こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

1970年が夢見た未来は?

2009年01月30日 | 博物館・科学館

 1970年アジアで初めて「万国博覧会」が開催されました。世に言う「大阪万博」ですね。まぁ「大阪万博」を知らなくても「太陽の塔」を知っている方は多いはずです。で何でこの話をするかと言いますと「1月22日」から「2月8日」までの17日間の短い期間でしか開催されていない「国立科学博物館 特別展 1970年大阪万博の軌跡 展」へ行って来ました。

 1970年。当然ながら私は生まれていませんから「話」でしか知りません。でも当時の最新技術や、思い描いた未来を知るにはいい機会です。で、一緒に行った人はいつもの「アスカちゃん」と当時万博を実際に見に行った私の「母」。以前から万博の話や写真を見せてもらった事があるので、その懐かしさが有るでしょうから是非連れて行きたかったって言うものあるのです。さてそんなワケで雨の振る中「上野」、「国立科学博物館」へ「特別展」の入場料「1000円」で、「常設展」も見れますからかなり安い物です。それに今日は「荒天」と天気予報で散々言っていたせいか結構空いてましたね。チケットを購入して展示会場へ。しかし、ココで「傘」を持って入ったら「傘置き場へ置いてください」と言われてしまい、展示場の入り口から逆サイにある「傘置き場」に傘を置き、改めて入場です。会場内は「写真撮影可能」と言うことで、「ダメかな~」と思いつつアスカちゃんが持ってきた「NIKON D300」が活躍ですよ。まずエスカレーターを降りて入り口には「日本館」の「ホステス」ようは今で言う「コンパニオン」ですね。当時は「ホステス」って呼んでいたようですよ。の制服が。正直今見ても結構可愛らしいデザインで古さを感じませんね。スカートの丈も今では標準的ですが当時としては結構な「ミニ」の白いワンピース、そして印象的なのは「赤いマント」これが良いですね。このマントは欲しいなぁって真剣に思いましたよ。制服の他にもその制服の「デザイン画」もあり「あ~これが万博なんだ~」と思わせてくれます。奥に進むと「万博」に関する「新聞スクラップ」や当時の「ニュース映画」のダイジェスト。「パビリオン」の紹介パネルと当時に作られた「会場」の「ミニチュア」にポスターや入場券と「母」とっては懐かしい物。そこを抜けると当時「日本館」に展示されていた「悲しみの塔」と「喜びの塔」のタペストリーが通路の左右に展示されており、その大きさは幅20mと圧巻ですが、斜めに置いてあるので「悲しみの塔」は少々全景を掴みづらいですが、抜けると当時の記録映画の再編集版が流されており、次の展示である「日本館」で展示されていた「月の石」や「リニアモーターカー」の20分の1の模型。それと、当時としては最新技術だったんでしょうね「圧縮空気」で動く「3体」の「文楽人形」が鎮座していますが、スタートボタンを押すと当時のまま動きます。でも「エア・アクチュエーター」で動きますからその音がスゴイですね。それと動きが「デジタル」ですからそれこそ「ロボットダンス」のようです。ココから「みどり館」、現パナソニックが出展していた「松下館」、「三洋館」、「日立館」「電気通信館」その他数社のパビリオン外観や制服が展示されてましたね。ここは結構「当時の「最新技術」と「現在」とのギャップを楽しめる場所です。ココで折り返して次は「太陽の塔」の作者で「万博」の「メインステージ」の「プロデューサー」である「岡本太郎」さんがどのようにメイン会場をプロデュースして、「太陽の塔」を制作してして行ったかを追っています。最後は「大阪万博ダイジェスト」を見て第一会場は終了です。続いて「第二会場」ですが、いつもは結構ゴチャついているのですが、なんだかスッキリです。展示内容も「万博後」の万博公園のあり方として「森林公園」にしていった課程のパネル展示と「記念スタンプ」。さらに「関連グッズ」の売店はなんと「当時」の「大阪万博グッズ」が販売されてましたが、いかんせん「骨董品」に近いレベルですから一つ一つが高いですし、懐かしいで終わってしまうレベル。あと「2014年万博」が劇中内で登場するからでしょう「20世紀少年」の展示コーナーもありました。

 全体的に見て、確かに70年当時の「未来への思い」が感じられ知らない世代の私でも十分楽しめましたが、展示パビリオンに関してが全て紹介されいたワケでも無かったので物足りない感じがしましたね。もう少し色々なパビリオンの紹介とかがあっても良かったのではないでしょうかねぇ。行った人である私の母は万博当時の思い出を話しながら見ていましたし、当時気が付かなかった物とかもあったようですから。1970年が見た未来を見に行っていませんか?あと8日しかありませんが…。

 それでは本日の登場人物は「博物館」の話でしたので「ベルギー国立博物館 天文室」の「室長」である「マリアノール・ルーフィオ」さんです。当然万博には行っていませんが、マリアノールさんが生まれた時期が万博の開催時期と近いようですよ。そんなワケでしょうか「日本館」の「ホステス」の「制服」で登場です。

2009_01_30

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