メンドーサが扁桃腺炎で先発を回避、今日に二軍で先発予定の新垣がスクランブル登板だったのですからロッテからすれば付け入る隙がありまくり、猛打で昨日の鬱憤を晴らす絶好のチャンスだったはずが、終わってみれば連日の守備の破綻に湿った打線で新垣にプロ初勝利を献上する始末で、またしても借金生活に逆戻りです。
大谷にはまだしも新垣に、とはさすがに我慢がしきれず、久しぶりに試合途中で、高濱にサブローの代打のところで席を立ってしまいました。
ポップフライ王のクルーズが目立っていますがデスパイネもさりげなく不振で、角中と清田が音無しだと得点シーンがなかなかに描けません。
今日は先日に空振りをした自分超えの手ぬぐいを受け取りに行ったのだと、そう脳内の記憶を書き換え中です。
笛吹けど、吹いているかどうかは微妙だったりもしますが、何にせよ選手は踊りません。
見る側もしんどい試合が続いていますが伊東監督からしても試合後の会見を断るぐらいに、ダメージの残る黒星でした。
難敵のメンドーサからの新垣に油断をしたわけでもないでしょうし、あるいは気負いすぎたのか、栗山監督が赤い目をして雄弁になるであろう展開は日本ハムからすれば笑いが止まらないでしょうし、そんな姿を見たくもないのでスポーツニュースを封印をしての自己防衛です。
どうしたら昨日の今日でスタメンで使えるのか、の井口が腕一本で運んだ技ありの先制タイムリーに甘いボールを見逃さずの3ヶ月ぶりのアーチの伊東マジックにむしろロッテがたたみ掛けなければならないはずが、下位打線を起点とした反撃を許しての石川の点の取られ方の悪さもあり、これが今の両チームの勢いの差、実力差なのでしょう。
下などは眼中になく逆転優勝へのシナリオを描く相手に軽く蹴散らされてしまい、気がつけば週末にもCS圏内からこぼれ落ちそうな流れにもなりそうで、不快指数が高まります。
同じ負けるにしてもまたしてもエラーによる失点が足を引っ張り、しめたと思って力んだのか送球ミスの田村、併殺を意識したのかボールが手につかなかった高濱と、投手からすればガッカリなプレーの連続はもちろん反省をしてもらわなければなりませんが、これも場数を踏んでいないからこその浮き足立ちと考えれば、繰り返さないこと、ただそれだけです。
単なるミスで終わるのか次に繋げる経験とできるのか、本人たち次第ではありますがベンチの辛抱も欠かせません。
今日は我ながら申し訳ないことをしてしまったとは思いますが、明日の雨予報の中でも球場に行きたいと、そう前向きになれる戦いを見せてください。
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◆8月19日(水) 千葉ロッテ-日本ハム16回戦(日本ハム10勝6敗、18時15分、QVCマリン、21,771人) ▽バッテリー |