昨日から新聞、ニュースで話題として上がっている「金星探査機 あかつき」の「金星周回軌道入り」ですが、現時点(22時現在)ではまだ乗ったかどうかは不明なようですね?何でも通信が金星の裏側へ入った時に20分程度通信が切れる予定だったのが1時間半経っても通信不能となってしまい、キチンと減速し、周回軌道に入ったのか全く分からない状況なようです。しかもその解析結果は22時頃発表を予定しているようですが、これはずれ込み明日発表な感じがします。
この「あかつき」なのですが、「金星探査機」と言われていますが、実際は「金星用気象衛星」なんですよ。ですから、「あかつき」で「金星の誕生」や「内部」を詳しく調べるのではなく、「スーパーローテーション」と呼ばれる「風速100m/s」もの大気の流れを解析したりするのが主な目的なんです。
それでは、本日の登場人物は「気象」な話でもあり「天体」な話でもあるのでこの方、「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理局 局長」で「知恵者」の意味である「マギエル」を称号に持つ「ミズハ・マギエル・シグルドア」さんです。現在では「天象精霊」な「ミズハ」さんですが、修行時代は「気象精霊」の講義を「教育実習生」だった「アルセレート」さんに教わったという経歴があるんですよ。はてさて、「あかつき」は予定通り金星軌道に乗れたのでしょうか?