ。「重大事故に至らず停止できた2例」と福島第一原発の例を比較検討すれば、何がどうであったのかということが理解し易くなるはずでしょう、ということである。


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続・マイクロファイナンスは日本の生活保護を解消できるか

2011年12月17日 17時04分49秒 | 経済関連
んー、言いたいことがまるっきり分からないわけではないけど、政策的に無理なんじゃないですか?(笑)

>http://b.hatena.ne.jp/entry/www.tachibana-akira.com/2011/12/3576

こっちは別に役所の人間でもなけりゃ、生活保護担当でもないわけだから、生活保護業務が失われたとて、困るわけでもないから、積極的に反対する意味はないのだけれど、でも議論のやり方としてどうなのよ、とは思いますわな。

何、途上国じゃなくても、ノルウェーでもあるよ、という「事実、実例」を挙げたい、というのなら、それはそれでかまいませんよ。
誰も先進国にはマイクロファイナンスという制度はない、といった主張を繰り広げているわけではありませんので。

問題点は、貧困層とか無業層な方々に「(5人組)連帯債務保証付き小口融資をしたら、新規事業立ち上げで自立できるようになるか」という話である。

日本でも「生協の例」(http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/65ed532120d506bfa9504fd9f949b686)だとか、NPOなんかの融資例は多重債務対策の会議なんかでも散々呼ばれていたわけで、目新しいものでも何でもないだろう。


生活保護世帯の人々に、融資をすれば自立するようになり解決できるとでも言うのなら別だが、ノルウェーの一例は「ああ、そういう例もあるんだね」という参考にはなるだけで、万人に共通する解決策ということでもあるまいに。


もし、本当にそうだとすると、クリントン政権下でマイクロファイナンスを導入したというのに、どうしてアメリカの失業率が今のように高いままで、長期失業が問題となっていたり貧困層のデモなんかが起こったりするのか、説明を試みるべきではないか?(笑)
どうして、融資をしてやらないんだよ、とな。5人組を作って、事業を起こせと、何故誰も言わないんだ、と。それで解決できるではないか。みんな、マイクロファイナンスも知らないバカ揃いの政策担当だからだろうか?


こういうのはアメリカだけの問題ではない。スペインだってそうだ。マイクロファイナンスが存在しないわけではない国で、なぜ失業率が高いまま、融資で解決されないのか、そのことを考えてみるべきであろうね。

そうすれば、生活保護がなくせるヒントが掴めるかもしれない。


まあ、できるんでしょう、きっと。



コメント
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