こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

果てはまだまだ続く

2007年07月16日 | プラネタリウム

 今日でお盆は終わりですので、本家の、まぁウチのお墓へ行ってきました。それで、お寺の近くに「ユートリア・スターガーデン」があるので、ついでに寄る事にしました。といっても「お墓参り」は午前中に行くもので、到着したのは11時30分頃でしたが、プラネタリウムの上映時間の13時30分までは結構時間がありますので、お墓をキレイに掃除して、それでも1時間半近くは余っちゃいました。台風の名残の風に吹かれながら文庫本を読んで時間調整して、いざ。

 ユートリア・スターガーデンはプラネタリウム巡りの始めの方、2月辺りに行ったので今回で2回目です。でもその時はファルさんを点検に出していたので、モーターサイクルで行くのは今回が初めてです。モーターサイクル用の駐車場があるので停めるにはそんなに心配しないで済みます。駐車料金はモーターサイクルは無料です。それと、自動車の場合は地下駐車場がありますが収容台数は50台となっており、最初30分は無料ですが、その後30分毎に100円となってます。とりあえず、中に入って4階のプラネタリウムへ。受付で入場料の400円を払い中へ。ロビーは以前とあまり変わっていませんね、さすがに「質問」のは変わっていましたけど。それにしても、このロビーがまた暗く、本を読むには光量が少なすぎます。せっかくテーブルや椅子がキチンとあるのにもったいないです。しばらくして、開場時間になりドームの中へ。ドームは傾斜式で直径は比較的大型の18mで、キャパは140名。シートは後ろ3列以外はレバー式リクライニングで、18mのドーム径に対して140名のキャパですので、前後左右とも比較的余裕がありますね。硬さもそんなに悪くはありません。投影機は「五藤光学 GSS-HELIOS」で投影恒星数は約2万5千個。それで、今回の上映内容は「全天周映像 すみだ」と「星空ナイトリィ」コレは今夜の星空解説です。それと、プラネタリウム番組「宇宙~果てはどこまで見えたか~」の3本立てですが、「すみだ」は墨田区のPVで内容も毎回同じなので「何だかなぁ」って感じです。それが終わると、「星空ナイトリィ」です。今回の解説員さんは、前回の方では無く「女性の方」でした。感じとしては「声」は聞きやすいですが、解説が「マニュアル通り」って感じで、あまり面白みがありませんでしたね。それはさて置き、まず、ホライズンラインはここ「ユートリア」の屋上」からで、正面は「西」です。15時の高度の太陽が現れそこから20時まで時間を進めて行きます。太陽が沈み、今、最大光度の「金星」に「土星」と宵の明星が出てきて、だんだん暗くなっていきますが、やはり東京の中心部の方です。殆ど暗くはなりませんし、見える星も2等星位までのしか見えません。でもこの方がある意味星座を、といっても明るい星を持つものだけですが、見つけ易いんですよね。「ユートリア・スターガーデン」はその都会の明かりの中でも見える星を解説してくれるのが良いですね。それで、解説されたのは、西の空比較的高い所で輝く「アルクトゥールス」と「スピカ」それから微かに見える「北斗七星」。コレだけしか見えない状態なので、さすがにホライズンラインの街の明かりを消して満天の星空にしまして、「アルクトゥールス」から「うしかい」ですが、「うしかい」の人物は不明って言っていましたケド「アトラス」じゃないんですか?そして、「スピカ」から「おとめ」、「北斗七星」から「おおくま」「北極星」を見つけて「こぐま」さらに天頂へ行って「目立たない「かんむり」さらに天頂から南の方へ行ってヘルクレス」。でも、ここまでの星座って「春の星座」なんですよね。今の7月中旬の今にはチョットって感じです。そして正面が南に変わって、真南にいる「さそり」「木星」ときて薄っすら見ている「天の川」。天頂付近で「ベガ」「アルタイル」「デネブ」の「夏の大三角」。「ベガ」から「こと」「アルタイル」から「わし」「デネブ」で「はくちょう」。「ベガ」と「アルタイル」の解説ではあまり「たなばた」の話をしてませんでしたのが残念です。やはり「夏の夜空」の代表格なんですから少しでもそれに関した話はしてほしい物です。と、ここで今見える星座絵を全部出して「星空ナイトリィ」は終了です。番組の「宇宙」~果てはどこまで見えたか~」の始まりです。この作品珍しい事にストーリーが「実写」の人物とスライド写真で話が進んでいくのです。普通は絵を使うのに実写とは…。確かに実写の方がコストが安いんでしょうね。登場人物は「祖父」が「天文学者」の、多分「女子高生」の「あかり」と幼馴染で天文学を専攻しているアメリカから日本に戻ってきた(?)「すばる」くんです。声はメジャーでは無い方でした。ざっと「ストーリー」はこうです。

 「あかり」は祖父が用事ができた為、天文学を専攻し、アメリカから日本に戻ってきた幼馴染の「すばる」を「桜橋」で待ちあわせしています。しばらくすると「背の高い青年」がやってきてそれが「すばる」と解ります「すばる」は「あかり」に「ちっとも変わっていない」と散々言って「あかり」の機嫌を少々損ねてしまいます。今日「すばる」と「あかり」が待ち合わせしたのは「すばる」に「向島」の路地を案内する事。そして二人は向島の探索をします、途中で「実在」するお店が出てきて、なおかつ、「ひきふね団子」の宣伝も。そこで、「あかり」は「すばる」に「宇宙の研究をしているって聴いたけど、宇宙って果てがあるの?」と聴きます。「すばる」はそこの団子を使って、団子見たいな「球」に果てが無いように宇宙には果てが無く今も膨らんでいる事と、「ビックバン」から宇宙ができ、その38万年後に宇宙が晴れ上がって、星ができ、銀河が生まれ、さらに「銀河団」に「超銀河団」となっていった過程を「名古屋大学の教授」などのインタビューをふまえて解説していきます。結局宇宙は、「宇宙の晴れ上がり」以前は光が通らなかったので見る事が出来ないので、そこが「宇宙の果て」と言えるかも知れない」との話で終了。正直、実写を使ってなおかつ実在のお店や、この「ユートリア・スターガーデン」を登場させている「向島」の紹介とプラネタリウム番組を巧く組み合わせた作品です。でもコレは裏を返せば「店舗」を紹介する事によって「広告料」が入るって事です。まぁコレはコレで巧いやり方だと思います。確かに入場料や自治政府からの補助金以外にも収入がある訳ですからね。まぁ「NPO団体」だからできる技でしょう。ちなみにこの「宇宙~果てはどこまで見えたか~」は本日で終了。7月21日から12月までは「「第二の地球 存在の可能性にせまる!」が上映されます。コレは面白そうなので「お彼岸」の時にでも見に行こうと思っています。

ユートリア・スターガーデン

http://members2.jcom.home.ne.jp/yutoriya/stargarden/

 それでは、本日の登場人物は前回の「ユートリア・スターガーデン」の時に初登場した「天象精霊」の「カスミ・アウロラ・タマノイ」さん。プログラム番組の「あかり」が「女子高生」だったので「女子高生Ver.」です。精霊でも宇宙の果ては見えないようです。

2007_07_16

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