先日「久喜プラネタリウム」で話していて話題にのぼった「プラネタリウム」で投影されている「番組」で「やっちまった…」感がある番組として「宇宙一直線」という番組の話になりました。
この「宇宙一直線」は「全天周映画」でかなりの館が投影し業界でも結構話題になった「銀河鉄道の夜」を製作した「加賀谷」氏が率いる「KAGAYAスタジオ」が作った作品で、「銀河鉄道の夜」とは全くちがい「ファンタジー」のかけらも無い作品でして、簡単に言うと「加賀谷」氏の「自叙伝」的な作品なのです…。しかもそれを「自分」で作ってしまった…。えっと、もう「やっちまった…」感が全開の作品なのです。
ともかく、それでも、どんな物かと思い「千葉市科学館」へ見に行ってきました。さすがに平日、しかも4月と「校外学習」をするには早い時期と相まって空いていますね~。前半は「星空案内」でして今回はまだ「西の空」にいる「冬の星座」を中心に解説していきます。そうそう、偶然な事に、今回の解説員さんは以前「柏プラネタリウム」でお世話になった「喜多」さん。かなり久しぶりです。しかしまぁ、さすがに「喜多」さんです、以前にも増して解説が聞きとりやすく、丁寧ですよ。
そして前半が終わると「宇宙一直線」です。ある程度年代の行った方だと「柔道一直線」と言ってしまう事があるようなタイトル。実際に「柔道一直線」と言った人もいるとか、いないとか…。ともかく内容としては先ほど書いたように「加賀谷」氏の「自叙伝」的な作品で、何故作風がこのようになったか、製作環境や、作品の制作過程。そして「加賀谷」氏が感動したって事で「南極での皆既日食」の話を軸に構成されています。で、その作り方はまるで「プロフェッショナル」の様な感じでこれで「彼の流儀は…」と入れば完璧に「プロフェッショナル」として放送出来ますよ。ですから「KAGAYAスタジオ」が作ったからと「銀河鉄道の夜」を想像して見に行くと大変な目に合うでしょうね。まぁ、業界で「話のタネ」として見るには十分な作品では無いでしょうか?
それでは、本日の登場人物は、ある事がきっかけで「天体」に興味を持った「森谷 ちさと」さん。「プロフェッショナル」を「全天周」で見るとこんな感じになるんでしょうね…。
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