さて、ついにこの日になりましたね。今日は「冬至」ですよ。俗に言うと「昼が最も短く、夜が最も長い日」ですね。
で、そもそも「冬至」とは何ぞやと言いますと。「二十四節気」の一つでして、「太陽黄経」が「270度」のときを言いまして、大体12月22日ごろを指すのです。
では、冬至とは何かと説明しますと「秋分」から「春分」までの間は、日本が有る「北半球」では「太陽」は真東からやや南寄りの方角から上り、真西からやや南寄りの方角に沈みますね?それが「冬至の日」には「日の出」、「日の入り」の方角が最も南寄りになります。なので「南回帰線上」から見ると、「冬至の日」の太陽は正午に頭の真上、つまり「天頂」を通ります。それは「冬至の日」には「北緯66.6度以北」の地域である「北極圏全域」では一日中太 陽が昇らない「極夜」になり、逆に「南緯66.6度以南の南極圏」では太陽が沈まない「白夜」になるのです。
一般的に「冬至」を「1年で日の出の時刻が最も遅く、日の入りの時刻が最も早い日と思われている方が多いですが、実際は違うんですよ。これは、「日の出」、「日の入り」の「定義」の問題もありますが、日本において日の出が最も遅い日は冬至の半月後頃で、東京ですと、6時50分頃。日の入りが最も早い日は冬至の半月前頃で大体16時25分近くになるのです。これは夏至の時との差は2時間半もの日の入り時間が短くなっているってことですね。
そして、冬至と言えば「ゆず湯」ですね。この「ゆず湯」、入ると体の芯から暖まり、そして冷えにくくなるのでこの時期にはもってこいなワケですね。私も当然ながら柚子湯に浸かりましたが、ここ最近で溜まった疲れが取れるようでしたよ。
それでは、本日の登場人物は「アクアリウム」なのでこの方。「日本昔話」的な伝承で、助けたシャチが女房となる「鯱女房伝説」を参考として、その 「鯱女房」の子孫が、自分はそうだと知らず生活していたけど実はその末裔。上半身は「人間」で下半身が「シャチ」つまり、「人魚」の「魚部分」が「シャチ」になっているワケです。そんな一族の末裔で、「神戸弁」らしき言葉で話す「逆又 幸」さん。「幸」さん、「人魚」の亜種なだけに「お風呂」は好きでして、今日の柚子湯に…。