オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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オコエを獲れ

2015-08-16 14:44:00 | 千葉ロッテ

ロッテが第二回の編成会議を行い、上位指名候補に小笠原(東海大相模)とオコエ(関東一)の名前が挙がりました。
夏の甲子園大会が真っ盛りですので高校生を中心とした報道となっていますが、指名候補を前回の約180人から100人程度まで絞り込んだとのことですから、おそらくは1巡目入札、外れ候補、2巡目といったところは20人ぐらいのリストになっているのではないかと思います。
これでリップサービスであったとしても山本(九州国際大付)も報じられれば楽しみが増すのですが、あと二ヶ月、編成部はここからが勝負です。

ロッテ“超高校級”小笠原&オコエを上位指名候補に (8/15 スポーツニッポン)

ロッテが今秋ドラフト会議に向けた第2回スカウト会議を大阪市内で開いた。
林信平球団本部長と松本尚樹編成統括、スカウト陣が出席し、高校生を中心に指名候補選手の映像を確認。
7月時点の指名候補は約180人だったが、約100人に絞り込まれたという。
上位指名候補に高校生が複数含まれており、林本部長は「左で151キロを出した投手(東海大相模・小笠原)の評価はかなり上がっている。オコエ選手(関東第一)の躍動感も魅力的」と話した。

高橋(県岐阜商)が故障でやや評価を落としたこともあり、小笠原にはかなりの重複入札があると予想されます。
それでも目玉に逃げずに特攻をしてこその編成、欲しいのであれば臆することなくいかなければチーム強化などはままなりません。
今年も上原(明大)、今永(駒大)、多和田(富士大)、岡田(大商大)、熊原(仙台大)、唐仁原(福岡大)、関谷(JR東日本)らの大学生を中心とした即戦力投手が注目をされていますし、現状の投手陣に不安のあるロッテですのでそちらに流れる可能性が高いのでしょうが、もし投手に入札をするのであれば小笠原でいって欲しいです。
MAX151キロのストレートはもちろんのことスライダーなどの変化球にもキレがあり、それでいてコントロールも安定をしています。
今後によっては最低でも3球団程度、あるいは5球団ぐらいの重複入札になるかもしれませんが、育成下手のロッテであっても即戦力が期待をされる小笠原、逃げる手はありません。

ただ投打ともに補強ポイントだらけのロッテですが、まずは野手との考えに変わりはありません。
ここのところの貧打、長打に欠いた決定力不足を見せつけられるにつけ、将来性が豊かな高校生の野手を獲るべきです。
オコエは飛ぶように走る、といった表現がピッタリな快足ぶりに、プロで目指すところは中距離ヒッターでしょうがパンチ力もあります。
内の遠い親戚という話題性もあり、思い切って入札でもよいのではないかと、2巡目を間違えなければ全体としてのバランスも問題ないでしょう。
小笠原に入札、外れてオコエを一本釣りで獲られる、あるいはハズレ重複でまたクジを外してしまえば諦めもつきますが、そうでなければ悔いが残ります。
その他にも2試合連続の3発で評価が上がるであろう山本、佐藤(仙台育英)、中村(ルーテル学院)、原(専大松戸)、平沢(仙台育英)、山崎(浦和学院)、伊藤(関東一)、黒瀬(初芝橋本)など二木、岩下、田村、香月一、肘井、脇本の流れを絶やすことなく、黄金時代の礎となる指名であってくれることを願います。


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唐川は限界

2015-08-16 00:22:43 | 千葉ロッテ

このスタイルである限りは、唐川に大きな期待はできません。
打線の巡り合わせがよく白星が先行はしていますが防御率は6点台、本人の言葉どおりに崖っぷち、先発投手のそれとはとても思えない数字です。
援護をもらっての気持ちに余裕があればそこそこのピッチングができることもありますが、そうでなければ勝ち目の薄いのが現実です。
バッテリーともどもボールに力が無いことの自覚があるのか外中心のリードでカウントを悪くし、そしてボールが高めに浮くのですからここのところ先発には辛抱をしている伊東監督があっさりと二回で代えたのも当然で、六番手として考えれば負けても仕方がないと諦めもつきますが、それであれば唐川である必要もなく、次は旬を逃す前に木村でしょう。
球威があれば高めでの勝負もよいのですが、しかし勝負にいったわけではなく抜けてしまっただけでもあり、低めを丹念に突いていた西とは対照的でした。
スピードだけではなくコントロールの劣化も著しく、もう遅すぎる感はありますがここで一から作り直す、鍛え直さなければ20代での離脱も充分にありえます。
あと一ヶ月ちょっとだからとズルズルといくのではなく、伊東監督、そして本人の決断を願います。

その唐川を継いだ藤岡は不運なヒットもあり失点こそありましたが、3回1安打3奪三振1失点と、内容のあるピッチングでした。
他の投手のそれを見れば信じていいのであろう140キロ台が連発のストレートはMAX144キロ、まだ物足りなさはありますが、いい軌道に乗っているように思います。
あとはこれを僅差の展開でできるかどうか、ストレートが走ればフォーク、カーブが活きますし、フォーク、カーブが決まればストレートが効果的になりますから、次が楽しみです。
去就が怪しくなってきたロサも2回1安打無失点、阿部もフラフラしましたがストレートのスピードは維持ができていますから、これまた次が勝負でしょう。

西の低めのコントロールが抜群だったこともあり、敵ながら天晴れ、僅かに3安打で完封負けは仕方がありません。
ただこれでもかと外寄り低めに逃げていくボールに手を出しまくったのはいかがなものかと、打撃コーチが機能をしていなかったように感じたのも正直なところです。
二回の無死一二塁からクルーズが初球をポップフライ、鈴木がツーボールの有利なカウントから止めたバットに当たっての併殺はどこかで見た風景で、腰の入らない腕だけのスイングでポップフライ三連発のクルーズはさすがにこのまま使い続けるのはしんどすぎますし、迫力のない打線ではありますがそろそろ考えどきでしょう。
今季初ヒットながらも低めのボールに手も足も出なかった井上は、しかしここは経験を積ませることが最優先で、井口や大松に我慢ができたのですから井上にだって、です。
こんな試合にデスパイネがホームランを打たなくてよかったと、明日は大嶺祐にプレゼントの連発でお願いします。


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◆8月15日(土) オリックス-千葉ロッテ18回戦(ロッテ10勝8敗、14時1分、京セラドーム、36,154人)
▽勝 西 17試合5勝4敗
▽敗 唐川 12試合5勝4敗
▽本塁打 糸井11号(阿部)

バッテリー
千葉ロッテ
 唐川、藤岡、ロサ、阿部―田村、江村
オリックス 西
―山崎勝

 

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