こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

都会の森へようこそ。

2010年12月08日 | 博物館・科学館

 「首都高速2号線」。その「目黒インター」の近くに「森」があるのをご存知でしょうか?そこは「国立科学博物館付属 自然教育園」。その名前の通り「かはく」の「自然教育園」となっており、都会の中で「自然」を学ぶ事ができるのです。そんなワケで行ってきましたよ。まぁ、「かはく生物多様性シリーズ2010 スタンプラリー」の最後の「スタンプ」個所って事もあるのですが、ともかく一回は行ってみたい場所でしたからね。都心部という事もあり「自然教育園」自体には「駐車場」は無く付近には「コインパーキング」があるのですが、「白金」という土地柄駐車料金が平均して「10分100円」クラスと大変高価…。駐輪場はあるので「モーターサイクル」なら大丈夫です。しかし「公共交通機関」での利用はしやすく、「JR 山手線」「東急 目黒線」ですと「目黒駅」から徒歩7分」、「東京メトロ 南北線」「都営三田線」ですと「1番出口」から徒歩4分。「東急/都営バス」の「橋 86」「黒 77」「東 98」系統で「白金台5丁目」停留所から徒歩1分にて行く事ができるのですから、公共交通機関で行く事をおススメします。さて、入り口はとてもそっけなく、ヘタすると通り過ぎてしまうかもしれない程地味ですが、入口へ。入園料は「一般/大学生 300円」、小中高、及び65歳以上は無料なんですよ。そして私のように「リピータズパス」や「かはく友の会」の会員さんもパスにて入館できるのですよ。まずは「管理棟」へ入るのですが、そこで「入館証明」として「リボン」を渡されます。このリボン、よくある「運動会」での「等賞」を表すリボンのように「安全ピン」で留める方式なのですが、「ゴアテックス」素材のジャケットですと付ける場所がシビアですよ…。私は「ECWCS」を着ていたので本来の「階級章」を付けるループ部分に留めておきました。このリボン「ピンク」なのですが、時期とかによって変わるのでしょうかね?

 管理棟の内部はこの「自然教育園」の紹介が主で「展示」らしい展示は特にはありませんですが、時期によっては「企画展示」があるようですが、あまり広くないですから「ミニ展示」クラスになるでしょう。管理棟を出て「園内」へまずは「管理棟出入り口」から右側正面あたりにある「リーフレット」を取りましょう。この「リーフレット」にはその月の見どころを「問題形式」で案内しており、園内にそれ用の看板があり、リーフレットと照らし合わせて行くと一層楽しめます。

 今日は気温が低くいですが空気は澄んでおり、とても気持ちが良いコンディション。しかも園内は「東京23区」の街中とは思えない程の自然に溢れ木々が立ち、鳥のさえずりもかしこから聞こえます。「自然教育園」は全部で3つの植物園からなっており入り口付近は「路傍植物園」と比較的山道などの道端で見る事ができる植物があり、今の時期ですと「イロハモミジ」が良い感じで紅葉していますし、「お正月」には欠かせない「マンリョウ」に「センリョウ」もあります。そこを進むと「三差路」に「右」が「ものがたりの松」、「ひょうたん池」方面へ行く道で「左」は「水鳥の沼」、「大蛇の松」がある方面で、こちらは「鳥」が多い場所となり、「池」や「沼」がありますのでここらは「水生植物園」で池や沼、そして湿地に生息する植物が中心になります。また池があるので「カモ」などの鳥も今の時期見る事ができますよ。それで、この道は「周回路」となっており、三差路の最前方は「武蔵野植物園」で「武蔵野」の「雑木林」をモチーフになっています。園内は結構広くある程度じっくり眺めながら散策していると4時間くらいはかかるほどです。

 それで「ものがたりの松」と「大蛇の松」ですが、これは、この「自然教育園」の前身が今から4~500年前の中世豪族の館から始まり、江戸時代には「高松藩主 松平頼重」の「下屋敷」である名残で、「ものがたりの松」は「松平家 下屋敷」の時の「回遊式庭園」だった名残でその時にこの松が植えられたのです。「大蛇の松」も「ものがたりの松」と同じ時期、つまり今から300年以上前に植えられた松でして、こちらの方が太く、そして、真っ直ぐ高く伸びており、ホント「大蛇」のようですよ。

 東京23区の真ん中とは思えない程の静かさに濃厚な「森」のニオイ、一瞬ここが23区内という事を忘れさせてくれますが、時折見える「高層マンション」や「救急車」のサイレンが「東京都心部」である事を思い出させてくれますケド、そうでなければどこかの山の中と言っても誰も疑わないでしょう。それだけ「都市部」とは隔離された空間でしたね。

 それでは、本日の登場人物は、このシリーズと言えばこの方、、「命を見守り見届ける者」として「命の女神」の任に就いている「天元界 生物運脈省 霊魂運命監査室 霊魂運命監査室長」の「アルセレート・エリクス・エフォナー」さん。「23区内」の森へ行っていませんか?ちなみに背景はその「自然教育園内」です。「イロハモミジ」が綺麗に紅葉していますね。

2010_12_08

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