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こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

ふたご座物語~カストルとポルックス~

2014年02月23日 | プラネタリウム

 今月はなんだかんだで、なかなか行けなかった「久喜プラネタリウム」へやっと行ってきました。って言ってももう2月も最終週なんですよね…。

 今月のテーマ番組は「ふたご座物語」と「12星座」である「ふたご座」のお話ですね。まぁ、誕生日星座である「ふたご座」ですから、名前を知らない方はまずいないと思います。でも、何処にあるのか?と聞かれると、簡単に星空を見て、見つける事ができる人はそんなに多くは無いと思いますよ。天文をやっている人は別と考えて。

 「ふたご座」のある位置は「今」でしたら「木星」が目安になります。19時辺りでしたら天頂付近にある一番明るい星が「木星」ですからね。そこから少し北を見れば2つに並んだ明るめの星がありますから、それが「ふたご座」の「α星 β星」である「カストル」と「ポルックス」です。でも、コレは「今の時期だから使える」方法で「木星」は「惑星」ですから、夜空をどんどん動き、日々その位置を少しずつ変えていきますので、来年探そうとして、木星を目印にしても、そこは「しし座」の領域ですからね。スタンダードな方法としては「オリオン」の「リゲル」と「ベテルギウス」を結んだ線を北へ延ばしていく方法でしょう。

 さて、「星」は基本的に「その星座域にある一番明るい星」が「α星」とされているのですが、「ふたご座」の場合だけは例外なようで、「α星」である「カストル」は「1.6等級」。「β星」である「ポルックス」は「1.2等級」と「β星」の方が明るいのです。これは「兄」である「カストル」に「α星」を譲った形になりますね。ちなみに「1.6等級」は「四捨五入」をすると「2」になりますので通常は「2等星」として扱われます。そうそう、「カストル」は「銀色」に輝き、「ポルックス」は「金色」に輝いているという表現もありますね。なお位置としては「カストル」は「西側」、「ポルックス」は「東側」になり、覚え方としては「カストル」のさらに「西側」には「ぎょしゃ座」の「カペラ」があるので同じ「カ」が付くので。そして「ポルックス」は「東側」に「こいぬ座」の「プロキオン」があるのでその「スペル」の頭文字である「P」から。となんとも強引な方法があったりしますけどね。

 神話ですが、コレは結構長いので簡単に説明しますが、「ふたご座」の「カストル」と「ポルックス」は「ゼウス」と「レダ」の息子で、「ゼウス」が「白鳥」に化けて逢引した事から「卵から生まれた」事になっています。「兄」の「カストル」は「人間」、「弟」の「ポルックス」は「神の血を引いた」そうです。そして、2人は「ケイローン」に従事し「カストル」は「ボクシング」を「ポルックス」は「馬術」を習ったそうです。そして2人は「アルゴ船の冒険」にも登場します。「星座」になったのはあるいざこざで「カストル」が死んでしまい、「ポルックス」は自分も後を追おうとするのですが、「神の血」を引いているので死ぬ事ができません。そこで、「ゼウス」に頼み「星座」にしてもらったそうです。

 そんなふたご座、目に付く明るい星が、2つ。ほとんど明るさは変わらないく並んでいることから様々な呼び名があり、「二つ星」、「めがね星」「かにの目」「犬の目」「睨み星」と「一対の目」として見立てられる事が多く、その他にも、星野並びが「漢字」の「門」に似ていることから「門星」「松杭星」「門柱星」なんてもよばれ、さらにその姿と見えている時期から「ひな祭り星」とも呼んでいた地方もあるそうですよ。

 今回の投影で一番驚いたのは、最後に問題があり、「ふたご座」の「神話」で「星座になっている人物・物がいくつ出てきたでしょうか?」とあり、答えは結構多い数とビックリです。しかもこの問題、急に出されますから意表を突かれます。

 それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。「ふたご座」はその名前のように「対」になっている呼び方多いのですよ。

2014_02_23

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