昨年12月から使用可能となった「BMW Motorrad Connected」のNAVI機能。
私がR1250RTを購入した時点ではまだ「日本語版」がリリースされておらず、その後も日本語版がリリースされた後でも日本国内のNAVI機能は使えなかった事もあり、ポータブルNAVIの「gorilla」を使用しています。
しかしながら折角「BMW Motorrad Connected」でNAVI機能が使えるようになりましたので、何度か使ってみたのですよ。
まず、ルート設定ですが、「ガソリンスタンド」、レストランなどの「飲食店」、「宿泊施設」、病院、薬局の「健康施設」はある程度のワードを入力して検索するとそれに沿った物が候補として出るようになっており、それ以外は「施設名称」や住所を入力することで候補が出てきますし、地図から直接選ぶ事ができるので、予め「Google」で調べてからそのデータ、住所やら地図で直接選ぶような事をした方が早そうですね。またお気に入りも登録すれば呼び出すことが可能です。
ルートの条件は「時間優先」「距離優先」「効率的」があり、モーターサイクル用に「カーブが多い」とワインディング路を積極的に選ぶルートも選択できるのは面白いですね。ただ私は使いませんでしたからどのようなルートを選ぶのかは解りませんが、多分ですが、距離や時間を無視してツイスティな道を選ぶのではないでしょうかね。それが、走りやすい道かどうかは解りませんけど。後は高速道路、有料道路、未舗装路、フェリー、トンネルを回避するかの選択もあります。ただ、コレが少々ややこしく、デフォルトでは選ぶ事になり、「ON」にする事で「回避」になるのは多くのNAVIとは逆になるので、わかりづらい感がありました。
で、問題のルート案内ですが、曲がる場所、方向は案内してくれますが、レーンナビは無いので、どこのレーンに入るのかは解りませんし、拡大図もありません。なので「青看板」表示もありませんから、親切ナビに慣れていると迷いやすいですね。
また、ルートも「どう考えてもコレは時間がかかるでしょ?」というルートが提示されますし、ルート選択ルーティンも幹線道路優先として選んでいるのか、距離を優先して細い道も利用するのかがとてもつかみづらく、国道から生活道路へ入ったりがありますので、拡大もありませんから込み合った辻ですとどこなのが解らず迷います…。
自車位置も「スマートフォン」の「GPS」から割り出しているので精度は低く、メーターディスプレイに表示はしていますが、車速などは一切考慮していませんから、トンネル内などGPSが受信できない場合は位置をロストします。なので「ディスプレイオーディオ」に「androidauto」などで表示しているのと変わらない感じですね。
それとこのBMW Motorrad ConnectedアプリのNAVIシステムですが、コレは「ガーミン」がベースになっている感じですね。表示がガーミンその物なので。BMW Motorrad Connected自体で、世界各国の複数国レベルで地図がダウンロードできますから、そう考えると「ガーミン」が無難なんでしょうね。これが日本独自でのだったら「NAVITIME」のが使えればかなり良い出来になったと思いますけどね。
実際に同じ目的地、羽村市動物公園から自宅までをでBMW Motorrad ConnectedアプリのNAVIと「gorilla」で選んだルートを走ってみたのですが、BMW Motorrad ConnectedアプリのNAVIではなぜにこのルート?と解りづらく道も細い所を通るので低速になったり、混雑しやすい道を選び、「gorilla」に比べると10分近く余計にかかり、距離も3kmほど余計にかかっていましたよ。
結果として、私としてはBMW Motorrad ConnectedのNAVIは使えないって事で。
それでは、本日の登場人物は「BMW Motorradディーラー」に勤めており「日本のアニメ」と「モーターサイクル」が大好きな「ドイツ」原産である「ラージミュンスターレンダー」の「Chiefille」である「アデーレ・ヘンネ」さんです。BMW Motorrad ConnectedアプリのNAVIを使った「アデーレ」さん、その案内するルートを見て…。ちなみに背景はBMW Motorrad ConnectedアプリのNAVIルートと「gorilla」のルートを比較したものになります。
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