私が所持している「インプレッサWRX STI STI 20th ANNIVERSARY」。ようは「GRB」ですが、「ハッチバック」という事もあり先代である「GDB」に比べるとやはり「車体剛性」が低く高速でコーナーに入るとわずかながら「ねじれ」を感じるんですよ。特に一人でしたらそうでも無いですけど人を乗せたり、重い荷物を積んでいると「ん?」と思うワケですよ。それに、長年乗るつもりでいますのでシャシー自体の耐久性も持たすために「シャシー補強」は必要だなぁって思っていたのですよ。そんな時に2度の「PWRCチャンピオン」を獲得したラリードライバー「新井敏弘」氏が率いるアライモータースポーツから1通の「DM」が。「冬のボーナスキャンペーン」が開催され、その中で「アライモータースポーツ」が自社開発した機能性パーツ「AMS Response」から「Rain Force Berシリーズ」が発売されたのです。今回のリリースでは「GR/GV/GH」つまり「三代目インプレッサ」用として「RFBストラット1」、「RFBフロア1」「RFBリアコントロール1」の3種類。
「ストラット」はフロントのストラット部分に装着しステアリングレスポンスを高めインリフトを防ぐので内輪のトラクションを高める事ができるのです。そして装着方法が変わっており、普通ストラット系の補強と言うと「タワーバー」が多いのですが、これは「タイヤハウス」の内側、エンジン側のボディとストラットに「スレーブ」を張ってあるのです。
「フロア」はその名の通り「フロア」の剛性を上げるための「フロアブレースバー」でして、大抵この手の「スレーブ」は何箇所に分割されているのですが、この「RFBフロア」は「サスペンション取付部」と「フロアセンタートンネル」とを左右に繋いだ「一体形状」でブレースバーを分割せずに一体化した事でフロア全体に高い剛性をもたせる事ができるのです。その為、フロア全体の剛性と、フロントロアアームとクロスメンバーを繋いでいるので、前後サスペンションに一体感が生まれ、車の動きが格段に良くなる効果を出してくれます。
「リヤコントロール」は「リアクロスメンバー」装着する事により、「トーコンアーム」取付部の強度が上がり、たわみが抑えられコーナリングの姿勢を安定させる事ができるのです。実物を見るととても小さなパーツですが、リヤサスペンションの動きが「リジット」になり挙動を安定させるのです。
詳細は「アライモータースポーツ」サイトにてご確認くださいね。価格ですが「RFBストラットⅠ 」定価25,000円、取付工賃12,500円。「RFBフロアⅠ」定価99,000円、取付工賃13,000円。「RFBリアコントロールⅠ」定価10,500円、取付工賃3,000円 で総額163,000円
と、いった効果があり、しかも「ラリーワークス」が出しているパーツですからやはり興味がありまして、今日付けちゃいました。
ただ私の場合「インプレッサWRX STI STI 20th ANNIVERSARY」でして、「特別装備」として「フレキシブルフロントロアアームバー」が装着されているので、「RFBフロア」と干渉してしまうのです。じゃぁ「ロアアーム」を外しちゃえば良いじゃん。と思われるでしょうが、「「インプレッサWRX STI STI 20th ANNIVERSARY」の特別装備は残したいんですよ。その旨を「アライモータースポーツ」に相談したところ「フロント部分」を一部切り落とす事によって多少剛性は落ちてしまいますが、「フレキシブルロアアームバー」を併用する事ができるという事で、そのように加工してもらう事にしました。ただこの前付けた「フロアカバー」は干渉してしまうので外さざるを得ないそうです。それと「燃料タンクカバー」も外す事になります。折角付けた「フロアカバー」は残念ですが外す事にしましたよ…まぁ剛性が上がるのですから「引き換え」って事で。
さて、取り付け時間は全部で1時間半程度で終了します。それにしても外した「フロアカバー」を持って帰るのが結構大変で「リヤシート」を畳んでないと積めませんでしたよ。この使わなくなってしまった「フロアカバー」ですが、希望者される方に格安でお売りしますよ~。
肝心の効果ですが、ワインディングを走っていませんので細かい効果は解りませんが、帰りの道のりでもある程度感じる事ができましたよ。乗って走り出した時に車体全体が「引き締まった」感じが。顕著に感じられるのは「辻」を曲がる時に今までは遠心力以上に外側に引っ張られる感じがしたのですが、それが殆ど感じられないようになりましたね。S字コーナーのような切り返しのような場面でもリヤがねじれで遅れている感じがしたのが収まり、制御はしやすくなってます。それは「クイックレーンチェンジ」のような場面でも言えますね。ともかく車体が安定しており「リヤ」と「フロント」の一体感が増しましたね。また「フロント」の「フレキシブル」シリーズは今まで以上に仕事をしていてるのも感じられました。
それでは本日の登場人物は当然ながらこの方ですね?私の所持する「インプレッサWRX STI STI 20th ANNIVERSARY」のキャラクターである、「樹と森の守護霊」の意味を持つ「ドリュアド」の称号を持つ「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局」所属の「気象精霊」、「エレクトラ・ドリュアド・ウィークス」さんです。近いうちにワインディングで試したいのですが「フェールタンクカバー」や「フロアカバー」が無くなってしまったので「ラフ」な所を走るのはチョット怖いですね。自作でゴムシートでフロアカバーでも作ろうかしら。